思いつき日記
DiaryINDEXpastwill


2006年01月29日(日) ご無沙汰してます。

久しぶりに書き込み。

風邪もひかず元気に生きています。

この間、叔父の別荘の新築祝いに行っての出来事を少々。
わが地方で接待とかにも使う、老舗の料亭に招待いただき、色々話を聴いた。
料亭の料理の素晴らしいこともめちゃめちゃ書きたいのだが、やはり社員
270人の社長の叔父と小さな会社経営をしている叔母の旦那さんの話が
面白く、頭に残っているのでそれについて書きたいと思う。

まずは興味深く聴かせてもらったのはマルサの話。
家に来てありとあらゆるものを調べるそうで。追徴課税あわせて一億取られた
とか、そういうことの借金において銀行はいくらでも貸すとか…。
小さな会社経営の叔母の旦那さんは200万←単位が違う笑
追徴課税来て凹んでたり笑。それが来たら認められた証明だと慰められたり。

後は、私に対して言っていたのだと思うけど、叔父はこんなことを繰り返し
言っていた。

『遠くと足元を両方同時に見れる人になったら男として一人前』

足元っていうのは、今自分に出来ること、しなくてはならないことを
しっかり見つめ、それを実行すること。

遠くというのは、夢や希望。

そのどちらも持っている人が輝いているし、仕事でもいい結果を出している
そうな。私は…足元すらおぼつかず(トホホ)


あとそのいい結果を出していることに付随して面白い話を聞き出せた。

叔父が人を採用する時、ひとつ聞くことがあるそうで。
『今まで生きて来た中で一番感謝していることは何?』

その答えが期待している通りに返ってくるのは10人に1人いるかいないか
らしい。さらにこの質問に期待している通りの答えをして、やる気が違う
女の人を採用したらしいのだが、やはり狂いは無く、すごい仕事を取ってくる
らしい。

と、人事において何を見て、何を考えているのか経験から来る話はとても
ためになったし、面白かった。

。。。。。。

本の方ですが、久しぶりに『氷壁』井上靖『博士の愛した数式』小川洋子
買った。

しかし、ノンフィクションとか実際に起きている事件とか見ているのは興味
深い。日経新聞を読み出して、図らずもライブで出来事を見ることが出来て。

それにしてもライブドアの事件はショックが大きい。
事件後、堀江氏の本を読んでみたけど、なかなか面白いことを考えていて、
結構いいイメージに映った。

しかし裏側では何をしていたか分からない…

もちろん新聞でリークされることはほぼ確実にあったのだろう。
ただ、検察の発表することがすべて真実かというとそうでない事もあるし、
裁判になってみないと分からないのが実際のところ。

マスコミが金の亡者みたいなことを言っているが、それもどうかと思う。
本人は金がすべてだといわれていることに対して否定していたのを印象的に
覚えているし。まあ、大金を手にして人は変わってしまうこともあるからなあ
真実は本人しか知らない…

アメリカでエンロン事件というのがあって、ライブドアの引き合いに出される
ことを目にするが、エンロン事件はまさしく自分の金儲けのために粉飾決算
や自分の会社の株高を演出してきた。堀江氏も自分の金儲けのためにこれを
したのか否か。

私が気になるのは…

堀江氏が積極的にこのことに手を染めてきたのか?
こういう金の還流スキームをすることによって何を得ようとしていたのか?
動機はなんなのか?
ブラックな所との関係は白日のもとにさらされるのか?
政界とのつながりまで白日のもとにさらされるのか?


ここからは私の勝手な推測だが、
自殺したとされるHS証券の社長のことを聞いて心底ビックリしていた
堀江氏。今までの言動。を考えると、宮内氏や岡本氏主導で行われたのかな
と思う。もちろん堀江氏の承認が必要なのは明らかだし、そんなに問題に
なるような逮捕されるようなことをしていたと認識していたかは微妙。
グレイかなとは思ったが逮捕されないと宮内氏や岡本氏を信頼していたと
思えて仕方が無い。

実際、企業には何らかの黒い部分はあるもので、本当の意味で健全な企業
などないと思う。派手にやりすぎて、権力を握るくらいに金を集めることが
出来るような力を持ち始めたライブドアが潰されるのも世の常かなと。

まあ、間違った方向に行ってしまったのは事実なので、社長としてしっかり
償いをして欲しいですが。


ドン |MAILBBS

My追加