*未完成のお城*

2003年01月30日(木)  分かり易いSOS.

不機嫌な声も
ドス黒い本音も
我侭な涙も

すべて

ぶつけられる誰かを
(君じゃない誰かを…?)

見つけたいと希うただ逃げたいだけの自分の本音(弱音)。

どうして弱いままなんだろう。
どうして強くなれないんだろう。
どうしてあたしはいつまでも此処から動けないんだろう。

進む勇気も
終わらせる覚悟もないくせに

不満ばかり溜め込んで
不安ばかり募らせて

きっと誰かの(君の)優しい声も
差し伸べられた手も

今のあたしには聞こえないし
見えていないんだろうと思う。

馬鹿で我侭でどうしようもなく弱くて捻ていて

それが

それが今のあたしだ。

泣いてくれる誰かを求めてばかりで
でも何も分かっちゃいないんだ。

どうして此処にいるのか。

存在している理由をください。
必要だという証拠をください。

もうこれ以上

眠れない時間も
ひとりの時間も

あたしには耐えられそうもありません。

身体の痛みを
心の痛みを

全部消せる薬がほしい。

騙してくれる誰かでもいい。
とにかく早く解放してほしい。

この訳の分からないもやもやと苛立ちから
負へ向かう心から

解放してほしい。
囚われていたくない。

……助けて。



2003年01月29日(水)  乾燥しているせいだと思いたい。

息が詰まる。
心拍数が上がる。
深呼吸を繰り返す。

落ち着かない。

呼吸をするにも一生懸命なのって何だか滑稽だと思いませんか。

見えない空気に潰されて息がし難い。
水底に沈んでいたい。
水中で生活出来ればいいのに。

***

プールの底から見る太陽の光が好きだった。
昼間なのにまるで月に照らされているみたいだったから。
プールの底から見る空の色が好きだった。
擬似体験でも魚になって空を飛べたから。

走る50mよりも、泳ぐ50mが楽だった。
泳いでいるよりも潜っている時間が長かった。

水の外は生き難い。

どうして水の中のようにうまく泳げないのだろう。

生き難い(逝き難い)日々。



2003年01月24日(金)  その手で触れて。

千切れた心に

その手で触れて。

拾い集めて 繋ぎ合わせて

そのカケラを。

***

意識外で浅い呼吸を繰り返しているうちに
段々頭が真っ白になっていった。

気付いたら座り込んだまま頭からシャワーを浴びていて
驚いて少しだけ溺れた。

気を失っていたらしかった。

ちかちかする視界を誤魔化しながら、一生懸命淵に縋り付いて立ち上がって。
バスタオルを取ってまた座り込む。

心臓が強く高鳴っている。

暫くして落ち着いてからバスルームを出た。

大丈夫、良くあること。
落ち着いて、落ち着いて。
これはただの貧血だから。

こうなる予感は少ししてたでしょ。
だったら慌ててんじゃないよ、バカ。
嘲笑いがこみ上げてくる。

馬鹿みたい。



2003年01月23日(木)  I hate XXX.

言いたいことがあるならハッキリ言えばいい。

意気地なし。



2003年01月22日(水)  いつから…

こんなに人の顔色ばかり伺うようになったんだろう。
心を許せない。
疲れる。

疲れる。

***

弱音ばかり吐いている自分が情けなくなった。
あたしは「すべきこと」を何一つしていない。
そのくせ不満だけは一人前で。

君を眩しく感じた。
君を遠く感じた。

其処まで自分を追い詰めないで。
高過ぎる理想に苦しまないで。
自分を卑下しないで。

君は自分で思うよりずっと強くて潔い人。

だから憧れる。
だから苦しい。
それでも好き。

あたしは君の隣には似合わないね。



2003年01月21日(火)  自分勝手だよね。

自分のことだけ喋れば満足なんだ?
あたしの話は適当な相槌だけなんだ?
別にそれでもイイけどさ。
それならあたしが気付かないようにやってくれないかなぁ?
話すだけ話して、愚痴を言って。
溜まった憤懣をぶつけて。(八つ当たりではなかったのが救い)

で?

話が終わったのを見計らってあたしが近況話し出すと途端に受話器の向こうでキーボードの音。

あのさぁ…

分かってたけど、本気で腹が立つのはこんな時。
自分の言いたいことだけ言えればそれでイイんだ?
愚痴るだけ愚痴って、自慢するだけ自慢して。
聞かされる側には何の興味もなくて?

ふざけんなよ。

だからあたしからは電話しない。
話しても不愉快になるのは目に見えてるし。
あたしは其処までマゾじゃない。
楽しい気分になりたいから、楽しくなれる人にしか電話はしない。

***

自分がそうでないと、あたしは言い切れるのか?<電話で自分のことばかり話す@人の話は聞かない



2003年01月20日(月)  トモダチでも。

嫌いなところは嫌いだと言えるくらいの仲なら良かった。
「あなたのそういうところが嫌い」って、言えるくらいの。
「その癖、直した方がいいんじゃない?」なんて忠告出来るくらいの。
いつも我慢してしまう。
そして、最後には見なかった振りを決め込んでしまう。
辛そうなのは知っている。
だけど、その辛さをあたしに押し付けようとしないで。
どう対処していいか分からない。
だから届いたメールにレスをしないことが増えたし、掛かってきた電話の応対がぞんざいにもなった。
マイナスの感情には引き摺られるからなるべく近付きたくない。
本音は汚いね。
そんな彼女もあたしのことを好きだと、友達だと言ってくれたというのに。
(そう、改めて告白することがどんなに恥ずかしいか、あたしは知ってるのに)
簡単に切ってしまえるような関係だとは悟られないようにするのが、あたしが彼女に対してすべきこと。

彼女は確かにあたしのトモダチだ。
シリアイよりもずっとずっと大事で大切。
でも、時折酷く腹に据えかねることもある。
些細なことでも、何度も。

切り捨ててしまわないように、これ以上世界を狭くしないために。
あたしは少しくらいの忍耐を覚えるべきだ。

***

「忠告してあげることも友情」

その意見は正しいけど、賛同は出来ない。
いつか気付いてもらえるように祈るしか、あたしには出来ない。



2003年01月18日(土)  もやもやする。

落ち込んでいる、と思うから落ち込むのだろうか。
落ち込んでいる、と書くから落ち込むのだろうか。

もやもやする。

言霊みたいなものだろうか。
「そう思う」から「そうなる」のだろうか。
でもどうしようもないよ。

元気になるように、「元気になろう」と思うと疲れるんだ。
余計に何も出来なくなってしまう。

全然頑張れない。

気を強く持っていられる時間が短い。
こんなに弱くてどうするんだろうと思う。
自分の駄目さ加減に吐き気まで覚える。

嫌い。



2003年01月15日(水)  酷い言葉。

もっとあたしに君の弱さを見せて。
そして安心させて。
君も弱いんだってあたしに教えて。

何でこんなことが言えるんだろう。

なんて酷い女。

親友気取って、そんなこと考えてるなんて。

君の弱さで自分を肯定するつもりなのだろうか。

支えられる自信もないのに。
守れる自信もないのに。
それなのに。

弱さを慰めあって
傷を舐めあって

そうして狭い世界に閉じ篭るの?

甘い脆い甘い儚い

そんな世界に。

全てから目を逸らして。

君の弱さはそんなんじゃないね。
分かってるよ。
引き摺り堕とそうとしているのはあたしなんだ。



2003年01月14日(火)  弱音ばかり。

誰にも必要とされていない自分を認めるのには勇気が要る。
色んな人に依存してばかりの自分を認めるのにも勇気が要る。

ギブ・アンドテイクが楽。
50・50が楽。

そう、口では言いながら。

肯定されたがっている。

あたしを欲しがって。
もっと、もっと強く。
此処に居てもいい理由を頂戴。

自分が求めるのと同じだけの、それ以上の束縛を欲しがる。

認められたい。
依存されたい。

弱いあたしでも見捨てないで居て。
そんなあたしでも好きだと言って。

酷い願いだと知っている。
其れでもこれが今のあたしの本音。

弱音ばかり。

あたしだって立ち上がりたい。
少しでも、此処から前に進みたい。

怖くて足が竦むんだ。

どうしてみんな、そんなに強くなれるの?

***

『社会人』という言葉への、憧れと、恐怖と。

好きなことをするためにはどうしてもお金が要る。
お金を得るためには働かなくてはならない。
学生時代ならバイトで済むだろうけれど、いい歳行っちゃった今は『就職』という言葉が重く圧し掛かる。

『社会』に出ることが怖い。

いつからこんなに臆病になってしまったんだろう。

自分の手でお金を稼ぐ、という達成感や充実感を知らないわけではない。
数少ないけれど、何度か其れは経験してきたから。
『バイト』と『就職』では明らかにその重さが違う。
その重さを抱え切れない。

どんどん近付いてくる『現実』。

逃げ出したい。
いつまでも此処にいたい。
無責任だと罵られてもいい。

就職してる友達や、知人が遠く見える。
眩しい。
みんな凄い。

どうしたらそんなに強くなれるの。どうしたら。

***

誰かと一緒に住みたいな。
異性じゃないよ。
同性の、誰かと。

あたしが家事一切を引き受けるから。

そういう問題じゃないか。

勿論、家賃は折半で。

その誰かが君ならイイな。
…イヤ、駄目かな。
君はきっと、あたしに幻滅してしまうだろうから。

近付き過ぎると駄目だね。
君にはあたしの汚い部分を(これ以上)曝したくない。

好きなだけじゃ駄目なんだね。

***

抱かれるなら、大好きな貴方よりも、
大嫌いな知らない誰かに。



2003年01月12日(日)  嘘ばっかり。

本当を探せない。
何処にもない。

自分でも分からない。

自分が、一番、嘘に、思える。

言ってることも
やってることも
思ってることも

何もかも、全部。

苦しくなる。

自信なんか持てない。
強くなんかなれない。

もう、いや。

***

弱さを曝して
優しさを乞うのは
カッコ悪いね。

でも優しくしてほしいよ。

優しくなれないから。



2003年01月10日(金)  要らない。

余計なことをしないで。
あたしはそんなモノを望んでなんかいない。
恋をしなくても生きていけるじゃない。
彼女だってそう言ってた。
それなのに。

結局は口先だけだったの?
彼女も恋をしたがる。
あたしはいいって言ったのに。
知らないよ。

恋をしたいかと訊かれてNOと言えば嘘になる。
でもYESでもない。
しようと思って出来るものじゃないでしょなんて、分かったようなこと言ってみたり。

恋をしたいの?
しなきゃ生きていけない?

異性相手でも、同性相手でも
誰か強く想いあえる相手が必要だろうか。
それならあたしは君がいるから他は要らない。
そう、言ってしまっていいのかな。

要らないよ。
新しい誰かは今は要らない。
新しく傷つけてしまうかもしれない誰かは要らない。

自分を守るだけで
今の自分の世界を守るだけで、あたしは精一杯だ。

***

どうしよう。
全然正反対のことを考えてしまう。
声が聴きたいのかもしれない。

嘘。
もう二度と聴きたくない。
でも。

どうしよう。

だって、あの声が…
あの声が、愛しく感じる瞬間も、確かにあったんだ。

それすら全て嘘…?



2003年01月04日(土)  奇跡の光景。

あんなに綺麗な景色を見たことが、今まであっただろうか。
眼下に広がる無数の紅い朱い炎。
何度も同じ光景を同じ音楽の中で観てきたはずなのに、涙が止まらなかった。

有り難う。
有り難う。
有り難う。

今にもそう叫び出したいくらい、胸が震えた。
ライターの灯を翳しながら、この景色に感謝した。
忘れないように、焼き付けるように。

3時間弱の時間の中で、何度泣いたことだろう。

笑ったり、泣いたり、ホント忙しい時間だった。

アンコールの時にも、あなたを呼ぶために。
tomorrowの時にも、ライターの灯は燈った。

震えながら、震える手で、あなたに向けて灯を翳したよ。

春に逢おうね。
また、逢いに行くから。
あの場所へ。



2003年01月03日(金)  自分勝手だから。

…逢うはずが、逢わないことになってホッと溜息。
明日…というか、今日は彼女と、その他友達と遊びに行きます。
気心知れた友人と呑むのだ☆
このまま、このまま音信不通を狙っていたり。
っていうか、はっきり分かりましたので。

友達以上をあたしに求めても無理です。

とことん恋愛には向かない体質なんだと思います。
それでも恋をしたがるのは夢見がちなせいだと思います。
どうせなら、身体だけで繋がっている方が分かり易くていいのかも。
セフレでも探しますか。イヤ、其れはしないな。
結構脳味噌ドロけてマス。

まぁ、日本語も崩壊しつつありますが。

こんなブラックな部分を晒しても良いものか。
いいってコトにしておこう。だって此処はあたしの日記なんだし。
新年早々お目汚しですわね。あは。

2度目の干支を迎えても尚、成長していないみたいです。
今年は年女なのー♪(明るく言ってもねぇ…)

自分勝手な行為で他人に迷惑をかけるコトを極力少なくしていきたいです。

以上、今年の抱負デシタ。

***

大好きな人の大好きな音楽を聴きに初めての場所に行きます。
其処もきっと大好きな場所になるんでしょう。
本当は、もうすぐ失くなるのだというあの『最初』の場所へ行きたかったのだけれど。
何時失くなるんだろう。其れまでにもう一度、あの場所であの音楽を聴きたい。
大好きな人達と出会えた大切な大切な場所。
其処が失くなるのだということは、あたしの一部も失くなるのだといっても過言ではない。

消えてしまったものはもう思い出せなくなってしまう。
海馬とシナプスの強化を。

***

気付けばまた離れなきゃいけない。
どうして。


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