私日記
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2004年04月24日(土)

背の小さい彼は一生懸命私の手を
大きく包み込もうとしてくれた。
実際そのては身体にくらべると大きく感じたし
何より指が綺麗だとおもった。
あのOくんかhakacだったと思う。
今回のコースはペアになったものどおしで
帰ってこなければならない。
Bとは残念ながらはなればなれ。
Oくんとゆっくりと枯れ葉が舞い散る土手や
遊歩道を歩く。
冗談まじりで「手をつながなあかんの」と
そっと手をつなぐ。
地面に写るふたりの影はつながっていて
でもわたしの背のほうが大きくて。
でもひっぱっているのはOくんだったから
なんだか愛おしくなった。
Bの手の独特なつなぎ方があって
それをOくんにべつにやらせたい訳でもないんだけど
どうしても心からくっつきたいときは
あのつなぎ方をしたくなるみたい。
無理矢理すこし指の間に指を押し込んでみたりした。
びっくりしたようだけどすぐに応えてくれる。
なんかすごく好きだ〜。
暗くなったところでキスをした。
もったりしていた気がする。
でも心臓がすご〜く速くなって
どきどきしたの覚えてる。
新鮮だな〜。
しばらく歩くと
Oくんが離れようとする。
後ろを振り返るとBだった。ペアになった子は
Bのことが好きだったみたいだけど
Bは私が積極的にOくんとくっつこうとしてたのが
気になってしょうがないようだった。
でもルールだし、
と割り切ったふりをして
Oくんにピッタリ寄り添ってみたりした。
「なんか楽しそうだね、-ちゃん。」
そう言ったBは少し悔しそうで
でも申し訳ないけどOが
好きでいてくれることを感じるとそれはものすごく嬉しくて
この手をはなしたくなかった。
卑怯だけどね。
しばらくすると場所は古い小学校の教室で
Hakacと一緒だった。
Hと一緒なだけでまわりも少し優待してくれているような気がして
得意だった。
大事にされていることが何よりも幸せだった。
好き。
大好き。

何を望んでいるだろうわたしは。


nari |MAIL

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