音を聴く日々。
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2007年06月28日(木) なんなのさ

あー、もう怒りをぶつけるところがないので、日記。

「もう、自分で最後まで通してやってくんない?」
と言うのなら、途中で細かくダメ出しするのはやめてくれ。
この前自分が言ったことを忘れるのはやめてくれ。
めちゃめちゃ矛盾してますよ!
もーう(怒)

ああ、こうして家に帰って食べてしまうのだ。
食べても苦しくなるだけで何も晴れないのに。


2007年06月26日(火) ハニカミ王子がここに!

いやー、停滞気味です。天気も自分も。
肌荒れひどい。
やる気がない。やる気が出ない。もっと寝ていたい。

明日にくるりのアルバム発売を控え、近頃の音楽雑誌の表紙と言えば、
くるり、くるり、くるり…の今日この頃。
(岸田君×瑛太君てのもあったな。すごいぞ、岸田君)
しかし、ここはホフです。
いや、くるりのアルバムも良さそうだけれども。
先週末にホフのアルバム「遠距離恋愛は続いた!!」を手に入れて
毎日聴いている。
飽きずに何十回と。
ホフをいいなぁ、と思ったのは、活動休止間近だった。
だから、私にとってのホフの新譜はこれが思えば初なのだ。

「自分たちの復活劇を綴ったつもりはない」(というようなこと)を
雄飛はインタビューで言っていたけれど、これはまさにホフの復活劇を
描いたアルバムだと思う。
というか、2人がいかにお互いを求めていたか、を。
(って言うと、ちょっと気持ち悪いけど…)

「キミが気になる まだキミが気になる」(雄飛曲)からはじまって、
「待ちわびた 運命の僕だよ 早く気づいておくれよ」(ベイビーさん曲)
「どれだけキミが好きかって? どうしてわかってくれないの?」(ベイビーさん曲)
「新しい恋の はじまりのような」(共作曲)
「僕にとって僕にとって君は未来だ
 今になって今になってこれは意外だ」(雄飛曲)
「今そこにある未来から逃げないで
 きっと想像越えるような刺激が君を待ってる」(雄飛曲)
そして、「遠距離恋愛は続いた」まで。
なーんだ、やっぱり、両想いだったんじゃん!!としつこいくらいに
思わされる内容。
でもこれも距離を置いた休止期間があったからこそだったんだろうなぁ。

ここで2人が再び出会ってくれたことに、復活を目撃できたことに、
私は素直に感謝する。
だって、すごくうれしくて、ものすごく楽しい!
「食べようー カレーをー(実際の歌詞は『帰ろう』だが)」と歌われて、
はなの奥がツンとするような想いを、かつてしたことがあったか!
いぇいいぇいいぇいいぇーいいぇーぇー♪と、
電車の中で歌いそうになってしまったことが、これまでにあったのか!
ということですよ。

でも「遠距離恋愛は、まだまだ続くでー」は、ちょっとどうかと思う。
そろそろ、近距離恋愛にしたら?

CDについてきた特典DVDを見ていたら、
ベイビーさんのハニカミ具合がそりゃぁ、もう、すごかったわ。
あんなにハニカめる30代後半、素晴らしいですね。

さぁ、次のワンマンまでなんとか乗り切らねばー。


2007年06月19日(火) ゴーイングが染みるとき

ゴーイングアンダーグラウンドは、いつも積極的に聴いている
バンドではないのだが、ふと染みるときがある。
それは、疲れているであろうとき。
仕事をしたくないとき。早く帰りたいとき。
あー、早くプレゼンの数々が終わればいいのに。

ゴーイングの「ツイスター」(表記はカタカナでいいのだろうか)
いいですよね。
相変わらずの胸きゅんで。
野音のチケットがまだあるのならば、行ってみたいもんですわ。
後ろのほうでぼけーっと見たい。
ビールでも飲みながら。



2007年06月10日(日) 昨日の安藤裕子@ZEPP TOKYO

自分の気持ちを表すかのように夜から雨。
まぁ、特に悲しいことがあったというわけではなく、
明日からの仕事が憂鬱なだけなんですが。

昨日は、朝から上司のダメだしメールにより気分がドーンと下がってしまい。
しかし、落ち込んでてもしょうがないので、
気を取り直して文章講座の3回目に行き。
夕方は、講座の交流会(という名の飲み会)があって、
できれば参加したかったのだが、ライブの予定があったので、欠席。
そいでもって、お台場へ。
最近、毎週毎週ばかみたいにライブに行ってるな。

ZEPPで念願だった安藤裕子嬢のライブを鑑賞。
お客さんは、ちょうど男女半々くらい。
非常にみなさん静かに安藤さんの歌を聴いていて、
先週のバインとのギャップに驚きました。
あと、安藤さんが近づいてくると手を振ったりするところとかも。
アイドルかっ!と思いました。

安藤さんは、全身で歌う人だった。
郁子ちゃんを見るときみたいに、うあーかわいい、と思うわけでもなく、
(いや、かわいかったですけどね。青いドレープワンピが似合っていた)
UAの時のように歌声に陶酔するわけでもなく、
でも非常に惹かれるものがあって。
それは、親近感と言ったらおこがましいですけれども、
同世代感というか、等身大なところに共感したんだな。
淡々とだけど、自分の言葉で話して、
自分の書いた曲を全身で歌って。
「30歳になって、親と人間として近づいてきて、
今までは送り出される立場だったけれど、
これからは、自分が人を送り出していかなければいけない」
そう言って、やってくれた新曲が印象的だった。

曲は、やはり日頃たっくさん聴いていた「唄い前夜」〜「TEXAS」の
流れがよかったです。
あと、地声で出す高音(すこしひっくり返り気味になる)や
CDより揺らぎのある歌声に、心つかまれっぱなし。
バンドは、ドラムが沼澤尚さんで、これがまた非常に好みの音だった!
アップテンポの曲が多かった前半は、安藤さん半分、
ドラム半分くらいで見るほど。
弾力があって、メロディを奏でてるかのような多彩なリズムで、
さすが松雪さんの旦那さんだわー(全く関係ないですが)と感動した。

「LOST CHILD」や「サリー」が聴けなかったのは、残念だったけど、
それはまたの機会に期待する。


2007年06月08日(金) レキシに魅せられて

半信半疑で購入したレキシの「レキシ」。
郁子ちゃんやスネオさんの歌が聴けると思いきや、
ゲストの人々はコーラスが主で歌っているのは、ほぼ池ちゃん。
しかし、がっかりなんてしませんでした。
これ相当かっこいいよ。曲も音も。
ファンキー&グルーヴィ&聴かせる曲。
歌詞もちょっと笑えてちょっと勉強になるし。
永積くんのコーラスも堪能できるし。
池ちゃん、すごいわ。素晴らしい!

土曜日のインストア行きたかったなあ。
生箭内さんも見てみたかった…


2007年06月02日(土) GRAPEVINE@新木場STUDIO COAST

アルバム「From a smalltown」ツアーの最終日を見に、
新木場STUDIO COASTに行く。
今回のツアーでは、3本目。
1本目でバインの感覚を思い出し、
2本目でアルバムの表情とメンバーの今がわかってきて、迎えた本日。
やっと準備運動ができたところで、もうファイナル。
楽しみでありながら、すでに寂しい気もする。

見やすい場所を選びましょうってことで、友達と開演時間ちょっと過ぎに会場に入る。
今回は、1階のフロアではなくて、階段を上がった、
左右にせり出しているバルコニーのようなところ(金やん側)で見ることにした。
視界の下には、人の頭、頭、頭。
思った以上にフロアはぎゅうぎゅう。
しかし、こちらは適度な余裕。視界をさえぎるものもほとんどない。

開演時間を少し過ぎ、長めにSEが鳴って、メンバー登場。
田中君、いつもどおり白シャツ。
西川さんは、横浜でも着てたちょっとおしゃれ風な白地にドット柄のシャツ
(だと思うんですけど、なにしろ目が悪くてよく見えず)。
さわやかーな印象。
SEから続いて「ランチェロ'58 」、「スレドニ・ヴァシュター」。
以前の2回と比べてお客さんの盛り上がりが格段に良くて、圧倒される。
「シスター」では、田中君・西川さん前ではモッシュが起きて、
蠢く人の頭を見てたらこっちまで、息苦しくなる。
胃が痛くなる…。あぁ。

序盤のハイライト(あくまで私にとってですが)は「南行き」。
あのバカっぽい(良い意味ですよ)ツインギターに思わず笑う。
田中君と西川さんが見合って、楽しそうに弾くところがたまりません。
この曲を聴くとね、本当にバインは不思議なバンドだ、と思う。
だって、このカラッとした明るさと、気分もどっぷり沈むダウナーさ、
そして苦しくなるほどの切なさが同居してるって、どういうことよ?と。
見れば、見るほどに、聴けば聴くほどにわからなくなっていくのだよ。

「上京して10年。居心地が良いようでいて、まだ慣れないところもあります」
「この10年でやっとお客さんの顔を見て歌えるようになりました」
という、田中君の10周年MCを挟んで、懐かシングル(だけじゃないが)コーナー。
「光について」は、ステージ後方から白い照明がメンバーのシルエットだけを
ほのかに浮かび上がらせる。
メンバーの表情が見えない分、曲がくっきりと見えてくるように感じた。
このツアーは、照明がぎらぎらしすぎてなくて
(一部まぶしすぎる曲もありましたが)、
曲の世界観を照らし出しているようで、非常にかっこよかったー。
今日は、ステージ全体が見える場所で見れたおかげで、
それが特に体感できました。
続いていつ以来でしょうな「涙と身体」、そして「君を待つ間」。
君待ちは、毒のある歌詞が若かった田中君を感じさせます。
懐かしい曲がうれしくて、顔が笑う。

今回のツアーは、中盤非常に眠いコーナーがありまして。
別につまらなくて眠いわけじゃないんだけど、
「ママ」を中心とした静かなコーナーで、どうもうとうと来る。
で、今日は「ママ」でも眠くないし、続くは「アナザーワールド」だし、
やったー、寝なかったぞと。
ソウルっぽいのにひんやりした質感が大好きな「インダストリアル」では、
体も動かせたし。
しかし、やはり眠気は来た。「豚の皿」と「Juxtaposed」ですわ。
「豚の皿」はあれだけどかーんっとインパクトがあるのに、なんでだろね。
そういう周波がでているのか、あまり好きではないからか。
ちなみに田中君、今日は何が気になりだすのか、
と思ったらそのまま「BSE」だけでした。
あ、もしかしてDVD撮影が入っていたからかな。固有名詞出せないからかな。

そろそろ、足腰も疲れてきたこの辺でしたが、田中君は
「ファイナル長いよ、まだやるよ」とのこと。
ほんとに長い。うれしいけど、長い。
ここで再び気持ちを上げてくれたのが「Scare」。
背中合わせで弾いていたリーダーと田中君の姿を、
どうしても思い出してしまうけど、
今は、今なんだと思えるようになったこの曲。
そう思えたのは、かなり今更だが、金やんがかっこいいことに気がついたから。(遅い…)
バキバキした力強さもあり、しなやかなメロディもあり。
田中君が振ったMCでは
「10周年おめでとうございます。
微力ながらこれからもお手伝いさせてもらいたいと思います」
と非常に大人な発言の金やん。
あんなかっこいい40代になりたいもんですね。
あ、MCと言えば今日は西川さんと亀ちゃんもしゃべっていたよ。
久々に聴いた生声に会場もわーっでした。

本編最後は、田中君がアコギに持ち替えて「smalltown,superhero」。
ツアーで聴いて大好きになった曲。
この曲があったからここまでバインに戻って来れたかもしれない。
静かに鳴らされるメロディー、ノスタルジックな田中君の歌。
あー、終わってほしくないなと思う。寂しい気持ちがぐるぐるまわる。

アンコール。
「じゃ、懐かシングル」と言って始まったのは「遠くの君へ」。
シングルじゃないじゃん!と突っ込みを心の中で入れつつ、じっくり聴く。
そして「ナツノヒカリ」が終わったあとだと思うんだけど、
田中君が曲紹介をはじめたと思ったら、それをさえぎるように始まる西川さんのギター。
ん?と思ううちに始まった「マダカレー」。
時間がギリギリでスタッフからマキが入ったのであろうか。
そんな空気を締めるべく(?)、最後は「HEAD」!
この曲は、ほんとーうにテンション上がる。大好き!
ここぞとばかりに手を叩き、手を挙げ、最後の体力を使っておきました。
間奏のところでは田中君の
「今日は誰いってみましょうか!今日は、西川さんと、亀ちゃん!」
「最後は金やんと、高野さん!」という声で、珍しい2人ずつのソロでした。
曲の最後は、ピース。会場中を埋め尽くすピース。
そしてフロア、2階、左右、そしてステージ上のメンバーまでに視線を
移動させながらピースを確認する田中君。
笑っていた。みんな笑顔だった。

ダブルアンコールは、「最後に一曲だけやらせてください」とのことで、
「Everyman,everywhere」。
アウトロで余韻のように響く田中君の声。
いい締めくくりだった。終わってほしくないけど、大満足だった。
約3時間の長丁場ライブ。
対外的には冷めた印象が強いバンドだけど、
ライブは大好きなんだなぁ、バインは、と思った。

今年は、私の中でバイン再評価年になりそうです。
9月の10周年記念ライブもいけると良いけど。


ましゅ |MAIL

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