航宙日誌
『革命戦記』と輝&Ark☆の珍道中?

2002年08月31日(土) 某^^GA小説大賞

 応募した。その予定なかったのに、なぜか・・・。なぜ??
 ことの起こりは夏コミ打ち上げ飲み会。色々とヒート・アップする中、いつしか、その話題に──「気にはなるけど、今回は予定なし」というと、舞さんと入江さんにけしかけ・・・挑戦したらいいのに、と応援される。
 んで、酔ってた勢いなのか、暗示にでもかかってたのか、その気になった。まぁ、やっぱし心の底ではやってみたい度が案外、高かったのだろうか。
 しかし、〆切まで20日しかない。構成やら何やらで10日。執筆で10日。構成さえ、そのなりに纏め、後は勢いにさえ乗れれば、何とかなる!? と思ったらしい。つーか、「間に合わなけりゃ、それでもいいや」というのが真相。そん時はサイトにでも出してみるのもいいか、とか。
 にしても、分かってはいたけどキツかった。最低限の見直しとコピーを取る時間も必要だし。打ち出しなんぞは半分、寝ながらだったもんで、3枚ばかし二度打ち出してしまったり^^
 やればできる──とゆーか、ムリにでもやったとゆーか。応募が始まってから何ヶ月もあったのに、ラスト・スパートの時期に書き始めるという無謀なことを・・・正直、バカ★
 でもまぁ、スランプだった輝が一気に書くマネもできたのだから、それだけでもヨシかな。とにかく、一本の話を作れたし。
 尤も、余裕がなかったのも事実で、構成他が甘かったか。手直しの時間もないし、MSもほとんど出ないし、ましてや戦闘シーンも──多少はカスってるが、う〜ん。
 それと既存のGキャラもちょい出てる。つーか、20日で何とか纏められたのも同人で、それなりに作り上げてきた設定を使ったから・・・。一から世界設定作ってたら、間に合うわけない。んで、分かる人には分かるだろうなぁ。誰が出てるのか^^



2002年08月25日(日) 二つの『雪風』の“画像”

 隔月連載だったはずの多田コミック版がどうやら、毎月連載になった模様。気になっていたブッカー少佐の息子に関わる物語が引き続き、描かれ、しかも、現在──“無人化される特殊戦”への対応と絡められていた。

 「息子が何らかの事故にあったとき、ブッカーは戦闘機に乗っていた」

 それが実際にどこかの紛争などで参戦していたのか、それとも、隊に配備されていただけだが帰らなかったのか? 事情はどうあれ、それが妻には「家族より仕事を選んだ」と思われ、精神まで病み始める。その後の経緯はともかく、結局、別れることを選んだ・・・。支えにもなれず、傍にいることが却って、辛い記憶だけを強調すると考えたのか?
 原作でのブッカーは特殊戦の人間にしては穏健で、人当たりも悪くない──当然、特殊戦パイロットだったのだろうが、多田版の流れなら、家族と別れたことで、それが決して望んだわけではなかったからこそ、特殊戦の任務も耐えられるような状態にあった・・・とも考えられる。その頃の彼は投げやりな感があったのかもしれない。
 それでも、「必ず帰還せよ」→「必ず生き延びる」選択は辛いものでもあったかもしれないが、離れても、「家族」のためにできることを、せめて金銭面援助くらいしかないと考えた可能性もある。因みに慰謝料云々の会話は原作にもある。
 淡々とした語り口の多田版だが、段々と深みが増してきたような気がするのはこちらが多田コミックに多少、慣れてきたからかもしれない。

 もう一つの“画”による表現のDVD──本日発売☆ 尤も、3日前にはフライング発売されてたりした。でも、まだ未購入。・・・今、別の〆切があって、観るに観られない。勝ったら最後なので、自己規制中。色々といわれてるが、ここまできたら、やっぱり、つきあってやろうか、という気分★



2002年08月22日(木) 田中芳樹月間プラス

 デュアル文庫より、田中芳樹原作・原案作品が一挙に発刊。全くねぇ〜★
 『野望円舞曲』は荻野目悠樹氏著でもあり、『女版ラインハルト&キルヒアイス物語』といえなくもないが、テンポがよく、味のある脇キャラの言動などなど、見所・楽しみ所は事欠かない。
 再刊文庫化の『自転地球儀世界』は一応、加筆修正があった。しかし・・・イラストがちょーっとイメージとは違う、かな? 『ブギーポップ』などを手がける緒方剛志氏──決して嫌いではないが、この陰影が何となく違う。キャラも妙に暗く見えるし・・・。主人公の白川叔父・姪(周一郎&多夢)は社会的現状には影(失業&不登校中)を帯びていても、人間としては引きずってはいない、と見える。
 案外、前向きであるからこそ、異常なはずの状況下でも「2人なら大丈夫」のような信頼関係すらある。それが、このイラストの陰影から、イメージに過ぎないとしても損なわれたように見えてしまうのが残念だ。
 尚、田中作品関連ではないが、デュアル文庫からは『ラーゼフォン』ノベルズ版も出る予定だった。だった、というのも、最初に発刊予定表に上げられたのは5月だか6月だったような・・・^^; 延びに延びて、現在の予定では9月発売。しかし、度重なる延期により、とある書店店員さんも「確実とはいえません」とかいったそうな。
 因みにTV版とは異なる展開だろうデュアル版の著者は神林長平氏。『戦闘妖精・雪風 解析マニュアル』のインタビューで、「やっと書き始めた」と語ったのは5/31だそうだ^^;;; 何ヶ月延びるのか──『KLAN』の上をいっている。
 でも、神林版『ラーゼフォン』は楽しみでもある。どんな神林テイストに染め上げてくれるのか。「あ、いけるかも」と思ったというのだから、信じて待ってますよぉ。
 ついでというか、TV版準拠シリーズもMF文庫から出ている。語り口の視点がキャラによって、目まぐるしく変わる──『リヴァイアス』もそうだったのだが、一番、輝には馴染めない手法。一人称の物語は構わないが、そり視点そのものが飛びすぎると例えば、一つの物事にしても、視点の持ち主の変化により、知っていることの違いなどが現れてくる。誰が何を知っていて、何を知らない──という判断はできるが、物語としては展開にムラが出るように感じられてしまう。映像からは理解しにくかったところを補ってくれるかな、という感覚で読むタイプにとっては、少し残念。それだけを読んだ人には──どうなんだろう?
 まぁ、生きてる功刀さんを『見』られる、けどね。(お前、その趣味どーにかならんか??)



2002年08月19日(月) もいっこカウンター

 本ットにそれだけ。外伝コンテンツは一寸だけ独立しているページなので、そのトップにアクセスカウンターを今さらに設置。何だかんだで5ヶ月経ってるわけだが──これまでに、どれだけの方がきて下さったのか。延べでも100は過ぎてるよな。んじゃなきゃ、さすがに悲しいぞ。まぁ、メンドイので0からスタート☆
 さぁ、続編を書けっ! 書きやがれ!! ・・・といきたいところだが、コミケが終わっても、ちょーっと余裕がなさそう。8月いっぱいは手をつけられそうにないっス^^; スマンです。



2002年08月15日(木) 久々の新トップ・イラスト

 原画は夏の新刊『SHORT!』のカバーで、鉛筆走りがきを残したペン画コピー。イラストと呼ぶのも、おこがましいような代物。紙を選んでいる余裕すらなく、ただのコピー用紙で突貫製作した。
 とりあえず、夏コミ報告と合わせ、その表紙画に色をヌリヌリしてみた。カラーとなるのは初めてのこの二人、輝が書けねぇ〜と喚いた挙句に、序章だけ反則気味に出した『GENERATIONS』主役のヤング・とーちゃんズ^^
 つーても、もちオリ・キャラのカイル・ノア&シュウジ・ヤシマ若かりし頃の姿。一応、頭の中に色設定は作り上げていたが、いざ塗ってみると、こんな感じなのかぁ・・・と輝もArk☆も驚いている。
 特に「薄い茶色の髪と瞳」のカイル──この薄茶が中々、決まらない。結局、今回は金髪に近い色になっているが、イメージとしてはもっと、いわゆる茶色に近い淡い色だったりする。今後、又描くようなことがあれば、宿題になるかな。
 一方のシュウジは全く悩まずにスパッと決まる。ってーか、Ark☆の描く東洋系って、みーんな(レオン、ロアン少佐、ユン少尉)同じなんだよ。カラーなんて、特に選びようがないほど。困ったもんだ。



2002年08月14日(水) お珍し声優ネタ

 まぁ、多少のブランクはあっても、これだけアニメを見続けていれば、そのキャラに生命を吹き込む声優さんにも興味が湧くのは有りがちなことだと思う。今では熱烈、というと真に熱心なファンの方々に申しわけないので、“お気に声優さん”は何人かいたりする。まぁ、最近の新人さんたちのことは全然、判別もつかなくなっとるので、いわゆる中堅以上に集中している。

 最初に気にかかったのはやはり、というべきかブライト役の鈴置洋孝さん。ただし、声優としての鈴置さんを知る切っ掛けとなったのはブライトではなく、『ガンダム』直後頃の『六神合体ゴッドマーズ』の伊集院ナオト役だった。多分にもれず、主役ではなく、そのライバル(と自負している)の脇役に興味がいくのはこの頃から変わってない。
 何度か見ている内にEDクレジットのCASTに同じ名前を見つけ、かーなり驚いた。何せ、キャラが違う、声質が違う、調子も違う。何から何まで違うトコばかし。よーく気をつけて聞けば、当たり前だが、声音は同じ…らしいと納得した。
 あの瞬間から、声優という存在を認識し、凄い!! と感動しちゃったりもした。
 それからは、ずーっと、鈴置さん声の追っかけ、のようなことをやっていて、アニメだけでなく、洋画などもよく見るようになった。出演作品と役名をメモしてたりもしたなぁ。恐ろしいことに小学生なんぞも演じていた。何だかバレバレだろーなぁ。御本人曰く、「日向小二郎ってゆー気持ち悪い小学生やってます」だそーだ。それって、自分が当ててるからってことなんか? 
 それが段々と年代が上の方にも広がって、こんな渋い役もできんのか!? と唸っちゃったもんだ。因に長いこと、その誕生日を知っている唯一の声優さんだった。といっても、ファン・レターも誕生日プレゼントも贈ったことはない密かなファンのつもりだが。

 さて、今では誕生日をソラでいえるのは他に二人、林原めぐみさん(ラジオ番組聞いとる内に覚えた)と高田祐司さん。
 高田さんについては前にもこの日誌02/01/10で書いたが、中々に渋い声の持ち主。勝手にオリ・キャラくんスノーの声にも決定しているが、実はそれほどの年ではない。娘さん、まだ小さいしね。『万物創世記SP・赤ちゃん』にNRでありながら、子連れで生身出演。カメラが引くほどの親馬鹿ぶりを「これでもか!」と発揮していた^^ あれで、スノー声に確定したようなもんだったなぁ。
 最近、アニメ出演も増え、なぜかサンライズ作品が多い──とも前に触れている。

 さてさて、なぜに突然、こんなネタを? というと、現在放映中でチェックしている作品『ラーゼフォン』で、無茶苦茶、渋い役を演じている方がいらっしゃった。
 功刀仁(くぬぎ じん)役の中田譲治さん。
 作品そのものの解説はこの際、省く。つーか、一応クライマックス間近で、展開が混迷を極めていたりする。深夜に枠が移って見逃したりもしてるので余計だが。
 んで、中田さん声の功刀司令主役の回を昨晩放映。危うく、これも見逃すトコだった。つい寝入っちゃって、5分前に目が覚めた! 何かが呼んでくれたんだろうか??(・・・アブネェよ)
 作品全体の展開は迷走状態でも、功刀司令に関しては明瞭だった。結構、謎をはらんだキャラでもあったが、多分、今回で退場・・・。ううっ、壮絶な最期を遂げられたのであったTT
 まぁ、そこに至る中田さんの演技と声が「参ったか!!」とばかりに渋さ爆裂★ さすがにデビューがN○Kの大河だけのことはある(?) 功刀の過去なども感じされられて、相乗効果の如く、胸にくるんだなぁ。
又、過去に何かを背負ったある程度の責任を負う大人の男(若者役、回ってくるのかね? 想像が・・・^^;)なんて、役が多いんだな、これが。『アルジェント・ソーマ』のマイケル隊長もそうだった。こちらは生き延びたが。
 なお、『〜ソーマ』には高田さんも出演。渋さを競演していた。っても、高田さんにちゃんとセリフがついたのって、最終局面だったような・・・。それまでは唸ってばっかだった^^;; 何気に脇役その一とか演ってたし。これで幹本さん(レオン声)もいれば、完っ璧だったかも??(でも、竹村拓さんでも十分だったな)
 話は戻って、初めて、中田さんの声と名前を一致させたのは高畑京一郎氏原作『クリス・クロス』CDドラマ編でだった。映像がない分、全てが声の演技にかかるので、アニメ以上に難しいだろう。その中でも、中田さんの演じた「魔王ギガント」こと「江崎新一」は原作でも「声」だけで登場するため、他のキャラのようにイメージを膨らませる要素が少ない。それを見事なまでに吹っ飛ばしてくれた。

 「な、何者っ? この超ド渋な声の人は」

 あれから、八年ばかし──さらに磨きかかってる様子。功刀司令、カッコよかったよ。なお、最後のセリフ?は「フッ」とな。いや、功刀自身の最後の言葉はもう一つあるんだが、声としては乗らない演出だったんだよね。多分「娘の名前」が大勢意見。(しかし、輝の趣味って、本ットに解りやすいよな)
 ただ、許せんのはご退場主役回だとゆーに、クレジットの名前が違うじゃねーかっ!? 「中島譲治」って、誰よ?
 ついでに、もうすぐ発売の『雪風』でも何と、ブッカー少佐を中田さんが演じたりする。既にプロモは見てるわけだが──勘弁してくれっっ!! なほどにヤバイ感じ。ちょーっとばかし、演技過剰かも。でも、だから迷ってしまう。見たいような、聞きたいような^^;;;;;



2002年08月13日(火) 続・八月の田中芳樹作品

 コミケに追われまくり、こいつが終わってみれば、呆けちって、数日。気がつけば、半月ばかり、日記も何も書いとりゃせん。ヤバいっ。ヤバすぎるぜぃっ。
 ネタがなかったわけじゃないので、日を溯って、穴埋めしてくことになりそう。
 とりあえず、久々の復活ネタは「今月、やたらめったら、刊行される田中作品」について──更に別もの発覚(いや、何か違うぞ^^; )
 どこぞの書店でもお目にかかれるのが『文庫発刊予定表』と『コミック発刊予定表』だが、あんまりとゆーか、輝が立ち寄るトコではついぞ見た覚えのないのが『新書発刊予定表』だったりする。その八月版を本日、珍しく目撃。

 ・・・・・・んで、びっくらこいたんだな、これが。
 『灼熱の竜騎兵』(エニックス)

 ・・・・・・・・・・・・って、待てよ、おいっ。『タイタニア』や『自転地球儀シリーズ』同様、これも未完のシリーズもんだぞ。それも又、出版社を変えて、発行かいっ!?
 これは富士見さんが諦めたってことか? けど、この作品は『DRAGON MAGAZINE』創刊記念で連載スタートし、ファンタジア文庫でも記念すべきナンバー1を背負った作品のはず。待って待って、今でも決して諦めてないのに──出版社が変わるとは。
 一つ問題は、つまり、続刊を見越しての刊行なのか? ・・・・そんなのアリ? 文庫派の輝は無茶苦茶、悲しいぞ。田中作品の中でも、トップ3に入るお気に作品なのにTT 
「お気になら、文句いわず買えよ」といわれそうだが、イラスト担当がファンタジア担当の北爪氏なんだよねぇ。本トに単なる再録刊らしい。(しかも、正直、イラスト向きじゃないんだ、この北爪さんの絵は。特に二巻と三巻は時間が経ちすぎて、まるで別人が出てるみたいだった)
 さーて、どうする???


 <Prev  INDEX  Next>


輝−Hikaru− [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加