ドラゴンズの開幕投手はなんと川崎だった。どんなつもりで落合監督は川崎を指名したのか。そしてドラゴンズ選手にどのような心理的な影響を与えるのだろう。自分が監督になったつもり、あるいはドラゴンズの同僚なったつもりでいろいろ考えた。温情とは違うが、この選択には合理性を超えた何か暖かいものを感じる。心と技を磨き続けた者に報いるサムライ魂、というものかもしれない。
MLB開幕第2戦で活躍した松井選手にトーリ監督は「映画スターのようだ」と誉めるのを聞いてビックリした。日本人でここまで部下をベタ誉めする上司はいるだろうか?この言葉は監督というより、観客の言葉だ。主従関係を忘れるほどの喜び方だからこそ重みがある。松井の顔はNYの一員となってから穏やかだという。正しく評価してくれる上司の下で働くと輝くのは凡人も大リーガーも同じなのだ。
自分が書いた本が二冊とも中国語に翻訳され、中国で各5000部出版されることになった。日本企業のダメ!っと思う部分に浮き彫りにする内容を書いてきたから、敵に塩を送るようで何だか複雑な気分。が、自分の手作り商品が海外へ輸出されることにちょっと感動している。ちなみに現地では物価を反映して日本円にして290円で売られるらしい。ということで、印税はスズメの涙ほどもなし。
家族の疾病のことで隣町の皮膚科へ。ホームページ(HP)が充実ぶりから良い医師と判断したのだが、診断は素っ気無く何を聞いても「HPをよく読め」の一点張り。そのHPには先生の書籍が載っており、読んだ人のみに熱心な診療するとある。既に本の購入を申込んだ旨を伝えたら医師も看護士も態度が一変。出す薬も変わった。患者を選ぶ態度も分かるが、医者の本分を疑う変貌振りだった。
昨日と同じイオン内の目抜き通りに下着専門店がある。通りをカラフルな演出をするのはブラジャー。女の子の間では「見せブラ」と呼ばれているもので、よく見ないとブラジャーだと気が付かないほどカラフルだ。かつて男はデパートなどの女性下着売り場の前を歩くだけで変態視され私も慌てて立ち去ったことがあるが、目抜き通りで堂々と眺められるとは今や下着はエンターテイメントなのだ。
近所のイオンの食品売り場に長蛇の列。並んでいる人は皆ミネラルウォータの空ボトルを2本持っている。イオンカードを使えば、自販機からミネラルウォータを只で汲むことができるのだ。市販品を買えば200円×2本=400円もかかるのだから、人が並ぶはずである。ミネラルウォータは欲しいけど、なるだけ金を掛けたくないもの。スーパーでは到底太刀打ちできない恐れ入った差別化戦略だ。
和装品メーカーの社長の話。ラストサムライを見て気付いたことに「侍の子の躾の良さを欧米人はどのように見たか」「昔の日本女性の我慢強さと清純さ、控えめな点をどのように考えるか」「家では靴を脱ぐ方が清潔で文化的であることを欧米人は映画を見て悟っただろう」。いずれも日本人には当たり前すぎて見逃していたことばかり。和文化の継承者は、異国人の立場で和文化を捉える目を養っている。
元銀行員が独立して事業を起こした。リゾートマンションを超破格値でいくつか買取り、自分で会員を募ってリゾートトラストを経営しているのだ。彼は「今時リゾートマンションを買うと変人扱いされる。が、負債ではなく運用すべき資本(元手)と考えればいい」と、このビジネスに賭けている。おかげで私も会員になり格安利用できるが、仕入れも販売も銀行員時代に培った人脈が生きている。
春場所13日目、12連勝同士の千代大海−朝赤龍戦は歴史に残る熱戦だった。大関対平幕とは思えぬボクシングのような激しい突き押しに手に汗握った。朝赤龍が土俵下に飛び出したとき、千代大海が「なかなかやるじゃねえか。楽しかったぜ」というように、楽しそうな顔をして朝赤龍の背中を押した。いい試合をしたときに味わう、勝敗を超えた爽快感。日本人はその感覚をとても大切にしている。
『8時だよ!!全員集合』は16年間続いた。毎週の連載が辛いように、16年も毎週が続くのは辛かっただろう。マンネリと揶揄されてもそれだけ長く愛されたことが凄いのだ。PTAからは「大人が見せたくない番組No.1」と評されたが、当時の叔母の言葉が忘れられない。「悔しいけど、私たち親には絶対にここまで子供を笑わせることはできない」。ドリフにはその確かな技術とプロ魂があったのだ。