TOM's Diary
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2006年05月29日(月) 準備

週末にゼロヨンレースに出場する。
使用機材はもちろん日頃の足に使っているクルマ、アルファード。
ちゃんとナンバーがついていて車検を通しているアルファード。
重量1800kg。

ゼロヨンと言うのは、ヨーイドンで、400m(約四分の一マイル)先の
ゴールにどちらがさきに行き着くかを競う、しごくシンプルなレースである。
わずか20秒かそこらで勝負が付くレースである。

さて、ゼロヨンのポイントは軽量化。
そうは言っても、日頃の足グルマにつき、そう簡単に軽量化など出来ない。
シートはずしたり、内装はがしたりなんて、やってられない。
はずしたシートどこに置いておくのか?よりによって、8人乗りなので
シートもたくさん!
仕方がないのでドライバーの軽量化を試みようと思ったのだが、
そんなことできるわけがない。出来るくらいならとっくの昔に
スリムな体型になっているはずである。

そんな訳で、今週末はノーマルコンディションでの参加。
11月ゼロヨンの際にはなんとかドライバーの軽量化くらいは成功させよう。


2006年05月26日(金) ドット

装置のログを取得してもらうべく、営業マンに電話で指示。
「じゃぁ、次、cpoy *.* a:\(シーオーピーワイ、コピーですね、で、 スペース、アスタリスク ピリオド アスタリスク・・・)」

そうです、いまどきDOSプロンプトからフロッピーディスクにファイルをコピーしろと言っても、判ってもらえません。コマンドをすべて教えないとやってもらえません。

「はい、で、エンター押してください」
「シー、シー・・・あった、オオ、ピー・・・」
(ダメだ、こりゃ時間かかりそうだ)
「で?エンター?」
「はい」
「あれ?だめだなぁ?」
「え?ダメ?」
「ちょっと、もう一回言って」
「コピー、スペース・・・アスタリスク、ピリオド」
「ピリオドって・・・」
「"る"のところですね」
「あぁ、ドットね、ドットって言ってくれなくちゃ」
いやいや、あなた、パソコン詳しくないって言うから、ピリオドって
言ってあげたのに。ドットってインターネット用語でピリオドのこと
だけど、一般には点のことですからねぇ。シフトの”め”もドットだし。

で、この人、ピリオドをどうしていたかって言うと、”ね”のところを
押していたらしいんですよ。
それは、カンマですからぁ〜!残念!


2006年05月24日(水) 佐賀

佐賀に最後に行ったのは・・・1回しか行った記憶はないが・・・かれこれ7、8年も前のことだろうか?

ホスト屋さんがうちの装置との通信テスト中に装置がまともに動作しなくなってしまったということで調査に。リリース直後の装置と言うこともあり、サービスマンでは対応不能と言うことで、サービス部門から本社の技術へ応援要請が入ったためだ。客からは金は取れないし、装置を壊したホスト屋さんに請求するのがスジだが、本来現地サービスマンが対応すべきところ、社内のトレーニングの不備もあり、請求できるのは、修理費用2h分程度。もちろん本社からの旅費は請求できないし、技術者が行くと割高だし、その分は担当営業が、営業費用でなんとかするから、できるだけ安く上げたいとの要望もあり。電話で話を聞いたところ、日帰りで済みそうな内容だ。できればご当地のうまいものでも食って、うまい酒も飲みたいので、最終の飛行機で帰るようプランニング。

さて、自分の作業はさっさと済ませ帰ろうかと言うところで足止めを食う。
ホストコンピュータとの通信テスト中で、通信がうまくいかないので装置の確認をしてくれとのこと。聞くところによると1週間もこの現象で悩んでいるらしい。
いやいや、エラーを出しているのはうちの装置だが、ホストのからの情報が間違っているためのエラーである。勘弁してくれ。
うちの装置の問題ではないのだが、仕方がないので一通り確認。確認と言ってもエラーの内容からすると、確認する点はほんの数箇所。5分ほどで済んでしまう。少しサバ呼んで、10分くらい調査のフリ。やはり装置が出しているエラーは正しいようだ。

確実なのは通信ログを見ること。ホスト屋さんが悪いにせよ、うちが悪いにせよ、ログをみればすぐに判る。通信ログを見せてくれと言うが、ホストの担当者はなかなか見せてくれない。本社に見せてよいか問い合わせてると言うが、結局見せてもらえずじまい。秘密にすることでもなかろう。秘密保持契約だって結んでいるはずだ。深夜まで付き合わされて結局その日は撤収。

日帰りのはずが・・・

翌朝、ホスト会社のエライサン登場。
お客さんを含めて対策会議開始。
うちは平社員(ワタシ)一人。
会議の方向性としてはうちを悪くする方向のようだ。エライサンの、おいらの対する態度から一目瞭然。

開口一番、ログを見せろと言ってみる。
ホストの不具合なんだからそっちで調査するのがスジだが、もう一週間も作業が遅れているようじゃないか。客にこれ以上迷惑をかけるわけにも行かないだろうから、調査協力は惜しまない。第一歩としてログ見せろ。

客の指示でようやくログのプリントアウトがワタシの前へ。ドンと、分厚い紙の束。おいおい、現象発生時のログだけありゃいいでしょ、紙の無駄、資源破壊!てか、ホスト屋さん、あんたたち、これを隅から隅まで調べてたの?はなはだ疑問。

ホスト側、「うちはログは散々見ている、おかしなところはない、メーカーさんがエラーだしてるんだからちゃんと調べてもらわないと困る。一週間も無駄になってるんだ!」と、しゃべり続けている。
一週間無駄にしたのは、そっちじゃろ?そんなもん、現象出てすぐに言ってくれりゃ、すぐに調査のお手伝いしに来たのに、黙ってるのが悪いんじゃない。客の表情もそんな感じ。その間、ワタシは手帳からエラーの発生した時間を確認し、プリントアウトをめくっていく。該当の時間発見、ホストからの情報に桁落ち発見。原因究明に要した時間3分。ホストのエライサン、まだうちを悪者にしたいようで、しゃべりつづけている。しばらくしゃべらした後、発言のタイミングをうかがう。

「で、メーカーとしてどう対策するつもりですか?」
ホスト屋さんのエライサン、こちらに向かって強い口調で問いただす。
「ええ、対策ですか?特にないですが、原因見つけましたんで、すみませんが、ホスト屋さんのほうで、ここ直してください」
それから、プリントアウトを囲んで、問題点の確認をお客さんにしてもらう。ホスト屋さんはぐうの音も出ない感じで、エライサンはムッとした顔、担当者はおとなしく修正に応じる。

お客さん、「あ、メーカーさんはもういいですよ。ホスト屋さん、ちょっと残ってください。改まって話があります。」
あぁ、ホスト屋さん、昨日のうちにおいらにログを見せてくれていれば・・・客に大見栄切った後、あっさり自らの不具合箇所を指摘されちゃって・・・かわいそうに。担当者は感じのいい人だっただけに・・・

修正が終わって、動作確認して(客はホスト屋さんにやらせとけと言うがここは好印象を与えておかねば)、ようやく開放。ちょうどそのころ現地のサービスマンが様子を見に来る。「あれ?まだいたの?」
「これこれしかじかで・・・・」
「あぁ、あのおっさんねぇ」
どうやら評判よろしくないようで・・・

ホスト屋さん、担当者が缶コーヒーを一本奢ってくれたものの、エライサンなんて顔も合わせようとしない。予定外の作業分費用はこちらで持っても良かったものの、対応が悪いので、当初修理費用だけの請求の予定だったのを、本社からの出張費用と技術料(技術力を駆使したのはたったの3分と言えども、なにしろ本社の技術マンですから、割高です!)しっかり請求させていただきました。

佐賀の小学生ひき逃げ事件のことを書こうと思ったのだけど、違う話になってしまいました。


2006年05月20日(土) 家で

なんの因果か家で仕事中。

それにしても良いお天気。
洗車したいなぁ。
日曜大工もしたいなぁ。
ご近所さんと庭でバーベキューなんかしたら最高だなぁ。

全然、仕事に身が入らない。

そうだ、シャワーでも浴びて気分を入れ替えよう!

<シャワー中>

・・・うん、やっぱりビールが飲みたくなってしまった。


2006年05月19日(金) ヤフオク

ヤフオクで頭に被る硬い物を落札した。

出品者からのメール・・・なんと私と同じ名字。
しかも、フルネームでみると親戚と同姓同名。
なんたる偶然!
以下、同姓同名さんとさせてもらいます。

この同姓同名さん、単に同姓なだけじゃなく、
とっても感じの良い人でした(実物は知りません。
でも、私の想像の中の同姓同名さんは、とっても
ハンサムなナイスガイになってます(笑))。

妙に親近感を感じメールに要らぬことまで書いて、
しまったが、嫌なひとつ顔せず(いや顔は見えないが)、
丁寧に相手をしてくれましたし、対応の迅速さに
ついては、それこそ脅威的。
同じ日に別のものを落札したのですが、そちらの
出品者から入金確認のメールが届いたときには
商品届いていましたから。

いえ、別件の対応が悪いというわけではないです。
普通です。単に、同姓同名さんの対応の早さが
すごすぎなんです。

しかも、商品についての補足説明やら保守部品の
情報やらまでメールで教えていただき、とっても
良い感じの方でした。やっぱ名前がいいのかな?

評価に「非常に良い」の上があれば良いのにと
思ったのは、今回が初めてです(笑)


2006年05月11日(木) Yellow Sand

S氏は洗車をした。
ピカピカに輝く愛車は実に素敵だ。

車庫の前にガーデンチェアを用意し、お茶をすすりながら
愛車をうっとりと眺めた。よく見ると洗車したばかりの
愛車にうっすらと砂埃がのっている。

黄砂のせいだ。

Yellow SandあるいはAsian Dustとも言う。
お隣の国の砂漠からはるばる飛んでくるらしい。
どうせならそのまま飛んでいって海にでも落ちてくれれば
よいのになぜよりによってS氏の家に落ちてくるのか?
もしかしてお隣の国の陰謀ではなかろうか?
S氏はお隣の国に対して、少しむっとして、お隣の国の
方を睨み付けたが、そこに見えるのは自宅の塀だけであった。

S氏はお隣の国に文句を言うのを諦めて、砂埃をなんとか
しようとした。毛ばたきで払ってみると、一見きれいになる
のだが、完全には落ちきらない。しつこい黄砂は毛ばたき
くらいでは落ちてくれないのだった。S氏はもう一度水をかけて
軽く洗車をした。ようやく新車の輝きを取り戻したかと思った
愛車だったが、ガーデンチェアに腰掛ける間に、もう、うっすらと
砂埃がのっている。

S氏はもう一度洗車をするがすぐに砂埃がやってくる。何度繰り
返しても同じことだった。それどころか砂埃がどんどん激しく
なってくる。洗車するくらいでは間に合わない。洗い流すそばから
砂埃がのってくるのだ。

挙句にクルマは砂埃のせいで細かい洗車傷まで出来ていた。
S氏は激しくお隣の国に腹が立った。

S氏は砂埃がクルマに近づかないように大型のファンで砂を追い
払おうとしたが、S氏の家の周りの砂埃をかき混ぜるだけだった。
それどころか、舞い上がった砂埃で1m先も見えないような有様だった。

ようやく砂埃が舞い降りると、今度は舞い降りた砂埃でクルマが
埋もれてしまっていた。S氏は砂埃が舞い上がらないようにそっと
砂埃をかきだした。しかし作業は思うようにはかどらない。
新たな砂埃がお隣の国からどんどん飛んでくるからだ。

ついにはS氏は自分自身も砂埃に埋もれていた。もがけばもがくほど
砂埃に埋もれていく。だが、じっとしていても重力で砂埃に埋もれて
いく。S氏に打つ手はなかった。ついには頭まですっぽり砂埃に
埋まってしまい、呼吸もままならなくなった。
S氏はこのまま死んでしまうのか?と不安になったそのとき、S氏は
目覚めた。

いつの間にかうたた寝していたS氏は、ガーデンチェアから転げ落ち
砂場にうつぶせになって寝ていたのだった。


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