2002年07月31日(水)→→→Language. . . ? |
きょうは朝からマクロの事とかを色々質問され、VBわからないって言ってるっちゅうのと思いつつも、そんな簡単なことならマクロ自分で記録してファイルにつけて海外販社に送りゃーいいじゃないすか、とついつい提案してしまい(記録するだけならVB知らなくても大丈夫だしね)、じゃあその記録の仕方を教えてもらわないと、と言われ見事に墓穴を掘ってしまいました。 あしたからVBの勉強でもちょっぴりしないといけないかもしれません。 なんでうまくいかないのか、とかはやっぱりちゃんとエディター起動して言語見ないとちゃんと解決できなくて気持ち悪いですからね。 ま、根本的に解決するってことでその方が時間ロスも少ないし。 こういう思考が「墓穴を掘る」方向へと向かってるんでしょうか… HPもそういうことばっかりしてるから、HP作成ソフトの機能なんて全く使いこなしていないし。すーぐソース見て、タグ打ち!(SUBとかSUPとかってタグ打った方が速いだもん) っていうかCの勉強しようと思ってたのにさー。 やっぱり言語のひとつも出来ないとね、とか思うわけです。 卒論の時かなり拒否して、全部先輩にやってもらったという(先輩にとって)苦い思い出があるしな〜。 しかもVC++のけっこう新しいバージョンのやつ持ってるし(←はりきりSE友達Cくんがはりきりついでにくれた)。 ふーむ。 VC++。VBA。Java Script。HTML。 やりたいのもけっこうあるなあ。 っていうかこんなに出来るんでしょうか。 Javaは割愛するかなー。やったことないし。 でもより美しいHPつくりのためには必要だしなー。 ここは逆を突いて、いまさらFortranでもやってみる?(笑)←逆突く必要ないから。 そーれにしても毎日英語とー欧州13言語とーロシア中国韓国台湾とー日本語入れたら19言語に接しているわけだ。 これ以上言語量が増えてもメモリ少ないから頭ついていかれないっちゅうの…
2002年07月30日(火)→→→RUN!RUN!RUN! |
週末、全力で遊んでしまった反動で疲れきっている。 週末は思いっきり遊ばないと平日に力が出ない。 と社会人の友人達や職場の先輩達は口々に言う。 私は昔から本当に体力がないので、高校生の時だって週末は家でのんびりしなくては一週間を乗り切ることなんてできなかった。 「休み」がなくては生きていかれなかった。 でも、大学の4年くらいになってからそうではなくなった。 平日の自分の仕事時間(ま、学校だけど)を自由に決められるようになって、つらい時はいつでも休める、という余裕からか休まなくても平気になった。 むしろ、研究室に行かないとつまらなくて、意味もなく土曜日も日曜日も学校に行ったりしていた。 ナナさんってM2で一番学校来てますよね、と後輩に言われたりしたこともあったな。 だから夏休みなんて別にいらない。 旅行に行くとか目的があれば別だけれど、なんとなくの夏休みはいらない。 学部3年夏くらいまでは夏休みや春休みに遊ぶことに必死になっていたけれど、それは日常が退屈で日常から離れたかったからなのだと思う。 ところで今年は、仕事が退屈だけれどやっぱり夏休みはいらないかな。 なぜなら派遣社員歴が短い私には有給休暇なんてものはなく、休むとそれだけ収入が減るから… とはいえ、まあなかなか休まなくても平気なくらい、それなりーに仕事を楽しんではいるのかもしれない。 英語でメールとか書くから、けっこう勉強になってそういうのは楽しいし。 やっぱり、幸せって走りつづけることなのかもしれない。 そして走るコースね。
2002年07月28日(日)→→→I think I'm addicted to you |
きょうも勝ちました。 貯金今期最多の21。 このペースだと8月末には優勝しちゃいそうです。 ああうれしい。 でもきょうも二岡一打席じゃないすか?出せよー出せよー出せよー。
きょうは「日本科学未来館」にお台場に行くというリスクを負ってまで、行って来ました。 結果から言うと、リスクどころじゃないくらいすごかったです。 お台場に行くくらいなんじゃ、と思うくらいすごかったです。 ものすごく、おもしろかったです。 同時に、 ものすごく、くやしかったです。 やられた!って感じでした。 とにかく行ってみましょう。 っていうか行かなきゃだめです。 そのうち私、あそこで働いているかもしれません。 やばいです。 いてもたってもいられない感じ。 早急に博物館ページに加えなくては。
ただひとつ気になる点が。 …科学館が売店で「トルマリンゴ」売っちゃだめでしょ。
2002年07月27日(土)→→→ミサイルホームラ〜ン♪ |
ヤクルトスワローズ−読売ジャイアンツ(フジテレビナイターまつりなので花火付♪)@明治神宮野球場、に行ってまいりました。 ヤクルト先発藤井。 ジャイアンツ先発上原。 エース対決です。 きょうのジャイアンツの先発オーダーは、 1番レフト清水2番ショート川相3番ライト由伸4番センター松井5番ファースト江藤6番サード元木7番キャッチャー阿部8番セカンド福井9番ピッチャー上原で、ヤクルトは1番が真中で2番が稲葉で4番がペタジーニだったような気がするくらいしか覚えておりません。あれ、古田だっけ?ははは。
そしてまあ詳しい試合の経緯はジャイアンツHPでも見ていただくとして(誰も見ないって…)、ま、勝ちました。G6-2S。2位阪神と8.5差♪ 松井22号&23号!すごかったです。まさにミサイルホームラ〜ン♪ 上原、初回素手で打球捕ろうとしたりするからちょっとひやっとしましたが、うんうんきっといいピッチングなんだろうなーって(外野からじゃよくわからん)感じでした。 途中ちょっと点取られたけども、きょうは全く負ける気がしませんでした。 終始、ジャイアンツペース。 先発起用の福井までツーランHRなんか打ったり、松井はその2HRを含む4打数4安打だったり、上原までタイムリー打って一時打率2割いってたし。 まあジャイアンツ的にはエース完投、4番打ちまくり、と完璧な試合だったでしょう。 しかーし。 なんで二岡が一打席しか出ないのよー!!! 川相のとこで代打に出したらそのまま使ってよー!!! っていうかなんで先発じゃないのよー!!! ふう。原監督、お願いします。このままじゃ今年も規定打席いかないよ…
最近のジャイアンツの応援はサッカーっぽく、コールみたいのと手拍子が多いのであまり応援歌を歌わなくて私としてはおもしろくないのですが、松井だけは違いました。 思いっきり、歌っちゃったもんね。 やっぱり応援歌でしょ。 最近のジャイアンツの応援はオリジナリティに欠けてます。いくら時代がサッカーっぽい応援を好むとしても、応援歌は大事だって。ラッパ吹けって。タオル回すだけじゃなくてちゃんとメガホンもふり回そうぜ、と。
そう言えば後ろの席のお嬢さんが、ハニーもいいけど(福井のことらしい)やっぱー、ヒデちゃんだよねー!とおっしゃっていました。 え?H2?と思ったら、どうやら松井「秀喜」のことらしい…松井をヒデちゃんて呼ぶ人…初めて見た… もしや今はそれが主流?!私、乗り遅れてる?! ま、ジャイアンツ戦なんだかんだで2年ぶりだったからな…今年はもう1回は行きたいです。その時こそは二岡フル出場で!(「7」リストバンド買っちゃいました。エヘ。)
ようやく先生にメールを送った。 っていうか質問の内容、先生の前で何度発表したことか… ちゃんと覚えておいてよう。 先生の「図を送れ」メールを読んで、M論の中の図を数えてみた。 ページ数が70ちょっとと少ないので、図も30くらいだろうとたかをくくっていたのだが、表入れると50以上はあった…(1ページに図1つじゃないよ〜) しかもその図、グラフはExcelとOriginを併用しているからExcelファイルとOriginファイルの2タイプ、絵はPowerPointとCanvasを併用しているからpptファイルとcnvファイルの2タイプ、そして表はWordに直接書いているからWordのファイル。しめて5タイプのファイルがございます… くせ者なのがCanvasのファイル。 Canvasは化学の人の間ではけっこうメジャーなツールだが、ま、世間的にはかなりマイナーだからたぶん誰も持っていない。 しかし、ワードに貼り付けると化けるというくせ者なので、M論本文には貼り付けていないため、本文ともファイルが別。 BMPファイルとかにして貼ればいいじゃん、と思うかもしれませんがファイル形式をかえると恐ろしく汚くなって最低です。 しかもスペクトルとかのけっこう重要な絵が… データとして誰かに渡すなんてなーんにも考えておらず、とにかく見た目キレイなM論を目指していたため(O先生の教えだぞー)、かなりめんどうくさいことになりそうです。 っていうかM論つくるの、その図をページだけふった白い紙に別にカラーインクジェットプリンタで印刷したりして、かなり手間かかったし。 このIT時代に、私って一体なにやってんだかね… マイクロソフトでもっと専門的なソフト作ればいいんじゃないかしら。 だってワードに貼ったら化けるなんて、営業妨害じゃない???
そういえば「山月記」を読んだけど、けっこう日本語わかった(授業でやったからね)。 やっぱりあの小説は痛い。そして高校生のときとはまた違った痛み。 で、あの頃は「救い」がない小説だなと思っていたけれど、「救い」はある。 思い描いていたよりももっと深かった。 おすすめです。 やっぱり夏は、クラシックだわ。 でもー新潮文庫の夏の100冊、最近クラシック部門(?)が少なくなったと思いません? 辻仁成なんていいから、もっとクラシカルな作品を増やそうよ。 っていうか減らすのやめようよ。 でも「山月記・李陵」がちゃんとあるところが不思議なところ。
あしたは午前中から並んで野球観に行きます!!!夏はやっぱり神宮でしょう!!!(つばくろうファンではございません) 一人で並ぶのも苦にならないのが不思議。 野球はドキドキしながら並ぶ、あの時間がなんともいえないのよね〜
2002年07月25日(木)→→→目を閉じて抱いて |
えーと昨日の日記のタイトルは別に死ぬー!とかじゃなくって、私の好きなゲームのタイトルのパクりですよ? ってあのゲームが好きなのかよ!おまえ女子かよ!みたいな突っ込みはなしね。 どう転んでも、女子ですから。 それに私のゲーム友達(女子)はみんなあのゲーム、好きですよ〜 ゲーセンで、タイピングのやつも楽しいけれど、やっぱり銃で撃つ方ですね。 すっきり爽快♪ ちなみにきょうは…内田春菊、そのまんまです。意味は全然違うけど。
最近の私の頭の中はどうでもいいことでいっぱいです。 そのひとつがDどうすっかな?です。 それを一人で抱えてられなくてこんなところやあんなところに書いて友達に心配かけたり、先輩や友達に相談して迷惑をかけたりしています。 ごめんなさい。 昔は全部一人で抱え込めていたのになー。 いつからこんなになっちゃったんだろうなー。 たぶん、「他人と深く関わる」ということを覚えてからだと思います。 その「他人」の対象が増えたのではないかなと。
私はひとに対して、「目をつぶる」という悪癖があります。 何かいやなことを言われそうになったり言われたり目の当たりにしたら、見なかったこと聞かなかったことにして、次に移ります。 自分だけじゃなくて他人のことに対しても、同じように目をつぶります。 たとえば職場である人が上司に怒られているのを目の当たりにした時、自分の体がすうっと冷えて胸が痛くなってしまうので、目を閉じて見なかった聞かなかったことにして、自分の仕事に戻ります。 これもたぶん、たくさんある「防御」の方法のひとつなんでしょう。 その他の防御方法としては「話しかけないでオーラ」や「攻撃は最大の…」などが挙げられますが、最近は「目をつぶる」が多いです。 それはたぶん、他人と関わることに踏み出すためのツールです。 そういうツールが増えて、多少関わる「他人」が増えて、必然的に「深く関わる他人」も増えたのかな。
目をつぶるということは、大人になるということにも繋がっています。 でも、結局は見ないふりをしているだけですから、あとからずんっと来たりして、結局考えこむ時間が増えて、疲れたりしています。 ばかですねー。 でも本当に仲の良いひとたちと関わることはとてもとても癒しですし、自分の世界の深みが増します。 だから、本当に仲の良いひとたちを増やして世界を深めるだけじゃなくて広げるためにも、やっぱりひとは他人と関わることをおそれちゃいけないんだと思います。 そう、頭ではわかっているんだけれど。
2002年07月24日(水)→→→mail of the dead |
きょうは響きは一番好きだけど、身体的精神的には一番だるい、水曜日。 学部の頃、水曜日に学校を休むと一週間がとても楽だったものです。 あ、休んだわけじゃなくてね。授業がなかったの。 そのかわり土曜日に行ってました。 でも、土曜日の学校ってのも閑散としていて、夏以外はなかなか好きでした(土曜の授業はなぜかクーラーついてなくて死んだ。試験中ですらついてなかった…私立のくせにー)。
さて、そんなだるだる水曜日、たいした仕事もしていないのにものすごく疲れきって帰宅、一回寝て(おい)、起きてメールチェック。 ……M林先生からメール…。 いや確かにまだ先生の長〜い質問メールには回答していませんが。 催促?催促?と思ったら、 ……タイトル「修論の図について」…。…。 もちろん、冒頭には催促のお言葉付。 修論発表のスライドをーフロッピーに入れて渡しておいたじゃんーと思ったら、それ以外にも修論本文の図をフロッピーに入れて寄越せだとのことです。 しかも自宅に郵送しろとのことです。 まさにおそるべしM林先生。 フロッピーって言ったって一枚におさまるわけないし。 しかも私、CanvasとPowerPoint併用して図書いてるから、たぶんCanvasのファイルは先生読めないからPowerPointに落とさないといけないし。 極めつけ、来週頭までに送れだと…。 CDに全部ぶち込んで送って、勝手に加工するなりなんなりして下さい、著作権なんてものはいりませんから、って言え…るわけないわ! あ〜あ〜あああああ〜♪
そういやーきょうは初めて韓国語の用語リストチェックしたんだけど、欧州13カ国+中国+台湾+ロシア+韓国の17カ国中、いっちばんいい加減なのが韓国なんですけどー。イタリアよりひどいんですけどー。 アン・ジョンファーン、なんとかしてー。←違う。
先に謝っておきます。 ごめんなさい。野球です(笑)。
13号HR。 後半戦7試合で5HR。 そうです。背番号が7でポジションがショートで打順が2番でちょっとバントがへたくそな、彼です。 吉村でも川相でも今岡でもヒデでもベッカムでもないわ!
その日のその人のプレーに毎日心躍らせて、毎日力をもらって、こんなちんけなサイトで(エンピツのことじゃなくて私のHPですよ?)興奮気味に語ってる小娘の存在など、彼は微塵にも思わないでしょう。 でもきっと、そんなこととは関係なく野球に毎日全力で向かっている、そんな姿にみんな力をもらうんだろうなーと思ったら、プロ野球選手とはなんてすごい職業なんだろう!と改めて思いました。 元ジャイアンツ背番号21の宮本が、プロ野球選手になれたのは神様からの贈り物だった、と言っていました。 スポーツだけじゃなくて、役者とか芸術家とか、他人に大きな影響を与える職業のひとはたくさんいるでしょう。 でもスポーツって、ノンフィクションのストーリーが目の前で展開されるわけです。 それが、私たちの魂とかそういうのをdirectに有無を言わさず揺さぶるのかなーと思うのです。 ほら、W杯で感動したのを思い出してみて。 感動はそこここにたくさんあるけれど、スポーツがもたらす感動って、考える前にどかんと胸を貫く、ダイナミックさがあると思うのです。
スポーツブラヴォー!野球ブラヴォー!二岡ブラヴォー!
髪の毛がどうにもしっくり来ない。 っていうか短くしすぎたかも。 っていうかなんか全体に丸くっていや。 明日から、スタイリングがんばろうっと。 気に入らない髪形にされた方が、実はそういうのがんばれます。 なぜなら切実だから…
なんだか最近スピッツが頭を回る。 それも、君が思い出になる前にとかロビンソンとか涙がキラリ☆とかそこらへんの曲。高校生くらいの時聴いた曲。 夏だからかなあー。 でも夏と言えばサザンだよなあー。 そういえばこの間電車の中で携帯鳴っちゃって、SからだったのでBRI専用着信音サザン「ドラマで始まる恋なのに」で、隣のおじさんが微妙に反応していて、ちょっと恥ずかしかった。 やっぱサザンは、しかもアルバムオンリー曲はちょっとマニアックだったかしら。 でも普通の着信音はaikoの「ロージー」で女の子ぶりぶり。 数えればきりがない。あなたにしてほしいことがこわいほどたくさん。萎えた傷を癒すのはあなた以外に考えられないの。あなた以外にいないわ。 ってサビのとこですからね。 ま、歌詞よりメロディだしね。着メロは。 本当はクラシックとかにもしたいのだけど、あまりにも超メジャーな曲しか世間のサイトには転がっていないし。 大体、着信音が椿姫とかだったら引くしなー。濃すぎ。 着信音って実は絶妙に個性が現われるところかも。
夏だし、山とか海とか行って星が見たいなあ。 ルララ宇宙の風に乗る〜♪
髪を切りました。 もういい加減長い髪がいやになって、あごまで切りました。 なぜ長くしていたのか、それを思い出してばかばかしくなったので。 だって私、髪短い方が好きなんだもの。 でも、ショートにはしません。 なぜなら顔が可愛くないから。 ショートはごまかしがきかないですからね。 ショートは美人さんと可愛い人の特権だ。 ところで美容師さんが変わってから、どうにもしっくりこない… 色はいいんだけどねー。 いつも適当にオーダーする私がいけないのですけど。 オーダーって難しい。
そうそう、「東京タワー(江國香織)」。 透と耕二という二人の大学生が主人公なんですが、若い男の子、っていう種類の人には実はこの二人のタイプにしか分かれないのでは?と思いました。 端的に言えば、不倫のお話です。 透も耕二も既婚の三十代の女性と付き合っています。 耕二は同級生の女の子とも付き合っています。 全力で。 「東京タワー」は、そんな二人の不倫恋愛を象徴する「何か」です。 世の中でいちばんかなしい風景は雨に濡れた東京タワーだと思う、という描写から始まるこの小説。 相変わらず淡々としていながら、静かで細い文体でありながら、激しくて熱い小説です。 私にとっては、唯川恵や山本文緒よりも江國香織の世界の方が現実的。 あ、きっと私がちゃんとした社会人ではないからかもしれません。 そしてまた、「ちゃんとした社会人」であることを放棄しているからかもしれません。 「東京」という単語には何かとても特別で象徴的で悲しい感じがあると思います。 その空虚な感じが、現代という混沌とシンクロして、悲しく光る。 「雨に濡れた東京タワー」はその象徴なのかなあとか思ってみたりして。 相変わらず適当な文章でごめんなさい。語感で物言うなって。 いちおう「東京」に片足踏み入れて生きていると、そういう客観的なものの見方がうまくできないのです。 ただ思うのは、「東京」という響きにはどうしようもなく絶望的に悲しい感じがあるということです。 東京にいると、やるせない気持ちになることってあるでしょう? 明治神宮に行ったあと、原宿に行くとやるせなくなるでしょう? 単に私が疲れていただけ? 東京にいても駒場にいると全然そんなこと思わないんですけどね。 渋谷と同じように空気は汚いのに。
いいやあ原ジャイアンツすごくない? 二岡もなんだかあんまりすごく打ってるわけではないんだけど、いいところで打ちますね。 でも後半戦3割9分だって。 それにしてもきょうのタイムリーツーベースねー。ふう(幸せ♪のため息)。 それにしてもYB、首位と30ゲーム差って…そんな順位表見たことない…
2002年07月20日(土)→→→Ce qui est invisible ne peut etre cache a notre regard. |
海の日。 なので海らしい服装で出かける。が。行き先は渋谷…。 Bunkamuraのルネ・マグリット展(鳩の中に空の絵が描いてあるやつです)。 1時間遅刻。ごめんなさい。 本当はもうちょっと早く着けそうだったのだが、なにぶん体がだるくて動く気になれず。 やっぱりミネラルとかビタミンとかそういうのが足りないんだろう。 もうちょっと歳を取ったら、ちゃんと食生活とかに気を遣わねば。 マグリット、いろんな画家の影響を受けているなあといった感じ。 だまし絵みたいなイメージだったが、全然違った。 「目に見えないものを隠すことは出来ない。」 そう、絵も眼で観るのではなくて、感じるものなのだなあと改めて実感。 全体的に懐かしい感じがするなあと思ったら、全体の展示の雰囲気がTDRのホーンテッド・マンションみたいな感じだった。 ま、絵は全然違うけれど。 マグリットはベルギーの人。ベルギー行きたいです。 Bunkamuraは営利主義っぽいところが好きではないが、都会っぽいところはたまに行くのにいいかもしれない。 近くにカフェドゥ・マゴがあるところとか東急本店の高級ショップが連なっているところとか、いかにもハイソな美術館的雰囲気を未だに百貨店が保っているところにしばしの驚きと感動を覚える。 ま、マダム気分味わうのにはいいかもね。 そしてまあそういうところに行くと、いかにも丁寧に生きているような錯覚と、少しのペーソスを覚える。 やっぱり都会育ちなのかな、私。 昨年の今日もSとゆうちゃんとは会っていたよね、という話をしてびっくりする。 中西研の人々と学生のくせに新橋で飲んだんだった。 あの日も暑かったけれど、きょうの暑さも格別。特に渋谷… その後アプレミディでお茶&私だけごはん。相変わらず居心地がよろしい。 最近はよいカフェだけが残って、ブームでできたにわかカフェは消えている気がする。よい傾向。 タヒチに行きたい話でゆうちゃんと盛り上がる。行きたいぞー。 Dの話をしてみる。やりたいことがあるならやるべき、と言われる。 育ってきた環境が同じ人たちに言われると、なんだかうまくいきそうな感じがして考えすぎな気がして、少しほっとする。 Sが行きたがっていた明治神宮のガラス展には時間的に間に合いそうもなかったが、いちおう行ってみる。 明治神宮の緑にほっとする。 私たちは中学高校山育ちなので緑が無いとだめだね、と言い合う。 都会育ちなんだか田舎育ちなんだか… ガラス展は回廊でやっていたので無事観ることができた。 ああいうボランティアっぽい人たちがやっている展示を見ていると、博物館実習を思い出してしまう。実際ボランティアかどうかは知らないが。 予定ではその後、科博で星、だったのだが疲れたのでやめる。上野は遠いよ… 原宿の遊歩道の適当なカフェでお茶。ファーマーズカフェだっけ? 何だかきょうは緑づいている。 その後ゆうちゃんと別れ、遊歩道と明治通りをぶらぶらしつつ、LRに久しぶりに行ってTシャツを買ったりしつつ、帰る。 桜木町に着いたらもう21時をまわっているというのにものすごい人。花火のせいだ。 携帯も使えず、電話したかったのにできず、花火に憤る。 私はこの毎年の海の日の花火には興味が持てない。山下公園だし。開港記念の花火だということを解っているひとはどれくらいいるのだろう。 やっぱり横浜の花火は神奈川新聞のやつだ。みなとみらいの。 ま、神奈川新聞の花火は私にとっては特別なので今年は(誰かに誘われない限り)行かないと思うけれど。 ラーメンが食べたかった。家系か東京っぽいやつ。 きょうも野球は見られなかった…最近全然見てないなあ。夏のうちに神宮に行きたいなあ。
なんだか色々考えすぎて混乱しているよう。 今日、丸善で思わず中島敦と漱石を買ったのもそのせいでしょう。 この間「虹(吉本ばなな)」と「東京タワー(江國香織)」を買ったばかりだというのに…(もう読んじゃったけど)。 虹は実に、今の自分の状況が、呼んだのかよ!と思わせるシンクロぶり。 吉本ばななにはいつもシンクロシンクロ言い続けているけれど、それはいつでもそうなんだけれど、いま、このタイミングで読んだことがまた妙にシンクロしているのだ。 だってずっと欲しかったのに買わないでいたんだもん。 理由もなく、なんとなく。 BRUTUSの本特集で、本好きは自分で本を選んでいると思っているけれど、実は本に選ばれている恍惚に浸っているのだ、という記述があった。 なぜなら、好きな本には必ず、自分のことが書いてあるからだ、と。 そうなのよね、だからやめられない。 そして、自分の状況に応じて自然にそれに合った本を選んでいる、その偶然。 偶然というよりも必然?
はーああ虎になっちゃうよー(阪神じゃないよ)。 それにしても中島敦、一人で解読できるかしら… それにしても二岡、一試合2HRですって…昨日も打って、いい感じ♪
M林先生からM論の内容についての長〜い質問メールが来ていた。 8月の国際学会で発表して、かつ先生が論文にして投稿するんだって。 それにしても先生、私の研究の内容把握してなさすぎだから。 今さらこんな細かく質問されても覚えてないし… ってわけで、今からM論読み返してさらに考えをまとめなくてはいけません。 さらにさらに、参考文献をいくつか、私のM論箱(ダンボールに2年分の書類関係は全部詰めて放置してある…ちなみに卒論の時の“卒論箱”もある…)から探し出して来なくてはいけない。 うーんM林先生、退官してもなお私に仕事をさせるところ、おそるべし。 ええええ私は先生の秘書というか雑用係みたいなものですからね。いいですけどね。 うーん思い切って自分で論文書いてみたいって言ってみようかなー。 もうあの研究はしたくないから、意味無いかなー。 っていうか墓穴掘るか…(笑) でもねえ、何かこうD行くとしてもその前に鍛えておきたい気がする。 だってM林研、たぶん他の研究室に比べて楽ちんすぎだったと思うんだもーん。 それにしても、「動物のお医者さん」の漆原教授の研究室のハムテル達みたいに、M林先生の弟子(?)だったことは後々まで自分のアイデンティティのひとつとして残っていくのかなあ。 理系の世界って狭いし。 だとしたら、私には今の時点で師匠が厳密に言うと5人いるわけだ。 学部の時の所属研究室のO先生。 学部の時の外研先の研究室のA先生&K先生。 修士の研究室のM林先生&I先生。 たとえば結婚するとしたら、どの先生にスピーチ頼めばいいのよねえ? (いや結婚しないし、するとしても披露宴なんてしないけど) ま、いちばんえらい人、としたらO先生だけど、いちばん世話になってないよ…日本酒の飲み方しか教わってないよ…
くう。 仕事場の温度差の激しさにやられたみたいです。 風邪は引かないのですが(バカだから。はっはっは)、血の気が引いてます。 なんだろうねー。日本の夏。 暑いんだか寒いんだかはっきりしてくれ! と、白衣が恋しい今日この頃です(白衣は防寒着としての機能にとても優れているのです)。 でもまさか仕事場で白衣着られないしね… タイトル、「私は変温動物」というAmyの作品とはまったく別で、単に温度調整の効かない自分の体への苛立ちを表してみました。 あー頭弱っ。
自分の時間が全然ない。 帰る前に本屋ぶらぶらして家帰ってご飯食べてTVみてお風呂入って明日の服にアイロンかけてお茶用意する、ともう12時とか。 で、仕事場で居眠りしないように最低6時間の睡眠を確保しようとすると、ネットする時間を潰すしかないわけだ。 本を読む時間も潰すしかないわけだ。 ぼーっとしている時間が電車の中くらいしかない。が、本を読んでしまうので全然ぼーっともできないし。 仕事が、人の手伝いじゃなければ仕事中にぼーっとできるんだけれど。 いままで、「時間」は変幻自在に動かせるものだったから、その「時間」の全く違う表情に日々触れて振り回されている感じ…。
きょうはお給料日だったので、本屋に行く。 単行本を買うため、いつものホームの丸善ではなくて、有隣堂ルミネ店へ。 しかし、なぜか文芸・女性作家のコーナーがとても小さく(なんで男女を分ける必要があるのかがさっぱりわからない)、私が欲しい本が全くない。 は?と思ったら、最近はやりのLOVEとか癒しとかそういうパステルカラーの表紙の本群のコーナーの片隅に置かれていた。 なんだかねえ。 別にいいけど、あのはやりの本群の横に並べられた作家の気持ちってのも複雑なんだろうなあとちょっと同情。
そういえば村山由佳「翼」を読み終わった。 …なんだかとても遠い感じ。 今まで村山由佳はもっとダイレクトな感じだったのだけれど、私の方が変わったのか、これといってあまり感じなかった。 ああそうなのね、といった気持ち。遠い国の話のようだ。 Eちゃんが言っていたこともわかる気がする。 あまりにも「再生」がわかりやすいというか、健全すぎるというか、先が見えすぎているというか… 村山由佳は「おいしいコーヒーのいれかた」シリーズの方が力が抜けていてずっといいや。 私が汚れたとか擦れたってことなのかもしれないが。 副題の「cry for the moon」、意味がわからない。 真冬(主人公)がいつも自分は月を欲しがる子供じゃないかと愕然としたりするシーンがあったりして、でも欲しがらなくては何も手に入らない、と言う人がいたりして。結局のところどっちなんだよ!と突っ込みたくなる。 ま、私が月を欲しがる子供だから、どうすればいいんだ!と真冬に問い正したかっただけなのかもしれないけれど。
ほんっと、どうしたらいいのかしらね… 未来なんて欲しがらなくてはどうにもならないと思うんだけれど。 でもそれが月だったとしたら、ばかばかしいし。 結局のところ、「悩んで出した答えだったらたとえそれが15点だったとしても正しい」、と思い込むしかないのかもね。 かわしまくんのメールでさらに混乱。うーーーーー。
2002年07月14日(日)→→→夏の色に憧れてたフツウの毎日 |
ううむここ数日、色々迷ったり考えたりしすぎて頭が、というよりも精神が疲れました。 そこで、疲れた頭をリフレッシュ!する意味で、修士研究の内容をHPにアップしてみました。 って全然リフレッシュじゃなくて「喝」かも… でも、書いているうちに楽しくなってきてしまい、長くなりました。 理系じゃない人にもわかるように、と思って書いていたのですが…やっぱりこれじゃあわかんないだろうなー。 本気でわかるように書こうとしたら、背景から語るのでものすごく長くなりそうです。 しかも章立てとかして書かないと整理できなさそうですし。 って興味ある人がいたらやるけれど、いないだろうからこの程度でいいや。 (そういえば近々HPのURLが変わります。面倒くさいよー。)
そういえば昨日一昨日の日記、おそろしくベクトルが内に向いていますが、きょうは外に向ける意味で、近所のフレッシュネスバーガーにスムージーを飲みに行って参りました。 タンクトップ一枚(実際は重ね着して二枚)にジーンズでふらふら〜っと出かけて、ストロベリースムージーを飲みながら本を読む。 夏っぽい!!! 今年は(も、でしょうか)夏を満喫するつもりで、来週は国立科学博物館の天体観測会に行く事にしました。 一年中夏の色に憧れている私としては、夏は目一杯楽しまないと、ね。 花火は今年は行かれるかしら〜 なんか赤い方に変なこと書いちゃったから、友達誘いにくいんだもの…。 あ、えっと天体観測会は20日海の日です。 もし行きたい!という方がいらしたら連絡下さい。 20日は横浜・開港記念の花火だし、それ以前に誰もそんなもん見ないかな…。
2002年07月13日(土)→→→Life without beauty is not worth being called human. |
ルイス・バラガン展@現代美術館にEちゃんと行く。 ものすごく混んでいた。 沁みこんで来ないのは、混んでいてやる気が削がれたからだけではないだろう。 ここ数日の「思うこと」が心を占めているからだと思う。 ってことで感想は書かないけれど、人間の生活から芸術がなくなったらそれは人間とは言えないな、というのはよくわかる。
A learned fool is more foolish than an ignorant fool. という言葉がある。赤い方にも書いたが、モリエールの言葉だ。 学者ばかは無学のばかより一層愚かである。 私は学者ではないが、ある意味、「learned fool」だと思う。 ルイス・バラガン展を見ていて、あまりの混雑ぶりに展示がきちんと見られなかったので、キャプションの配置がおかしいだの動線を考えてないだの、つい口にしてしまってその直後に、「learned fool」な自分に嫌気がさす。 私がいつも科学チックな戯言をついつい口に出してしまうのも、それは文系の、普通の人にしてみれば、「はいはい、またか」ってレベルのものだと思う。 そして自分でも口に出してしまった直後に、知ったかぶりというか知識をひけらかしているような言動に、後悔するのだ。 決してひけらかしているつもりはないし、知っていることとつながることがうれしいだけなのだけれど、どう考えてもそうとしか見えないだろう。 私はそんなlearned foolな自分が嫌で仕方がない。 そして、その「learn」の実がこれまた中途半端なのだ。 マスターじゃお話にならない。 やはり、ドクターを取って初めて、learnの内容が真実味を帯びてくるのだと思う。
夜、EちゃんとSさんとかわしまくんとWくんと飲んでいて、つくづく自分のfoolさを何とかしなければいけないなあと思った。 それはドクターに進学することで、何とかなるというわけではない。 ただ、公務員になろうと思ったのは実は「ドクターに進学する」ことから逃げていた、ということ。 ドクターに行くことが逃げになることだと思うことは、ドクターに行くことへの不安感からだということ。 つまり、ドクターに行かなければ始まらない、でもちゃんとやっていけるか恐いから、そこから目をそらしていたということ。 自分がやりたいことをやるために、やらなければいけないことから目をそらしていても、中途半端なところにしかたどり着けない。
ここ数ヶ月で、私は化学のないところでは生きていかれないくらい、化学が好きだという事実に気が付いて愕然とした。 好きだけど趣味程度にしか思っていなかったのだが、どうやら大恋愛をしてしまったらしい。 こうなったら腹括って化学の世界で生きていくために、自分をなんとかするしかないかな、と思うのだ。 仕事と私とどっちが大事?というベタな問いに思う。 化学と私とどっちが大事?と好きな人に聞かれたら、私は、「化学」と答えてしまいそう。 そして、世の大多数の男性が「仕事」を選ぶのと同じように(本当にそうかは知らないけれど。あくまで私のイメージ。)、「それは比べる次元ではないけれどどうしてもどちらかと言われたら化学」って言ってしまいそう。
私の生活にとって、「Chemistry」はバラガンの「Beauty」。 なくなったら、私は人間ではなくなってしまう。
真剣に、ドクター進学考えようかなと思っている(数日前にまた学生をやりたいとは思わんとか書いておいてね…)。 ドクターに進学するほど、自分には研究に対する熱意とかが欠けていると思うし、能力もないと思って抑えていた。 それから、ドクターに進学する=就職からの逃げ、とも思っていた。 だから見ないようにしていた。 周り中の人から、ドクターに行けばいいじゃないか、と言われてもあえて耳を塞いでいた。 学部の時の研究室の先生からも、先生と仲のいい東工大の先生からも、学部の研究室の友達からも、修士の研究室の先輩からも、同級生からも、後輩からも…今思うとありとあらゆる人から言われた(修士の研究室のI先生も言ってたかも…M先生は言わなかった・笑)。
ドクターに行かない、理由の最たるものは私自身の能力に自信がないからだ。 修士の研究室の先輩達を見ていたら、そこでなら、私にだってPh.Dを取れるかもしれないなあとは思う。 でも、私が思うPh.Dとは学部の時の外研先の先輩達みたいな人たちなのだ。 それは到底私には無理なレベルだ。中途半端な研究でPh.Dなんて取りたくない、それならmasterでいい、と思ってしまう(修士の研究室のテーマはもうやりたくないってのもあるけれど)。
でも、挑戦してみてもいいのではないかなと思った。 理学部に進学を希望する時、私は数学が苦手だし、絶対先生に反対されるだろうから、経済にする、と母親に言った。 母親は、そんなことやってみなければわからないじゃない?と言った。 やってみた。 あっさり、先生は許してくれて理学部に進学できた。 そんなこともあったから。
まだ、具体的には何も考えていないし、受けいれてくれる研究室があるかとか、学費はどうするかとか、問題はたくさんあると思う。 でも欲張りな私は今までずっと、茨の道〜を選んできたはずだ。 道が分かれていて迷ったら、乗り越えたらより得るものが大きそうなつらそうな方を選んできたはずだ。 本気で、やろうと思えば、できないことなんてそうはないはずだ。 体育関係以外は…。
そんなこんなで、なんとなくお金貯めとこう、と思ってきょうは残業なんてしてみた。 まだ帰らないの?と19:30で心配された。 あのーまだ19:30ですけど…。そんなに箱入りっぽく見えるのかしら…。
マイナスイオンについて、先輩から詳しいメールを頂きました。 ありがとうございます。 やっぱり「イオン」って何かと曖昧ですよね。 わたしは未だにイオンがよくわかっていないのですが(おい)、最近騒がれているマイナスイオンは化学一般で扱う「陰イオン」とはどうも違うらしいです。 そうそう、エアロゾル的な感じだよなーと思ってたら、先輩もそう思ってるっぽくって、考えることは同じだなと(笑)。 ま、これから関連HP見に行って来ます。 っていうかマイナスイオンとトルマリンゴについて語りたいです。 論文終わったら遊んでください。 メールに書けよ私… 最近メールを書くのが億劫で、ついつい遅れがちで、ついつい忘れがちで…心当たりのある方々、ごめんなさい。
昨夜から、ドクター行きたいかもしれない症候群です(なんじゃそりゃ)。 やっぱり、修士のたった2年じゃ中途半端な気がして。 私はとにかく環境の仕事がしたいというのもありますが、仕事に就きたいということの前に、自信を持てるくらいの分野を構築したい。 ま、秋元研の人たちを基準にしているわけではないですが(それは無理だろう)、やっぱり広く浅くではなくて、深く、何か専門を究めたいという気持ちが強いです。 そうじゃなければ研究職なんてつとまらないとも思いますしね。 修士レベルじゃ何もできません。 今回のマイナスイオン騒動(?)で本当に思いました。 私は何も知らない。 もっと知りたい。 もっと勉強したい。 ってね。 ま、英語力をつけるという前提のもとなのですけど…ドクター行ったら英語で論文書かないわけにはいかないし。 元来理系じゃない私でもドクターは可能か?とか(数学苦手)、行くとしたらどこの研究室?とか、学費は?とか、実問題はたくさんありすぎて、夢想で終わる気もするが…
2002年07月10日(水)→→→おいしいコーヒーのいれ方 |
たまには日記を書きたくない日もある。 っていうのも言い訳かもしれないけれど、きのうはさぼりです。 別に何があったというわけでもないです。 単に、眠かったと。 Eちゃんに、日記を読んでいると絶対この人早寝してるよと思う、と言われましたが、そりゃね。 だってPCの前に一日座ってフランス語とかイタリア語とかオランダ語とかチェコ語とかフィンランド語とかノルウェー語とか(何と欧州13カ国語…)…を見つめていると眠くなくても眠くなるんだって。 ってわけで、必須アミノ酸のごとく睡眠は必須。
村山由佳の「翼 cry for the moon」が待望の文庫化(集英社文庫)。 ってことで村山由佳の世界に久しぶりに浸っています。 この人の作品は、どれもこれもとても普通のシチュエーションで、普通の恋愛小説で、でもなぜか古臭さを感じさせない。 何ていうか、夏でもそこだけ涼しい風が吹いているような人っているでしょう。 そういう感じ。 そこだけとても健やかで一生懸命でまっすぐでそしてとても切なくて痛い。 主人公はみな、芯が強くてしっかりしていてそしてとても繊細。 そしてみな何らかの痛みを抱えて生きている。 それを、自分の力であるいはまわりの人の力を借りて、越えていこうとする。 健全だ。 でも、絶対逃げないでとにかく苦しみつつも戦いぬこうとするから、読んでいて電車の中で貧血になるくらい精神を消耗したりもする。 とりあえず、読み終わったらまた書きます。 それより、「おいしいコーヒーのいれ方」シリーズは今年は出ないのだろうか。 続きが読みたいのに〜毎年6月に出るのを楽しみにしていたのに〜 こちらは前者とはうってかわって、軽い感じで読める恋愛小説だ。 疲れているときに読むと、ちょっとほっとする。 恋愛の、あたりまえのせつなさや焦燥感を、とてもよく表していると思う。 漫画みたいに読みやすいけれど漫画とはまた違って、小説ならではの端整な感じがする。 恋をしているひとにはおすすめです。 特に、恋愛経験の薄い(浅い?)人。 私はかれんに共感しっぱなしでした。 村山由佳というと清冽な水をイメージさせます。 でも、それは軟水ではなくて硬水。 軽いようでいて、実はとてもミネラル成分を沢山含むように、含蓄がある感じだ。 だてにすばる文学賞じゃないですね。 初めて読む方にはやはり、「天使の卵」から読むことをおすすめします。
台風すごい。 花火もすごい。 ジャイアンツのHR花火だけどね!(笑)
仕事場に、「トルマリンゴ」を持って行ってみた。 っていうか、トルマリンって、何なの? 「ラブ&ポップ(村上龍)」で主人公が欲しがってた宝石じゃないの? 説明書によると「脱臭剤兼波動調整剤」…。 「私たちの生活空間の“気”の流れのゆがみを正しい流れに調整します。」 …。意味わかりません。 波動ってなんの波動?波動関数?ψ?じゃあ存在確率は絶対値の二乗なわけ?←違う でもこんなに胡散臭い商品が1500円もして、買う人いるのかしらね。 って買う人がいたからもらったわけだけど。 説明書の裏には、トルマリンゴ使用前使用後の波動値(って何?!)のデータ、なるものが載っているけれど、なんだかねえ。 MIRS(磁気共鳴装置)による波動測定データ、だそうだ。 NMR(核磁気共鳴)しかわからんよ…。 そうそう、ってことはトルマリンは、最近はやり?のマイナスイオンとは関係ないわけね。 最近マイナスイオンについてよく聞かれるけれど、知りません!!! っていうか、何のマイナスイオンなんだろう?O2-かなあ。ってそれってラジカルになったら活性酸素だから体に悪いんだよね?…ま、酸化力高いし…光触媒活性は高くなっていいけど… アニオン(陰イオン、つまりマイナスイオン)分離用のイオンクロマトのカラムには、溶離液(キャリアの液体)として、炭酸ナトリウム(Na2CO3)と炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)の水溶液を混合したものを用いていたなあくらいしかわからん。ってそれこそ関係ないし。 だってあと陰イオンなんて扱ったことないし〜 もももしかしてマイナスイオンって、俗に言う陰イオンのことじゃなかったりして? あるある大辞典とかちゃんと見ておかないとな〜 結局、普通の生活に役に立つことなんてほとんど知らないんだな〜 ニ酸化窒素はオゾン生成前駆物質です。対流圏のオゾンが増えると地球温暖化や酸性雨の原因になってしまってとっても困ります。 これが卒論で知った唯一役に立ちそうなこと… M論では…何もないかも…対象物質アルコールだったし… 無知蒙昧。
きょうは笹の葉さらさら〜軒端に揺れて〜♪って七夕です。 ええとヴェガとアルタイルが会う日ね。 晴れた七夕っていうのも久しぶりなのではないだろうか。 毎年、晴れたらごはんおごるよーとK子ちゃんに言っていたのが懐かしい(きょうはK子ちゃんの誕生日♪)。 星観たいなあ。科学博物館の観察会行っちゃおうかなあ。20日だっけ。 (博物館と言えば、HPの博物館データの企画展情報更新しました。かなり放ったらかしでした…。関係者のみなさん、ごめんなさい。) 星と言えば「天体観測」で、小雪が「二十億光年の孤独」を暗誦するシーンが出てきた。 何だか、現代人の孤独感と重ね合わせてるのか、そういう当たり前すぎる感じがちょっとイケてなかった。 二十億光年の孤独、は私的にはもっと胸に秘めているイメージであってほしいんだけれど、微妙すぎて何言ってるのか誰もわからないだろうな…。
さて、更新ついでにM論のとこもそろそろ書こうかな〜と思ったけれど、筆(キー?)が進まず。 実はM論、M2になってからテーマがかたまり、M1の時とはかなり違う方向性になったため、あまりじっくり取り組めなかったのが未だ心残り。 M1の時は先生が適当で色々細々したことをやらされてはテーマが変わっていたので、それにはあまり手をかけないようにして(笑)、Cさんの実験を手伝いつつ、自分で勝手に勉強していたのでほとんどM論に載せるような結果は出していない。 ま、結果とは言っても実験データの半分以上は載せていないけども。 やった実験の結果、ほとんどすべて載せられるっていうのはすごいことだな〜と思う。 実験をやる前の段階でいかに練られて慎重に実験がされていたか、それかめちゃくちゃ運がよかったか、どっちかだろう。 あるいはOくんのように何も考えずに全部載せちゃうか…。 ってことで、私のM論ははっきりいってヴォリュームに欠ける。と思う。 でもま、M1の特にテーマのマクロな部分を色々勉強できたし、足場固めにはなったのかな〜と思う。 普通はそれを実験と平行してやるものだろうけど。 っていうか、授業とそのレポートと研究室の仕事に追われまくっていて実験どころじゃなかったっていう気がしないでもないのだけれど…。 ま、そのうち気が向いたらアップします。
真田、どうなのかなあ。よくわからなかった…。 何だかんだ言っても、高卒一年目デビューってのはすごいことだ。 松坂くん、オールスター出られないのが残念。
昨日はBRIのあと、なっちゃん家に行ったため、日記が書けず。 BRIは先週、今週と2週連続だったためかなり声が出るようになったと先生に言われた。 でもま、上のGかAでいっぱいいっぱいなのはだめでしょう。 現役の頃はCまで出たのになあ... メンデルスゾーンの秋の歌を歌いまくる。 こんなに悲しい歌詞だったとは。 夢かや恋の思い。春よりはかなく。
ところで今、なぜか研究室(村林研おっと今は伊藤・雨宮研か)にいる私。 研究室のパソコンから日記を書いている。 卒業以来初めて学校に来たけれど、やっぱり何か落ち着く。 でもまた学生生活をしたいとは思わない。 この歳で、まわりの友達みんなが社会人で、3年目とかでそれなりにしっかり働いているのを目の当たりにすると、とても置いていかれた気持ちになるから。 マスターの2年間でさえ、そう思ったのだからきっとドクターなんて行ったらもっとそう思えて、また意味もなく自分を責めるに違いない。 それにしてもさっきEちゃんやCくんの話を聞いて、つくづく企業に就職するのはいやだと思った。 絶対来年の試験はがんばらなくっちゃ〜。 ってまだ今年の結果出ていないんだけど。ま、まず無理でしょう。
「私は一体何者なのだと途絶えることのない闇の中で一心に探し続け狂わんばかりの激しさであとからあとからあとから降って来る雨雪」 って歌詞を思い出してしまった。みぞれ、という歌だ。 みぞれは、雪でも雨でもない中途半端な存在。 その中途半端な自分に、自分は一体何者なのだ、と問うのだけれど、歌っていた当時はみぞれが自分の存在について問うなんてなんて大げさな、と思っていた。 今思うとみぞれに自分を重ね合わせた歌なのだろう。痛っ。
「白く透き通るつめたさは雪にもなれず雨にも戻れない中途半端な悲しみ」
2002年07月04日(木)→→→Think global, act local. |
二岡が素敵なHRを打ってます。 は〜。素敵。 対中日3連勝。 は〜。嬉しいなあ。 明日からの阪神戦も期待持っていいかしら。
木ばっかり見て森を見ない。 それが最近会社の人たちを見ていて思うことです。 マクロの稼動時間(?)を1分にするか30秒にするかで激論されても… そんなの動けばいいでしょう。 過去のデータとの整合性をはからなくてはいけない、とかで外国の販社とちまちました言葉の問題で激論かわしても… 言葉が揃っていることよりも顧客にとってわかりやすいこと、使いやすいこと、が一番大事でしょう。 確かに、自分がその中にどっぷりと浸かっていると見えなくなりがち。 私もよく研究の途中、はっとしたものだ。 環境やってまーすとか言って、京都議定書の内容も満足に説明できないなんて。 ミクロに集中して見すぎるから、マクロな視点を忘れてしまうのね。 集中して、真剣に、のめり込むほど忘れてしまう。 それを防ぐにはやっぱり色々なことに興味を持って、色々な視点を持つように努力するしかないのかなあと思う。 聖徳太子じゃないかぎり。 フラーも言っているしね。 グローバルに考え、ローカルに行動せよ!ってね。
2002年07月03日(水)→→→感心と怒りと歓喜と |
美輪明宏が、悩み落ち込むのは弱いからではなく、問題に対処するノウハウを知らないだけだと言っていた。 そっか。 と思った。 そうだ、もっと人生経験を積んでいろいろなことを知ること。 「360度の中のたった1度の幅の中で考えていたって答えなんて出ない」のだ。 ちょっと心が軽くなった。
今朝、歩きタバコ撲滅運動でもしようかと思ったくらい歩きタバコのおじさんに遭遇した。 歩きタバコって、あらゆるタバコの吸い方の中でも最低の部類に属すると思う。 タバコを吸う自体、周りに迷惑をかけているというのに、歩きながらなんて! 灰は飛ぶし煙はかかるしたまに火が当たりそうになるし、最低! なんであんなに狭い道とか、人がけっこう歩いている道とかで、平気でタバコが吸えるのだろう。 そんなにタバコが吸いたきゃその分早起きして、家か会社の喫煙室ででも吸えばいいじゃないさ。 駅の喫煙所からはみだしながら吸ってるのもどうかと思うし。
ジャイアンツ、ブラボー。 でもきょうコンビニで報知買おうとしたら、店員のおねえさんが目を丸くして何こいつ?みたいな顔をしながらレジ打ってた。 20代女子が報知買って何が悪いのさー。 電車の中で読んでいて泣きそうになってしまった。二岡最高! そういえば、二岡が一面なのは報知だけだった…ま、報知しか買わないからいいんだけど。
きょうは久しぶりにIさんの仕事をした。 Iさんはチームのほかの人に対してはとても弟っぽい感じなのだが、私にはなぜかとてもお兄さんぽく接してくる。 やはり下っ端だからでしょうね… この間、テチャ&まこすと、職場の先輩や同僚、女性がいいか男性がいいかという話になった。 テチャ&まこすは、女性の方が何考えてるかわかるからやりやすいって言っていた。 私は、むしろ女性の方が腹で何考えてるかわからないからこわい。 女性に嫌われると生活とかも不便になるし、そうなると何かと面倒くさそうだし、ついついがんばって愛想良く接しなければ、と思ってしまう。 反面、男性だったら多少嫌われても別に困らないし、まあ態度とかもわかりやすいから楽な気がする。 だから、私は男性に対してとても愛想が悪い。 ま、Iさんには教えてもらう立場だから多少愛想良くしてるけど。 しかし、全体的に見たら決して誰に対しても愛想良くないだろうな。 ごめんなさい。 何かといろんなことに気付いてしまうのだが、全般的に気付かないふりをしている。 そしてまた変な人扱いされた。 そして変な人扱いされて放っておかれるとほっとする。 やはり“話し掛けないでオーラ”出しているように見えるのだろう。 とにかく、仕事に没頭しているふりをしている。 そうすると、マイペースな人に思われて何かと楽なのだ。 つまり愛想なしも守りの体勢? そこまでしていちいち守るほど、何があるっていうのだろうか。 男性の多い職場の方が楽だなと思うのも、守りに入りやすいからだからだろう。 相変わらず、私は子供だ…
二岡サヨナラ3ラン!!! 10裏に打てなくてがっかりしたけど、やっぱり二岡♪二岡♪二岡♪ 本当にもう、やってくれるよこの人は。忘れてなんているもんですか。 今月は先月とうってかわって、野球ぎっちり! 選手のコンディションは心配だけれど、たくさん二岡が見られるだろうから単純にうれしい。 ま、オールスターは出ないだろうし(少なくともファン投票では出ない)、そこでしっかり休んでください。 さ、すぽると見なきゃ。
夏のセールに行ってしまいました。 伊○丹です。新宿です。 私のとても好きなnational standardのセールがきょうと明日だけだったのです。 横浜でもいいじゃんと思うのですが、Iカード持ってるからねーつい。 まーたnational standardの可憐な花柄の服を買ってしまいました。 買っても可憐すぎて実際はあまり着ないんですけどね。 私の買い物は常に自己満足を得るためにしてるようなものです。 しっかし部屋に飾る以外にどうやって使うか、考えなくては。 なんというかね、フィギュアを集める男子みたいなものです。 デザインとか形態にかかわらず、デザイナーの姿勢とかに共感とか、好きな映画とのコラボものとか、何かこう深い(ってほどでもないけど)理由があるのです。 奈良美智Tシャツなんてその最たるものですね。 ま、いわばおしゃれ心というよりコレクター心です。 私の服はそんなだからいつも変です。 でも自分自身は気に入っているからとても満足です。 本来、おしゃれなんてそんなもんなんじゃないの? おしゃれすぎてショップに入るのもびくびくするようなお店、いやです。 どれがださくてどれがイケてるかなんて、私が決めるの。 他人の眼を常に気にしたおしゃれなんて、いつもこれで大丈夫かなーってびくびくしながらのおしゃれなんて、意味ありません。 と、自分に言い聞かす、変な格好してるくせに小心な私なのです。
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