壁紙：しろくろねこの家さん
もうひとつの浪漫｜
| 2002年10月28日(月) | 先読み |
握った小さな手
離すもんか
嗚呼
それでも
自然と振りほどいて
いつか
羽ばたく
その時
わたしは
どうするんだろう・・・
冷静なのだろうか
笑うのだろうか
それとも
やっぱり
少しだけ泣くんだろうか
| 2002年10月27日(日) | 鮮血 |
西陽が差し込む部屋
投影された君の・・・
限りがあるとしたら
いや あるけれど
言葉紡ぎ
心紡ぎ
少しだけ
生温かい
君の項
真っ赤に染まるのは
秋だけじゃ
ないさ・・・
| 2002年10月24日(木) | 求愛 |
駅のざわめき
人々の話す声
かいくぐって
君の泣きそうな声
深夜
何処へ行こうというの
僕は眠っていたからか
覚醒しない頭で
考える 考える
大変なことなのか？
そうだ
大変なことなのだ
「今から行くから」
喉から出かかった言葉を飲み込んで
僕は受話器を置いた
僕に出来ることはただ
こうして君の言葉を聞くだけ
それだけ
他に何もできることはない
| 2002年10月21日(月) | クリア |
関わりあうと
少しずつ汚れていく
流れている
すべてのものから
逃れることが
できないように
白に少しずつ色が着いてく
真っ黒になって
やがては
透明になる
そして一筋の煙になって
帰ってゆく
魂だけが
いつまでも浮遊している
| 2002年10月17日(木) | 今日はお知らせです。 |
わたしがここに描くようになる前から
連歌の遊花ちゃんが
プロデュースしてくれている
もうひとつの「浪漫」
今もわたしの拙い呟きにメイクを施し
素敵に飾ってくれる
そのお部屋をリンクしました。。。
（上のリンク部分です）
いっしょに「連歌」も
リンクさせていただきました。
せつない時
元気が欲しい時
共に喜びあいたい時
訪れてみてください。。。
| 2002年10月12日(土) | 風立ちぬ |
夕方
君の声が恋しくなった
だけど
かける勇気もなかった
いや・・
きっと君は
明るい声で出てくれるだろうけど
少しだけ 僕は臆病になったのか？
秋風のせいだよ きっと
| 2002年10月11日(金) | Signal |
みつけないでね・・・
みつけないでね・・・
みつけて欲しい信号だよ
そうでしょ？君
僕の心の中
侵食してくる
君の信号
みつけないでね
みつけないでね
みつけてね きっとね
| 2002年10月10日(木) | スィートポテト |
ほら
小波の音
何処に？
聴こえないのかい
違うさ
君の心の耳が反応していないだけさ
僕の奥深いところ
潜り込んでおいでよ
そういや 君さ
元気にしてるかい
苦しかった２００１年の秋から
もう一年経つんだよ
窓の景色は変わらないのに
僕は少しだけ変わったよ
揺るがないもの
見つけたからね
| 2002年10月09日(水) | バナナパイ |
みつけないでねd('-^*)⌒☆
バナナパイは喉の奥に絡まったまま
まるでボクとキミみたい
切れそうで切れない絆？
ハハハ
ヨーグルト・・・そうだね
欲しい・・・カナ？
だけど・・・
それは 手渡し・・・だよね？
悩んだ結果
ご辞退します・・
いいかげんな返事
キミは怒る？
ハハハ
ボクは
ヨーグルト なくても
生きていけるヨ
| 2002年10月06日(日) | モカ |
鳥が囀る
「ねぇねぇ キミ知ってる？」
などと 言っているのか？
鳥にも 井戸端会議はあるんだろうか
猫がグルーミングしている
リラックスしているのか したいのか
興奮を抑える それは 気持ちいいんだろう
僕は・・・・
パソコンに向かう
それが 心地いいから
大好きな場所
それなのに
サボってる
だけど
見ては いるんだ・・・・いつだって
| 2002年10月05日(土) | パスタソース |
足音を忍ばせて
もぐりこむベッド
絡む 脚
絡む 腕
ユメノナカヘ
ツレテイクヨ・・・
エイエンノネムリ？
ソコマデハ オイツメナイカラ
絡みつく 脚
絡みつく 腕
絡みつく感情
| 2002年10月03日(木) | ムースココア |
脚のマッサージ
体温が溶け合ってキモチいい
ゆっくりのリズム
せつない表情
許しを乞う君
許してあげよう
開放されて弛緩する
シャワーの音
おやすみ・・・・
