地徊営業日誌
目次|書きすてたもの|未定なもの
ようやく新しいプリンター届いたよひゃっほー!ちょっと試してみればいいんじゃない?と思ってワクワクしつついじっていたらトラブって泣きそうな小此木です、こんばんは。 両面印刷出来るようになったと思ったのもつかの間、何故か裏表で印刷の向きが逆に。最初の一回はちゃんと出来たのに…! そして旦那が何やら忠告出してきたので弄ってきます。 ひとまずこのおニュープリンターが動いてくれないと推敲が出来ないので頑張ります。
水影様の台詞にちょっとときめいた小此木です、こんばんは。大人陣が頑張っているとほっとします。
急にね、チキンラーメンが食べたくなったんです。 ので練習がてら。
*** たまごぽけっと ***
「ふ〜んふんふん」 上機嫌で鼻歌を歌いながら、ナルトがチキンラーメンの袋を開ける。楽しそうにチキンラーメンの用意をするナルトを、カカシはぼんやりと見ていた。どんぶりの中に固められた麺がぽとんと落ちる。火にかけられていたやかんが甲高い音を立て始めた。 麺をどんぶりに移したナルトが、冷蔵庫を開けて卵を取り出す。卵片手に、ナルトはにんまりと笑った。 「んで、これ!」 それはそれはうれしそうに笑って、ナルトは麺の上に卵を落とした。麺の中央に作られていたくぼみに、卵の黄身がきれいに収まる。 「へー。うまいもんだね」 カカシが感心してどんぶりの中をのぞき込む。ナルトが胸を張った。 「たまごぽけっとの威力だってば!」 「何それ」 ナルトの言葉に、カカシが首を傾げる。ナルトが顔をしかめた。 「たまごぽけっとはたまごぽけっとだってばよ。センセー、お湯取って」 カカシの疑問を問答無用で流し、ナルトが命じる。カカシがお湯を取りに行っている間に、ナルトはどんぶりの蓋代わりに乗せるお皿を取るために食器棚を開けた。 「あ、白身のところにかけて」 「はいはい」 ナルトの注文にカカシがやる気なく返答を返す。湯気を立ててやかんからお湯が注がれた。お湯の勢いに負けて、黄身が麺の中央から滑り落ちる。黄身が入っていたくぼみには、代わりに白身が入った。卵が入るよう、最初から中央部にくぼみを作っているらしい。うまく出来ている、とカカシは感心した。 (なるほど、それでたまごポケットか) 狙い違わず沸き立てのお湯が注がれた白身は、白く固まっている。 ナルトにたたき込まれた規定量きっかりにお湯を入れ終わり、カカシはやかんをコンロに戻した。 「終わったよ−」 「おう!」 ナルトが喜び勇んで皿を手にテーブルに戻る。そして悲鳴を上げた。 「きみがおちてるってばーーーーーーっっ」 なんで、なんで、とナルトが頭を抱える。ナルトの反応に、カカシが目を丸くした。 「え、ダメだったの?」 きちんと白身が入っていたのでカカシとしては問題ないつもりだったが、そうではなかったらしい。ナルトの肩が震えた。 「せ、せ、せんせーの……」 ああ、これは怒られる。カカシは心の中でそっと耳を塞いだ。 涙目でナルトがカカシをにらみつけた。 「せんせーのばっかやろう!!」 ナルトの投げた皿は狙い違わず、カカシの顎を直撃した。
(手裏剣もあれくらいコントロール出来たらいいのにねぇ) 何のかんの言って美味しそうにチキンラーメンをすするナルトを見ながら、カカシはそっとため息をつくのであった。
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今の所小此木宅では黄身が落ちない確率の方が低いです。
冬のお祭りは落選してしまいました。残念! でもちゃんと本出せてないのでしょうがないですね。 もうちょい爽やかカカシと戦ってきます。
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