凪の日々
■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■
もくじ|前の日|次の日
皮膚科の待合室にて
診察を終えたらしい老婦人が、看護師さんから説明を受けていた。
「これが保湿で病院でしか販売してないものです。」
聞こえてくる会話から、どうやらお薬というか、化粧品の説明らしい。
ここの皮膚科は綺麗な女医さんで、美容関係にも力を入れているらしく、そういうカタログやサンプルも待合室においてある。
お肌トラブルの患者さん…かぁ…と思いながらもちょっと遠い目。
だって説明を受けているご婦人、どう見ても余裕で70代に見える。 「これはシワに効く化粧品で」とか「これはシミに効く」とか。
もしや看護師さんにあれこれセールスされて、気が弱いお婆さんは断れないでいるのかな…なんてちょっと思ったが、「じゃあ日焼け止めも塗った方がいいかしら?」と積極的に質問されている。
どっとはらい。
おしゃれに前向きなご婦人だった。 すごい。
私はあの年齢になった時、あそこまで美容に執着できるだろうか? もちろん、人目に触れる仕事をしてる人とかは、自分の外見のメンテナンスも仕事のうちだけど、あの年齢で人前に出る仕事をしているとは考えにくい。 純粋に、自分の飽くなき美への追求で通院していると考えるのが自然かと。
正直、80に手が届こうとしているか届いているか というお肌で、今更シワがちょっと薄くなってシミがちょっと薄くなったくらいでなんの意味があるのかと思うけど、私も若い人から見れば「今更おばさんがなにを無駄な事を」と思われるんだろう。 いくつになっても女は女なんだなぁと。
そういえはいつもきちんと化粧して香水までしておしゃれしてた80代のご婦人がいたなぁ。 「ダイエットに成功して2キロ痩せたの」なんて、嬉しそうに話して下さって。 華やかな服を着てとても可愛らしかった。
やっぱりいくつになっても女性らしさを忘れないって大事なんだなぁ。
そんな可愛い老婦人になりたいものだなぁと。 美容にお金をかける経済的余裕がある老後という問題も含めつつ、考えたのでした。
やっとハローワークに行った。おそ。 今週説明会。 来週が初回認定日。
この一週間の間に再就職するとすべての受給資格がリセット。 認定日以降に再就職すると、早期再就職手当てがちょっと出る。
自己都合による退職なので、受給開始は三ヶ月後。
正直、今までいっぱいいっぱいでパートしてたので 燃え尽きてしまって動けない。 時間におわれまくる生活がしんどかった。 もっと時間の有効な使い方と、手の抜き方を覚えればいいんだろうけど。 夏休み中のお昼ご飯とか。 毎日お弁当作っておいておくんじゃなくて「冷蔵庫にあるもの適当に食べておいて」とかにすれば。 私が家にいるから子供たちも自分でやらないんだよね。 いなかったらなんとか自分たちでやるよね。
とは思うんだけど、アイなんかせいぜいレトルトのカレーくらいしか作らないし。 しつけてこなかった私のせいだなぁ。 「私があんたの歳の時は学校から帰ったら夕飯作って洗濯機回して干してたよ!」なんてアイをしかるけど、それは家に帰っても親がいなかったし、夕飯の用意もされてなかったからだし、翌日着る体操服とか夜のうちに干しておかないとないし、とかで、必要にせまられてたからやってたわけで。 アイは必要にせまられてないからやらないだけだよなあ。
子供たちのためにも、私は家にいないで、家の事は子供たちにやらせていくようシフトさせていかなきゃいけないんだろうけど。
自分のためにも、子供のためにも、家にいないで働きに出ないとなあ。 とりあえず、説明会行ってこよう。
暁
|