2002年03月31日(日)→→→憧れの自由が丘

さて3月最後の日。
ってことは私の学生最後の日。
とは言え、何にも考えずもちろん学校にも行かず、自由が丘なんかに行ってぶらぶらして来た。
きのうあれだけ調子が悪かったのに、一生懸命ごはんを食べて一生懸命眠っていたのがよかったらしく、かなり復活。
でもちょっとテンション変かも。

自由が丘は中学生の時から通っているけれど、だいぶ人が増えた。
まー代官山に比べたらその増加率もたいしたことはないのかもだけど。
中学生の時は、自由が丘に住むのが夢でした。
夢の一端ってわけじゃないけど、自由が丘でピアノ習ったりしてた。
小学校からJWUの友達が住んでいたりして、彼女らの生活は本当に憧れだった。
横浜の田舎住民としては、たかだか電車で20分ちょっとの距離で、ここまで違うものかーとため息ついては不動産広告を眺めてびっくりしたりしていた。
よく覚えているのが、中学生当時、たぶんバブル全盛期だと思うけれど、自由が丘駅から徒歩圏内の土地、100坪7億7000万円ってやつ。
いやーびっくりした。1坪770万円!。畳半分だよ?!
そんなところにビルのあるお家のお嬢様の“ご学友”の私。
なんか同じ学校に通っていてごめんなさいって感じ…。
今でこそ横浜に住んでるって言うと、いいところに住んでるねーとか言われるけれど、中高生時代は散々田舎呼ばわりされたものだ。
え?桜木町?そこどこ?ああ東横線の先っぽかー!とかね…。
ちなみに今は、自由が丘ではなくて「目黒区」(自由が丘も目黒区)に住みたい。

さて、明日から真剣に職探し&勉強をしなくては。
4月いっぱいくらいしか生き延びられるお金が残ってないし。
あ、M先生の退官パーティーがあったんだ!時期早過ぎるよ…。



2002年03月30日(土)→→→プロ野球開幕!

きょうこそ部屋を片付けて、学校から持ち帰ってきたパソコンを設置するぞと思っていたのだけれど、体調不良…。
っていうか、なんでこうしょっちゅう貧血に見舞われるわけ?
やっぱり鉄とか亜鉛とかそういうのが足りないのかなあ。
もうちょっとちゃんとした食生活を送らないとだめなのかしら。
なんか知らないうちにおでこに痣できてるしさー。
たぶん貧血で意識飛んでる時にどっかにぶつけたんだろうけど、どうにかならんのか、貧血!
別に私は貧血検査に引っかかったことも無いし、血圧だって低くないし、脳波だって正常なのに!
「ぼくは勉強が出来ない」(山田詠美)の黒川さんじゃないけれど、貧血の時ってほんっとうに何も考えられないでただ世界が“気持ち悪い”一色。
なんかそれってどうなの?
環境がとか横浜市長選がとか日本の景気がとか、そんなこと全部どうでもいいのよ。
ただ気持ち悪いのが去ってくれー!!!って思うだけ(でもないか、叫んでるかも…)。
なんかよくないよなー。鉄分がんばって摂ろう。

で、だるだるだったけれどきょうはプロ野球開幕なので、がんばってテレビを見る。
おおきょうの上原はなかなかよいんじゃない?三者三振だよ〜と思う間もなく、1回の裏ジャイアンツの攻撃。
井川、良すぎ!!!
これが22歳で開幕戦はじめての投手ですか???
すばらしいの一言に尽きる。
あーの内角は打てないだろう!
ストレートは素晴らしく速いし、チェンジアップもあるからそれが更に引き立つし、コントロールも素晴らしい。
いいや去年もなかなかよかったけれど、今年はかーなりすごいんじゃない?
あ、そんな井川からHR打った清原、今年はかなり期待できそうです。
今年の阪神はちょっぴり手ごわいわー。あのオリックスから来た4番バッターとかー。
ところで原ジャイアンツ、二番仁志ってどうなのかなー。
さらに一番“レフト”二岡ってのもどうなのかなー。
今年の原ジャイアンツのキーマンを挙げるとしたら、もちろん原監督でしょ、それから清原でしょ、それからキャッチャー阿部慎じゃないかなー。
なんか今年は阿部がジャイアンツのバランスを保つ役割をしてる気がする。
そんな開幕戦だった。
あ、オープン戦全然見てないからまだなんとも言えないけどねー(笑)。
それと今年こそ、マイラブ二岡♪には怪我せずがんばってほしいものだ。
あーでもやっぱ二岡はショートでしょう!原監督〜!



2002年03月29日(金)→→→Brillante@鎌倉

Brillante@鎌倉。
今日は神奈川県立近代美術館のパウル・クレー展に行く計画を、Sと共にブリに持ち込んでみた。
参加者は、医師国家試験終わったばっかりのYと、M論終わったばっかり?でもないSと私となぜかブリではないけどゆうちゃん。
11時集合のはずが、全員遅刻して(おい)、結局全員集合したのは12時近く…。
これがブリだから、と一番早く着いていたゆうちゃんにみんなで謝る。
せっかくの鎌倉なのに雨だし寒いし、行きたかったカフェ、ディモンシュは休みだった…。くそう。
とりあえず、そこらへんのうどんやさんに入ってランチ。
寒いので店から出るのがいやで、まったりする。
意を決して店から出て、美術館へ。
金曜日なのに人が多い多い。年齢層高い高い。
展示は時代順で、クレーの絵と旅行との関係性をたどる。
パウル・クレーといえば色彩と幾何学的な模様が有名だけれど、はじめの方は線画ばかりだったのにびっくり。
線画の魔術師と言われていたらしい。
その繊細なタッチが産み出す精巧な画には思わず感嘆。
ただ人が多くて並んで見るみたいな感じで、ゆっくり見られなかったのが残念。
おばさま方に押しのけられたりするしね。
そう言えばキャプション、この間の写真美術館と同じ、紙にアクリル板かぶせる策だった。
最近これがはやっているのだろうかとSと話す。
キャプション、サイズ的には大きいのだけれど、なぜか全く作品の雰囲気を壊さないというか、大きい割には主張しないという印象があった。
文字のサイズやフォントや配置の妙技だろう。
絵画の企画展なのでそれほど展示には特徴がないけれど、絵のサイズが小さいからといってちょっと詰めて展示しすぎかもしれない。
人が多いからそう感じたのかもしれないけれど。
あと、説明のボードの文章が独特で非常にわかりづらかった。字も多いし。
年配の人が多いってわかっているはずなのに、あの字の量はどうかと思う。
旅行の場所や年代順に展示するのは、クレーと一緒に旅行しているような気分になってなかなか。
旅行先から家族に宛てた手紙とかも一緒に展示してあったし。
もちろん、クレー!って感じの色彩の絵も沢山あった。
うちにある美術全集に載っているような絵はなかったけれど、色々なクレーを見ることが出来たのがおもしろかった。

美術館をあとにして、八幡宮に行ってみたり、ケーキを食べてまったりお茶してみたりして、終始まったりモードで鎌倉散策は終了。
ゆうちゃんと別れ、社会人組のなっちゃんとえんちゃんが合流し、恵比寿でブリ二次会。
前々から行ってみたかった、Neuf Cafeへ。
ちょっとかなりよい感じだった!
青山のNid Cafeと姉妹店なのだけど、Nid Cafeより居心地がよかった。
かなり人気のお店なので金曜日だし入れないかなーと思ったけれど、早めに行ったのが功を奏して奥の席ゲット。
何でもおいしかったのだけれど、何と言ってもチョコレートケーキがおいしくて感動した。
Nid Cafeのチョコレートケーキもおいしいけどね。
チョコレートケーキ作りを極めようかと思ったけれど、これには勝てないよー。
やっぱりシフォンケーキにしようかな…。
とにかく私のカフェリストがまたひとつ増えました。うっふふ〜♪



2002年03月28日(木)→→→Parlez-Moi d'Amour

ここ数日の寒さで冷えたらしく、めっきり胃腸の調子が悪くなった。
子供かい!
ここ最近体調管理に四苦八苦。

きょうは、Wさんと桜木町でランチ♪をして、MM21をふらふらして、何の役にも立たないガイドを務め、学校へ。
在校生としては、最後の学校だ。
なんだか感傷的な気持ちになって、出来ることなら世にも悲しい声でパルレモアダムールを歌ってやりたいと思った。
でも歌えないので、代わりにパルレモアダムールを歌っている栞ちゃんと順子さん(江國香織「なつのひかり」)を想像した。

あんなにさっさと卒業したいと思っていたのに、やっぱり愛着ってのは湧くものだ。
高校一年の時、高二でクラス替えがあるから、あまりクラスに愛着を持たないようにしようと思ったことがあった。
中二になる時に中一のクラスメートと離れるのがつらかったから。
私は、環境が変わるのがひどく苦手なのだ。
でもそんなことは決めようと思ってもできることじゃない。
今の研究室は学部の時に比べたら人間関係もわけわかんないし、研究内容もそれほどすごく面白いわけでもないし、みんながみんなちゃんとがんばってるわけでもない。
はじめのころは研究室にいるのが気詰まりで、しょっちゅうふらふら構内散歩をしていた。
でもそのうちちゃんと、研究室は私の“居場所”になっていった。
おしゃべりしたり、教えてもらったり、手伝ったり、一緒にごはん食べに行ったり、そういうことをするのが当たり前になった。

「なつのひかり」で、栞と洋一が、来年の今月今夜は何をしているだろう、と言うシーンがある。
二人とも、来年の今月今夜一緒にいないことを知っている。
そして、それぞれがそれぞれの時間を、まるで元々お互いを知らなかったかのように、お互いのことなどこれっぽっちも思わないで生きているということを知っている。
そして、それを寂しいとか悲しいとは思わない。
ただ、受け入れているだけだ。
“現実というのは、うけいれる他につきあいようがない”

私も、来年の今月今夜、研究室の人たちのことなど何も思わずに生きているのだろうということを知っている。
でも私は感傷的なたちなので、秋元研や小尾研のみんなのことをしょっちゅう思う。
会いたいと思う。
でも、それぞれの生活があることを知っているから、たまにしか会わないことも知っている。
何だかそういうことを悲しいと思ってしまうのは、やはり私が子供だからなのだろうか。

“私を愛していると言って”Parlez-Moi d'Amour.
“愛無き子供のような慕情”?



2002年03月27日(水)→→→これが私の生きる道

きょうは、学部の時のお友達(not 小尾研)と定例会@銀座。
本当は浅草散策に出かけるはずだったのだけれど、あまりに雨がすごかったので銀座お食事会に変更。
って、今月3度目の銀座。

ゆっちゃんと、ゆうちゃんと、まいちゃんと4人でイタリア料理っぽいお店に行った。
4人とも無事!卒業できたことをお祝いした。
それにしても修論で忙しかったので、みんなで会うのは半年ぶりくらい。
ゆっちゃんとまいちゃんは更に進学するらしい。
ゆうちゃんは、就職。
ゆっちゃんはスポーツ生理学、ゆうちゃんは発生生物学(アフリカツメガエル)、まいちゃんは分子細胞生物学(神経系)、と全員分野が違う。
スタートラインは一緒だったのに、えらい違いだ。
ゆっちゃんが特に(笑)。
そして学校もそれぞれ違うところなので、その話を聞くのもおもしろい。
ま、ゆっちゃんとまいちゃんは同じだけど、専攻もキャンパスも違うし。
そうそう、ゆっちゃんは総合文化研究科、だから修士は「学術」らしい。
まいちゃんは「農学」で、ゆうちゃんは「理学」。私は「工学」。
全員学士は「理学」なのにねー。
そういう風に、道が分かれていくっていうのも、それぞれが自分の道を進んでいってるって感じでおもしろい。
でもみんな温室育ち系(?)だからか、自分のやりたいことをやる、っていう姿勢が徹底しているところがやっぱり似ている。
お金とか地位とか出世とかそういうのにあまり興味がないところとか。
だから、研究の話をしてるとみんな楽しそうなんだなー。
うちの学校の三大綱領のひとつ、「信念徹底」が染み付いているのかも。
まいちゃんは大学からなのに、一番徹底してるかも(笑)。

私も、とりあえず事務職でも正社員として就いた方がいいのかもーと思ったこともあったけれど、やっぱりやりたいことを追求しようって改めて思った。
だってそうじゃなきゃ幸せじゃないもの。
今の研究はあんまり楽しくないーと人に言ったりしているけれど、やっぱり事務仕事とかに比べたら死ぬほど楽しい。
なんだろう、やっぱり化学が好きなんだろうな。
理系の女って自分の理系プライドがあるって、ある日記に書いてあったけれど、そんなことよりとにかく好きなの。
徹夜で実験して死にそうにつらくても、ステキなクロマトグラムとかが得られると、それだけで徹夜のつらさも吹っ飛ぶもんね。
新しい文献とか見つけると、英語読む大変さもどこ吹く風で、めちゃめちゃわくわくするもんね。

やっぱりこれが私の生きる道なんだろうなー。
読書や文学は好きだけど、それを生きる道だとは思わない。
どうしてなのかはわからない。
それを自分の過去から探るってのもおもしろいかもね。
って普通はそれを就職活動中に自己分析とかするんだろうけど。
奈良美智じゃないけれど、ルーツを探るってやつかしら。
ううむ、卒業を機会にやってみようかしらね。



2002年03月26日(火)→→→graduation

きょうは卒業式&修了式(学位授与式)。
だったが、卒業式は面倒くさいのでパス。
だって学部のお嬢さん方が袴とかでドレストアップして人生の門出?をお祝いしている場に、院生が地味なスーツでうろうろするってのもなんかねえ。
ま、学校と離れた会場ってのが面倒だったんだけど。

研究室に着いたら、机の上に小さな花鉢が。
思わず席間違えたかと思ったけれど、手紙が付いていて、D1のNさん(韓国人・女)からのお祝いだった。ちょっと感動。
してるひまもなく、イオンクロマトの溶離液つくって、流す。
なかなか電圧が安定しなくて格闘していたら、気付いたら修了式の時間!

専攻の修了式はふつうの教室で、専攻主任の先生からひとりづつ学位記をいただいた。
先生がじーっと目を見つめてくるのでちょっとあせった(笑)。
専攻の他の人々って専門があまりにも違うし、建物がうちの研究室だけ違うので全然知り合いになる機会もなく、知らない人たちばっかりの修了式。
周りを見回すと、まあ9割方男の子なのだけど、みんな髪、黒っ!
M1の専攻必修授業の時と大違いだ。笑えた。
そういえば、学位記入れる筒!人生初の筒!
私は小学校〜大学まで、見開きの本みたいなカバーみたいなやつだったので、妙に筒に感動した。
あのどす黒いわに柄みたいなやつかなーと思っていたら、白いわに皮みたいなやつだった。学校名とか校章とか入ってた。ちょっとびっくり。
そういえば、留学生って英語の学位記ももらえるんだよねー。いいないいな。

修了式が終わって、Oくんが、正門の前で写真を撮りたいからシャッター押しについてきてくれ、と言うので笑いを堪えてついていって写真を撮った。
大まじめなのでけっこう可笑しかった。
そう言えば中西研の人々とも写真を撮った。
専攻の人は全然知らないけど、環境研の人とは友達になれたのでよかったかな。
でもま、人見知りなので普通に話すようになったの最近なんだけど…。
藤原研の人々は学会でいなかったので、会えず。残念。
そういや環境研の他の研究室(中西研,藤原研以外)のM2って全然接点ないまま終わったけど、いいのか?
ま、私は実はちょっとあったけどー(笑)。
でも吉武研なんて、みんな顔も知らないんじゃないのかしら。少なくとも私は知らない。

その後なぜか、リサイクルに出す紙類のホチキス芯取りを研究室全員で黙々とこなし、合間にイオンクロマトのチェックしたりする。
それからOくん、Cくんと3人で地味にごはんを食べに行き、相変わらずOくんお得意の芸能ネタでお店にさんざん居座る。
卒業式なのにこんなんでいいのかねー。
そしてOくんは修論のコピーをするとかで、研究室でお仕事モードになっていたので、いても手伝わされるか愚痴られるだけなのでさっさと帰ってきた。
あーきょうはイオンクロマトの溶離液7.5時間も流しちゃったよ。最長記録更新しちゃった♪充実してたなー(涙)。

っていうか、何らいつもの研究室生活と変わりない一日だった。
まあそれはそれで、なかなかいいんだけれど。
環境研以外の場所には、あんまり行かないから思い入れもそれほどないのだけれど、きっと4月以降にまたキャンパスに足を踏み入れたら、もっと学校が他人の顔をして見えるんだろうなー。
そう思うと、もっといろんなところをうろうろしておけばよかったかな、と思ったり。
環境が変わることはすごく不安だけれど、とにかく3月いっぱいはこの環境を満喫したいなと強く思った。
ま、4月もたぶん学校呼ばれるんだけど…。



2002年03月25日(月)→→→清らに咲けるその色愛でつ

学校へこの期に及んでイオンクロマトのメンテ(カチオン)をしに行った。
なんだか桜がきれいだった。
春になるとそこら中狂ったように桜が咲いている日本という国の神秘、
っていう「N・P」のフレーズを思い出したりして、ちょっと笑えた。
確かにそこら中に咲いてる。
しかもこのソメイヨシノってやつは、バラ科なんだよねー。変なの。

学校に着いたとたんM先生につかまり、イオンクロマトの引継ぎの話やら論文の話やらをされる。
なんでもこの間Nさんが書いた私と連名の論文(Chem.Lett.投稿中)、私の研究の中味全部が書かれてるわけじゃなかったので、新たにもう一報書かせることにしたらしい。
…ご愁傷様です。
先生曰く、ドクター取ったんだから論文4報書くなんてあたりまえなんだよ。僕は論文ドクターだから実質2年で6報書いたからね!だって。
まあ確かにNさん、2報(1.5報)でドクターなんてちょっと甘いわな。
っていうか、1.5報でドクター取れちゃうんだったら、私でも取れるって(うそです…)。
確か秋元研の方々は、ドクター時代にみんな3〜4報は書いていたし。
ほとんどフルペーパーだった気がします。さすがです。
あ、ってことは私がセカンドの論文がもう1報できるんだー。
さらに国際学会にも連名で出るらしいし、何かいっぱしの研究者気分だなー。
HPにいまさら研究紹介のページ作ろうかなー。“原著論文”とかさー。
って自分では何も書かず、何も発表しないんだけど(笑)。

イオンクロマトの引継ぎは、D1のYさんにすることになったのだけれど、学会が4月あたまにあるそうで、今忙しいからそれ終わったらゆっくりやろう、だって。
って私、4月も学校行かなきゃいけないわけですか?
はー。自由人ってことがばれてるからなー。

帰り、電車の中で「東海大学公開講座『ダニって悪者?』」ってポスターを発見。
ま、まさか?と思ったら、案の定A先生の名前が。
国大名誉教授、だって。
生命の星・地球博物館館長、じゃだめなのかなあ。
やっぱ“教授”の方がハクがつくのかなー。
博物館職員ってなんかなぞっぽいもんね。
もうちょっと認知されてもいいのではないかな。

あしたは卒業式&修了式。
しかし、あしたもイオンクロマトのメンテ(アニオン)…。



2002年03月24日(日)→→→a beautiful star !

気づけば3月もあと一週間ほどで終わってしまうのね。
そういえば、きのう学校に久しぶりに行ったら桜満開、あるいはもうすでに葉桜になっていて、愕然とした。
お花見行ってないよー。
って毎年行かないんだけど。
あした学校でひとりお花見しちゃおうっかなー。

きょうは車で桜木町のフレッシュネス・バーガーにお昼ご飯を買いに行くという、私にしては冒険をしてみた。
なにせ学校と横浜駅と桜木町駅しか一人で行かれないので…。
桜木町駅行く途中なので、道的にはおそれもなかったのだが、路駐できるかどうかってのがネックだった。
日曜日のあの辺は競馬の人々で混んでいるからね。
でも、わりとすんなり路駐できて、無事ラザニアバーガーも買えて、ついでにコンビに寄るという高等技?までやってのけた。
あーなんかものすごい達成感でいっぱいだ。a beautiful star !

それにしても、再来月で免許更新だというのにこのざまは一体…。

today's sweets:
チョコレートではないけれど、強引に。
北千住ハルエ・グレース(喜田屋)の“千住の蒸したまご”。最中サイズのチーズケーキ。これがまたふわふわして絶品!冷やして召し上がれ♪北千住でしか買えないらしい。残念!



2002年03月23日(土)→→→野球考

きょうは研究室の荷物を撤収した。
ま、前々からこつこつ整理してちょこちょこ持って帰っていたので、けっこうさらっと終わった。
小学生のときは計画性がなくて、終業式に荷物いっぱい!って子供だったのにねえ。私も成長したものね。
それにしても、非力になったものだ。
ダンボール一箱分の書類、下に止めた車まで運ぶのがものすっごくつらかった。
やっぱ筋トレ?

ところできょう、ナンちゃんが出てる野球の番組(プロ野球ってナンだ?とかいうタイトルだったと思う)を見ていたら、
ホームランを打つためにはボールの芯よりちょっと下(7mm)を打つ→ボールにバックスピンがかかって浮力が与えられ、高さと飛距離が出る
というのをやっていた。
えっ。ホームランって、スピンだったのっ?!
バックスピンってことは、テニスで言うスライスなわけよね???
ってことは地面についたらあんまりバウンドしないわけね(関係ない…)。
そうだったのかあ。
すごい目から鱗。
ホームランは、下半身の回転で打つものです。決して腕力ではないのです。
っていうのは知っていたけれどね。スピンだったとは。こすっていたとは。
うーむ、長年野球を観ているけれど、知らなかった。野球も深い。
あとあと、昔感心したのが、内角打ち。
プロ野球ニュースかなんかでやっていたけれど、
内角は思いっきり下半身の回転だけで打つ。
上半身を突っ込んでしまうと打てない。
あーうまく言い表せない。
とにかく、その時一茂だったかデーブだったかが実際にバット持って説明していて、ものすごーくよくわかったのよ。
野球って、ほんとおもしろい。
やってみるのもけっこうおもしろいしねー。
学部のときはプロ野球ニュース見ないと寝られなかったけど、最近はそういうこともなくなったなあ。
なんか情熱の量って限られていて、それらが分配されるのかしら。
いやいやそんなことはないよね。

おっと、世界フィギュア、村主銅メダルおめでとう!
恩田もオリンピックの時より表現力確実に上がっていた気がする。
金メダルのスルツカヤと村主が抱き合ってるの見て、また泣いてしまった。

あーやっぱりスポーツって素敵ね。



2002年03月22日(金)→→→井筒監督

最近、品川庄司が妙に好き(BBSにも叫んでみたけれど)。
金曜深夜の“虎ノ門”、あの番組嫌いなんだけど品川庄司見たさに見てしまう。
最近は井筒監督見たさってのもあるかなあ。ラヴリーなんだもん。
決して映画評を見たいとかではなく、井筒監督と品川庄司が見たいのね。
だから、映画評見たらそのまま寝る(蛭子さんのビデオ鑑賞のやつも見るけど)。

そういえば、きょうの映画評は「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」だった。
ちょっと観たいような観たくないような。って映画だったので、なかなか参考にはなりました。
井筒監督は映画をほめるときより、こきおろしてるときの方が生き生きしてるのね。
私は関西人って嫌いだけれど、この人は好きー。

そういえば(2)、蛭子さんのビデオは「パーフェクトワールド」だった。
これは映画館に観に行った。ぞ。中学のときだっけ?
一時間並んでいちばん前しかあいてなくて、首が痛くなったという思い出が…
ただただ、ケヴィン・コスナーのお腹がっ。
ちょっとだぶつきすぎてるのが気になったのよー。
ってそんな記憶しかないんかい。
最初のシーンが、ああそういうことだったのかー悲しいーって、最後にわかる映画なわけだ。

中学生とか高校生のとき観るのと、いま観るのとじゃだいぶ違うんだろうなあ。
本だとしょっちゅう読み返すから、そういうのあるんだけど、映画ってあんまり観ないからもったいないかも。
たまにはビデオでも借りてみようかな。
なんかビデオって、好きな人と借りて観ることが多かったから、一人で借りるって気にあんまりならないんだよねえ…

ああタイトルとかけ離れてしまった。
これじゃあタイトル、“蛭子さん”の方がいいかも…



2002年03月21日(木)→→→都心クルーズ

理学部・物質生物科学科50回生お食事会 in 日比谷。
“物質生物科学科”って今見てもわけわかんない。
物質が化学を表しているそうです。つまり、化学と生物の学科なわけだ。
もう一つ、数物科学科ってのがあって、こっちは数学と物理なわけ。
じゃあ物生科学科でいいじゃんね?
ちなみにみんな、物生と略してます…。
ま、国大の物工(物質工学科)みたいなものか。
30人近く集まって、女の子がそんなにたくさん一堂に会しているのは久しぶりに見たので、ちょっと違和感ありまくりだった。
これが女子校をはたから見て気持ち悪がる人の気持ちかーと思った。
ま、半分くらい学生だったのだけれど、みんなすごい自分のヴィジョンをしっかり持っていて、そういう部分はすごくうちの学校っぽいけれど、最近自分が忘れていた部分でもあるなとちょっと反省した。

その後妹に青山、ベルコモンズ近くのスポーツクラブに連れて行かれる予定だったのだけれど、妹が遅刻したため、ここぞとばかりにワタリウム美術館へ。
キラー通りを覗き込んだらすぐわかる、独特の建築。
本当はミュージアムショップOn Sunday'sにだけ行こうと思っていたのだけれど、誘惑に負けてR.バックミンスター・フラー展に。
鎌倉でも行ったんだけど、ハコが違うしーと言い訳。
本当はワタリウム美術館の中がどうしても見たくて。
しかし、ハコが違うと雰囲気もがらりと変わるものだ。
天井がコンクリート格子みたいになっていて、その格子間に照明やスピーカが設置してあっておもしろかった。
鎌倉のあの広い展示室に展示されていたものがどうやって?と思ったけれど、こぢんまりとではあるがきっちりまとめられていた。
それはそれで、作品ひとつひとつを近くで観られて、なかなか(人が多かったらこれは窮屈でだめだけどね)。
鎌倉とは、展示順もちょっと違っていて、そういうのを発見するのもおもしろかった。
鎌倉にあったものすごく大きなテンセグリティはさすがに無かった。観ておいてよかったなーとほくそ笑む。
(テンセグリティというのは、tension(張力)とintegrity(統合・融合)を合わせたフラーの造語で、構造の概念。)
2階と3階の吹き抜けのところに、鎌倉ではテラスにどてっと置いてあった、ロウイング・ニードルが吊るされていた。圧巻。
ワタリウムはひとつひとつの展示室が小さいながら、2,3,4階と縦に展示室があるので、高さのある展示が可能なのだ。
それにしても、2階で幾何学的な模型とか展示に囲まれてるとき、ものすごく幸せだった。
ワタリウム、狭いけれどそれがまたいいよー。
鎌倉ではレトロな感じがした企画展だったが、ここではやたらモダンな感じがした。
学芸員さんの15分レクチャーとかもあって、一生懸命目を輝かせながら説明してる学芸員さんの姿も、印象的だった。
この企画展のチケットはパスポートになっていて、期間中何度でも観られるので、絶対また行こうと思う。

その後妹と落ち合って、スポーツクラブに。
妹の知り合いのコネで特別に行けたのだけれど、いやーバブリーなところだった。
久本雅美を見た。
細くて小さくてかわいかった。
自転車漕ぎとかやって、飽きたのでスカッシュをした。
スカッシュ、何気に運動量多いけれどテニスより簡単でおもしろかった。
妹はテニスもやったことないのだけれど、やっぱり運動神経が私とは違うらしく、すぐ打てるようになっていた。
テニス長くやってるわりにへたくそだねと言われた…。

その後青山通りのNid Cafeでひと休みして、中目黒へ。
中目のGiggle Cafeでごはん食べて、解散。
なんというか、都心っ子みたいな一日だった。
学部時代は常に都心行動だったのが、うそのような最近のローカルぶり。
やっぱり都心はすごい。
刺激的。

家に帰って、夜中だったんだけれど「恋ノチカラ」最終回をビデオで観る。
痛いよー。
筋肉痛とのダブルで痛くて、あんまり眠れなかった…。



2002年03月20日(水)→→→博物館リスト

なんか昨日、「NHKアナウンサー」で検索されていた…。
何が?どこが?と思ったら、NHK全国学校音楽コンクールのことを書いたところらしい。
…検索機能ってものすごい感度が高いのね…。ppbvレベルはいってるね…。

先月は東京都写真美術館に行った。
今月は原美術館。それから神奈川県立近代美術館に行く予定(2回目)。あと、ワタリウム美術館にも行っておきたいところ。
ところで、今までの人生で行ったことのある博物館をすべてリストアップしてみようと思い立った。
しかし、小学生とか中学生のときのって…覚えていないのもあるから、忘れてしまった博物館のみなさん、ごめんなさいね。
(ちなみに水族館・動物園・ギャラリーは除く。)

・東京()内は行った回数。
国立科学博物館(たぶん3〜4回)
国立科学博物館分館
東京都美術館
東京都現代美術館
東京都庭園美術館(2回)
東京都写真美術館
科学技術館
逓信総合博物館・ていぱーく
交通博物館
根津美術館
安田火災東郷青児美術館
セゾン美術館
古代オリエント博物館
江戸東京博物館(2回)
台東区立下町風俗資料館
世田谷美術館(2回)
世田谷文学館(4回)
長谷川美術館(2回)
原美術館
成瀬記念館(いちおうね…)

・神奈川
神奈川県立近代美術館
神奈川県立近代美術館分館
神奈川県立歴史博物館(3回くらい)
神奈川県立生命の星・地球博物館
神奈川県立青少年センター(数え切れない)
横浜美術館(3回くらい)
横浜市電保存館
横浜市水道記念館
よこはまこども科学館
そごう美術館(2回くらい)
観音崎自然博物館(数え切れない)
横浜人形の家(微妙…)
彫刻の森美術館(3回くらい)

・日本その他
宮沢賢治記念館(2回)
高村光太郎記念館(2回)
石川啄木記念館
埼玉県立さきたま資料館
東海大学人体科学博物館(2回)
東海大学海洋科学博物館(2回)
MOA美術館
池田二十世紀美術館
ブライアン・ワイルドスミス美術館
京都国立博物館
平和記念資料館(原爆資料館)
大原美術館
葛飾北斎美術館

・外国
自然史博物館(ウイーン)
美術史博物館(ウイーン)
ハイドン記念館(ウイーン)
ルーブル美術館(パリ)
オルセー美術館(パリ)
ロダン美術館(パリ)
ポンピドゥセンター・国立現代美術館(パリ)
グラン・パレ・科学技術博物館(パリ)

とまあ並べてみると少ない!(たぶん忘れてるのも多いのだろうけれど。)
しかも同じところに何度も行っている!
これはもう少し幅をもたせてみたいところだ。
絵画の企画展にあんまり行ってない気がする。
やっぱり趣味に走りすぎる傾向があるのかもしれない。
企画展の名称も挙げてみると大変なのでしないけれど、デザイン系、科学系、建築系が多い。
ま、こういうことをやってみると、色々見えてくるものもあるってことで。
思い出したらまた追記しよう。
水族館もやってみようと思ったけれど、あっという間に終わりそう。
「水族館行こ means I love you」という本を内田春菊が書いているけれど、まさしくその通り。
だから未だにシーパラの水族館に行っていない私…。



2002年03月19日(火)→→→文章を書こう

きょうは実はゼミだった。
けれど学校は行きませんでした。
もういい加減行かないで、勉強とか自分にいまいちばん必要なことをやらなくてはいけないだろうから。
とはいえ、まだ装置の引継ぎとか、後片付けとか終わってないんだよねえ…。

とりあえず、桜木町に諸々の買い物に行った。
ま、一番欲しかったのはこの間横浜の丸井で冷たくサイズ切れですと言われた、バニスターの靴。
桜木町のクイーンズイーストのバニスターにありました。
しかも、店員さんがいい感じの人で、楽しかった。
やっぱりお買い物は楽しくしなくてはね。
横浜の店員さんはすごーく冷たくて感じ悪かったから、サイズ無くてよかったよ。
接客っていうのは奥が深い。

その他、きょう買ったものは、
クリアーファイル2冊。
鳩の模様のレターセット。
髪とめる飾りピン2本。
地球の形した鉛筆削り。
ボールペン(赤,青,黒)。
Twix(チョコレート)。
プチ(ホワイトチョコラングドシャ)。
GINZA4月号。

必要なのは靴、ファイル、レターセット、ボールペン。
あとのものは全部特には必要ないけれど、つい買ってしまったもの…。
貧乏なんだから引き締めないとなあ。
この時期、ただでさえ飲み代とかかさむのに。
あさっても学部の同期お食事会だし。
日生劇場の地下のレストランでランチだって。いかにも女子大っぽい。

ファイルの一冊に、博物館のチラシとかチケット半券とかをファイリング。
一年でけっこう行ってるものだ。
その前までの分もそのうち整理しなくては。
授業で書かさせられた鑑賞レポートとかもあるしなあ。
ま、けっこう日記とかHPに鑑賞レポートみたいなの書いてるから、それもまとめておかなくてはね(HPのはかなり適当だけれど)。
ああいうのって書いておくと、あとでけっこう楽しめる。
読み返すと思い出すし。
その博物館でその企画展をやる意味、展示の仕方(特徴とか)、どこがよかったか、悪かったか、何を感じたか、そういうのを書くんですって。
ま、難しく考えず新聞のコラムみたいに書けばいいんだけれどね。
授業がないとちゃんとは書かないから、たまには書くのもいいかもしれない。
最近、文章を書くことから本当に離れてしまっているから(M論なんてあんなの文章じゃないし)。
日記もちゃんとした文章で書こうと思うのだけれど、なかなかね。

today's chocolate:
Twix。キャラメルをはさんだクッキーをミルクチョコレートでコーティングしました、っていう聞いてるだけで歯がきしみそうな一品。でもなーんかクセになるんだよねえ。ソニプラで売っています。



2002年03月18日(月)→→→幸せは途切れながらも

前、日記は毎日書いてると言ったら、5日に4回くらいだと細かーくつっこまれたことがあって、負けず嫌いなのでくやしくて、最近毎日ちゃんと寝る前に書いていたのだけれど、それもなんだかひま人みたいでなんだかなあと思う今日この頃(長いなあ)。

きょうは環境研(中西研&藤原研&村林研)M2会。
なんか妙な雰囲気だった。
Cくんは来ないと思っていたので、やっぱりいるだけでちょっと気になってしまう。
さらにCくんが機嫌悪いことを、私が中西研の人々に言ったことをOくんが怒っていて、おまえは本当に口が軽いと言われた。
内部のことは内部で処理しろよとか。
そんなたいしたことじゃーないのにね。
それに、中西研の人々の前では普通なのか、とか聞けっていったのOくんじゃん。
つくづく、この人とはそりが合わないなあと思った。
別に他の研究室の人に言ったところで、何があるってわけでもないし。
たぶん、彼の頭の中を想像するに、
私がCくん機嫌悪いって中西研の人に言う→中西研の人がCくんをからかう→CくんはOくんがこぼしたと思う→俺じゃねーよ!
みたいな図式があるんでしょう。
彼の場合、「自分が言った」と思われることを極端に嫌うから。
言った、言わないの宗男真紀子騒動みたいなもんじゃん。
弁解しそうになった乗せられやすい自分もばかばかしい。
それでも最近Oくんの言動や態度にいちいち切れたりしないで、流せるようになったので、私も多少成長したのでしょうか。
っていうか、村林研が雰囲気壊してごめんなさい。

二次会は、Oくんが散々迷ったあげく来なかったので、平和な気持ちで楽しめた。
多少“おばちゃん”のしゃべりがすごくて、Kくんがちょっとご機嫌ななめだったけどね(笑)。
帰りの電車で3駅分、愚痴られた…。
なんかみんな、自分の好きなことをもっと追求してストレスためない生活を送ったらいいのになあと思うのは私だけ?
“おばちゃん”が幸福論について語っていたけれど、自分の幸せが何なのかわかっていない人が多過ぎる気がする。
だからいつも楽しそうじゃないんだ。
もっと自分の幸せに貪欲になればいいのにね。


スピカ Byスピッツ

この坂道もそろそろピークで バカらしい嘘も消え去りそうです
やがて来る 大好きな季節を思い描いてたら
ちょうどいい頃に素敵なコードで 物凄い高さに届きそうです
言葉より 触れ合い求めて 突き進む君へ

粉のように飛び出す せつないときめきです
今だけは逃げないで 君を見つめてよう
やたらマジメな夜 なぜだか泣きそうになる
幸せは途切れながらも 続くのです

はぐれ猿でも調子がいいなら 変わらず明日も笑えそうです
ふり向けば やさしさに飢えた 優しげな時代で

夢のはじまり まだ少し甘い味です
割れものは手に持って 運べばいいでしょう
古い星の光 僕たちを照らします
世界中 何も無かった それ以外は

南へ向かう風 流れる雲に
心の切れはしを 託したならば
彼方へ…

粉のように飛び出す せつないときめきです
今だけは逃げないで 君を見つめてよう
やたらマジメな夜 なぜだか泣きそうになる
幸せは途切れながらも 続くのです
続くのです



2002年03月17日(日)→→→選択の自由

ひさしぶりに妹とAFFOGATTOで食事、そのあと近所のカフェでお茶。
最近オープンしたらしく、初々しげな感じだった。
ブルーベリーヨーグルトスムージーを飲んでみた。おいしかった。
妹がおごってくれた。
なんだか姉として情けないわねーと母に言われたが、まあその分電化製品配線とかパソコン関連とか面倒みてるからいいんじゃない?と自分に言い聞かせる。
彼女はいま、月収入30>とかあるしね…。
短大卒業してから、就職しないでずっとやりたいことを追求している。
最近ようやくコンスタントに仕事が入ってくるようになったらしい。
森瑶子が、やりたいと強く願っていれば、叶わないことなんてないと言っていた。
マリア・カラスのように。
妹はそれを体現しているようにも思える。
それを許すうちの家族も、けっこう飛んでるような気がしないでもないけれど。
ま、私が大学院になんて行ってることも、普通の家庭ではあんまり許してもらえないことみたいだし。
芸大受けたいって言っても、受ければ?と言ううちの親はおかしいけれど、そのおかしさがあってこそ、今まで私は人生を自由に選択して来られたのだなと思う。
大体小学生が中学受験したいって言って、しかも家から一時間半以上かかる学校受けたいって言って、あーそうですかって受けさせるかなあ?
やっぱり飛んでるよなー。
Cさんに、ナナさんは小学生の時親にこれをやりなさいとか、勉強しなさいとか、これはやめちゃだめとか、言われなかったんですか?と聞かれたことがある。
そういえば言われなかった…。
全部自分で決めて来た気がする。
なんかそういう人生を歩んでくると、他人に色々決められるのがものすごく楽か、ものすごく苦痛か、どっちかなんだよねえ。。。
いいんだか、悪いんだか。
ま、だからこそ自由をうたっている学校を選んで、10年もいたわけなんだなあ。
小学生にしては、自分に合ったものを選ぶ眼力に長けていたわけだ。
ま、これからもずっと自分で選んでいくんだろうなあ。



2002年03月16日(土)→→→defective merchandise

うーんなんだか他の日記作家さんから、色々褒め言葉を頂いているけれど、私は全然感性が豊かだとか教養があるだとかそんなんじゃない。
いつもえらそうなことを多々日記に書いているけれど、所詮一学生の戯言だ。
自分がものすごく小さい人間だから、もっともっとって色々なことに手を出さざるを得ないし、出してなんとか自分をimproveしたいというか、向上させたいと思うのだ。
もっと広げなくちゃいけないなって、本当に思うから。
だから褒められると、なんかあーもうえらそうな自分が恥ずかしい、っていう気持ちばっかり先行してしまう。(いや、褒められるのはうれしいんですよ?)
もうほんっと私、ばかなんだもの。謙遜、とかではなく、本当に。
ばかだから、日々あがいているのだけれど。
マルホランド・ドライブごときで、あたまの中いっぱいいっぱいになってるし。
きょうから勉強がんばるぞ!と思ったけれど、マルホランド・ドライブであたまの中が侵食されていてだめだったし…。
秘密のHPとかまで見ちゃったよー。
もうだめ、もう一回観に行っちゃいそう。

マルホランド・ドライブの吉本ばななの感想、なんとなくわかったような気がした。
吉本ばななは「N・P」のあとがきで、こんなことを言っている。
「私も含めて、私のまわりにも、あなたを含めて多分あなたのまわりにも、『困った人』はたくさんいます。才能だったり、欠落だったり、生きていきにくい何かをいつも抱えて歩いている人。でも、この世にいるどのような人も、誰にもはばからずに好きな位置でその人が思うように生きていい、そういうことを自分も含めて忘れそうになりそうなので、それを強くこめて、いまここで作品にしたかったのです。」
そういうことを、この映画からも感じた。
デイヴィッド・リンチと吉本ばなな。
うーんまったく違うようでいて、実はけっこう似ているのかもしれない。

Oさんが友達に、どこかが決定的に欠落していると言われたそうだ(すごい友達だ)。
わたしも昔つきあっていたひとに言われたことがある。
Oさんが生き生きして見えるのは、それでも好きな位置で、好きなように生きているように見えるからかもしれない。
うっ。やっぱマルホランド、癒しの映画なのかもっ。



2002年03月15日(金)→→→トリップ

きのう寝すぎて、気持ち悪いのにあんまり眠れなかった。
最近寝坊することが多いので、きょうは絶対寝坊しないぞと思っていたのもあんまり眠れない原因だったのかもしれない。

原美術館「オーストリア・デザインの現在」に。
原美術館は父親にすごいレコメンドされていたし、オーストリアっていうのにも惹かれて、かわしまくんを巻き込んで行ってみた。
いや原美術館、かなり気に入った。
たぶんけっこう古い建物なんだけれど、現代調にリメイクしてあって、しかも古いものと新しいものがしっくりいっているという感じ。
工業デザインっぽいところ(窓のロールカーテンがシルバーの網みたいなやつだったり。)もかなり好きな感じだった。
ひとりで行ったときに、吹きだまるスペースがあったらもっといいんだけれど。
ちょっと行き詰まる感じがあるのが、もったいないかな。
企画展は、展示の仕方がおもしろかった。
大きい白いビニールみたいな布みたいなのに、作品のコピーや絵が水色で広告のようにプリントされていて、その上に作品が置いてあった。
キャプションもいちおうついているのだけれど、アクリル板に、タイトルが印刷されたやっぱりビニールのような布を貼り付けてあった。初めて見た。
キャプションの文字のフォントが明朝っぽいのだけがちょっとマイナス。
あれはゴシックに統一するべきだ。ちょっと全体の展示の雰囲気を壊している気がした。
作品は、いきなりパウリの“ニュートリノ”の概念からはじまって、椅子とかスキー板とかターンテーブルとかケイ酸塩とか、わけがわからないけれどデザインを集めてみましたっていう感じ。
あ、ウイーンに昨年できたミュージアムクオーターの展示もあった。ほんっとうに行きたい!
パンフレットのデザインが方眼紙の目を利用していて、かわいかった。
ああいうデザインでサイト改造したいなあ。
全体にはこぢんまりとしていたけれど、ひとつひとつがダイナミックで、そのコントラストが全体を引き締めていて、作品はバラバラなんだけれど妙にまとまりを感じさせる企画展だった。
ハコと作品も調和していたし。

その後、念願の「マルホランドドライブ」を観に銀座へ。
感想。
書けない。
あたまの中がぐちゃぐちゃ。
たしかにある意味、癒しかもしれない。
終わってから、あたまとか感情とかが混乱しすぎて、しゃべれなかった。
気付いたらエンドロールも終わっていたっていう感じ。
しばらくトリップしてた。
最後の方、なんか寒気がした。
うーんなんか自分を整理できない感じ。美術館↑のように俯瞰できない。
とりあえず、もう一回観たい。
あ、発光ダイオードっぽい光の映像が印象的だった。

あーなんか精神を研ぎ澄ました一日だった。
かわしまくんの話を聞いてるのが、むしろ楽だったのがすごくない?
鈴木宗男、離党会見で泣くなよ。
なーんか今日一日が“宗男涙顔”で台無しになった感じっ。



2002年03月14日(木)→→→ホワイトデーイ

研究室に行ったら、案の定先生達からのホワイトデーのお返しが。
M先生はホワイトチョコ(M先生は海外に出張に行ってもいっつもおみやげはチョコレートだ。私の好みを把握してるのかも?)。
スヌーピーのイラストのついたメッセージまでついていた。
先生、可愛すぎです。
I先生は昨年同様、ス○ラおばさんのクッキー。笑。

きょうはM論を全部プリントアウトして完成させて、終わってからOさんと打ち上げ飲みに横浜へ。
しかし、きょうは花粉が多いせいかカクテル1.5杯で撃沈した。
もう飲んでひとに迷惑はかけないと誓って、体調管理にいそしんでいたのにねえ。
きょうは全然体調悪くなかったのにー。むしろよかったのにー。
しかも1.5杯って…全然飲んでないっちゅうの。
従ってせっかく摂取したカロリーも、あえなくリヴァースしてしまった…。
はあ自己嫌悪。
もう飲んで貧血になるのはいやだー。
私は体弱くないぞー(いや弱いですとOさんに突っ込まれた…。そんなことないってばー。)。
強くもないけどっ。

ってことで、きょうは日記書くあたまが働かないので、“エンピツ姫・エンピツ王子のための『俺色の質問・四十八手』Byわやさん”に挑戦(内容は初日ページへ)。

とりあえず、つらくなってきたので寝よう。
うううアルコールと花粉の同時摂取はきついー。



2002年03月13日(水)→→→overwhelmingly

きょうは、専攻の事務に提出しなくてはいけない書類があったのと、修了式の日程を知りたくて専攻の掲示板を見に、またまた学校へ。
とは言っても行ったのは15時過ぎ。おい。
研究室に一歩足を踏み入れるやいなや!(as soon asってやつ?)O崎さんにつかまり、FT-IRの配線が切れちゃってるみたいなの〜最近調子悪かったのかしら?と聞かれる。
いや、最近もなにもここ数ヶ月FT-IR使ってないし。
どうやらOさんの面倒をみたことで、こいつは使える!とO崎さんコンピュータにインプットされてしまったらしい。
最近なにかと聞かれるんですけどー。
っていうか私M2であなたはD2なんじゃ…。
そして、「電源を落とすときはFT−IRのビームスプリッターであるKBrをデシケーターに入れるのか?」を10分くらいかけて聞かれ、入れるんだと答えるまでにさらに5分くらいかかった(はず)。
まさにおそるべしO崎さん。
ある意味、「動物のお医者さん」の漆原教授よりも傍若無人だ…。

未だM論の補遺が出来ていないので、学校来たついでにやる。
しかし、文献によってまちまちなのをまとめる、んだけど、辞書持って帰っちゃってて文献が完全に読みこなせない…。
私のパソコンに入ってる「ニューアンカー英和辞典」じゃ無理だ。
オンライン辞書とかもあんまり専門用語は載ってないし。
私の辞書は2600円くらいだったにしては[理]とか[化]って言葉がたくさん載っていて、とてもよい子なのだ。
(ちなみに旺文社の英和中辞典というマイナーな辞書です。リーダーズが高いと嘆いている人にはおすすめです。小尾研仲間のSちゃんも愛用していました。マイナー故の連帯感がありました。)

あーマルホランドドライブが真剣に観たい。
吉本ばななの日記を読んでいて真剣に観たくなった。
うまく言い表せないので、引用。


 「マルホランドドライブ」を観る。今年のベスト1、もう決定。
 もしかして一生の中でもかなりの上位にランクインだ。
 人を好きになるむくわれなさ、はかなさ、悲しさ。ねたみ、苦しみ。美しさ、切なさ。人生の深さ。そして人類のまわりに存在する邪悪な存在の影。全てが入っていた。こんなすごい映画は久しぶりに観た。
 どのようにくだらない愛でも、愛は切なくて美しい。どんなに汚れた心の中にも何か、清らかな風のようにさわやかな光が存在する。どんなに陳腐な夢の中にも真実が存在する。悲しみ、その美しさ。
 これまで自分がおかした「人を思い通りにしようとする」あやまちや、自分が勘違いされて変な情熱で愛されたことなどまで、許される気がした。私にとっての癒しとはまさにこの、リンチの映画のようなものだ。
 ううむ、傑作だった。ため息が出る。(2/18付)



 卓球のあとに思わずもう一回見てしまった。「マルホランドドライブ」。
 やっぱりすばらしかった。映像もすばらしかった。
 誰でも夢見たことはあるだろう、自分の好きな人が弱く、自分を頼ってきて、自分は成功していく途中の余裕ある立場で、相手は自分の言うことならなんでも聞いて感謝してくれて、優しくて、体も喜んで投げ出してくれて。もしもうまく行かなくてもそれは何か恐ろしい陰謀が働いているからで、いずれにしても自分は自分のいちばんいい、輝くところで相手と接しているという設定を。
 たとえ実のところは焼けるような嫉妬にまみれていて、自分は最高にさえない人生を送っていて、相手も実はみにくくてくだらない人間で、夢も希望も全て汚れていて、相手を殺してしまおうと暗闇の中で決心したとしても、それで霊的な面でこの世の邪悪な階層とうっかり接触してしまったとしても、心の中にあるなにがしかの神性とか善性とかいうものは決してなくならない。
 どんなにされても相手を好きだったということの悲しさはきれいなままだ。
 そういうことをさあ、映像で表しなさいといわれて、さらっとできるっていうのがものすごい。(2/27付)


“相手を好きだったということの悲しさはきれいなままだ”だって。なんか圧倒的な文章だ。
映画を観たらこれと共に感想を書こうと思うけれど、こういう感想が書けるようになりたいものだ。
って書けたら作家になれちゃうって。
とにかく難しい映画らしいので、“小さな灰色の脳細胞”を活性化させておかなくてはね。



2002年03月12日(火)→→→食生活

なんか、Refer見てたら私のHPから10hitとかしていてちょっとびっくり。
っていうか、たぶん同じ人が何度も来てるんだろうな…
更新遅くてすみません。

きょうは学校が入試(後期ってやつ?)で休みというか入構禁止だったので、この間買えなかった靴を買いに行こうと思ったけれど、朝起きたら花粉がものすごかったのでやめて家にいた(長っ)。
この時期、うちは洗濯物も部屋干しだし、めったに窓も開けないのに、どこからか侵入してくる花粉。
くしゃみ連発、目は充血、鼻は詰まり気味でやってられない。
でもま、熱出ちゃったりしないからいいか。
母はこの時期はアルコールも控えなくてはいけないくらいひどいのだけど、小泉孝太郎の“ダイエット生”にはまっているらしい。
彼女はアレルギー体質なので、しょっちゅう血液検査をしているのだけれど、今回の検査で中性脂肪が相当出てしまったらしい。
きょうからヘルシー食よ!と意気込んでいたけど、だったらそのダイエット生(500ml缶!)もやめりゃーいいのにね。
ちなみに私と母の体重差、20kg。おそろしい…。
ナナはなんでそんなに甘いものばっかり食べて太らないのよー!となぜか責められるけれど、あなたの食べる量が多すぎるのではないでしょうか。
最近私は腹9分目以上食べると気持ち悪くて眠れなくなる。
徹夜実験を続けた効果でしょうか。
食に疎いOさんと生活を共にし過ぎたせいなのでしょうか。
それはそれで、食べたいものを食べるときはセーブしないとなので嫌だ。
食べたいものを食べたいときに食べたいだけ、食べるのが好きなのに。
しかし脂肪は多い気がするので、ちょっと運動でもしないとなあ。

部屋の掃除をしていて、昔の手紙が色々出てきた。
中3の時の残暑見舞いハガキ、みーんな「Nコン納得いかない!」だった。
やっぱりあの結果は納得いかない結果だったようだ(Cf. 2/18,Gold und Silber)。
授業中にもらった手紙とかまであって笑えた。
ひとにもらった手紙って捨てられない。
言葉って私にとってすごく大切だから。
でもひとに出した手紙はすべて回収して焼いてしまいたい…。

today's chocolate:
象のマークでおなじみ(私だけ?)、ベルギーのCote d'OrのNOIR de lait。チョコレート友達S推薦。ミルクチョコでビターチョコが挟まれているので、甘さの中にも苦さがある、一歩深みのある味わいが楽しめます。



2002年03月11日(月)→→→長い旅路の果てに

GC/MSのご機嫌伺いに学校へ行った。
とりあえず温度を上げてカラムを焼いてみる。
2時間くらい焼いて、評価をしてみたら…
まったく問題無かった。
O崎さんが大騒ぎしていたのは一体何だったのだろうか。
市販の四塩化炭素を打ち込んで、今までどおりのCさんのメソッドで測定してみたところ、すばらしく美しーいピークが現れた。
これでもう文句は言われないだろう!
もうGC/MS、ふつうに使える状態になってるし!

で、Oさんにそれを報告して、もしかして今分析したら四塩化炭素もキレイに出るかもよーと言い残して帰る(オニ?)。
OさんはCさんの分析結果を使うことにしていたらしいのだけれど、どうやら負けず嫌い精神を大発揮して実験をしたらしい。
ちょっと誘惑しちゃった?
そして苦節1ヶ月?ついにPCEの分解生成物質として、四塩化炭素が検出されたらしい。
やったー!!!おめでとう!!!
いやあ徹夜で実験とかしたかいがあってよかった〜
ま、これでようやく卒業できるわー。

さてきょう待ち時間に読んでいたCasa、World Museum Best100、って美術館建築Best100だった…。
父親が喜んで読んでいた。
でもま、建築も大切だ。
MOTみたいにいろんな美術館のパクリじゃあね。
日本にはあんまりいいハコがないと思っていたけれど、けっこう地方に色々あって面白かった。
もちろん、外国はスケールが違うけれど。
そう言えば、Wienに去年新たに科学館がオープンしたらしい。またWien行きたい病がっ…。
私の究極の夢は、ステキな科学博物館をつくることなので、夢だけは膨らんだ。
はー。
日本にもすってきな科学博物館があればよいのに。
ところで、石川の中谷宇吉郎記念館、行ってみたいー!!!



2002年03月10日(日)→→→書店評(中大型書店編)

たまには早めに日記を書こう。

きょうはまこすと桜木町&横浜に買い物に行った。
晴れていて、風が強かったので花粉がすごそう!
と思ったけれど、思ったほどではなかった。
わたしの体内花粉量が減ったのでしょうか。
いや、たぶん風で散らされたのだろう。…本当か?

桜木町は相変わらず観光客やら買い物客でごったがえしていた。
クイーンズイーストにAMERICAN RAG CIE(スペル合ってる?)が出来たので、ちょっと行って来た。
横浜は、混みまくっていた。横浜というか、そ○う。
ファッション館がリニューアルしたらしく、人がひしめいていた。
桜木町なんて問題にならない混雑よう。
そうなるとまこすも私もやる気なくすので、たらたら一通り見て回っただけ。

二人とも結局ほとんど何も買わなかった。
人が多いと買う気がしない。見る気もしない。だからセール苦手なのかも。
えー今日買ったもの。
マウスパッド。
Casa BRUTUS(特集:World Museum 100)。
…ってなんか別に必要ないものばっかりだ。
マウスパッドって、私のマウス光学式だし…。

そういやーリリー・フランキーの、日本映画評のような映画評じゃない本が文春文庫から出ていた。
欲しいけどそんなに映画観ないのでやめておいた。
きょうは有隣堂ルミネ店に行ったけど、ダイヤモンドの方は狭っ苦しくて買う気が起きない。
狭いけど丸善は買う気がするんだよねー。
ダイヤモンドの有隣堂は、狭いうえに、暗いし天井が低いし店員が感じ悪いからかな。

色々総合すると、マイベストは青山ブックセンター。
パルコブックセンター渋谷店もかなり好き。
この二店はデザイン系の本も多いし、小説とか純文系の本も多くて、紹介というか、独自の特集コーナーもあっておもしろい。
あと、有隣堂なら絶対ルミネ店。雑誌のところはあんまりよくないけれど。最近夜22時までやるようになったのもポイント高い。
横浜で、本を探さず新刊や雑誌だけ買うときは丸善が便利。ここも22時までだし。
あと池袋のジュンク堂。立ち読み専用の椅子とかある(それは立ち読みとは言わないのでは…)。
池袋では、リブロも品揃えはよいけれど、どこに何があるのかわかりづらい。
渋谷では、Book 1stがなかなか充実しているし、紹介本も多いし、探しやすい。
三省堂も駅からのアクセスが便利なのでよく行った。でも通路が狭いから探しづらい。
専門書を買うならばジュンク堂か、Book 1stか、新宿紀伊国屋。
でも紀伊国屋は下の階がごちゃごちゃしていてわかりにくいし、エスカレーターがないので上の階に行くのが面倒。
新宿なら、ルミネの青山ブックセンターがやっぱりいい。

ま、大きな書店だとこんなところでしょうか。
私の行動半径内だけなので片寄ってるかもなあ。
あと小さな書店でもいいところはけっこうあるので、お気に入りを見つけてやすらぎに行きましょう(え?)。
松浦弥太郎氏の書店なんて、行ってみたいなあ。

ま、学生は10%offになるから生協がいいかもね。
ってなんて結論だ…。



2002年03月09日(土)→→→走る海

えーと昨日の“と言うべきか”ってやつは谷川俊太郎ではなくて、吉野弘だったということにきょう気付いた。
お詫びして訂正します。(←誰に?)

吉野弘と言えば、「走る海」。
原題はたぶん「冬の海」。
走る海、は高田三郎作曲の合唱曲だ。
中学生のときは歌詞の意味なんてさっぱり考えたこともなかった。
高校生になって、
“海は一個の巨大な排他性ではなく、何かを受け容れようとする苦しみだった”
っていうのにみんなでほーうと思った。
“悩みを他に打ち明けてもそれが軽くなるわけではないと知ったとき、ひとは初めて大人になる”
っていうのにもそういうものかーと思った。
改めて読み直す、のではなくて(笑)歌い直してみると、
“もう帰ってこないのか。つまづきを知らなかった日ののびやかなうねりよ。歌と笑いとさざめきよ。あの朝焼け、あの夕星、あのときめきはもう帰ってこないのか。”
ってかなしみの詩にちょっとびっくりした。
のびやかなうねり、真っ只中でこういう歌を歌っていたのか…。

中学生って、ばかですね。
若いということはそれだけ、無知で恥ずかしいことなのだとリリー・フランキー氏が言っていたけれど、その通り。
でものびやかなうねり、笑い、さざめき、ときめき…そういうものを忘れてしまう大人っていうものも、いやなものだ。

こういう風に改めて思い出してみるとものすごく深い意味のある歌って、多そう。
特に高田三郎系は暗いからなー。
吉野弘&高田三郎ペアは暗い。深い。重い。

でも吉野弘にはこんな詩もあるので、書いておきます。
ってこれもけっこう暗いかもなー…。

「愛そして風」 吉野弘

愛の疾風(はやて)に吹かれたひとは
愛が遥かに遠のいたあとも
ざわめいている
揺れている

風に吹かれて 枯葦がそよぐ
風が去れば 素直に静まる

ひとだけが
過ぎた昔の 愛の疾風に
いくたびとなく 吹かれざわめき
歌いやめない −−−思い出を



2002年03月08日(金)→→→mind, body, spilit

やはり、と言うべきか。
当然、と言うべきか。(谷川俊太郎風・笑)
朝寝て、起きたのは夕方だった。まったくどういう生活してるんだ!

夕方から夜までだらだら本を読み、夜はパラリンピック開会式を見る。
パラリンピックのシンボルはmind, body, spilitを表しているのだそうだ。
それぞれ赤、青、緑の三色のテーマカラーで、3人の、障害を乗り越えてがんばってる人たちがそれぞれのカラーの服を着て登場して、スピーチをしていた。
やろうと思ってできないことは何もないって、友達にいつも言っているんだ、と両足を切断した13歳の少年が言っていた。
なんか、重みが違う。
ふつうのスポーツ選手とかが怪我を乗り越えて、そういうことを言ったりするのもすごく重みがあるなあと思っていたけれど、障害を抱えながらもパラリンピックでメダルを取ったりする人って、ただただ本当にすごいなあと思う。
想像の域を超えている感じ。
もう本当に自分が小さく思えてならない。
小さいなりにがんばってきたつもりだけど、全然比較にならない。
比較するということ自体が小さいけれど。

で、きょうは先日渋谷パルコブックセンターで買った、
村上春樹「神の子どもたちはみな踊る(新潮文庫)」を読む。
パルコブックセンターは私の好きな書店のひとつです。
と英文和訳のような文はどうでもよくて、
この短編集は阪神大震災に対する短編小説連作だ。
相変わらず主人公の元にいきなり女の人が現れてセックスする、とかそういう話もあるんだけど(山田詠美が受動的だと言っていたのね)、
それだけじゃーないよ、村上春樹。
地下でみみずくん(なんだそりゃ)と戦うとか、“世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド”的な要素も交えつつ、
なんか人間の奥深いところとかを考えさせられるのだ。
この人の小説は、説明が難しい…。
でもまあ人気があるということは、自分のことを書いてると思う人が多いわけで、みんなやっぱり混沌の中を彷徨っているのかしらね、と思った。

today's chocolate:
なんだかんだ言って、“白い恋人”。
そして六花亭ホワイトチョコレート。ふきのとうのイラストがノスタルジーを感じさせる一品です。しかし、味落ちた気がするんですけどー。



2002年03月07日(木)→→→驚きの下ネタ話

きょうはM先生の最終講義。
先生も私達M2と共に卒業なのだ。
なんだかようやくもうすぐ卒業だという実感が湧いてきた。

最終講義とその後の懇親会を滞りなく終え、4年生のEくんがきょうは飲もうと言っていたので飲むことに。
って肝心のEくん来てないじゃん。
ま、いいかと4年生2人とOくん、Cくん、なぜか通りかかった中西研Tさんと飲む。
Cくんは前よりはましだけどあんまりしゃべらないし、あしたから仙台の親の実家に行くので朝4時半出とかでさっさと帰っていった。
でも2時間くらいはいたのかなあ。
ま、彼も彼なりに最後くらい和やかにと思ったのだろう。

飲んでいたらやっぱり話は恋愛とかそういう系になっていったけど、Oくんとはそういう話を一切しないのでちょっと変な感じ。
さらに話はいっきに下ネタへと突入。
でも友達とそういう話はほっとんどしたことがないので、けっこうみんながふつうに話していてびっくりした。
Oくんは普段は一切下ネタも話さないし。
そんな話は友達とはしないと言ったら、みんなもびっくりしていた。
やっぱりふつうはするものなのかー。
やっぱり私は女子校育ちだからちょっとずれてるのだろうか…。
中高友達と話すときなんて、“彼の首に腕をまわすのが好き”とかでも生々しいーってみんなけっこう引き気味になるしなあ。
きょうの話の内容なんて…友達との会話には絶対に登場しない単語の連発だった。
女の子がふつうにそういう単語を発していることにもびっくりした。

そんなこんなで結局また朝まで研究室にいて、もうそういう状況に慣れてしまっている自分が嫌だ…。

そういえばOくんとTさん(かわしま夫人・笑)にやったらかわしまくんのことを聞かれた。
かわしまくんは、私にとって桃井先生な気がするのよね。
でもそんなこと言っても通じないからなー。
みんなほんと、ネタ無いんだなー…。

さて、今週末は何処行こうかな。



2002年03月06日(水)→→→cocoa pink brown

気付けば3月ももう一週間が過ぎている…。
最近月日の経つのは本当に速くて、発する一言一言が老人じみてきている。
いまを生きたいと常々思うけれども、過去を振り返ってばかりいるからたまに前を向いたとき、え?もうこんなところ?って思うのかもしれない。

なんて感傷的になっている自分は置いておいて、きょうは5ヶ月ぶりの美容院。
10月に髪切った時点でこうなることは予想がついていたが、5ヶ月はまずいよなー。
そして新千歳空港から予約の電話を入れておいたのだけど、担当の美容師さんが長期休暇(2年!おい!)を取っていて、担当者が変わるとのこと。
行ってみると、なんだかクロスカントリーのユニフォームのような服を着た、ファンキーな美容師さん登場。黒いニット帽まで被ってらっしゃる。
前の美容師さんは本木雅弘似で、一見コンサバっぽくもさわやかおしゃれな服装だったのでそのギャップにちょっと引く。
あ、でもあのジョーダンズ三又似の美容師さんじゃなくてよかった。
あのひとになったら絶対笑っちゃうよー。

長さはあんまり変えたくなくて、色は赤系がいい。
とだけ言ったら、じゃあ長さは変えずに雰囲気変えて、色は暖かみのあるココアピンクにしましょう、と即決された。
なんかこうカラー見本とか何も見せられなかったので、いいのかなあと思ったけれど、基本的にこの美容院のセンスは好きなのでまーいっかと思う。
えーできあがりはやっぱり本木氏(笑)とは違う!
なんかやっぱ色とかももっとファンキーな感じで、雰囲気は大人っぽくなった。
本木氏のときは色はもうちょっと抑え目で、雰囲気もキュートな感じだったし。
うーん美容師さんによってけっこう違うんだなー。
ま、これはこれで気に入ったのでよいか。
私のお嬢イメージはけっこう本木氏につくられてた部分もあるのかも。
髪型ってそのひとのイメージをかなりつくっているんだなというのを再認識した。

夜はマンボウとM論打ち上げ飲みの約束をしていたので、ダッシュで渋谷へ。
ま、美容院のある中目黒から2駅なんだけど。
会うなり、やせた?と聞かれる。
最近いろんな人から言われるんだけど、やせてません。夏から太ってないだけです。
WIRED DINERで飲みつつ、近況報告。
最近胃の容量が減っているらしく、あんまり食べられなかった。くー。
フレンチトースト(バナナ&キャラメル♪)を残してしまったのが心残り。
でもDIXEEのフレンチトーストの方が卵がしみていておいしい。

明日はM先生最終講義。
I先生から「先生にお花渡す係卒業生代表」に指名されてしまった…。
確かに卒業生に日本人女子は私一人しかいないけどさー。
そういう人前に出るやつは苦手なんだい。
って毎年「英国科学実験講座」でやってるけど。



2002年03月05日(火)→→→LOVELOVELOVE?

5日ぶりの学校はとっても新鮮♪
かと思いきや、まったくそんなこともなく、あるのはただゼミという現実。
ゼミだから仕方なく来てみたのだけど、ゼミの後薬品棚整理をするとのことで、中掃除くらいになってしまって結構大変だった。
しかもOくんは会社の書類を今日中に出さなくてはいけないとか言って、休み。
ゼミ出れませんって言っておいてとメール一通。
自分で言えよとも思ったけれど、こころやさしい私はしっかり“会社”のところを強調してNさんに伝える。あー良い子だわ(なげやり)。
筋肉痛の体に、色々薬品やら棚やらを運ぶのは相当きつかった。
でも色々動かしたおかげでちょっと楽になったかも。

その後GC-MSを直してもらうためにKさんに電話。
Kさんはなんと21時過ぎに研究室に来るとか言うので待つはめに。
その間ひまになり、札幌写真を加工してみたり、かわしまくんに送って自慢してみたりした。
ジャンプ台の写真を加工して壁紙にしたら、ステキに仕上がった。
Oさんがあーかぶったー!と悔しがっていた。
この写真は大きくないと意味が無いので、HPにアップするのは重いなあ。

Kさんが来て、その写真を見て、行った事あるとか言い出した。
こんなところにも!とOさんと爆笑。
結局GC-MSは悪いところが見つからないとのこと。
O崎さんが大騒ぎしていたのは一体…と思いつつ、しばらく様子を見ることになった。
それにしても卒業するOさんと私が立ち会っても意味ないよねえ。

そういえばM先生の最終講義の懇親会の受付をOさんとやることになってしまった。
最近私達はセットで考えられているらしい。
ま、きょうで連続8日一緒にいるしね。
さらに卒論発表前はもっと一緒にいたらしいしね。
あーあこれじゃあ親も疑ってるだろうなあ。
毎日煙草臭いし、毎日夜遅いし、電車もバスもない時間に帰ってくるし(←Oさん車通学だから送ってくれるしへヴィスモーカーだし)。
前彼とつきあってたときと傍目から見たら状況同じだもんなー。
私は研究室で働いているのよー!!
Oさんとラブラブでもなあ…。



2002年03月04日(月)→→→札幌最終日&東京

札幌最終日。全身筋肉痛…。
K子ちゃんと別れ、レンタカーを返し、さっぽろ駅へ。
荷物を預けて最後の市内観光へ出ることにする。
まず時計台へ。
休館日で入れず、外から写真を撮る。
テレビ塔へ。
工事中で登れず、外から写真を撮る。
北海道庁へ。
ま、中に入っても仕方ないので外から写真を撮る。
北大も外から写真撮ってただけだし、なんか観光なんだろうか…。

Oさんとはここのところいつも一緒にいるし、だらだらペースが合っているしで、言動がかぶったりすることが多くて、波長が合ってきてるーっておかしかった。
やっぱりナナさんは変わってますよーとか言われたけど、自覚もしてるつもりだけど、それに乗ってくるOさんも変わってるよなあ。
だって大倉山ジャンプ台の話をして、引かないで乗ってきたのはOさんとかわしまくんくらいだったし。←かわしまくんは私よりかなり変わってると思うが。
北大一緒に歩いて二人して超楽しーいとか言ってるし。
最近お互い素モードでいるので、研究室に戻ったときがおそろしいわ。
ちゃんと研究室モードでいられるかしらね。

空港行く電車で席が空いてなかったのであきらめて立っていたら、しばらくしていろんなひとが席空いたよーって教えてくれた。女の子二人座りなよーとか。
なんかちょっとびっくりしつつ、東京って人間関係冷え切っているのかなと思う。
こんなところでも人の温かさに触れて、ちょっと感動。
さらに席空いてないなって思ったら即あきらめて、もうその後は探そうとしないところも同じだねって笑う。
4日、ほんっとうにあっと言う間だったねーとも話す。

空港でひとしきりおみやげ買いに奔走するも、二人とも15分くらいで終了。
きのう食べた生カマンベール“チーズの栞”は売っていなかった。ショック。
研究室にチョコレートを買い(700円。ひとり350円。安っ。)、飛行機の時間までだらだらして、飛行機違うので一時解散。
飛行機の中で山田詠美「放課後の音符」とリリー・フランキー「誰も知らない名言集」を読む。
リリー・フランキーってイラストレーターなのに、文章がすごくおもしろい。
すっごいくだらないんだけどおもしろい。シュール。
コラムとかもいつも鋭くておもしろいしねー。
放課後…は定番だけど、また新しい発見があってちょっと感動。泣きそうになる。
そんなことしてるうちに羽田着。

羽田でOさん彼氏の車に乗せてもらい、家まで送ってもらう。
いつも“うちのバカ彼氏が”とか言っているけど、そんな天然な感じはしなくてけっこうちゃきちゃきした人だった。
結婚迫られててどうしようやってられねーとか言っていたけど、なんか夫婦漫才みたいで、合ってるよなあと思ってけっこう可笑しかった。

家着いて、じゃあまた明日と別れる(会いすぎだよ…)。
家着いたくらいにもう花粉に襲われた。北海道は楽だった…。
それにしても横浜、暑い。
でも家の中は札幌より寒い…。

today's chocolate:
ROYCEの生チョコ、キャラメル。ほのかにキャラメルの感じであとはいつものROYCEの生チョコ。でもやっぱり柔らかくて美味しい♪



2002年03月03日(日)→→→札幌-3(長いです)

きょうは早起きして午前中に大倉山へ行くことにしていたので、張り切って起きる。
K子ちゃんが午前中テニススクールだとのことなので、Oさんと二人で大倉山へ。
きのうの雪で辺りは真っ白だけどお天気はよくて雪が眩しい。
ジャンプ競技場に9:00とかに着いてしまい、リフトが動く9:30くらいまで駐車場でVitz乗り回して遊ぶ。
その場でハンドル全部切ってみたら、本当にその場でぐるぐる回ってる感じ。
最小回転半径小さい!
さらに雪の中なのでふわふわしていておもしろかった。
なんだかゲーセンでレースゲームしているような踏み心地。
ハンドルも軽いし、Vitz買うの真剣に考えよう。

そして念願の大倉山ジャンプ競技場(ラージヒル)。
二人して興奮しつつ、すでに下から何枚も写真を撮る。
リフトで上に登って、展望室へ。
ウワーオ!!!
真上から見下ろせるのでジャンプしちゃうよー!って感じに見えるのだ。
もちろん写真を撮りまくり、大興奮。
まわりの景色もすばらしかった。お天気もよくて、札幌ドームも見えた。
宮ノ森のジャンプ場も見えた。あれはノーマルヒルなのかな。

そして一段降りて、ガラス窓越しじゃないベランダみたいなとこに行って写真を撮る。ひたすら撮る。
その後二人で顔を見合わせて、もう一回上の展望室…行く?みたいになって、行く。
本当に最近波長が合ってきていておそろしい。
上でさらにジャンプ台をみつめて満喫。
気付いたらけっこうな時間が経っていた。
あーでももっといたかったよーう。

とりあえず降りて、ウインタースポーツミュージアムへ。
ミュージアムに行く前に下からまた写真。
除雪機が雪を吹き上げるのが邪魔だなあと思っていたら、止まってくれた…。
ミュージアムでは札幌オリンピック品とか色々展示されていた。
大倉山は札幌オリンピックのラージヒル会場だからね。
最近ではワールドカップで使われているから、自分の中ではおなじみなのだ。
ミュージアムの下の階ではジャンプとかボブスレーとかの体験できるシュミレーターがあるのだけど、すでにジャンプは30分待ち。
K子ちゃんとの待ち合わせに間に合わないのでそそくさと引き上げる。ちっ。
あ、でもカーリングの石は持ち上げてみた(笑)。
Oさんはスピードスケートとかやってみて疲れていた。
そういえばまわり、年輩のひとばっかりだったなあ。
若い人はジャンプ場に興味ないのかしら。
最高なのに〜

K子ちゃんと合流し、午後からボード。
札幌国際スキー場へ。
Oさんは大会で優勝とかしてスポンサーがついていたくらいの腕前なので、教えてもらうことになっていたのだ。
私としてはとてもじゃないけど出来ないとやる気なかったのだけど、せっかく北海道に行くのだからと言われ行くことにした。
さすがにスキー場も広くて、雪もすごいパウダ〜って感じ。
ボードは…マイペースな私とOさんに業を煮やしたK子ちゃんのスパルタ教育についていけず大変だった。
でも私としては板の上に立って滑れたというだけですごく嬉しかった。
立てると思ってなかったからね。
肝心のOさんの滑りなんて見てる余裕なくてまったく見られなかったのが残念。
一回ゴンドラで上にのぼって滑っただけで、日が暮れてしまった。
ゴンドラ一回3500円になってしまった…。
二人はけっこう滑っていたみたいなのでよかったけど。

帰り道、定山渓温泉へ。
よもぎ湯で寝そうになりつつも満喫。
体重量ってみたら、43kg。ちょっと冬にしては少ない。よくない。
やっぱり旅行行くと間食チョコレート量がどうしても減るからかなあ。
夕飯に“回転鮨とっぴー”に行く。
Oさんとキングサーモンに感動。
あと生ずわいもかなりおいしかった。
そしてひとり1000円くらいだった…安い!

家に帰って、きのう小樽で買った生ワイン「冬景色」と生カマンベール「チーズの栞」を食す。
チーズ切ったらとろとろ流れてきて、びっくり。
ワインもチーズもすっごくおいしかった。
疲れてるしおなかもけっこういっぱいなのに全部飲んで、食べる。
Oさん、「北海道住みてー!」連発。
くたくたになって12時には就寝。
もうあしたは最終日なんて早過ぎる!といった感じ。
それにしても長い日記になってしまったわ。



2002年03月02日(土)→→→札幌-2

札幌二日目。
朝起きたら昨日とはうってかわって、雪雪雪。
ようやく北海道らしくなったねーと思うのも束の間、きょうは念願の大倉山に行くのだ。
レンタカーを借りて大倉山へ向かう。
ちなみに運転はすべてOさんにまかせた。ごめん。
K子ちゃんは異様に雪道運転を心配していたけれど、Oさんはスノーボーダーだから雪道慣れてるし安心です。
紺のVitz(四駆)を借りて、二人で、いいよ〜紺Vitz〜!とご満悦。

大倉山に到着。あ!人が飛んでるっ!
と思ったら、本日ジャンプ大会のため駐車できませんの表示。
ショック!路駐できるようなとこじゃないし。
大会中じゃあ上にも登れないし。
ま、雪もすごいし、あきらめてその後の予定だった小樽へ向かう。

小樽、吹雪。
−9℃の表示に震えつつ、小樽運河で写真を撮り、小樽運河食堂の中にある“すみれ”で味噌ラーメンを食す。
おお。これがすみれの味噌ラーメンですか。
最近横浜の家系ばっかりだったので新鮮だった。

小樽の街をうろつくけれど、あまりの寒さに外を歩けない。
なるべくお店を梯子するように移動して、北一ガラスとかオルゴール館とかをひととおり見て回る。
北一で浅葱色のガラス器にOさんと二人こころ惹かれていたら、K子ちゃんは椅子に座って眠っていた…社会人は大変だ。

夕飯に“一心太助”へ。
鮭とイクラの親子丼を頼んだらすごかったー!!
さらにサーモンのお刺身もすごかったー!!
あと、あら汁とカニむき身とぶり大根を食べました♪死ぬほどおいしかったです♪
でもやっぱり安かった!ビバ北海道!

帰ってからテレビをつけたら、大倉山のジャンプ大会(NHK大会?)で原田が飛んでいたことが判明。
うっそーんとみんなでくやしがりながら、この日は終了した。
それにしてもきょうは寒かった…



2002年03月01日(金)→→→札幌-1

ついに3月になってしまった。
2月。短かったなーと思う間もなく、札幌!札幌!札幌!

羽田発13:00のANA063便に乗る。
国内線は初めてだったので手荷物とかどのくらい持ち込めるのかとかよくわからず、空港内のANAのお姉さんに聞く。
看板には手荷物一個までって書いてあるしなーとか思って聞いてみたら、
まあ本当は色々規定があるんですけど、だいじょうぶですよー私が言うのもなんですけどねとか言われて、人間っぽくていいなあと思った。
どちらへ?とか聞かれ、札幌ですって言ったら、寒いから気をつけて下さいねとか言われて、こういうことだけでひとのこころを温めるひともいるんだなあとちょっと感心した。
ANAのスッチーってつんつんしてるイメージあったし。スッチーではないが。

千歳空港着14:30。
ボードを抱えたOさんと合流し、電車で札幌へ。
札幌着いたのが夕方だったので博物館関係に行けず、北大に。
なんか構内、雪降った東大みたい。
とりあえず観光コースっぽい構内案内図を見て辿ることに。
二人とも適当なのでいろんなところに迷い込み、うーわ理学部だー実験装置とか学校と変わんないー!と言いつつ、楽しむ。
クラーク像のイメージが丘の上で指差してるやつ(羊が丘のやつね)だったので、ちょっと拍子抜け。
触媒センターを発見し、Oさんと思わず写真を撮る。
北大でこれほど興奮してられるのはうちらくらいですよーと言われ、ほんっとマニアックだよねーと言いつつ、かなり楽しい。
人工雪発祥の地、の石碑を見つけ思わず駆け寄る。授業、地球の科学でやったやつだー!
獣医学部に行きたかったけど、構内はけっこう雪がすごくて、水溜りもすごくて、足先は死ぬし顔は寒いしで断念。
K子ちゃんと待ち合わせのすすき野へ。

すすき野は街並み銀座、雰囲気新宿って感じ。
ごはん食べつつ飲んで、OさんとK子ちゃんがかなり調和。
きのう電話でどんな子?どんな子?とか言っていた割に、超自然だったのが笑えた。
飲んでけっこう食べて、一人2000円とかなのにびっくり。
北海道物価安いし食べ物おいしいしいいねーと言いながら、K子邸へ。
3LDK広すぎ。
なんかしゃべりが止まらず、3時くらいまで起きていた…。
ま、それだけOさんと私達の波長が合っているってことなのだろう。
見た目は全然違うのにねえ。
Oさんは体育会系、アクティブな感じなんだけど、中味はかーなーりマイペースなので合うみたい。

そんな感じで札幌一日目は過ぎる。
いやー一日目、気温は札幌にしては高くて4℃とかだったらしいけど、寒かった…。


     
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