| 2005年04月18日(月) |
我が家には無いもの… |
整然と片付いた部屋。
ぽかぽかと陽射しのあたる縁側。
よく出来た奥さん。
それは、山ほどあるんだけれど。
兜飾りもないなぁ。
娘ふたりの我が家には。
(姉んちの甥っ子のお父さんの、そのお父さんの兜飾り。
なぜか会津の赤べこが…)
今日は姉宅のおニューのパソコンを見に行ってきました。
上の写真は甥っ子の兜飾り。
甥っ子といっても、ゲイ大…じゃなかった、芸大で、
建築デザインの勉強をしている、もう大きな男の子なんだけど。
季節、季節、私と違ってマメな姉はこういう事をかかさない。
けして形式ばるとかそういうことじゃなくて。
例えばトイレの中の小さな台の上にガラスの小瓶をのせて、
軒先で咲いている花を摘んでさりげなく飾る。
旬の食べ物を真っ先に食膳に載せる。
そして、いつも自分の心配より、人の心配ばかりしている、優しい姉だ。
3つしか違わないが、親のように甘え慕っている。
ソフトのインストールやら頼まれごとが一通り済んで、
お茶を飲みながら、ふと、昨年亡くなった母の話になった。
実家と家が近い事もあるが、甲斐甲斐しく走り回り、母の介護をしていた姉。
仕事にかまけていた私とは大違いだ。
情が深くて優しいのだと照れずに言ったら、
兄弟の中でほんとうに一番優しいのは兄だと、姉は言う。
兄は家を出たまま、あまり実家にも寄り付かず、
何一つしてくれなかったけれど、ほんとうは心根がとっても優しい人だ。
私は母の世話をしなければいけない、そういう気持ちの方が強かった、と。
それなら…。優しい気持ちも持ち合わせず、
してあげなければ、という使命感もないのはどうなんだ、と聞いたら、
気楽でいいな、と笑った。
どこか歪で何か大事なものが欠けている人間。
人を大切にしない。ものを大切にしない。自分をも大切にしない…。
身近な人、身近なもの、あるいは自分を失う時でさえ、
同じように、どこか淡々と薄情なのではないかと、自分を恐がっている。
前世はほんとに一生の短い虫だったのではないか。
大切にするとはどういうことか…。
暇になると、すぐに、こんなくだらない思考が混ざりこんでくる。
だから、仕事にしろ、何にしろ、余計な事まで背負い込んで、
クタクタに疲れて、グジャグジャ考えないようにする。
そんな風に思うんやったら、逃げたらあかんのと違う、と姉が言う。
逃げなきゃ、とっくに押しつぶされてしまう…よ。と反駁する。
ものにあふれ、恵まれ過ぎているからだろう。
紙一枚大切にすることから、具体的に行動してみるか。
私が私でいられるのは、今まで生きてきた時間の半分ほどだ。
それはそうと、長年思案して、ようやく購入したというパソコン。
とうぶんの間、netにもつながないという。
恐い気がするし、今のところ別に不自由も、必要もないからと…。
大学生もいるのになぁ…。恐がってても始まらんで、とも思うけれど、
無理にする必要も、便利さもない、満足げな姉を見ていてそう思う。
仕事場では言えない話だけどね。
| 2005年04月17日(日) |
春だから日記の衣替え3回目 |
うーん。
壁紙の色一つすぐに決められない、この性格。
何とかならんか。
そもそも小学生のように何でも書いてしまう、この性格も。
やたら字を大きくするのも何とかならんか。
おい。

| 2005年04月16日(土) |
オセロじゃないのよ。碁石は♪ |
このところ我が家では囲碁が My Boom !
黒(まる子)の16目勝ちです。
囲碁ソフトの9路盤でもいっこうに勝てない私。
「お母さん。そこ。死に石やで」と、横からまる子ちゃんの声。
「えっ…?死に石?なんで?ここホラ、こんなに場所空いてるやん」
子どもの言っている意味が分からない。
無視して打っていったら、ナルホド…。
打てば打つほど…陣地を減らす…のね…。
女性は物欲が強いから将棋より囲碁に向いているとか?
ほんまかなぁ。9路盤卒業はいつのことやら。
その後、まる子も「やらしてー」と挑戦。
え…。こんな打ち方もありですか…?? へえぇ…(上の画像)
勝ちは勝ちだとまる子ちゃんは誇らしげ。
何が面白いのか、日曜のNHK囲碁番組も時おり見ているらしい。
どうやら私の父の隔世遺伝か…。未だ0勝は私だけ。悔しい。
「ヒカルの碁」でも読もうかな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (ただ今、妄想中)・・・・・・・
陣地取り合戦。
ヘボじゃなくて、やっぱり強かったかもしれませんね、土方歳三。
歳三さん、むっつり考え込んで腕組みしたり、時おり石をもて遊んだり…。
で。対戦相手はね。もちろん勝ちゃん!
近藤さんは意外に?堅い理性派の碁打ちで、イレコミ中の歳さんをニヤニヤ眺めているの。
さて。勝負はどっちが勝ったかなぁ…。
対戦相手なら、温厚篤実の人、島田魁もいいなぁ。
箱館の屯所の一室。他の隊士達が二人の対局を興味津々眺めている。
島田はゆっくり打ちながら、
(…困った。土方さんに勝ってしまったらどうしよう)なんて心配してる。
投了。土方の中押し勝ち。
「俺に勝とうなんざ、百年早いな」と勝って誇らしげな歳三の顔を見て、
人の好い島田は「まいりました」と大きな体を折り曲げる。
でも内心は可笑しいやら(なんて可愛い人だろう…)なんて思ったり…。
たり。たり。いやぁ〜。。。
まる子ちゃんが学校からもらってきた書類の中にユーウツな書類がある。
役員選出のお知らせ?
それもある。
でも、もっと頭が痛くなるプリント。
じゃん! 家庭訪問 だ。
大変だ。大変だ。
うちんなか、片付けなきゃ。
足の踏み場もない、我が家の茶の間。
さぁ、どうすんべ。
・・・悪がきの落がき・・・
てなことで。
小説や漫画本の整理を始めました。(なんでやねん)
1時間。2時間。3時間…。
せっかくなので、リストアップしながら作業をしているんですが…。
困ったことに。いっこうに片付く気配なし。
で。何をしてるのかと思えば…。
…あ。カムイ伝の一巻やんか。実家から持ってきてたんか。
カムイに正助、へえ、竜之進も一巻から出てたんやぁ…。ふーん。
などと、ついつい読んでしまう。
…お。子母澤寛の鴨川物語やん。これ文庫でも持ってるんとちゃう。
し…昭和49年の発刊?? つーことは、49ーさんじゅう……。
や、やっぱし…私…こんなものばかり読んでいたのね…。
などと遥か遠い10代を懐かしむ。
一向に作業がはかどりません。
却って散らかしたぐらい。整理は苦手だ。
ほんまにもう。
ま。ぼちぼち。そのうちに。(どのうちにだろう…)
昨日スーパーへ買い物に行った時のはなし。
「よし。今夜は鍋でもするか」そういうことになった。
材料を揃って、切って、あとは鍋奉行のダンナにまかす。へへ。楽チンだ。
えーっと…。白菜、小松菜、椎茸、エノキ、豆腐…。メインは豚肉でいいかな。いつもは昆布出しにポン酢だけど、たまには味噌鍋もいいかー。
そう思って、焼肉のタレや、醤油などが並ぶコーナーへ行った。
すき焼きのタレはある。
ところが。その隣に並んでいるはずの、鍋つゆの種類が一切ないっ。え?
代わりに棚を埋めていたのは…。
そーめんつゆ! そばつゆ! ぶっかけつゆ!
で。特売コーナーには特売品の麺つゆと素麺束が並んでいてたりする。
…いくら何でも早すぎないか?
そりゃ。素麺は好きだけど。ざるそばも大好きだし。
季節の先取りも悪くない。
スーパーの店頭で、少し早く季節の訪れを知るのも悪くない。
そやけど。鍋つゆオールスター、一斉退去することはないやん。
梅雨明けまでは、まだまだ肌寒い日もあるぞ。
実際、桜が咲いて春になったばかりだ。
狭いニッポン 短い人生 そんなに急いでどこへゆく。
ツユにはまだ早い。なんちって… (^_^.) あほう。
今週。お姉ちゃんも、まる子ちゃんも真新しい制服に身を包んで、期待と緊張の新学期をスタートさせました。自分でテンション上げてはしゃいだり、まだ不安を抱えて無理してるかも。無器用な母は今日も見守るだけ。
学校関係の提出書類の山を片付けて、毎日のお弁当作りがスタート…。
4月は何かと忙しい。落ち着いて、のんびり出来るのはまだ少し先のよう。
キモチが不安定な時に落書きすると、けったいな絵に(いつもでんがな)
左右の瞳の色が違う猫って何か言い方ありましたっけ?
私は弱い人間で、すぐに鎖に繫がれたくなる。
細切れの時間と、ストレスと、プレッシャーを好む。
ストレスなしには生きていけない。
不自由でなければ、自由を知らない。
人が定めた時間という物差しがなかったら
日がな一日、何もせず、
自堕落な怠惰の海に沈んでいる。
何も産まない。ただ時間を喰いつぶす。
時間の鎖を枷として ストレスという重荷を背負い込み
鼠のように自分を追い詰める。
人として、ただ安心する為に。
自由とはこの意識の世界から消えてしまうことか。
生まれる前の無に還ることか。
それで安らぎは得られるんだろうか。
それで自分は幸せになれるんだろうか。
あまりに自分が憐れではないか。
| 2005年04月11日(月) |
梅の花一輪咲ても…。 |
← 4月10日 北野の天神さんに咲いていた梅の花。
桜満開の今日。さすがに、ほとんどの梅の花は散ってしまっています。ぽつんと咲き残った小さな花が可憐。彼の人はどんな気持ちでこの花を愛でたんでしょうか。うふ。
絵馬堂には遅咲きの椿が赤い花を咲かせていました。
日曜日、北野の天神(北野天満宮)さんへ、合格祈願のお礼に行ってきました。本殿には鈴が中央にしかないので、鈴を打ち鳴らそうと参拝の人が並んでいます。修学旅行生かな。団体の生徒さん達もいました。
列には並ばず、そろそろと本殿の隅っこの方から手を打ち、合格の報告と、お礼。簡単なもんです。願掛けをした絵馬堂へ参ったら、そこには「合格しました!」の御礼の絵馬がたくさん。何だか嬉しくなります。
「そうや。絵馬も書いてへんで。いいんかいな」とつぶやいたら、
「こういうのは気持ちが大事なんや」と長女が分かった風な口をきく。
10円かそこらのお賽銭で、本人はもちろん、家庭、仕事、学業、その他もろもろの願い事をする。あげくの果てには、この世の全ての人、みんなを幸せにしろ、などと無茶をいう。神さまも、たまったもんやないやろね。
立派で近寄りがたい神社や、お寺より、
「ちょっと神さんに参っていこか」
そんな身近な存在で、ほんでもって心の拠り所になるような、そういう存在であって欲しいな。いつまでも。
北野の天神さんは牛の像が有名ですが、狛犬もたくさんいます。それぞれ表情が違い、面白い。
吽の狛犬。角が生えて、可愛カッコええでしょ?
全国狛犬巡り、いつかしたい。。
♪皆様、ご紹介いたします♪
当一座の看板役者トシゾー・ヒジカタの向かって左側には
くまのプーさんこと、起き上がりプー太郎(♂)
よろしくね!
そして、その隣におりますのが、
一座のアイドル、キューちゃんでございます。(♀∞♂)

どうやらキューちゃん、トシゾーに惚れちまったか? 流し目攻撃だー!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
亡くなった母はキューピー人形が大好きでした。
赤ん坊ほどもある大きなキューピーさんに、余り毛糸で編んだフリルのスカートをはかせてみたり、煙草屋の店先によく飾ったりしていました。
写真のキューピーさんは高さ4cmほどの大きさしかありませんが、
母が亡くなる時も、ベッドの上の皺くちゃな手の中にありました。
そんなことをふと思い出した…。
テレビの前に三つ並べて「可愛いでしょ」なんて嬉しそうにやっていたら、
今どきの中高生の娘たちに「ふふん」と笑われちまった。
目をそらさないでってば。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今、Yahoo!コミックで、
あの懐かしい上村一夫の「同棲時代」 1巻が立ち読み出来るようです。
← 今日子さんの写し描き
「赤い鳩 アピル」もあったぞ。
(著作:池上遼一 原作:小池一夫)
新選組が出てきます♪
土曜日だというのに(毎週こんなことを書いているような…)
交代の呼び出しがあり、今日も仕事でした。
午後、愛チャリで某駅へ。
ものすっごい
人 人 ひと!
桜はどこじゃ〜!! …って感じ?
大丈夫。
自然は優しくデッカイですから。
でも。ホントに自転車乗っているのが恐かった。
車道も平気で人が歩いているし、急な飛び出し、斜め横断なんのその。
信号は赤なのに、平気で堂々と道路を横断している。
グループ連れのおばちゃん、おっちゃんなんか、思いっきり信号無視で、
まわりが見えず、マイペースでお喋りしながら渡ってるもん。
で。目があったら逆に睨まれる。
ま。こっちもおばちゃんだから。目には目を…。恐。
でも。きっと歩いている人の身になったら、
チャリなんか乗りやがって。俺たちは観光客だ。地元民なら控えろ、とか。
休みは取れないし、何も好き好んで土日に来てんじゃねえや、なんて。
思うんでしょうね。私もお出掛けしたらそうやもん。
これで避けて違う道を走ったり。時間をずらしたり…。
桜満開の土日なんて、こっちも近寄りたくないんやけど。
ここ通らへんと仕事に行けへんの。
車からはブーブー言われ、通行人からも冷ややかに見られて、
この時期、チャリ族は悲しいのだ。
ふだんの花見。近所のちょっとした桜がきれいです。
駅前の桜。川べりの桜。よそんちから覗く小さな桜の木。
一本の小さな桜の木だけど、枝をいっぱい伸ばして、精一杯咲いてる。
存在感があって、晴れ晴れしくて、見上げては、惚れ惚れします。
庭に桜の木のある家。いいなー。いつか、そんな家に住んでみたいなぁ。
で。心地よい春の夜に、縁側で月と桜の花を眺めるの…。
あー風流な…ええ感じ…。
ただ…。桜の木って…。
花びらが散った桜の木の下には……毛虫っ! がいるんよね。
今ね…。NHKの深夜番組を見ています。
「列車横断・鉄道乗りつくしの旅」と「かんさいミッドナイトスペシャル」
桜の命・桜守が見たくて…。でも2時過ぎか…。
いささかお疲れ。。起きていられるかな。
おっ。高石ともやだ。
| 2005年04月08日(金) |
今日は入学式 そして囲碁その後…。 |
もう一台のノートにAI囲碁というソフトがインストールされていたので、パソコンを立ち上げついでに、最近、遊んでみたりするんですが。
しつこく、この絵。ペンタブ、娘にとられておりまする。
かの人と対戦してみたいな。で。負かしてやるんだ。
★コンピュータの一番弱いヤツを相手にして。
結果。9路盤で私の「83目半!」の負け。ぶーーーーーっ。
「えー!? 9×9は81やんな。なんで多いんや」
「アゲハマ。石。相手に取られてるでしょが」 ←(ダンナ)
打つ場所に迷ったらダンナに聞くという方法でとり直したら、今度は2目に減った。わーい。でも、やっぱり負けは負け。悔じいい。
うーん。いまだにチンプンカンプンだ。父の相手などいつのことやら…。
で。今日は長女の高校の入学式でした。
学校の桜の花も満開で、気持ちのいい、まさに入学式日和。
お姉ちゃんはかなり緊張した面持ちでしたが、入学式で、一人一人ちゃんと名前を呼んでもらって、無事、高校生になりました。
週明け月曜日は、今度はまる子ちゃんの中学校の入学式です。
それが終わったら、長期講習が始まる5月まではゆっくりできるかなぁ。
むふふ。遊びほうだい。落書きしほうだい。時間大切にしたいなぁ。
いつのまにか、陽が沈んでいたなんてのは、もったいないもんね。
でも。お弁当作りが始まるぞ…。(T_T)
| 2005年04月07日(木) |
嵐山 チャリンコで夜桜中継 |
今よ盛りの桜の花 2005.4.6 嵐山にて
昨日は娘の十三参りで観光客気分で渡った渡月橋を、今日はチャリンコで往復する。朝方に雨が降っていたせいか、人通りは昨日に比べて少ない。
くたくたで段取りの悪い仕事を終え、駅に着いたのが夜の11時頃……。
普段の夜なら降り客以外は人気もまばらなのに、今日は土手のあたりから
話し声やら、音楽やら、焼き鳥屋のような香ばしい匂いさえ漂ってくる。
夜桜見物の花見客だ。
ここ数日のうちに一気に開花した桜の花。
派手なライトアップはないけれど、人工灯の光を受けて、
思い思いに枝を伸ばし、闇の中に淡く浮かび上がる姿はほんとうに美しい。
土手を利用した駐輪場から、そろそろと自転車を押し出す。
土と石ころの坂道。土を踏む音が心地よい。
ゆっくりとペダルを踏む。
河原の方には幾つもの明かりが見える。人影が踊る。
道端には車の列。等間隔に、一列に行儀良く駐車している。
最後尾はパトカーだ。
まだまだ宵の口。宴会が続くんだろうか。
河原での喧騒から離れ、車道に出る。
車2台が行き違えば、すれすれの細い道のカーブを曲がる。
橋のたもとでは数台のバイクが吠えるようにその音を競っていた。
渡月橋の上を自転車がよろよろと走っていく。
車も人も通らない。少しの間、橋の上には私ひとり。
微かな川音。優しい夜の闇。
サドルの上で深呼吸。風は湿気を少し含んでいるようだ。
恐いような、それでいて穏やかなような、妙な気分の中にひとり居る。
信号が変わり、誰も居ない十字路でぽつんと止まっていたら、
さっきのバイクが数台、派手な音を立て横をすり抜けていった。
バリバリバリ。
月も見えないのに、みんな気持ちが昂ぶっている。
今年の桜。
あと数日で散るんだろうな。
どうぞ。しばらくの間、雨が降りませんように。
あ。明日は高校の入学式や。
ダンナの休みが取れたので、観光客で込み合う土日をさけて、地元の法輪寺(虚空蔵さん)へ、まる子ちゃんの十三参りに行ってきました。
ご祈祷してもらう時に好きな文字を一字、筆で書くのですが、これがその時、まる子が書いた文字 (↓)
笑
いいなあ…。何だかとっても、まる子ちゃん、らしいや。
「笑」という文字に足が生えて、まるで踊り出しそうやん。
親ばか。何だか、とっても誇らしく、嬉しくなった。
そーいえば、お姉ちゃんの時は、どんな文字を書いたっけ?
そうだ。明日、ダンナにも聞いてやろ。
好きな文字を一字あげよ。
きっとウンチク垂れながら言うんだろうな。
好きな一字か。何かな…。
「心」 「幸」 「信」 「歳」 …いやいや…いや…。
えーっと。近藤サンならどうだろか。
「努力」「勤勉」…あ。二字か。「気」「武」「誠」「志」…「顎」やったりして。
歳三さんならどんな文字を書いただろう…?
やっぱり「誠」 「義」あたりかな。「色」…とか。…崩し文字の「玉」?
好きだったマンガ「天まであがれ」の中で木原フィリップ土方歳三さんが、
肺を病んだ総司との、最後の別れのシーンで言うセリフ。
「古来より…沖田の「沖」は…」空を見上げて言うシーン好きだったな。
好きな文字を一字あげよ。
急に問われて、気負いなく「笑」と丸く書いた、まる子ちゃん。
こんなところにも人柄が表れるよね。
だから。自分が好きな一文字、自分を表す一文字、大事に考えてみたい。
あなたなら、どんな一文字を書きますか。
4/5付けのTV たけしのほん怖
「主人在宅ストレス症候群」ってほんとに病名だったんだ。びっくり!
うちはもしかして「夫人在宅ストレス症候群」かも…。ごめんなさい。
写真を見て描いてるのに、全然似ない。
いったい、あんたは誰やねん?…ドカタサイサンです。
(音声読上げソフトを使うと「ドカタサイサンさん」と読みます)
今日は、長女が通う高校の制服を取りに行ってきました。
8日の入学式も、もうまもなくです。
桜の花もちょうどいい具合に咲きそうです。
校門の前から新入生を待っていたかのように各クラブの勧誘合戦。
袴をつけた痩せた男の子(ルパン三世の五右衛門に似ている)がいて、
ビラをもらった。娘がね。
【来たれ!剣道部!!】
もらったビラの下に女子マネジャー募集とあったので、
もうバスケしないんなら、こういうのどう?…って何気に娘に振ったら。
娘、曰く。
「剣道部は臭い」 とな。
ふーん。そういうもんなんかなぁ。体育系って、みんな、そうとちゃうん?
防具とかが臭うのかしらん。
男ばかりゴロゴロした、むさい屯所、宿舎、野郎の集まり…。ふむ。
臭いのない漫画や、ドラマの仮想の世界じゃないんだ。
ありとあらゆる生きた臭いの中に、歳三さんも居たんだよねえ。
どんな臭…、いや、匂いがしたのかなぁ。
硝煙の匂い。乾いた血の匂い。煙草の匂い。ほのかな汗の匂い…。
土や、埃や、…脂粉の匂いもしただろな。
出来るなら胸の中にパフッと飛び込んで、クンクン、
その匂いを確かめたいなぁ…。
何やら、犬や猫みたい…だぞ ^_^;
消臭のコマーシャル。
面白いけれど、時々、不気味に感じてしまう…のは私だけかな?
| 2005年04月03日(日) |
春雷 今年も怖いカミナリさま |
日曜日だというのに、午後から仕事で出勤でした。
その後、誘われて、歩いて15分ぐらいの近くの神社へ。
花見には早く、あいにくの曇り空だったけれど、今日はお祭り。
屋台が出たり出し物があったり、中々にぎやかで楽しい。
うん。おでんと、焼き鳥、美味しかったな♪
さて。帰り道。空が急に暗くなったかと思うと。雨がポツポツ…ポッツン。
ゴロゴロゴロ…こりゃ、やばいなぁ…。と思ったら、
予想通り!
今年初めて、雷様と外で遭遇ッ!
うわぁー。やめてくれい。
青白い稲光。一瞬、心臓が止まってしまうんじゃないかと思う。
雷鳴。耳をふさいで、その場にしゃがみ込みたくなる。
スコールのような叩きつける雨の中。
それでも尖った先端が怖くて傘をさす気にもなれない。
昨年もやはり雷様怖いと描いてました…
雷の発生するメカニズムなども頭では理解しているのだけれど、
未だに天の神の怒りのようであって恐ろしい。
仕事先にも「雷が鳴っていたら来ません」などと、
冗談のように話しているが、あくまで本気だ。
ピカっと光ってきれいやん。…などと平気で笑う、知人の気がしれない。
顔面蒼白。悪寒が走る。
雷が鳴る高い山や、広い海で、万が一、遭遇したらショック死にしそうだ。
↓ 雷の用語をネットの辞書で引いていたら、こんな言葉に遭遇しました。
かみなり-のじん ―ぢん 【〈雷鳴〉の陣】
平安時代、醍醐天皇の時から始められた朝廷における臨時の儀式。雷が三度鳴ると、近衛(このえ)大将・中将・少将が清涼殿・紫宸殿の前庭に伺候(しこう)し、弦(つる)打ちなどをして天皇を守る。かんなりのじん。
---エキサイト 国語辞典 大辞林 第二版 (三省堂)より
あと雷獣とかね。獅子とか龍の合体したような怪物だろうか。
平安時代といえば、闇や、おどろおどろしい物が生きていた時代。
あらゆるものに神仏が住み、魔物が住み、人がともに暮らしていた世界。
何だかウエットで、感性が豊かな時代だったんでしょうねえ。
雷が鳴り出すと尻尾をまいて、家に入れろと鳴き出す、隣のワンコよ。
お前の気持ちはよく分かるぞ。
| 2005年04月02日(土) |
岡目八目 へたな考え休むに似たり |
ただ今、かの土方歳三も
やっていたかもしれないという五稜郭の碁石妄想から、囲碁に目覚めています。
まだ ほとんど
チンプンカンプンですが…。
インタラクティブ囲碁入門
↑
java使用。実際に石を打て、初めてでも分かりやすい。
夕食後、ネットの囲碁サイトで日頃とみに鈍くなった頭をひねっていると、
ウンチク好きなダンナが何をやってんだと覗き込んできた。
「そんなところ打ったら、逃げられるぞ」
うー。先に言うな。
「お母さん、何やってんの?」と隣の長女(春から高校生)も興味津々。
「どれどれ…。ここ…、黒、打ったらええんとちゃうん?」
と、ご丁寧にも指をさしてくれる。
「正解」
むむっ。なんで、そこに打つの???
ううぅ。私ひとりだけが分からない。
まる子ちゃん(春から中学生)が、ぐっすりオネムだったのが幸いです。
相手がいるゲームは嫌いじゃない。裏読み、駆け引き、心理作戦。
花札や、ポーカーなどカードゲームには、ひそかに燃えるタイプ。
もっと若い頃なら呑み込みも早かったんだろうな。
おんぼろな家には父の碁盤や碁石があったけれど、
いつも生活に追われて一家団欒を楽しむような家庭ではなかったけ。
飲む。打つ。買う…女の人で揉めた事はなかったわ…うん。
若い頃から博打や勝負事には強かったが、碁はせいぜい二段か三段。
いつだったか。アマチュアの大会に出てトロフィーをもらい、
恥ずかしそうに、隠し持って帰ってきたっけ。
その父も80に近い。
年の割には若々しく、やんちゃで、今でも毎週の競馬予想は欠かさないが、
近くの老人クラブへせっせと碁を打ちにいく、いいおじいちゃんだ。
囲碁か…。頭は使うし、人と関わるし、お金もかからないし…。
年をとっても楽しめる良い趣味になりそう。
「相手は無理でも、せめて話が出来たら、お父さんも嬉しいやろうに」
後ろからウンチクを垂れながら、ダンナはそう言ってくれるが…。
はて…。えいッ。ここだ。(← と数打ちゃ当たる式に石を置いている)
「失敗。−そこは切れません」
うーん、うーん。なんでやねん?
サブタイトルは「五稜郭の碁石」 …にはは。
・・・・・・・・・・・・・・・・
例年なら桜の花もちらほらほころんでいる時分なのに、今年はまだ便りを聞かない。ずいぶんと肌寒い晩である。
母の春子は、放蕩人の夫、夏夫に、とうとう我慢の糸が切れたのか、昨晩、3つ違いの兄と、まだ赤ん坊の妹を連れて、家を出て行ってしまった。
冷酒をあおり、ごろりと寝てしまった父親の横で、幸は、小さな掌に碁石をのせて遊んでいた。まあるく、なめらかな、冷たい石の感覚が好きだった。
煤けた畳の六畳間。卓袱台以外にこれといって道具のない質素な部屋の片隅に、立派な碁盤が置いてある。父親の夏夫のものだ。
花札、競馬、競輪、競艇、麻雀、パチンコ、ビリヤード…。自称、勝負師の夏夫が、時にはその妻より、子供より、愛してきたものたちだ。好きな囲碁ですら、夏夫にとっては賭博の対象だった。
風がうなる。
立て付けの悪い戸がガタガタと鳴った。
母が帰って来たのだ。幸はそう思った。
急いで出ようとする幸を、夏夫が止めた。
「いい。あの男だろう。石を片付けろ」
風に髪を乱した背の高い男が戸口に立っていた。
「今晩は」
その男は幸を見ると微笑んだ。
「こ…んばんは…」
確か前に一度、夏夫が連れてきたことがある。
土方という男だった。
年のころは30代半ば。少し顔色が蒼白いが、鼻筋の通った、涼しげな目もとを持つ好男子だった。
「幸ッ。台所へ行って酒を持って来い。茶碗もな」
夏夫はようやくのろのろと体を起こし、隅にあった碁盤を運んできた。
気の利いた座布団の一つすらない。
勝手知ったように土方が腰を据えると、
「あんたも変わった男だな。…で。今日は何を持ってきた?」
と夏夫が嬉しそうに聞いた。
土方は上着の内ポケットをまさぐると煙草を取り出した。
薄茶色のパッケージにはSHINSEIとある。
碁盤の上にぽんと投げた。
「おい、おい。まさか、こいつを賭けようというつもりじゃないよな!?」
「あんたは何を賭ける?」
「…ふざけた男だ。おい。幸、酒はまだか」
夏夫の声は決して怒っていない。それどころか楽しそうでもある。
アマチュアにしては夏夫の囲碁の腕は相当なものだ。金を賭けて打つ。相手にもよるが、煙草銭どころの話ではない。
幸がその小さな両手に一升瓶と茶碗を二つ抱えてやって来た。
「こういうのはどうだ。お前が、わしに万が一勝ったら、この子をやろう」
そう言うと、夏夫は幸のか細い体を抱いて膝の上に乗せた。
土方は憮然としている。
幼い幸にも夏夫の言っていることは理解できた。
捨てられる。それが夏夫ならやりかねない事さえ、幸には分かっていた。
大きな博打に手を出し、借金まみれの夏夫に何度泣かされてきたことか。
腕のいい職人であった夏夫は職も失い、家も手放した。
母の春子は3人の子供を連れ、何度死のうと思ったかしれない。
ちょうど土方が初めてこの家にやってきたのも、春子と、夏夫が大喧嘩をしている真っ最中だった。夏夫とは街の碁会所でたまたま知り合ったらしい。カモになると踏んだ夏夫が、この男を誘ったのだろう。
気詰まりな沈黙も一瞬だった。
土方に醜態を見られてしまった夏夫は、余計に腹を立て、部屋の中の物という物に当り散らした。
「あなた。やめて下さいッ」
赤ん坊を抱えての春子の懇願も、もはや届かない。
兄は怯えたように春子の服をぎゅっと握って泣いていた。
「どいつも、こいつも、俺を馬鹿にしやがってッ!クソッ」
夏夫が自棄になって投げたビール瓶が、戸口付近に立っていた幸を襲う。
顔に当たるッ!
幸が目をつぶった瞬間だった。大きな影が彼を包み込んだ。
「あ…」
ひょいと体が浮いた。
足元には砕け散った琥珀色の破片が、幾つも散らばっている。
「おい。…馬鹿な真似はやめろ」
低いが、凄みのある、よく通る声だった。
土方が身をもって、飛んでくる凶器から幸を守ってくれたのだった。
「どうだ、土方。お前が勝ったら、幸をくれてやる」
夏夫がにやりと笑った。
「…正気なのか?」
「ああ。その代わりに、あんたも煙草なんかじゃ駄目だ。あんたが負けたら、もっと大切なものをくれ」
「大切なもの…?刀か…?」
「そんなもんはクソにもならねえ。どうだ。その金ピカの懐中時計は?」
「これか……」
ほんの一瞬、思案するように、土方は首をひねった。
「よかろう。俺が勝ったら、その子はもらう」
「成立だな。よし、幸、のけ」
夏夫はうるさそうに手を払った。
幸の顔が不安で押しつぶされたように歪んでいる。
夏夫は怖いが、何といっても父親なのだ。
目の前の男が、例えどんなに優しく、いい男だとしても、父親に捨てられるのは嫌だ。そう思うと、幸の目からポロポロと大粒の涙がこぼれ落ちた。
夏夫が負けるわけがない。そうだ。負けるもんか。
幸は父親と静かに対峙している男の顔を、そっと覗き込んだ。
「どうした?」
何ともいえない微笑が、土方の口元に浮かんでいる。
・・・いつかに続く・・・・
さぁ。どっちが勝つでしょうか?
幸の運命やいかに。夏夫は、すさんだ生活から立ち直れるのか!?
なんて。おしまい。すみません。 m(__)m
以上、私だけのエイプリルフールの夢話でした。
函館であの碁石を見てからおかしいのよね…。
Sako