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2004年10月25日(月) 考えること

考える。考えたくない。考えなくちゃ。

まぁ言い方はいろいろとありまする。(謎)




こういう状態というのは波があるらしく

こないだまでは前向きになれていたと思ったら

一転またどん底な気分で身体が動かないとか

落差が激しいのが本当に困りものです。



今までも何か対して腰が重いのは

重々よーくわかっていますけど

またそれとは違うような感じですね。

時間はたくさんあるのに、やることもあるのに

それを目の前にしながらも、やろうと思っていても

身体がストップしてしまいます。

どっか他人事のような、見ないふりしているような。

そんな自分に焦りも怒りも感じます。

でも、やれない。

ただただ漠然と「時間が過ぎる」のをじっと待ってるような。

考えてしまうとどんどんと引きずり込まれていくようで

その感覚は恐怖感に似ています。

考えるのをやめるためには本を読むか寝てしまうか。

一切、身にならない事で時間をつぶしているだけ。

それができる環境にあるだけ私は恵まれてる?



この間、だーりんが平日休みをとったので

ハローワークまで連れて行ってもらいました。

求人検索が目的でした。

そしてひとつくらいは面接を取り付けてもらうつもりでした。

いい加減、少しくらいは動き出さなければと思っていました。

いつまでも休養していられるほど現実は甘くない。



しかし

就職相談を受けるには、新たに求職票に記入しなければならなくて

その用紙を書いているうちにだんだんと

どうしようもない焦燥感に襲われて

最後まで書かないうちに帰ってきてしまいました。


結局自分は何をしに行ったのか・・・。

自分でも情けなくなってしまって

だーりんにも申し訳なくって顔を合わせたくなくて

寝室に引きこもってしまいました。


その姿がだーりんには

「怒ってる」「八つ当たりされてる」

と思われたみたいですが・・・・(汗)

確かにそう見えたかも知れませんね。

そういう自分への怒りをうまく表現できない

かと言って自分へダイレクトに矛先を向ける勇気もない私は

ぶつけどころがないからだーりんにも当たってしまったのかも。

イヤな思いばかりさせて申し訳なく思います。



そんなこともあって

金曜日にはなんとか自分でハローワークへ行ってきました。

帰ってからどっと疲れて死んでました。

その程度で体力消耗してるなんて情けないですが。


こんな状態でもしもなにもないんですけど

もし今度仕事が落ち着くようになれたら

思っていることがひとつ。


少しは余裕のある人生を送りたい。(笑)


ごく当たり前のことですし、誰でも思ってることですけど

本当に今までせっぱ詰まった生き方ばっかりしてきて

それは自分の道楽でだし、好き勝手にやってきた結果です。


でも、実際こうなってみてふと振り返ってみたら

私はなーんにも残せていないんですよね。

休む時間もお金も保障も。何も残っていない。

こうやって休めば休んでいるほど

押し寄せる現実は厳しいものになっていく。

「ああ、私って生きてるだけでも何かを消費してるんだなぁ」

具体的には電気代やら食費やらとかですが(笑)

自分の居場所すらどんどん無くしていって・・・

自分で自分の首を絞めていっている気がします。



焦りは良くない、とも言います。

そうやって決めた事はうまくいく試しもないとも言います。

でも焦るという気持ちがなければ

いつまでたっても動けない。

どーすりゃいいんじゃ、という感じですね。(苦笑)



気持ちはあるのにマイペースでしか動けない。しかもかなりスロー。

それができてるだけ恵まれているということでしょうか?




*****

BBSへのカキコをしていただいてる皆様へ。

ご心配かけて大変申し訳ありません。そしてありがとうございます。

日記ですらこの頻度でしか

更新できない状態です・・・。<(_ _)>

正直あまりこういう暗いメンタル的な部分を

誇示したくない・・という事もあってなかなか

メール以外、公には話題にしたくない気持ちがあります。

明るい話題が書けるようになりましたら

返信させていただきたいと思います。

ご了承ください。





2004年10月14日(木) ありがとうとごめんね

今日は「このバカ!」と

自分に腹が立たないようにと

えいやっ!と8時前に布団から飛び起きました。

今まではこれさえなかなかできなかったんですよ。

目は覚めてるのに布団から起きあがる気持ちというか

意志が全く沸かなくて鉛の固まりのようでした。


今週あたりから、その鉛が軟化した気がして

「やってみようかな」という気力が少しづつ出てきました。

まあ、それもたいした事ではないのですが

一日に何かいっこだけなんですけどね。

今日のようにできるだけ早く起きれるよう努めるとか

たまった新聞まとめるとか

洗濯機の掃除するとか

いも料理に頭使うとか・・


あ、いも。

恒例により先月だーりんまた芋掘りしてきてまして

たんまりあるんですよ。

今年は私がこんなんで家に居るもんで

結構順調に消費しています。

稼いでない私にとっても貴重な食料ですので。(涙)

しかし手を変え品を変え料理法工夫してましたが

正直さすがにもう見るのもイヤになってきまして

ちょっとお休み中;お米に切り替えてるところです。



こうやって淡々と自分の事も日記に書けるようになれましたし

まあ、いい傾向だなーと自分でも思います。

そしてこう思えるようになったのは

だーりんのおかげだなと。



当初「もうダメだ」と思った時

私はだーりんにこの状況を伝えるのがすごく怖かったんです。

黙って受診しようとも思っていました。

なんてダメなやつだ。弱いヤツだ。

まだ仕事行き始めたばかりで情けない。

そう叱責されるに決まってる・・・・そう思ったからです。

自分で一番そう思っているからなおさらでした。


でも、おそるおそるメールした時

だーりんは早々にすっとんで帰って来てくれたんです。

定時に帰ってこれる事なんてなかった人がです。

一緒に病院に行ってくれるつもりでもいてくれました。

思ってもいない事でした。


休養することになってから

だーりんも最初のうちは頭を抱えて

一生懸命たくさん考えているような状態でした。


酔った勢いでこうなった原因は何なの?と

詰め寄られたり、結局俺が一番の原因なんだよね?と

自虐的なことを言ったり

なんでもう少し頑張れなかったかな、と言われたり

仕事したくないだけなのか?とか

長年仕事をされて来ているお母様を引き合いに出されて

立派な資格を持って恵まれているのにまともに働かない私を

そういう面でも許せないんじゃないのかと言われた事もありました。

あ、やっぱり私はまだ認められてないんだとショックでした。

あまりその時のことは私も覚えていませんが

泣きながらいろいろ訴えた事もあります。



きっとだーりんも辛かったんだと思います。

無理もないです。抱えている問題がさらに増えたんですから。



そういう事もあって、初めのうちは

私はだーりんの顔色ばかり気にしていました。

私はお荷物だ。私はだーりんを不幸にするばかりだ。

だーりんの姿を見ているだけで息苦しくて辛かった。

だーりんもきっと同じだったんでしょうけど・・・



そんな時期もありましたが

今はだーりんは何も言わないでいてくれます。

いつものように私に接してくれます。

きっとだーりんの性格上

言いたいことがたくさんあるだろうに・・;



去年の流産以来、まともに働いていない私のくせに

正直なところ、今になって初めて「休んでいる」という気がしています。

流産して休職していた時も

転職を繰り返して無職の時も

いつでも仕事のことが頭にあり焦ってました。

病気に逃げているだけかもしれませんけどね。

そーだそーだ!甘えるな!と言われそうですけど

ちゃんと自覚していますからそこは突っ込まないで下さい;



それもこれも、だーりんが黙って見ててくれているからこそです。

いつもならきっとはよ何とかしてくれーとか

とっくに言っているはずなのに一言もせかさないで黙ってる。

しかめ面じゃなく、明るく笑ってもくれる。

それだけで私は心が安定するんです。

太陽であるだーりんの周りをうろちょろしてる

小惑星みたいなものなんです。(汗



最初のころは自責の念と

情けなさと申し訳なさだけでドロドロだった私ですが

今はだーりんへの感謝の気持ちでいっぱいです。



こういうときは自分の事だけ考えて

ゆっくり休むこと。

普通の風邪のように数日で良くなるものではないよ。




友人や周りの皆さんからそう言っていただきましたが

いつまでもそういう訳にはいかないみたいです。

「だーりんの為にも」って気持ちがやっぱり一番あるんです。


不安はありますが、仕事もそろそろ始めたいと思っています。

無理をしているわけではなく、自然とそう思えるまでに

なってきたというか・・・。

もちろんナースとしての自信、仕事への自信も

取り戻すことも目標なんですが、一番取り戻したいのは

だーりんへ胸を張って素直にぶつかっていける自信なんですよ。

今はへりくだりまくりですからね・・これでも。




P.S.
久々に日記を更新したあと

たくさんのメールをいただきました。

かなりご心配をおかけしていたようで

申し訳ありませんでした。<(_ _)>



2004年10月12日(火) おひさしぶりです

ご無沙汰の日記です。

更新しなかった、というより

できなかったというか・・・。




前回の日記以降、挙動不審や動悸、不眠は

私の危機感と恐怖感を煽り続けてまして

「もうダメだ」と心療内科の門をくぐる事に。


強迫神経症と抑鬱状態ということで

ただいま自宅で休養中です。

休養といっても何をするわけでも

何ができるわけでもなく日々過ごしていますが・・・



今現在はかなり落ち着いていますが

朝〜昼過ぎまでが絶不調で夕方から絶好調という

完全に堕落したライフスタイルになっています。

夜早く寝ても同じです。朝動けません。

いつもいつも目覚めると

「なんで起きれないんだ!このバカ!」

と自分に腹が立ちますよ。


当初人の中に居ると無性に怖くて

店に買い物もほとんど行けない状態だったのですが

今はかなり平気になってきています。

薬も処方されたんですが

動悸は気にならなくなったけれど

その他は下痢と胃の不快感で返って調子悪くなったので

今は勝手にやめて飲んでいません。

本当は良くないんでしょうけどね。

眠れるようになったし(というか寝過ぎなくらいだし

薬に頼ってしまうのも怖かったので。



だーりんには多大な迷惑をかけてしまいました。

逆にだーりんの方が精神的にキツイんではないかと

正直、だーりんの側でだーりんの一挙一動を

見ているのが辛くていたたまれなくなります。

自分が一番情けないと思っているだけに

だーりんに言われるちょっとした言葉にも

一気にドーンと落ちる程ダメージくらいますね。




早くこの状態から抜け出さなきゃ

早くまた仕事しなくちゃ



最初はそういう気持ちになって焦ることもありました。

でもそういう気持ちになるのが夜中だったり

寝入りばなだったりして

気ばかり焦ってなかなか寝付けなくなって

そして朝(つうか昼?)になると動けなくなってる。

悪循環ですね。



でもね。

抜け出すというよりも

今のこの私と向き合うというか

うまく付き合って行かなくちゃ

何も始まらないのでは・・・と

思うようになってきました。



わかってても認めたくなかったんですよ。

でも私が認めてあげなくちゃ誰が認めてくれる?



こうなった原因は何だろう??



年の差夫婦となって

どんどんと年を取って、若いだーりんに負い目は

ずーーっと感じていました。

友人カップルと会うたびに若い彼らに

年のことでずーーっと引け目がありました。

この時点ですでに私は自信を失っていたのかもしれません。


去年子供を亡くして以来

また悲しみと共にひとつ自信を無くしました。


私に残っているものは仕事だけ。

その仕事さえ今年になってからはうまくいかなくなって

最後に残っていたわずかな自信すら無くなってしまった。


それでプツンと切れたのかもしれませんね。

それがすべての原因なのかはわかりません。




とにかく、この失った自信を取り戻したい。

ありのままの今の自分を受け容れながら。

今はただそれだけです。


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