はちみつ旅行。
 あや



 不安と実感。

定期が昨日までで切れていたから

Rさんを駅まで送るついでに買いに行った。

いつもダッシュで走っていく道を

Rさんと空を見ながら歩いて行く。

すごく幸せだなーと思った。



今日もたくさんメールをくれて

いつ撮ったのか分からない

電車の中のあやの寝顔の写真も送られてきた。

横ではRさんがピースして写っていて

初めての2人の写真だぁーってちょっと嬉しかった。



夜、電話をくれたけど

精神的に疲れていたのと

周期的にくるイライラとかたくさんあって

ぐちぐちな話ばっかりしてしまった。

これ以上話しててダメだなーと思って切った後

すぐにメールをくれた。

「マイナスモードな時ほど側にいたいしいてほしい。

あやが隣にいないと寂しくて眠れない。」



さっぱりした人だし

最近特に何考えてるのか分からなくなって

一人な気がしちゃうことが多かったけど

ちゃんと、見ててくれてるんだね。

嬉しかった。

ありがとうね。

今日も頑張って信じてたよ。


2007年02月28日(水)



 心との戦い。

朝、Rさんを駅まで送って行った。

今日の夜も逢う約束をしていたけど

予定外に昨日の夜から逢えてしまったから

今日はやめるのかな・・・と思って

家を出る前に聞いてみた。

友達と会う約束をしていたけど

夜まではかからないことを伝えたら

「そんなん、会うに決まってるでしょー」と言ってくれた。



向こうのお仕事が終わる時間に合わせて

待ち合わせ場所へ行った。

毎回そうなんだけど

今日の朝まで一緒にいたなんて思えない。

今日は焼き肉を食べに行った。

珍しく真面目なお話をしたな。

昼間、友達と恋愛談義をしてたこともあって

どうしても聞いてみたくなって

「どこからが浮気になるのか」を聞いてみた。

答えは、人によって違うみたいで

Rさんも女友達とご飯を食べたりするけど

その人に持つ感情によるんじゃない?と。

あやの思う、「気持ちがいったら」と同じなのかなぁ。

お付き合いすることになってから

あんまり実感は湧かないくせに

不安になることは増えていく。

でもいつもより全然、前向きに考えられていて

まだ大丈夫なんだけど。

お友達を大切にするところとか大好きだし

尊敬してるけど、ちょっと不安になったり。

自由な人だから、そういうとこも好きなんだけど

ちょっとラテン系はいってるから

女の子に対する扱い方とか

あやにしてくれることも、他の人にもこうなのかなぁとか

余計な詮索をしてしまう。

でも、今日教えてもらったのは

「疑うことはものすごく簡単で

信じることはものすごく難しい」

いつも大人に見えるから

余裕綽々に見えて、更に不安になるけど

表面に出さないだけで、そんなに気持ちは違わないのかな。

Rさんとの恋愛のテーマは「信じること」

これは絶対に頑張って行くんだ。

(その分、ここには書いちゃうんだけどね。)



今日もお泊まりに来てくれた。

全然そのつもりなかったのに

ちゃっかり替えのシャツとか下着とか買ってるんだもん。

・・・可愛すぎ。

そのつもりでいてくれたんだーって

ほんとにほんとにほんとに嬉しかった。



なんでも疑ってかかる人が

「疑うってどういう意味ですか」くらい

疑わない人に出逢った時はもうすごい。

↑って、洋ちゃんが言ってた。



だから、疑わないよ。

不安になったらちゃんと言うけど

余計なことは疑わないの。

2007年02月27日(火)



 

夜は会社関係の送別会があった。

Rさんも一緒だったからすごく楽しみだったけど

反面、恥ずかしいなーとも思ってた。

なぜか周りがくっつけようとしてるから

行動がしらじらしくて笑えるし

何もなかったら平気だけど

こんな関係なだけに落ち着かなかった。



普通に解散した後、後輩と帰っていたら電話がきて

結局、家に来ることに。



ベロベロになったRさんはあんまり好きくないけど

受け入れちゃえるのはなんでかな。

2007年02月26日(月)



 好きということ。

朝、一緒に目が覚めた。

なんか不思議な感覚。

Rさんが家にいるなんて。

あやはお仕事だったから合わせて家を出た。

バイバイした後すぐ

電話がかかってきた。

どうしたのかと思ったら

寂しくなったからーって。

その後はメールをくれた。

昨日、お付き合いすることになっての感想というか

決意表明みたいな誓いのメール。

離れてすぐ、やっぱりからかわれてたら…って

悪い癖で不安になってたから嬉しかった。



でも夕方以降まったく連絡がなくて

まさか波にのまれて…なんて悪い事がよぎった。

しばらくして電話がかかってきた時は

泣きそうになった。



電話でも甘い言葉をたくさん言ってくれる。

ありがとうね。

2007年02月25日(日)



 一生の記念日。

一緒にご飯を食べるために

急いで仕事を終わらせた。

お店を出ようとしたら裏で偶然会った。

「お疲れ様です。後ほど…」

よそよそしい口調がちょっと恥ずかしい。



ご飯を食べながら

お誕生日は何が欲しい?と聞かれた。

今の立場が微妙だから、指輪なんて言えない。

…と言うところから話が広がって(?)

お付き合いすることになりました。

あやは、返事を待ってる方だと思ってた。

あやの性格を知った上で受け入れて頂けるなら、と。

でもRさんは逆だったようで

じゃあいいんじゃないかということで

一緒に生きて行くことに決めました。

もちろん、ちゃんと言って頂いたし。

本物の気持ちを貰ったと思った。



今日はちゃんと帰ろうと思ってたけど、

こういう日は一緒にいたいなと思って

あやの家に来て貰った。



くっついてるだけで幸せ☆

2007年02月24日(土)



 ケンカは恋の更新。

朝、起きたら留守電が入っていた。

朝からRさんの声を聞けるのって嬉しい。

何回も聞いちゃった。



夕方、Rさんが来ていたのに気付かず

休憩に出てしまっていたら

電話がかかってきた。

会社戻るね、って。

いるなら休憩所来てくれたらいいのに…

ふてくされながら電話を切ってすぐ

逢えないまでも、顔見たかった!!ばーか。

ちょっとムカつくメールをした。

送信してから5秒もしないタイミングで

Rさんはあやの横にいた。

その後すぐ入って来たメールは見ないで貰った。

目の前じゃ恥ずかしいもん。

ちょっとだけ幸せな時間を過ごせたのに

夜、初めて不機嫌になってしまった。

Rさんは飲み会に行ってたけど

それは全然大丈夫で。

電話くれたりして、むしろ嬉しくて。

ちゃんと帰ってくれて電話をくれた。

楽しく話してたはずなのに

昼間、ふと不安になったことが溢れて

口にしてしまった。

ただのすれ違いなんだけど、

やっぱり不安になっちゃうな、あやは子供だし。

5つも歳下って、どう見えるのかな。

頑張って大人ぶって物分かり良くしてるけど

いつまで続くか分からないし。

Rさんは付き合ってもケンカしないって言ってたけど

分かる気がした。

姿勢が話し合う体勢なんだよね。

あーもー面倒臭い、みたいのがなくて

納得いかないことをそのままにしない。

だからあやは安心して側にいられるわけだけど。



自分が年上だから、っていう理由で

我慢してることってまだあるのかな…。

あやじゃ受け止められないのかな。

2007年02月23日(金)



 猫の日にゃー。

「自分にとって一番大事なのは

サーフィンかと思ってたけど、違った。

あやだった。」

「自然に無理なく一緒にいられる空間が欲しい。」

その言葉でどれだけ救われたかな。

あやがちゃんと病院に行ったか心配してくれたり

そういう気遣いがとても幸せ。



お仕事が終わったメールを待ってたのに

その頃には眠たくて返せなくて

夜中にくれた電話にも出られなかった。



悔しい…。

2007年02月22日(木)



 再確認。

今日は、昨日の嬉しい報告のお祝い。

自ら「祝杯してよ」って言ってたし。



今日こそは絶対に帰ろうと思って

かなりの決意の元、ご飯を食べてたんだけど。

お店を出て、サザンテラスをふらついて

Rさんの終電を気にしつつ

抱き合いながら話してたら

帰れなくなってしまった。

理由は、終電じゃなくて。

Rさんが一緒にいたいと言ってくれたから。



あやの中では、Rさんは大人。

色んな面でやっぱりそう思える。

でもあんまり口に出しちゃいけなかったのかもしれない。

あやが相談したことで、不安にさせちゃっていた。

でも、自分は年上だからっていうのがあって

うまく口には出せなかったらしい。

あやが彼氏の家に入り浸りだった、というのを聞いて

こっちの方に引っ越そうかなって思ってくれたらしい。

もっと近かったら、もっと一緒にいられるのかなって。

正直、びっくりした。

サーフィン命の人なのに。

そのために海の近くに住んでるのに。

「海の側じゃなくなったら、行けばいいだけのこと。

前みたいに週末に車で行って思いっきり出来れば

毎日じゃなくてもいい。

でも、あやは毎日会いたいの。」

サーファーの人に、ここまで言ってもらえるのって

ものすごく幸せなことだよね?

だって、こんなことあやの頭の中にはなかったもん。

むしろあやの方が考えてたことで

もし、転勤になったらついて行こうと思ってみたり

今のお家はもうすぐ更新だから

Rさんちのすぐ近く、とまではいかなくても

今よりは近くに住んで

お仕事もそっちで見つけようかなぁと思ったり。

付き合ってもないのにそんなこと言えなかったから

今まで黙ってたけど、その話をしたら

すごく喜んでくれた。

毎朝、一緒にお散歩しようね、とか

わんこも一緒にお散歩連れて行こうね、とか。

週末、車で海に行くならあやもついて行って

邪魔はしたくないから浜辺で本読んだり

Rさん見て待ってる。

きっと、そんな時間の大切になるもん。




昨日の嬉しかったお知らせは

転勤の辞令が他の人に出たこと。

もしかしたら、Rさんになる可能性もあったから

結果が出るまで心配だった。

だから、あんなに喜んでホッとしてたのに

今日は転勤になれば良かったと言った。

「あやは遠距離恋愛は出来ないって言ったから

向こうに行ったら終わるわけで、忘れられる。」

もう、嫌になっちゃったのかと思って不安になったら

言葉の意味は違うもので

好き過ぎて辛い、と。

胸が苦しくなるの、と言ってくれた。



そんなに強く想ってくれてたり

不安になる程、好きと想ってくれてるなんて

ちっとも思わなかったよ。

あや、もっと自身を持っていいのかな。

あやももっと、大好きになってもいいのかな。

もう止められないんだけど。




2007年02月21日(水)



 味噌煮込みうどん。

朝、バイバイしてそれぞれお仕事へ。

眠くても、同じ眠さを共用してるなら幸せ。



「売場であやが寝てる確率75%」



そんな可愛いメールをくれた。

ちょっとコドモっぽいところもたまらなく好き。



あやがもっともストレスを覚える事件が起きて

Rさんにメールでグチってた。

今度、話聞いて貰えたらなーくらいだったのに

心配して電話をくれた。

きっとまだお仕事中だったと思うのに

話せば長くなるこの話を真剣に聞いてくれて

励ましてくれた。

そういう人間性に惹かれるんだろうな、きっと。



お仕事が終わったら

「伝えたいことがあるからメールちょうだい」

と入っていた。



ほんとは、すぐ分かったの。

何のお話かは。

だって、あやも心配してたんだもん。

なんだろ、直感・・・かな?

内容は当たってて

とっても嬉しいお知らせだった。



Rさんは会社の飲み会だったけど

行く前に

「味噌煮込み食べた?」

って、それだけのために電話をくれた。

日々のやりとりがどれも大切で嬉しくて

ちょっぴりせつない。





2007年02月20日(火)



 なちゅらりすと。

休憩中に会えた。

ほんの一言、交わしただけなんだけど

そんな一瞬がとっても幸せ。



お仕事を終えて、会った。

お好み焼きを食べながら

会社の話とか色々して貰った。

あんなにビールが大好きだったのに

ちょっと前からウーロンハイを貫いてる。

あやが、お酒を飲む人はあんまり好きじゃないって言ったら

せめて酔っぱらわないように、自制してるらしい。

そんなとこも好きだなぁって思える。

よく行くらしいバーに連れてってもらって

また色んな話をした。

お店の人がかっこよくて見てると

すぐふてくされちゃう。

いつも自然で、感情に素直な人だから

一緒にいると自然とそうなれる。

「いつになったら呼んでくれるのー?

一回だけ、そんなメール来たけどなー」

またしつこく言ってた(笑)



そして終電を逃して

今日もお泊まりしてしまった。

Rさんの呼んでくれる「あや」は心地よくて

とろけそうになる。

同じ名前の人と付き合ったことがあるなんて

忘れよう。

っていうか、そんな気にならない。

だって、今のが大事だもん。

数え切れないくらいの

「大好き」と「可愛い」の繰り返し。

意外とラテン系だったなー。

初めて「愛してる」って言ってくれて

ほんとにほんとにバクバクした。

でも、そう言ってもらえるような女になろうと

努力してたのに、ちょっと拍子抜け。

もちろん、続行だけどね。




2007年02月19日(月)



 濃密な言葉。

あやはお仕事で

Rさんはお休み。

時間はなかったけど朝デニして

バイバイした。

その後もメールくれて嬉しかった。



夜は友達とご飯を食べに行った。

でも、ちょっと考えさせられることがあって

沈みながらお家へ向かっていたら

Rさんから電話があった。

寝る前に声を聞きたかった、と言ってくれた。

こういう意外なところがいっぱいあって

1つずつ知る度に幸せも増えていく。

自分の中で消化出来ないことを話して

聞いて貰ってると、解決してくる。

ほんとに真面目に聞いてくれるところとか

たまらなく大好き。

だんだん悩んでることを忘れて

全然違う話になってくる。

また名前の呼び方を言い出した。

だって呼び捨てなんて出来ないもん・・・

はずかしくて。

○○ちゃん、だと前にいたし。

でも、向こうも同じだった。

前に「あや」っていう人がいたらしい。

仕方ないけど、ちょっと不納得。

時間が経たないと無理だな、こういうのって。

でも

今まで言えなかった、ごめんっていうRさんの声に

嘘はないと思ったし、むしろ愛おしかった。

まだ口では呼べないけど

メールで一度だけ、呼び捨てにしてみた。

は、恥ずかしい・・・。





「会えたら、明日会いたい。」

Rさんの言葉はいつもシンプル。

だけど、素っ気ないんじゃなくて

色んな気持ちが、ぎゅって詰まってるの。



2007年02月18日(日)



 初デートと・・・。

告白された日も、お休みの日だったけど

こうやってお出かけするデートは初めてだー。



午後から水族館に行った。

でもあやが遅れたり

乗った電車が快速で止まらなかったりと

のっけからアクシデント続出で

入館ギリギリの時間になってしまった。

急ぎめで見たけど

マグロに感動するRさんは可愛くて

Rさんとならほんとになんでも楽しい。

雨の中外に出て、海沿いの道を歩いていると

ちょうど雨をしのげそうな場所を発見。



ベンチがあって、だーれも来なくて

目の前に広がる、雨で滲んだ海と夜景。



いかにもあやの好きそうな雰囲気に自ら飲まれてたけど

映画好きロマンティストのRさんもハマってました。

くっついて、雨の音しかしてないところで

ただただ海を眺めて色んな話をした。

Rさんは最初から、今までの彼女の話とかもしてくれるけど

それに嫉妬したりはしないんだよね、なぜか。

そうだったんだーって素直に聞けるところが多くて

一緒にいると不思議な感覚。

これが「受け入れる」ってことなのかなぁ?



あやは昨日の明け方のお返事の

自分の想いを伝えました。

Rさんと離れて家に帰ってからの数時間

自分の気持ちに素直に考えてみた。

多分、好きなんです。

もう、結構前から。

ゆうさんとかぶってたかもしれないけど

そこも否定しないし。

なんでか分からないけど惹かれてた。

話したことがなくったって。

この人と何かある、って思ってたし

なんで、あやを好きになってくれたのかを聞いた時

「感覚」と答えられた時には確信に変わってた。

でも、あやは八方美人で猫っかぶり。

ヒステリックだし、泣き虫。

もし今お付き合いさせてもらっても

いつもみたいに、嫌われるのが怖くて不安になって疑う。

そんな恋愛はもうしたくない。

だから、条件?を出した。

あやはなるべく素のまま側にいさせてもらう。

猫も脱いでね。

それを見た上で、それでも好きと思って貰えるなら

その時は一緒にいる約束をします、と。



Rさんは納得してくれて

そういうのも含めて、お付き合いするってことだし

そういうあやも早く見てみたい、と言ってくれた。

そして、初めてチュウしてくれた。

・・・口に、ね。

頭やらおでこやらほっぺには

いつもものすごくしてくれるけど

どんなに近づいても口には絶対しなかった。

やっぱり、違うよね。

もっといっぱいの愛を感じてしまった。

「さて、次は・・・

いつになったら名前で呼んでくれるの?」と。

・・・いつでしょう(笑)

もう一個嬉しかったのは

お友達の家に遊びに行くのに誘ってくれたこと。

まだ彼女でもないのにいいのかなぁと思いつつ

すっごく嬉しかった。



夜はナンジャタウンにご飯を食べに行って

帰ろうと思ってたのに

離れたくなくて、離れたくなくて

帰れなかった。

あやの具合が悪いから休ませたいという理由で

初めてお泊まりしてしまった。

いいのかな・・・とも思ったけど

Rさんのことは信頼してるし

絶対の自信があった。



ただ、ぎゅうしてもらって眠るだけで

ほんとに幸せオーラがピンクになった。

違う、虹色かな?




2007年02月17日(土)



 時のうさぎ。

朝、目が覚めたらとっても快調。

でも念のため病院には行った。

ただの風邪のようでお薬を貰って出勤。

学生だったら休んじゃうのにな・・・。



明日のために、今日も真っ直ぐ帰って寝ようと

駅に向かって歩いていたらRさんから電話が。

今日は売場に来てたけど、まだお仕事なんだと思って

仕方なく帰ってたから嬉しかった。

ただ、帰るっていう電話だったらしいけど

2人とも近くにいることが判明したので

ちょっとお茶をしようということで会った。

Rさんとご飯を食べるの大好き。

なんかほんとに楽しく食べさせてくれる。

でも突然

「1個だけ嫌なところがあるんだよね。

すげー気にくわないの、言っていい?」

と言われた。

かなりビビって聞いたら

敬語が取れないのが気にくわない、と(笑)

もう、可愛いなぁ。

でも敬語のが、初々しくて楽しいんだもん。

もうちょっと使わせてください、先輩。

いつも通りに話をしていたら

あっという間に終電を逃す。

外に出て、どうしようかと立ち話をしている時

交際を申し込まれた。

ちゃんと落ち着いたら、いつでもいいから、と。

Rさんの言葉は嘘がないと思う。

いつもは「営業トークだもんね」なんてからかってるけど

真面目に話してくれる、あやへの想いには

この人間不信のあやでさえ、疑うところがない。

ほんのちょびっとの不安はあるけど。

結局、朝まで2人で過ごして

一度家に帰って寝てから

午後会うことにした。



Rさんといると時間が経つスピードがおかしい。

時間、早められてないかなぁ?



2007年02月16日(金)



 いつでも。

「土曜日会えなかったら

悲しくて死んじゃうから休んでね」



朝から心配してくれていたのも虚しく

昨日から具合が悪かったのが悪化して

帰ってきたら39℃あった。

仕事は絶対に休めない・・・

とにかく薬とユン○ルだ!!

&しょうが湯を飲んで万全の体制で寝た。



心配して電話をくれたRさんに

高熱で何を言ってるのか分からないくらい

グチグチ言ってしまったことに反省。

こんな時でも、可愛いコでいたいのにな。



2007年02月15日(木)



 バレンタインデー。

今日から、春服になった。

朝からRさんは売場に来ていて

ちょっとだけ見かけた。

新しい服、見てもらいたかったなと思いながら

お昼にケータイを見たら

「新しい制服、可愛いね」

と、メールが入っていた。

見ててくれたんだーって嬉しかった。



チョコに添えるお礼のカードを

一生懸命に描いてる自分に気付いた午後。

待ち合わせまでそわそわしていた夕方。

Rさんを待ちながら時間を潰した本屋さん。

全部、忘れられないものになった。



お仕事の後会って、天ぷらを食べた。

場所を変えてお茶してる時にチョコを渡した。

その紙袋の中身がなんなのか、

すぐに気付いたってことは、たくさん貰ってたんだろうなぁ。



でも、あやが次の土曜日がお休みだと言ったら

遊ぼうよって言ってくれた。

え、休みなの?ご予定は?って

さりげなく探り入れてくるところとか

言い方がすっごい可愛くて

また意外な一面を見れた。



「時間が経つのがかなり早く感じたので

土曜日はゆっくり会いたい」



夜中のこういうメールは

一人で幸せを噛みしめられるから好き。

ありがとう。



2007年02月14日(水)



 ココロ。

今日がお休みで良かった。

目は腫れてなかったけど。

目が覚めたら妙にすっきりしていて

今まで付き合った人の写真を捨てた。

PCのデータも。

Rさんはいつも全部捨てるって言ってたから

なんとなく、マネしてみた。

さすがにまだ、ゆうさんのは出来なかったけど。

見ちゃうと、苦しい。

どうして、付き合ってすぐ出来なかったのに

別れた今出来るんだろう。

もう遅いって、ね。

ケータイの整理もした。

ゆうさんのフォルダを解除して

お仕事の方に登録し直した。

保護してたメールも解除した。

自分から消す勇気はなかったから

これから色んなメールが入ってきて

消えていってくれるのを待つことにした。

もっと涙が出てくるかなと思ったけど

意外と落ち着いて過ごせた。



すごく悩んだけど

Rさんにチョコを作った。

今回はやめた方がいいかなと思ったけど

明日ご飯を食べる約束をしているから

バレンタインに手ぶら・・・っていうのもな。

今はまだ、ほんとに単なる「お礼」の気持ち。

でも期待させちゃうかな、とか

昨日、別れたばっかりなのに

翌日には他の男にチョコを作れるような

軽い女に見られちゃうかな、とか思ったけど

考えは尽きないので割り切ることにした。



チョコを作りながら、ゆうさんのことを考えていた。

去年、出逢ったのはバレンタイン以降だから

今年は初めての日になるはずだった。

ほんとだったら作ったケーキを持って

ゆうさんちにいるはずだった。

今日はお仕事忙しかったはずだから

もう寝ちゃってるはず。

あの人は一人でなんでも出来る人だから

あんまり心配はしていない。



どれくらいの時間を費やしたら

面影を追わなくなるかな。

あとどれくらい日を過ごしたら

涙が滲まなくなるのかな。



ゆうさんは、寂しくないですか?

2007年02月13日(火)



 終わり。

朝から、頭の中はRさんでいっぱいだった。

お仕事中に偶然にゆうさんに会えても

あっさりお仕事に戻れるくらいに。

こんな気持ちで

明後日のバレンタインにあげたり出来ない。

そう思って話をしたかった。

なのに断られた。

今日も遅くなることと

明日の朝が早いから、と。

いつもならいいって言ってくれるのに

しつこくお願いしてもダメだった。

結局、諦めて帰ってきた。



ゆうさんも帰ってきて電話をくれた。

話し合った結果は

終わることにしました。

ものすごく泣いたけど

冷静なゆうさんに話し方に

だんだん自分もさめてきた。

すごく真剣に好きでいたつもりだったけど

電話なんかで終わっちゃう恋だったのかな。

何回もこういう話をしてきたけど

今回は、本当に終わりのような気がしてる。

もう、この後はないんだ。



Rさんが心配して電話をくれて

今から会おう、と言ってくれたけど

こっちがダメなら、あっちみたいで

ずるいから嫌だと言った。

電話で2時間くらい話を聞いてくれて

最後には笑えてる自分がいた。

傷心につけ込んで・・・みたいなことはなかった。

せっかちな人だけど、ゆっくり待ってくれてる。

取りあえず、お友達のままいることにしよう。

というか、そういうの考えるのやめようかな。

今まで、こういうタイミングに乗ってきて

全てうまくいったとは言えないけど後悔をしたことはない。

自分が大切にしているのは

「感覚」と「タイミング」。

ダラダラ流されちゃー違うかもしれないけど

流れるままに、気持ちに正直に行こうと思う。

お父さん代わりの人に言われたのは

あやは年下は向いてない。

おじさんにしとけ、と。

Rさんは31歳。

・・・まぁ、おじさんだな。



時間が合ったら、ゆうさんちに荷物を取りに行く。

その日が来たら、本当に最後。

ケンカをして荷物を取りに行くのは3回目。

本当に最後が来るとは、思わなかったな。



2007年02月12日(月)



 夢だった?

朝、始発で帰ってきた。

ただ、朝まで飲み歩いてただけだけど。

Rさんに、頭にちゅうされた。

どんなに近くにいても口にはしなかった。

大人だなぁ。

告白されたけど

気持ちを知っておいて欲しかっただけらしく

一人ですっきりしてた。

言われたこっちの身になってよ…。

お仕事が終わった後メールをくれた。

寝てないことを心配してることと

気持ちは本当だった、と。



この人のことは好き。

でも付き合っていけるとも思わない。

2007年02月11日(日)



 自問。

朝、ゆうさんの隣りで幸せと思いながら

何か腑に落ちなかった。

シャワーを浴びに行くゆうさんは

浴室にケータイを持っていった。

いつもその辺に放りっぱなしなのに。

出て来てから聞いたら

何もないから見ていいよ、と渡してくれた。

当然、そんなことされたら見ないけど。

今日はRさんに誘われている。

隠し事はしたくないから許してもらうしかない。

いつもなら割とあっさり許してくれるのに

今日はダメの一点張りで

バイバイする頃、やっと許して貰った。



本心だった。

ちゃんと誓った。

「帰りが遅くならないこと」

「後ろめたいことをしないこと」

結局、両方守れなかった。

バカだ、あや。

心に忠実に動きすぎだよ。

お酒が入ってた、なんて言い訳。



手に入れた幸せを壊す気?

2007年02月10日(土)



 ざんげ。

バイブの壊れたケータイが

着信のお知らせで光っているのに気がついた時には

ゆうさんからの着信でいっぱいだった。

珍しいな。

いつもなら電話に出ないくらいで

こんなにかかってこない。

きっと体調を心配してくれてたんだろうな。

なのにあやは懲りもせず

ゆうさんに後ろめたい事をしていた。

浮気じゃないけど。

言うべきか、言わざるべきか迷って

結局言えなかった。

2007年02月01日(木)