門を潜れば失われた過去への道が拓(ひら)けている。見えなかったものがそこにある。温かい光もあれば冷たい闇もある。だからこそ目を逸らさずに。だからこそ大袈裟に捕らえないで。いつだって過去は現在に適わないから。
いつもと同じ夢繰り返し繰り返し落ちる溜息自動ドアの前で立ち尽くす僕すれ違い様に振り向いても何も残らない
寂しさを胸に詰め込んで伝える「アイ・ラブ・ユー」