V字経営研究所・酒井英之の4行日記
DiaryINDEXpastwill


2002年03月13日(水) 近くまで来たら顔を出す

広島での講演を終えたとき、以前知り合った社長が、息子さんを連れて講演会場にひょっこり現れた。私が今日広島に来ることを伝えただけで約束していたわけではないので、突然の登場に驚いたし、嬉しかった。社長達もその後会合があるらしく、約1時間一緒にお茶をする。「近くまで来たら是非顔を出す」。単純なことだが、本当にできる人は少ない。


2002年03月12日(火) 肉体NG+精神NG

某上場企業の32歳の女子社員から転職の相談を受ける。彼女は仕事に悩み、身体を壊し、挙句に車を運転していたときに「このままぶつかれば会社を休める…」とまで夢想したそうだ。以前にも「私は犬になりたい。犬はいいですね、何も考えなくて」という同僚がいた。肉体がNGを出し精神がNGを出し始めたら要注意。健康のためには転職した法が良い。


2002年03月11日(月) 根底にあるものは何ですか?

某社長から冗談交じりに5年先の貴方に投資したいと言われた。法人に例えれば「貴社の経営理念は何?」と同義である。投資したい先の信条を聞くのは当然だろう。しかし胸を張って答えられない。このサイトと同じ「感動の創造のお手伝い」と答えるのがやっとだ。さらにその根底は…この質問、経営理念と同じく凝縮されるまで繰り返す必要がある。


2002年03月10日(日) 情報化の罠

ソリューションは「情報収集・情報整理・情報分析・問題解決・情報発信」の繰り返しである。昨日の質問と併せて考えれば、データ=情報収集、情報整理=インフォメーション、情報分析=インテリジェンス。利益においてプロフィットとゲインを混同する企業が負け組であるように、この3つを混合すると情報もITもあるが活用できない負け組になる。


2002年03月09日(土) 3種類の情報を使い分ける

某社長の質問。「情報化の情報にはデータ、インフォメーション、インテリジェンスの3つの意味があるが、どれが大切か?」。データは生情報でインフォメーションはそれを整理した時刻表。インテリジェンスは「○○に行くならこの手順一番便利」というアドバイス。今必要なのはインテリジェンス。そこから逆算して必要なデータを集めることが肝要だ。


2002年03月08日(金) グループ会社の人材育成

大手傘下のグループ企業28社の代表社員勉強会で講義。グループ会社を組織している企業は多いが、有料の合同勉強会を催している企業は稀だ。感心したのは参加者のモチベーションが高いこと。皆、目つきが真剣なのだ。終了後のアンケートはなく主催者が参加者に直に感想を聞いて回るという。それもモチベーションを高める素晴らしい仕組みである。


2002年03月07日(木) リスク回避はプロの技

仙台での講演後、駅前拾ったタクシー。最終のフライトに間に合うよう空港まで飛ばしてもらう。ラッシュ時でもあり混雑しているメインルートを回避。途中「空いていれば早く着く。混んでいればアウト」の分岐点に到達したが「イチかバチかのリスクは避け」迂回路の高速を選択。結果は滑り込みセーフ。リスクを回避したその選択にプロらしさを見た。


2002年03月06日(水) 不作法を矯正する方法

某市役所で講演。終了後課長他と役所の施設内でお茶を飲む。このとき、ウエイトレスの対応が拙く課長は「教育がなっていない」と憮然とし「『市民はオーナーだと思え』と説いてはいるのですが…」とつぶやいた。考え方は正しい。そしてなぜ市民=オーナーか。市民=神様との違いは何か。良い振る舞いは作法+そこを教えないと定着しない。


2002年03月05日(火) 社員が参加するビジョン開発

選抜した社員で自社の将来像を描かせる委員会を作りたい企業からの相談。この試みを成功させるコツは2つ。第1は委員に任命するときに「この仕事は君にやらせてあげるのだ」と言うこと。この一言でエリート達は任務の重要性を理解する。第2は委員会終了直後に彼らを昇進させること。出世することで彼らは「自分で達成せねば!」と自覚するからだ。


2002年03月04日(月) 中小企業のリスクヘッジ

200人の土木資材メーカーは倒産した佐藤工業との取引を現金に限っていたため、今回の被害もひと月程の損失で済んだ。また30人の問屋S社は、顧客別に与信限度基準を示し、営業担当者がそれ以上の取引をしたい場合はそのリスクを個人責任としている。中小企業でも大手に堂々とリスク回避を要求する。その毅然とした姿勢こそ身を守る最大の防御だ。


酒井英之 |MAILHomePage

My追加