*未完成のお城*

2003年06月23日(月)  慰霊の日。

今年もこの日になりました。

痛みは薄れることなく
爪痕は今なお色濃く

忘れないで、と願う。

風化しない痛みや思いが、確かに存在しています。



2003年06月19日(木)  

■2003/06/19 (木) 06:18:31 いらねーよ。

バカなこと考えてたんだなァ、あたし。

あの子の1番なんて要らない。
要らないし、くれないだろうし。

くれないから要らないんじゃないけどね。

これは決して強がりなんかじゃなく。

切って捨ててしまえるんだよ、簡単に。

コドモな面を見つけると許せなくなる。
他人に不快感を与えてどうするんだよ?って。
もしかしたら、あたしの不用意な言葉で気分を害したかもしれない。

だけどさ?

もし、あたしのせいだったとしても、その場は我慢してほしい…ってのは過ぎるお願いなのかな?
だって、周囲にはあたし以外の人もいるわけだし。
その人に気を使わせてしまうのって最低じゃん?

あとで、あたしに直に言ってくれるのが一番丸くすんなり納まると思うんだけど。
あたしだって、自分に非があったら認めるくらいの常識は持ち合わせてるつもりだし。
一応は、「事勿れ主義」だから、誰とでも円満にやって行きたいと思ってるし。

だけど、そうならなかった時。

結局はその程度か。
と、思うのは、少しだけ、ほんの少しだけでも、期待しちゃってたからなんだろう。

ほんと、バカだよな、あたし。

2003/06/19 (木) 00:43



2003年06月18日(水)  バランス

あたしが気にするほどじゃないかもしれない。
あたしが自覚してるほどじゃないのかもしれない。

適度な興味と、無関心。

奇妙なバランスで、すべては成り立っている。

ひとでも、システムでも、なにもかも。

案外そういうもの。

あたしが気にしてるほどは気にされてないし、
あたしは自分が気を配っていると思ってるほど周りを見てるわけじゃない。

なにかを理不尽に思ったり、不満に思ったりする前に。

なにかを哀しくなったり、苛立ちを覚える前に。

過度の興味は、相手にも自分にも負担になるばかりだ。



2003年06月17日(火)  

■2003/06/17 (火) 06:17:50 欲張り。

あたしにとっての1番はあの子じゃないのに、知らない誰かを頼る姿を見ると何故か苛立つ自分がいる。
あたしにとっての1番には、絶対なりえないあの子なのに。

我侭も
弱さも
狡さも

そういうもの全部、

許容出来る、共有出来る誰かは結局は君だけなんだと思う。
振り回されても構わないと思えるのは君だけなんだと思う。

それを嫌だと思ったことはない。

そう思える誰かがいる、ということはきっと物凄く凄い運命の流れなのだと、そんなことを思ったり。
たまにはそういうことも真剣に考えたりする、そんな夜。

2003/06/17 (火) 01:56



2003年06月16日(月)  余裕を持ちたい。

少しは楽になれたんだろうか。
不用意な言葉で誰かを傷つけてしまうくらい、余裕を失くしていた。
まずは自分の気持ちに余裕を持ちたい。

自分を追い詰めてしまうことがないように。
誰かを傷つけてしまわないように。

自分にも、他人にも、やさしくあれるように。



2003年06月13日(金)  スペシャルなひと。

なにもかも全部吹っ飛ばして、声を聴いただけでも涙が出る。
やっぱりいつまで経ってもあたしの中ではスペシャルなひとなんだと、思った。

視線のひとつひとつも
仕草のひとつひとつも

いつまでもずっと、なにもかもがあたしの「一番」なひと。

泣き出したいほど胸が騒ぐのは、想いが未だ現在進行形で燻っているからだろう。

***

届かないことを知る。
どんなに思っても、どんなに請うても、乞うても…恋うても。

遅過ぎたのだと知る。
なにもかもが、既に通り過ぎだ後の景色だったのだと。

センチメンタルなメロディに寂寥感は募り
あの時、確かに手にしたはずの温もりを思う。

涙は届かない。
思いは届かない。

ただ、過ぎていくばかり。

***

どんなに どんなに 願っても 叶わないことの方が多い。

どんなに どんなに 想っても 報われないことの方が多い。

現実はいつも そんなことの 繰り返し。

***

もっと素直に
もっと思いのままに
そう、あれたら
失わずにすんだのだろうか。

考えても仕方のないことばかりを考える。

***

吐き出してしまった言葉を後悔するな。
その責任はちゃんと負わなければいけない。
自分の中だけで済ませたければ、誰にも見せないで黙って泣いてればいいじゃない。

あたしの吐き出した言葉で誰かが傷付くのが一番辛くて怖い。

***

■2003/06/13 (金) 06:17:19 不器用な傷痕

怖がってばかりで 傷つけている。

この奇妙に空いた距離は、本当に正しいのか。

怯えてばかりで 傷つけている。

伸ばしかけて引いた手を、待っていてくれたかもしれないのに。

もう少しだけ待っていて。
離れた距離が物理的に埋まれば、少しは素直になれると思うから。
今はもう少しだけ、強がらせていてください。

誰かを傷つけて やっと ひとりで立てている、今。

その誰かが 他でもない 君 だったのだと 今更ながらに思い知る。

甘えてるのかもしれない。

誰よりも 他の誰でもない 君に。

だからって、君を傷つけていいわけじゃないのに。

***

思ってた以上に 不器用だよね、あたしたち。
いつまでも 今でも ちょうど良い距離が分からずに戸惑っている。

傷付かないようにじゃなくて、傷付けないように
そう思ってる、はずなのに。

2003/06/13 (金) 23:44



2003年06月12日(木)  そんなに強くない。

見せ付けられる現実を 見たまま真っ直ぐに受け容れられるほど あたしは強くない。

泣きたい。

すぐに裏を想像するのはあたしが疚しい人間だからだ。

すぐに絶望してしまうのはあたしが弱い人間だからだ。

そのままをそのまま、真っ直ぐに受け入れることが出来たのなら、こんな思いをしなくても済んだの?

そんな簡単に出来ることみたいに言わないで。

弱さを認めることが強さになるなんてそんなこと微塵も思えない。

弱いのは弱いまま 強くはなれないまま。

だから嫌いなんだ。

どうしようもなく自分が嫌い。

***

■2003/06/12 (木) 06:15:45 唯一、という言葉。

唯一が 本当に たったひとつ なら

欠けたなにかを補うように ほんとうに ひとつになれるんだろう。

誰か

誰か

誰か あたしに 「本当」をください。

ゆるぎない、たったひとつの真実を。

もう 自分では探せない。

もう 自分では見つけられない。

見つからない。

だから。

2003/06/12 (木) 02:24

***

■2003/06/12 (木) 06:16:42 警告。

自分だけが辛いと思ってはいないか。
自分だけが苦しいと思っていないか。
自分だけが哀しいと思っていないか。

それは本当にあたしだけが負っている感情なのか。

2003/06/12 (木) 23:52



2003年06月11日(水)  もう、戻らない。

もう、手を伸ばしても届かない。
ギリギリまで手を伸ばしても、もう届かないから。
闇の其処へ真っ直ぐに堕ちていくだけ。

悪足掻きも結局、無駄でしかなくて
重く昏く引き摺る感情だけがあたしの中に残って
目に見えなくても致命傷を負った心だけが血を流し続けて

泣いても戻らない
喚いても戻らない
叫んでも戻らない

だから、前にも言ったじゃない。
「要らない」のはあたしなんだよ。
しがみ付こうとしたって無理なんだ。

もう「本当」なんて誰にも届かない。

もうあたしの望んだものは戻らない。

それがなんだったのかなんて、きっと誰にも分からない。
それがなんだったのかなんて、絶対誰にも教えない。

誰にも。

だけど
こんな思いをしてるのに、笑えるよ。
だから あたしのことは 放っておいて。

静かに静かに 感情だけが 死んでいくような 感覚。

手に入らないのなら、なにもかも全部、要らない。



2003年06月10日(火)  何処へ…?

逃げることばかり巧くなって

どうするんだろう。
どうなるんだろう。

自分のことなのに他人任せ?

そんなの、大嫌いなくせに。

責任を取るのが嫌で
逃げて 逃げて 逃げて 逃げてばかりいる。

その行き着く果ては?



2003年06月09日(月)  結局はそれが本音…?

上辺だけの言葉が嫌い。
そんなこと、思ってもいないくせに。って思うことが嫌い。
それでも、そうしてしまう自分はいる。

気の入ってない相槌だったり
故意の沈黙だったり

自分がされると嫌なことを、平気で他人にはしてしまう自分がいる。

「ほんとはそんなこと、思ってもないくせに」
「結局行動には移さないくせに」
「その場限りの言葉なくせに」

全部自分に跳ね返ってくるような不満ばかり。

それでも、もう半ば疲れてしまった。
相手の言動をいちいち気にすることも。
期待することも、失望することも。

煩わせないで欲しい。
それでも、見捨てないでいて欲しい。

適度にあたしに構っていてよ。

ワガママな願いだけを浮き彫りに。

あたしが気付かないのだったら、いつまでもずっと、騙していて欲しい。
ずっとずっとずっと、騙したままでいて欲しい。

***

「優しくするなら最初から 冷たくするなら最後まで」
Versification by:銀色夏生



2003年06月07日(土)  「世界がもし…」

偽善でも、流す涙は届くのだろうか。
奇麗事でも、痛む心は届くのだろうか。

世界中の食べ物は、等しく分ければ全人口に渡ると何処かで読んだ気がする。

何故、そうならないのか。
何故、そうできないのか。

有り余るほどの『飽食』日本に生まれて
穏やかに過ぎていく日々に、それでも不満や苛立ちを覚えて
鬱屈とする自分が『今』『此処』にいる。

恵まれている?
恵まれているんだろう。
単純に『比較』してしまえば。

今、この環境にいるのは言葉では言い表せないそれこそ『運』みたいなものだろう。

もしかしたら、別の国で生まれていたかもしれないし
もしかしたら、『ひと』でさえなかったかもしれない。

そんな、今更どうしようもない『もしかしたら』を考えてどうするの?

感謝する?
普段はそんな感情、一瞬でも覚えないくせに?

『あの子たちより、自分は恵まれた環境にいるんだから、感謝しないと』

なんて
そんなことを彼らに面と向かって言えますか?

どうしたらいいのか分からない。
どうにも出来ないんだろうけれど。

微温湯の環境で
ただ、穏やかに過ぎていく日々を
『幸福』だとは思わずにいる自分は

どうしようもないほど愚かだ。

***

伝えられる言葉も持っていない。
ひとは無力だ。

『テレビの中だけのこと』

そうだったらいいのに。

突きつけられる『映像』から目を逸らしたい。
でも、知らないままでいるのは嫌だ。

吐き気がするほど甘ちゃんな
そんな自分を知るために。

***

奇麗な水を飲むことが出来て
好きなものを食べることが出来て
暖かい部屋があって
愛しい家族がいて
大切な友人がいて
穏やかに過ぎる毎日

自分にとっての『当たり前な世界』が『当たり前じゃない世界』なんて、想像できる?



2003年06月05日(木)  あの家に帰ろう。

実家を離れて1年以上が経っても、今いる場所は仮の居場所でしかない。
いつもいつも、「早く帰りたい」と言う。

帰る場所はずっとひとつだ。

あたしが安心していられる場所はずっとひとつだ。

なにもない、不便なところだけど。

それでも、いつでも「帰りたい」と思う。
「帰ろう」と思う。

ひとりでいるのは耐え難い。
だけどあの家に帰れたら、ひとりの時間でさえも愛しく思えるのに。

早く早く早く
あの家に帰ろう。



2003年06月02日(月)  元気になりたい。

結構切実にそう思ってるんだけど…。
空回りばかりしている気がする。
まだ、「オヤスミ」の時期なんだろうか。
そろそろ動き出したくて、思考ばかりがうずうず急かしてる。
身体がついていかない…。

***

不健康さをカッコイイとか、素敵に思える時期があった。
それはとてもとてもこどもの頃。

眼鏡姿がカッコイイとか
病弱さが素敵だとか

今思えばすっごい馬鹿みたいなことなんだけど。

眼鏡をかけるようになって、
原因不明の体調不良を起こすようになって、

元気でいるのって、健康でいるのって
凄いことなんじゃないかって今更ながら思うようになって。

昨日なんか、外を歩く元気そうな誰かの声を聴いて、
「今のあたしの身体と交換したいなー」なんて思った。

眼鏡をかけなくても全部クリアに見える視界も
偏頭痛や不眠を知らない身体も

今となっては全部遠い。

失ってから初めて、その大事さに気付く。

元気になりたい。
心も身体も、元気になりたい。

心から願う。

***

「諦めてるんじゃないの?」と言われた。
他でもない君からの言葉だったから、ストレートに心にキた。
諦めてるのかな、あたしは。
君に心配ばかりかけてる自分を不甲斐なく思うよ。
でも、ちゃんと君を頼るから。
我慢しないで、君に助けを求めるから。
諦めないで、真っ直ぐ立てるように…頑張るよ。


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