音を聴く日々。
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2008年12月31日(水) 2008年よ、さようなら。

年の瀬ですねー。
ここ何年か大晦日は、Queでカウントダウンライブの1部を見て、
そのまま実家へというのが定番だったのですが、
今年は見たい人もいなかったので、あっさり帰宅。
おとなしく紅白見てます。
perfumeも見たけど、かわいかったけど、やっぱり生にはかなわないわー。

昨日は、赤レンガ倉庫のホールでライブ納めしてきました。
明治学院大学の舞台研究会(確か)主催で、出演はANATAKIKOUとつばきとメレンゲ。
今まで見る機会がありそうでなかったANATAKIKOUは、
キリンジを彷彿とさせる良い声とポップなギターの音の絡み具合
(ギターの音なんだけどピコピコ感(=電子音的な…))がおもしろかったし、
メレンゲは、バンドの音が強固になってて、次のアルバムに入っているであろう
新曲たちもキャッチーで非常に良かった。
のですが…、学生さんたちが舞台を作ってるせいか、
照明暗すぎないかなぁとか、特にメレンゲのクボさんのボーカルの音が
全然聴こえないなぁとか、ちょっと惜しい部分がありまして。
結局一番良かったのは、つばきだった。
もともとボーカル・一色さんの声がどっちかというと苦手で、
期待してなかったから、というのも確かにあるんだけどね。
3人から出てくる音が、歌が、精一杯鳴らされているというか、
ぐぐっと伝わってくるものがあって、聴き入ってしまった。
今までつばきを見た中で一番良かったです。
帰りにもらった冊子に、サポートギター(ソネさんですね)を入れずに
今年はまた3人で、新たに始めたと書いてあったけど、
その気持ちがこっちまできたのかなぁ。

しかし。
2000円でドリンクももらっといて、文句を言うな!と怒られるかもしれんが、
3組それぞれの持ち時間が短くてですね、物足りなかったのも確か。
この気持ちを充足させるのは、来年に持ち越しですな。


さて、2008年ももうすぐ終わり。
振り返ってみると、一番印象に残ってるのは、ライジング。
スカパラの演奏を背に綺麗な朝日を見れたことが、とにかくうれしかったなぁ。
次点は、クラムボン@日比谷野音、安藤裕子嬢@AX、
コーネリアスグループ@国際フォーラム、キリンジ@渋谷公会堂。
どれも世界観が出来上がってて、見ごたえありました。

懐かしさ部門(急に部門制になりました)で言うと、
数年ぶりに見たスキップカウズが第一位。
衣装が4人とも派手になってたけど、遠藤君もゆーやんもシゲさんもお元気そうで、
イマヤスの芸風も変わってなくて、がんばってくれててよかったぁーと思った。
(私に言われたくはないか…)

出会い部門は、踊り場ソウル。
久々にバキューンと心を打ちぬかれた(笑)バンド。
来年は、どんどんリリースしてほしいものです。
音源をちゃんと聴きたい!

年末うれしかった部門は、アロウズのアコースティックライブ。
これは、ギターのシュンジさんとお話できたということなんですが…
もちろん、忘年会ムードたっぷりの中の楽しいライブも良かった。
あの時、一緒にいてくれた初対面の女の子、ありがとう!
あなたのおかげで間ももったし、不安も消えたし、何より楽しさ倍増でした。

来年の課題は何より自分の体力と、めんどくさがらずにライブに行く、
という精神力だな。
気持ちも足も外に向いていく2009年になーれ。


2008年12月28日(日) COUNT DOWN JAPAN08/09

今年も行ってきました、COUNT DOWN JAPAN。
初日のみ参加。
京葉線の乗り換えめんどくさいなぁと思いつつ、
しかし座りたいので、東京駅経由で海浜幕張へ。
なかなか混雑していたが、始発なので無事に座って現地まで行けました。

駅で友達と待ち合わせて、会場へ。
そしていざ入場にという時に友達が一言。
「チケット忘れた…」
わぁぁぁぁぁ。前もってチケットを渡しておいたのが仇になっちゃったよぉ。
事前に確認しておけばよかった…と思うも、時既に遅し。
当日券の販売もないし…。ということで、友達はとんぼ返りで自宅へ。
自分の分のチケットを持っていた私は、会場の中へ。
とにかく、友達が早く帰ってこれることを祈り、
そして、ごめん!と心の中で思いつつ、ライブを見て待つことにしたのでした。

■くるり
ライブのスタートは、earthステージでくるりから。
カウボーイハットをかぶり、服もカウボーイスタイル(?)で
岸田君、佐藤君、ボボさんの3人登場。
うわさでは聴いていたが、ほんとに3人でやるのかぁ、と不思議な感じ。
だって、くるりを見にいくようになって以来、
ギター1本だけ(キーボードもなし)なのは、おそらく初めて。
3人でできない曲もあるんだろうなぁ、
と思っていると新曲からライブスタート。
2曲目は「虹」。続く3曲目は、また新曲。
腐った白菜や何日も経った白滝が出てくる、アナーキーな曲。
くるりらしいといえば、くるりらしい。
(というか、そんな歌詞は岸田君しか書かないか)
「今日は新曲をたくさんやりますよ。くるりのCD持ってる人はすいません」
という岸田君の言葉の通り、続く3曲も新曲。
いつもの自分だったら、「あー、あれやってほしかったのに…」と
なるとこなんだが、そうはならなかった。
そのくらい、この新曲たちが良かったのですよ。
どれも派手ではなかったけど、素直に良い歌だなぁ、と思えた。
「さよならリグレット」にしてもそうだけど、きっと岸田君のモードは、
誰もが(とまではいかないかもしれないが)ほっこりするような、
良い曲をつくるところにあるんだろう。
これまでのいろんな挑戦や、それに伴ういろんなバンド編成を経て。
佐藤社長の物販紹介コーナー
(いつもどおり紹介した商品は、無造作に床に投げる、そしてスタッフさんが回収)
を挟み、ラストは「HOW TO GO」。
これがまたぐっときた。過不足ない『今のくるり』の音、グルーヴ。
それを年末に感じられる非常に良いセットだったと思う。
まぁ、フェスだからくるり見てみようというお客さんには物足りなかっただろうけどね。
周りからも、「もっと知ってる曲やってほしかった」という声も聴こえたし。
そこも含めて、くるりっぽいぞ。と思いました。

■スカパラ
スカパラには間に合うといいなぁ、と思っていたけど友達の到着は
ライブ途中になってしまうとのこと。
合流しやすいように、earth後方・左側に移動。
そしたら、確かにステージとの距離は歩けど、見通しが良くて
無理に真ん中に行くより見やすいこと、見やすいこと。
そこで、またまた申し訳ないが、ライブを見つつ待つことに。
スカパラは、谷中さんがもう酒飲んでんのかってくらい、声が枯れてましたね(笑)。
それを聴いて、なんだかテンション上がって良かったけど。
加藤さんのギターも沖さんの鍵盤もかっこよかったなぁ(ホーンじゃないのかーい)。
そしてここぞとばかりに、びょんびょん跳ねて踊ってたら、
2組目なので早くも息が切れました…
あー、ライジングでスカパラ見た時は、もっと体力あったはずなのに。

■perfume
スカパラ終わりで友達と合流。
本日の目玉と言っても過言ではないperfumeに間にあって本当に良かった。
ということで、perfumeを鑑賞するのですが、人の量が半端じゃなかった。
ステージに向かって手を振るお客さんたちを見て、あーちゃんは
「ナウシカのオームが出す金の糸みたい。でもきもーい」と言ってました。
そうか、きもいくらいに人が集まってんのかぁ。やっぱり、人気者だわ〜。
perfumeを初めて見た印象は、と言いますと、ショートパンツにパンプスだった、
かしゆかの足がめちゃくちゃ綺麗だった。細い!まっすぐ!
そして、脱力のMCがたまらなかったです。
「男の子ー!女の子ー!」って呼びかけはわかるけど、
「眼鏡の人ー!コンタクトの人ー!裸眼の人ー!」っていうのは何なの?
定番なの?
あとは、キレの良いダンスと中田さんの曲がやっぱり、人をひきつけるのねー。
一気にただのファンになりました。
あぁ、やっぱり「GAME」は買っとくべきだった。早めに買います。

■真心ブラザーズをちょっと→ハナレグミ
perfumeの興奮を冷ますためご飯を食べて(気付いたらもう16時過ぎてた…)、今度はGARAXYへ。
真心のらすと1曲を見れました。
大きいレンズのサングラスをしていた桜井さんが心に残りました。
そいでもって、ハナレグミ。大きなステージに一人きりで登場。
エレキギターとアコギを時々持ち替えての弾き語りライブだった。
「気持ちいー、最高ー」と繰り返して叫んでいた永積君。
「音タイム」や、「家族の風景」や、オリジナルラブの「接吻」をあの声で
思う存分聴かせてくれて、こちらこそ、気持ち良かった。
お酒飲みながら座ってまったり聴きたいくらいに(疲れてたとも言う…)。
最後にやってくれた新曲も染みました。
ラジオで生ライブ聴いてても、無料でこれを聴いしまっていいのだろうか、
と思わされる永積君の歌。
唯一無二というのは、こういうことを言うのでしょう。

■100s
earthに戻って100s。
足が重くて、もう絶対座って見ると思っていたのだが、
「キャノンボール」を聴いた途端に勝手に体が動いてしまいました、はい。
100sは、これが今年最初のライブだったそう。
封印していた(のか?)中村一義時代の「君の声」や「永遠なるもの」
なんかもやってくれて、武道館を思い出したよ。
そういえば、中村君て良い曲ばっかりを作る人だったーっとも思いました。
ラストは、「ロックンロール」で締め。
曲の終わりでまっちぃと小野ちゃんがごちーんと衝突して、
まっちぃ倒れこんでたけど、
大丈夫だったでしょうか…?
怪我してないといいけど。
2009年は、また100s聴いてみよう。

■民生を2曲ほど→bonobos
ギターを弾きまくる民生氏を見た後、再びGARAXYへ。
今年絶対見ておきたかったbonobosです。
あ〜、やっと見れるとわくわくで会場に入ったら、
金髪のおかっぱにピンク系のブルゾン、ピンクのタイツ(に見えた)を
履いてギターを持った人が目に入る。
あれ?bonobosのギターって女の人じゃないよね?
女の子は森本夏子さんだけだよね?
不安になって、タイムテーブルで確認してしまった…
結局、金髪おかっぱの人は、ギターの佐々木さんでした。
(女装?と思ったけど、あれはどうも地毛らしい)
bonobosは、ロックバンドとリズムが違って気持ちよかった。
特にベースのリズムが。あれが、ダブの要素が入ってるということなのだろうか。
これまた、疲れているのに思わず踊ってしまう。
そして、心から音楽って楽しいー!という気持ちにさせてくれる曲ばかりで、
聴いてて幸せだった。
蔡さんの歌も、そしてbonobosと一緒に歌う
「Mighty Shine, Mighty Rhythm」の♪ピッピーパッパーも、
「standing there」「Thank you for the music」も最高でした。
ありがとうー! 来年こそは、ライブハウスに見に行くぞー。

■DJブース
さて、残すはトリのバンド、というところなのですが、どれ見てもいいし、
どれ見なくても良いという状態だったので、じゃぁ1回は行っときますか、
ということでDJブースへ。
今年から、アリーナのような場所に移動になって、
通りがかりにちょっと見ていくってことができなくなったのでね。
寒い通路を抜けて、会場に入ってみると、
そこは外国人が作った日本の風景という印象の不思議な場所だった。
全体的には神社がモチーフなんだけど、ぎらぎらライトは光ってるし、
踊り狂ってる人たちはいるし。
ちょうど私たちが行ったときは、ニチョケンの小堀さんの時間でして、
これが80年代アイドルから90年代の懐かしいバンドの曲のオンパレード!
明菜ちゃんとか、トシちゃん、マッチ、ジッタリンジン、そしてブルーハーツ!!
思わずテンションが急上昇、特にリンダリンダでタカが外れて、跳ぶわ、跳ぶわ。
bonobosの蔡さんが言ってた「体力残そうと思うなよ」っていう言葉が頭に浮かんだよ。
そうだ、楽しかったら、体力なんて気にしてられんー
小堀さんがかける最後の曲「人にやさしく」まで日常を忘れて暴れさせてもらいました。

あと、DJブースで忘れられないのは…ピンクのダウンの女子。
私と友達が、湊屋のハム焼き(ジューシーでおいしかった!)と
ビールで一息ついてたら、
流れ出したperfumeの「チョコレイトディスコ」。
それにあわせてDJブースの外で踊りだす女子が一人。
左手にはエアマイク(決して離さない)。表情は、真剣そのもの。
振り付け完コピ。
後ろを振り向くところや、回転するところもばっちり。
周りの目など全く気にしない、ただ踊りたいから踊る姿勢がまぶしかったわ。
近くにいた人たちも爆笑しつつ、最後はみんな彼女に拍手を送ってました。
そして、曲がなり終わると何事もなかったように友達
(少し離れていたところで見ていたらしい)から食べ物を受け取り、食べていたあの子。
そのあっさりしたところも素敵だぜ。
いいもの見ちゃったよー、ほんと。

perfumeダンスに満足して、幕張メッセの外へ。
渋谷さんも前説で「このご時勢に…」っていう話をしてたけど、
厳しいニュースが後を絶たないこの時期に、音楽聴いて、踊って食べて飲んで、
幸せだったなぁとしみじみしました。
来年もおんなじように、今年も無事参加できてよかったねーって
笑っていられるといいな。


2008年12月23日(火) 音楽聴いて日が暮れる

日曜日から長時間寝る癖(寝ぐせではない)がついてしまい、
とにかく寝ている。
起きててもずっとウォークマンで音楽聴いて、ご飯も一食とか。
こんな生活どうだろう、と思いつつも行動がおこせない...
(かろうじて部屋の中掃除くらいをしました)

だって音楽聴いてるだけで、どんどん時間がすぎていくんだもー。
くるり、チャットモンチー、フィッシュマンズ、ポラリス、Ohana、スクービー、リップスライム、UA、
そんなのをぐるぐる聴いてました。
あと、サカナクション!
バンドだけど、踊れそうだけど、熱っぽさが不思議とない、さまよってる音たち、
陽のイメージが全く感じられないメロディー(旧作を聴いてるからかもしれないが)、
繰り返し聴いてしまう。
さらっとしてるけど、酔える。

あぁ、私の休日暗いぜ。
でも音楽はやっぱり楽しい。

今週末は、アロウズリュウジさん&シュンジさんのアコースティックライブと、
カウントダウンジャパン初日に行く予定。
それまでに仕事終わるのかが疑問だが、
パフュームとボノボ(あとくるりとかもろもろも)を見るべく、なんとかせねば。


2008年12月17日(水) ナヲちゃんが

マキシマムザホルモンのナヲちゃんが入籍だそうです。
(タワーモバイル情報)
年末にめでたいなあ。
そんな発表してみたい。

明日は田臥を見に代々木体育館に行くのです。
今から会社を無事に抜けられるかドキドキだぜー(誰?)。
バスケ見るぞー、応援するぞー、
終わったら飲むぞー。


2008年12月11日(木) 一瞬の夢を見る

毎日疲弊の平日です。

昨日、重たいプレゼンが終わってやっと楽になれた、
と思ったのは束の間。
追加資料をつくらなくてはいけなくなってしまったよ…
あぁ、これで土日は丸潰れ。
プレゼンに勝ちたいと思うより、休みたいのほうが先行してしまう私は、
だめな社員なんだろうなぁ。
でもやっぱり休みたいし、日にちが変わる前に家に帰りたい。

今年も年末ジャンボを買ってみました。
去年1万円当たったので、現担ぎでお客さんのところに行ったついでに、同じ売り場で購入。
100万当たったら引っ越しちゃおうかなあ、なんて夢をみています。
遠征行くのもいいかもね。


2008年12月07日(日) スネオヘアー@SHIBUYA-AX

最近読むようになったファッション誌と言えば、In Red。
すっかり30代女子としての自覚が出てきました。

さて、仕事は相変わらず終わらないが土日はライブ。
いや、ちょっとはがんばろーと思って土曜は会社行ってみたんですがね。あんまりね。
(自分自身に言い訳)

土曜はハックルベリーフィンとカスタネッツの2マン@Que。
ハックルはまさかの配置替えで、向かって左からサクくん、中央にたけ兄、右側にはじくんというクラムボンフォーメーション。
罰ゲームだったのか(たけ兄を真ん中にするという…)、気分転換だったのか理由は明らかにされなかったけど、とにかく新鮮だったー
ライブのほうは、やんちゃでちょっと懐かしい曲・マウンテンや青春ボディブローと、じんわりあたっかい新曲&最近の曲たち両方味わえて非常にバランス良かった。
新曲では「たからもの」で切ないメロディにのせて歌われる
「心のアルバム少しは厚くなってるんだぜ」(というような歌詞)に泣きたくなるような気持ちになる。
ハックルからは、相変わらず、体にすっと染み込んで、何か大事なことを思い出させるような、
生まれてるんだなあと思う。
サクくんのハープがきいたた最後の「キャラバン」も最高。
ハックル聴いて、笑顔になって前に進まにゃと思いました。

一方カスタネッツはもう、あれ熟練の技ですね。
シリアスな演奏(ライブ見るたびに曲のバリエーションが広いことを知って驚く)と、
腹が痛くなるほどのおもしろトークのギャップががたまらない…
特に牧野さんと小宮山さん(名前あってるかな…)のMCでの掛け合いが絶妙すぎ。
カスタ兄さん!と呼びたくなるのも、これ必然。

で本日、日曜日は渋谷AXで1年半ぶり以上のスネオヘアーワンマン。
買ってはいたものの、ほとんど聴けてなかった新アルバムが良い作品だということがわかったライブでした。
その要因はなんだろね、スネオさんの心情をはるかに超えて
より曲がポップ(良い意味で大衆的)になったのかな。

あと、アイボリーとかヘッドフォンミュージック、JETなんかの過去の曲とのバランスが良かったのと、
スネオさんがMC(空回り少なめ)含めこっちを向いてライブしてくれてる感があったのも
「あー、良いライブだった」って思えた理由でしょうか。
進化してますな、スネオさん(お腹もね…)。

アルバム聴いてなかったことを反省し、これから聴きこみます。はい。


ましゅ |MAIL

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