V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2001年12月13日(木) コストダウンのコツ

産廃処理業務を営む社長が、「コストダウン=時間短縮という発想には感銘を受けました」とハッピーコールをくれた。1つの処理に3日かかっているのを2日でやれば、かかる人件費や光熱費を2/3にできるし、その分受注量を増やすことができるからだという。産廃の迅速処理は、緑豊かな私の地元にとっては大問題。少しでも役に立てて嬉しく思う。


2001年12月12日(水) 今日的な「率先垂範」

酒類卸の社長と遊ぶ。酒類は利益率が低いので、卸売業で最も利益率が高い業種のガスに着目。炭酸ガスなど酒類周辺にも関連性があることから、社長自ら高圧ガス製造保安責任者免許を取得した。社長は他に宅建を持ちマンション管理士にも挑戦。「社員に指示する前に自分が取る」がポリシーなのだ。体質の古い業界だけに、その精神は潔く気持ち良い。


2001年12月11日(火) ONの亡霊と戦う人々

阪神の監督に中日の星野が就任しそうだ。野村といい星野といい、阪神はどうしてもアンチ巨人色を出したいようだ。逆にいえば、余りに巨人に縛られて己を見失っているのではないか?内部から監督が出せない理由もここある。阪神の個性は今どこに?これで中日もアンチ巨人の呪縛から開放される。ONは既にない。ヤクルトのように我道を歩むだろう。


2001年12月10日(月) 失われた象徴

遅ればせながら新型スカイラインを見た。スカイラインと言えば「丸目」。しかし、独特の◎型のテールランプがない!! いくら大改良といっても、その商品の象徴を無くしていいものだろうか?。セリカを意識したようだとクルマ通の人は言っていたが、スカイラインはライバル車のない、孤高のカッコ良さがあった。他に似る罪。クルマ通でなくとも残念である。


2001年12月09日(日) 生きた銀行の使い方

勝ち組社長の教訓2。金が無くなると経営者は銀行に借りに行く。しかし、信用も預金もない人に銀行は冷たい。よって金が無いときはお客様を回る。お金をくれるのはお客様だけだからだ。そして、金があるときに銀行へ行く。預金者を無碍に扱う銀行はないからだ。金が無いときはお客様を回り、金が有るときに銀行に行く。無借金経営の真髄である。


2001年12月08日(土) 生きた金の使い方

勝ち組社長の教訓1。お客様を接待しないという。理由は、その接待費はお客様から頂くもの。そんなことをすれば「その分売価を安くしろ」と言われるだけだから。逆に仕入れ先は接待する。逆接待を受けた仕入れ先は驚き、「この会社のためには!」と今まで以上に努力するからだ。仕入れ先を接待し、お客様には接待しない。理に適った方針である。


2001年12月07日(金) デジタル人間・アナログ人間

ある経営者の講演を聞く。当社ではデジタル思考の人間が大事だという。デジタル思考人間とは「やるか、やらないか」で発想する人。○か×しかない人を指す。アナログ人間は「少しやった」「ないよりまし」の発想をする人で、○と×の他に△が入る。「頑張ります」だけでは時代は乗り越えられない。「ただ、やる。何があってもやる」しかないのである。


2001年12月06日(木) 若い芽を摘む組織

数学者の話を聞く。日本人は一度経験した問題は見事に解く。ところが経験したことがない問題、自分の考えを言う問題は途端に答えられなくなるという。コンサル先で「今まで『お前はどう思う?』と『お前は黙っとれ』と言われた回数、どっちが多い?」と聞くと圧倒的に後者が多い。『お前は黙っとれ』の一言で若い芽を摘む。日本人の悲しい性癖だ。


2001年12月05日(水) 売上を1000億にするには

年商200億、経常利益率10%以上の勝ち組社長。売上を1000億円にしたいという。なのに200億しかないのは、やらなくてもいいことをして、やるべきことをやっていないからだ。そのひとつが東京移転。市場の6割が東京にあるのに、名古屋に軸足を置くことが200億止まりの要因だと。今に満足せず、理想から逆算して課題を探る。その迫力に脱帽する。


2001年12月04日(火) いつも脱帽する質問

講演後の懇親会で、大手靴チェーン店の社長からの質問。「靴屋がやらなきゃいけないことを3つ教えてください」。この手の質問をする社長にはいつも脱帽する。立派な企業の創業者が、38歳の若僧にどうしてそんなに素直に聞けるのか。丸井やブックオフのMDを題材にいろんな話をしたが、発展の秘訣は施策にあらず。社長のこの素直さにある。


酒井英之 |MAILHomePage

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