容姿

 見た目って重要だと思うんです。

 綺麗なひとが好きです。
 それは、形としての綺麗さではなくて、内側から来る綺麗さ。
 たとえば、背筋がすっと伸びている人。
 たとえば、目線がまっすぐに前を向いている人。
 たとえば、口元に、柔らかく笑みを浮かべられる人。

 真面目に人生を生きている人は、やっぱりそういう顔になる。
 素敵な内面を持っている人は、やっぱりそういう顔になる。
 身体と精神は、やっぱり繋がってるんだなって思う瞬間。

 せめて見た目だけでも、素敵な人物になりたいと思うのです。
 形からはいるのも、ひとつの手段だと思ってるから。
 背筋を伸ばして、顔を上に向ける。
 それだけで、気持ちが何となく高揚してきませんか?
 つらい時ほど、無理に笑みを浮かべてみる。
 それだけで、なんとなく気持ちが楽になったりしませんか?

 素敵な容姿になりたいと思います。
2005年06月29日(水)

まとまらない言葉。

 弱者を守りたい。
 本当の弱者を、守りたい。
 世界に絶望してしまっている人の側に、寄り添っていたい。
 自分に出来ることを最大限に振り絞って、助けたい。
 僕の手で、安心をもたらせることが出来るなら、そうしたい。

 きれい事かもしれない。
 青臭い理想論かもしれない。
 でもそうじゃない。そうじゃないんだ。
 そういう風景を見るのが、どうしようもなく嫌なだけなんだ。
 そういう風景を見ないで済むのなら、出来ることは全部やりたいだけなんだ。

 なんで、なんで、なんで、そういう酷いことが、まかり通る?
 僕の持っている美意識は、世界の中では、これすらも少数派になっちゃうのか?
 耳を塞いで、目を閉じて、何も聞かず、何も見えなければ、この苦しみもなくなるのか?
 いや、そうなればそうなったで、必要以上の想像力が、僕を苦しめるんだろう。

 みんなが笑顔で暮らせる世界。
 それは、なんでこんなに嘘くさくて、出鱈目な響きなんだ?
 人間という生物の理想郷は、そういう世界ではないのか?
 どこで、間違っちゃったんだろう。
 どうして、間違っちゃったんだろう。

 生きるのって、難しいなぁ…。
2005年06月26日(日)

24時間まるごと岩井俊二

 昨晩より、「日本映画専門チャンネル」で岩井俊二特集がありました。
 ファンとしてこれは見逃せない、と言うことで、かじりつきで観てました。ビデオも撮った。

 テレビドラマ作品も、余すことなく放送してくれました。
 かの「夏至物語」も、「殺しに来た男」も、「オムレツ」も。
 僕は、「if もしも」からのファンなので、初見の作品も相当数あって嬉しかったです。

 岩井監督作品は、僕の中で、作品ごとに明暗がくっきりと分かれます。
 今回、改めで全作品を観ていて、ひとつ、あらためて思ったことが出来ました。

 岩井監督の作品は、その根底に、常に精神的な脆さを秘めてます。
 ときには前面に、ときには後ろに控え、でも、確実にその存在は、静かに主張を発してます。
 そして、たぶんそれは、人間、特に、日本人に共通の脆さだと思いました。
 だからこそ、作品を見たときに、心の奥にあるそういう脆さが揺り動かされるんだと思います。
 それを、あれだけ綺麗な映像に表現出来るのが、とても貴重で稀有な才能なんです。

 そしてもう一つの特徴は、作品にまとまりがないことです。
 それは、欠点としてのものでは無く、正反対のものなんだと思うのです。
 日常というものは、元来まとまりなんて存在しないもの。
 だから、だけど、そういう日常をそのまま作品には出来ないのが本来なのです。
 それは、映画というのは、必ず終わりがあって、そのためにまとめなくてはいけないから。
 だけど、岩井監督は、それを本当に見事に逸脱出来るのです。
 そして、逸脱しているのにもかかわらず、そこに出来上がった作品は、見事に映画なのです。
 だから、岩井監督の作品は、映画という枠すらも越える、「岩井作品」というジャンルなんです。

 これからも、僕は岩井監督のファンでありつづけるでしょう。
 同じ作品を、何回でも見続けるでしょう。
 何故なら、そこにあるのは、間違いのない芸術作品だからです。
2005年06月25日(土)

運転再開

 やっと、JRが運行を再開しました。

 いろいろと言いたいことはあるのですけど、愚痴にしかならないのでやめておきます。

 天災や大事故が起こったとき、つくづく思うのは、人の意識の低さです。
 自分の身に降りかからないと、きっとほとんどの人は理解出来ないみたいです。
 さらに、そのうち半分くらいの人は、理解しようという気すら起こさないみたいです。

 理解出来ないのは別に構わないです。
 同情されたからと言って、別に何が変わるわけでもないのだし。
 ただ、黙っていて欲しい。
 さも分かっているかのごとく、第三者視点(ですらない場合がほとんど)の意見を垂れ流す愚行はやめて欲しい。
 言いたいことがあるのなら、まずその場に行って、生活してから言うべきだと思う。
 その場所に行かなければ理解出来ない、空気感というのがある。
 理屈や理論で語ることが許されるのは、専門家、それもかなりハイレヴェルの人だけだ。
 話すのは自由だけど、その場で生活している人の耳に入らないように気を使うべきだ。

 きっと、これからも変わらないんだろうけど。
 せめて、自分だけはああいう連中と同じようにならないように気をつけたいと思う。
2005年06月19日(日)

メタルサーガ続報

 とりあえず、一通り終わりました。
 ちょっと物足りない部分もありましたが、総評としては「大満足」です。

 やっぱり、ベースとなる理念がきっちりと踏襲されていたので、それが良かったです。
 世界観のオーラとか、演出方法とかがメタルマックスしてました。

 ただ、満足したからこそ、いくつか不満点もあります。

 まず、戦車がちょっと弱すぎる。
 装甲タイルの概念を覆したのは、なかなか面白い着想だとは思うのですが、まだ残っているのに、簡単にパーツが壊れてしまうのは、ちょっと頂けないです。また、装甲タイルの枚数によって、行動順が決定される仕様も、面白い試みだと思うけど、消化し切れていない感じがしました。

 次に、台詞回しが冗長。
 短いセリフで、びっと締めるのがメタルマックスだと思います。
 ぐだぐだと長く喋るキャラクタが、ちょっと多すぎたかな、と。
 ただ、セリフの雰囲気や方向性は、決して間違ってはいないので、本当に惜しいです。

 細かくあげつらえば、他にもいろいろとあるのですが、間違いなく合格です。
 正統なメタルマックスの続編として、これからも期待したいシリーズになると思います。
 とりあえず、あと数ヶ月は繰り返しプレィする予定です。
2005年06月17日(金)

メタルサーガ、発売

 まだ、初めの部分ちょっとしかやってませんけど。

 待ってて、良かった。
 ありがとう。サクセス。クレアテック。
 ちょっと、泣けました。

2005年06月09日(木)

新旧ピース

 また、デザインが変更になったみたいですね。

 



 左が旧デザイン。右が新デザイン。手前のは愛用のZIPPO。
 これよりももう一世代前、全面が濃紺のデザインが一番格好いいと思う。
 周りを白く縁取るのは、何か意味あるのかなぁ。
2005年06月08日(水)

言葉について

 何かを、伝えたい、と思う。
 誰かに、伝えたい、と思う。

 言葉は、とても不自由だ。
 気持ちは、とても自由なのに。
 思った気持ちを、言葉に変換する。
 この時に失われてしまうものが、どれだけあるだろう。
 届いた言葉を、気持ちに載せる。
 この時にこぼれ落ちたものが、どれだけあるだろう。

 気持ちが100%届く世界があったとしたら。
 ううん、それでも世界は変わらないかもしれない。
 だけど、少なくとも、気持ちは伝わるんだから、それはたぶん、良いことなんだと思う。

 言葉は、ちゃんと届いていますか?
 気持ちはきちんと届かなくても、言葉は、きっと届くはず、なんだから。
 それで、とりあえずは、良しと、するしかないのかなぁ…。
2005年06月05日(日)

うれし〜

 Swinging Popsicleの限定盤だったCD「オレンジ/遠い空」がオフィシャルにて再販になりまして。
 発見して、即注文したのが、本日届きました。

 早速聴いているのですけど、やっぱり良いです。好きです。
 前に、Yahooオークションで見かけたとき、8千円くらいまで上がってて涙をのんだのでした。
 こういう風に、アーティストの意向で廃盤のCDが、もっと再販されれば良いのに。

 Swinging Popsicle オフィシャルサイト
2005年06月01日(水)

日々 / いけだ