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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
先日行った某銀行の若手ソリューション研修のアンケート結果が届いた。それを見た弊社の常務から「銀行員研修の研修報告を読むと彼らの驚き・感動がビビッドに伝わってきて元銀行員の小生も感動しました」とのメールが届く。ビジネスマンになって15年。はじめて上司から『感動した』と誉められた。こんな上司だから部下はついていきたくなるのだ。
最近、意外な法人からの講演・セミナーの依頼が相次いでくる。独占企業や、元公社、現公社。更には監査法人、特殊法人。○○省から拙著の申し込みも多い。これらの団体には勝ち組・負け組は関係ないと思っていたが、小泉改革に対する危機感は相当なものだ。現場は真摯に改革を捉えている。政府は宣言ばかりでなく具体策をしっかりしてもらいたい。
雑誌社の編集長と話す。同誌には「管理者は『鬼』であれ!」との連載があるが、いつも経営者クラスの反響が大きいと言う。世代や業態によっては未だに軍隊式の統括手法が好まれているのだ。この管理手法は管理者が部下との間に圧倒的な実力差があるときに成り立つ。若い人の情報収集力が豊かな時代にその差を保ち続ける。これは容易なことではない。
「頭は下げるものではなく、下がるものです」。ビルダーの専務が、友人から貰った手紙で感銘を受けたとメールをくれた。曰く「人生の中で、身体全体で感じた相手の方への感謝の心があっての、無意識での「頭が下がる」動作でしょう。そんな状況を、本当に数重ねたいものです」。頭が自然と下がった回数が多い人ほど幸せ者。そんな人生を送りたい。
3歳の息子と十何年かぶりに健康ランドに行く。スーパー銭湯の台頭でスッカリ寂れているかと思ったら、60歳以上の老人ばかりを集めて大盛況。設備は旧態依然だが、老人向けの衣料や健康食品等の売り場が充実。店内はまるで巣鴨商店街なのだ。タクシーの運転手は肩を貸して老人を車まで運び、乗せていた。対高齢者マーケティングのお手本を見た。
ジャンプの原田選手が団体戦でまた失敗。団体戦で彼は最初と最後に飛んだ時に失敗し、3番目の時に最大の成果を残した。飛ぶ順番はスキルから決めるのだろうが、スキルよりも選手の性格から順番を決めるべきである。劣勢から逆襲できる人は大将に、何もない状態に挑むことが好きな人は先鋒に。スキルを発揮する身体を支配しているのは心なのだ。
韓国のSTでの金を剥奪された選手。勝ったのは2位でゴールしたオーノという米国人。レース中にジャスチャーでアピールし、ゴール後に観客に対しブーイングを煽り、韓国の選手が失格した後は満面の笑顔で場内を回った。そこまで狡猾なことをして金メダル貰って嬉しいのか。開会式の国旗の入場も含め米国は「正義」の定義を考え直した方が良い。
外務省を企業に例えると、真紀子大臣は困った社長であろう。トップが、部下のミスを庇うどころかオープンにして「私は知らない」と言っているのである。こんな社長の下では誰も働けない。が、企業の社長が部下のミスを自分の責任とするのは、自分の方針を浸透させるために人事権を持つからだ。人事権なしでの改革・統治なら上手くいくはずがない。
宗男×真紀子のニュースを見て思い出す言葉が2つある。第1は映画『小説吉田学校』で吉田茂が叫ぶ「嘘もつき通せば真実になる」。もうひとつは漫画『沈黙の艦隊』で記者ボブ・マッケイが語る「真実の報道が第三者の不利益になる例を私は知らない」。今は吉田茂の時代とは違う。市民は、正しい情報さえ掴めば自分で○か×か判断できる賢い人々なのだ。
朝、田中真紀子の国会参考人質疑を見た。ある議員の代表質問で田中真紀子に「あなたはなぜそんなに人気があると思うか」と聞いていた。これに対し彼女は「自分の政治信条である『主権在民』が支持されているのではないか」と答えた。政治家であれ経営者であれ自分の信条が第三者から評価されていると思える。これはビジネスマンの理想の姿である。
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