金色の夢を、ずっと見てる

2009年06月28日(日) 土日の事。

土曜日。

この日は、ユウは朝から義実家へ。本当は保育園に預けて家の掃除などしようかと思ってたんだけど、数日前にお義母さんから
「土曜日、何も予定がないならユウちゃんをどこかに連れてってあげたいんだけど、いい?」
と連絡がありまして。じゃぁぜひ、とお願いする事にしました。


10時半位に義実家に預けて、私は久々のエステへ。先月末に行く予定だったんだけど、急用が入ってキャンセルしたっきりになってたのです。季節メニューだという、毛穴クレンジングをメインにしたコースをやってもらいました。しかも今月1回目のお客さんにはサービスで足の加圧マッサージもできますけど、やってみます?との事。おもしろそうだったのでお願いしました。

膝上まである銀色のブーツみたいなのを履いて、スイッチオン。プシュー!と空気が送り込まれ、つま先から膝上に向かって5段階ぐらいに別れて包み込むように圧迫されます。最後に全体をギュ〜ッと締め付けて、プシュ〜と空気が抜ける。その繰り返し。圧迫しては開放するってのを繰り返す事で、血流やリンパの流れが良くなってむくみや冷え性に効くんだそうです。

それが終わったら、膝下のマッサージ。気持ちいいんだけど、人にそんなに時間かけて足を触られる事ってあんまりないんで、なんか照れました(笑)確かに、終わったらちょっと足がすっきりしてた…かも。考えてみたら、私は冷え性もないし足がむくむような事もあんまりしてないからな(^^; 立ち仕事の人とかがやってもらったら、もっと効果が実感できるのかもね。


エステの後はちょっとスーパーで買い物して、ついでに向かいにあるミスドにも寄る。5月にあれこれ新商品が出てたんだけど、なかなか機会がなくてまだ食べてなかったんだよね。明日の朝食のパン代わりと、義実家へのお礼&手土産としていくつか買いました。モスとコラボしたハンバーガーみたいなドーナツも、やっと買ってみました。それから同じ通り沿いにあるモスでドライブスルー。こちらでもミスドとコラボしたドーナツバーガーを買う(笑)


帰ったら、ハンバーガーで昼食にしました。録画してたドラマを見て、ついでに次郎君がレンタルしてきてた『おくりびと』を見ながら洗濯物をたたんでたら、久しぶりにマキから電話がかかってきました。ヒマなのでリリちゃん(生後9ヶ月)連れて遊びに行っていい?と。もちろんどうぞ〜と快諾し、マキが来る前に急いでちゃちゃっと掃除。

会うのは3月にミヅキんちで集まって以来かな?その頃はまだ寝返りするだけだったリリちゃん、もうとっくにハイハイするようになってて、つかまり立ちもマスターしてました。あいかわらず目が大きくてラブリーv ちょうどさっきミスドを買ってたので、コーヒー飲みながらおやつタイム。以前、ハニーオールドファッションってのがあって大好きだったんだけど、いつのまにかなくなってたんですよ。それに似た感じで、新商品のクッキークルーラーのハニーがおいしかったです。


次郎君も帰ってて家の前で何やら作業をしてたのですが、途中でちょこちょこ会話にも参加。基本的に子供好きな人だし、マキともとっくに顔なじみなので
「うちはそのぐらいの頃はこんな感じだったよ〜」
とか言って普通に加わってました。うちでユウの台所侵入防止に使ってたベビーサークルの話をしたり、あーだこーだと盛り上がっててふと気付くと夕方6時!マキの所は旦那さんが大体毎日遅いらしいんだけど、今から帰ってぼちぼち夕飯やお風呂の支度をしてればちょうどいいかな?という事でお開きにしました。

チャイルドシートですごく汗をかく…と言ってたのでうちで使ってたチャイルドシート用の汗取りパッドと、さっき話したベビーサークルを貸し出す事になりお持ち帰り。うちに2人目ができたら返してねって事で(笑)



その後、次郎君がDVDの返却のついでにユウを迎えに行ってくれました。実は『おくりびと』が途中になってたので、もう1回借りてきてと言ったら
「……いいけど、金払えよ」
せこっ!!(笑)4枚で1,000円でしょ!?いいじゃん、250円ぐらい。
「わかったよ、出すよ!」
とは言ったけど、多分踏み倒すね(笑)



夜、2人が寝た後で『おくりびと』の続きを見ました。おもしろかったんだけど、終わり方がちょっと…なんかもうちょっと欲しかったなぁ。あと、普段の会話のシーンとかはかなりトーンが抑え目なので音量を大きくして見ちゃうんだけど、途中でオーケストラとか怒鳴り声とか唐突にボリュームが上がるシーンがあるので、そこだけ急に音が大きくなってビクッとしちゃうの。あれはどうにかならないもんかね。

見終わって、DVDをケースに戻すついでに次郎君が他に何を借りてきたのか見てみたら、なぜか宮部みゆきさんの『長い長い殺人』があったので驚く。これって映画になってたの?と思いましたが、どうやらレンタル用のDVD作品(……いわゆるVシネマ?)らしいです。いや〜次郎君は小説とか全然読まないし、私が宮部みゆき好きだって事も多分知らないので偶然なんだろうけど、本当にビックリしました。


…で、せっかくなので見ました(笑)2時間ぐらいあったのでどうしようか迷ったんだけど(その時点で深夜1時)、でも今日見ておかないと返却までに見る時間は多分ない。いいや、明日は日曜だし!と。


えー結論から言うと、やはり原作ファンにとっては微妙(苦笑)疑惑の犯人に谷原章介、それを追う刑事と探偵が長塚京三さんと仲村トオル…とキャストは悪くないんだけど、あの作品って『登場人物達の財布が出来事を語る』っていう設定が斬新で面白かったんですよ。財布それぞれもキャラがあって。でも映像化されちゃうとやっぱりどうしても人が中心になっちゃうから、原作ではほとんどそれで話が進んでたともいえる『財布の語り』がほとんど出てこないの。

普通のサスペンスというかミステリーとしては充分面白かったんだけど、原作の面白さがちょっと活かしきれてないように感じられて残念でした。今回だけじゃなくて『理由』といい『ブレイブ・ストーリー』といい、宮部作品の映像化はどうも難しいな。せっかくだから『クロスファイア』も借りてきてもらって見てみようかな。




日曜日。

寝たのが3時過ぎだったので起きれずにダラダラ。9時過ぎに目が覚めたらしいユウにちょっかい出されて起こされ、2人でベッドの中でしばらく遊んで、結局ちゃんと起きたのは10時近く。次郎君はとっくに起きてました。


一応次郎君に聞いてみたけど、やっぱり昨日の『長い長い殺人』は宮部作品だと知ってて借りてきたわけではないようです。
「仲村トオルが主演で、なんかサスペンスっぽくておもしろそうだったから」
だって。いや、主演と言えるほどメインの役かどうかは微妙…でもまぁ最終的に犯人を追い詰める役どころではあるから、主役級といえば主役級ですね。

ていうか、聞いた事もない作品を『おもしろそうだったから』というだけで借りてくるほど、ヒマなのか?自営業としてはあまりありがたくない状況だな、それは(--;




夕飯に豚の角煮を作ってみました。ていうか正確には、昨日から作ってました。合わせ調味料を作って、表面を軽く焼いた豚バラブロックを圧力鍋で煮る事15分。浅めの器に移して冷蔵庫で1晩冷やして、固まった脂を捨てて温めついでに再び軽く煮る。普通なら1〜2時間煮込むものらしいんですが、圧力鍋で挑戦したので煮時間は15分。でも結局食べるのは翌日になるんで、手間がかかってるんだかかかってないんだか(苦笑)

でもレシピに『1晩冷やして、固まった脂を捨てる(←意外と多い!)』って書いてあったの。『意外と多い』とまで書いてあると、捨てなかったら脂っこくて辛いんじゃないか?って気がしてさ〜。

初めてにしてはよくできたと思うんだけど、ちょっと甘味が足りなかったかな?蜂蜜を入れたんで砂糖を控えめにしたんだけど、控えすぎたかも。あと、スジ…っていうか肉の繊維がどうしても歯に挟まる感じ。これって長く煮込めば柔らかくなるんでしょうか。また挑戦してみよう。


それにしても、圧力鍋ってなんか怖い(苦笑)シュンシュンなってる横で調理してると、何かの間違いで鍋が爆発しやしないかとちょっとビクビクしちゃいます。慣れれば平気かな?



2009年06月26日(金) ファンじゃなくてもショックだ。

最初にニュースを見た時は何かの間違いかと思ったんですが、本当だったんですね。

あまりにも突然だった、マイケル・ジャクソンの訃報。



中学の頃、友達の家にマイケル・ジャクソンのアルバム『スリラー』のカセットがありました。まだCDよりカセットが主流だった時代です(苦笑)それは友達が持ってたわけじゃなくて、彼女いわく
「なんでか家にあった」
との事だったので、もしかしたらご両親とかが買ってたのかも知れないけど、とにかく中学1年の私達が聞いてもカッコいいと思いました。

その頃、給食の時間の校内放送で生徒のリクエストした曲を流してくれるコーナーがあったんです。で、『スリラー』の中にイントロに犬の鳴き声が入ってる曲があって
「これを流してもらったらウケそうじゃない?」
という話になり、当時2人で愛読してた雑誌のキャラクター名をPNにしてリクエストした事がありました。かかった時は、曲がどうこうよりも
「リクエストしたの誰だ!?」
という事で教室中が大騒ぎになったのを覚えてます。

曲名とかは全然覚えてないんですが(判る人いたら教えてください)、私が初めてマイケル・ジャクソンというアーティストを知ったのは、その時でした。




高校の頃、体育の授業で創作ダンスがありました。適当に仲のいいメンバーで6〜10人ぐらいのグループを作り、選曲から振り付けまで全部自分達でやって発表する。好きな曲を適当につないで使うんですが、そのダンスのラストにマイケル・ジャクソンの『Heal The World』(だったと思う)という曲の最後のサビの部分を使いました。今でもなんとなく歌えます。



『スリラー』のPVでゾンビの群舞の1人が振り付けがうろ覚えみたいで踊りきれてない、という話を聞いて友達と探して大笑いした事もありました。特にファンだったわけではないけど、その私でも学生時代の思い出の中に彼の楽曲があります。ここ数年は音楽以外の事でニュースに上る事が多かったように思いますが、やっぱりすごい人だったなぁ…と。



整形とか黒人コンプレックスとかいろんな噂が囁かれてるけど、それもなんだか切ないなぁと思います。あれだけの成功を収めて、音楽界にものすごい影響を与えて、そんな人でも逃れられない何かがあったのかなぁ。日本人だって有色人種だけど、同じ肌の色の人間ばかりが暮らす単一民族国家では、その肌の色をどうこう思う理由もない。

オバマさんが大統領になって大騒ぎしてた時でさえも
「彼は黒人と白人のハーフだから、純粋な黒人ではない。我々の本当の苦しみは彼でもわからない」
とテレビの前で語っていた黒人女性がいました。白人が多数を占めていて、肌の色が違うというだけで迫害された歴史のある、そして今なおその名残が残る国で黒人として生きるのはそんなに大変だったんだろうか。



今はそういう事からも開放されて、安らかな気持ちでいられるのならいいなと願うばかりです。昇り詰めた人間にしかわからない苦労や辛さもあったんだろうけど、コンサートを前に熱狂するファンの姿を見て、少しでも幸せを感じてくれたのならいいなぁ。


ご冥福をお祈りいたします。



2009年06月25日(木) 今日の出来事2件。

その1。

保育園から帰る時に、いつも園庭の隅っこにある小さな滑り台をすべってから帰るのが日課のうちのお嬢さん。今日も滑り台に近付いていくので、いつものように
「1回だけよ?」
と言ったら
「うん!」
と頷いて滑り台に上りました。

ところが、今日は思わぬ障壁が。

大体、この時間帯はいつも年中〜年長さんの子達が園庭で遊んでるんですが、いつもは彼らにとっては小さいため見向きもされずに忘れられてるこの滑り台に、なぜか今日は複数の子がいたんですね。で、ユウが階段上ってさぁ滑ろうとしたら、滑る方から年中さん(多分)の女の子が逆走して上ってきちゃったんです。おまけに、後ろの階段の方からも同じぐらいの女の子が上ってきちゃって
「早く行って〜」
と急かされちゃった。

早く行って、と言われても、前に人がいたら滑れない。かといって引き返そうにも、すぐ真後ろに別の女の子がつかえてて動けない。そこで立ち上がって順番を譲るという発想はまだ3歳児にはないようで、どうしていいかわからずに完全に固まってしまいました。


しばらくは
「どうするかな〜」
と思って見てたんですが、3すくみみたいになっちゃって誰も動けない。っつーか、これは普通に考えたら逆走して上ってきた子がいけないんだよね?でもこれはちょっと親の贔屓目が入ってそう見えるのかもしれないけど……その逆走してきた子は、ユウが困ってるのをわかっててわざと通せんぼしてるようにも見えるんですよ。顔が楽しそうなの。

さすがにもう助けた方がいいかな?と思って近付き、ユウに
「おねえちゃん達にすべらせてってお願いしようか」
と言うと、うんと頷いて小さな声で
「すべらせて」
と言ったのですが、前に立ちふさがってる子は避けてくれない。


え〜……正直に言います。イラッと来ました(苦笑)心の中では
「どけやコラ」
と毒づきつつも、あくまでもユウに向かって
「もう1回お願いしてみようね」
と声をかける。ユウが頑張って
「すべらせて!」
とさっきより大きい声で言うのと、近くにいた保育士さんが事態に気付いて
「あ!コラ、○○ちゃん!」
と声をかけてくれたのが同時でした。


「○○ちゃん(←逆走してきた子)、危ないから反対から上っちゃダメっていつも言ってるでしょ〜?□□ちゃん(←後ろから急かしてた子)も、前の子に近すぎ!ちっちゃい子が間で困ってるでしょ!?」


保育士さんに言われた途端、2人とも
「あ、やべ」
みたいな顔をして、後ろにいた子はちょっと下がり、前にいた子はユウの脇をすり抜けて後ろに回り、おかげでユウはそのまま滑り降りて私の所に走ってきたわけですが……



う〜ん、なんというか、自分が子供を持ってからずいぶんマシになったと思ってたんですが、私の生来の子供嫌いは完全になくなったわけではなかったようです(苦笑)その2人だって悪気があったわけではないのだし、別にユウが危害を加えられたというわけでもないのに、一瞬本気でイラッとしましたからね。保育士さんが声をかけてくれるのがもう少し遅かったら、多分私は周囲の人に聞こえないぐらいの声で
「いい加減にしなさいよ、どきなさい」
って言ったと思います。当然、笑顔なんてナシで。あぁ我ながら大人気ない。






出来事その2。

夜、ユウがしまじろうのDVDを見たいとゴネ始めました。テレビの上に乗せてあるDVDを自分で取ろうとして、手前の縁に腰掛けるように置いてあった小さな猫の置物を落としたんです。私が
「あ!」
と言ったのでユウも
「しまった!」
という顔になり、DVDに伸ばしていた手を引っ込めました。

「ネコさん、落ちちゃったよ」
と私が言うと『うん』と頷く。
「こういう時はなんて言うの?」
と尋ねると、ちょっと考えてから
「……おちたよ」

いやそうじゃなくて(苦笑)私はそこで『ごめんなさい』という言葉を引き出したかったのですよ。目の前で起こった事をただ報告されても…とつい笑いそうになりながら
「おちたよ、じゃないでしょ?なんて言うの?」
と重ねて聞くと、う〜ん……と考えて、あ、と何かに気付いたような顔をして言いました。





「おちました!」





そうじゃない!(笑)誰が丁寧語に直せと…と今度はこらえきれずに笑ってしまったんですが、考えてみたらいつのまに『丁寧語に直す』なんて事を覚えたんだろう?

どうやら、『落ちた』じゃなくて『自分が落とした』事を自覚してないようだったので、
「ユウの手が当たったからネコさん落ちたんだよ。こういう時はごめんなさいって言おうね?」
と言ったら素直に
「ごめんなさい」
と言えたのですが、本当に語彙が増えたんだなぁ…と妙な風に感心してしまいました。


そういえばこの前実家に行った時も、両親の車がそろってたので私が
「あれ、お父さんいるのかな」
と呟いたら、それを聞いたユウが
「じいちゃん、いるかもしれないね!」
と言ったので笑ったんですよね〜。まぁ確かにその時のお目当ては父だったんですが(前日が誕生日だったのでお祝いにお刺身を買って行ったのです)、今まではこっちの言葉を繰り返すだけだったのに、いつの間にかちゃんと自分の言葉でしゃべるようになってました。子供の吸収力ってすごい。



2009年06月21日(日) 三者三様『父の日』

久々に実家に泊まった朝。

母は仕事だったので朝から出勤。父にユウを頼んで、スーパーとドラッグストアにちょっとだけ買い物に行きました。


父の日だし、一応両方の父親に缶ビールでも贈ろうかなと。てかまぁ毎年缶ビールなんですけど(笑)だって物を贈るにも選ぶのが難しいじゃーん。実家の父には妹と連名で服を買ってあげる時もあるけど、義父にはもう結婚してからこっち缶ビールで統一してます。

自分では飲まないので、味の違いが判らない。しばらく悩みましたが、一応贈り物だからちょっといい奴にしよう…というわけでエビスビールに決定。2箱買ったら、レジのお姉さんが
「シールは貼らない方がいいですね」
だって。父の日用だってバレバレです(苦笑)


その後、スーパーへ。なんとなく肉じゃがが食べたくなったので夕飯は肉じゃがにしようかな〜なんて思いながら歩いてて、ふと気付く。


……そういえば、うちの次郎君も『お父さん』だったな。


じゃぁ何か次郎君が喜びそうなものにするか〜…って事でステーキに変更。肉じゃがは明日で。あ、ポテトサラダ作ろう。次郎君は普通の生野菜サラダよりポテトサラダが好き。ジャガイモが続くけどまぁいいや。


実家に帰って父にビールをあげたら
「……スーパードライの方が好きだったな」
とちっちゃい声で言われました(苦笑)え、マジで!?まぁ買ってきちゃったもんはしょうがない、って事でとりあえず置いてきました。どうしても好みじゃない時は誰かにあげるとかさ(^^;

その後、ユウ連れて帰宅。ちょうどお昼直前ぐらいだったんだけど、私もユウも朝御飯をしっかり食べちゃったせいであんまりお腹が空いてない。次郎君に
「じゃぁ俺だけでいいから何か作って」
と言われ、
「自分の分だけなんだから自分で作ろうとは思わんのか!?」
と軽くイラッとしつつ(苦笑)冷やご飯をチャーハンにしてインスタントのラーメンを作ってあげました。私とユウに朝食としてピザトースト作ってくれた父とは大違いだなこの野郎。



午後はまったり過ごし、夕方ぐらいに次郎君はユウを連れて彼の実家へ。お義父さんへの缶ビールを届けてもらいました。いや、父の日の贈り物なんだから自分で行った方がいいってのは判ってるんだけど(ん?でも次郎君のお父さんなんだから、次郎君が行くのも間違いじゃないよな)義実家に行くには結構急な坂を下りなきゃいけなくて、ビールの箱を抱えてそこを降りられる自信がないのです(T_T) ちょうどユウも遊びに行きたがってたので、じゃぁその間に夕飯の支度してるから!と送り出す。


出かける直前に、ユウがベッドにオレンジジュースをこぼしちゃったので、シーツやベッドパッドを洗濯。紙パック入りのジュースを手に持ったままベッドで飛び跳ねて遊んだらしい。ちゃんと見てなかった私達の不注意ですね(^^;

しかし洗濯したはいいが既に時刻は夕方。今から干しても乾くわけないし、でも部屋干しするには物がでかすぎる。もうしばらく帰って来ないなら、コインランドリーに乾燥機かけに行けるんだけどな〜…と思って次郎君に電話してみたら
「(何時に帰れるか)わかんない。だってじいさん(義父)と出かけてまだ全然帰ってこないんだもん」
って、どこに行ったんだ!?まぁとりあえず時間はあるようなので
「往復と乾燥機で1時間ぐらいかかるから、その間に帰ってきたら先にお風呂にでも入ってて。お風呂は沸いてるし、ご飯も炊けてるしスープもポテトサラダもできてるから、なんなら先に食べ始めててもいいよ」
と伝えて家を出ました。

キングサイズのベッドパッドに布団用シーツ2枚(掛・敷)と枕カバーが2枚。さすがにこんだけあると干すにしても一度には干せないもんな〜。いつか家を建てる時は、これだけのものがいっぺんに干せる広さの物干しスペースが欲しいな〜(言うだけならタダだから)



乾燥が済んで帰ってきたら、ちょうど2人はお風呂に入ってました。上がるのを待ってステーキを焼いて出したら
「お!?なんでステーキ?」
と嬉しそう。
「父の日だから」
「……そうか!俺もお父さんか!」
と大ウケ。まぁね、私も母の日に『自分も一応対象者か?』と思ったもんな(笑)


えーちなみに義父は
「…なんでエビスなんだろう」
というリアクションだったらしいです。次郎君によると、エビスは結構クセがあるので、人に寄って好き嫌いがあるらしい。私、自分が飲めないんで味の違いがまったくわからないんだよね…来年からスーパードライで統一します(泣)←次郎君いわく、多分それが一番無難なんだって。



2009年06月20日(土) 虫嫌いは遺伝したらしい。

今日は、朝から保育園で個人面談でした。

1人当たり15分の短い時間ではありますが、担任の保育士さんとサシで話せる貴重な機会。さっそく、一番気になってた事を聞いてみました。


「ユウ、団体行動できてますか?」


この前の保育参観の時に、みんなはちゃんとできてるのにユウだけ気ままに動き回ってるって場面が何度かあって。それからずっと気になってたんです。家での躾が甘いのかなとも思いましたが、でも集団の中で『こうしなきゃいけない』とかって、実際に集団の中にいる時じゃないと理解が難しくないですか?

保育士さんの答えは
「できる時とできない時があります」
でした。まぁ考えてみたらそうだよなー(--; でもやり方としては、『皆がしてるからしなさい』よりも『今は○○の時間だからしなさい』の方がいいみたいです。
「他の子がお片付けしてるから」
よりも
「今はお片づけの時間だから」
の方が、やるべき事として本人が納得しやすいと。なるほど。

家で、アンパンマンを見たくてお風呂に入るのを嫌がったりご飯を食べるのを嫌がったりするんですけど…という事に対しても、同じように
「今はアンパンマンの時間。でもこれが終わったらお風呂の時間だよ」
というように言ってみたらいいかもしれませんね〜との答え。う〜ん、それは結構やってると思うなぁ。
「じゃぁこのアンパンマン見たらお風呂ね」
とか。でもそう言っても、いざ今見てるのが終わると
「まだ見る」
とごねるんだよなぁ。

同じく保育士の妹によると『保育士さんの言う事は聞くけど親の言う事は聞かない』ってのはよくある事のようなので、そこはもう長期戦の覚悟で気長に付き合うしかないんだろうな。



個人面談の後は、ユウはそのまま保育園にお願いして外出。3月末で辞めたパートさんとランチに行きました。

辞めた後に『実は社内の人と付き合ってて秋に結婚します』と爆弾発言をして驚かせてくれた彼女(笑)ここ最近は衣装選びのためにドレスショップに通ってるそうで、試着の写真も持ってきてくれてました。え、見ていいの?まぁ試着のならいいか…と思っていたら
「多分ウェディングはこれで、カクテルドレスはこれになると思うんですけど…」
って、それ言っちゃっていいの!?


シンプル好みの彼女に対して彼はひらひらフリフリのかわいい系が好きらしく、一緒に見に行くと全然好みじゃないものを勧められるんですよ〜とは聞いてました。その後どうなったかな〜と思っていたら
「絶対ナシ!あり得ない!と思ってたドレスが、あんまり勧められるんでじゃぁ着るだけね、と着てみたら意外と大丈夫で(笑)結局、カクテルドレスは彼が選んだ奴になりそうなんです」
だって。おぉ、いい感じにまとまったのね。

ドレスも着物と同じで、着てみないとわからないんだよね〜。好きな色が似合うとは限らないし、『いい!』と思って着てみても『あれ?』となったり、逆に『ん〜じゃぁ着るだけね』と思ってたら『あれ!?いいじゃん!』ってなる事もあるし。私自身、写真で見た時は
「う〜ん……好みではない気がする…」
と思ってたドレスが、ドレスショップの店員さんに勧められたので着てみたら、自分も含めて満場一致でそれに決まったんだもん(^^;

驚いたのは、ドレス選びに毎回彼が同行してるんだって。それも結構積極的に
「これ着てみたら?」
とか意見も出してくるそうで。店員さんに
「こんなに新郎様が熱心なカップルも…」
と珍しがられたらしいです(笑)ちょっとウザいかもしれないけど(おい)面倒くさがってなんでもかんでも
「好きにしていいよ」
って丸投げにされるよりはいいのかなぁ。



自分の時はこういうとこを後悔したから気をつけた方がいいよとか、人の結婚式でこういう演出がおもしろかったよとか、彼のご両親と仲良くなれそう?とか、なんやかんやと話してて気がついたら3時!いや〜実は途中で何度か
「場所を移してお茶でもした方がいいのかな〜」
と思ったんですが、私がユウのお迎えを
「3時ぐらいには来ます」
って言っちゃってたので、移動してもあんまりゆっくりする余裕はないかな?と思ってるうちに立ち損ねたんですよ(^^; ランチのコースでデザートとコーヒーも出てきちゃったしな〜ってのもあって。


準備が本格的に忙しくなるのは来月からのようです。招待状を送るのは真夏なんだけど式は秋だから、招待状のデザインをどうしよう?と悩んでました。頑張れ〜(^^)



彼女を家まで送って、保育園へ。予定より1時間ほどお迎えが遅れちゃいましたが、思ったほど子供も少なくなってなくて、楽しそうに遊んでたので良かった。



夜は、次郎君が飲み会でいなかったのですが、たまたま今日は実家の両親も日帰り旅行に出かけてて帰宅は9時過ぎ。じゃぁ行ってもしょうがないか〜…とユウと2人で家にいたのですが、トラブル発生!


羽アリが出ました(;;)


羽アリって正しい名前なのかな。よく判らないんだけどシロアリの一種のようです。名前のとおり羽があるので、その辺を飛び回ります。実は前にも出た事があって、その時は次郎君がなんとかしてくれたんですよ。巣と思われる場所を特定して殺虫剤で対処してくれたんだけど、それ以降も時々思い出したように出るんです。しかもなぜか、次郎君がいない時ばかり。


築40年近い中古の一軒家なので、シロアリがいても不思議ではないんですよね。次郎君が
「できれば1〜2年以内に家を建てたい」
と言ってる最大の理由は実はこいつらしいです(苦笑)確かに、こんだけ出るって事は柱とかもう結構危険な状況になってるんじゃないかって気がするもんなぁ。

ちょっと前にも、次郎君が用事で出かけてる時に羽アリが部屋の中を飛び始めて、最初は1〜2匹だったんで見つけるたびにティッシュでつかまえて捨ててたんですが、段々数が増えてきてそのうち常に3〜4匹が飛び回ってる状態になって、私はもちろん嫌なんだけどそれ以上にユウが
「ママちゃん、むしむし!むしむしいるよ!!」
と嫌がって大騒ぎ。結局、食べかけてた夕飯をそのまま持参して実家に避難した事があったんですよ。それも2回も。


過去の2回は、次郎君も飲みじゃなくて地域の用事とかだったので、私が
『こういうわけで実家に来てます。なんとかしてくれないと帰れないよ〜(;;)』
とメールしておいたら、帰宅してから
「片付いたよー」
と連絡をくれて私達も家に帰れたんですが、今回は飲み会。て事は帰りが何時になるか判らない(てか多分深夜の2時とか3時とかだ)。でも、さっきから1〜2匹飛んでるのを退治してもしばらくしたらまた1〜2匹飛んでるって感じなので、これはほっといたら増えるよね?この状況でこれ以上家にいるのはイヤだ…(--;


結局、ちょうど両親もそろそろ日帰り旅行から帰ってくる時間だったので
「こんなわけで今日は泊めてくれ」
と連絡して、また実家に避難しました。こりゃ本当に早いとこマイホームを検討した方がいいかもしれないな〜。



2009年06月18日(木) 3歳児健診に行ってきました。

昨日書いてた臓器移植関連の法案、ちょっと違いましたね(^^; いや、私が見てた『提供可能年齢を12歳に引き下げる』というのも1つの案だったんだけど、最初に提出されて結局可決されたのは、『家族の同意があれば年齢制限無し』の案でした。



……て事は、可能性としてはまだ3歳のユウが提供を依頼される側になる事もあり得るわけで……



夫婦や、成人した子供を含む親子だったら、何かの機会にこの問題についての意思確認(万一の場合には提供する意思があるか否か)を話し合う事もできるだろうけど、子供が小さいうちは無理だよねぇ。そういう場合ってやっぱり親の判断になるわけだ。

我が子が長く生きられなかった分、臓器だけでもどこかで誰かの役に立って生き続けて欲しい…と考えるか、短い一生を終えなければならなかった我が子に、さらにその体にメスを入れるなんてかわいそうでできない…と考えるか。

親としてはどちらも判る気がするけど、それ以前の問題として、子供が自分より先に死ぬとか考えたくないってのが本音です(苦笑)


重い病気で移植を望む人達にとっては、外国での移植が不可能になるかもしれない現状で希望の光ともいえる法案なのでしょう。でも一方で、昨日の日記で書いたような『長期脳死状態の子』を持つ親御さんにとっては、暗に提供をせまられたり、提供を承諾しない事で批判されるような事態になりはしないかという危惧もあり。難しい問題です。







さてさて、話は変わりまして。

先日無事3歳になったうちのお嬢さん、3歳児健診に行ってきました。

っつーか1歳半健診の時にも同じ事を書いてるけど、どうしてこういう健診って平日にやるかね!?平日にやってもいいけど、土日にもやってほしい。3歳児の母が皆が皆専業主婦じゃないんだぞ!?

……と一言物申してこようかと思ってましたが、応対してくれた保健師さんもその他スタッフの人も皆良い人だったので言えませんでした。てか言うの忘れました。弱いぞ自分(苦笑)



私は1日休暇を取ってたのですが、ユウは朝からいつも通り保育園へ。健診が午後からだったので、午前中に掃除やら洗濯物たたみやらさせてもらいました。ついでに録画したままたまってたドラマが3時間分見れたので良かった。(でもまだまだ残ってる。もうぼちぼち最終回を迎え始めてるのに)


そろそろ出なきゃな〜と準備をし始めた時に、健診に持って行く問診表をまだ書いてなかった事を思い出す。あっぶね〜と思いつつ封筒から取り出して書こうとしたら…げげっ!聴力と視力の検査で、事前に家でやらなきゃいけないものがあるじゃないか!

聴力に関してはこんなテストをしてみてください。視力に関してはこんなテストをしてみてください、とご丁寧にテストに使うイラストまで入ってる。しまった……


ちょっと悩みましたが、間に合わないもんはどうしようもない。えーと聴力は〜…聞こえないフリをする事はあるけど(お風呂に行きたくない時とか、呼んでも振り向きもしない)本当に聞こえてないかもと思った事はない。なのでオールOKで記入。視力は〜…あ、これ最初の記入項目に『検査はちゃんとできましたか?』ってのがある。回答の選択肢が
1 できた
2 できなかった
3 やってない

で、しかも2を選んだ人にはさらに
a まだ難しいようだ
b 片目を隠すのを嫌がった
c 遊んでしまってできなかった
d その他

という4択。


にチェックしておきました(^^; さて、保育園に迎えに行こう!



13時過ぎに保育園に着いたら、ちょうどお昼寝の時間で静まり返ってました。お昼寝風景って初めて見たんだけど、子供達の自由すぎる寝相がかなりおもしろい(笑)寝たまま連れて行こうと思ってたのですが、抱っこしたら起きちゃった。そのまま、保健福祉センターに着くまでにまた寝るかな?と思ったんだけど寝ず。着いたら
「ママ、今からどこ行くの?」
と言われたので
「ユウちゃんが元気に大きくなってるかな〜って見に行くんだよ」
と答えると
「ふ〜ん」
と言いながら首をかしげてました。最近は本当におしゃべりが上手になったなぁ。



受付をしたら、まずは採尿。大人でも
「出せと言われてすぐ出るか〜!」
となる人が多いので大丈夫かなと思ってましたが(笑)最近は昼間はパンツで過ごす事が多いので『トイレに行ったらする』という感覚を理解してるのがよかったようです。大人用の和式トイレでちょっとよろよろしてましたが、無事成功。……私の手に少々かかりましたが、産まれた時から世話してる相手だとまったく動じないもんですね(苦笑)


次は保健師さん(多分)と話しながら発達具合の検査。靴・服・傘・鉛筆などのイラストが描かれた紙を見せて、保健師さんが
「履くものはどれ?」
「着るものはどれ?」
などと質問するとその絵を指差す。次いで紙と鉛筆を渡され
「ここに○って描ける?」
「じゃぁ×は描ける?」
その後、ユウに好きに落書きさせてる間に私とお話。
「ハサミは使えますか?」
「折り紙を折る事はできますか?」
など聞かれたんですが…家ではさせた事がないもんなぁ。ハサミはまだ触らせてないし、折り紙も家でやった事ない。正直に
「家ではやった事ないですが、保育園ではハサミを購入したので使ってるかもしれません。あと園で作りましたと折り紙で作った作品をもらった事があるので、できてるかどうかはともかくやってるはずです」
と答えておきました。

3歳児に家でハサミって使わせるか?(--;



次は身体測定。別室に移動して、パンツいっちょになって身長と体重を測りました。どちらも極めて標準。そのままお医者さんの問診。聴診器を当てられてる間もおとなしくしてたし
「はい、お口あーんして」
と言われた時も上手に出来たし、うん、今のところ順調だぞ。



ここで
「視力の検査ができてないようなので、○番のお部屋に行ってください。スタッフがいますので、そこで検査します」
と案内されて移動しました。


なんて言うんでしたっけ、あの視力検査の時に使われるアルファベットのCみたいな形。画用紙で作った大きめのCをユウの手に持たされ、担当のおばさんの手には小さなCが書かれた10cm四方ぐらいの厚紙。
「じゃぁ、おばちゃんが出したのと同じになるようにユウちゃんが持ってるドーナツさんを回してね」
と言われて検査開始。

おばさんが目の前にかがんで画用紙を見せた時には、なんの問題もなし。画用紙のCと同じ向きに持ち替えてクリア。

おばさんが3歩ほど下がって画用紙を見せられた時も、問題なし。

しかし、2.5m離れて同じ検査をされた時に問題発生。
「ドーナツさん、どっち向いてる?」
と言われても楽しそうに手の中のCを弄ぶだけでノーリアクション。
「ユウ、おばさんが持ってるちっちゃいドーナツさん、見える?」
と聞くと、意味が判らないという感じで首をかしげる。こ、これは……ユウ……見えてない?



結局、何度かやってみて2回ほど正解はしたんですが、本当にわかっててできたのか偶然当っちゃっただけなのかが判然としない。その結果
「一応紹介状を出しますので、近くの眼科を受診してください。もし何かあっても、早めに対策をすればすぐ回復するケースもありますから」
と言われました。がーん。3歳にしてもう視力低下?テレビ見せすぎか?


その後歯科検診もあり(問題なし)栄養相談。ユウはこの頃になると場所にも慣れてきたし退屈してきたらしく、ず〜っとうろちょろして少しも座ってない。栄養士さんに
「…落ち着きないですね」
とボソッと言われてしまいました。ちょっとー、何か障害でもあるのかと思ってギョッとするから、あんまり軽くそういう事言わないでほしいわ〜(苦笑)


栄養相談が終わったら、ロビーにておもちゃで遊ぶ様子を見ながら保健師さんと個人面談。でもここではそんなにたいした事話してないかな。普段の様子を見てる保育士さんの方が、よっぽどいろいろ判ってくれてるし話しやすいもん。



健診が終わったのは15時ちょっと過ぎ。帰りに近くのおいしいパン屋さんでいくつかパンを買って、いつものスーパーによって夕飯の買い物。ユウが一緒だったのであんまりあれこれは買いませんでした。


つーか、保育園でのお昼寝を1時間ぐらいで中断しちゃって健診だったんで、帰りにまた寝るかな〜と思ってたんですよ。でも予想に反して全然寝なくて、帰ってからもいつも通りで別に眠そうじゃない。しかも夜には9時ぐらいになって
「カンフーパンダ見るー」
とか言い出すし。

次郎君がDVDを借りてきたんです。公開時にアンパンマンの時間帯に頻繁にCMしてたんで、印象に残ってたみたい。ユウも話の展開なんかはさすがにわかってないんだろうけど、パンダとか虎とかねずみとか自分もわかる動物がたくさん出てきたので楽しかったみたい。昨日も見たのに今日も見るって(--;


正直言うと、私はこの手のCGアニメがちょっと苦手。ディズニーとかもだけど、ちょっと独特の動き方をするでしょ。あれがどうにも目障りで。なのであんまり真面目には見てなかったんだけど、ユウに付き合って見てたら…う〜む、ストーリーは意外とおもしろい。

そして日本語吹き替え版の声優陣が無駄に豪華。きっちり全員確認してはないけど、大半がプロの声優さんじゃなくて女優さんや俳優さんじゃないか?キャスティングを見て気付いたぐらいだから決して下手ではないんだけど、こういうのに芸能人を多用する風潮はあまり好きではないので、なんだか微妙な気持ちになりました。

餅は餅屋って言うんだから、プロの声優さんに任せればいいのに。



そして結局カンフーパンダを最後まで見たユウは、寝た時間はほぼいつも通り。こりゃー明日起きないぞ〜。



2009年06月17日(水) 高い給料もらってる分マジメにやれよと。

脳死関連法案の決議でなんやかんやと話題になってますが……ちょっと前に『長期脳死の子供を持つ親』がテレビでインタビューに答えてるのを見たんですよ。


その子は産まれてすぐからもう脳死状態だったんだそうです。通常は脳死になって数日のうちには心臓も止まってしまうので、その子もきっと数日の命だろうとお医者さんは言ったそうですが、結果的には1歳5ヶ月までそのまま生き続けたんだそうです。お母さんは
「ずっと眠ったままで目も開けなかったし声も聞けなかったけど、たった1年5ヶ月でも生きてくれて良かった」
というような事を言われてて。



『脳死は人の死か』っていう事がずっと問題としてあるんだけど、このご両親にとっては脳死状態のこの男の子は生きてたんだよね。そして私も、上で無意識に“生き続けた”って書いてる………呼吸器に繋がれて、目を覚ます事もないし回復もしない、機械を止めればそのまま心臓も止まってしまう。でも、このご両親にとっては確かに『生きて』いた。



私は、自分がもし脳死状態になったら、使える臓器は使っちゃって欲しいと思ってます。ドナーカードでもそう意思表示してる。本人に聞いた事はないけど、もし次郎君が同じ意思表示をしてて脳死状態になったら、臓器の提供に承諾すると思います。

でも、もし今ユウが事故か何かで脳死状態になって
「同じぐらいの子供で、重い病気で苦しんでる子がいます。臓器の提供を」
って頼まれたら……それを承諾できる自信はないです。


もちろん、まだ3歳だから本人の意思表示なんて無理だし、そもそも新しい法案でも『臓器の提供年齢を12歳に引き下げる』だから今そんな事があっても提供を依頼される事はないです。でも仮にその法案が通ってユウが12歳とか13歳の時に同じ事になっても、結局法は変わらなくて提供可能年齢は15歳のままでユウが15歳になってからそんな事になったとしても、やっぱり私は脳死状態の我が子を前にして
「どうぞ臓器を使ってください」
と言える自信はないのです。


自発的に呼吸をしていなくても、もう二度と目を覚ます事はなくても、それが機械の力であってもまだ心臓が動いていて温かい子供の体を前にして、親の意思でその鼓動を止めるという選択が果たしてできるのか。



何年も前に、私が
「ドナーカードを持とうと思う。ついては家族署名欄に署名して欲しい」
と母に頼んだ時に
「お母さんは自信がない」
と断った母の気持ちが、今なら判ります。





でもきっと、泣いて泣いて、どんなに待っても、どんなにお金をかけても、誰にお願いしてももうこの子は還ってこないのだと思えたら、承諾するような気はします。どう頑張っても取り戻せないのなら、せめて今まで生きた結果を何か残してあげたい、と思うんじゃないかと。



国会議員の人達も、多くは家族がいると思います。よく国会中継とかで大声で野次を飛ばしたり居眠りしてる姿が見られますが、どうか自分や自分の家族に置き換えて真剣に考えて審議して欲しいと思います。

今、病気を抱えている子の親だけじゃない。今は健康でもいつか病気になるかもしれないし、不測の事態で移植を求める状況になるかもしれない。逆に提供を依頼される側になるかもしれない。多分、子を持つ親の大多数にとって重要なことなんじゃないでしょうか。



2009年06月14日(日) 『井上雄彦 最後のマンガ展』見てきた。

今日は、大学時代の友人アヤノと2人で『井上雄彦 最後のマンガ展』を見に行ってきました。


東京で開催されてすごい話題になったというマンガ展。高校時代『スラムダンク』にはまり、今は中断してるけど『バガボンド』も読んでた者としてはぜひ見に行きたい。同じく行きたがってたアヤノと日程を調整し、最終日にようやく見に行く事ができました。

ちなみに、私はユウを実家に、アヤノは子供2人を旦那さんに預けてのお出かけです。てか本当は私も次郎君がユウを見ててくれるはずだったのに、数日前になって
「友達んとこの新築の手伝いに行く事になっちゃった」
……その日は子供を見てないといけないから、て断らないの?私、もう友達と約束しちゃってるんだよ?最終日だから延期もできないのよ?それでどっちの実家もヒマじゃなくて預かってもらえなかったらどうするの?と唖然とさせられたんですが、幸いうちの両親が休みでヒマだったので預かってくれた次第で。

友達大事にするのはいい事だけど、家族を蔑ろにしてどうすんだバカヤロウめ…と思ってたとこに昨日の一件ですよ。腹が立つったら。



まぁそれはおいといて、井上雄彦展。たまたま昨日行った人から情報をもらえたんですが
「午前から行ってて、昼過ぎに出た時にはもう当日券が完売してた」
という話を聞いたんですね。げげっ、マジで?これはのんびりしてたら入れない可能性もあるのでは?というわけで、朝一の時間で行く事にしました。10時ぐらいに開場だろうから、10時を目指していけば大丈夫だろう。すぐには入れなくても、当日券が買えればいいよね。そう思って10時10分ぐらいに熊本現代美術館に着いたのです。


美術館は建物の3階。1階のエスカレーターの上り口付近に当日券売り場。パッと見た感じ30人程度が蛇行した行列を作ってるけど、でもそれだけみたい。よし、やっぱり早めに来て正解だったね♪…と並ぼうとしたら、警備員のおじさんに
「当日券の購入ですか?」
と止められました。はいと答えると
「すいません、当日券を買われる方はあちらに並んでいただいてるんです」
と警備員さんが示した先には………


少し離れたアーケードの中に、横に5〜6人ぐらいの幅で長さ50m以上の行列が出来てました。ぎゃー!しかも後ろの方に『最後尾』と書かれたプラカードを持ったお姉さんがいたんですが、そのプラカードに『ただいま、15時入場の当日券を販売しております』って書いてある。

え、つまり今これに並んで当日券を買っても、15時にならないと入れないって事ね?


ちょっとだけクラッときましたが、しかし買わないわけにはいかない。予想以上の盛況ぶりにビビリながらも、とりあえず行列に並びました。アヤノと2人で
「思ってた以上だったね…」
と話す間にも、行列どんどん伸びてるし(汗)


結局、当日券が買えた時点で11時回ってました。“入場時間の30分前から並んでいいよ”という事だったので、じゃぁ14時半まで時間をつぶさなければ。そんじゃまぁとりあえずランチに行こうか。



『子供が一緒だと行けないような店』で『子連れじゃ食べられないもの=コース料理』を食べよう!という事になり(笑)2人であれこれ相談した結果、すぐ近く(というか美術館の隣)のホテル日航熊本の中にあるフレンチレストランのランチに決定。わ〜い♪

前菜の『トマトと生ハムの冷製カッペリーニ』に始まり、オーソドックスなコーンスープ、魚料理は海老と帆立、肉料理はひき肉のキャベツ包み…要するにロールキャベツ(笑)でもマデラ酒を使った甘めの爽やかなソースですごくおいしかった。デザートは、私はレアチーズのムースにマンゴーのジェラート、アヤノはピスタチオのサバランにショコラジェラートのセット。どれもこれも味はもちろん、上品な盛り付けで見た目にもおいしいって感じで大満足。


食後のコーヒーまでおいしく頂いて、まだちょっと時間があるのでお買い物。それぞれお気に入りの店をのぞいてちょっと服を買い、14時半に美術館前に戻ってきました。そこでさらに並んで待ちます。見る時に混雑しないように少しずつ人数を区切っての入場なので、列が進むのが遅い事遅い事(^^; 親子連れの人とかも結構いて、そういう人にはスタッフがキッズスペースを案内してました。子供は行列は辛いよねぇ。

ようやく館内に入れたのは15時15分ごろだったと思います。それまでアヤノとなんやかんやとしゃべってたんですが、入った途端無言に。それぞれのペースでじっくりと見て行きました。



肝心の展示内容については……ごめんなさい、上手く言えません。なんと言うか、どんな言葉を尽くしても、実際に見たあの衝撃や感動をそのまま伝える事が出来ないと思うんです。

絵の大きさはまちまち。20cm四方ぐらいの小さなキャンバスもあれば、数歩下がって見上げなければ全体像がつかめないほど大きな絵もあり。これ一体どのぐらいの時間をかけたんだ!?と思うほど緻密に描き込まれた絵もあれば、大筆で薄墨でさらりと描かれた絵もあり。時にはキャンバスからこっそりはみ出してる絵もあったし、広いキャンバスにポツンと1羽、遠くを羽ばたく鳥の絵だけが描かれていたり。1枚のキャンバスに1つの絵だったり、普通のマンガの1ページのようにコマ割りされて描かれてるものもありました。


順に見ていく事で1つのストーリーを読むわけですが、台詞がある絵の前だけ人の流れがちょっと滞るんですね(笑)


見ながら、途中で何度も息を呑み、鳥肌が立ち、最後には泣きそうになりました。最後の作品の前では、去って行く『彼』が砂浜を踏むさくっという足音が聞こえるような気すらしました。



すごく時間をかけて見たような気がしたんですが、実際に会場内にいたのは40分程度だったようです。出てきたら16時直前でした。本当言うと、出口でUターンして流れを逆行して入口に戻ってもう1度最初から見たかったのですが、さすがにそういうわけにもいかず(笑)

館内にオフィシャルグッズショップが設けられており、そこの一部で壁やノートに来場者が感想を書けるようにしてあったんですよ。沢山ある『感動しました』や『大好きです!』に混じって、所々に『生きている事に感謝しました。また明日から頑張れます』とか『大阪から来ました。来て良かった!』という言葉があり……きっと、数え切れないほどの人の心に大きな何かを残したんだなと思ったら、改めて自分も見に来れて良かったと思いました。


会場を出て電話してみたら、アヤノの旦那さんが暇つぶしに子供を連れて街に出てきてるとの事。本当は
「ちょっとお茶でも飲もうか」
と言ってたのですが、旦那さん達がちょうど美術館のすぐ向かいのデパートにいると言うのでそこで解散する事になりました。アヤノはそのまま旦那さんと合流して一緒に帰る事にして、私はデパ地下のパン屋さんでいくつかパンを買って帰宅。ユウを預かってもらったお礼も兼ねて、半分は実家にお土産です。




ちなみにこのマンガ展、この後大阪と仙台で開催予定だそうです。スラムダンクやバガボンドを読んでおもしろかったという人はもちろん、読んだ事はないけど宮本武蔵に少しでも興味がある人なら、見て損はないと思います。当日券1,500円以上の価値は確実にあります。



2009年06月13日(土) 1人暮らしの経験があればちょっとは違うのかな。

えーと突然ですが、木曜の夕飯はパスタでした。なので、一応ご飯も炊いてたんだけど私は食べなくて、パスタの量がちょっと多かったらしく次郎君も食べれませんでした。ユウが軽くお茶碗1杯食べただけ。

そして金曜は、昨日の日記でも書いてる通り私は会社の飲み会。ユウは実家で預かってもらって、次郎君には
「ごめん、ご飯だけは炊いてあるから、おかずを何か買ってくるとか自分でどうにかしてね」
と言っておきました。

そうしたら彼は、メインのおかずの他におつまみとして『炒めるだけ』の味付きホルモンを買ってきて、自分で炒めて食べたようです。ここで次郎君がまたお茶碗1杯分だけご飯を食べてます。11時過ぎに私が帰宅したら、使ったフライパンや食器がシンクで水に浸けてありました。……まぁもとより洗っておいてくれるなんて期待はしてません。テーブルに置きっぱなしじゃなかっただけマシか、と思いつつ、私も疲れてたのでそのまま就寝。



で、今日は電話当番で休日出勤でした。普段は朝夕30分ずつ時短にしてもらってるんですが、電話当番の時だけはそういうわけにもいきません。通常通りの勤務時間のため、朝はいつもより30分早く、夕方終わるのは30分遅い。両親も都合がつかなかったので、ユウは保育園に行きました。当然、朝から前日の食器を洗うヒマなんてありません。流しに置きっぱなし。

次郎君は、仕事じゃないんだけど朝からお出かけ。親戚A宅から親戚B宅にタンスをあげる事になったそうで、でもA家もB家もタンスを運べるような車がない。そこで、仕事で2トントラックを所有する次郎君に
「車を出してくれない?」
と依頼が来たそうで。



夕方、いつもより30分遅く終わって急いでユウを迎えに行き、帰宅。木曜日に炊いたご飯がまだ7割がた残ってるんだよな〜。さすがに2日間保温してたご飯をそのまま食べるのも冷凍するのもちょっとためらわれる…夕食でチャーハンにでもするか。あと、ちょっと前に買って冷凍してた水餃子があるから、それと葉物の野菜(キャベツがあったよな)でスープでも作って、ナスがまだ残ってるからそれで次郎君にはおつまみに味噌汚しでもしてあげよう。一応聞いてみて、本人が希望するならそのまま焼きナスでもいいし。

とか考えながら家に着いたら、次郎君がもう帰っててテレビ見てました。
「ただいまー。帰ってたんだ」
と言ったら
「おかえり。うん、Bおばちゃんちの手伝いは昼過ぎに終わったから。…これ、おもしろいよ」
「何見てるの?」
「『20世紀少年』借りてきた」


……テレビじゃなくて、レンタルしてきたDVD見てたのか。


思わず
「いいね、そんなヒマあって」
と言いかけて寸前で飲み込む。

いいよな〜。私なんて録画したドラマ見る時間もなかなか取れないのに、わざわざDVD借りてきて見るほどヒマなんだ。そんなにヒマならこの散らかったユウのおもちゃ片付けるとか、たたんである洗濯物を自分の分だけでもしまうとか、何かしてくれてもいいのに……とちょっとイラッとしましたが、まぁ彼も忙しい時期はハンパなく忙しいんだし、ユウが帰ってきたらDVDも見れないから1人の間に見ようと思ったんだろうな、と思い直して台所へ。さて夕飯の支度を…と思ったら。




………今朝見た食器がそのまんま。



掃除や片付けはまぁいいとしても、自分が前夜使った食器だけなんだからそれぐらい洗ってくれててもいいんじゃないの?と思わずシンクの前で脱力していたら、案の定ユウに
「アンパンマン、見るー」
とDVDを中断された次郎君が台所に来て言いました。


「俺、Bおばちゃんからうち(義実家)に預かってきてるものがあるから、ちょっと今から届けてくるね」

……は?

「で、ついでにちょっとウォーキングしてきてもいい?」

………は!?



ぷち。←何かが軽く切れた音。



「それ、なんでさっき1人でヒマだった時に行っておかないの?」
「へ?」
「別に私達が帰ってきてからじゃないと行けないってもんじゃないよね?なんでわざわざ今行くの?ていうか、どうしても見たかったってわけじゃない映画借りてきて見るぐらいヒマだったんなら、自分が使った食器ぐらい洗っといてくれてもいいじゃん!」

思わず言ってしまいました。でもそうじゃない?シンクの中には次郎君が昨日の夜使ったフライパンと食器だけなんです。『20世紀少年』なんて、公開時には確かに
「おもしろそうだね〜」
とか言ってはいたけど、そこまでものすごく『見に行きたい!』って感じでもなかったよね?どうしても見たかったってわけじゃなくて、ヒマだから何か借りようかな〜あ〜これおもしろそうだな〜ぐらいのもんでしょ?だったらそれ見る前に、自分だけが使った食器をちょっと洗うぐらいしてくれたっていいんじゃない!?



ムカついて一気にそう言ったんですが、ユウの手前一応大声は出さなかったせいかイマイチ怒りが伝わらなかったらしい。のん気に
「…なんかすごく怒ってる?」
とか言うので、
「もういいよ!届け物でもウォーキングでも行ってこい!」
と追い出しました。



ムカつくから夕飯も作りたくなかったんだけど、今日は残りご飯を使ってしまいたいので『何か買ってくる』ってわけにもいかない。そして2日間保温してたご飯をそのまま食べるのはやっぱりなんか嫌なので予定通りチャーハンを作るとしたら、それだけじゃあんまりなのでやっぱりスープでも作らないといけない。一瞬インスタントラーメンでもいいかと考えたんだけど、ラーメン作るのも冷凍してる水餃子を刻みキャベツと一緒に付属のスープで茹でるのも手間としてはたいして変わらない。それに、ユウにはまだインスタントっぽいものはあんまり食べさせたくない。(まぁ今まで1度も食べさせてないわけではないし、水餃子だって『あとは茹でるだけ』の出来合い品ではあるんだけどね)


結局、予定通り作りましたよ。それでもおつまみを作ってやるのはなんか腹立たしかったので、ナスは省略。冷凍食品の唐揚げをチンです(苦笑)



どうも彼は、洗濯物をたたむとか洗い物をするとかの家事を自分がやるという発想が全くないらしい。風呂掃除だけは私がちょっと遅くなるとやってくれる時もあるんだけど、それだって『風呂があんまり遅くなると、その分食事も遅くなるから』という感じで、次郎君とユウがお風呂に入ってる間に夕食作るのは私なんだよね。遅くなりそうだからご飯だけセットしといたよーとか、そういう事は一切ない。洗濯物をたたんでしまうヒマがなくて置きっぱなしにしといたらず〜っとそこにあるし、食後に私が動かなければ多分食器はず〜っとテーブルの上だ。私がやらなくても口うるさくは言わないんだけど、代わりにやってくれるっていう事もないの。


結婚して4年経ちますが、そこはなかなか変わらないですね。そりゃ仕事の忙しさが違うんだから何もかも『家事は分担!』というつもりはないけど、もうちょっと協力的でもいいと思うな〜。協力的というか、自発的にお願いしたい。地道に教育するしかないかしら。ないんだろうな。



2009年06月12日(金) なんであれでつぶれないんだろう。

今日は、会社の新人さん歓迎会でした。


なんで6月になって?と思われるかもしれませんが、4月に新卒で採用された若手が2ヶ月本社で研修を受けてまして。6月になってやっと支社に配属されてきたんです。で、歓迎会。4月から新しいパートさんも来てるので、その方の分も兼ねてます。


会場はうちのお客さまでもある小さな旅館のお座敷。っつーか前にもここで誰かの送別会をした覚えがあるけど、よくこんな街中の一等地でこーんな古くてこーんな小さい旅館が生き残れてるな〜と不思議になるような建物です。どんな人が利用してるんだろう?

しかし、この宴会がまたすごかった。すごかったっつーか酷かった(苦笑)何が酷いって、料理ですよ。




最初に、テーブルに鉢盛りがどーんと乗ってたんです。唐揚げやら揚げ春巻きやらエビフライやらウィンナーやらさつまあげやら小鉢に入った春雨サラダやら豚の角煮やら、他にもいろいろ。で、隣には5種類ぐらいのお刺身がどーんと盛られた大皿。それが、大体6人に1皿ぐらいの感じかな。私は始まる10分前ぐらいに会場に着いたんですが、その時点で既にラップがかかったそれらの料理がテーブルの上でスタンバイ。いつから置かれてたの?

人が増えてきたのを見て職員のオバサマ方がラップを外していって、1人1人にお椀が配られました。ちなみに中はまいたけと素麺のお吸い物。


最初に所長の挨拶があって新人さん達の自己紹介があって、まずはビールで乾杯。もうこの時点でお吸い物は冷めてました。あれは所長の挨拶が長かったわけではなくて、最初からそれほど熱くなかったんだと思います。



んでまぁ乾杯して食べ始めて……うん、なんていうか、わかりやすく冷凍食品だなぁと(苦笑)まぁ揚げ物を揚げるぐらいはここでしたのかもしれないけど、多分業務用の『あとは揚げるだけ』の唐揚げとか春巻きとかエビフライです。


あぁそうだ、あれは例えるなら『学生が飲みに行く“飲み放題・歌い放題・食べ放題で2時間3,000円”とかの店で出てくる料理』と同じような感じ。普通に揚げたりレンジでチンすれば誰がやっても食えるものに仕上がるっていう。いや〜下手したら、そういう店の方が最近は頑張ってるからまだマシかもしれないな。



豚の角煮を食べてみたら、これも当然冷たい。んで角煮が冷えるとどうなるかと言うと、当然ですが脂が固まります。肉の脂だけじゃなくて煮汁まで微妙に固まっちゃって煮こごり状態。さすがに
「…………(--)」
と思って、近くで空き瓶を回収してたオバサマに
「すみません、これ温めてもらえますか?」
と頼んだら
「……は?」
と言われました。えぇ、
「まーそんな事言われたの初めてだわ〜。あっためる?なんのために?」
みたいなキョトン顔。

「温めてもらえませんか?脂が固まってて気持ち悪いんで」
と重ねて言うと
『あーそうですか〜……はぁまぁそれじゃぁやりますけど』
みたいな顔で
「あ、はーい」
と持って行かれました。えーと、私何か無茶なお願いをしましたか?っつーか、そもそも角煮が冷えた状態で最初からテーブルに乗ってるって事の方がおかしいよね?



18時半から始まって、気がつけばもう20時半過ぎ。そろそろ終わりなのかしら?と気になり始めた頃に、それまで閉めてあった廊下に面したふすまがぜ〜んぶ開けられて、廊下の隅の方でオバサマ方スタンバイ。数人は座敷を回って、空いてる瓶やお皿を手際よく引いていきます。なんつーか、
『そろそろお帰りですね!?いつでもお見送りします!』
な雰囲気。あ、やっぱりそろそろ終わりなのね。




…………………え?料理あれだけ!?





最初から出されてた鉢盛りとお刺身、その後で配られたお吸い物。その後は何にも出てきませんでしたよ。なんとな〜く、普通は最後にご飯物とお味噌汁とか、んで最後にはデザートっぽいもの(果物とか)が出てくるもんだと思ってたんですが……なーんにも出てきませんでした。最初に出てたアレで全部。いや、量的には確かに結構あったんだけど、でもそれだけ?あからさまに冷凍食品の揚げ物とか焼いただけのウィンナーとか茹でただけの枝豆(…これも多分解凍しただけだよな)を大皿にどかんと出して、あとは飲み放題で会費が5,000円!?


送別会なら、退職者へのお花や記念品代も含めてちょっと会費が割高になる事もあるけど、今回は歓迎会。純粋に飲み食いした分だけのはずです。それが、あの料理で5,000円。飲み放題が含まれてそれって事は、料理の値段は3,000〜3,500円てとこですか?あれで!?



いや〜ビックリしました。前にここで会社の飲み会があった時も、その時は大皿じゃなくて1人1人に出てくるパターンだったけど、でも料理が前菜からご飯物まで最初に全部並べられててビックリしたんですよね。家で飲むんならともかく、宴会の料理で刺身も揚げ物も煮物もご飯もお味噌汁も最初から全部出されてたのは初めてでしたから。しかし今回は更にその上を行きましたよ。まさか鉢盛りで最初に出したっきり、後は何1つ出てこないとは。




仕事で付き合いがあるからたまには利用してやんなきゃいけないのかもしれないけど、そして男性陣は飲む方がメインだから料理は割りとどうでもいいのかもしれないけど、それにしたって酷かったわ。同じ冷凍食品なら、家でチンして食べる方が温かい分ずっとマシです。



会社の飲み会じゃなかったら二度と行かない所ですね。ていうか、会社関係でも自分でお金出すんなら行きたくない。でも会社の飲み会って歓迎会とか送別会がほとんどだから、主旨を考えると行かないわけにもいかないし…褒めるとしたら、繁華街に近いから二次会の移動がラクってことぐらい?


よっぽど口直しと気分直しにお茶でも行きたい感じでしたが、ユウを実家に預けてたのでまっすぐ帰りました。日曜は友達と出かける約束してるから、その時は絶対おいしいランチ食べてやる!



2009年06月06日(土) 今年もバーベキューしました。

今日は、両方の両親が来てユウの誕生会をしました。


本当はね、ちょっと悩んだんです。だって昨日の今日ですよ。今日は友達のお父さん(しかも私もかわいがってもらった人)のお葬式ですよ。本当ならお通夜だけじゃなくて告別式にも行くべきだろうし行きたいとこなんだけど、今日ユウの誕生会をしようってのはもう2週間も前から予定してた事なんです。実際に身内ならともかく、
「友達のお父さんの告別式に行きたいから延期して」
とはさすがに言えないですよ。昨日のお通夜できちんとお別れしてきたから!と自分を納得させて、朝から準備にかかりました。



今年もケーキ屋さんにケーキを注文してて、それを取りに行く予定が10時半頃。なのでスーパーが開く10時に合わせて買い物に行って、帰りにケーキを取ってくればいいや〜と考えてたのですが……早めに来たうちの両親が次郎君と一緒に掃除をしてる中
「じゃぁ買い物行ってきま〜す」
と家を出た時点でもう10時20分(苦笑)11時半頃に帰ってきたら、ちょうどその少し後に義両親もやってきました。


メニューは去年同様バーベキュー。材料買ってきたら切るだけなのでラクチンです。バーベキューの時だけは次郎君が率先して働いてくれるので(笑)私は座って食べるだけ♪……とは言っても、ご飯が炊けたらおにぎり作ったり材料が足りなくなれば切ってきたりと、ちょこちょこと立たなきゃいけませんけどね。まぁお迎えする側なんでそれは仕方ないです(^^;


誕生日プレゼントに、私の両親からは服とアンパンマンのリュックを、義両親と義妹からもそれぞれ服をもらいました。ここ最近で急に大きくなって、90の服がもうギリギリって感じなんだよね。今年一杯はいけると思ってたんだけど、へたしたらこの夏で着れなくなるかも。もらった服は全部95とか100とか110とかなんで、近いうちにユウのタンスを整理して衣替えしておかねば。ありがたいわ〜。



今年は義妹のマミさんとその次男のコウジくんも来てくれたんですが、ユウはこのコウジくんが大好き。こないだの運動会の時も、児童が待機してるテントにしれっと入っていってコウジくんにまとわりついてたの。コウジくんの方も、今まではイトコ達の中でも自分が一番年下だったので
「コウジ兄ちゃん♪」
と懐いてくるユウはかわいいようで、もう6年生なんですがよく遊んでくれます。


ただしユウ、遊んでもらってテンション上がると義両親や次郎君のマネして
「コウジー!」
と呼んだりするんですけどね(笑)しかもコウジくんもおとなしいので、ユウが周囲の大人のマネをしてなにやら偉そうに
「もー!コウちゃんダメよ!」
とか言ってもニコニコしてるんです。もちろんその度に周りの大人は大爆笑なんですが。


人が大勢いて楽しかったのか、ユウもおにぎりやら肉やら結構食べて、マミさんとコウジくんが先に帰った辺りから目に見えてトーンダウン。これは……眠くなったな?椅子に座ったまま膝に乗せて背中をトントンしてあげていたら、先日の運動会の時に続いて今日もそのまま寝てしまいました。最近このパターン多いな。


そのまま寝室に寝せて、後は大人だけでしばらくまったりおしゃべり。親同士が集まる機会ってそんなに多くはないんですが、それなりにいい関係を作ってくれてるようです。今年も義実家から実家に梅の実をどっさり頂いて、お返しにうちの実家から(てか正確には父の兄である伯父さんとこから)紫蘇をおすそわけして、お互いそれで梅干を漬けましょう♪なんてやり取りをしてて。もちろん、梅の実は伯父さん宅にもおすそわけ。


2時間ほどした所でようやく一段落して
「中でお茶でも飲みましょうか」
という事に。お茶、と言われても………我が家には緑茶がないんですが(汗)だって飲まないんだもん。前にお客さん用に緑茶のティーバッグを買ってたけど、確かあれももう使ってしまったよね?探してみたら前に(多分義実家から)もらったお湯で溶くだけの昆布茶と梅昆布茶が見つかったので、それを出しました。ティーバッグでいいからまた買っておかなきゃかな。

そろそろいいかな?とユウに声をかけたら意外とすんなり起きたので、ケーキを出しました。去年に続いてアンパンマンのケーキです。毎度の事なんだけど、包丁入れる時に悩みますね(^^; 実家の近所のケーキ屋さんなんですが結構人気があるお店のようで、いつ行ってもお客さんがいるんだよね。生クリームがふわっと軽くて甘さ控えめで、とってもおいしかったです。

ユウが
「おかわり!」
と2切れ目を食べ始めたんだけど、途中から段々ペースが落ちてきて、3分の1ぐらいを残して手が止まったので
「…無理して食べなくていいんだよ?」
と声をかけたら『うん』と頷いて
「ごちそーさま」
やっぱ2切れは多いって(笑)



夕方になってそれぞれの両親も帰宅……しようとしたら、先に帰ってたはずのコウジくんがなぜかまた来ました。どうやら、マミさんは午後から仕事だったので先に帰ったんですが、一緒に帰ったと思ってたコウジくんはお隣さんに遊びに行ってたみたいなんです。で、帰ってみたらまだ祖父母(義両親)が帰ってなかったので、またこっちに来たみたい。先に帰っちゃったと思ってたコウジくんがまた来たので、ユウは大喜び。結局、そのまま義父の車で義実家に遊びに行く事になりました。

まぁユウがいなければ私達も後片付けがしやすいし、じゃぁお願いしま〜す…ってわけで、お漏らししちゃった場合に備えて替えのパンツとズボンと、念のためオムツも数枚入れたバッグだけ渡して見送りました。昼間はちょこちょこ声をかけてトイレに誘ってずっとパンツで過ごしてたんだけど、義実家でもちゃんと『トイレ行く』って言えるかな?



それぞれ後片付けが一段落して、次郎君は昼寝(もう夕方だけど)。私は録画してた『水曜どうでしょう』を見たりしてのんびり。ユウは義実家でまた楽しく遊んでたようで、ようやく
「お迎えに来て〜」
と連絡が来たのはもう8時近くでした。

そして予想通りやっちゃったようで、帰ってきたらオムツを履いてました(苦笑)ごめんなさい…でもできれば、お漏らししちゃった服とパンツ、水洗いだけでもしといてくれると嬉しかったな〜(--; ←まさかそのままだとは思わなかったので、ビニール袋から出した時にビックリした。



昼が時間かけてがっつり食べてたので、夜はさらっと素麺で。疲れたけど、楽しい1日でした。いくつまでこうやってお祝いできるのかな〜。



2009年06月05日(金) おじちゃん、さよなら。

昨夜、高校時代の友人キリネからメールが来ました。





『久しぶり。
 今朝ね、父が亡くなりました。
 生前、咲良は元気かって時々言ってたんで、お知らせしときます』





それだけの短いメール。でも、それは私に大きな衝撃を与えました。





キリネとは高校からの友人で、卒業後は大学と短大に進路が分かれたけど、ずっとよく遊んでました。数え切れないほど一緒にライブに行ったし、県外のライブついでに旅行もしました。私と同じサークルの男子とキリネが付き合いだした縁もあって、学校が違うとは思えないほど頻繁に会ってたような気がします。

キリネの方が先に卒業して就職してそのまま数年は友人関係が続きました。キリネの結婚式では友人代表でスピーチもしました。

でもそれからしばらく経って、キリネは何気なく言ったであろう一言が私の胸に大きく刺さり、同時期にキリネの方もいろいろと問題を抱えるようになり、しばらく連絡を絶ってみよう…と疎遠になってるうちにほとんど会わなくなってしまいました。


最後に会ったのは2年半前、ユウが生後半年ぐらいの時に、ユウが産まれて病院に来てくれた時の写真があるから遊びに来ない?と誘われて、ユウの半月後にキリネの次男が産まれてたお祝いも渡さなきゃいけないし…と会いに行った時でした。まだなんとなくわだかまりを抱えててちょっと気が重い再会だったのですが、久しぶりに会ってみたら意外と普通で楽しく話せて、でもそれ以降はまたお互いなんとなく忙しくて会う機会がないままになってました。



キリネの実家はおせんべい屋さんを営んでて、遊びに行ったらよくおじさんがお土産に持たせてくれました。ピーナッツが入ったサクサクの素朴な甘さのおせんべいで、大好きでした。つい2ヶ月ほど前にも、たまたま妹がそれをもらってきて、実家で食べたばかりでした。
「わ〜久しぶりだね〜。おじちゃん元気なのかな〜」
なんて言いながら。



今日、仕事の後にお通夜に行ってきました。



ガンだったんだそうです。場所が悪くて手術も出来なくて、病院嫌いで入院を断固拒否したおじさんは、薬だけは飲みながらも普通に家で生活してたんだそうです。1年前にガンが見つかった時点でもう手遅れで
「半年、もって1年」
と余命を宣告され、それでも1年と1ヶ月頑張ったんだそうです。


喪主は妻であるおばさんだったんだけど、最後の挨拶はキリネの弟である長男さんがしてて。
『闘病中もいつもと変わらず、ランニング姿でうろうろしてはご近所さんと立ち話をし、町内会の行事に顔を出し、亡くなる前日にもせんべいを焼き、最後まで父は父らしく生きました』
という言葉に泣けて泣けて。

私の知ってるおじさんはいつもランニングやTシャツに半パンで、ボサボサの頭で豪快に笑う人でした。でも遺影は妙にきちんとした服装で写ってて、後で聞いたらキリネの長男の節句のお祝いの時に
「親戚が集まるんだから、たまにはちゃんとしたカッコしなよ!」
と半ば無理やり服を買ってあげて、家族皆で撮った写真だったんだそうです。お通夜の後にキリネと少し話した時に
「なんかおじちゃんがちゃんとしたカッコしてるの見た事ないから、違う人みたい」
と言うと
「本当だね」
とキリネも泣きながら笑いました。



帰り際に、おばさんがおせんべいを1袋くれました。おじさんが亡くなる前日に焼いたというおせんべい。
「お父さん、咲良ちゃんの事本当にお気に入りで大好きだったから。よかったらもらってあげて」
そう言って持たせてくれました。帰りの車で食べてたら、また涙が出ました。



あまりに突然で悲しかったけど、でもちゃんとお別れが出来て良かったです。ずいぶん疎遠になってたのに、親を亡くして慌しい中で知らせてくれたキリネに感謝です。

ご冥福をお祈りします。



2009年06月01日(月) 意外と3年ってあっという間。

ユウの3歳の誕生日。

別に忘れてたわけではないんだけど、次の土曜日(6日)に私と次郎君それぞれの両親を呼んでお祝い(バーベキュー)をする予定なのですよ。直前の週末(30・31日)の方が誕生日当日には近いんだけど、保育参観と運動会だったもんで。

で、忘れてたわけではないんだけど(2回目)誕生会の予定がすでに決まってるもんで油断しちゃって、肝心の『当日はどうする?』という話をまったくしてなかったのです。ふと気になって切り出してみたのが昨夜。でも次郎君は朝から運動会の準備だったし、終わってからも後片付けとかで疲れてたし、夕方帰ってからも家族揃ってだら〜っとくつろいでしまってて、私が
「そういえば、明日はユウの誕生日だけど、土曜は土曜としてやっぱ当日も何かする?」
と尋ねた時点で、次郎君はもう半分夢の中。
「……明日の朝もう1回言ってくれ」
と言い残して寝落ち。


今朝改めて話したんだけど、朝の身支度の慌しい最中にそこまで余裕があるはずもなく、結局中途半端なままで出社しちゃって。

まぁ土曜日にちゃんとお誕生会をやるんだけど、だからって当日に何もしないってのもちょっと寂しいよねぇ。ユウはまだ誕生日とかそこまで理解してないので(多分)当日に何もしなかったからって文句を言われるわけではないんだけど、でもやっぱりねぇ。


……というわけで、急遽外食に行く事にしました。でもどこに行く?いくらユウが好きだからって、お誕生日のお祝いなのにうどん屋さんはあんまりだし(苦笑)でもお祝いっぽいお店で3歳児連れて行けるとこなんてそうそうない。ん〜……と悩んだ挙句、お気に入りの豆腐と湯葉の懐石料理のお店『梅の花』にしました。そこなら豆腐大好きのユウも食べられるものがあるだろうし、予約すれば個室が取れるから幼児連れでもそんなに気兼ねする必要ないし。

当日の予約だったのでちょっと遅い時間(夜8時)しか空いてなかったのですが、それは仕方ない。


ユウの料理は特に予約してなかったのですが、コース料理が結構ボリュームあるのでそれを分けてあげたら充分。意外と湯葉が気に入ったようで
「これはなんだ?」
みたいな、ちょっと不審げな顔をしながらもぱくぱく食べてました。あとは2人分の茶碗蒸し。ユウは好きなんだけど、家ではやらないんだよね〜。蓋付きの器がないもんで。


最後の方になると、もう飽きたユウが個室から脱走しようとしたりしてちょっと大変でしたが(ユウのおもちゃを持って行かなかったのは失敗だった)、やはり個室でのんびり料理を頂けるってのはいいもんです。おいしゅうございました。



1年前と変わった事といえば、とにかくおしゃべりが上手になりました。アンパンマンのキャラクターの台詞を真似したり、周囲の人間(ってほとんど私)の言葉を真似したり…おもちゃの自動販売機を前に
「ママちゃん、何飲む?おむすびまんのお茶でいい?」
と言って、ちゃんとおもちゃの硬貨を入れてボタンを押しておもちゃのジュースを取り出して
「はい、お茶どーぞ♪」
とか渡してくれるのです。
「お茶じゃなくてドキンちゃんのオレンジジュースがいいなー」
とかリクエストすると
「みかん?じゃぁちょっと待ってね」
とか言ってちゃんとオレンジジュースを出してくれるのです。

あと、この辺は保育園でずいぶん身につけてもらったと思うんだけど、自分でズボンを履いたりパンツを脱いだりも上手になりました。家だとやっぱり甘えちゃうのかあんまり自分ではやってくれないんだけど、保育園では自分でズボンとパンツを脱いでトイレに行ったりするんですよ。

トイレトレーニングは、あと1歩……いや、2〜3歩ってとこかな?(苦笑)休日とかは、定期的にトイレに誘ってあげれば昼間ほとんどパンツで過ごせるようになったんですが、自分から
「おしっこ行く」
とはあまり言えません。油断するとお漏らししちゃう。でも最近は時々だけど
「ママ、おしっこ!」
と教えてくれる事も増えてきたし、ゆっくりだけど成長はしてるので気長にやりましょう。本当は、去年の春に保育園でトイレトレが始まった時に
「3歳までに(オムツが)取れてるといいな〜」
なんて思ってたんですけどね(^^; まぁ私の性格上、神経質にはなれないし、やったらやったですぐカリカリして怒ったりしちゃいそうなので、あんまり気にせずいこうと思います。

……同じクラスの子でも、まだまだオムツ取れてない子も多いみたいだし…って安心してちゃダメなんだけどね。




命に関わるような大きな病気も怪我もなく、元気に成長してくれてるだけでとてもありがたい事だと思います。たくさん支えてもらってる両方の実家や保育園、周囲の人達に感謝です。来年のこの日も、元気に迎えられますように。


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咲良 [MAIL]

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