2004年03月28日(日) すみません


明日はいよいよ引越しです。

引越しによりネット環境が整うまで、日記が更新できなくなると思います。
メールくれた皆さん、お返事出してなくて申し訳ありません。
ネットに接続できるようになったらお返事いたします。

住み慣れたこの家を出るのがとっても嫌です。
はあ。


2004年03月24日(水) さよなら友よ


いよいよ明日は卒業式です。

大学生活、本当に楽しかったなあー。私は大学が大好きです。
今まで卒業式で泣いたことなんて一度もないのですが、今回ばかりは今から泣きそうです。
だって、もう多分二度と学生にはなれないから。

せつない。


2004年03月19日(金) 帰りまして。


香港から帰って参りました〜。香港は思ってたよりずーっと先進国でした。物価も高い!日本とあんまり変わりません。そして女の子もオシャレで可愛い。

ご飯もおいしいし、乗り物(交通機関)は多彩で楽しいし、高層ビルが林立する景色は圧巻だし(都会大好きなもので・・)、とっても良かったです。

旅行の前に、色々な旅行サイトを見ていたら、自分も旅行のページを作りたくなったのですが、絶対途中で放り投げることになることは目に見えているのでやめておきます。他に面白い旅行サイトは山ほどあるしね!というわけで(?)、私のお勧め旅行サイトを以下に挙げておきます。

  • 中国初恋・・・・作者さんのアフリカ旅行記。久々に大笑いしました。他人の旅行話なんて退屈だと思ってる皆さん!是非こちらにどうぞ。エンターテイナーです。

  • MASATATSU m・・・「travel」のコンテンツに旅行記があります。グラフィックデザイナーさんらしくハイセンスなデザインに可愛いイラストと共に、丁寧な旅行記が綴られています。

  • GRANDPA@HIGASHIMURAYAMA・・・旅の仕方が力が抜けてる感じでいいなあーと思いました。旅行記はもちろんのこと、お勧めのコンテンツは「HOW TO」。


  • 2004年03月16日(火) 深夜特急


    今から香港に行ってきます。
    ニューヨークは、親にばれずに行くには遠すぎて断念して、もうどこでもいいから行きたいということで香港にしました。航空券は土曜に取りました。
    いつものことながらギリギリです。また一人です。友達と行く予定だったのですが、親知らずを抜いたら血が止まらなくなったというので断念しました(なぜ今親知らずを抜く?)。香港一人とかかなり嫌なんですが。だって中華なんて一人で食べるもんじゃないよね!?

    木曜には帰ります。短!


    2004年03月13日(土) 無駄に長い話


    ネタがないので(?)、ポーランドで盗難にあった時のことを書いてみます。
    これからポーランドに行く人(いるのか)は参考にしてみて下さい。

    朝6時:プラハ→クラクフの夜行列車のコンパートメントで熟睡していたところを車掌にたたき起こされる。どうやらクラクフについたらしい。
    あわてて飛び起きると、ショルダーバックから、色々なもの(レンズ付きフィルム、切符、ペンその他)が落ちる。なんで?と思いながらショルダーバックを見ると、底が切り裂かれている。この時点では「どこかに引っ掛けて切ったのかしら?」としか思わなかったのんきな私。しかし、ショルダーバックに入っていたはずの携帯がなくなっていることに気付き、青くなる。

    朝6時10分:プライベートルームやユースホステルの客引きを振り切って(そんな場合じゃない!)、駅のポリスに駆け込む。警察官はご飯を食べながら、うざそうに私を見てポーランド語で何かを話す。当然のごとくさっぱり何を言ってるかわからない。すると、ちょっと前に私に声をかけてきた客引きのおっさんが警察署に入ってきて、警察官が言ってることを通訳してくれる。どうやら警察が開くのは8時だから、8時にまた来いと言ってるらしい。
    警察が開くのが8時ってなんじゃい・・。つーかご飯食ってるヒマがあるなら仕事してくれー!

    朝6時20分:とぼとぼと警察署を出て、キオスクでテレフォンカードを買う。とりあえず携帯を止めてもらわねば!公衆電話から携帯レンタル会社に電話して、盗難にあったとの旨を伝えて携帯を止めてもらう。

    朝6時30分:警察で通訳をしてくれた客引きのおっちゃんが「うちのプライベートルームに来い」と言うので、親切にしてもらった恩もあって断りきれずについていく。

    朝8時:プライベートルームに荷物を置いて、警察に行く。警察官に「あんた英語話せるの?」と聞かれ、「ちょっとだけ・・」と言うと「じゃあドイツ語は?フランス語は?」と言われる。"Japanese!”と言ってみるも"No!"と言われる(なきたい)。
    30分くらい待った後、警察官に呼ばれて奥の部屋に連れて行かれ、電話の受話器を渡される。どうやら電話の向こうの人は英語が話せるらしい。電話で盗難の状況を聞かれるままに話す。これから警察署に行くから、会ってその時の話を聞こうと言われる。
    電話を切った後、警察官にポーランド語で何かを言われる。困った顔をしてみると(ポーランド語さっぱりわかりませんというアピール)、時計を指差しながら、紙に「11:00」と書く警察官。どーやら11時にまた来いということらしい。

    朝9時ごろ:警察署を出た後、喫茶店に入りご飯を食べる。こんな時でもおなかは空くのです。そして喫茶店の公衆電話から保険会社の緊急連絡先に電話をする。日本語だー!嬉しい。
    盗難に遭ったというと「こちらフリーダイヤルではありませんのでお客様の電話代が高くなってしまいます。こちらからおかけ直しいたします」と言っていただく。ジャパンサービスは素晴らしいね!いったん電話を切って、喫茶店のウエイトレスにこの電話の番号を教えてもらい、保険会社にかけなおしてもらう。
    とりあえず今すべきことは、警察に盗難証明書を書いてもらうことと、切られたバックを写真に撮ることだと言われる。

    昼11時ごろ:喫茶店を後にし、警察署に行く。また30分くらい待った後に、通訳のおじさん登場。英語ぺらぺらだー。おじさんと共に奥の部屋に連れて行かれる。そこにはたくさんの警察官たちがテレビでスキーのジャンプを見ながら談笑していた。待合室にいっぱい人が待っていると言うのに!仕事せんかい!
    通訳のおじさんと共に、今度は2階の部屋に連れて行かれる。警察官の妻子らしき写真や、アーティストのポスターが飾ってある個人の家のような部屋だった。警察官らしき人も私服やし。大丈夫か、ちゃんと盗難証明書書いてくれるのか、といきなり不安になる。

    まずパスポートとプラハ→クラクフ間の切符を提示させられ、親の名前と国籍、住所を聞かれる。そして盗まれた携帯の機種と値段を聞かれる。値段と言われてもレンタルしたものなので・・・と思って「レンタル!レント!」と叫ぶが首をかしげられる・・・。しょうがないので、レンタル料金を言うと、それはズロチ(ポーランドの通貨)でいうといくらだ、と聞かれる。「地球の歩き方」でレートを確認して、ズロチに直して答える。

    他には、盗まれた時の状況(いつ盗まれたのか、列車の座席はコンパートメントか寝台車か、いつから寝てしまったのか、いつ盗まれたことに気付いたのか)などを聞かれる。

    質問が終わると、私服の警察官(?)はパソコンに何かを打ち込み始める。そしてそれをタイプライターのような、アナログな機械で印刷する。何枚も印刷するのは時間がかかるのか、カーボン紙を重ねてまとめて印刷していた。

    印刷が終わると、その紙に何箇所かサインをさせられた。通訳のおじさんもサインをしていた。そしてまた待合室で30分くらい待たされ、(その待合室には、私が8時に警察署に来た時にそこにいた人が、まだ待っていた。恐るべしポーランド警察)やっとこさ盗難証明書を貰う。しかし案の定、ポーランド語で書いてあるのでさっぱりわからない。

    通訳のおじさんにお礼を言って、握手をして別れる。このときすでに2時くらい。あー疲れた・・・。

    //////////////////////////////////////////

    大して面白くも無いのに無駄に長くなってしまってごめんなさい。
    とりあえず、「寝ていて盗難に遭うなんて情けない」「つーか人のもの盗むなよ」「ああなぜ鍵のかかる寝台列車に乗らなかったのか!」と色々な思いがうずまき興奮状態だったのに、日本語で愚痴を言える相手がいなかったので鬱憤がたまりました。

    その日の夜、駅の切符売り場で会った日本人の女性に話を聞いてもらってちょっとすっきりしました。うざかっただろうに。ごめんなさい・・。


    2004年03月12日(金) 卒業までの13日


    もうすぐ卒業式。

    大学の近くの梅の花が咲いているのを見ると、いよいよ本当に卒業なんだなという気がしてきた。
    モラトリアムの終了。

    ずーっと学生でいたかったなーと思う。本当に幼稚で恥ずかしいのだけれど、そう思う。勉強しても遊んでいても寝ていても良くて、なのに「学生」という身分だけで世間に大目に見てもらえるポジション。一生モラトリアムの時間に浸かっていたかった。一生甘えていたかった。

    卒業式まで、あと二週間。


    2004年03月07日(日) 自戒をこめて


    「〜は〜だと思う。だって私の周りはみんなそうだし」とか
    「今日こんな人を観た。だから〜は〜だ」

    って意見がすごく気になります。
    「〜が〜だ」という意見(「最近、心の貧しい人が増えた」とか「日本人は政治に関心が無い」とか、そういう主語がやたらでかい範囲を指す、もしくは特定していない文章)の根拠が、「だって、私がそうだから」とか「私の周りがそうだから」とか「私が今日こういう人を見たから」とかそういう文章です。

    「〜が〜だ」と言い切るには、あまりにも調査のサンプルが少なすぎると思うからです。「私の周りがそうだから」心の貧しい人が増えた、とか「今日、『だって私、政治に全然興味ないし〜』と言っている女子大生を見たから」日本人は政治に興味がないとか、どうして言い切っちゃえるの?と思うのです。

    たかが自分の周りの人間(せいぜい10人20人。多くても500人くらいか)が人に優しくないからって「最近心の貧しい人が多い」と言えるのか?と。お前は日本国民全員にアンケートを取ったのかと問い詰めたくなります。帰納法(個々の現象から一般的な結論を導くこと)のくせに、「個々の現象」のサンプルが圧倒的に少ない。これでは結論は信用できません。

    要するに、自分の周りで起きていることを一般論として語るのが気にかかるのです。私もたまにこういう言い方をしてしまうのですが、それは論理的ではないということに気付き、やめようと努力している最中です。

    なぜこういう滅茶苦茶な推論をしてしまうのかというと、(あくまで私の場合は)視野が狭いからだと思います。「自分の日常=世界」だと思っているのですね。あと、甘えもあると思います。「こういう人が多いって感じるけど、それは私だけじゃないよね!」という甘えです。でも、甘えるのももうやめたいです。
    (余談ですが、同様の理由で「〜って思ってる人も多いと思います」という言い方も好きではないです)


    2004年03月06日(土) 実は


    来週からNYに行くかも。かもかも。
    (予定は未定)

    今日、本屋で文藝春秋を見かけて、芥川賞受賞作掲載!と書いてあったので、おー買ってみるかと思ったのだけど(流行には取り敢えずのっておく日本人の私)、色々店内を見て周ってから出てきた私の手に握られていたのは「地球の歩き方 ニューヨーク」だった・・・。アホ。

    そういや、芥川賞を取ったのがあまりにも可愛い女の子二人だったせいか「こんな話題づくりの商業主義に侵された賞やめちまえ!」という意見があるようですが、私の記憶が確かならば、芥川賞・直木賞って、本が売れない時期に何とか本を売ろうとして菊池寛が考えた苦肉の策じゃなかったんだっけ?それなら今回の可愛いお二人の受賞は非常に賞の趣旨にあったものだと思うのですが。

    あー微妙に流行に乗り遅れた話題を出してしまった!とほほ。

    それはそうと、ニューヨークです。アイラブニューヨーク!2年前に訪れた時から、世界で一番好きな場所になってしまいました。あのどこまでも力強いニューヨークをもう一度見たいのです。ヨーロッパの奥ゆかしさや歴史の重みとはまた違った、現代的なパワー渦巻く物質主義の都市。

    目下の悩みは、どうやって親にバレずに行くかということです。


    2004年03月02日(火) 帰国


    なんだかやばい日記を最後に更新しなくてすみません。無事帰国しました。楽しかったよー!たくさんの素敵な人との出会いに感謝!

    でもやっぱり住むなら日本が一番ですな。ご飯はおいしいし日本語が通じるし(笑)。なんといっても「日本にいる」という安心感は何物にも代えがたい。帰る場所があるからこそ旅行は楽しいのです。

    結局、トルコ(イスタンブール)、ルーマニア(ブカレスト)、ハンガリー(ブダペスト)、クロアチア(ザグレブ、ドブロヴニク)、オーストリア(ウィーン)、スロバキア(ブラチスラバ)、チェコ(プラハ)、ポーランド(クラクフ)、ドイツ(ベルリン、エアフルト、フランクフルト、シュトゥットガルト、ハイデルベルグ)の順番で周ってきました。行きたい所はほぼ行けて満足満足。あとアムステルダムに行きたかったのだが、時間的に厳しかったのよね・・。

    訪れた国に対して私が感じたことを以下にまとめておきます。どの国も数日しかいなかったので、かなり一面しか見ておりませんが・・・。

    -トルコ
    1日しかいられなかったのが本当に残念でした。埃っぽい街並みがなぜか素敵に見える!人も親切でフレンドリー。またゆっくり訪れたいです。

    -ルーマニア
    行った人ほぼ全員がニセ警官に会うという噂の国。幸運にも私は会いませんでしたが、治安が悪そうな雰囲気をびしばし感じました。日本人に一人も会わなかった唯一の国。旧共産国って感じがしたなー。言いたい放題言ってますが、私は結構好きです。観光客があまりいないので、道を聞くと皆さんルーマニア語で親切に教えてくれました。

    -ハンガリー
    実はちょっと印象の薄い国。好きな人ごめんなさいね。ハンガリーは田舎の方がいいらしいね。都会はちょっと世知辛かったです。

    -クロアチア
    比較的マイナーな国かもしれないけれど、すっごくよかった!ドブロヴニクは「魔女の宅急便」のモデルになったと言われているアドリア海に面した街で、もうまさに絶景。思わずため息が出る美しさ。「アドリア海の真珠」と呼ばれているらしいです。首都ザグレブも、コンパクトで好きです。そして女性がみんなすごくオシャレでかっこよかった。人も親切で優しいし。

    -オーストリア
    ウィーンは綺麗な都市。さすが芸術の都。雪が降っていて、それはそれはロマンチックで、一人で行った私はちょっと虚しかったです。治安もいいが、物価も日本並み。

    -スロバキア
    首都ブラチスラバはウィーンから列車で一時間ちょっとのところにあります。首都とは思えない街の小ささ。人はとっても親切で優しかった。

    -チェコ
    黄金の首都プラハはさすがの貫禄でした。なんつーか、暗くて艶めかしい美しさなのです。カレル橋から旧市街に向かう街並みが大好きで、毎日あてもなくふらついていました。

    -ポーランド
    盗難に遭ったり具合が悪くなったりしたので、残念ながらあまり良い印象はありません。プラハ→クラクフ間の夜行列車は盗難多発。私の泊まったユースホステルでも、何人も被害者がいました。しかもみんな眠りこけていて、全然気付かないそうで、催眠ガスが撒かれているのでは?という噂までありました。利用する方は十分気をつけて下さい。
    物価は今回旅行した国の中で一番安かったかもしれないです。でっかいパンが20〜30円で買えます。

    -ドイツ
    ドイツに留学している友人に聞いたのですが、ドイツ人にいきなり英語で話しかけるのはご法度らしいですね。それを知らなくて、最初の頃はいい印象を受けませんでした。なんつーか、みんな冷たい・・・と思って。東欧に比べたら、やっぱり先進国で、機能的で、便利で、ただその分、欧米特有のクールさがあるような気がしましたわ。うまく言えないけれど。

    めちゃくちゃ長くなってしまった・・・。ごめんなさい。
    なんか読み返してみると、あんまり楽しくなかったかのようですが、すごく楽しかったですよ。この旅行で出会った全ての人(盗人とぼったくりタクシードライバー除く)に感謝したいです。


    ご意見・ご感想・ご批判・愚痴・文句・独り言などがありましたら、教えていただけると嬉しいです。 日記に関係の無いことでも大歓迎です。
    お名前(任意)
    メールアドレス(任意)


    ログ
    前の日次の日
    home