凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

もくじ前の日次の日


2014年02月20日(木) 将来の夢

アユムの二分の一成人式があった。

アユムは「将来の夢が無い」とアイと同じ事を言う。
でもアイも小学生の頃はパティシエになるって言い続けていたけど。
アユムはそれすらないという。
「だからやりたいことを作文には書いた」という。
それが裸の大将だったわけだけど。

うわぁもうどういう顔して聞けばいいんだそんな適当な夢。
そう思いながら行った当日。
他の子供達は「サッカー選手になる」だの「保育士になる」だの
色んな夢というか、将来の職業を言う。

「バレリーナになってバレエ団を作って収益を恵まれない子供達に寄付する」なんて、立派な夢を話す子もいた。
あぁそんな中。
アユムは「色んなところへ行って絵を描きたい。
目標はお母さんです。
そのために絵を描くとき小さいところまでしっかり見て色の違いを観察して…」
などと、目の前の小さな夢を語った。

いや、子供の夢なんだからもっと壮大な夢を語ろうよ。
サッカーの本田選手みたく壮大で具体的で。

なんていう私自身も子供の頃の夢は特に無かった。
だから、ウケを狙って「スペースシャトルのパイロット」とか
わけの分からない事書いた記憶がある。
ちなみに友達は「レインジャー部隊」と書いていた。もちろん女子。
特に夢が無いのなら、適当にそんな風に書いとけばいいのに。
「夢が無いから」と無いなりに一生懸命考える要領の悪さが不憫でならない。

「習字の先生になる」とか「水泳の選手になる」とか言う子もいた。
アユムも習字も水泳も習っているのに、そういう方面に対しての夢はないわけか。
「絵を描く」とか言うなら「漫画家になる」とかでも良かっただろうに
(いや、良かったかどうかはなぞだけど)
そういう画力がないってのは流石に分かっているようで。

姉妹で将来の夢が無いって、私の育て方のせいかな。
私がバリバリ仕事していたら、きっと「お母さんみたいな」とかいう夢を持てたんだろうな。
でもそれなりに習い事とかも通わせているのに
本人がそっち方面に興味が持てないってのは、続ける意味があるのかな…。

なんか色々悩んだ二分の一成人式。
10年後、アユムはどうしているんだろう。
その前にアイだけど。

まぁとりあえず、アユムにはスケッチブックを買ってあげた。
本人の考えた小さな夢だけど、それが彼女の将来のどこかに繋がるのなら。
アイとの卒業旅行にはそれを持っていって、親子で旅行先の絵を描こう。
ぼちぼち、マイペースで夢を見つけていってくれ。


2014年02月18日(火)

去年は父方の叔母と伯母が亡くなった。
父は六人兄妹のただ一人の男だった。
その父が真っ先に亡くなり
叔母達の喪失感はいかばかりだったろう。
その分、子供である私達は叔母達には可愛がってもらった気がする。

その叔母達のうち二人が昨年一気に他界。
叔母の通夜には行けたけれど
伯母の場合は平日だったのでパートが休めず
通夜も葬儀も行けなかった。

父のただ一人の姉。
祖母に一番顔立ちが似ていた伯母。
賑やかな叔母達の中でいつもおっとり微笑んで
自分の妹達の会話を聞いていた伯母。
叔母達は本当に仲の良い姉妹だったと思う。


先日、祖母の命日用にお仏壇にお供えしてもらおうと実家にお菓子を送った。
電話口で母と話していたら、伯母の話になった。
お正月も帰らなかったので、私は伯母のお参りに行っていない。
嫁に出た身だし、次女だし、そんなに気にしなくていいと言う母。
そういう話じゃなくて、私は身近な人が亡くなったら、かけつけたくなるのが普通じゃないか、という、単純な気持ちなんだけど。


「それに、お義姉さんが亡くなって私は本当にすーっとしたし」と母は心底清々したふうに言った。
耳を疑った。


母曰く、父と結婚する時に「家柄が違う」と母との結婚に伯母は反対したのだそうだ。
母は子供の頃に父親を亡くし片親だった。
そういうのもあったのかもしれない。
だけど。

「だから義姉さんは私の事どう思っているんだろう。嫌がっていたんだろうなといつも思っていた。」
「その義姉さんが亡くなってやっと気分が晴れた」

つまり、母は伯母の目にいつも引け目と不安を感じながら生きてきたというわけか。
その感情から開放された爽快感でいっぱいというわけか。
でも。
でも。


人間として、母親として、それを我が子に嬉しそうに語るのは間違っている。

この人とはどうしても理解しあえない。


「そんな事誰にも言っちゃいけないよ。
そう思ったとしても自分の胸にだけしまっておきなさい。
●さん(同居の兄嫁)にも絶対言っちゃいけないよ。」
そう言い諭すと「わかった!もう言わない!」と嬉しそうに言う。

恐らく言うんだろう。
少なくとも自分の兄妹には嬉しそうにしゃべりまくるだろう。

兄や兄嫁には言わないで欲しい。
これ以上、これが自分の親なのか、と、失望させないで欲しい。

母に接するたびに、母の事が猛烈に嫌いになっていく。





My追加