V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2002年01月20日(日) 日本の存亡を担う技術

ユニクロやトヨタの凄さは生産「管理」技術にある。日本固有の技術とされてきたのは「生産技術」。これは最新鋭の設備と人件費の安い中国に抜かれつつある。が、企画・調達から供給までそれらをトータルにコントロールする「生産管理技術」が強い企業は、高収益を上げている。管理技術はソフト。できる人とできない人がいるのが当たり前なのだ。


2002年01月19日(土) 赤字体質・黒字体質

「ユニクロ神話は終った」という新聞の見出しが目に付く。随分な言い方だと思う。昨年を大幅に割り込み株価が半減したとはいえ、営業利益率は23%の高水準である。売上が落ち込んでも黒字を維持できる企業が、本当の黒字体質の企業だ。去年まで良かったが今年は赤字の会社も多い。そういう会社は、本質が赤字体質。ユニクロに見習うべきなのだ。


2002年01月18日(金) 社風の根源

大企業から子会社の経営を託されて就任したI社長。就任のときの挨拶は「赤字になるならば、私は辞めます」。出向社長でここまでの覚悟を決める社長は少ない。以来、わが社の強みと事業の3本柱を明確にし、社内に残る大企業病を徐々に払拭。同社にはいつもピンと張り詰めた空気があるが、就任時の不退転の決意が時間をかけて浸透した証である。


2002年01月17日(木) 業務提携の極意

販売力を武器に様々な技術を有する企業と業務提携し成長しているT社。同社の常務から業務提携の極意を聞いた。第1は当社より規模の小さいところ。第2は小さいながらも技術力とそれを供給するシステムを持っていること。システムとは利幅が得られる価格政策と安定的でかつスピードのある供給体制を指す。明確な意思決定基準を持つ企業は強い。


2002年01月16日(水) 続・間違いだらけの成人式

同じく成人式で親の参列を許した自治体があるが、親からの独立を意味する儀式に親が監視役として参列するのはどうかしている。一方幼稚園児など子供達を参列させた自治体があったが。こちらは大人としての自覚を促す上で効果的ではないか。「親」か「子」か。そういう違いではなく「そもそも成人式とは?」を正しく考えたかどうかの違いである。


2002年01月15日(火) 間違いだらけの成人式

成人式が無事終るように心を砕いた自治体が多数TVで紹介された。浦安市はディズニーランドで開催したが、ディズニーランドは大人でも子供で居られる場所。それは人間にとって何かと難しい課題である「暴力」「戦争」「性」を排除した空間だからだ。成人式はそういう問題と向き合う儀式。それなのに最も遠い世界を見せるとは。矛盾だらけだなあ。


2002年01月14日(月) 恥ずかしいほどの無知

JUNONという、若者向けの雑誌がある。この雑誌は主に若者に人気の有名人へのインタビューで構成されているが掲載されていた30人中、私が知っている人を数えたら、僅かに10人だった。ダパンプとドラゴン・アッシュの区別すらつかない。こんなことではとても若者文化とヒット商品の条件を語る資格はなく、何とも情けない。


2002年01月13日(日) コンサルタントが創るべきもの

子供が字を覚え出した。覚え方は、例えば本を読んでいて「み」という字が読めないと、部屋に張ってある50音表の中で「み」を探す。「み」の所には「みかん」の絵が描いてあるからこの字が「み」と読むことがわかるというもの。この50音表があることで、理解が急激に促進されるのだ。経営学にもこんな50音表があればいい…とつくづく思う。


2002年01月12日(土) 何のために金を借りるの?

武富士の雑誌広告「シーリングランプの作り方…山に蔓を取りに行きましょう」を見て驚いた。武富士から借りる人はシーリングランプを作るどころか、つい買ってしまう人ではないのか?と思っていたからだ。サラ金業のコア・ユーザーは5社から100万円借金する人と言われているが、彼らはこんなクリエイティブなことに金を借りて使うのだろうか?


2002年01月11日(金) 金融マンの生々流転

金融業界の友人2人が転職したことを伝えてきた。2〜3年の間にA君は国内損保→外資生保→外資生保、B君は国内証券→外資証券→外資証券→国内証券と渡り歩いた。特にB君は、最初と4つ目の国内証券が同じ会社で、2社の転職を経て元の会社に戻ったことになる。転職は他流試合・武者修行。グローバル時代には転職も当然なのだ。


酒井英之 |MAILHomePage

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