白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2006年07月31日(月) 書店の本の底力

私は「趣味は読書です」と胸を張って言えるほどの本好きなのだけど、収納場所の関係で本の購入は最小限度に留めている。

欲しいものは欲しいし、捨てられない本とは一生を共にする覚悟でいるけれど「読みたい度」が普通くらいの本については、出来るだけ図書館を利用している。今時の図書館はなかなか行き届いていて、読みたいと申告すれば、どんな本でも手配してくれるし、高価な本でも手に入るのはありがたい。そんな訳で図書館は大好きな場所である。

だけど、たま〜に本気で書店に行くと「本はお金を出して買うものだな」と思わずにはいられない。書店の本には力があるのだ。同じ本でも、図書館にあって不特定多数の人間の手に渡った本と、インクの匂いのするピカピカの本とでは「面白いから読んでみてよ」と語りかけてくる力が違う気がするのだ。

これは本に限ったことではないのかも知れない。自分が「ここ1番」と思う趣味については、ある程度の投資が必要なのではなかろうか。「金額=物の価値」とは言わないけれど、お金を出して物を買うっていうのは、それ相応の意味があるように思うのだ。

そんなこんなで、久しぶりに新刊本を買ってみた。帰りの電車で目を通してみたが……それほど面白い作品では無かった。どうやら失敗したらしい。そうケースもあるってことだ。まぁ、それでも「本を買った」ってことに意義があるのさ……と負け惜しみを言ってみたところで今日の日記はこれにてオシマイ。


2006年07月30日(日) 祭囃子

今日は地元のお祭り。朝から祭囃子が聞こえてきて、ちょっびりザワついた空気が漂っている。

地元のお祭りでは「布団太鼓」という、だんじりが出るのだけれど、有名な岸和田のだんじり祭りに較べると、かなり地味で、地元の子供会やなんかが、のんびりとした調子でご町内を練り歩く。それほど盛り上がるわけではないけれど、ゆるい感じが地元っぽくて良いと思う。

今日は、どこにも出掛けずに家で過ごすことに。昨夜は義兄一家が来て楽しく鉄板焼きパーティなどを催したのだけど、夫も私も少々草臥れ気味。撮り貯めていた番組を観たり、お昼寝をしたり。こういう、だらけた休日も良いものだ。

おやつ時に実家から電話。先日、亡くなった向かいの婆様の娘さんから「お世話になったお礼に」と塩昆布をいただいたので取りに来いいとのこと。婆様の家は今日限りで引き払ってしまうらしい。娘さんに挨拶をして、婆様の思い出話など。淋しくなるけれど、これも仕方のないことだ。それに婆様は年の順に、自然な形で亡くなったので、幸せな死だった……とも言えるのだし。

夏は私にとって思い出深い季節だ。父が亡くなったのも、祖母が亡くなったのも、愚弟が事故にあったのも夏だった。しかし今年はは夫と2人で気だるく祭囃子など聞いている。何もない夏……幸せなことだなぁ…と思う。

夕食は友人が送ってくれた京野菜と、北海道の帆立貝のお刺身をアテに冷酒を開ける予定。ゆっくりと夏を楽しみたいものだなぁ……ってことで、今日の日記はこれにてオシマイ。


2006年07月29日(土) 鉄板焼き屋・白蓮

晴れの土曜日。夫は仕事。

夫のいない休日って、かなり好きだ。夫を送り出した後「専業主婦だとこんな感じなのかしら?」なんてことを思いつつ、掃除をしたり買出しへ行ったり。用事の合間にネットをしたり。自分のペースで家事が片付いていくのが非常に楽しい。今日は久しぶりに気持ちの良いお天気だったので、掛け布団や枕、座布団を天日干しに。シーツ類もバリバリ洗濯。窓を開け放しての掃除は最高に気持ち良かった。

掃除を終えて買出しに。夕食時に義兄一家が遊びに来るので、その準備も兼ねて。ホットプレートを出して、あれこれ焼いて食べる予定。買出しといっても前カゴのついた自転車(流石に後ろにもカゴを付ける…といった大阪のおばちゃんカスタムはしていない)ので、3往復することになった。太陽が照りつける中での買出しは、掃除のように楽しいとは言い難く、汗だくになって帰宅。

帰宅後は下ごしらえなど。鉄板焼きなので、たいした準備はいらないけれど、薄揚げにチーズをつめたり、山芋をすりおろして出汁と小麦粉で生地を作ったり(トン平焼き用)、コンニャク・豆腐・野菜を切ったり。魚介類は持ってきてくれるので、私は変化球系の具材と、野菜、そして焼きソバの準備など。満腹にならなかった時のために、〆用の焼き飯の準備の抜かりなく。もはや、鉄板焼き屋でも始めようかという勢い。

まだ約束の時間まで1時間もあるのに「どっからでも、かかって来い!」と待ち構えている状態。義兄一家に気を使って、準備万端にしている……のではなくて「ご飯を作って誰かに振舞う」という行為が根っから好きなのだと思う。先客万来。機会があれば、どんどん遊びに来てくだされ。

シャワーも浴びて準備万端。いざいざ鉄板焼きの宴開催……ってことで、今日の日記はこれにてオシマイ。


2006年07月27日(木) 無関心?

日曜の晩から引きずっていた風邪がようやく治った。寝付くことなく治って、本当にありがたい。体調が悪い時は、身辺のことが万事おざなりで軽く荒んでいる感じだったのに、元気になったとたんに視界が開けてきたような気がするから現金なものだ。

今週は仕事で外に出ることが多かった。ちまたは夏休みに突入しているらしく、電車の中や街中で子供の姿がやたらと目立つ。両親、あるいは祖父母に連れられて遊びに出かける彼らは、みな一様に楽しそう。私も子供の頃は夏休みが大好きだったなぁ……なとど、目を細めたりしていたが、躾というかマナーのなっていない子供が多いのには辟易した。

公共施設で子供がじっとしていられないのは仕方のないことだと思う。彼らは好奇心とエネルギーの塊だから、常に動いていたいし、探検してみたいものだから。だけど、一緒にいる保護者がそれに対して、何も言わないのはどういう了見なのだろう。

躾やマナーを教えるって事は「転ばぬ先の杖」ではないけれど、彼らが親の庇護から離れた時、スムーズに社会に適応していくための、布石ではないか思うのだ。人間が大勢で生きていきていくためにはルールは不可欠。そしてルールを守れない人よりも、守れる人の方が何かと便利だし、楽に生きられる。

躾やマナーを子供に教えない保護者ってのは、子供のことを愛してないのだろうか? それとも、無関心なだけなのだろうか? 生憎と私には子供がいないので、彼らの気持ちはサッパリ理解できない。私だったら愛する我が子、あるいは孫の将来は幸せであって欲しいと願うし、そのためにはそれ相応の手段でもって彼らと接したいと思う。が、経験が無い事について、本来は偉そうに語る資格はないのである。

さてと、明日はやって週末。今週は体調がイマイチだったので長く感じた。もう1日、頑張って働かねばなぁ……ってことで、今日の日記はこれにてオシマイ。


2006年07月25日(火) 夏風邪

不本意ながら夏風邪をひいてしまった。

先週は腰痛も落ち着いていて絶好調だったので、調子に乗り過ぎてしまったらしい。シグナルは出ていたはずなのにも迂闊にも見落としていたようだ。「あっ。ヤバイかも」と気付いた時にはすでに遅し。週明けが風邪引き生活スタート。

「仕事を休んでのんびりすれば、すぐ良くなるんだけどなぁ」と分かっていても、こういう時限って仕事が立て込んでいたりするのだから不思議である。幸いにも週明けは夜勤明けの夫が休みだったので家事全般を引き受けてくれた。慣れないながらも、あれこれ動いてくれるのは、つくづくありがたい。

梅雨明けが近いし、週末は義兄一家が遊びに来てくれるし……ここはひとつ、さっさと治してしまいたいところだ。しっかり食べて、早く寝て、養生につとめよう……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。


2006年07月23日(日) 女の裸。

昨夜、夫と連れ立って近くのスーパー銭湯へ行ってきた。

新聞広告に挟んであった割引券を持って、てくてく20分ばかりお散歩など。暑くなってきたら歩くのには辛い距離だけど、昨日はやけに涼しくて、夜道は涼しいくらいだった。

銭湯とか温泉へ行くのは久しぶり。割引券の効果か、それとも夏休みの影響かスーパー銭湯はかなりの人出だった。どこを見ても女の裸ばかりで圧倒される。子供の頃から家にお風呂があった世代の人間にとって「たくさんの人の裸」を見る機会など、滅多にないことなので、やけに新鮮だった。

知人にヌード写真ばかり撮る女性のセミプロカメラマンがいて「人間は裸が1番美しい」と言っていたけど、年齢を重ねた女性の身体……ってのは、言っちゃあなんだが、それほど美しいものではないと思う。ましてや何度か出産した女というのは、それ相応な身体へと変化してしまう訳で。性的な対象者と対峙した時はフェロモンが出て美しく見えるのかも知れないけれど、油断しきっている「銭湯」という空間では「くたびれた女の裸」でしかない。

だが、年を経た女達の身体って、誰かから愛された記憶を持つ身体だったり、あるいは新しい命を生み出して、その子供から「お母さん」と激しく慕われた経験を持つ身体なのだ……と思うと、愛しささえ感じてしまうから不思議だ。露天風呂の椅子に腰掛けて、ぼんやりと女の身体を観察して感慨に耽ってしまった。

銭湯にいた裸の女達にも、それぞれ人生があって、それは私とは係わることの無い人達なんだなぁ……と思うだに、同じ空間で裸になっていることが、不思議なことに思えて仕方がなかった。

たまには銭湯もいいものだ……と思った。お風呂上りに飲んだ瓶入りの牛乳は、とても美味しかった。たまに足を運びたいなぁ……ってことで、今日の日記はこれにてオシマイ。


2006年07月22日(土) 桃。尻。

今朝は食後の果物に桃を食べた。

桃は大好きな果物だけど、高価で手を出し辛い。昨日は近くの八百屋で桃が4個450円だった。迷わず購入したものの「安い桃は筋ばってて美味しくないことが多いしなぁ…」と、いささか心配していたが、うっとりするほど甘くて美味しかった。

夫と向き合って桃を食べながら「桃尻という言葉を日本ではじめて使った人を表彰したいねぇ」と語り合った。ちょっぴりエッチな方向で使われる事の多い言葉だけれど、桃を尻に見立てる感性は素晴らしいとしか言いようがない。ナマコを最初に食べた人が凄いと言われるのと同じく「桃=尻」と最初に定めた人って凄いと思う。

今日は掃除・洗濯・図書館・買出し…といった週末の定番作業に加えて美容院へ行ってきた。カットとトリートメントなど。最近、通っている美容院は美容師さんが無口なので気に入っている。人と話をするのは嫌いじゃないけれど、定番中の定番……と美容師さん達が思っている流行の話題に付き合うのは、好きぢゃない。最近ずっと、黒髪のボブカットなので髪を切っても大して代わり映えはしないのだけど、少し頭が軽くなったような気がする。

本日の夕食は夫が旅行先で買ってきたお蕎麦など。お蕎麦だけでは心もとないので天麩羅を揚げようと思っていたが、夫のリクエストで天麩羅は中止。茄子と厚揚の焚き合わせにした。しばらくは夏野菜攻撃が続く予定。

どこに出掛けた訳でもないけど、なかなか良い休日だった。もしかしたら私は家の近辺で過ごす休日が、いっとう好きなのかも知れない。明日も特別な予定はないけど、何をして過ごそうか…と考えるだけで楽しくなってしまう。のんびり過ごしたいものだなぁ……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。


2006年07月21日(金) 蝉の声

夕方に雨が上がった。とたんに蝉の声。梅雨明け宣言はまだ出ていないけれど、蝉は知っているのかも知れない。夏がすぐそこまで来ている……ってことを。生命のしたたかさに感動を覚えた。

今日は夜勤に出かける夫を送り出した後、ちょっくら実家に行ってきた。乙女な母の体調とご機嫌がイマイチそうなので偵察など。いかにも「偵察に来ました」というのでは格好がつかないので、トイプードルの玩具などを持参。乙女な母は予想通りのイマイチっぷり。ただ、想像していたよりはマシだったのでホッっと胸を撫で下ろす。乙女な母は「用事もないのに娘が遊びに来た」というシュチュエーションに満足してくれたようだ。私も思惑はともかくとして、乙女な母が喜んでくれたという事実が尊い……と思う。

この週末は土曜、日曜共にビックイベントが何もない。掃除機が駄目になっているので買いに行こうか……と話しているけれど、それもお天気次第。どこにも出掛けず、誰も招待しない、のんびりした週末ってのも良いものだ。じつは今週は「何もない週末」をかなり楽しみにしていた。もちろん外に出掛けたり、友人や親戚を自宅に招待するのも好きだけど、それと同じくらい「家にいて自分の好きなことだけをする」ってことが大好きなのだ。

なので今夜は久しぶりに宵っ張り。

雨上がり、蝉が鳴き、いっきに蒸し暑くなったようだけど、今夜はやけに心穏か。「何もしなくていい」ってだけで、人はこんなにも穏かになれるのだなぁ……と感心する。明日、明後日と何をして過ごそうかなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2006年07月20日(木) 続々と雨

大阪は今夜もドシャ降りなり。

仕事を終えた帰宅後に雨が降ろうが雪が降ろうが、生活に支障は無いはずなのに、それでも凄い勢いで雨が降っていると「あ〜あ…」と思ってしまうのは何故だろう? そろそろ梅雨明けなんだろうなぁ……とは思うものの、ちょっぴり乾いた空気が恋しい。

豪快過ぎる雨の音を聞いているうちに、甘い物が食べたい発作に襲われてしまった。冷蔵庫には友人が贈ってくれた北海道の生チョコレートがあるのだけれど、夫のいない夜に1人で食べる訳にはいかない。これはもはや拷問である。挙句の果てには「誰かケーキとか持って遊びに来てくれないかなぁ」と、到底起こりそうにも無いことを妄想する始末。

冷蔵庫には法事のお裾分けで貰ったお菓子があるのだけれど、判で押したように水羊羹ばかり。水羊羹が嫌い…って訳ではないのだけれど洋風のお菓子が食べたい今現在、水羊羹は御呼びぢゃないのだ。せめて小雨だったらば、傘を差してコンビにまでオヤツを買いに出かけるのに。

そんなこんなでドシャ降りの雨を恨めしく思う木曜日の夜。あと1日働いたら週末だし、明日、夫が出勤する前に帰宅出来たら一緒にチョコレートを食べる…ってことも出来る訳だし……などと、相変わらず甘い物妄想にとりつかれたまま、今日の日記はこれにてオシマイ。


2006年07月19日(水) ドシャ降りの夜に

昨夜は妙な時間に目が醒めた。

夫が夜勤の夜は広いベッドで1人寝をする。まだエアコンをつけていないので、2階の窓は開け放して寝るのだけれど、昨夜は風雨がキツかったので雨が吹き込んでこないベランダの窓だけ開けて寝た。が、開け放している窓から聞きなれない妙な音が。1人寝なんてへっちゃらだと思っていたのに、突然恐怖に見舞われた。

「しまった…やっぱり窓は閉めて寝るべきか」と後悔するが、冷静になって考えてみれば、嵐の夜にベランダをよじ登ってくる強盗がいるとは考え難い。しかも、わざわざ古くて小さい家を選ぶ物好きがいるとは、とても考えられない。私が聞いた「聞きなれない音」というのは、ベランダを叩き付ける風雨の音だった。

思えば結婚するまでも、ずっと実家暮らしだったので「1人きりで眠る」なんて体験は初めてのことなのだ。1人でいる心細さを知らずに、この年齢を迎えたは良かったのか悪かったのかは分からないけれど「一緒に暮らしてくれる人がいる」ってことについて、鈍感になっていたのは事実だ。1人で寝るのがこんなに心細いことだなんて、この年になるまで知らなかった。

雨は朝になっても止むことがなく、びしょ濡れになりながら仕事に出掛けた。カメハメハ大王の歌のように「雨が降ったらお休み」になれば良いのに……なんて事を本気で思った。

今日は仕事帰りに同僚のTさんとお芝居に行ってきた。『ドナインシタイン博士のひみつ学会 初恋のひみつ』など。恋と愛の違い……など、なるほどなぁと思わされる話が多く、いささか雑な部分が目立ったものの小劇団らしい良い芝居だと思った。ドナインシタイン博士の研究によると結婚生活は「愛」に属するものらしい。一緒にいたいと思うこと、または一緒にいることが「愛」で、一緒にいられないことを切なく想うのが「恋」なのだとか。意見は色々あるだろうけれど、ちょっとばかり「なるほどなぁ」と思ったりした。

明日も雨が降るようだけど、今日みたいなドシャ降りでなければ良いのになぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2006年07月18日(火) 天秤の傾き

ご無沙汰している友人から電話があった。

「誕生日に家族で北海道に旅行に行ったんだけど、旅先からお土産を贈りました」とのこと。「白蓮さんのお誕生日祝い、今年はしていなかったし、そのつもり…って訳ぢゃないけど気を遣わないでね〜」と言ってくれたものの、私ときたら彼女のお誕生日にはサラリとお誕生日カードを送っただけで贈り物は何もしていなかったりする。いまさら恐縮しても仕方が無いので「ありがとう」とだけ言って、別の機会に何か贈ろうと思う。

今更だが、私は友人に何かを「してあげる」よりも「してもらう」事の方が断然多い。

東京で世話になったFからは「白蓮は優秀な農耕民族だねぇ。小さな種から大きな収穫を得るんだから」と、いつも茶化されるのだけど、本当の事なのでグゥの音も出ない。最近、ちょっくら「してもらう」事に慣れすぎている自分がいる。

もともと尽くし型ではないせいか「してあげる」より「してもらう」方が好きだとは言うものの、このままでは人として駄目過ぎるような気がする。どうやら私は「してもらう」と「してあげる」の天秤のバランスが悪過ぎるようだ。「自分の中で思ってるだけ…ってのは何もしないのと同じ。言葉や態度で表現しないと」ってな事を常々思っているのだけれど、まったく実行出来ていない。

誰かから貰った善意、友情、愛情の何分の一かでも返していけると良いのだけれど、なかなか追いついていかないのが現状である。昨日の日記と少し内容がかぶるのだけど、いつか後悔しないように、大切にすべきものは大切にしなくちゃなぁ……と肝に命じつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


2006年07月17日(月) 旅の心残り

2泊3日の東京旅行は友人達のおかげで素晴らしいものとなった。

毎度、東京では一部例外を除いて食べ物に恵まれない事が多いのだけど、今回は食べ物にも恵まれていたし、暑過ぎる事も無かったので「張り切りすぎてクタクタ」なんて事もなく、ほぼ完璧な旅だった。が、やはり「完璧」なんてことはあるはずもなく「あれをしておけば良かった」とか「友人と、あの話をしておけば良かった」とか、多少の心残りが出来るのは致し方の無いことである。

今回の旅で最大の心残りは銀座で資生堂パーラーに入らなかったことだ。

資生堂パーラーは、ずっと行きたい……と思っていた訳ではないのだけれど、読書好き人間としては数多くの文学作品に登場した場所だけに機会があれば押えておきたいところ。最終日に銀座を歩いていて「ここが資生堂パーラー」と案内してもらったのだけど「ちょっと入りにくいよね」と言う友人に合わせて、うっかり「そうですね」と言ってしまった。が、本当はこれっぽっちもそんな事を思ってなんていなかったのだ。たかが喫茶店。高級志向には違いないが取って喰われる訳ぢゃない。なのに、何故「物怖じしちゃってる私」を演出してしまったのか全くもって謎である。

「ちょっと、いい格好して好奇心丸出し・おのぼりさん風を抑えてみた」とか「ものすごく高いのに、それほど美味しくない(東京では多々このテの事で痛い目に合っている)と嫌だなぁ…という計算が働いた」とか、理由は色々あるのだけれど、今にして思えば入っておけば良かった。好奇心の命じるまま、大好きな小説『白夜を旅する人々』に出てきたアイスクリームを私も食べておけば良かった。

たぶん東京にはまた行く機会はあるだろう。だけど「また今度」が絶対あるとは限らない。もっと、もっとその時々の瞬間を大切にしなきゃいけないなぁ……と反省した次第。

そして今日は洗濯だの、掃除だの、買出しだのとバタバタと忙しく立ち働いた。夕方、夫帰宅。夫も友人と旅を満喫したらしい。慌しく食事と入浴をすませて夫はそのまま夜勤に出掛けた。私も明日からまた通常モード。気持ちを切り替えなくっちゃなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2006年07月16日(日) 帰りの新幹線にて

楽しい時間はアッと言う間に過ぎてしまうのだなぁ…と思いつつ、大阪へ帰る新幹線に乗り込んだ。どんな風に過ごしたとしても1日は24時間と決まっているのになぁ。

東京、第1日目はFの案内で東京見物など。池袋で変わり種の喫茶店へ。女の子が可愛らしくて目の保養をさせてもらった。その後、小さいサイズの靴を沢山扱っていると言う靴店へ。生まれて初めて「靴を選べる幸せ」を味わったと同時に、21センチだと思っていた足のサイズが20.5センチだった…って事を知った。足のサイズが小さい人は、選べる靴が少ないために、自分の本当の足のサイズを把握していない人が多いらしい。プロ意識の高い店員がいる素晴らしいお店だった。

池袋の後は渋谷へ移動。恋月姫の人形展など。やはり彼女の作る人形は素敵だった。ご機嫌で写真集を購入。帰りにちらりと六本木ヒルズを冷やかして、F宅近くの居酒屋さんでN嬢と落ち合い、夕食など。オバチャン臭く、かつお節介な話をしてしまった。まぁ、しかし、それもまた友情…って事で。

2日目は蒲田の友人宅へ。友人の愛兎と初対面を果たす。今まで生きてきて、兎とは親しく親交を持った事が無かったのだけど、兎の可愛らしさにメロメロになってしまった。犬のように懐いてはくれないけれど、ほどよく野生が残っている感じが良かった。友人とは恋の話を中心に、あれこれ話をした。もっと近くに住んでいたら頻繁に会えるのになぁ。また、遠くない日に会いたいと思った。

昼食を終え、友人&愛兎と別れを惜しみ、渋谷へ。待ち合わせて世田谷の向井潤吉アトリエ館へ。こじんまりとして素敵な美術館だった。緑溢れる美しい庭が印象的。日本の懐かしい風景を描いた絵を堪能する。喫茶店で本の話をしたりして、銀座へ移動。「銀ブラ」を楽しんだところで時間切れ。東京駅な移動して、午後8時過ぎの新幹線に乗り込んだ。帰りの新幹線は冷房がマイルドでラッキー。1時間ほど仮眠して現在に至る。

帰宅したら再び日常生活が待っている。旅の余韻をかみ締めつつ、また明日から頑張らねば。非常に良い旅だった。東京滞在中、貴重な時間を割いて付き合ってくれた友人達に感謝しつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


2006年07月14日(金) 新幹線にて

いま、東京へ向かう新幹線に乗っています。

効き過ぎた冷房が苦手なので、長袖のカーディガンを羽織っているのですが「毛布にくるまりたい」と思うほどに寒くて、仮眠もままならず、退屈しのぎに携帯電話でポチポチと文字を打っているのです。

子供染みた話ですが、自動車以外の乗り物に乗るのが大好きです。日常生活と切り離されていく感覚が、心地良く感じられてなりません。窓の外に目をやると、知らない神社でお祭りの提灯が飾られていて「そう言えば地元の神社も、この週末がお祭りだったなぁ」なんて、自分が暮らしている街の事を他人事のように思うのは、なんとも不思議な感覚です。

遠い土地へと移動していく時間って、身体的には「疲れる」以外の何ものでもありませんが、精神面では、良い物だなぁ…と思うのです。

友人と会うための2泊3日。存分に楽しんで参ります…って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2006年07月13日(木) 留守にする準備。

明日の晩から2泊3日で東京へ行きます。

毎度ながらFの家に泊まるので、旅行と言うよりも「親戚の家に遊びに行く」と言うようなノリです。しかも東京という土地が好き…って訳でもなんでもなくて、ただ純粋に友人に会いにいくのが目的なので「旅行に行きます」と言うよりも「友人に会ってきます」と言う方が正しいように思います。

週末に家を空ける……ってことで、今日は帰宅してから週末にしている家事(掃除とか諸々)に勤しんでいました。夫の帰宅が遅くて良かった…などと自分勝手なことを思ったりしています。夫は私が家事をサボったからと言って文句を言うタイプの人ではありませんが「用事が滞っている状態が嫌だし」という自己満足から必要以上に張り切ってしまいました。

思えば結婚してから初めての遠出です。

昨年末、東京へ行った時のことなどを思い出しながら、ちょっと感慨に浸ってしまいました。友人達と会うのが楽しみでなりません。遠距離間の友人関係なんて、いつ途絶えてしまっても不思議ではないのに、ちゃんと続けていけて、こうやって会えるのは嬉しい事だなぁ……と感謝しつつ今日の日記はこれてオシマイ。


2006年07月12日(水) 虫の穴

一昨日、お風呂上がりに居間で涼んでいたら、ダンゴムシを発見した。

私の住んでいる街は大阪と言っても田舎の匂いが残っている場所なので、ダンゴムシなど珍しくもなんともないのだが「居間にいる」と言うシュチュエーションはちょっとばかり珍しい。我が家は俗に言うところの狭小住宅で、ダンゴムシが棲息できるような庭などないのだ。ダンゴムシをポケットに潜ませるような子供もいない。

何故ダンゴムシが居間に侵入したか…と言う謎は解けなかったが、そのまま捨て置いては踏み潰してしまいそうなので「達者で暮らせ」と窓から逃がした。

そして昨日。ベッドに入ろうと寝室に行ったら、カーテンにいかにも成長途中…という感じの若いカマキリがへばりついていた。殺生する訳にもいかないので、やはり「達者で暮らせ」と窓から逃がした。

2夜連続で虫の訪問。夏らしくて良いとは思うけれど、いったい彼らはどこから入ってくるのだろう? 窓や扉を開けた時に飛び込んで来るのだとは思うけれど、ダンゴムシはともかく、カマキリなど飛び込んで来たら分かりそうに思うのだが。

もしかしたら、虫専用の出入口があるんじゃないかと、ふと思った。だとしたら、今後はもっと大物が侵入して来ないとも限らない。そう思うと、少しドキドキした。

この夏、虫が暑い!…かも知れない。

次はどんな虫と対面出来るかなぁ…などと楽しみにしつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。

【追記】
昨日仕込んだお赤飯。初めてにしては上手に炊けた。色と水加減は改良の余地アリ。そしてタイミング良く失業していた愚弟の仕事が決まった。来週から出社とのこと。ほっと、ひと安心。夫の誕生日前祝と、愚弟の就職を祝う目出度いお赤飯になった。これで安心して旅行に行ける。


2006年07月11日(火) お赤飯を炊く

いま、夕食用の煮物の横で小豆を煮ている。

週末は夫の誕生日なのだけど、2人して別々に旅行に出掛けてしまうので随分と勇み足だけど、明日はお祝い用にお赤飯を炊くつもり。「お赤飯を炊くぞ」と勢いづいているものの、まったくもっての初挑戦。ネットで検索しつつ「小豆は8分ほど火を通す」なんて解説を読んで「初めて作るのに8分とか言われても…」と頭を悩ませつつ試行錯誤中。

実家では「お祝い事にお赤飯を炊く」なんて習慣は無かった。

結婚してから私が張り切っていることは「実家での習慣」より、むしろ「実家ではしていなかったけど憧れていたこと」の方がずっと多い。子供の頃に「お誕生日だから、お母さんがお赤飯を炊いてくれたんだ」なんて話を聞いて羨ましく思いつつ「私が台所を仕切るようになったら、お祝い事のある日は、お赤飯を炊くぞ」と密かに誓いを立てていたのだ。

今、夫との生活の中でしていることは私の欲望の結晶だと言っても過言ではない。一般的に「家事」といわれることは苦になるどころか、むしろ楽しくて仕方がないのだ。夫には私の遊びに付き合ってもらっているなぁ……と思う。

実家にいた頃も家事全般に手を出していたのだから、実家でも熱心に家事活動に励めば良かったのだろうけれど、私はどちらかと言うと尽くし型の人間ではないので「誉められてこそ華」みたいなところがあって、誉められないことはしたく無かったのだ。実家では掃除をしても食事を作っても「白蓮が家事をするのは当たり前」という空気があったので、ある程度のライン以上に追求する気にはなれなかったのだ。

結婚してからは何かにつけて楽をさせてもらって、つくづくありがたいなぁ……と思う。夫には感謝してもしきれない。

初めて炊くお赤飯。お祝い事に作るのだから、せめて「そこそこ食べられる」程度に美味しかったら良いのになぁ……と願いつつ、そろそろ食事の支度に戻らなきゃ……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。


2006年07月10日(月) 祖母の法事

昨日は祖母の法事で叔父宅へ行った。

祖母は人として最悪な形で亡くなったのだけと、8年も経てば当時の記憶も薄くなってくる。「忘れる」って事は人間に許された最高の癒しなのかも知れない。当時、激しく渦巻いていた哀しみや怒りも、今となっては記憶の奥底にひっそりと息づいているに過ぎない。しかし、それは私の感じ方にしか過ぎなくて、故人との関わり方によって想いは違ってくるようだ。

叔父一家は法事の間中、乙女な母を見てしきりに「お祖母ちゃんに似てる。そっくりだ」「お祖母ちゃんが戻ってきたようで怖い」と、しつこいくらいに言っていた。が、乙女な母と祖母は客観的に見るだに、似てはいないのだ。もちろん血が繋がっているだけに、パーツ単位で似ているところはあるけれど、乙女な母と祖母は、性格も体型も違い過ぎるので「そっくり」と言うには無理がある。集まった親戚の中で、乙女な母と祖母が似ていると騒いでいたのは叔父一家だけで、ある意味滑稽でさえあった。

叔父一家は乙女な母に薄っすらと宿る祖母の面影に何を見たのだろう?

死んだ人は戻っても来ないし、怖がる事なんてない。むしろ、恐ろしいのは乙女な母が祖母そっくりに見えてしまう彼らの心の闇だろう。これから先も、叔父一家は乙女な母を見るたびに祖母の幻を見て、あまり愉快ではない思い出を反芻しなければならないのかも知れないなぁ。

それにつけても、何かと疲労困憊した法事だった。しかしながら今週末は友人に会いに行く…と言うビックイベントがあるのだし、気を取直して頑張らなきては……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2006年07月08日(土) ハンバーグでお祝い

今日は夫と連れ立ってお買い物。夫の誕生日プレゼントを買いに出掛けた。

プレゼントは登山靴。なので、本人に履いてもらわないと具合が分からないので一緒に行って選んでもらうことに。丁度良い感じの靴が見つかって、ホッっとひと安心。帰りにハーゲンダッツでアイスを食べた。夕食は夫のリクエストでハンバーグなど。洋食屋さん風の献立だったので赤ワインで乾杯……と言っても、夫の誕生日は来週末なので、ものすごく勇み足な前祝である。

夫の誕生日である来週末は夫婦別々に過ごす予定なので、日にちを繰り上げてお祝いしたのである。夫は三連休を利用して、大学時代のクラブの仲間と旅行。当時、合宿で利用していた信州を訪ねるとのこと。なので私も夫のいない隙に、友人宅に転がり込む予定でいる。

結婚して初めての夫の誕生日を別々に過ごす…ってな話をしたら、同僚からは驚かれてしまった。「酷い話ですね。私だったらキレますよ!」とのこと。

そういう考え方もあるだろうけど、どう考えたって今回は夫婦2人で過ごす誕生日よりも「クラブの想い出旅行」の方がレア度が高い。それに、友人っての作ろうと思って作れるものじゃないから、夫にはいま付き合っている人達を大切にして欲しいと思うのだ。夫の友人は夫の財産。これから先、すごく辛い目とか酷い目にあった時に助けてくれるのはお金じゃなくて友人だと思うのだ。(もちろんお金も大切だけど)友人って、無くすのは簡単だけど続けていくのは努力が必要。35歳を越えて想い出旅行が出来る友人がいる…ってのは素敵なことだと思うのだ。

そんな訳で今日は勢い良く前祝い。ささやかながらも良い1日だった。そして明日は祖母の法事。きっと気疲れしちゃうと思うので、今夜はのんびり過ごそうかな……ってことで、今日の日記はこれにてオシマイ。


2006年07月06日(木) 猥談

私は猥談…ってヤツが滅法苦手だ。

……とは言う物の、私も齢34歳の女性である。エロティックな事は嫌いぢゃないし、好奇心だって、それなりに持ち合わせている。要は時と場所さえわきまえていたら、猥談も悪いとは思わないのだ。が、休み時間中とは言っても、職場での猥談は御免こうむりたい。

猥談と言っても、職場と言う場所柄や、女性同志で…となると、その内容は至極可愛らしいものだ。だけど「私は猥談も平気なさばけ女」ってアピールはどうかと思うし、場所をわきまえないTPOの無さ…と言うか、品位の無さにウンザリする。かと言って、あからさまにウンザリした顔をするのも大人げが無いと思うので、それとなく話の方向を変えるようにする程度にとどめている。

性的な話も親しい人と密やかにするなら楽しいとは思う。

ちょっぴり頭が堅いのかも知れないし、古めかしいのかも知れないけれど、こればかりはどうしようも無い。仲良くなれば猥談の一つや二つ…ってのが普通なのかなぁ。まぁ、適当に対処しよう。

今日は1日中、なんとなく落ち着かないというか心ここにあらず…な感じだった。夕食は肉じゃがなのに糸蒟蒻を買うのを忘れて、冷蔵庫にあった板状の蒟蒻を細切りにして使った。なんだかイケてないなぁ……と溜息つきつつ日記はこれにてオシマイ。


2006年07月04日(火) 音楽のある時間。

昨夜は久しぶりに、お気に入りのCDを聞いた。

私はBGMを必要としない人間で、何かをしながら音楽を聞いたり、テレビをつける事を好まない。何かをはじめたら、その事に集中してしまうので、余計な事は耳に入ってこないのだ。まれに、BGMがあっても良いな…と思う事はあるけれど。たとえば、豆を鞘から出す…とか、ジャムを煮る…とか、ハガキを書く(長いお手紙だと書く事に集中するので不可)とか。むろん、音楽が嫌いな訳ではない。

昨日は夕食後、夫がにわかにCD棚の分類をはじめてたので、その流れから、なんとなく音楽の話をする事になり、私のお気に入りの1枚をかけてみた。ホセ・カレーラス『MISA CRIOLLA』など。スペイン人のオペラ歌手が歌う南米のミサ曲集。聞いていると楽しくなるような、切なくなるような、不思議な1枚。

夫がガサガサしている横で、友人にハガキを書いた。頻繁にペンを持ってた頃もあったのに、最近は戴いたお手紙の返事でさえ。メールで返す堕落っぷり。恥ずかしい事だ。「忙しい」を言い訳にしちゃあいけないなぁ……と思う。

たまには、夕食だの入浴だのを済ませた寝るまでの時間にテレビやPCぢゃなくて、音楽を聞くのも悪くない。惰性で生きるのではなくて、もっと意識的に時間を大切にして生きたいものだなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2006年07月02日(日) 梅雨の晴れ間。

今日は町内会の「公園掃除」だった。

私の家の向いの筋には児童公園があるのだけれど、今日はそこの草抜きだの。朝から雨がパラついていて「今日は中止で来週に持ち越しでしょうね」と思っていたのに、公園に行くとすでに掃除が始まっていた。「持ち越すなんて嫌だぁ。来週も早起きなんて勘弁!」と思っていた人が多かったのかも知れない。

うちは夫婦で参加したのだけれど、妻だけが参加している家が多くて吃驚した。自分が暮らしている地域の事だし、しかも大掛かりな掃除となれば男手がいた方が助かると言うのに……男達は何をしているのだろう。もっとも、社会に出て働くのは大変なことだから「休みの日くらいは寝たい」って気持ちは分かるのだけど、なんだかなぁ……と思わずにはいられなかった。

結局、雨は午前中に降っただけで「梅雨の晴れ間」的な休日だった。

先週は仕事がバタバタで夫は草臥れ気味だったし、私もイマイチ調子が良くないので「今日は何もしないでおこう」とて、近くのスーパーマーケットに食料をか意に出たくらいで、夫婦でお昼寝をしたり、オヤツを食べたりしてゴロゴロ過ごした。

「夕食だけは美味しいものを食べたいよね」とて、お誕生日プレゼントに友人が贈ってくれた北海道のアスパラガスとタイミング良く届いた帆立貝をバター醤油で炒めた物に、キュウリ揉み、ズイキ(サトイモの茎)のポン酢和え、ハモと竹輪の天麩羅……と言う、ちょっぴり居酒屋めいたメニューで夕食。どれもこれも美味しくて、すっかりご機嫌になってしまった。外で食べるご飯も美味しいけれど、自分ちで、のんびり食べる夕食がいっとう美味しいような気がしてならない。

特別お出掛けをすることもせず、これと言った用事もしないで、1日だらだら過ごしたけれど、こういう休日の過ごし方も良いものだなぁ……と思った。明日からまた、頑張って働かなくなくっちゃ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


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白蓮 |MAILHP