壁紙:しろくろねこの家さん

もうひとつの浪漫

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2002年08月30日(金)






彷徨う 君は 何処に 行く

もう 終わったのかい

それで 納得できたのかい


これからも 君の描く世界

そっと

覗きに いかせて もらうよ






2002年08月29日(木) バスタイム





今日はなんだか イカシテル キミに
すこし クラクラ・・・

くちづけた唇が あまりにも
やわらかく

笑う目許は涼やかで


さぁ

これから バスタイム

ゆったりと 淡いブルーのバスタブに
並んで座ろう

シャワーの音が かき消すだろうか

キミとの熱いバスタイム・・・・・





2002年08月27日(火) グレープフルーツ






君は
愛撫する指を
そっと
噛み締め

打ち寄せる波に
上り詰める

君を凝視する僕の眼(まなこ)

欲望の扉を開けて
放出する

はじけた
狂おしい快感

やっと僕は解放される








2002年08月25日(日) ライバル




遠くから 
プラチナの髪が揺れて近づいて来る
通り過ぎていく女(ひと)は 真紫の瞳
わたしをみて微笑んだわ


この女(ひと)は 誰?

知りたいと思う欲求と
聞くことのできないもどかしさが
せめぎあって
わたしの中で闘っている


そっとこのまま
胸にしまって
今までどおりの

「明るいわたし」

演じ続ける?


だけど


いつかは きっとバクハツしてしまうわ

だって・・・

どうしようもないくらい
あなたが好きだから

あなたの深い深い紫の瞳
見つめていると吸い込まれる

その瞳でわたしだけを見つめて

と・・言ってしまえたらいいのに





※お友達のサイトの小説から
すぺしゃるさんくす U〜さん



2002年08月21日(水) 終幕





さざ波の音

暮れていく浜辺

砂を踏みしめる

貝殻 ひとつ


肌に触れる風が
少し冷たい
夏の終わり

そう・・・

夏は終わった





2002年08月19日(月) 赤い涙




さようならと赤い涙で送る

虚ろな瞳で

空を見つめて

力が 出ない

体液が逆流して

エンジンがかからない

だけど

憎しみはない
悲しみもない


君に向けた刃
鈍く光った銀色に

少しだけ

放心して

やっと
僕は解放された




2002年08月15日(木) 夜空に咲く花



人混みを掻き分けて
進んだ先に
大輪の花


夜風が頬を撫で
隣には
小さな手

向かい合って
微笑む

離さないで
小さな手

君を見失わないように
力を込める



大きな音が響いて
また ひとつ 
夜空を彩る


帰り道
力を込めて
握り返す

君の小さな手


2002年08月14日(水)











撫でて





電気走る


嗚呼

何故

震える

嗚呼

そのまま



終わる





2002年08月06日(火) 夏の探検




蜻蛉が飛ぶ

蝉が鳴く

向日葵の小径

歩いて 汗が流れて

一休み

夏だね 夏だね

せせらぎに ざりがにをみつけて

目を輝かせた

今日のひとときの探検

キミの夏の記憶に残るかな・・・





2002年08月01日(木) Untitled


心も身体も激しく

罵っても

今日は穏やかに笑う


そういう貴方と
生きている



悲しみは消える事は ないけれど

癒すことは できるから


そうやって

年月は過ぎ

「あの時は辛かったけれど」



笑う事が できるように


それが

「愛していること」

ならば


あーにゃ |

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