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あたしの日記
Век живи, век учись.

毎日が闘い。生きてる限り、勉強。
そんなロシアのことわざ。

イクにイケない、あたしにぴったり(笑)

こんなことをしてみました。

2001年12月30日(日) そして ただ真っ白い世界に飛び込んで行く

最近よく考えること
なにも考えずになおに抱かれていたい

お金のこともなにも考えず
先や未来過去もどうでもいい
ただじっと強く強くなおに抱いていてもらいたい

なかなか逢えないからよけいに恋しいのだろう
今まで恋人だった人は何人もいたけれども
なおほど恋しいひとは今までいなかった

なんで遠いひとにここまで惚れてしまったのかわからないけれど


なおのしっかりと長い指で
体中をまさぐられて
全身を舌で愛撫されて
強く強く抱きしめられて
そして ただ真っ白い世界に飛び込んで行く

なにも考えたくない
愛してるのかとか
これからどうなるのかとか
そんなことどうでもいい
ただ必要なだけ
あたしが生きていく上で


年明け早々に大阪に仕事で行けることになってなおに報告した

ホテルとったか
まだ取れない
そんな会話のあとなおがぼそりと

・・・・・泊まれるから

楽しみにしてたんでしょ
憎まれ口をいうあたしに
なおが笑う

あんなことがあったばかりだから
なおはあたしに気をつかっていたのか
照れて笑った



2001年12月29日(土) あんまりな言いようにホントにむちゃくちゃ腹がたった

なおに仕事のことで紹介してもらった女性が
あたしに向かってなおとのことをひけらかした

もうアタマにきてどうしてくれようかって
夜中に我慢できなくて電話をかけたけれども
なおは電話に出なくて

そりゃなんかの間違いだってことはアタマの中ではわかっていた
なんたってその女性は151センチで96キロ
いや太ってるからどうのこうの言うつもりはないんだけど
ちょっと性格もどうかなあっていうところがあって

だからアタマの中ではわかってたんだけど
あんまりな言いようにホントにむちゃくちゃ腹がたった

相談したくてもなかなか相談できなくて
電話をかけたけどなおは忙しくて出なくて

でもしょうがないと思って我慢していたけれども
もうこのバカオンナのことでついにキレた

翌日電話があって
さんざん文句を言ったら
なおが初めて謝った
今までなおが謝ったことなんかなかった
そういうひとだから
謝らなくてもなおのことはわかってたから
謝らなくてもなんとも思わなかったけれど

ちょっと忙しくてあたしに対する気配りが足りなかったって
そりゃそうだろ

だけどこれでまたなおの気持ちとひとつ近づいた気がする
甘い言葉のひとつもないし
あたしも自分のことで精一杯だから
甘えてこられてもとっても困るんだけど

なおとは今の関係がものすごくしっくりきていて
無理のない関係だと思うから

なおだけは一生手放したくない
そう考えている



2001年12月26日(水) そう毒づきながら あたしは今日もひざをかかえて眠る

今日はどうでもいい21才のガキと会ってきた
午後に電話があって相談したいというのだ
冗談じゃない相談したいのはこっちだと思いながらこのクソガキ(失礼)がなにを考えているのかはちょっと興味があったのでついつい出かけた

財布の中には3000円しかなかった
ちょっと前から話しているとおりお金は使えない
すでにランチは抜いている

こんなガキのためにこの3000円で居酒屋に行く気分でもなし
お金がないからマクドナルドでいいや あたしはなにもいらないと言って
どんどん客席にあがっていった

バカガキは自分の分だけ注文をして持ってきた
だからガキだってのに(笑)

なんのこともなく失業してなにもできないから田舎の釧路に帰るという
さっぱりするなあと思いながらついつい話しこんでしまった

このガキはあたしの近くにいたいからといって隣の駅に引っ越してきたバカだ
相手にもされてないのによく決心するなあと思っていたが
失業して会社の寮にいられなくなりちょうどよく友人のところに転がり込んだというわけ

それだけでも充分あまちゃんなのに釧路に帰るんだと

帰れる親はいるやつはいい

あたしの場合はあたしが親の親なのだ


あまりにもあきれたのでついついちょっと話したらこのバカ調子に乗ってがんばるという
どうせいつものことだ
あたしの話を聞くとそのときはがんばれる気分になれるやつなのだ
あたしこそ甘えたいというのに

そのままマクドナルドでなにも食べず飲まずそのバカだけバリューセットを注文したままあたしは家に帰った
残り物で夕食を済ませ無駄な2時間を過ごしてしまったような気がしながら
それでもなんとか今日の残りを過ごした

甘えられる相手がいるうちはいい

なおに電話をして甘えてみようと思ったが残念ながら留守電になっていた
伝言も残さずに切った
結局あたしは一人で生きていくのだ
なおだって甘えられても困るだろう あたしだってなおにちょっと甘えたいだけでそれをこぼしたところでどうにかしてほしいとは思わない
だからこばさない方が懸命なのだろう
そう思って電話を切った

甘えられる相手がいるうちはいい

せいぜい甘えてろ
そう毒づきながら

あたしは今日もひざを抱えて眠る

明日はダイスキなフードバトルのオンエアの日だ
限界に挑戦する大食いが好きだ
涙を浮かべてそれでも胃に食物を入れる姿は
 まだまだがんばれるぞってあたしを励ましてくれているような気がする

あのひとたちが限界に挑戦するならば
あたしだってがんばる
       がんばれる

例え1日になにも口に入れることができなくなっても

逆にダイエットだと考えればそれもまたよし

生きていくことは辛いことだと
しみじみ考える

こんなときにセックスのことを考える余裕なんかないのだな
苦笑する
ラブホテル代も払えなければ
セックスする資格もないのかもしれない

・・・・・といってもあたしは今までラボホテル代なんて払ったことないんだけど
あたしがもしなおやたか、てつだったら
あたしのことを誘えないだろうな

そんなことを考えてみたりした

にんげんって甲斐性よね

生きるって闘い
生きるってサバイバル
弱いやつは逃げて行け

生きる資格なんかないのだ

貧乏でもいい
あたしは闘ってみせる

正々堂々と生きていってみせる

来年の今ごろを目標に

負けてなんかいられない
自分の境遇に

もっともっと不幸なひとはいっぱいいるはず
あたしだけじゃない

220マンくらいがナンだ
あたしの価値はもっともっと高いはず

生きてきっと見返してやる

母の問題ではない
あたしの生き様なのだ
あたしの生き様を見ていればいい

生きてみせる








2001年12月24日(月) だからせめて今日くらいはゆっくり休ませて

気持ちもわかる
お父さんが危篤

あなたたちの気持ちもわかる
なにをどうしたらいいのかわからないのでしょう

年を越せないと宣告された
そしてサラ金のカードが3枚出てきた

わたしに会ってもしょうがないでしょう
あなたたちにかける言葉などない

それよりも そのカードの代金をどうやって工面するかそのことで精一杯
あなたたちのお父さんはお気の毒だし
でもね

64歳の男性が自分で判断して7年も8年も前にやったこと
あなたたちがうろうろしたってしょうがないでしょう

現実を見据えて生きなければ
わたしだって被害者なのだから

あなたたちのお父さんを気持ちよく見送るために
あたしは明日銀行巡りをする

だからせめて銀行の開いていない今日くらいは
   ゆっくり休ませてよ

あなたたちの声すら聞きたくないの
しょうがないんだから
会ったって意味がないでしょう

お金でカタをつけられることであれば
すっきりカタをつけましょうよ

母がしたことであたしがしたことじゃない
お金を出すのがあたしだっていうだけで

あなたたちのお父さんにだって言いたいことはある
でもあたしはなにも言わないじゃない
なんで母の性格が弱いことを知っていたのにお金を貸すことに同意したのよ

逆恨みかもしれないけど

そのせいでほんの少しの借金が膨らみついに220万円にまで


1年働いたって余るお金じゃないのよ
生活はしなければならないし
1日なにも食べないで済むわけじゃないんだから

だからせめて今日くらいはゆっくり休ませて
あなたたちの声や
そのうえグチまで聞きたくはない



2001年12月23日(日) わたしはときどき

やるせない気分になるときがある

今日は特にそうだ
母の昔の恋人が末期ガンで危篤になったとの報があった

お互いにすでに孫のいる年代で昔の恋人と言ってもいまどきの恋人のようではなくただほんのりと想い合ってただけだったらしいがお互いに違う配偶者を得て田舎から出てきてこの広い東京で再会した

お茶のみ友達として、最初は会っていたのがだんだんと共鳴しあってうまく言えないがわたしたち娘も一緒に会って食事などするようになった

彼の家がわたしと同じ沿線なのもあって母がいなくても遊びにきうてくれてわたしの主人と一緒にゴルフの練習などにも出かけるようになった
それはそれはいい人だったので安心してお付き合いすることができた

その人が末期ガンであと3ヶ月という突然の告知、まさかと思っていたわたしたちにもついにその連絡が彼の娘からきた

母と彼との関係は本当に友人としてお互いに尊重しあっていたのだと思う
わたしからは想像もできない関係であったようだ
昔想いを寄せていた相手にはなんでも相談できるようになるのだろうか

現在わかってきたことが
母がお金に困って彼の名義で借金をしていた

武富士
アコム
プロミス
3社で220万円もの金額だった

母がお金にだらしない性格だったのは知っていた
なにしろ5年前に弁護士を使って自己破産させていた

しかし名義が違うというのでその借金についでは母が黙っていたので知らなかったのだ
自己破産させた金額だけでも700マ万円近くあったのだ

もちろんその前にもそういうトラブルがあって
最初知識もなにもなかった私は母の借金のおかげでいろんな会社を訪れて脅したりすかしたりしながらなんとか払ってきた
今まで母のために使ってきたお金はもうすでに天文学的な数字になっている

もちろんOLの給料でそんなことできるはずもなくわたしは株の勉強をし、少なからず儲けたお金をすべて母のために使ってきたのだ

今ではわたしはおしゃれもせず
41になるけれども化粧はほとんどしなくて今だに31歳でも通る
ほとんどがユニクロで済ませられる
趣味も持てず集めるものもない
食事にもほとんど興味はない 白米は食べなくても大丈夫だしパンの耳で生きてもいける

現在からだの調子はすこぶるよく、健康診断の結果もものすごくいいのだ
粗食は体にいいのだろう


そんな生活の中で自己破産させたこの何年かは安心して生活してきた
なのにこの事件は寝耳に水

また新たな借金が出てきたとは

尊属殺人って本当に悩んでそのとに生きる道がなくて起きる事件だと思う
わたしの母を殺したほうがいいのだと思ったことが少なからず今まで生きてきた時代で何回もそう思った
わたしには妹も弟もいてそれぞれ家庭を営んでいる

わたしには子供がいないのでわたしが犠牲になればと思ったこともある


それだけわたしたち母の子供は悩んできたのだ


しかし現実にはそうもいかなくて何回も母にだまされてきた


現在の母はある仕事で生きがいを見つけて本当にがんばっている
最後に母を信じたいと思う

こんなわたしはバカなんだろう

どんなに迷惑がかかっても母は母であり
弟や妹の子供にしてみればいいおばあちゃんなのだ

なにをどう書いていいのかわからないけれども
そういう借金を許せる今の日本の社会はおかしいと思う
母のように普通の生活ができない人間はもちろん責めるべきだけれども
そのような借金ができるこの社会はどうかとも思う

弁護士に相談ももちろんできるだろう
でも
末期ガンで死にそうな彼を考えると一刻も早く解決をしなければならない
彼の家族もそれを望んでいる

でもなぜそれをわたしが負担しなければならない

お金って生きてく上で必要なものだ
当たり前だ

母もいま現在なにも贅沢などしていない
母の性格が弱いのももちろん知っている


なぜ弱いにんげんはそうなっていくのだろう
この日本なにか間違っていませんか


母のせいでなにもできないわたしがいる



わたしはどうやって生きていけばいいのだろう





死んでしまったほうがいいのですか
わたしは普通にいきているのに




遺族にしてみればきれいにして死なせてあげたいだろう

それはそうしたいよ
だけどどうやって右から左に220万円ものお金を動かせばいいの




生きていていいですか
母が自殺でもすればいいのですか

そんなオンナが母だというだけで
わたしは一生犠牲になるのですか






金貸しの会社の人も考えて欲しいと思う
商売だからっていうのももちろんわかります

でも
あなたは金貸しで結果こういう人生をわたしに押し付けるのですよ


うちの母は精神病だ
絶対におかしい
だけどだれもそれを認めてくれない


わたしは一生母の借金にまみれて生きていかなければならないのかな

わたしこそ死んでしまいたい


いいことなどなにひとつなかった
今考えると




2001年12月16日(日)

^‐^;



2001年12月15日(土) そしてわたしは今日も夢想する。

そしてわたしは今日も夢想する。
夫を殺す夢だ。

最近の夫はやたらに口うるさい。

食事の最中にゲップをするのはまぁしょうがない。
口のまわりにいっぱい食物のかすをつけたまま拭こうとしないことも我慢しよう。しかし最近の口うるささはなんだ。

不便なこの田舎で車の免許のないわたしは我慢に我慢を強いられる。11歳年上の夫は肥満体ですでに糖尿病予備軍。高血圧、高コレステロール、高脂血症、眼底出血。医師に言われた通りの食事を用意しても、無駄。目の届かないところでダメなものを食べてくる。うるさく言っても聞く耳などない。

11歳年上であれば少なくとも平均寿命から言ってもわたしの方が長生きをする。夫が死んだら二束三文であってもこの家は売り、小さくてもいい、都心のマンションに引っ越そう。そう考えていたのだが先日、朝ニッポン放送で都心の高級マンションを老人が購入することが増えているような話をしていてついつい口をすべらせてしまった。

「あたしもそう考えているわ。あなたにもしなにかが起きたらあたしは免許がないしもう少し都心に引っ越したいなぁって。」
「なんでそう思うんだい?」
「だってここにいたら具合が悪くても病院にさえ行けないんだもの」
「そうか」

そのときはこんな会話で終わったが翌日から夫の嫌がらせが始まった。

なにかにつけて口やかましい。細かいことに文句をつける。毎日食事をして寝るだけの夫。一緒にいてもなにも楽しいことがない。今まではうるさくない分だけ同居人としては悪くはなかった。

夫の母は3年前に自分の夫を見送りそして同居していた娘、つまり夫の妹を去年ガンで見送った。来年の春には近所のアパートに越してくるという。舅の墓が近くにあるので墓守をしたいというのだ。

「一緒に住みましょうよ」
「わたしは今までやりたいことがあったけれどもずっと病人の守をしてて我慢してきたの。いつ寝ても何時まで起きていても誰にも文句を言われたくないわ」
「それなら寂しくなったらいつでも一緒に住みましょうね。」

元より長男だった夫が家を購入するときにオトナ4人で住める、縁側でのんびり庭が眺められる家を、ということで購入した家なので嫁のわたしが否やを言える立場ではない。自分の母親が近くに引っ越してくるということで不憫を感じたのかどうか、夫はどうやらわたしを追い出しにかかっているような気さえしてくる。

きのうはついに、出て行け、というせりふが夫の口から出てきた。
朝食のあと、次の食事の米を研いでいる音をなにか他の音と勘違いして文句を言ってきたので今米を研いでいるのよ、と答えたわたしに、朝から米を研ぐな、とまた罵声を飛ばしてきたのだ。自分の勘違いをごまかすための大声であることくらいわたしにだってわかっている。だから黙って米を研ぎ続けているわたしの背中に向かって出て行け、と怒鳴ったのだ。

頭金を出してくれたら出て行きます。

わたしはそう答えたが心の中は浮ついていた。

都心のマンション、例え1部屋しかなくてもいい。
自分の好きなものだけ置き、自分の世話だけしていればよい。こんな生活ができるなら・・・・・・






そしてわたしは夫を殺す夢を見る。


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