モリハルゆ記

2006年08月31日(木) 一日のスタート

 早起きするようになってしまった。新聞がドアの挿入口を「カタン」と音さす前に目覚めてしまう。朝刊を抜き取るとまだ朝は始まっておらず、通路の蛍光灯がしっかりお仕事している。

     

 親の都合で夜更かしになるのは良くないなと、生後6ヶ月になった娘の唯ちゃん、夜10時には暗くした部屋に移動させるようにしている。暗闇の中でゴロンゴロン移動している唯ちゃんに「もうオネムの時間ですよ〜」とささやきながら添い寝をしていると、満腹でアルコールの入ったお父さんの方にオネムの時間がやってくる。次にお母さんは、夢の世界に入っているお父さんの周りを動き回っている唯ちゃんを本格的に「オネムの時間」へと導く。我が家では『二段階オネム誘導作戦』を実施している。

 昨日は5:00に起床。朝刊に目を通し、昨日までの日本国経済、政治、事件を確認後コーヒーを入れる。パソコンの電源を入れ、メール等をチェックし、朝食を摂る。本日の予定を確認。「今日も忙しくなりそうだ」

 ちょっと説明が足りないかな。

 朝刊持ってトイレに直行。ハンカチ王子の行動、テレビ欄、本日発売の週刊誌をチェック。コーヒー飲みながらmixiのマイミク日記読んだり、モリハル日記を書く。「9時に出発すれば間にあうかな?」強烈な空腹感を満たすため、ご飯炊いて味噌汁とオムレツ、サラダをつくる。朝とは思えぬほどの満腹感を得ながら「ヤベェ、こんな時間になっちゃった!」

 人間トシとると朝から忙しい。



2006年08月26日(土) 大渋滞

 奥さんの実家へ行ったとき、劇団ひとりの本を途中まで読んだ。モリハル一家3人で伺うと、どうしても孫の唯ちゃんが人気No.1で、No.2が娘である奥さんになってしまう。No.3はダラダラテレビ観たり、新聞読んだりして過ごすわけだが、この夏休みで帰省したとき「これ読む?」とNo.2のお母さんが劇団ひとりの処女作(なのかな?)『陰日向に咲く』を実家内限定で貸してくれた。

          

 引き込まれた。お笑い芸人としての劇団ひとりは好きでも嫌いでもなく普通だが、作家としての劇団ひとりはいいねぇ。晩御飯までの時間までいっきに四分の三くらい読んだ。晩御飯終われば唯ちゃん遅くまで起こしているわけにはいかないのですぐ帰らなくちゃいけないし、本はお母さんが知人から借りていたので持ち出し厳禁だし、残り四分の一のために購入するほど傾倒したのかと問われると疑問だし、はてさてどうしたもんかと思っていたら妙案が浮かんだ。そうだよ、ソースだよ、図書館だよ。

 1年くらい前、我が家から徒歩1分のところに図書館ができた。できたてなので、まだまだ蔵書はスカスカなのだが、それを補うべく新刊バンバン導入している。『陰日向に咲く』は絶対にあるだろう。ハイ、ありました。ただし予約殺到長期貸し出し中。まったく!ケチケチしないで新刊買えよ!ブツブツ言いながら大渋滞の後尾に並びました。

 今日は道路も大渋滞だった。お客さんとの待ち合わせに、かなり余裕持って出発したつもりが50分も遅刻してしまった。夏休み最後の週末だったから、お子さんがいて車を所有しているお父さんが全員張り切ったようだ。まったく!宿題終わったのか!わかった。9月1日(金)は始業式だけだから2日3日の土日で仕上げようとしているな。

 実際は張り切りお父さんのせいだけではなく、火事の見物渋滞があったり、夏祭りの規制渋滞もあったりした。パジェロミニ号でノロノロ走りながらあらためて思った。世の中予想もできぬ色んなコトが動いている。

     

 注:この写真は火事ではなく、養老の瀧の前広場で行っていた夏祭りです。
 
 



2006年08月21日(月) キレイ好き

 世の中には、担当のお客様が替わるたびに車を買い換えなくてはならないというお仕事がある。20代後半の若者は、1年前にドイツ製の新車を430万円で購入。不幸にも1年の間にモデルチェンジがあり、人気車種であった彼の車は古いモデルになってしまい、下取り相場は200万円まで暴落してしまった。イロイロかけずりまわり、なんとか230万円で買い手がついたがローンの残債は270万円。40万円の持ち出しは定期貯金をくずしてクリア。買い換える国産車はなんやかんやで260万円の価格。新たなローンの審査もおりそうだ!メデタシメデタシ!




 合計260万円の見積もり明細書を拝見した。最近はリサイクル料金が徴収されたり、オプションで見たことない費目がならんでいる。「『ボディー・コーティング 51,000円』ってナニ?」モリハルが購入するわけじゃないのだが、営業マンが丁寧に答えてくれる。「新車の段階でボディー・コートしてしまえば、あとは水で洗車するだけでワックス不要なんですよ。」260万円のローンを新たに組む若者が続く。「ウチの親父が、車のボディーにクルクル円をかきながらワックス塗っている光景、記憶にあるんですよねぇ。」今の若者は『クルマ命』と、汗だくになりながらワックスがけしないみたいだ。

 昔、ケンとメリーのスカイラインを中古で購入した。1週間に1回はボディーにクルクル円をかいてたと思う。もちろん、ワックスがけの前は自ら手洗い洗車をしてた。セーム皮でワックスを拭いたあとのボディーはシットリ肌になる。人間に例えるとハタチ前後って感じ。雨に濡れると、水滴が玉になり盛り上がる。コーナーを駆け抜けると、その水滴がツツ〜と斜めに転がっていく。「愛い(ウイ)ヤツじゃのう〜!」(注:この感想は当時ではなく、今振り返っての感想)

 愛車を磨いて大事にするって感覚は古いんだろうな。だけどキレイ好きだから、汚くならないようにすればイイ。なるほどね。「ヨッシャ!260万円で購入決定!」モリハル勝手に承諾しちゃいました。

 

 



2006年08月15日(火) DNA

 先週の金曜、古巣横浜で飲んだ。横浜港大桟橋埠頭上にある特設ビアガーデンからは、コンチネンタルホテル、観覧車が一望でき、明日から始まるAlfieコンサートの本番を想定したリハーサルがガンガン聞こえた。ヨコハマに吹く風、懐かしいなぁ。

     

 29歳から31歳まで、モリハルはハマッコだった。その頃、『みなとみらい』なんて無くて、『マリンタワー』と『氷川丸』がヨコハマを象徴する第一人者、第二人者だったと思う。東京生まれのモリハルは一度ヨコハマ弁しゃべりたくて、今は自治体無くなっちゃった横浜市港北区に移りすんだ・・・ジャン!

 そこでは、JR杉田駅近くの家系ラーメン総本山『吉村家』に出会ったり、二俣川試験場で2度挑戦し自動二輪大型免許を取得したり、上大岡で長男が生まれたりと、驚愕と賞賛の日々を送った。2年後、『海』『港』の横浜から『山』『蓮根』の茨城県土浦市に突然移ってしまった・・・ダッペ!

 通勤片道2時間往復4時間1ヵ月100時間ながらも、国道6号線沿いにある『珍来』のネギラーメンに出会い、自然としきたりの中で野球・祭り・市議会選挙活動をしたり、待望の長女が生まれたりと、体力と地域活動の日々を送った。6年後、埼玉に一人で移り、さらに7年経過したら、ふりだしの東京に戻った・・・アタボ〜ヨッ!

 そこから4年の東京生活リバイバル、いいもんだ。純東京産の次女も授かった。2006年の夏休み、モリハルDNAが勢揃いした。

     

 次女の唯ちゃん「お兄ちゃん、お姉ちゃん、お父さんに似てるなぁ・・・」とビックリしてた。

 

 



2006年08月08日(火) エントリー

 日中の山手線内、小さなお子さん達が親御さんと一緒に乗っている光景をよく見かける。そう、世の中夏休みなんだねぇ。「こっちよ!」とお母さんの声で改札を抜け、駅員さんの「ハイ、並んでねぇ!」の声に殺到する。『ポケモン・スタンプラリー 2006』の季節が始まった!

     

 首都圏の駅で専用パンフレット兼スタンプ台紙を入手し、スタンプ欄に7駅のスタンプを集めてゴール駅に行くと素敵な賞品がもらえる。スタンプを押すそれぞれの駅までの乗車券を購入するだけで参加費は無料!改札の外にスタンプが置いてあるのがにくい!商品は30万個用意されているけど、早いもん勝ちだぞ〜!なるほど、これはオリエンテーリングだ。

 オリエンテーリング、大学時代に体育の授業としてやった経験がある。普段の体育の授業は、大学近くのグランドでダラダラ球技とかしたのだが、秋に泊りがけの授業を八ヶ岳でおこなった。4〜5人のグループに振り分けられ、地図を渡されて時間をずらしてスタートする。なぜか燃えた!

 ある地点を探し出し、次のチェックポイントをまた捜し出すということの繰り返し。山道を走り、後から来るグループに嘘の情報流したり、フェイントというかフェイクかけて迂回した道から顔を出す。1時間半後、汗だくになりながらゴールし、結果3位だった。夕食の時に表彰されたとき、嬉しかった。

 大学で行ったオリエンテーリングは、これから世の中に出ていく学生達に、『組織』『目標』『競争』『達成』を体験させたのだろう。『ポケモンスタンプラリー』は、子供たちに「目的地まで切符買えヨ〜!」と、JR東日本がメッセージしているのであろう。

 あと4〜5年したら『ポケモン・スタンプラリー 2010』に参加するかもしれない娘と夕方、住んでいるマンションの屋上行きへエントリーした。

     

 東側には新宿の高層ビル群が夕焼けを反射して鎮座する。

     

 西側は見事に空が燃えていた。

 ヨ〜ォッシ!唯ちゃん!お父さん何でもやっちゃるよ〜!

 



2006年08月06日(日) Highway Star

 愛車『パジェロミニ号』にETCを搭載した。

     

 2年前に購入したとき、「軽自動車のベンツを購入した!」と吹聴した。当時最高級のDVDナビをオプション装備した4駆TURBOの『パジェロミニ号』は「ヴィッツ、コルトより高いじゃん!」という価格になってしまい、燃費は軽でありながらリッター8km、まさに『軽のベンツ』だった。今回ETCを装着したことによりバージョンアップし、『軽のAMGベンツ』となったワケだ!(ご参照:AMG HP http://www.mercedes-amg.com/ )

 そういえば、昔TOYOTAカローラを新車で購入したとき、それまで乗っていたHONDAシティと比べてあまりの室内空間の広さに驚愕し「動く応接間、Moving Living-room を購入した!」と豪語したような記憶がある。ま、モリハルちょっと大げさな人間かもしれんな。

 一昨日、『軽のAMGベンツ』に変身してから初めて高速自動車道路を利用したのだが、「本当にETCのゲート開くのだろうか?」と恐る恐る徐行した。ところが明けて本日、『軽のAMGベンツ』は何の躊躇することなくETCのゲートに突入!「ピンコ〜ン♪カパッ!」と、十戒のモーゼがごとく目の前に道が開ける。頭の中でリッチー・ブラックモアが「ジャ〜ン♪ジャ〜ン♪ジャン♪」と奏で、アクセルの右足に力が入る。「もう誰も俺を止めることは出来ない!」“ Highway Star ”が誕生した!

 首都高速永福入口で“ Highway Star ”が始まったが、10分も走らずに調布出口で終わってしまった。お盆休暇の帰省ラッシュと事故が重なってしまい、中央高速道路大渋滞!「くっそ〜ぉ!一瞬のうちに700円無駄遣いしてしまった〜!」一般道をトコトコ走って青梅まで行きました。


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