のほほん日記
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先日のパーティのビンゴの景品。
その昔、初めて買った色鉛筆のセットがもったいなくてなかなか使えなかった。 そんな頃をふと想い出す。 きれいに並んだ色色色。 何を描こうか無限大に想像力が膨らんでいた。 あの頃にもどれるかな…。 箱を開ける度になんだかときめく。
も〜やってられまへんわ おいらたちかちくはくるひもくるひも ちちしぼられたり け〜そられたり ろくなたのしみもないまま たべられちゃったり でんねん どうぶつえんのどうぶつたちは あ〜んなにこどもたちにあいされているというのに わてらはなんですねん もうちょっとよくしてもらってもいいんちゃうかな ぼくじょうにゆうえんちつくるとか いちにちにいっかいマッサージタイムがあるとか チェスのたいかいがあってゆうしょうするとハワイりょこうとか そんでハワイのビーチではやっぱりカクテルでっしゃろ ゆうひにむかって も〜!ってさけんでまうがな あ〜あ… せめてはんすうでもゆっくりしよか

ふと思った。散歩中に。 イギリスって…。
子供のころ、ネッシーの写真に胸がときめいた。 ネス湖の未確認生物ネッシー。 たったその一枚の写真から果てのない夢が膨らんだ。 ネッシーを探すテレビのドキュメンタリーに かじりついて見た。
ところがところが。 あの写真は自分が作った偽物だと ひとりのじいさんが言った。 良心の呵責に耐えられなくなったのか。 いいよ言わなくて。
永遠の嘘をついてくれ!よ。
ミステリーサークルしかり。 人工物ではないと結構な科学者たちが太鼓判押したのに。 ツェッペリンのジャケットにもなっちゃってるのに。 言うなよ。まったく。 墓場まで持っていけよ。 夢を返してくれよ。 ほんとにイギリスって…いけずなんだからぁ〜
♪君よ永遠の嘘をついてくれ いつまでもたねあかしをしないでくれ〜
祖父はいつもパイプを燻らせていた。 小さかった僕は葉を詰めて火をつける祖父の仕草を いつも近くで見ていた。 祖父の囲碁仲間の老人はいつも蝶ネクタイをしていて 昼間からワインを飲み、囲碁を打っていた。 パイプの香りと絶えず響く笑い声。 子供の僕にもワインを薦めたり 素敵な不良老人たちだっだ。
親父が煙草を吸っている姿はあまり見た事がない。 煙草を吸う時は別室へ行って、一本をゆったりと燻らせていた。 人の健康を気にする人ではないから 邪魔されたくなかっただけだろう。 何か用事があっても、今は煙草を吸っているからと待たされた。 煙草は金属のケースにきれいに並べられていて パイプの香りに近い濃厚な香りがしていた。
パイプの似合う老人になりたかったな…。
清潔で健康的な流れに押し流されていく。 セピア色の記憶がどんどん幻になっていく。 味も奥行きも薄くなり、軽薄な幸せが残るのか。 そこに染まることが幸せなのか。 動物園の獣たちのように。
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