TOHGA嬢の生活



無題

2007年09月18日(火)

私の魂は癌に蝕まれていて、設計図の歪んだ細胞が魂全体に蔓延っている

惰性的に、膿を垂れ流しながらただ存在しているその姿はとても惨めで醜い

だから苦しくて
悲しくて

愛情はモルヒネのように機能する
何度も何度でも満ちる事なく餓えて求め
やがてはそれも破綻する

つかの間の快楽で胸の痛みを忘れても
朽ちたものは再生しない

だから私が今、すべきなのは
痛み止めが効いている内に
壊死した細胞を少しずつ少しずつ切り落として
正しい細胞を再構築する事だ

だからどうか

もう少しだけ
貴方を私の帰る場所でいさせてくれないだろうか

私の病を見捨てないでいてくれないだろうか

君を逃げ込む場所にはしないと誓うから

生きる為に
翼の痛みを預ける
止まり木の枝をほんの少しわけてはくれないだろうか
そして貴方の愛に甘える
私をどうか
赦して欲しい

 < あの時、ああしていれば…  …見る?  この時は知る術もなかった… >


TOHGA [はい、もしもし?] ここで逢ったが
人目!!