書庫目録

2003年01月31日(金) 指輪物語7 第二部二つの塔下

評論社文庫
J.R.R.トールキン 著  瀬田貞二・田中明子 訳

下巻からフロドとサムの描写に入ります。
やはり、ゴクリ(ゴラム)とフロド、サムのやりとりと
サムのフロドに対する愛にも紛うほどの忠誠心が見所(読み所)でしょうかね!!
あー、サムのは紛うも何も愛だと思いますけどね!(笑)

やはり原作のフロドは強いと思います。
賢くて、優しくて、(実は腹黒で)自分で決めて自分の足で歩ける。
映画はまだ「二つの塔」を見ていないのでアレですが
「旅の仲間」ではやっぱりどう見ても姫なんですよね……。

しかし。(以下反転でヨロシク)
ずーっとカップリングはアフロで考えていた私なのですが
最近ボロアラにも目覚めてしまいましたのですよ……(汗)
あ゛ー。(この腐女子が☆)
ちなみにRPSも大好物でこっちのカップリングもVEだったのに
最近SBVが大好きです……。何故だ。
SBVはアレですよ、豆藻で検索したらごろごろ引っかかってくるですよ(笑)
なんつーか、豆藻っていうのは隠語ですな。わかりやすっ!
で、SB氏が豆でV氏が藻。ついでにO氏は花でC氏は狩だそうです。
二つの塔公開以後はCVが台頭しそうみたいですよ。



またドミニク・ドゥーセのケーキを買って帰りました。
1ホール。
本店は鈴鹿ですが、上野の駅構内で販売しているんですよね。たまに。
ちなみに、TVチャンピオンのパン職人選手権で優勝したことがある人です。

買ったのはクランベリームースのタルトでした。
ドミニクのケーキは何と言ってもタルト部分が美味なんですよ!
かおりんと2人して「グッジョブ!」連発(笑)
詳しくはかおりん日記参照ですけど。

つーか、さすがはパン職人!
ケーキの台座がこんなに美味しいケーキなんてなかなかないですよ。

確か、サンディーヌで売ってるんですけど
上野だけではなかったと思うので気になる人は調べてみてください。


かおりん、モンブランの台座がメレンゲなのはアンジェリーナだよ。



2003年01月30日(木) 指輪物語6 第二部二つの塔上2

評論社文庫
J.R.R.トールキン 著  瀬田貞二・田中明子 訳

ピピ〜ン!! あんたって子は!!
という風にに親にでもなった気分で怒りたい感じですか(笑)

ますますアラゴルンが王然としてきましたね!
そしてサルマンは白の会議の首座から追われました。
やっぱり木の髭が好きだわ♪


社内考査が始まりました。
対象本部店は当本部。

考査対策に注文書とか請書とかの漏れはないかチェックしたり
人事発令を番号順に並べてファイリングしたり
いろんなことをしたですよ。

普段からちゃんとやってれば、いざこういう時におたおたしなくて済むと思うんですが
いくら普段ちゃんとやってても綻びというものはどうしてもあるもので。

つーか、考査室の人、鋭いのよ!!
目の付け所が違うのよ!!
さすがだわ……。

そういうオジサマ方は頭が良さげに見えるから不思議ですわー。

わざわざお茶出しに行かなきゃならないのは面倒なんですがね。



2003年01月29日(水) 指輪物語6 第二部二つの塔上2

評論社文庫
J.R.R.トールキン 著  瀬田貞二・田中明子 訳

セオデン閣下の変わりようにビックリ!!
映画版も蛇の舌グリマに誑かされている時とそうでない時の差が凄いです。
いや、予告編をちょっと見ただけですけど。
あの老いぼれジジィ(失礼)がコレかぁ? って感じですよ〜。

木の髭好きです。
ファンゴルーーン!!(何)


えー、ガンダムとWOLF'S RAIN見ました。
後者はかおりんがビデオを撮っておいてくれました、サンキュー。

キラ、あいたたたた……。
「色々あったんだよ、色々ね……」とキラが言うカガリたんとの対話の場面で
私、おまえだけな、と思ってしまいました……。
キラバッシングはかおりんにおまかせなので、私はフラガ少佐萌で(をい)
やっぱ少佐、マリューさんがストライクゾーンど真ん中なんですかねー。
いつもマリューさん見てる気がします……。

つーか、天空戦記シュラトのDVDのCMが間に入っていたのですが
「逃がしはしない、シュラト」ってガイの声が子安氏だったので
危うくフラガさんかと思いました……(あいた)
ちなみにシュラトの声は関さんです。クルーゼ隊長です(爆)
しばらく♪キーポンシャイニン♪が頭の中グルグル回ってしまいました……。
この歌がわかる人ってこの日記を読んでいる中に何人いるんだろうね(汗)

WOLF'S RAIN、やっぱ好きだなァ。
淡々とストーリーが進むみたいなところと、背景のくすんだ感じが。
キャラはやっぱキバが好きかなー。
基本的に主人公受けという私の好みにのっとってツメ×キバといきたいところなのですが
ツメが受けのど真ん中に見えてしまいます……。
ここはやっぱりヒゲ×キバで落ち着いておくべきなんでしょうかね。
ちなみにトオボエは無敵の攻めのような気がします。無邪気を装う攻め(爆)

で、エンディングテーマ「gravity」を歌っている真綾ちゃんですが
東宝のミュージカル「レ・ミゼラブル」にエポニーヌ役で出演が決まったんですよ!
「レ・ミゼラブル」ですよ!!
一気にメジャーになるかもしれませんよ!!
真綾ちゃんの演ずるエポニーヌは4人の複数キャスティングなので
狙って観に行かねばなりませんね!!

キャスト・スケジュールの発表は2月半ばでチケットの発売は3月からです。
頑張って何回か観に行きたいと思います……。

ちなみにHPはこちら→ミュージカル レ・ミゼラブル



2003年01月28日(火) 指輪物語5 第二部二つの塔上1

評論社文庫
J.R.R.トールキン 著  瀬田貞二・田中明子 訳

やっぱ思うのですが、瀬田節って感じで面白いですよ。

つーか! レゴラスの喋りがですねー。
「〜だもの」なわけですよ(笑)
その喋りでギムリと仲良しなんですよ。
「君が二本足で立っていてくれることが嬉しいんだもの!」とか言うんですよ。

そしてメリピピコンビはやっぱりナイスだし。
アラゴルンもヘルム峡谷角笛城の戦いのあたりから
王としての気概が内にも外にも満ち満ちてくる感じでイイです。
やっぱりアラゴルン好きだわ。
別にヴィゴだからってわけでなくてね?
私、映画より先に原作から入った人ですから。

上1にはフロドは出てきません。
そういえば映画版のフロドはどう見てもお姫様系なんですけど
原作のフロドは腹黒っぽいところがたまりません……(をい)
お前ソレ、確信犯だろ!! っていう感じがして。


宇都宮線、人身事故&バス事故による断線が重複して起こりました(泣)
というか、私が帰ったのはちょっと早めだったので
私自身に降りかかった影響は人身事故によるものだけだったんですけど
弟が上手い具合に送電線の断線に引っかかり
電車は駅構内で停車、復旧は0時過ぎの見込みとからしかったので
車で片道30分の駅まで弟を迎えに行って来ました。
1人で行けるよ、って言ったのに母上が
「何かあるかもしれないでしょ!」ってついてきましたよ……。
何があるって言うんですか、母上。
事故がどうのとか言うなら、2人で行ったら2人でお陀仏でしょうよ……。
いいんですけどね。

弟、大いに憤慨しておりました。
まぁ、人身事故も、断線も、突発的な事故であってJRの責任ではないのですが
住んでいる場所柄、振替輸送がきかないのがアレなんですよね〜。
復旧まで時間がかかり過ぎるということで代行バスが出たようですけど。

それにしてもはた迷惑な話……。

人身事故なんて「ただいまレスキュー隊が到着いたしました」とか言ってたし。
こういう事故の時、放送で「救急隊が……」って言う時は事故った人が生きてる時です。
「レスキュー隊が……」って時は大抵生きてません(爆)

こういう風に列車に飛び込む自殺とかって
全然無関係な一般の人にも、電車の会社にも、その上家族にまで迷惑が掛かるんですよね。
一般の人は電車が遅れて嫌な思いをするし
会社の人は苦情が沢山出てきて嫌な思いをするし。
家族なんて損害賠償をしなくちゃならないじゃないですか?!

死ぬなら誰にも迷惑をかけずに死んでください。



2003年01月27日(月) 指輪物語5 第二部二つの塔上1

評論社文庫
J.R.R.トールキン 著  瀬田貞二・田中明子 訳

アバラットを差し置いてまたしても指輪物語。
第二部二つの塔が公開する前に読もうと思って〜!!(笑)

映画版の馳夫さんと原作の馳夫さん比較。
以前原作を読んだ時は既にイシルドゥアの裔であり
いずれはゴンドールの王となることを受け入れてしまっていて
あまり迷うこともない超然とした人だという印象を受けていたので
映画版の苦悩してます〜風なヴィゴ馳夫さんに超萌だったのですよ。
ですが、改めて第二部を読んでみて
運命を受け入れてしまっているという点では印象は変わらなかったのですが
迷いのない超然とした人という印象はなくなりました。
仲間を率いていく上でどうするのが最善なのかと常に悩み
自分の行動が裏目に出てしまえばそこで嘆く。
そういうのは普通の人と全然変わらないと思うのです。

てゆーか、他の仲間たち!!
ガンダルフと馳夫さんに判断頼りきりかよ! みたいな(爆)

さてさて、映画版の第二部は2月22日(土)からの公開です。
講談社の雑誌で試写会の観覧募集をしてますので要チェックです。
雑誌なら何でもいいみたいです。
マガジンでも、東京1週間でも、フライデーでも、VIVIでも。

が。

私が心配なのは、またしても字幕のことなんですよね……。
なんといっても田中明子女史と評論社が監修しているとはいえ
戸田奈津子女史が最終的な字幕を作成しているという点です。

その辺は映画の公式HPへ行って見てもらえば仔細がわかると思うのですが……。

予告編の翻訳作業は、大変異例の事ですが全訳を田中明子氏(原作本の共同翻訳者)にお願いし、全訳から日本語字幕版原稿の作成を戸田奈津子氏にお願いしました。

さらに、戸田奈津子氏の原稿を再度、田中明子氏と評論社にチェックしていただき、完成原稿としました。日本語吹替版については評論社の全訳から、日本語吹替版原稿を第一部と同じ平田勝茂氏にお願いし、田中明子氏、評論社にチェックしていただき、完成原稿としました。

※斜体部引用

↑これって、もしまた字幕抗争が勃発したら
すべて評論社と田中明子女史の責任だって言っているように思えません?

確かに戸田奈津子女史は字幕訳者として優れた部分もあり、それは認めますし
日本の字幕訳者が少ないという現状を鑑みて
女史のような字幕訳者が貴重で、それに第一人者だということも認めます。
でもね、だからといって女史至上主義っていうのはどうかと思うのよね。

だって、女史は1週間に1本の割合で字幕を書いているらしいじゃないですか。
原作のない、脚本のままの映画ならそれでもいいですけど
原作という裏側に世界のある映画の場合はそれではダメだと思うのです。
1週間じゃ脚本を読み込む時間もないし、原作を読んでいる暇もない。
それじゃちゃんと字幕が書けなくて当たり前です。

でも、悪いけど女史の言い訳の仕方もキライなんだ……。

その辺の事情はHPで詳しく語っておられるところがあるのでそちらをご覧下さい。
探してみてー(笑) 面白いから。

さぁ、また応募するわよー。
講談社の雑誌を買い漁るわよー(笑)
どの雑誌が応募人数少なそうだと思いますか?



2003年01月26日(日) 来んしゃい

午後2時の待ち合わせで
遠方から遊びに来ているよもぎさんと遊びましたー。

お茶会の主催者は言うに及ばず志春ちゃんです。
他にも司ちゃんとか乙夜ちゃんとからんらんとかせりとか。
よもぎさんのお友達も一緒に。

ケンジントンが混んでいたのでガネーシャへ。
ここはいつも大人数の時にお世話になっている気がします……。
いつもはライトも薄暗い感じなのに、今回は何故か暑いくらい照らされてました。
ここのデザートは何品か好きなものをセットにできるので好きですね。
ガネーシャという名前からもわかるようにインド風のお店なので
デザートもアジア圏って感じのが多いですよ。

ちなみにガネーシャとはヒンズー教の神様で
象さんみたいな顔をしている神様です。

なんでしょうねぇ、この辺の人と会うのは
既に身内意識があるというかなんというかそんな感じで
凄く気安いし、楽しいです。うん。
多分、趣味が同じ方向の人が多いからなのかなァ?
そういう伝手で知り合った人たちばっかりだしね。

その後はカラオケに。
私、天城越えなど唄ってしまいました……。
演歌好きなんですよ。特に石川さゆりが。
津軽海峡とか、天城越えはもちろん、飢餓海峡が大好きでネ!!
演歌は歌うのはちょっと難しいんですけど。

最近の曲なんかもいろいろ聞かせていただいて。
もうちょっとアンテナを大きく広げようと思いました(笑)
最近の曲知らなさ過ぎ……。

夕飯はハゲ天で天ぷらを食しました♪
ここは既に御用達というか、最近何だか良く行っている気がしますけども。
揚げたてを席まで持ってきてくれるのでアツアツを食せます。
やっぱり天ぷらは揚げたてが最高ですね〜。
今回のメニューは季節のセットだったので
この季節らしく百合根とか、ふきのとうとかも出てきました。
百合根の食感は、酢の物とかだとらっきょうに似ていると思うんですが
火を通すとお芋みたいにほくほくになるのです。
百合根好きですね〜。
ふきのとうは昔食べた時に凄く苦かったのであ゛ーとか思ってたんですが
いざ食べてみたら思ったほど苦くはなくて。
私の味覚もかなり大人になったのね……など思ったり。
お魚も定番の鱚ではなく鰆でしたし。それも鶉の卵巻きで。
もちろん海老もね。

方言の話題が面白かったです。
よもぎさんは南の方の人なのでやっぱり方言があるんですよ。
「来んしゃい」っていうのはその地方の方言だそうで。
関東で言う「いらっしゃい」だと思います。

ちなみに、私の住んでいる地域の方言は
言葉の方言というよりもイントネーションの方言です。
わかりやすく言うとマギー四郎とかつぶやきシローとかがそうですかね。
まぁ、マギー四郎は水戸弁ですからちょっと違うんですけど。
つぶやきは出身地が一緒なので……。
一緒にされたらされたで、ちょっとムカツクんですけど
その辺に住んでいる人がみんな、そんなに訛っていると思われるのは癪です(笑)

でもほんと、方言って面白いですよね。
方言を操れる人はバイリンガルだと思っちゃいますよね〜!



2003年01月25日(土) ガンプラ

ガンプラって略しちゃってますけど、ガンダムのプラモデルのことです。
こういうガンダムのプラモって昔からすごく好きだったんですけど
つーかなんだろ、何かを組み立てるっていう工程が好きなのかもだけど
今まではなんとなく買う機会がなかったんですよ。

で、買い物に行ったついでにおもちゃ売り場に寄って
1/144スケールのガンプラを二つ、買ってしまいました……。
ホントは1/60スケールが欲しかったんですけど1つ3,000円以上するからね。
1/144は1,000円強だったんですよ。あ、1/100っていうのもあってこれは2,000円くらい。
ちなみにプラモデルを作っているバンダイのHPはこちら→バンダイ
ガンダムの総合的なHPはこちら→→ガンダムパーフェクトウェブ
最新テレビシリーズ、ガンダムSEEDのHPはこちら→GUNDAM SEED WEB

どのガンダムを買ったかというと。
テレビシリーズから、エールストライクガンダムとイージスガンダムを。
他にもブリッツが欲しかったんですが、HGタイプは未発売で。

組み立ててて思ったんですけど
ガンプラすげぇ!!
つか設計した人がすげぇ!!
てゆーかガンダムマニアがすげぇ……?

とにかく。
足の部品が上下2つのパーツだけじゃ膝が直角に曲がらないから
そんじゃ膝にもう1つパーツを入れよう! とか
手首足首は可動式にして足を開いても立てるようにしよう! とか
よく考えたもんですわ……。

イージスに至ってはMSタイプからMAタイプに変形可能ですし!!

あのテレビ用のデザインからよく!! って感じですよ。
テレビ用のデザインってそりゃ多少は部品のこととかも考えてるかもですけど
だいたい見た目重視ですからねぇ!!

まぁ、ガンダムには今までにもシリーズのプラモが出ていて
かなりな下地があるわけですけど。

まったく驚嘆です。


……なんで私、こんなにムキになってガンプラ作ってるんだろう。
とかちょっと思いましたけどね。

パーツを取り外した時の接合部とか削ってましたからね!(笑)
でもね、パッケージに載ってるの作った人とかは
自分でカラーリングしたり、パーツとパーツの接合部をパテで埋めたり
もっとマニアなんですよー!(爆)
(言い訳みたいだ……)

ちなみに種感想はまだ見ていないので後ほど。



2003年01月24日(金) アバラット

ソニーマガジンズ ハードカバー
クライヴ・バーカー 著  池央耿 訳

相変わらずです。
本が厚くて読むのが疲れるのでなかなか読み進まないという噂も。


ヴィゴですが。
21日に来日済みなんですよ実は。
で、完成披露試写会にて舞台挨拶をした後
帝国ホテルで記者会見を行ったということなんですが。

成田まで行くとか、帝国ホテルも忍び込むぜとか思ってたくせに
どっちにしても果たせなかった私が悔しいです(泣)←そんなにか。

ついでに言うと23日には渋谷のタワレコでサイン会(!)があったんですが
ウィークディな上に整理券があるとかだと
私みたいに地方からの通勤者には到底無理な話ってヤツよって感じです。
生ヴィゴ……。
お会いしたかったなぁ。

でもこのままジャパン・プレミアまで日本に滞在するなら
もしかしたらまだ会うチャンスはあるかもしれないのですよ。
うおぉ、会いてぇ!

お泊りは帝国ホテルなのかしらー。
いや、帝国ホテルに泊まってなくても帝国ホテルで記者会見するしな……。
ここは一つコネでもって聞いてみるしかないのかなー。
つか、教えてくれないだろうけども。

つーかですね。

あの美しいブルーグリーンの瞳に見つめられたいのです……(夢見すぎ)


44歳だって構うもんかぁ!!
美中年バンザイ!!



2003年01月22日(水) アバラット

ソニーマガジンズ ハードカバー
クライヴ・バーカー 著  池央耿 訳

読み進みませーン(笑)
だって旅行帰りの出社って眠くて眠くて!
だいたい昨日帰ってきたの12時で寝たの2時ですよ。
で6時に起きて仕事ですよ。
そりゃ電車の中じゃ爆睡だっちゅーの。

前回ちょっと書いたんですがこの本は挿絵が多いです。
そしてその挿絵は著者自身が描いたものです。
だから、登場人物を形容する文章が少ないような気がします。
だって絵から読者に登場人物を理解させることができてしまうもの。
挿絵のない本だったらきっと意味不明だったに違いありませんよ。


旅行のお土産を配りました。社内で。
お土産に求めるものっていうのは
1.どこに行ったか解りやすいもの
1.たくさん入っているもの
1.安いもの
以上です(笑)

なので、会社に配るために買ってきたのは
1,200円で32枚入っている清正公せんべいです。
パッケージに熊本って書いてあるの。

しかしこのせんべいを本部長に渡したら
「せいしょうこうせんべい? ふーん、どこに行ってきたの?」ですって!!(愕然)
私の偏見かもしれませんが、おじさま方って日本の武将好きなんじゃないんですか〜?
本部長、清正公(きよまさこう)をせいしょうこうって読むなんて!!
加藤清正を知らないなんて!!

あ、あの、清正公です。熊本城を建てた……と私が言うと
「あ、熊本に行ってきたんだ〜」とのお返事。

もう期待しません……(笑)

私が寺社仏閣城郭を見るのが好きなのは
父上の影響を多大に受けているからであって
決して某コバルト文庫の所為ではないと信じたい。

つーか、日本史における間違った認識は明らかに某コバルト文庫の所為ですが(爆)
いつも正しい上杉謙信ファンとか織田信長ファンに申し訳ないと思ってしまいます。



2003年01月21日(火) 旅日記 別府〜国東半島〜福岡

旅行最終日です!

本日の朝はゆっくり、20日の日記で紹介した地獄をめぐってから
別府を発って国東半島を目指しました。

目的は熊野の磨涯仏と青の洞門。

磨涯仏のところへ辿り着くには不揃いな石段を登っていくのですが
これが赤鬼が築いたといわれる99段の石段なのです。

昔、毛むくじゃらの赤鬼がやって来て、人間を食べると言うので
それを聞いた熊野の権現様は、何か良い方法はないかと考えました。
そして、一夜の内に百の石段をこしらえたら許してやろうと約束したのです。
権現様は、到底出来るはずはないと思っていたのですが
なんと赤鬼はひょいひょいと石を担いで、あっという間に五十段こしらえました。
その早いこと早いこと、みるみる内に九十九段築いてしまい
驚いた権現様は、百段目の石を担いだ赤鬼の足が山影に見えたとき
にわとりの鳴き真似をしたのです。
それを聞いた赤鬼は、「負けたあ」と最後の石を担いだまま逃げ出していったそうな。

↑コレがそのお話。
神様は嘘つきだって話ですね(爆)
こういう昔話に登場する鬼って凄く素直で正直だと思いませんか?
権現様のニワトリの鳴き声の真似を本当だと思ってしまうなんて。
……権現様ずるいな。
こういう正直な鬼を騙す仏様の話って結構多いような気がします。

多少崩れないように固定されていたり、手摺があったりするんですが
石段は確かに人の手で切り出したものではなく自然石のようです。
なのでこのような民話が生まれたんですね。

青の洞門は耶馬溪というところにあります。

山国川に面してそそり立つ競秀峰の裾にある洞門は
今から250年ほど前、旅の途中この地を訪れた禅海和尚によって掘られ
ノミと槌だけで掘り抜いた隧道の長さは、約342メートル。
30年もの永い歳月をかけて完成したそうな。
菊池寛の小説「恩讐の彼方に」で有名になったので聞いたことのある人は多いはず。
小学校、中学校の道徳の教科書にも載ってたりしましたね。

その後は宇佐神宮へ行きました。
伊勢神宮に継ぐ第二の宗廟であり、八幡様の総本宮でもあり、勅裁の大社でもあります。
神宮を取り囲む樫、楠の自然林は天然記念物です。
応神天皇や神功皇后が祀られていることもあり
昔から天皇家の方々がよくお見えになっているらしいです。
境内の若宮神社には仁徳天皇なども祀られています。

普通の神社は2拝2拍手1拝なのですが
この宇佐神宮は他社とちょっと違って2拝4拍手1拝の作法なのだそうです。
珍しいですね〜。

お昼はこの宇佐神宮の参道脇にあるお店でだんご汁を頂きました。
幅広のうどんみたいなものを味噌仕立ての汁で煮込んだもの。
各地に似たような料理はありますけどね。

それからは真っ直ぐ福岡空港へ向かいました。
空港内でお土産を買って夕飯にとんこつラーメンを食して。
札幌方面が大雪の影響で羽田到着便が遅れていて
私たちが乗る予定の便も1時間ほど遅れてしまいました……。
ただでさえ出発遅いのに更に遅れたので家に着いたのは12時くらい。

明日は仕事です。

九州また行くぞー!(つか阿蘇にな!!)



2003年01月20日(月) 旅日記 雲仙〜熊本〜阿蘇〜湯布院〜別府

はい、旅行2日目です。
真面目に旅紀行。
面白おかしいところはすべてかおりんに丸投げです☆

朝。
食事の後、すぐ雲仙を発ちました。
島原から熊本へ渡るフェリーの始発に乗るためです。
その時間、8時25分。早っ!

そうそう、九州は韓国から近いからなんでしょうか
韓国からの旅行者がとても多かったです。
このフェリーで一緒になった方々とはこの後熊本城まで一緒でした。

さて、熊本城
名将、加藤清正の築いた城です。
現在の天守閣は昭和になってから鉄筋で建てられたものだそうです。
ホンモノは西南戦争のときに焼けてしまったんだとか。
清正が愛知の出身なので熊本城にはしゃちほこが乗っているんですよ。
篭城戦経験者の建てた城だということで、篭城対策があちこちに。
各石垣の内側には1個以上の井戸。
土壁の中にはひじきなどの乾物を隠し、畳の下にも干瓢が。
実際、西南戦争の篭城戦でその食料が使われたらしいです。
スゴイね!
そんな加藤清正ですが、熊本城に住んだのは2代のみでその後は細川氏の居城となりました。
細川元首相はこの細川家の子孫ですね。

日本三大名城に数えられる熊本城。
名城というのは落城しにくいという点で評価されたもので
名古屋城、姫路城、そして熊本城をいいます。
櫓の多い城は落しにくいのですって。

ちなみに、もうすぐ築城400年だそうで
それに合わせて各所の修復・復元工事が行われています。
4年後にはすっかりキレイになった熊本城が見られるそうですよ〜。

ここにはレディースガイドというものがあって
ガイドのお姉さんが無料で熊本城を案内してくれます。
裏話なんかもいろいろ教えてくれるので面白いです。
そんな中から逸話を1つ。

「加藤清正は石高54万と云われていますが
 正しく申請していなかったらしく実際は70万とも言われてるんですよ」
清正脱税!?(をい)
正しい清正ファンの皆様ゴメンナサイ。

阿蘇。
寒かった〜!! 雪降っちゃいまして。
草千里は見てきたんですが、残念ながら火口まで行けなかったんですよ。
レンタカーでスタッドレスタイヤでない上、チェーンもなくて。
そんな状態で凍りついた道を行くのは無理だと判断したのです。
これは雪のない時期に行くしかないなって感じですね。
今度行く時は是非火口まで行きたいものです。

阿蘇からやまなみハイウェイを経て湯布院、別府へ。
温泉で有名ですよね、湯布院も別府も。
宿泊地は別府だったんですが湯布院にも寄り道しました。
湯布院は山の中にあります。霧の多い土地だそうです。
それも温泉の影響で水温の高い金鱗湖の影響らしいです。

別府は海沿い、街も開けていて湯布院とは全然違う雰囲気でした。
泉質は様々。
私が宿泊したホテルのものは塩化物泉でした。
しょっぱいんですよ、確かに。
露天が屋上だったので風が強くて大変でしたね(笑)
別府にも雲仙と同じように地獄があります。
昔は地面から熱泉が噴出していて住めないし作物も取れないという正に地獄だったそうです。
それが珍しいと観光客が集まるようになり観光地として整えたそうです。
海地獄、坊主地獄 、山地獄、カマド地獄、白池地獄
鬼山地獄、金龍地獄、龍巻地獄、血の池地獄があり
それぞれの泉質は異なります。
例えば、硫化鉄泉だったり塩化物泉だったり酸化鉄泉だったりするんですよ。
それぞれの場所は凄く近いんですけどね。

別府には温泉がいくつかあって全部まとめて別府温泉といっているみたいです。
この地獄めぐりはその中の鉄輪(かんなわ)温泉の中にあるのです。

なんか面白いこといろいろあったんですが、出てきません……。



2003年01月19日(日) 旅日記 長崎〜雲仙

さぁ、旅行です。

かおりんの卒業(予定)祝&就職内定祝で家族旅行。
うちの家族はなんかっちゅーと旅行してますな。
家族仲がいいのは良いことです。

沖縄に行こうとか、若狭湾でてっさを食べようとか
考えていることはいろいろあったんですが
かおりんの「温泉があるならどこでもいい」という発言で、ある程度決まりました(笑)
で、私が阿蘇に行ってみたいと言ったら、じゃあ九州にしようということになりまして。
長崎→熊本→大分→福岡と2泊3日で回るだいぶ強行軍な旅行が決定。

1日目は長崎(大村)空港から長崎市内観光をして雲仙泊です。
長崎って両親以外は初めてだったんですけどね……。
思いっきり
「あああぁ〜 長崎ぃはぁ〜 今日も〜 雨〜だぁった〜♪」って感じで
降られましたよ……、冷たい雨に。
ダレだ、日頃の行いの悪いのは……! ……オレか(爆)

市内では平和祈念公園と大浦天主堂、グラバー園に足を運びました。
写真も撮ったのでそのうちアップしますね〜。

平和祈念公園のあの像って神様だったんですねぇ……。
グラバー園の近くにあるちゃんぽん発祥の店だという四海楼でお食事。
ちゃんぽんと焼きうどんを食しました。
長崎の焼きそばは面白い(というか餡かけらしい)という話なんですが
それは本当なんでしょうか〜?
グラバー園、現在バリアフリー工事中でしたよ。
完成したらそれはキレイになるんじゃないかと思います。

その後は一路雲仙へ。
早めにホテルに到着して、食事までの間に地獄めぐりをしようという算段です。

雲仙は普賢岳の噴火で知られていると思いますが
火砕流や溶岩流の被害にあったのは雲仙温泉とは反対側の島原側なのだそうです。
噴火の後は客足が途絶えてしまって大変だったそうですよ。

雲仙は硫黄泉なのでくさった卵の匂いがするんですよね〜。
で、地獄というのはその温泉が噴出している場所のことを言うのですが
気温が低い上、天然泉の温度が高いので水蒸気が凄くて。
あたり一面霧の中のようでした。

しかし硫黄の匂いを「くさった卵」と最初に称したのは誰なのか。
温泉卵食べましたけどね!(っつてもゆで卵だけどな)

面白いところ辺りはかおりん日記参照です。



2003年01月18日(土) ガンダム16話感想

キラ株大・暴・落!!

スミマセン、私、キラ擁護派だったんですけど。
キラ好きだと思ってたんですけど。


そういえば私、フラガファンでした(爆)


つーか、ことごとくやっちゃイカンと思うことをやっちまうキラくん。
ダメダメですよ……。

なんか、世の中フレイ悪女説がまかり通っていると思うんですが
あれだけ悪女になりきれるなんてフレイ天晴れだよ!!
15歳ですよ!?
フレイの武器はもう自分の体だけなわけですよ。
それをおもっきし有効活用しているだけで。
彼女はキラが自分に好意を持っていることを知ってたんですねぇ。
だからそれを逆手にとることができた。

フレイがキラを憎悪するのは理解できます。
だってフレイにしてみたらキラは都合の良い事ばっかり言う八方美人だし。
「僕が行くから大丈夫」なんて気休めを言うだけ言って
でも結局全然大丈夫じゃなくてフレイの父親は死んでしまって。
キラにとっては不可抗力だったかもしれないけど
フレイに言ったことを守れなかったのはキラの責任なんだよね。
自分の力を過信しすぎていたキラの。

あそこでフレイに縋らずに1人で立っていこうとしていたら良かったのに。
キラに対して反発を抱いている視聴者は多いんじゃないでしょうか。
それともみんな主人公に感情移入してしまうもの?

初発芽のときにキラの異変に気付いたのはフラガ少佐(大尉から昇格)だけでしたが
今回は何か、ミリィも気付いたみたいですね。
さすがストライクのオペレーターをしてるだけはあります。
キラは「仲間を守る」という行為が強迫観念になっちゃったようです。
さもありなんって感じですが。

基本的にフラキラなのは変わらないので
フレイとやっちゃっておきながら
実は裏でもフラガ少佐と寝てたりしたらキラ最高☆とか思う私。


根っからの腐女子です(爆)



2003年01月17日(金) アバラット

ソニーマガジンズ ハードカバー
クライヴ・バーカー 著  池央耿 訳

まだ半分も読めていないんですが(汗)
挿絵が多い割りに読み進まない印象です。
面白いんですけどね。

ファンタジーなので挿絵がない場合は
出てきた異形のキャラクタを自分で想像しないとならないのですが
コレはそのキャラの挿絵が著者の絵でしっかり入っているので
想像する必要もなく頭の中に入ってきます。
解りやすいといえば確かにそうなんですが
ファンタジーの醍醐味は自分で想像するところにあると思う私は
あまりに詳しいのでちょっと残念というか。

どうやらこの作品、文章より先に画像で出てきたらしいので
(著者は絵を描いてから本を書いたそうな)
それも仕方のないことなんですけどね。


アトレ上野(上野駅の駅ビルみたいな)にある
Dolce MariRisa(ドルチェ・マリリッサ)でケーキを買って帰りました。
ちょっと気になっていたお店っていうこともあったんですが
何より私がケーキを食べたかったから(爆)
モンブラン、チョコレートムース、レアチョコ
チーズケーキ、カッフェ、レアチーズの6点購入。
カッフェというのはコーヒーのケーキです。
甘さ控えめで男性でも食べられそうな軽い感じでした。
その他は大体頭に思い描けると思うんですけど
レアチーズは中にクランベリーソースが入ってましたね。

上野駅はいつも混んでるなぁ……って感じ。
あ、ここの本屋さんは品揃え豊富で好きです。
構内にある本屋さんよりもマニア向けっていうか(笑)



2003年01月16日(木) アバラット / ぎあぁ!!

ソニーマガジンズ ハードカバー
クライヴ・バーカー 著  池央耿 訳

この本を開いてみて何がビックリって挿絵がフルカラーなことです。
その挿絵は著者本人が描いているため、すごく的を射た絵なのですよ。
油絵なんですが、色彩が凄くキレイで。
この本1冊が2,600円するのも理解できようってもんです。

さてストーリー。
ミネソタ州チキンタウン。
世界一退屈な町に住むキャロルは「この町で凡庸な一生を終えるのはまっぴら」ともがいていた。
そんな時、チキンタウンのはずれ、遠く広がる草原にキャロルは海を見る。
ミスチーフと名乗る男に連れられて、キャロルは母なる海、イザベラ海に身を任せた……。

アバラット。
母なるイザベラ海とそこに浮かぶ25の島々の世界。
亡霊たちのひそめきが響きわたる廃墟。陽光に満ちた楽園。
9年にいちど卵から人間の子を孵えす鳥の棲む島。
海賊たちの根城。歓楽の不夜城。
残忍な王が支配する真夜中の島。
謎に満ちた25時の島…。
アバラットでは、すべてのことが起こりうる。
どこか、まだ知らないところに、“時”が“場所”となる世界がある。
未知なる旅の扉は、いま、ここに開かれた。
――アバラットへようこそ。

どうやら全4巻の構成の第1巻のようです。
2005年ディズニーにて映画が公開の予定とのこと。

最近、どの児童書も映画化、映画化って騒がれているけれど
本当に映画化するのかしら。

謎です。


しかし↓って……。
書いた当時の興奮具合が目に見えるようです……(汗)

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来 ま す!!


何がって、指輪の出演者ですにょろ。


つか、ヴィゴが!!(嬉)


いや、来るのはヴィゴとエオメル役のカール・アーバンだけなんですけど。


ヴィゴが来日するだけでもバンザイですよ?
旅の仲間の時は来なかったんですよ?


ぎゃーーーーーー(うろたえ)
ど、ど、ど、どうしよう!(おちつけ)


マジ、仕事休んで成田まで行くかもしれません(爆)
もし会見が帝国ホテルだったらその時は覗きに行けるかもしれません(つーか行く)




あ、東京ウォーカー、池袋駅のホームにあるコンビニで朝手に入れました。

読書日記は明日追加します。
きっとタイトルも変わる……(笑)

だってヴィゴ来日のニュースにハートがどっきんこ☆(ヤメロ)だったの〜!!



2003年01月15日(水) さみしさの周波数

角川スニーカー文庫
乙一 著

タイトルがなんだか気になる作品だったので買ってみました。

この乙一氏、私より年下です(泣)
で、氏の「GOTH リストカット事件」という本が
"このミステリーがすごい"で二位になっているそうです。
すげぇなぁ……。

これは短編集で
「未来予報」
「手を握る泥棒の物語」
「フィルムの中の少女」
「うしなはれた物語」
以上4編からなっております。

個人的には「未来予報」が一番好きだったかなァ。
読み終えたときほっこりした気分になる「手を握る泥棒の物語」も好きだし。
「フィルムの中の少女」は恐い中にも暖かさがあったし
無性に切なくなってしまう「うしなはれた物語」も。

切なさ乱れ撃ちです。
(↑の元ネタわかる人、どれくらいいるんだろう)

私より年下の人間の書いた文章とは思えない。
他の本も読んでみたいと思わせられました。


年下の作家といえば
今、芥川賞候補作品の著者に現役女子高生がいますね。
これでもし受賞したら、石原都知事ら4人が持つ23歳の記録を抜いて
最年少記録更新ですよ〜。
そんな芥川賞選考委員会は16日の午後5時から開催されます。
もうすぐですね〜。楽しみ。

そういえばパークライフまだ読んでないなァ。


東京ウォーカー、14日発売日だったんですよ。
ロード・オブ・ザ・リングのDVDがついてるやつ。
帰りに上野駅の本屋とか地元の本屋とかコンビニとか寄ってみたんですが
ことごとく売切れだったんですよね〜(泣)
あー、明日はキヨスクとか東京のコンビニとかで探してみます。
東京ウォーカーなんていつもだったら売り切れることないのにな〜(泣)

ぜーーーーったい手に入れてやるっ!!



2003年01月14日(火) 飛蝗の農場

東京創元社
ジェレミー・ドロンフィールド 著  越前敏弥 訳

読み終えました。
感想を一言で言うと。


……何、コレ?


って感じ。

最後の方まで来ると、視点がたくさんあるわけも
登場人物が多いわけも解るようになって
展開も風雲急を告げるのですが。

最後まで読んでも……アレ? って感じでした。

これ、もしかしたら最後まで読まずに挫折した人多いんじゃないかなァ。
だって途中まで読んだだけじゃあ意味不明なんだもの。
最後まで、少なくとも400ページくらいまで読まなくては。

ジャンルはサイコ・スリラーですね。
トマス・ハリスの「羊たちの沈黙」「ハンニバル」などと同系統です。
貴志祐介の「黒い家」なんかもこの枠に括られるかな?

わかりやすく言うと、異常心理、ってことですね。


ビデオ、相変わらず見つかりません。
今週は巣鴨のレンタル屋さんを回ってみようかなァ?
主演はダイアン・レインなんだけどなー。
日本では公開されなかった映画だけどね。


WOLF'S RAINを見ました。
ちゃんと忘れなかったよ、ビデオ撮ったよ。
かおりんの言う通り、確かに絵がキレイでした。
キャラクターの造形もそうなんですが、背景のくすんだ感じがなんとも。
深夜アニメってそうなのよ、絵がキレイなのよね。

個人的にはキバとツメが好みです。



2003年01月13日(月) 理解不能

私とかおりんと母上の3人で買い物を済ませたあと
1度家に戻ってからまたかおりんと2人で出かけたんですよ。
私の車に乗り換えて(ここ重要)

かおりんの運転する車の助手席に乗っていると
緊張のあまり体が強張ってしまいます。
無意識に右足がブレーキペダルを探しているので
かおりんがブレーキを踏むと私も足を突っ張ってたりします(笑)

で。
私の車の中では先日購入したAvril LavigneのLet Goを聴いていたのです。



かおりん「姉上〜、これ(CD)何〜?」

んー? アヴリル・ラヴィーンだよ〜。




かおりん「……う゛あ゛?」



……っぶ(笑)
かおりん、今その一言に「理解できません」ってのが滲み出てたわ!!
今、絶対顔にも出ていたに違いないわ!
顔を見ていないのが残念だわ!(車運転中です)
頭の周りにクエスチョンマークが飛び出てた感じよね!!(笑)
あー、オカシイわー。


かおりん「……そんなに?(複雑)」



2003年01月12日(日) 新番

新番組が始まってますね。特にドラマ。

今クールで私が見ようと思ってるのは
とりあえず松嶋菜々子(美女か野獣)
それから高校教師(10年前も見てました)
そんで木村拓哉(good luck)

美女か野獣 と 高校教師 はちゃんと見ましたが
初っ端からgood luck見逃しました……(汗)
ということで今後コレはもう見ないも知れません……。

個人的なことですが、月9は興味ないんですよ(笑)


あと。
月曜深夜にWOLF'S RAINというアニメが始まりました。
去年のこの時期に始まったラーゼフォンと同じ
BONESというところが制作しているアニメです。

つーか見たい理由は真綾ちゃんの新曲がEDだからなのと
音楽が菅野よう子さんだからです。
既に1回放送されてるんですが、それを見たかおりん曰く
すげぇ絵のキレイなアニメだったということで。
今度からちゃんとビデオ撮ってみよう……。


そのくらいかなぁ。

とりあえず高校教師はちゃんと見たいと思います。
ちゃんと最後まで見られたためしがないので……(汗)



2003年01月11日(土) だらり

休みに入るとだらだらしすぎです!!(爆)

何したかなー。
昼まで寝て。
王様のブランチを見て。

あ、本屋に行ったかな。
ロード・オブ・ザ・リング第二部二つの塔の試写会に応募できる雑誌を
あるだけ買ってきたような気がします……。
目指せ、試写会2回!!(ムリ)
もし、もしね? 当ったら一緒に行きたい人います?

ちなみに締め切りが早いのは(14日、15日あたり)
東京ウォーカーとCUTという映画雑誌。
20日前後の締め切りなのは横浜ウォーカーとぴあです。
ネットでも試写会の応募はできるんだろうけど
今時分、きっとネットで応募する人の方が多いだろうと思って。
それなら葉書で応募した方が当る確立が高いかも〜とか。

ちなみに、東京ウォーカーと横浜ウォーカーの試写会はオールナイトで
なんと第一部から連続上映するらしいんですよ!!
……3時間、3時間と考えて、間に休憩入れたりしたら
上映終了するまでに7時間くらいかかりますが……(爆)
それでも連続で見られるのは嬉しいです。
第一部の興奮状態が続くから。

あ、東京ウォーカーにロード・オブ・ザ・リングのDVDがつくそうですよ!
ちぇっくちぇっく!!


ガンダム種の話。
キラの肉に萌(萌いうな)
フラガ大尉にも萌(萌えるな)
フレイたんの悪女っぷりに悶(悶えるな)

トリィの目にはカメラが仕込んであるに違いない(アスラン作)
カメラのみならず盗聴器もあるに違いない(アスラン作)
電波受診してアスランはウハウハしてるに違いない(変態です)

しかし今回のキラはダメダメでしたね……。
もともとキラがフレイに好意を寄せていたというのもあるんですが
散々コーディネイターを差別する発現を繰り返していた彼女を知っているのに
フレイとサイの仲を知っているのに
自分の力不足と弱い心のせいでフレイの父親を救うことができなかったのに
それなのにちょっと優しくされたからってそんなに簡単になびいてしまうもの?
まぁ、心が弱っている状態だから甘えたいのも解るんだけどね!

でも甘えるなら同じ戦場に出ていたフラガ大尉にして下さい。
つーのは私の趣味ですが〜(爆)

クルーゼ隊長とフラガ大尉はやっぱ双子なんですか。
キラとカガリちゃんも実は双子なんですか。

にゃーん。すべてはまだ不明ですが。



2003年01月10日(金) 飛蝗の農場

東京創元社
ジェレミー・ドロンフィールド 著  越前敏弥 訳

なんか、まだ掴めきれません……。
人がいっぱい出てくるんですけどこれってそうなんですよね……。
(そう、の部分を書いてしまうとネタバレなので書きませんが)


さて、やーっと1週間終わりました〜!!
長かった、今週!! ダルダル。
明日から連休ですね。

一応、何をしようかとか考えてはいるんですけど
またしても計画倒れになりそうな予感がぎゅんぎゅんします。


そういえば拉致被害者の蓮池さんが柏崎でハングル講座の講師を引き受けられたそうです。
拉致されたという事実は苦い記憶だし辛い現実でもあるわけですが
むこうで得たものもあると思うんですよ。
家族であったりハングルの知識であったり。
それが日本で生活する上での糧になるのなら何よりだと思います。

ってか、そのハングル講座、受けてみたい……。
だってネイティブのハングルを話す人じゃないんですもん。
日本人が、必要に迫られて覚えたハングルなので
私たちにはネイティブの人に教えられるよりも解り易いような気がするんです。

この問題は難しいですね。
私なんかが気軽に取り上げるのは間違っている気がする。
でも、私たちの世代が現実的に受け止めなければならないのも確かです。


全然話は変わりますが。
国会議員に定年退職制度を取り入れること希望。
誰が死んだ〜! 補欠選挙〜! って
はっきり言ってムダだと思いません?

高齢者は立候補すべきではないですよね……?(同意を求めてみる)
まぁ、今の選挙にはお金がかかるという点が問題なのかもしれないけど。
だってお金がある人は二世とかでもない限り、ほとんど若い人ではないわけだし。



2003年01月09日(木) 飛蝗の農場

東京創元社
ジェレミー・ドロンフィールド 著  越前敏弥 訳

……なんか、意味不明です。
視点がなんかポンポン変わるんですけど……。
コレって、最後まで読まないと話が解らない系のようです。
それってどうなんだろう……。


このところ家と会社の往復で何もしていないも同然なので
何か書くことがないんですよ……。

なんだろうなぁ。
いつもどっちかというと長文になってしまうことが多いのに。

あ、そういえば知り合いの日記を読むのって善し悪しですね。


なーんか最近、いらいらするんですよ〜。
更年期?(そんなばかな)



2003年01月08日(水) 飛蝗の農場

東京創元社
ジェレミー・ドロンフィールド 著  越前敏弥 訳

本当はずっと前から気になっていたタイトルなんです。
だって飛蝗ですよ。
漢字をそのまま読むと「とびいなご」ですが、バッタです、バッタ。

最近帯がついて、このミステリーがすごいで海外作品1位を取ったとのこと。
なので勢いで買ってみました。文庫だったし。
なんと、著者、この作品がデビュー作だそうですよ。

あらすじ↓
ヨークシャーの荒れ野で農場をいとなむキャロルの前に謎めいた男が現れた。
男に一夜の宿を請われ、キャロルは1度断るのだが
不幸な経緯から彼女はショットガンで男に傷を負わせてしまう。
看護の心得のある彼女は応急処置をほどこしたが
意識を取り戻した男は、以前のことを何も覚えていないと言う。

まだ最初を読んだだけなので感想は何も言えません。


今週長いですね……(泣)
やっぱり長い休みから明けた週って凄く長く感じてしまいます。
もちろん1日も長い長い。

なんだってこう……ダレダレなんでしょうか〜。
眠いし。
何が忙しいのかわかんないし(相変わらず)



2003年01月07日(火) ゼウスの烙印

ハーレクイン社 ミラ文庫
ジャスミン・クレスウェル 著  米崎邦子 訳

読み終えましたよ〜♪
結局視点は、ベル、サンドロ、ベルの妹、の3人でした。

密輸組織の作り上げたルートっていうのは確かに魅力的かもしれない。
そのために何人もの役人を買収したりしていてお金も掛かっているわけですが
それ以上に、そのルートが利潤を生み出すのだとすれば(兵器売買だし)
組織のトップが急に死んだ場合には
誰だって何とかしてそのルートを自分の下に置きたいと思いますよね〜(危)

ベルとサンドロの双方から双方へ向かう感情とか
そういうドロドロした恋愛がらみの感じはやはりハーレクインという気もしましたが
純粋にミステリとして楽しめました。

偏見持っててごめんよ、ハーレクイン。

でもどうですか?
世の中、ハーレクインに私のような偏見を持ってる人って多いと思うんですけど。


何か、毎度毎度思うのですが
締め切りを守ってくれない人ってホント困りますね。
しかも大体それって常習犯なわけです。
会社という団体で働いている以上、勤怠管理は必定であり
それをデータベースに登録するというシステムなので
統計や平均を算出する本部作業もあるし
それを見積もっての各本部の締切日が設けられているわけですよ。
なのでその締め切りを守ってくれない人は急かして急かして急かすんですけどね?

それで私のことを厳しいだとか怖いだとか言われてもなァ。
大体前もって連絡してある締め切りを守らない人の方が悪いと思うんですよ?

怖いと思われているお陰で得している点もあるんですけどね。



2003年01月06日(月) ゼウスの烙印

ハーレクイン社 ミラ文庫
ジャスミン・クレスウェル 著  米崎邦子 訳

最後に向かって駆け抜ける体勢に入った感じ。
ラストスパートですかね。
結構最初の方で人が死んでいて坂を転がるように話が展開していくわけですが
果たして誰が善人で誰が悪人なのか解らない。

主人公のベルと、元恋人のサンドロの双方の視点から話が進みます。
なので二人がどこでどんな風に誤解しているのか解るんですよ。
もどかしい!!


さて、初仕事でした。
初っ端から忙しくて大変でした……。
年末同様、何がそんなに忙しいのかわからんのですけどね(爆)

これからまた早起き生活に戻るわけなので
早く体内時計が元に戻るといいなァと思ってみたり。
早寝をしなくてはいけねぇですよね〜。

どうしても休みの間だっていうのは自堕落になりがちで。
しかもお正月だから家族みんな自堕落だし(笑)

そういえばヴィゴの出演作「オーバー・ザ・ムーン(邦題)」のビデオを
レンタルでずーっと探してるんですけど見つかりません。
いっそ、買ってしまうかと思ってアマゾンで探してみたら
レンタル用のビデオしか販売されていないのでメチャ高いんですよ、単価。
だめだこりゃ……(泣)
どこかこの作品置いているレンタル屋さんないかな〜。
池袋北口のあそこならあるかしら〜?



2003年01月05日(日) 正月休み最終日

引き続きまとめ書きですが。書いてるのは14日です……(汗)

今回の年末年始の連休は例年になく長く、28〜5までだったので9連休でした。
去年は確か、1日休みを取って(そのために仕事を前倒しして)長く休みを取った記憶が。
その点今年は良かったですね。
自分の有給休暇を削らなくてもちゃんと休みが長いから。

で、その最終日何をしていたかというと
本を売りに行ったり、本屋に行ったり、レンタルビデオ屋に行ったり
そんないつもと変わらないことしてました。

あ、CD買いましたよ〜。中古ですが。
AEROSMITH/Just Push Play
Avril Lavigne/Let Go
Holly Valance/FOOTPRINTS

エアロ。
やはり6月に行ったWカップオフィシャルライブの影響が強いです。
2曲目のJust Push Play、3曲目のJADEDが好きかなー。
全体的にポップな印象ですね。
日本版にはI Don't Want To Miss A Thingも入ってますです。
ちなみにジャケットのメタルモンロー(笑)は日本人の作品です。

アヴリル・ラヴィーン。
某MさんとかCさんとか、あと椎名くんとか聞いたっていうので(笑)
しかもどうやらカナリいいらしいという話なので買ってみました。
1曲目のLosing Gripが何か好きな感じです。
でもシングルで発売されていたのは2曲目のComplicatedなんですよね。

ホリー・ヴァランス。
これは、もうね、Mステの影響かなぁ……。
あとアレです、PV。コレに限ります。
KISS KISSがやっぱり好きかな。
このCD、PVが入っていて見られるんですよ!
19歳にしてこの貫禄、つかないすばでー!!(笑)
何か「アタシが全部教えてあ・げ・るv」的印象を受けます。
全体的にアジアというかインドっぽい感じがしますね……。

ちなみに私、洋楽は全て音です。
つまり、英語を理解できてないので歌詞というより音で聴いてるんですよ。
日本版には対訳もついてるんですが、それだと何かしっくりこない感じがするし。
なので上に挙げた好きな曲っていうのは、ホントに好きななわけです(爆)


売った本は90%ボブでした(をい)
信じられません……(笑)



2003年01月04日(土) ガンダム話

引き続きまとめ書きでお送りしております。ちなみに1月9日です。

かおりん日記を読んでいる方は既にご存知でしょうが
毎週土曜日はガンダム種の日です。

かおりん日記での

イザーク=おかっぱ
ディアッカ=色黒
ニコル=腹黒

という認識の仕方は
別にかおりんにそう教えられたからそう認識しているわけじゃねぇですよ。
これは最初から私独自の認識でね……。

なぁ、私ザフトのガンダムパイロットたち
アスランしか顔と名前が一致しないんだけどさ
あのおかっぱはなんつーの? 銀髪の。
かおりん「イザークでしょー」
で、色の黒い人は?
かおりん「ディアッカ」
腹黒っぽいのは?
かおりん「……ニコル?」

って感じだったんですよ!!
大体私がフルネームで覚えてるわけないじゃん。

というわけで。
かおりん、人のネタを勝手に自分のネタにするんじゃありません!!(笑)



さてさて、かおりんにキラがあんまり貶されているんで可哀想になってしまいます。
まぁ、貶す気持ちも貶されるキラも解るんですけどね?
一概にキラばっかり悪いわけではないし、流されたくて流されてるわけでもないと思うので
かおりんに対抗して私はキラ擁護派に回りたいと思うのですよ。

既にキラが受か攻かの時点で対立してしまっている私たちですが。
腐女子の視点というのはどうしたって腐女子なので
アスキラだのフラキラだの小うるさく喚いていると思いますが
その辺どうかご了承くださいませ。

この日、かおりんは親戚の家に行っていて放映時間までに帰って来られなかったんで
ビデオに撮っていたんですが。
帰ってきてからのかおりんは1度通しで見た後に
延々とOPだけ繰り返して見ていました……。
だからあの日記のような突っ込みになるわけですよ。
……すげぇな。
半分執念のようです。

ちょっちSSSを書いてみようかなという気に。
反転しておきますんで、読む気になった人は読んでみてください。
でも本編見てなかったら意味不明かもな。

以下、ボブでちゅーありです。お気をつけあそばせ。
※5話後を捏造です……(爆)









 初めて人を殺したのは何時のことだったかと、ふと、思う時がある。
 人を殺した、というのはもちろん、その手で直接というわけではない。フラガはMA(モビルアーマー)乗りなので、MAでMAを撃ち落したということだ。地球軍のMAにはパイロットが搭乗する。つまり、敵方のMAにもパイロットが搭乗している。自分の操縦するMAで敵のMAを撃ち落すということは、間接的にではあるが相手を自分が殺したということになるのだ。
 だが、長く戦場にいると、そういう感覚もだんだんと麻痺してくる。そんなことを考えている余裕がないというのが正直なところだが、そうでもないと次に撃ち落されるのが自分のMAだなんてことになり兼ねない。
 だからというわけではないが、ふと、初めて人を殺したのが何時だったかと思うことがあるのだ。
 ただ、あまり思い出したくないことであるのは確かだ。

 戦闘を終え、アークエンジェルへと帰投する。フラガが、愛機メビウス・ゼロのコックピットから外へ出ると、マードックがストライクの前で立ち往生していた。
「どうした」
 声をかけると、マードックは途方に暮れたようにフラガを見る。
「大尉、坊主が降りてこねぇんでさ」
「坊主が?」
 フラガには何故降りてこられないのかが瞬時に理解できた。
「ふむ」
 ストライクに近付き外から操作してコックピットを開くと、案の定、茫然自失の体のキラがいた。
 無理もないと思う。
 ストライクは以前ヘリオポリスでも1機撃破していると聞いていたが、その時のキラには人を殺したという自覚がなかったに違いない。だが今回は違う。自分で望んだ戦場ではないが、初めて敵と戦うためにストライクに乗ったのだから。そして今、人を殺したという事実がその細い肩に圧し掛かってきたのだろう。
 やっと、戦場へ出ることの意味、ストライクに乗ることの意味、敵を攻撃することの意味を実感したということか。
「坊主」
 声をかけても反応がない。キラは操縦桿を握り締めたまま、目を見開いて身体を震わせていた。
「キラ・ヤマト」
 フラガはキラの手にそっと手を重ね、力の篭められた指を一本ずつ離していった。キラの視線がフラガの上に止まる。
「上出来だ」
 キラの瞳が歪んだ。
「お前はよくやったよ」
 そう言うと、ヘルメットの中でキラの瞳から大粒の涙が滑り落ちた。ヘルメットを外してやり、キラの頭を肩口に抱き寄せる。泣いてもいいんだと背を叩くと、控えめな嗚咽が漏れ聞こえてきた。
 下からどんな様子かと見上げているマードックに、大丈夫だから行けと視線で促すと、マードックは心得たとでも言うように1つ頷いてから何処かヘ向かった。
「……っ大尉」
 キラがフラガの肩に顔を埋めたまま呼ぶ。幼子をあやすように背を叩いてやりながら、フラガは何だと訊ねた。
「……大尉」
「どうした」
「フラガ大尉」
「ここにいるよ」
 いつの間にか、キラの手はフラガのパイロットスーツをしっかり掴んでいる。
 キラは、良い意味でも悪い意味でもまだ子供なのだ。
 お前が乗らなければ友達が死ぬぞ、そう言われて脅されたも同然にストライクに乗っている。本人は決して争うことが好きではないのだろうに。卑怯だといわれても、そうしてキラに頼らなければアークエンジェルを守ることさえできない自分に溜息が出る思いだった。
「もっと、泣いてもいいんだぜ」
 キラは僅かの間顔を上げて濡れた瞳でフラガを見た。
「フラガ大尉も……?」
「まぁな」
 そう答えるとキラはほっとしたように瞳をなごませた。
「初めて戦場に出た時にゃあ、恐ろしくて夜も眠れなかったよ」
 訓練中は楽しくて仕方なかったMA乗りも、訓練と実戦は違うということを思い知らされただけだった。訓練では事故以外で死ぬことは有り得ないが、実戦では気を抜けばすぐに死がもたらされる。常に気を張っていなければならなかった。その上、敵を攻撃し、撃破する。それは同じ生きている人間の息の根を止める行為なのだ。やらなければやられる世界だとはいえ、恐ろしくて手が震えた。
 しかしフラガには仲間がいた。同じ戦場に出て、同じ艦に戻ってきた仲間がいた。だが、キラは孤独だ。友人がアークエンジェルにいても、実際戦場に出て戦うのはキラ1人だ。
 だからフラガは思う。戦場では自分がキラを支えてやらなければならないのだと。アークエンジェルにおいて戦えるのは、フラガとキラだけなのだから。
「もう、大丈夫か」
 大丈夫なわけがないと解っていても、そう聞くことしかできない。
「はい」
 キラも多分、そう答えることしかできなかったのだろう。
 二人でストライクから降り立つ。
「行こうぜ、坊主」
 キラの背中を少し強めに叩くと、よろめいてキラはフラガの前を行く。
 歩き出したキラの手を掴んで引き寄せると、フラガは掠めるように唇を奪った。
「な……っ!?」
 慌てて唇に触れるキラが愛らしい。
「泣きたくなったらいつでも慰めてやるぜ、坊主」
 真っ赤になっているキラに、また不意打ちでキスをする。
「フラガ大尉っ!!」
 怒鳴るキラに掴みかかられないうちに、フラガは一足先に格納庫を出た。

 この船で戦えるのは、フラガとキラ、たった二人だった。
 同じ戦場に出るもの同士、もっと解り合えるとフラガは思った。

 たとえ、ナチュラルとコーディネイターという壁があったとしても。


すんません、煮詰められませんでした。
しかもフラガ大尉の過去まで捏造(爆)



2003年01月03日(金) 焼肉

引き続きまとめ書きですが、これは1月9日に書いてます。

いつものメンバーで焼肉に行くことに。
つーかこのメンバーはすこぶる連絡が遅いんですよ。
こっちから連絡しないとなかなか連絡してこない人たちなんですが
いい加減自分から話を振るのもあれだったので
連絡が来るのを延々と待ってみたのでした。

連絡が入ったのは前夜の9時過ぎ(汗)
丁度その時間はハリー・ポッターを観に行っていたので
帰ってきてから折り返し連絡したので結局12時過ぎでしたね(爆)
それもメールで何時ごろこっちを出るかだけ決めて
待ち合わせ場所は定かでないままだったという……。

待ち合わせ場所を決定したのは車の中でした……。
ところでどっちに行ったらいいねん という私の問いに
え? どっちなんだろう? という返事。
こーど氏に電話してもらいましたよ(笑)

焼肉。
量を食べる人と一緒に行くととても楽しいかも。
ですがねぇ……。
このメンバー、私以外結構少食だと思うんだよね(笑)
なんか私一人で足りないとか思っていたような感じです。
焼肉食べた後にユッケビビンバを食べたんですけど
石焼だったのでユッケに火が通ってしまってただの牛肉に。
あと、豚トロも食べましたが……なんだろう、いい肉なら美味いのでしょうが
チェーン店の焼肉だったので、ただ脂っこかっただけって気もしました。
つか基本的に焼肉は豚が好きな私です。
牛の方が高いからとかじゃないですよ〜?

その後はボウリングに行こうとして行ってみたら1時間待ちで挫折。
カラオケに変更して2時間。
何故か機械系(ロボとか戦隊とか)アニメの歌で行こうということに。
大好きなフラッシュマンの歌を歌わせていただきました。
最近の曲は難しくてねぇ……。
BoAとか歌ってみましたが、歌いやすくはあるけどやっぱムズイです。

すっかり年寄りって感じですな……(汗)

彼女たちと遊ぶのは気心知れているだけに楽しいです。
でもみんな一緒に泊りがけの旅行は行ったことないんですけどね。

とりあえず春になったら富士急を目指しています。



2003年01月02日(木) 初詣&ハリーポッターと秘密の部屋

例によって例の如く1月7日のまとめ書きでお送りしております。

我が家恒例の初詣に行ってまいりました。
毎年同じ所。
去年も書きましたが、たまにと思って違うところへ行ってしまうと
ご利益が無くなる気がしてしまいます。
混んでる寺社の神様は毎年大忙しですよね〜……。

毎年恒例で、お神酒と甘酒を頂きました。
私なんぞ甘酒大好きなので時間をおいて何度かもらいに行きます……(をい)
やっぱり米麹のきしきししたのが大好きなの〜。

匂いにクセのあるものは苦手なんですが
味にクセのあるものは比較的好きなようです。

初詣とか縁日とかに行くと屋台が出ているじゃないですか。
そういう屋台の食べ物って特に美味しいものではないと思うんですよ。
クレープにしてもたこ焼き、お好み焼きにしても。
それなのに、そういう浮ついた場所へ出かけると買いたくなっちゃうんですよね。
私のどうしても買ってしまうものNo.1はチョコバナナです……。
屋台の場合は、たこ焼きよりお好み焼き、お好み焼きより大阪焼きって感じで。

そういえば今年も年賀状書いてないです。やべぇ(汗)
このまま書かないまま終わりそうな気も……ダメじゃん。
そのうち寒中見舞いでも出したいと……。
あー。


夜、9時過ぎからのレイトショーでハリー・ポッターと秘密の部屋を観てきました。
私の場合、ハリー・ポッターを観に行ったというよりも
むしろロード・オブ・ザ・リング二つの塔の予告を観に行った感じで。
そのためにもう一回ハリー・ポッター観に行ってもいいかもってくらいです。

さてさて、感想です。ネタバレなしでいきたいと思います。

やはり、賢者の石を観たときと同様のことを思いました。
本を読んだ人が観ている前提で制作されたように感じてしまったということ。
相変わらず原作の端折り方が上手くないということ。
吠えメールとかは面白かったですけどね。
個人的に好きなのはマンドレイクの叫び声かなァ。

ハーマイオニーがますます可愛くなってましたね!
ハリーとロンは声変わりしたようですが吹替えではわからないよなァ(汗)

つーか特筆事項は石田さんです!

以上です(何)

あ、スタッフロール後もちゃんと観ましたよ。
含み笑いでした。ふふふ。
観ないで帰っちゃった人は残念でしたね。



2003年01月01日(水) 明けました!!

明けましておめでとうございます!

新年のあいさつを6日も過ぎてから書くのもあれですが(汗)

相変わらず1月6日のまとめ書きといきたいところですが
更に1日重ねまして1月7日のまとめ書きでお送りいたします。

新年何をやっていたのか。
確か引き続き部屋を細々と掃除していたような気も(爆)
机の上だけでも片付けて自分のPCを部屋へ引き上げようと格闘していたような。

そういえば年末、本棚(というかCDラック)と椅子を買ったんですよ。
今使っている机は小学校入学時に買ってもらったもので
椅子もずっとその机の付属品を使っていたんですが
その椅子がちょっとばかり低いんですね。
なので、前から新しい椅子を買おうと思っていたんです。
で、簡単な組立式の軽い椅子を買ってきました。
ちゃんとガス式で高さ調節できるんですが
まぁ、基本的にカウンター用って感じなので今度はちょっと高いかも知れません(爆)
どちらにしてもPCのディスプレイを見る位置的には
上から見下ろした方が姿勢にも視力にも良いということなので気にしてません。

セッティングした無線LANは滞りなく動いているし。
なのでちゃんと自分の部屋でネットができるようになりました。

が、あんまりしてないです(爆)
だって私の部屋には暖房器具がないから(エアコンもない)
今の季節寒くってなかなかじっと座ってられないんですもん。
気付いたらベッドの上です。布団に潜り込んでます。
ダメだ、電気毛布ならぬ電気ひざ掛けが欲しいわ。
じゃなかったら今安くなっているハロゲンヒーターとか。
扇風機みたいな形のやつです。3,000円くらいで買えるわよね。

買う前にちゃんと部屋をきれいにしろって感じですね。

……すみません。


そういえば年末ギリギリになって引越しの告知をしたんでした。
急で申し訳ありませぬ。
つーか半年くらい前から解ってはいたんですけどね?(爆)

リンクとか修正もしたんですけどアップしてません(ダメじゃん)
本年もダメ人間の名に恥じぬよう過ごしていきたいと思います。


本年もどうぞよろしくお願い致します。


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明日香 [Fanatic Gene]


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