モスクワ留学日記
もくじ


2003年02月28日(金) モイセーエフでアドレナリン

モスクワ マイナス5


例によって民族舞踊のモイセーエフへ。



いやーよかった!1幕だけでも大興奮!!
プログラムに載っている名前と
照合できるようになってオキニができて
顔が判別つくようになってくると


あぁコーリャステキ♪

仮面のあの子はきっとコンスタンチンだぜ


みたいな




マニアックぶり発揮




愛しのキャラ、我らが愛するジローこと
プチゴルゴ13仕様の濃さとインパクトがステキな
ルジー氏の新しいダンスが披露され

もぅバカウケ!!(特にうちら)


剣だったり太鼓だったり
いつも音が鳴るアイテムと共に登場のルジー氏。


その日はマラカスを持って…

その似合いっぷりったらもぉ…




腹がよじれる





そう、モイセーエフの魅力は
踊りがスバラシイのはモチロンのこと、
笑えるプログラムが充実しているので

手をたたいてワキャワキャ楽しめるのがいいんだな〜
(アドレナリン放出班)



次のモイセーエフは3月13、14日。
もうチケット発売始まってますよ〜


2003年02月24日(月) 金か愛か

モスクワ マイナス4度 ほんとか?


精神分析学の教授はちょっと感じの悪い人だった。

ロシアにおける精神分析を語る際、まずは分析料金の話から始めていた。

そして自分の書いた本を宣伝し、
その本を買った生徒は試験にプラスになるだろうと言った。


試験当日、手ぶらでやってきた教授は
授業でやらなかったことを質問をしまくって

多くの学生を再試にさせた。


そして臆面なく「鉢植えの花」をプレゼントしてくれるなら点数をあげましょうと言ってのけた。

再試の学生からは現金も受け取っていたらしい。

つまり、「ワイロで試験を合格に」という事である。

花やチョコのプレゼントはよくある話だけれど

「お金」を要求するというのは
少なくともうちの学部では聞いたことがない。


最初からカネカネと鼻につくしゃべりをしていたが
やはり狙いはソレだったようで。


この話は学部長の耳に入り、教授は免職となった。

今は病院で、精神分析に訪れる一般市民から
搾り取っているのだろう。

専門が心理学だけに、相手を騙す事も一般人より上手かと思うと
やりきれない気持ちになる。


教師と医者の給料はその仕事量や大変さに比べて
本当に割に合わない額面であることは事実。

だからといって小賢しい人が増えてしまっては
教職につく立場の人間が腐ってしまっては
ロシアの未来はさらに暗くなってしまう。


このような教授を追放した我が教育大学を誇りに思いたい。


2003年02月23日(日) 少年の発言

モスクワ マイナス5℃ さむーー!!!


この寒さはどさんこ班の言うところの東京に似てる。

湿度高〜いプラス風。

体感的にはマイナス12℃か。


     ◇◇◇


ところで知り合いと話していて判明したこと。


ワタシの留守中にうちに電話をかけたAさん(仮名)。

日本語で「みほさんはいらっしゃいますか?」と問うたところ

電話に出た少年は

「сигото!!(シゴト!!)」

と答えたらしい。



お、おぬしいつ日本語を…



少年あなどれず。

勝手に私の部屋を覗いてないことを願う。


2003年02月22日(土) 毛染め

モスクワ マイナス5℃



ちょっと明るくしてみようと

ロレアルのカラーリング剤を購入。



使用後に気づいたそれは





白髪染めだった。







うわーん。>素で


2003年02月21日(金) おっちゃんの昼ご飯

モスクワ マイナス2 ハレ 太陽がマブシイ!(喜)


日本だと工事現場のおっちゃんらの昼食って
奥さんのお弁当なりコンビニ弁当だったりして
豊富な種類の中から選択できるじゃないですか。


こっちの場合、よく見かけるのは

がんぶるげるとチャイ。(ハンバーガーと紅茶)


そのへんのキオスクや小さな食料品店で簡単に食べられる
暖かい肉とパン言えばこれ。
むしろこれしかない。

サランラップでぐるぐる巻きになったソレを
チンして渡してくれるからアツアツ。熱すぎるよ!

いわゆる惣菜にあたるサラダなどは
店でも買えるけれど、値段はハンバーガーと同額。
よって、却下。

大きな体のおっちゃんがハンバーガー1個と紅茶で
肉体労働に励んでいるのだ。


ぬるい事は言ってられない。


     ◇◇◇


mihobani的発言:白タク更新〜

今回続きネタなのでさくさく更新。

→→→第14話 サイドミラーない率
→→→第15話 ワイパー動かない率


2003年02月20日(木) インフルエンザ猛威〜

モスクワ マイナス3度 風強し


どっちを向いても浮かぬ顔の人々。



マイナス15℃くらいに冷えてると
寒さに対してあきらめもつくけれど

マイナス5℃とか。マイナス2℃とか。




ぬるい。



この中途半端な寒さで
油断して薄着してっと風邪っぴく。


環境問題も深刻。
車の排ガスで真っ黒になった雪や氷を見るにつけ

この空気を吸って生活してるのだなと思うだけで

けほけほ・・あぁワタシ不治の病だわ。




流行に乗る気はさらさらないのに

頭痛鼻水のど痛みセットを頂戴してしまった。


要らぬワ。


皆様もお大事に…


     ◇◇◇


mihobani的発言:更新〜

「白タク」

ジャブジャブと更新してマス。

→→→第12話 ドア閉まらない率
→→→第13話 フロントガラスひび率




2003年02月19日(水) じゃがいもは切ない。

モスクワ マイナス2


朝の5時ぃー。うっはー(昇天)


     ◇◇◇


友達が来た時の話。
何も考えずにさっくり招き入れたものの
もてなす食料がなかったのサ。


冷蔵庫や戸棚をあさって、

じゃ、じゃがいもが見つかったよ4個!(すごく小ブリの)

キャベツも発見!(黒くなりかけの)




どうしろっての(涙)



おかしーなー
いつも米かパスタくらいあるんだけどなー


そして鳥の足も2本発見して(いつのものか不明)
適当にポトフ風なものを作ったんだけど


「をを!卵もあっt…」

「や、いいから。十分じゅうぶん」








やっぱ買い出しに出りゃよかったー


ビンボー臭もわーん。


2003年02月18日(火) 生産的学生生活はいづこ。

モスクワ マイナス5度くらいか


朝7時に起きてさ。
フラフラしながら7時半に家を出るのよ。

そして8時半からの授業のために教室に行くわけ。



閉まってんのね。


生徒がさ、廊下で待つのね。


誰かが教室のカギを持ってきてさ


教室に座るさ。



待つわけ。



きやしねーの教授。



ソ連的っちゅーか。

どうでもいいけど授業ないなら連絡しろっての。


ソ連時代はさ、「無駄足」と「待ち時間」のために

人生の3分の1を費やしたって聞くけど

まさにそれ。

うぜぇ。


2003年02月17日(月) シャウルマ警報

モスクワ マイナス11〜マイナス4 強風


某大学の学生が
腹痛を訴えて病院へ駆け込むケースが急増していたらしい。

学生の食べたモノを聞くと
皆一様に「シャウルマ」と答えたことから

シャウルマによる食中毒と診断。


その後、ユーゴザーパド地域にある
約80店舗のシャウルマ屋を調べたところ

ほとんどの店が衛生基準を満たしていなかったとの事。
(予想通りの結果とも…)

お腹の弱い人はやめようね。


     ◇◇◇

mihobani的発言:更新報告〜

某サイトのテキストがあれこれ更新されています。
読んでもらえるとうれしい(^^

→→→ロシアのバレンタイン

→→→「世界コスメ展」と「おっぱーおっぱー!」


2003年02月16日(日) 携帯からも日記が読めます

モスクワ マイナス15℃

この日記は
携帯電話(i-mode、J-sky、ezweb)からも読むことができます。

いや、日記のカウンターがぐるぐる回ってるんで
どうしたものかと思ったら…携帯から読んでる読者さんがいたのですね〜

改めて携帯用のアドレスを載せておきます。

http://www.enpitu.ne.jp/m/v?id=48206


です。ヨロシク(^^


2003年02月14日(金) ママからのバレンタイン

モスクワ マイナス6℃ 雪


2日連続で「届けます」という電話があったのに

結局届かなかったEMS(国際郵便)。


3日目こそ届いているだろうとワクワクして家に帰ると

机の上に電報が。



「EMSでーす。局まで取りにきてね(はぁと)」(脚色)





フンガー!




てなわけでえんやこら取りに行きましたとさ。
あの電話連絡は一体何だったのだ?!


とりあえずブツは全部異常なし。
あれこれ頼んでおいた文献が入ってて助かるー!

ママからのバレンタイン。しかと受け止めましたぞ♪



露西亜のバレンタインネタは、某テキストで書いたのですが
締め切りを過ぎた送信になってしまったので
まだ更新されていません。もう少しお待ちください。


2003年02月13日(木) ボリショイサーカス

モスクワ マイナス3度 北風


mihobani的発言:更新報告


某サイトの手紙が更新されています。

ボリショイサーカスの話です。

→→→読んでみる


2003年02月12日(水) 郵便配達員

モスクワ マイナス12℃ 


最近、EMS(国際郵便物)が届く時、
配達員から事前に電話がかかってくる。

今日お届けしますー 又は
明日お届けしますー というもの。

電話連絡とは丁寧なこった。
配達員としても無駄足を踏まなくていい。
前は勝手に届いて、留守だと持ち帰られて、
自分でEMS局まで取りに行かねばならなかったのだから。


ただ、時間指定はできない。


届けるから家にいろ』という電話なのだ。




届けるというからには届くのだろう。


待つ。


待つ。


ひたすら待つ。





届くのはたいてい、午後1時から3時にかけてだが
いつぞや19時ってこともあったので油断ならない。




ここ最近の配達員は同じにーちゃんだ。

ワタシが留守で、大家さんが荷物を受け取った時

「この子前、ヴォルギナに住んでましたよねー。
ここに引っ越したんすか?」と聞いたらしい。



そんなに頻繁には受け取ってないっすよ荷物。
せいぜい2ヶ月に1回くらい…。
なのに前の住所も覚えているたぁ何てこと!


大家さんはちょっと警戒して、
EMSが届いたら少年か大家さんが立ち合いのもと
一緒に受け取るというオキテが成立。

モヤシっ子でも、家に男の子がいるって安心だなー。



しかしEMSは配達前に電話すべしという決まりになったのか??

最近EMSを受け取った
在モ班からの声を聞けるとうれしいです。


2003年02月11日(火) 心理観察

モスクワ マイナス10℃ それほど寒くは。



水道が壊れました。さぁどうする?











ロシア人の場合









もちろん自分で直す









アメリカ人の場合












修理人を呼ぶ












日本人の場合
















「水道こわれちゃってさー」

と友達に携帯メールする



     ◇◇◇


さて、久々に「白タク」更新しました。

→→→読んでみる


2003年02月10日(月) オレグ・メンシコフ新舞台

モスクワ マイナス11℃ ハレ


ちょいと小耳に挟んだところによると
オレグ・メンシコフが4月から新しい芝居に挑戦するらしい。

現行のゴーゴリの「賭博師」は
年末から3月にかけてやけに精力的にこなしてるなぁーと
思ってはいたけれど、そうか、そういうことだったのか。

賭博師はオレグ自身が演出も兼ねていたけれど
4月からの舞台監督はキリール・セレブレンニコフ氏。

前衛が得意な彼らしく、超現代的な舞台セット。
オレグ曰く「全体とか様式じゃなくて、思考を伝えたい」
って事で、難しい作品だろう事がうかがわれマス。

3人の役者
4人のダンサー
2人の歌手

彼らが創る舞台は
レールモントフの「デーモン」


楽しみです。


2003年02月09日(日) 北野武監督作品「dolls」

モスクワ マイナス 12℃


話題のキタノ映画、「dolls」を観に行った。

異国で見る日本映画は本当にすばらしい。

日本的だなぁと随所で感心してしまう。


さて映画館前、すごい人の流れ。

中、身動き取れません。

チケット売り場は10年前のディズニーランド。
もしくはロシア経済危機パンの列。



結局チケット売り切れで。

次回のお楽しみということで。むん。


     ◇◇◇


★Dolls観てみたいワァーという方は

映画館:Пять звезд(ピャーチ ズビョースド)

地下鉄:Павелецкая(パーヴェレツカヤ)環状線下車

住所:Бахрушина ул., 25
電話:953-42-06

電話予約は:953-33-28


16:30〜のは150ルーブル
20:50〜のは250ルーブルくらい

平日(月〜金)の17時までは
学生半額料金!

なお、dollsの他
・ロードオブザリング2つの棟
・ハリーポッター秘密の部屋
・ホワイトオランダー
なども上映されています。

13日からはデカプリオとトムハンクス主演の
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンも上映されます。


2003年02月08日(土) 不眠解消術

モスクワ マイナス10


最近、夜中の3時4時にバチッと目がさめる。

ひとしきりベッドの中でごろごろしても

一向に眠くならない。



しょーがなく電気をつけて

文献でも読んでみると



マブタががっつり閉じまして




いつのまにか朝っちゅー。



眠れない時の文献は効果的だ。



注意:ページが折れ曲がってげしょげしょになる可能性高し。


2003年02月07日(金) モスクワ日本人村

モスクワ マイナス10℃ 風強し


ものすごく久しぶりにバレエを観た。

ボリショイの新館に初めて入ってみた。









すげぇや!!







日本人率!!







どっちを向いても日本人!


日本人向けにテロるならボリショイだね。

なーんて縁起でもないな。くわばら。



バレエはどうだったかっちゅーと…

よかった。よかった。
ジゼルが気が狂うあたりが特に。



でも、もういい。


モイセーエフかぶりつきのほうが断然イイ!


2003年02月06日(木) お母様お誕生日おめでとう!

モスクワ マイナス5度 よゆー。


ケーキでも用意している頃かなぁ?

もし買っていなかったら、
カステラにキャンドルで祝ってくだされ(^^


一人娘でモスクワで好き勝手暮らしてるって状況は
実に親不孝なことよのぅと常日頃思っているわけですが


母さんが元気でいてくれるから
ここでの生活も成り立っています。


これからも、頑張りすぎず、マイペースに生きていきましょう。


お誕生日おめでとう母さん!


大好きな、母さんへ


2003年02月05日(水) いやぁ飲んだ飲んだ

モスクワ マイナス10℃ってウワサ


てか、翌日に残る酒はツライよね。

皆様お疲れさまでした〜

無事に家に着いたかどうか、それが一番の心配事です。



よっぱけ更新いぇ〜〜


2003年02月03日(月) タトゥチチ

モスクワ マイナス22〜マイナス15 さむ。


ずいぶん前に、ロシアのかわいこちゃん2人組の
タトゥーというグループを紹介したことがありますが。

レズ(っぽい雰囲気)&セクシーが売りなギャルでさ。
ヨーロッパデビューとかしちゃっててさ。
最近、イギリスのヒットチャートを賑わしてるみたい。


そのロリな容姿とキンキンの高音で
日本のファンも多いのでは?


プロモのパンチラとかキスとか見てきたけどさ。



すでに








彼女ら普通にチチ出してんのね。


タトゥを検索すると出るわ出るわ…
軽くリンクでも
http://www.music4u.ru/tatuphoto/01.htm


2003年02月02日(日) エキゾーチカ

モスクワ マイナス15℃ 外に出たくないね


先日友達が遊びに来た時のこと。

昼ごはんに
・たこ焼き
・チャーハン
・春雨サラダ

をご馳走したところ
普段ほとんど食べない友達が
もりもり食べた。

いやーうちの少年(大家さんの息子)もね、
ワタシが何か作るとよく食べるんだよねー。

と話したところ
そりゃそーよ!私たちが見たことのない
エキゾーチカな世界だもの!とな。

なるほど。
エキゾチックですか。

     ◇◇◇

そして今日もたこ焼きを焼いていたところ
「友達が来るの?」と大家さん。

客人用メニューとして理解されているぞたこ焼き。
えらくなったなぁ。

ちなみに中身タコじゃないし。
ソーセージ焼きだし。


     ◇◇◇


ソーセージと言えば。
最近、大家さんはワタシのマネをして

タコさんウインナーにして焼くようになった!

初めて見た時
欽ちゃんばりにどっちゃらけそうだった。


2003年02月01日(土) ワッフル屋・発見

モスクワ マイナス11℃ ちょっと冷えたね

先日、劇場に向かう道すがら
ワッフル屋台を発見。

日本で言うところの移動式アイスクリーム屋的な雰囲気のそのお店。

・蒸かしイモにトッピング
・ロシア風クレープ
・ホットドッグ
・シャウルマ

などなどあれこれお店がある中で
ワッフル屋台ははじめて見た。

粉モノ好きなロシア人だけに
こういうのは流行るはずである。
(たこ焼き屋などもきっとウケるはずだ)


お値段ちょっと気取って20〜30ルーブル。

小腹がすいていたのでソーセージワッフルを注文。
格子模様の衣に包まれたソーセージ。
アメリカンドッグですな。

しかし美味でした♪


・各種ジャムがけ+ホイップクリーム乗せのほか
・チーズがけもあったりして20〜30ルーブル。
立ち食いになっちゃうけど
けっこうイケ線の味でオススメ。


★アクセス★

トヴェルスカヤ通り
地下鉄プーシキンスカヤ
プーシキン像の道路向かい

ベネトンを前にして左横の通り
マックの手前に並ぶ屋台のひとつです。
店の前は甘〜い香りが漂っていますョ♪
店名「Вафли ВО!」ワッフル・ヴォォ!


ちなみにソーセージワッフルの場合
ケチャップ・カラシ・マヨネーズからソースを選べますが

とあるロシア人男性が
ソーセージにホイップクリームを乗せてくれ!
とマニュアル外の要求をして
店員を困らせていました。


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