あたしと彼のこと
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2002年11月25日(月) 1ケ月ぶり

日記をずいぶんとお休みしていた。

最初はカゼをひいて書けなかった、次は仕事が忙しくて書けなかった。

でもしばらくして落ち着いてからは書けたのに、書かなかった。

日記を書かなかった間なにをしていたかというと、彼への気持ちを封印
していた。私から頻繁に連絡を取るのはやめて、なるべく会わずにいた。

それでも彼の見立てで、ミニギターを買った。
年下のひととは1度だけ会って食事した。こっちはあいかわらず。
あと、私は体調がどうもおかしい、めまいがひどい、生理不順でもある
これは折をみて医者に行くつもり。


この1ケ月弱、結局、彼との関係は変わらない。
相変わらず体の関係はあるし、女の影もチラついている。
なにをしているんだか、いったい、わたしは。


2002年11月04日(月) また嫉妬

彼から電話をもらった。

電子チューナーを買ったらしく、自分のミニギターを調弦しただけでは
もの足りず、私がいま借りているものでも試してみたいらしい。
夜おそくに、彼の家にお邪魔した。

呼ばれたものの、こんな風に気軽に遊びにきて良いものかと、いったん
玄関で躊躇したけど、でもやっぱり嬉しかったのであっさり上がり込んだ。

彼の買った電子チューナーはすごく便利だった。
調弦はすぐに出来て、それで満足したらしく、後はミニギターで弾ける曲
の話しをしたり弾きかたを教わったりした。

そんな間も、先日からの「親友モード」のお陰か、二人のやりとりには
ボケとツッコミのメリハリも強く、楽しくて、彼はすごくはしゃいでいた。
そして、今迄にないくらいの彼の笑顔がたくさん見れた。

なんとなく、もっと早くこうしていれば良かったのかなぁ、とか思うけど
でもこれは単なる結果論だろう。



そうしているうちに、彼にメールが入った。

またか。最近こんな風に楽しい時間を過ごしていると必ずメールがはいる。
来たメールは私達の共通の友人だった。彼は「○○からだ」と言って
内容を教えてくれた。でも返事をせずに放っておいた。


そして、またメールが来た。

今度は誰なのか、彼は何も言わなかった。

「誰からなの?」とわたしが聞くと「連れ」と素っ気無く応える。
そんなの応えになってないよ…そう言いたくなって口をつぐんでしまう。
そしてただ携帯を見つめているだけ。どうしても聞けない。

彼に来たメールはすこし長目らしい、何度かスクロールして読み終わった。
そして返信しないでその侭にする。
何ごとも無かったように、また彼は元どおりのテンションでわたしに話し
かけてくる。でも、既にそんな気持ちでいられなくなってしまう。

そして、何度か携帯に目がいってしまうのを見て
「メール気になるの?」そう聞かれた。

「うん・・・気になる、なんで返信しないの」
ほんとは、誰だったの?と聞きたかったけど、それしか言えなかった。

「そらが帰った後でやるよ」素っ気なく言い放つ。

わたしが居ては返信できないんだろうか
もしかして早く返事をしたいんじゃないだろうか。

わたしは、メールを放っておく彼が、すごく嫌だった。
わたしが目の前に居るのに、誰か他のひとのことを考えながら話したり
されるのがすごく嫌だった。自分だけを見て欲しかった。

「わかった、じゃ、もう帰る」

言ってしまった。
ああ、わたしは、やっぱり友達には成りきれない。すっと立ち上がって
コートを羽織ろうとした時、やっと我にかえって気付いた。

困った顔をしている彼。

「ごめんね、そうじゃなくて・・さっきから何か疲れてるみたいだから
そろそろ帰ろうかと思ってたんだよ」とフォローする。

「うん、実は風邪ぎみ、ちょっと頭痛」フォローに乗ってくれる彼。

「そか」

ヨシじゃ揉んであげる頭痛に効くツボはここだよ
そう言って、彼の頭と肩を揉んであげた。

「ありがと、だいぶ良くなった」

ん、じゃ、帰るね・・・そう言ってそのまま帰った。

玄関口まで見送ってくれた彼
家に戻ってすぐに、彼はメールの返事をしたんだろうか。
相手はあの女の人なんだろうか。
わたしの知らない彼は、どんな言葉で返事をしたのだろうか。

嫉妬が、すごく、心地悪い。


2002年11月03日(日) 嫌なオンナ

年下のひとから、相変わらず、メールのお誘い。

食事やら、どこかにお出かけやら、誘われるごとに「仕事」や「先約」
があるからと言って断っている。でもそろそろ困ってきた。

その人とは友達なので断り続けるのも気がすすまない。
これほど頻繁でなければ、わたしだって行くのにな・・・


自惚れるてみるけど…
わたしには、全く気がないのだからこれ以上好きになって貰っては困る
のだ。それに彼のことで気持ちの整理がつかない時に他の人とは気軽に
なんて遊べない。

こういう正直な気持ちを、ちゃんと相手に伝えれば良いことなんだけど
単なる勘違いで終わるのは滑稽だし、年下の人の為に正直になる気には
あんまりなれない。

なので、少し躊躇したけど、先日ついに
「いま仕事忙しいんだ、今度私から誘うから、ゴメンね」
とメールした。

ほんとは誘う気なんてあまり無い。
これは、彼からの誘いを遮るための、いいわけ。

あの人は、これでメールしてくる程の無神経では無いはず。
これで放っておけば、こちらにその気が無いのを伝えられるだろう。
放っておいた後でなら、誘われてもOKできるだろう。


あれから4日、予想通りメールは来なくなったけど
こういう、相手の「良心」を利用するひきょうな方法をとった自分が
すごく嫌になる。

年下の人を思うたびに、罪悪感と嫌悪感が湧く。

あの人は、好意をもって貰いたくて誘ってくれるのだろうけど
こんな時に・・・タイミング悪すぎるよなぁ。

いろいろ、世の中、うまく行かないもんなんだなぁ。


桑田そら |MAILHomePageBBS

読んでくれてありがとう。

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