まれ日記

2018年09月10日(月) 40代最後の夜に

えーと吾輩、あと数時間で四十路を卒業なのであります。平成30年9月11時午前0時をもって10万50歳になるのであります。わはははは。


なんかもうね。たかが10年で人間こんなに変わるものかと。自分という人間にはもう心底がつかりなのであります。


三十路の終わりに自分が大切にしたいと思っていたもの、10年先に持っていきたいと思っていたはずのものは、すべてこの四十路の道のどこかに置いてきてしまいました。音楽スキー!という気持ちとか、ドラムへの情熱とか、楽しく仕事したいという思いとか。


10年前は「アラフォー」という括られ方にもどこか違和感を感じていて、まだまだ気持ち的には若いというか(成長していないというか)、そんな雰囲気が自分の中には残っていた気がするのですが、老眼始まったりとか(2013年ころから?)、尿管結石患ったりとか(2016年)、なんか年齢を感じさせるような負のイベントが増えてきて、今やもうリッパに年齢に気持ちが追い付いてきてしまいました。あと、結構おもに仕事面で神経痛めつけられて、弱ってきてしまいました。


でも思いもしなかったことに、子供ができて、その成長をまぶしく思いながら見守る、なんていう経験もこの10年の間にしています。今更に。そんなステキイベントも発生したので、悪いことばかりじゃないよな、なんて思ったりもしてます。


でももうなんだか10年後に「さらば五十路」なんて日記に書けるような予感も全くしないので、多分この10年の間に娑婆にオサラバなのでしょう。でも、自分のことはもういいのであります。


あとは、自分が大切に思う人が、願わくばおれを通して幸せな気持ちになってもらえたら。そんなことが実現できたら、もう十分。


妻、子、年老いた母、バンドを通じての友達、とか。そういう大切にしている人たちが自分のことを記憶に刻んでくれたら。できればいい記憶として。


なんかもうそれだけでいいな、って。思うわけです。


なんか遺書っぽくなりましたが(笑)、でも最近静かにそう思うようになったのであります。基本、自分はこれでイイ。そのうえで楽しいこと見つけていけたら最高ですな、と


では明日より、10万50歳の吾輩をよろしくお願いします。わはははは。


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mare

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