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2007年01月31日(水) あれは風景みたいなものですよ


今朝あわただしく身支度をしているときにニュースを見ていた母親から
「東京タワーって小説書いてるひと、外国人なの?」と聞かれたのですが
なんだか説明するのが面倒だったんで
「うん、そうだよ」って答えておきました



あまぞんに注文した諸星大二郎作品が3冊届きました。
ヤヴァイねこれは。
表紙が怖すぎる。
怖すぎるんだよ。
こんなにカバーをかけたいと思った本は初めてです。
カバーっていうかもう表紙を封印してお札でも貼って神棚に保管したい勢いなのですが、残念ながら桐野さんの家には神棚がありません。
これとか
これとか

直 視 で き な い 。
必ずうしろのほうで顔があるっぽいものがうごめいてるんだもの!
内側にあるおまけのカラーページとかも顔があるっぽいものがごろごろしていて怖すぎる。どうしよう。

しかし、話は本当におもしろい!です。怖いけど!怖すぎですけど!
ファンサイトをまわったときに「『生命の木』だけは読んでください」などと書いてあり、私はそういう押しに弱いのでとりあえず網羅しておこうと思って読んだんですが、ぶっとんでました。作者の民俗学に対する研究熱心さがよく伝わり、サスペンス小説のような手の込んだ設定であるにも関わらず、こんな作品をほんとに正気で書けるのかと思ってしまうほどの大胆な想像力。とりあえずキメ台詞「おらといっしょに"ぱらいそ"さいくだ!」って一度は叫んでみたくなるインパクトでした。
しかし、これを青森のキリストの墓伝説を知らないときに書いたってことは、これってすべて作者の創作なんですか?そしてこのおそろしいほどクオリティの高い作品がジャンプにふつうに載ってたって本当なんですか…?すごいな…

あと個人的に一番好きで一番すげええええええええぇぇぇぇぇと思ったのは、「カオカオ様が通る」という30ページの短編です。ウェブで調べたときに作品名だけ見て「カオカオ様ってなんだよ!」とひたすら気になってしょうがなかったので買ってみたのですが、読んだあとでも「カオカオ様ってなんなんだよぉぉぉ!」とひたすら気になりました。話は一言でいうとカオカオ様がひたすら通り続けるのですが、そのめくるめく世界、達観した姿勢が、なんともいえない陶然とした気分にさせてくれます。
わたしはカオカオ様の魅力にすっかり取り憑かれてしまったので、これからいろいろな友人にこの本を貸しまくってカオカオ様の魅力を広め、本をできるだけ手元に置かないでおこう、うん、そうしよう、と心に決めました。だって怖すぎるんだもの、カオカオ様。



2007年01月29日(月) あなたは最初っから私のものじゃあなかったけれど


えーっとコレを書くと「おまえそれでもファンかよこのやろうもっと真面目に生きろ!」みたいな感じでたいへん恥ずかしいので言うのはためらわれるのですが、やっぱり書こう、うん、書こう。
ポップの貴公子ルーファス様が昨年8月に無料配布していた(らしい)V&Rの香水テーマソング「Ode To Antidote」(アンティドートを讃える歌、そのままでいくと解毒剤讃歌)ですが、わたしのそのころライブやらロシアやらでテンパッていてすっかり忘れてまして(コラ、だめじゃないかわすれたりしちゃ!)(ごめんなさいごめんなさいもうしません!)、そのあと行ってみたらもうそこでは入手できず、方々探したけどどこもダウンロードの期限が切れてたりして、質の悪い映像と途中までの音源くらいしか入手できていなかったんですが、昨日やっとちゃんとした音源が入手できました!キラキラキラ…
なんかね、フランス人が配ってくれてた…やさしいよフランス人…ありがとうフランス人…これから毎朝フランスパンを食べるよ!

で、やっと素晴らしい音質でフルで聴くことができたんですが、もう、びびりました。崇高にして猥雑、純粋にして妖艶、優美にして華麗なるルーファスワールドが惜しみもなく大放出。ルーファスに目隠しされたままピンク色のアリスの世界に連れて行かれて帽子屋姿のルーファスときのこの上でお茶会をしてしまった。(呆然

この曲、曲そのものも歌声ももちろん雰囲気満点ですばらしいんですけど、後ろのオーケストラの演奏との絡みが特に摩訶不思議アドベンチャーです。オケ自体はごく正統派の音なのに、やってることはすごい斬新。一ミリでも踏み外したら落っこちそうな絶妙な絡み合いをじっくり聴いてると身震いがしてます。プロデュースしたのは誰なんだろう。もしこれセルフプロデュースだったら天才すぎる…!
そんなわけで今日は朝の通勤時も昼休みも帰宅時も狂ったようにこればかり聴いておりました。どんなに疲れていても脳内がすぐバラ色になりますよ…い、いやされるぅ…。


きのうは大学友達と5人で飲みました…。みんな物知りで好奇心旺盛でエスプリに富みまくったピリ辛文化人で、ちょっと私が参加するのは恐れ多かったのですが、メンバー的にははじめての組合せなのにすごい一気に意気投合した…!5人ともはしゃぎすぎてどうしようかとおもった。海外ホームドラマの観客みたいなノリだった。こんなにはしゃいだのは最近ちょっとないぜ…!?
もちろんバンドメンバーといるのも楽しいんだけど、一緒にやっていくことがある分どうも気負ってしまったりするのよね。ギスギスしてきちゃって「あー今の自分やな人間だなあ」と思ってしまってつらくなることなんかもあるわけで。それにくらべたらほんとに昨日は心の底から楽しかった…エスプリに富みまくったピリ辛文化人なはずなのに鼻毛の話とかばっかりしてたしな…

そのせいか今日は松葉杖ついてるひとのエレベーターの乗降を助けたうえにベビーカー押してる母親まで助けましたよ。なにこれ。善人レヴェルが尋常じゃないよ。パワーアップ?


2007年01月27日(土) ぼくとフリオと恵比寿アトレで


レッズフェスタで挨拶してから去るのかなぁとわずかな期待をしてましたけどやっぱりもうそのまま合流しちまうのねー ちょっと悲しい感じもしますがまぁなんとか無事にアレックスキャンプ地ドバイに到着。でもロストバゲッジしたらしいですよ(ププ
昨日テレビでチームメイトに挨拶してる映像をみましたけど、あまりにアレックスが外人ぽくってびっくりしました。まあもともとブラジル人だから当たり前なんだけど、ふつうに助っ人ブラジル人選手がオーストリアのチームに来たって印象だった。
「アレックス」って呼ばれてるのはよいなぁ。


恵比寿が好きというとかっこいい感じがしますが、私は代官山方面をうろうろしても道に迷うだけなので街というよりむしろ駅ビルの恵比寿アトレが好きです。働きだしてからというもの、コートもバッグもワンピースもすべて恵比寿アトレ出身。今日はブーツも買ったのでみんな同じ出身地同士なかよくしてくれよと思います。
アトレカードのポイントたまりまくりでこわい。

恵比寿アトレは本屋が充実してるのも魅力です。今日は少女漫画が読みたい気分だったのですがあまり適当なものがみつからなかったので、何故か諸星大二郎の「ぼくとフリオと校庭で」を購入。少女漫画とはむしろ正反対の位置づけですが、すっごい前に立ち読みしたことがあっておもしろかった記憶があるのと、最近ウルジャンに未来歳時記という短編をときどき載せていて、微妙な作品の多いウルジャン中でそれがとびきりおもしろかったからです(私はいまだにジョジョ目当てで毎月ウルジャン購入しております)。
前にブリさんが遊びにきたときうちでウルジャンまとめ読みしていったのですが、悲しいことにそのときは未来歳時記について「なんだこの絵は!落書きか!」と言われてしまいました…。「いやでもそれ話は一番おもしろいよ!」と必死に弁護しましたけど。たしかに奇妙だしきれいとは言えない絵柄ではあるけど、この絵だからこそいいんだよなぁ…。

そして今日買った「ぼくとフリオと校庭で」ですが、よかった…(じーん)
昔立ち読みしたときよりもずっとおもしろく感じました。多少成長したんでしょうか桐野さんも。おもしろいというよいはすげー怖い短編ばっかりなんですけど、やたら 興 奮 し ま す。扱っている素材がとにかくツボにくる…!暴走するバイオテクノロジー、偽未来、SF、昭和、日本民俗史、民話、神話、妖怪。個人的にどいつもこいつもたまらんエレメントです。(大学時代勉強したネタとかぶりすぎてる。)
あと怖いといっても、漫画そのものが怖いというより、自分の中に小さいころ巣食っていた不安や恐怖をざっくり掘り返される感じでした。知らない暗い路地にはいってしまったときの不安とか、小学校のとき裏山にあった防空壕についての妙な噂とか、そういうの。だからひとによってはそんなに怖くないのかも。
さっそくアマゾンで他に何冊か注文。怖いけど集めたいなぁ。

>はくしゅ
とぅーぎゃらんつネタに絡んでいただけるとは光栄の極みです!とぅーぎゃらんつお好きですか!?いや〜いいですよねたまらんですよねほんとに…
確かに途中で3人ですねww。アダムとタイソンの間にあの像を挟むことでふたりの間に立ちふさがる愛の障害をあらわし、そのあとそれを無事に乗り越え愛をさらに深めあうふたり…☆みたいなのを表現しているPVなんでしょうか、深読みしすぎなんでしょうか私!


2007年01月25日(木) ふたりのために世界はあるの




とぅーぎゃらんつに対する萌えをどう表現したらいいのか最近わからなくなってきました悶々 かれらの音楽はまじめに好きなんだけどどうもこうもこいつら自体がmoeすぎて四畳半のアパートでどうしようもない同棲生活を送る妄想とかに流れていってしまいますよ。
昨日また音源を漁っていたところ、聞きたかった年末ライブの音源があっさりごっそりあげられていて神はすごいな!世界は美しいな!と思いました。どうやらアダム(金髪ギター)が最近ピアノを弾くという技を身につけたらしく、このライブでは2曲ほどピアノを披露しておりました。やってることはあまりギターと変わらないのですが、あまり彼がピアノ男子だというイメージがなかったので、驚きです。とりあえず家にピアノがない貧しさだと思ってました。(失礼だ)
ちなみにタイソン(長髪)は相変わらずドラム叩いてました。相変わらずなところが彼の魅力だと思います。

上記のピアノ弾き語りを聴いたときは「お願いだから私と結婚してくださいアダム!」という感じだったのですが、下の映像を観たあとではもう「やっぱり私じゃなくてタイソンと結婚してくださいアダム!披露宴には呼んでください!」としか言えなくなりました



な ん な ん だ こ い つ ら 
いったい何が目的でこんななかよし映像を世界に見せつけるのでしょうか……この世界にはふたりしかいないとでもいうのでしょうか……
あ、いえ、すいません、むしろお願いですからもっと見せつけてください

ポイントはおそろいのパーカーと貧乏度の高いスニーカーと破れまくりのジーンズ、あとドラムキットをアダムが半分もってあげてるところです。


2007年01月23日(火) LAまで9時間半、NYまで12時間半


私の風邪が治ったかと思ったら大間違いですよ!(←誰に向かっていってるのかわかりません) 完治もせず悪化もせず非常に中途半端なまま延々と続いております。このままじゃまたほんとうに副鼻腔炎になってしまう…。もうこの鼻ダメだよ。使い物にならない。交換したい。ついでに明日の会議休みたい。会議とか、ほんと、無理…


昼休みに携帯に公衆電話から電話がかかってきました。めずらしいので驚いたのですが、鳴り続いてるので親かもしれないなぁと思ってとってみたところ、親どころか、五歳くらい?の子供の声でいきなり

「ママ!」

と言われました…。
しばし固まっていると、また

「ママー!?」

と叫ばれたので、あわてて「えっ、違いますけど」とか言ってしまった。子供に敬語かよ。しかも言い方冷たいよ。しかしそれからどーしたらいいのかもわからないので、そのまましばらく続く沈黙…。そしたら「ママー…」とか言いながら切れてしまった…し、心配だ。
間違い電話だとわかってはいてもすんごい驚きました…。だってママってさ。24年間呼んだことはあっても呼ばれたことないよ。想像妊娠しそうになったことはあっても(主にキリさん)産んだことはないぞ私…。


>はくしゅ
やっぱり考えてしまいますよね〜!ハリウッドボウルはキャパシティが大きそうなので、ひょっとしたらひょっとするとロマンスの神様がほほえんでくださるんじゃあないか…!と甘い期待を抱いております。わかりませんけど!
うだうだ悩むのは取れてからにするかな〜、とも思えてきました……


2007年01月22日(月) 神のみぞ知るセプテンバー


オペラの花道ルーファスウェインライト様がハリウッドボウルに降臨し、ふたたび伝説のジュディガーランド再現ライブをやるそうですが、その日程が9月23日と発表されました。
ええと、非常に言うのがつらいのですけど、
これって、これって、
3連休の真ん中の日ってさ…
ひょっとしたらさ…

頑 張 れ ば 観 に 行 け る ってやつですよね…

うぅ…週末ハリウッド…(みぶるい)

さて、その気になれば必要なのはたったの3ステップ。
1・どうにかしてコンサートチケットを手配する
2・どうにかして航空券を手配する
3・どうにかして休みを手配する

これさえどうにかすれば!地上最強の歌姫ルーファス様とのめくるめく愛の時間が待っているわけですが!9月って私そのときなにやってんだろー…と思うわけで!ぎゃー!
今の仕事なら余裕で休めるだろうけどそのころには仕事場変わってる確率が高いわけで、もし休日出勤とかそーゆー地獄のようなとこに放り込まれたりしていたらどうなるのだろう…ていうか会社すら変えてそうな気もするし、会社変えたところで急に休みもらってロサンゼルスにいけるんだろうか…世の中よくわからない…

昨日もバンドで「春にライブする」だの「秋にライブする」だの計画立ててたわけでして、私もその一員としてしっかり一緒に案立ててたのだけれども、頭の奥のほうでは常に「ほんとうにできんのか?その時期もしルーファスのライブにいけるんだったら私はバンドを見棄ててすぐそっちに行ってしまうんじゃないか?そもそも今も根底で問題になってるバンド内人間関係にいつか飽き飽きして急にやめたりしてしまうんじゃないか?その可能性が高いのにこんな平然と未来の話をしてるって実はすごい裏切り者なんじゃないのか?」と悶々と自問自答。あー…勝手な人間だよなあほんとにさぁ…(自省タイム)
未来に何が起きるかわからないのは当然ではあるけれど、こんなにも先が見えないというか、自分が何をするのか、自分が何を根拠に何を最優先にして動いていくのかよくわかっていないというのは本当に不安だ…どうにかしたいけどどうにかなんのかなコレ…

いやそのまえにそもそもチケットの入手すらできない気もしますけど…ね!てへ!海外のチケット事情ってわかんねぇ…



2007年01月20日(土) 朝と晩だけ飲めば効く


そういえば先日、この日記サービスエンピツさんと半永久契約をしました。とゆーわけで先の予定は未定で、半年先の自分が何をしてるかもまったくわからない私でございますが、一応エンピツサービス様が終了するか私が削除ボタンをボチッと押すかするまでこの日記はしつこくここに置かれます。今の世の中すっかりブログ一色ですけど、むしろこの日記ってゆーストイックな形式が自分はあってる気がします。ただ自分が書いてることがよくわからなすぎて記事を日付でしかカテゴライズできないってのもありますけど。あとトラックバックの使い方がいまだにわからないってのもありますけど。あれ、ひょっとして時代に追いついていないんじゃないのか自分。
私が昔好きだった日記書きさんたちはみんなエンピツユーザーで、しかも誰ひとりフォントサイズや色の変更や顔文字絵文字を使用せず、文章そのもので魅せるという素晴らしー日記職人様たちだったのですが、さすがに何年も経った今ではほとんど跡形もなくなってしまい、寂しいものです。とっておきたかった…。(すとーかーだよ) 最近はあんまり日記サイト探しの旅に発掘に出掛けていないというのもありますが、全体数が増えたぶんだけお気に入りを探すのが難しくなってきました。。もっと日々の楽しみをふやしたい…!

契約を一年契約から半永久契約に変更したのは、期間が終わりそうだったのであー毎年振り込むのめんどくさいなーと思ってなんとなくそうしたんですが、わたし、そのとき、
一 ケ タ 間 違 え て 多 く 振り込みました。
すぐ返金してもらえてよかったです…けど、一ケタってどうなんだ…千と万を間違えるっていうレベルですよ…金融関係の仕事についてなくて本当によかったと心から思いました。そしてこの先の生涯二度と金融関係の仕事にはつかんぞと誓いました。。。


宙づり広告で見た絵がかわゆかったので前から気になってたすももももももとゆー漫画が書店の見本で置いてあったので、読んでみました。いわゆるmoe系漫画なのかなーそれはいまいちかもなーと思いつつも読んでたら、超ラブコメで楽しかったです…負けました…。つい2・3巻を買ってしまい、家でウハウハしながら読みました。あーかわゆいかわゆい。元気出た。もー全部買ってくりゃよかった…(飢)


あとは最近会社の同期に薦められて、「青春の門」を狂ったような勢いで6冊読破しました。舞台は日本だし主人公もふつうの青年(?)ですけど、いてもたってもいられないほど続きが気になったので、青春小説っていうか一種の冒険小説だと思いました。
6冊目「再起篇」がてっきり最終巻だと思って読んでいたので「なんだこのラストまったく納得いかないぞムキー!!」と怒り狂っていたのですが、調べたら最終巻じゃなくって、続きが文庫化されてないだけなのですね…そしてそれから続編がもうウン十年でていないという「未完」状態なのですね…そうか…そういうのって大抵もう続き出ないよな…
すっごいおもしろいのは確かなんですけど、どうも主人公信介と幼なじみ織江が好きになれないのだなぁー。そこがいまひとつ。彼らが延々と別れたり再会したりケンカしたり寝たり何をやっても別に「ふーん…」というか。なんだろうこれは。他の登場人物はいいんだけどどうしてもこのふたりだけ燃えん。。。
あとは出てくる女がみんな色情魔でした。どうなんだそれ。


2007年01月19日(金) きみもつらいよな、女だもの


今日新宿ツタヤ行ったらレンタルCD棚の「ル」の列にルーファスの場所ができてました!すごい!ちゃんとルーファス・ウェインライトってピカピカの字で書いてありました!あそこは新宿で一番美しい場所だと思います!でもまぁアルバム4枚置いてあるんだから当然といえば当然ですよね…今までなかったのがおかしいのだよ。これで整理が簡単になるわ〜(←行くたびに整理してるやつ)

風邪はじんわりと治りつつある気がするのですけど、今度はあれっすよseiriっすよ…上から下からダブルコンボですよ…はらわたがちぎれそうだ…。まだ風邪のほうが楽な気がする。そーなるともう仕事なんかしてる場合ではないのでずっとぼんやりしてさぼってしまった。もうダメです完全サボリーマンです。


2007年01月17日(水) 病めるときも健やかなるときも


kazeがなおらない〜喉と鼻が壊滅状態。それに追従して耳と頭も壊れ気味。あーもうダメだ…本当にダメだ…私はこのままどうしようもないまま死ぬんだぜ…喉が痒すぎるから口からタワシ突っ込んでガリガリやりたい……(という独白を頭の中で一日200回くらい繰り返してる)
まあ私はもともと症状が長引くタイプなので仕方がないのですが、このまま悪化して昨年春の副鼻腔炎の悪夢ふたたび…とかなったらどうしようと思うと鬱です。かなり鬱です。副鼻腔炎ってもうあれ悪魔の一種ですよ。悪魔に取り憑かれてるようなもんですよ。鼻がもっと高くて通気がよかったら炎症も治りやすいのかな。このままだとまた悪魔の巣窟になるよ。あああああそれだけは嫌だ……

しかしたとえ風邪に苦しんでいてもオブラディオブラダ人生は続くよ!苦悩も続くよ!というわけで、最近新生したばかりのバンドの新リーダーに最近(といっても数日)連絡を取っていなかったのでおとといなんとなく電話してところ、いつのまにか知らぬ間にいろいろあったらしく、落ち込んで「バンドの意義がわからなくなってきた…もうできない…」とかのたまっていた……。
なんだそれ自分から言い出しといて一ヶ月やそこらで意義とか意味不明な理由で勝手にやめるとか決めんなというわけで、いつもは温和な桐野さんですが風邪の苛立ちまぎれに「ふざけるな!」(@塔矢アキラ)と逆上し、一発演説かましてみました。風邪のせいでよく覚えてないですけど、どうやら彼女はそのあと方々に「やっぱ悩むのはやめるわ!」と電話で触れ回っていたようなので、なかなか感動的な演説ができたようだった。(私は話すのはうまくないけどごくたまーに感動的な演説ができることがあります。)。よかったよかった。風邪はなかなかなおらないけどひとのやる気はなおるのが早いもんだなぁ…
それから話によると2人のリーダーがふたりとも弱気になってしまったようだったので、昨日はまたもうひとりのリーダーに電話してまた違う角度から喝を入れなけらばならなかったわけで…。今回はリーダーやらなくてよくなったはずなのに、なんてバンドって面倒なんだ…とうんざりもしたわけですが、バンドって所詮ナマモノだから誰かが常に面倒みないと腐っていってしまうのよね……
あー。ひさしぶりにいい仕事したよ自分。


2007年01月15日(月) 僕はたとえそれがビタミン剤であっても


あー…咳が…咳が………咳の勢いで内臓が口から出てきそうだ。口の中でうっすらと血の味がするからすくなくとも喉から血は出てるんではと思う。しんでしまう…
私いつも風邪ひいても熱が全然でないので身体が直す気まったくないんじゃないのこいつという気がします。なまけものめ。

いきなりこれはなんでしょうクイズ
1:ろーそく
2:せっけん
3:きり・ごんされす



こたえ:まつやに

今日会社帰りに耳鼻科に行ったまたその帰りに買いました、松脂。弦楽器を弾くには弓に松脂を塗らないといけないという事実は楽器弾き以外には意外と知られておりませんよね。これはチェロ用。
触ると手がカサカサして不愉快なかんじです。


2007年01月14日(日) B級映画の女王に下級貴族


風邪っぽいものをひきましたよ…。
週末なのに家にひきこもりっぱなしです。一日中、寝たり起きたり、トゥーギャランツの音源をダウンロードしたり、ルーファスの音源のダウンロードに失敗したり、寝たり、起きたり、トゥーギャランツの音源をダウンロードしたり、ルーファスの音源のダウンロードに懲りずに何度も失敗したりしてました。むなしい。
しかも部屋に貼ってあるルーファスポスターがべらりとはがれました。「ここでおとなしくしてなさい!」ていつも言ってるのにどうして剥がれるんだろ…そんなにおいらの部屋が不満か!そーいやこないだルーファスの御宅拝見の記事を見てたいへん萌えました…彼は、自分の部屋では基本的に全裸らしいです。やっぱアーチストはひと味違うな…急に誰か尋ねてきたらどーすんだろうな…急に誰か来てあわてて服着るルーファスもかわいいけど、平然と全裸で出るルーファスもいいな…

しかしこのポスター、デザインはかわいいんだけど生々しさにかけるんだよなー…なんかもっと幻覚見えそうなくらい生々しい写真のポスターが欲しいわ。

あとさいきん会社のひとの誘いを何かにつけて断りまくっていて大丈夫なのか自分…と思う。バドミントン(真の理由:体力の限界)も、スノボ(真の理由:雪山が嫌いだ)も、鍋(真の理由:開催地が遠かった)もすべて断った…。このままでは孤立とかすんじゃねえの…こわ!

風邪なので多少で心が弱り気味になっているようだ(その割に妄想は元気だよ
あーまたルーファスの音源のダウンロードに失敗しただよ…



2007年01月11日(木) 俺を見ろよ何も気にしちゃいないぜ


ヨカッタ…
なにがよかったってあれですよマイケミライブですよ…
開演2時間半遅延+フランク不在+会場側の不備諸々+開演が遅れたため実質ライブはアンコール含めて1時間のみ、という散々な状態だったので、本来ならもっと不満があってもいいんですけど、終わってみたら不満なんてなにひとつないよ…満たされちまったよ…。どうなってんだあいつら、フランクいなくても最強じゃねーか。以前マイケミが好きだと言ったら「ライブが下手じゃない?」と聞かれたのですが、いや、ほんとに、上手いとか下手のレベルでなく、彼らは今最高にノリにノッてるライブバンドじゃないかと思いますよ!去年サマソニでも見たけど、そのときより更に進化してた気がするわー。まあアルバム出したからやってる曲自体違うんですけどね。「Welcome To The Black Parade」だなんて、ふつーに涙でました。強い力でどっか別の場所にごっそり連れてかれそうでした。最初の部分はみんなで大コーラスだったけど、感極まって途中から声だせなくなりましたぜ。あの曲よすぎる。あの誇らしさは現代の「We Are The Champion」ではないかと。あの曲だけでいいから何十回とやってほしい…。フランクファンを自称しておりましたが、ヴォーカルのジェラルドのエンターテイナーっぷりには完敗いたしました。キラキラしてた。フロントマンってすごいな。あのひとうちの従兄に似てるから今までそんなにすごいと思わなかったんですけどね(ひどい理由)。

ライブハウスに入るまでの長い行列が黒い服をきた人ばかりで、「あ−これこそブラックパレードだなー」と思いました。黒い服きてこないとダメ、とか決まり作ってもよかったのに−。

しかし筋肉痛だ…自分の左腕の動かなさに驚愕したので鍛えるためにもっとライブいこうと思います…(他に激しく動く状況がない…)


2007年01月10日(水) 身体で払え!巻キュイジーヌ


マイケミライブで会社早退した桐野さんですよこんばんは。歯医者で早退するといったらリーダーにすごい心配されて良心が痛みまくります。
ところでわたしがなぜ本来ライブ中であるはずの午後七時にこんなビーナスフォートの片隅で麻婆豆腐を食いあさっているのか。それはあまりにかなしい話になります。
そこらじゅうにあった貼り紙によると、

マイケミギタリストのフランクイエロ急病のため急遽帰国、サポートギタリスト準備中につき開演時間21:30に変更!

だそうです。


ついにきましたよ
ド タ キ ャ ン


フランク目当てで来た俺はいったいどーなんの……むなしい。せつない。泣ける。麻婆豆腐辛すぎる。甘いもの食べたい。えっ、違いますよ泣いてなんかいませんよ、ただ目に麻婆豆腐がはいったんですよ。

フランクさんが最近過労気味だというのは聞いていたんですけど、わたしは好きな人が風邪とかで弱っているとむしろ興奮するタイプ(…)なので全然オッケーだぜと逆に燃えてました…。あー。ほんとにあるんだなぁこんなトラブル。
まぁフランクのことは百歩ゆずって仕方がないとしても、平日なのにこんな交通の便の悪い会場(そもそも会場のアクセスの悪さのせいで早退することになったのだ!←やつあたり)で、しかも九時半開演とかってけっこうつらいんですけど。無事帰れるかな…

しかしフランクはマイケミやめちゃわないかな…なんか最近そんな予感もあるのよね。わたしの勘はあてになりませんけどね。

残りメンバー、お詫びに何かサービスしてくれないかなー。


2007年01月08日(月) はんなり!巻キュイジーヌ


いつまで京都行ってるんだおまえというかんじですが、雨雪に晒されながらも昨日無事に帰ってまいりました。が、しかし、明日からいよいよまた会社ですよ…もう休みすぎて仕事なんて何にも覚えてないですよ…せいぜい会社への道をどうにか覚えている程度ですよ…鬱だぜ…。
そして水曜また早速マイケミライブがあるため通院を偽って早退するのですが(仕事しろよ…)、もしもつっこまれたときのために何の病気にしようか悩み中。去年ストーンズのときは耳鼻科って言ったけど、ほんとに具合悪いときでもあったしな…。歯医者か眼科か皮膚科かな。歯医者っていうと今後も使えて便利かな…

今日は高校サッカーをぼんやり見ました。高校サッカーのテーマソングって、「振り向くな君は美しい」はもう使わないのかなー。
今回の高校サッカー、そもそも千葉県民としてはずっと前から八千代を応援しておくべきだったのですが、八千代はろくに見ずに終わりましたよ…。今日の決勝はふつーにドラマチックでおもしろかったです。盛岡がPK失敗したときにもう心が折れるなと思ったけど、強かったですね逆転優勝。両得点とも左サイドが見事だった。
しかしすごいよなあみんな高校生であんなに頑張って。私の高校時代なんてギター抱えてサッカー見ながらひたすらぼーっと妄想して終わったよ(今だってたいして変わっちゃいないけど…)。そういやこのまえ高校時代からの友人であるバンドメンバーが別の友人に語っていた高校時代の思い出が非常に美化されていてどうしようかと思った。「え〜そんなクリエイティブな高校生活なんてうらやまし〜い」とか言われてた。私その場の中心人物だったけど、そんな美しいかんじの思い出ではなかったはずだ…。でもそれが美化ではなく人によって感じ方が違うだけだとしたら、同じ体験をしていても彼女は意識上ではそんなに美しい高校時代を送っていたということになるんだろうか…そしたら私なんだか損してる気がするな…

あと今回の高校サッカーはいちいちCMにとぅーりおさんと巻の高校時代がちらちら出てきて気になりました。ふたりとも髪の毛以外はあんまりかわらない。特にとぅーりおは高校時代もやたらと熱そう。

ちなみに京都は最高でした。何あの街。どーなってんの。(興奮)
また行きたいです。女一人旅ってかんじのひとも多かったしなー。
詳しくは今がりがり書いてて力尽きたのでまた明日?。


>はくしゅ
ジェフトリオ温泉!まじですかそんな美味しい企画があったんですか!やべ○ちFCあんまり見ない派なのでうかつでした…。どこかの神がいつかゆーちゅーぶにあげてくださるのを期待しておきます…巻のタオルがうっかり事故ではらりと落ちたりしたらもっと正月早々縁起がよかったですね!
しかも巻胸毛ときましたか…わたし胸毛の障害は最近すっかり免疫ができたと思っていたのですが、巻に胸毛…と思うとちょっと悶々と悩んでしまいます。まぁ下まで繋がってる(…)とかでなければ軽いもんですよ!きっと!うん!


2007年01月04日(木) 新幹線と枯山水


そうだ、京都行こう!とふと思ったので唐突に明日京都に行くことにしましたが行く場所も決めてないし何も用意してません。
あー。どうしよう。うっへっへ。

>はくしゅ
教えてくださってありがとーございます!腹がよじれました!
みなさんもぜひどうぞ↓
Jリ〜ガ〜のバカエピソードをまとめるサイトbakars
(とりあえずアレックスがいないようでホッとした…。)
あべゆうきとやざわともりゆうすけとくりはらはすごい!こいつらほんものだな!と思いました。もう感動の域です。集めてトークショーやったら新世紀のエンターテイメントになりそうですよ。
これ見るとあべがもしレッズに来たらすごい破壊力になりそうですね。
どうしましょうね。


2007年01月02日(火) エサイの枝は芽を出し


オーストリアに絶賛無職滞在中の姉が、例の三つどもえブルズカップに行ってくれるそーです。「2月の夜だよ、寒いよ、ほんとに寒いよ?」と念を押しましたが、「スキージャンプとか見に行ってるから平気」だそうです。確かにそーかもな。「アレックス☆」とかそーいう旗作って送ろうかなー。
それからレッドブル(オーストリアのオロナミンC的存在飲料)飲んだことあるかどうか姉(楽器奏者)に聞いたところ、「あるよーあれ超効くよ。昔オケでブルックナーとか長い曲で、疲れて途中でもう弾けそうになかったときに飲んだらどうにか最後まで弾けたりしたよ」と妙にリアルな体験談が。すごいですねレッドブル。CMみたいな効き目だ。飲んでみたいです。
あとレッドブルは缶は青ですが中身はピンクの怪しい液体で、スーパーで6パックで安く売ってたりして、不良っぽいねーちゃんはそれを朝ごはん代わりにしたりしてるそーです。日本では使っちゃいけない物質がはいってるから今まで輸出してなかったけど今回その物質を使わずに日本向けのを作ることにしたそうです。こりゃますますツネ様広告塔としての期待が高まるな。(あーっと前に拍手でツネ様について教えていただいた方ありがとうございました!!!)
以上レッドブルミニ知識でした。
どうでもいいっちゃあどうでもいい。


今日は新宿バーゲンの旅に出てみました。
L.A.M.B.とかに手出してみたかったんですすいませんという理由で伊勢丹へ、しかし午後から行ったにもかかわらずあまりのひとの多さに終始ぼーっとしたままミーアキャット状態。そのうち人酔いと空腹で気分が悪くなってまいりました。うん、セレブカジュアルとか、むりだよ……
そのあとルミネだの京王だの伊勢丹だの散々歩き回ったのに結局収穫はスカート一枚のみ。無念。福袋とかって買ってみたい気もするけど、社会の悪意がつまったパンドラの箱だったらどうしようと思うとチキンハートな私にはどうも手が出せません。
結局、あまりバーゲン向いてないのかもしれません。


さっきBS2でトニーベネットがいろんなひととデュエットしまくる番組をやっていて、ゲストがエルトンジョンだったりボノだったり他の若手シンガーたくさんだったり、舞台がカーネギーホールだったりしたことからルーファス臭がぷんぷんしたため、「これはルーファス出てもいいんじゃないの!」というなんの根拠もない期待をしまくりながら舐めるように1時間見てしまいました。
ルーファスは私の脳内ビジョンでは出ずっぱりでしたけど、どうやらトニーベネットには招待されていなかったようです。おかしいなあ…(遠い目)。トニーベネットは80歳でもまだ元気そうで「やり残したことがまだまだあるんじゃ〜」とかおっしゃっていたので、ぜひやり残したことのひとつとして一度ルーファスと共演するように!

そのあと続けてマイケル・ブーブレとかいう若手シンガーのライブ番組がはじまり、これもじっくり見てしまいました。若手にしちゃ珍しく最初から最後までスタンダードナンバーの嵐で、若いのにこんなに他人のふんどしで相撲を取っていいんだろうかとも思いつつも、甘い声とおちゃめなトークとはにかみスマイルで楽しかったです。個人的にはもうちょっと毒とクセがあるほうが好みではありますが。ブーブレ、名前以外はいいなあ。今度日本に来たら見に行きたい。
しかし小さめの素敵なホールでジャズバンド背負ってスタンダードナンバーだなんて、ルーファスのカーネギーコンサートのようではないですか。こんなふうにいつかテレビであのコンサートやったりしたらいいのに。だいたい終始どの曲きいても「あーこれルーファスが歌ったらかわゆいだろーな〜」「この部分ルーファスだったらもっとのばして歌うだろうな〜」とか悶々としてたんだわな。ごめんブーブレ。

それにしてもワーナーの最近の若手男性シンガーの売り込みに対する力の入れようはただひたすらうらやましいです。ルーファスも「リリース☆ザ☆スター」記念にワーナーに行ってみればいいのに……。あー気づけばルーファス出なかったくせにルーファスの話ばっかりしてるよこのひと!末期患者め!


2007年01月01日(月) おみくじ曰く今年は他人に迷惑をかけるらしい


新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。テレビでうっかりジャ○ーズライブ見ながら年越ししました桐野です。いやー今までまったく知りませんでしたけどあいつらすごいですね。ドームであれだけステージ動かすなんてストーンズ以上じゃないですか?あと男のスカートは個人的に好きです。サッカー選手もみんなスカート履いたらいいよ…

今振り返るのも遅い気がするんですけど、去年は仕事が異動になったり、バンドで悩みまくったり(再結成&ライブ&解散&新バンド結成)、ロシアいったり、うーむ、いろいろありました。ロシアいけたのは本当によかったなぁ…満たされた。
あと個人的に、このサイト始めて以来初めて人前に出たというか、オフでお会いさせていただいたのも去年がはじめてでした。以前なら絶対びびって無理だったんですが。今年もいろんなひとに会って刺激を受けたいなーと思う次第でございます!

2007年って7という数字がついてるだけでいい感じがするので「今年はいいことがありそうな予感がするんだよねー」とかてきとーに言いふれまわっていたところ「こいつおめでたいな」って目で見られました。夢ぐらいみせてくれ。
以下とりあえず書いてみる今年の目標
■転職?
(自信がない!うまくいったらいいな!)
■ニューヨークにいく
(去年も行くとか言っておいて結局ロシアに行ってしまった…頼むよルーファス)
■英会話はじめる
(続くかわかりませんけどとりあえずすぐ始めますよ!)
■バンドをどーにかする
(新生したので今までとは違うアプローチでのびのびやりたいです。曲も3曲くらい作りたいなー。)
■通勤読書生活に戻る…
(ジョイス系、ゼーバルト系、八月の光、青春の門、戦争と平和とか!)

ルーファス新譜とジョジョ映画とスパイダーマン新作がたのしみです。
あとは大きい声じゃいえませんけど素敵な出会いがあるといいですね的な…


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