まれ日記

2013年07月27日(土) スネアほしいスネア

えっと、ぼくが所有しているスネアは2台あって、ひとつは2003年購入のソナーのブラスのやつ。もうひとつは2005年購入のグレッチのメイプル。


あくまでも主観であるけど、ソナーくんは、打てば響く、というカンジでmanemonoライブなどでは好んで使っています。スネアで音量稼ぎたいときも、比較的思い通りに鳴ってくれる。メタルシェル独特の甲高い音もぼく好みなのですね。


グレッチくんは、木胴ではあるけれどなんだか木胴っぽくない。どっちかというとカンカンと甲高い音がします。これはフープのせいもあるのかもなあ。でもこれで音量稼ごうとすると結構苦労するので、ソナーくんに比べると出番は多くありません。逆にもっと木胴っぽい音だったら使い分けることができるんだろうけど。


そもそも2005年当時に木胴を購入しようと思い立った理由は、ソナーくんとの使い分けがしたかったから。でもショップでいろいろ試しているうちに、やっぱりメタルシェルっぽい音に傾いてしまったんですな。当時の自分の好みの音は、いわゆる木胴っぽい音ではなかったんだろうと思います。


3台目のスネアを購入したいというのは実は数年前からずっと思っていて、当初は「もっとすっごい下品」な音のするスネアがほしかったのであります。シェルはスチールで、値段も安くていい。「どロック」を叩かせたら、その下品さで存在感No.1、みたいなイメージで考えてたんですけど。


なんだけど、最近お手伝いでたまーにスタジオに入ることがあって、そのバンドではスネアの存在感とか全然いらないのでグレッチくんを持って行ったりするんですけど、なんかイメージと違う。そんなに鳴ってくれなくてもいいのに、なんか主張してしまう。しかも本人まったく意図していない下品なフィーリングで。


オープンリムで「カーン☆」なんて音は全部の曲を探しても一音だって必要ないバンドなんですよ。だから全体のアンサンブルのなかにスネアの音もうまく混ぜ込みたいと思ってやってるんだけど、全然思い通りにならない。技術的なものもきっとあると思うんだけど、技術不足を埋めるのはやっぱり器材なんだろうなと思い始めて。


そんなわけで近々、三台目を購入してしまうかもしれません。最近ドラムに対する情熱みたいなものが失せ始めているような気がしてたんですけど、でも新しい器材ほしい、と思えるのはきっと失ってないからよね、なんて思って安心しています。ではまた。


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mare

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