モスクワ留学日記
もくじ


2006年10月30日(月) 自分磨き

モスクワ 0度 雪

昨晩からじゃんじゃん降り出した雪で、今朝はすっかり雪景色。

寒いけど、好きだなー雪。
もっとがっつり寒くなって、雪を踏む「ぎゅむぎゅむ」って音を聞くとき
なんだかわくわく楽しくなる100%どさんこ仕様♪

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先週は食欲大魔神で。
もっしゃもっしゃ食べてたらさすがに体重いワナ。

てなわけで週末に体を動かしたら、翌日はお約束の筋肉痛。
笑っちゃうくらい痛い。

しかし体のどこかが痛い時って、その部分を動かしてるのがよくわかって、




これまたけっこうタマラナイ。




続けたら腹割れるね。

続かないけどね。

ま、例によってマイペースが一番かと。


===


ちょっとしたことでも継続してると効果あるなぁと感じることがしばしば。

悪習も良い習慣もその積み重ねで自分ができあがっていることを思うと

もっと時間の有効利用が必要だなぁと痛感する次第。


2006年10月20日(金) ストレス

モスクワ 2度 雨だと。寒いね。


毎日仕事に埋もれつつ、
それなりに整理もついて、決めた方向に向かっていると思う。

吐き気がするほど嫌だなと思うのは
事実確認をしないで「まだわかんねーの?バカじゃね?」
って言われること。

自分の能力、知識、行動力がまだまだ足りないのは感じてる。
でも、こういう物言いされると本当にがっくりくる。


頭をなでてくれとは言わないが、
できて当たり前の空気の中、
やってもやっても評価されず、アドバイスももらえず、
間違いはぶったたかれていたら

そりゃパンクするさ。


久しぶりに涙が出た。


同業でキラキラ輝いている子を見て、ステキだなと思った。

それに比べて、なんて重い肩ひきずってるんだろう自分。


もっと気負わずに仕事できる環境にするには、

一人の力ではどうにもならない。

助けてくれる人はいる。

共に頑張れる仲間もいる。


未熟ながらもここで一通り経験したら
次からはもっと楽だろうから
出口のないトンネルの中の気持ちにはならないだろう。


でも、これらの作業は簡単ではない。


時間も、神経も、体力も使う。



限界になる前に、伝えなきゃ。。



2006年10月11日(水) 銀行頭取殺害

モスクワ プラス8度

ニュース:
プロヒン外国貿易銀行24(ブネシュトルグバンク24)頭取が銃殺される。

若干38歳のブネシュトルグ24銀行の頭取アレクサンドル・プロヒン氏は
昨夜22時ごろ帰宅時、何者かによって
自宅アパートのエレベーター内で頭部を撃たれ死亡。
殺し屋による犯行の可能性あり。

9月14日にも中銀の副総裁が殺害されましたが、
銀行関係、狙われてます。

ブネシュトルグバンクは金利いいし(定期預金で年率6%とか)
利用してみようかなと思っていた矢先のニュースなので驚き。


直接的な影響はないとしても、
お金預けるの、やっぱ、ちょっと、考えるかな、、


2006年10月10日(火) ワタシが毒を吐く時

モスクワ プラス11度 くもり&雨

モスクワ生活が長くなるにつれ、多少のことではイラつかなくなった。
ものすごく細かい部分でキーキー青筋立てている人たちを見ると
もっと楽に構えたらいいのにねぇ、なんて思うほど。

そもそも、ここで暮らしていく中で理不尽なことってたくさんあって
いちいち腹を立てて眉間にしわを寄せていたのでは
精神力も体力も「もたない」のが現実だから。

苦しいと感じるのは、自分が活動している場所で、
会社の体制だとか、方向性とか、優先事項の順番がかみ合わない時。

会社の興味とは、凸凹あるがトータルバランスを計算して
先読みな動きを仕掛けつつ先へ進むこと。

しかし、現実を省みず先走る危うさ、
今やりすごす事があとでどのような大事を引き起こすか、
現状把握&改善と、予測&それに見合った行動、
重要なのは2つのバランス。

目の前に出された課題でいっぱいいっぱいになるスタッフが大半なら
彼らを思うとおり動かすためにはより細かい指示と、声かけ、
話し合いをし、目を光らせ、
常に意識づけをしていくしかないという現実。

あれもこれも、日々のルーティンワークに追われて、
もがいて、もがいて。

舵取りは何人かいて、
その都度方向が変わっていたら、
スタッフは混乱し、船はぐるぐる同じ場所を。

ずっとぐるぐるしたいなら、今のままでいいじゃない。

Yesmanでいいなら、黙っとけばいいじゃない。

ほっといたって、それなりに動くでしょ。


でもさ、何か方法ないかなって考えちゃうんだよ。
ワーカホリックになるつもりはないけれど、
会社に人生ささげる気はないけれど、
仕事してる以上、任されてる以上、
結果につなげたいし、結果を出したいと思うから。


忘れられがちなのは、この「過程」


努力なしに優勝したスポーツ選手がいたなら、それは天才。

でもほとんどの天才は、努力の後に成功している。

それは孤独な作業ではなく、多くの協力者と共に。


表舞台に立てる者だけが偉くて、縁の下は常に柱支えてなきゃいけないとしたら

ある日突然アホらしくなって、柱放り投げるでしょう。


今わかった。自分の中のストレス。

ワタシがつないでる仕事につき、理解ほしいということを。


2006年10月08日(日) 理屈と道理と実践と

モスクワ プラス13度 雨のち曇り

すっかり木々が色づいて、秋まっ盛りのモスクワ。
紅葉狩りよろしく森の空気を楽しまなきゃ。


◇◇◇

セントラルヒーティング:
周りの家がどんどん配管工事を終えて
うちと数軒だけ取り残されていた7月ごろは
本気で引越しを考えていましたが

何のことはない。暖房入りました(ガッツポーズ)!

部屋ぬくぬく。裸でもダイジョブ。


◇◇◇


紅葉の美しさ、部屋のぬくもりとは相反して
メンタルに弱っていた先週。
ちょっと時間差でフィジカルにも余波。

もっともらしい事を言うのは簡単だが
経験積んで自分の中で呑み込んだり吐き出したり昇華したり

こういう過程を経て、
振り返ることができるくらい余裕が生まれるんじゃないかな。


◇◇◇


ワタシは言葉を話し始めるのが少し遅かったみたい。
一人っ子だから大人に囲まれて育って、
大人の言うことを聞いて、いわゆるいい子だったと思う。
でも病弱で、つねに病院のベッドから白い天井ながめて、
幼少時代のそんな記憶。

体が弱かったのは、実は今になって思うんだけれど

心の中のつらさや切なさを言葉でうまく表現できなかったから、
負のエネルギーで体がおかしくなってたんじゃないかな。

そしてそれは今でも。。


周りのことを考えて、言いたいことを自分の中に押し込めてしまう

そんな自分の悪いところ。

伝わる人もいれば、伝わらない人もいる。



でもこんな部分も含めて、両手広げて受け止めてくれる
寛大な人に出会えたら、いいなぁ



2006年10月03日(火) ロシア人の動かし方

モスクワ 昼:プラス14度 夜:プラス5度 雨


朝からジャンジャン雨降りで。
そこらじゅう水たまり。水はねイヤー

◇◇◇


ロシア人を動かすには、「ルールで決まっています」と言えばよい。

そうすれば彼らは頭を使って、規律をかいくぐる手段を生み出すから。


そんな小話があるほどに、本当に彼らは決まり事に対して

頭を使って対抗してくる。




仕事に頭つかえよ。


そのエネルギー仕事に回せよ。




しかし教育に終わりはないと希望的観測を持つと共に

焦らず、投げず、根気良くやっていくしかないのだなぁ。




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