2006年12月31日(日)→→→大晦日

大晦日だというのに(今頃)年賀状を作る.いろんな先生のデータベースに私の住所氏名が入力されているためか,未だにA先生からもきっちり年賀状が来るので(喪中ハガキも来る)出さざるを得ない…出すのはいいのだけど書くことがなくて困るのだがみんなどうしているのだろう.
昨年,K谷さんにいつも奈良美智だよねと言われたので今年からは(K谷さんのをパクって)個人的写真アルバムという他人にとってはどうでもいい自己満足年賀状を作っている…って今までも自己満足には変わりなかったからいいか.しかし,内容は手抜きながら写真選びやレイアウトにやたら時間がかかるのはどうかと思う.

年末,本当に毎日おじさんたちにいらいらさせられて説教とかしていたので(私がおじさんに),だいぶ精神的に疲れていたので女子の集まりに行くと心底癒される…と実感.久しぶりにMに会ったら相変わらずおしゃれで可愛いので本当に癒された.おしゃれ美人菌ちょっとはうつってないかな.超天然Mにほんとマイペースだよねと言われるのはちょっと複雑だけど.そしてyoshimotobanana.comの新刊を読んでさらに癒される.ことばがわかる・通じるって素晴らしい.

いらいらついでに(?)ずっとほしかったメモリタイプのWALKMANを買った.私はiTunesがとても使いにくくて苦手なのだが,みんなに聞いたらみんなそうだったのでみんなで憤る.ロックとかポップスとかを聴く分にはいいのだろうけど,クラシックにはだいぶ向いていないことがわかった.やはり私にはAppleぶるのは無理だったらしい(でもRIMOWAにAppleステッカーを貼った…エセ…).とにかくこれで来月の旅行は乗り切れるだろう.いつもほどフライト長くないけど.そして何も今買わなくてもよかったんじゃ…むしろ年明けでよかったんじゃ…と言う声は聞かなかったことにしよう.おじさんたちへの今年分の憤りを今年中になんとかするためということで.みなさまよいお年を.



2006年12月22日(金)→→→極めて常識的な

ううーんもう最近毎日おじさんたちの適当さにいらいらしている気が…あまりにふがいないので勝手に全部自分で動いて自分で決めることにしました.ああもうそういうところが本○臭丸出し!先日のちこちゃんの結婚式で,上司や同僚の方々がちこちゃんについてみな口をそろえて「おとなしそうなお嬢さんに見えるけど実は仕事もばりばりで誰よりも男前」と言っていたのが笑えた.みーんなそうだなあうちの学校の子って.最近はおじさんのくだらない言動にふっつうに冷たく突っ込んでいるのだけど,今日同期にそれを聞かれて「なんて新人だ!」と言われました.だっておじさんたちは鈍感だからちゃんと言動や態度で「あなたはおかしいわよ☆」って示してあげないとね.もちろん,自分も変人で変態だという自覚の元で言っています.自分が「極めて常識的」だなんてそんな傲慢なことは決して言えません(おじさんは平気でそう言っていた…).それにしてもちこちゃんの社会人さと日本のサラリーマンとしてのふるまい(?)にとても感心した,最近では珍しいくらい日本人らしい披露宴でした.ぱっしーと共に私たちには無理だとひたすら感心していた.みんな基本的にアウトサイダーだから…



2006年12月15日(金)→→→be a real patriot

そんなに忙しくないはずなのに日記が書けません.ま,体調を崩していたり名古屋に行っていたりコンサートが色々あったり結婚式とか忘年会とか…ふつうの人にはふつうの予定だと思うが,いかんせん体力が無いからだめなのかしらん.

名古屋ではまだ体調が万全ではなかったので(特に胃腸が),徳川園のカフェで2時間くらいまったりしながら「国家の品格」を読んだりしました.藤原先生の教育論?には至極納得させられます.ついこの間まで,大学受験をしていないことに対してコンプレックスを持っていたけれど,最近,それはとてもよかったのではないかとひしひしと思うのだ.受験勉強をしていない分,学校ではやたら多くの科目を勉強させられたし(文系理系とか分かれてなかった)暗記というより文章を書く試験が多かったしさらに半端なく学校行事が多くて常に全力で行事もこなしていたし,それはもしかすると藤原先生の言う「情緒」と「形」を身に付けることに他ならなかったのかなあと思う.英語がしゃべれるとか,一流大学を出ているとか,そういうことは国際化社会を生き抜くのにはあんまり必要がないのかもしれない.それよりも,日本人としての「自分」を確立していること,ちゃんと自分の考えを持っていること,文化を身に付けていること,そういうことが大事なのかなと思いました.そう考えるとまだまだ「日本」について勉強が足りないな,と思う.この間,関口宏と原沙知絵が日本を見つめる旅みたいなのをする番組をちらっと見たけれど,ああいう日本の「神」の考え方なんて全然わかっていないし.そして,イギリスの,かたくななまでに伝統を守り通す姿勢が国家の品格を支えているのだなあということを実感.産業や経済の発展のために文化や精神を捨ててはいけないのだと,それこそが大事なものなのだと,なんだかうまく言えないけど最近思っていたことがすぱっと書いてあってとてもすっきりしました.でもちょっとアクの強い部分ももちろんあるので(おじさんらしく),おじさんたちはこれを曲解してナショナリストになってしまわないように気をつけていただきたいものです.パトリオットにならないとね.



2006年12月03日(日)→→→The 150th Aniversary of Schumann's Death

だいぶ日記をさぼったなあ…何だか色々あったので色々書きたかったけど色々まとめるのが面倒くさかった.とりあえず,隣の席のおじさんがとてもうるさいというのからは解放されそうなのでそれについての愚痴日記は書かないでいいかなと思います.それにしても世の中にはダメなおじさんがわんさかいて困ったものだ.さっさとみんな定年になってやめて再雇用とかもしないで隠居した方が世のためだと思う.土屋先生が,女子大生はオヤジを毛嫌いしていることをそしてオヤジのダメさをちゃんとわかっているのがちょっと救いですね.土屋先生はダメじゃないけど.そして今藤原先生の「国家の品格」読んでいるけれど,なぜこの本がベストセラーなのにも係わらず世の中のおじさんは相変わらずダメなのかがわからない.ちゃんと読んでるのか?!それともおじさんは読んでないの?うちのおじさん(ていうかすでにおじいさん?)は読んでいたけど奴は会社員とは全然違うから特に意味を成さない気が.

今日のN響はオールシューマンプログラム!で大変癒されました.シューマンてなぜかこう自分の奥底の芯の部分を揺さぶられる.先月のチャイコとかすごくよくてスタンディングオベーションだったのに,それよりも今日のブラヴォーの声もなかったシューマンの方が私にはずっと響いた.なぜだろう…今日はなかった「ライン」とかほんと好き.前世?ちなみに今日は「序曲,スケルツォとフィナーレ(op.52)」と「ピアノ協奏曲(a minor, op.54)」と「交響曲第4番(d minor, op.120)」で指揮はLothar Zagrosek,ピアコンのピアノはGerhard Oppitz.ドイツー!


     
INDEX   HOME   

7
My Enpitu追加