けちぞう日記
妻やムスメから「けちぞう」と呼ばれる男の日記。
と,いっても書いてるのは妻。

2002年04月30日(火) 僕の過去

上のムスメの登校班に今年入ってきた一年生は,
実は僕の同級生の弟の子供らしい。

妻がそのあたりの話を,その子の母親とした翌日。

僕の子供の頃の姿を聞いてきた。

「なんか〜,おばあちゃんがあんたのこと絶賛してたってさ。
なんでもできる子だけど,それを鼻にかけるわけでもなく,
素直ないい子だって。
いわゆる優等生だったらしいじゃないの。」

そうだよ。
知らなかったのか。

「でもさー,恥ずかしいから今はただの人よりちょっと下くらいですうって言っといたよ。」

むむ,何故そのような余計なことを。
しかもちょっと下ってなんなんだ。

そして,更に追い撃ち。

「まあ,なんでもできるはともかく,
いつどこでそんなに性格が変わっちゃったんだろうねぇ。」

え?僕って素直ないい性格でしょ?

「ひねてるよねえ,おもいっきし。」

だとしたら原因ははっきりしてるじゃないですか。
学生のころまではたぶんそのままの性格でしたよ。
就職した先が悪かったんだろ。

ちなみに僕と妻は職場結婚だ。
同期入社である。



2002年04月28日(日) 休日

ほんとうに久しぶりに休むことができた。

とはいえ,昨夜の集いは明け方まで続き,いつ寝てるんだか,
朝起きたらみなさん勢ぞろいである。

ダイニングテーブルのすみに丸イスをおいて遠慮がちに朝ご飯を食べる。
昨夜の残りのカレー。
カレーはいつ食べても何回つづいても大歓迎なのだが,
このカレーはたしか子供向けに作られた○ーモントカレー甘口。
僕は甘口のカレーは好まないのだが,たくさん余ってるらしく半ば強制。

その後,盛り上がる皆さまをしり目に,久々に洗濯。
ムスメの上履き洗い。
ワイシャツのクリーニング出し。
本屋に行こうと思い,念のため電話を入れると,
もうお帰りになるとかで,

「早く帰ってきて,送ってね」

車で一家族を都合のいい駅までお送りする。

帰ってきて,妻をピックアップ。
回る寿司に行く。

その後僕がいない間に妻が勝手に取り置きしてもらっていた,
棚をとりに行く。
組み立て式だが,妙に重い棚だ。
「キッチンワゴンだよっ」と訂正される。

帰ってきて,一息ついて干してあった布団をいれ,
母から借りていた布団を返す。

ザッと掃除機をかける。

続いて納戸に隠してあった洗濯物の山をたたもうとしたが,
あまりにも大量なので,
睡眠不足でぼーっとしている妻の尻をたたいて手伝わせる。

それから僕がいない間に
妻が両面テープでとめていたタオルかけをねじどめ。

夕飯(また甘口カレー),いつも通り皿洗い。
コーヒーを入れ,子供を風呂に。

ああ,いつものようにあっという間に一日が終わった。
結局本屋にも行けなかった。

そして明日は再び休日出勤。

ふっ・・・





2002年04月27日(土) 集い

今日も休日出勤だ・・・
この前休んだのはいつだっけ。

なんとか家に帰り着くと,我が家はとてもにぎやかだ。
妻がインターネットで知りあった怪しい人たちの集いが開かれているのだ。

「どうもいらっしゃい」

礼儀を重んじる僕が挨拶すると,
みなさんちゃんと挨拶はなさるが,
なんだか目が笑ってる。

そうか。
この人たちも読んでるんだな。
あのね,この日記はね,僕が書いてるんじゃないんですよ。
まあ,事実は事実なんですけどね。
などといいわけをしても始まらないので,
早々に退散する。

まあ,ちょっとにぎやかではあるが,
妻がまとわりついてこない分,快適な夜ではある。



2002年04月26日(金) 機種変更の訳

送れないと困るので,メールの送り方を聞いた。

案の定,鼻先でふふんと笑われる。

「教えなかったっけ?」

はいはい,教わりましたとも。
でも,なんだか出てこないんだよ。
反論しても仕方ないので,だまって教わる。
ケータイさえ変えなければ,こんな目に会うこともなかったのに。


「Eメールの受信はできるのねっ。画像はちゃんと見られるのねっ」

それはできるんですけど,
だからって仕事中にがんがん子供の画像送り付けてくるの
やめてくださいよ。

あっ!
自分がカメラつき買って画像送る相手がいないから,
僕のケータイまで変えたんだな。

新しいほうが操作が簡単だとかなんとかうまいこといって。

「ちがうよ,操作はほんとに簡単なんだよ。
アンタの覚えが悪いだけだよ。」

僕ね,連日仕事でいっぱいいっぱいなんですよ。
この上新しいことなんか覚えられないです・・・(涙)



2002年04月25日(木) やっぱり

Cメール送れませんでした。

明日の朝,妻にまた送り方を聞かねばならない。
憂鬱だ・・・

今日はね,靴が増えてたんだよ。くすくす。



2002年04月24日(水) ひっかかる

洗面所の引き出しを開けようとしたら,
何かがひっかかっている。

むりやりひっぱったら,
見覚えのないドライヤーが・・・

今日はドライヤーなのか。
明日はなんだろう。

新しい携帯が来た。
とりあえず,電話のかけかたと,Cメールの送り方を習う。
その他にもいろいろ教えたそうだったが,寝かせてもらった。

別に覚えられないからじゃないぞ。
眠かったんだぞ。



2002年04月23日(火) 錯覚?

なんかね。

夜遅く疲れ切って帰ってくると,
見覚えのないものが転がってるんですよ。

毎日,1コ。
時には2コ。

これは,夢?
それとも現実?



2002年04月22日(月) かなり危険な状態

すこーしだけ早く帰宅できた。
食事をする僕の前で,妻が通販のカタログを広げている。

「ねー,この食器棚どうよ。」

「こっちの棚にオーディオ乗せていい?」

「あ,米びつはもうはがきに書いたんだよね。」

「うひっ。歯ブラシスタンド買っちゃおう。」


か,かいもの依存症?

それともただ手綱が緩んでるだけか?


そういえば,まったく同じ給料もらってたのに,
結婚するとき持ち寄った貯金額,アナタ僕の半分だったよね。

そういえば,フルタイムで荒稼ぎしてたころの小遣いは同額だったのに,
アナタが会社をやめたとき,
僕の貯金とほぼ同額の借金があったよね。

家計費から貸したにこにこローン。
返済してくれたのははじめの数ヶ月でしたね。

今後,返済する気・・・ない。です。よね(泣)。



2002年04月21日(日) 引き続き暴走中

あの雨の中を妻が歩いて行くなんて。
よっぽど欲しいんだな,携帯。
でも,やっとついたらはんこを忘れていたらしい。
さすがといわせていただこう。

ま,家事もちゃんとやってるようだし,携帯くらいですめばいいか。

でも,なんか無線なんとかのチラシがとってあるんですけど・・・



2002年04月20日(土) 暴走

日ごろの妻からは考えられないようなすばやい行動である。

なんと,携帯の値段交渉を1人でやってきたらしい。
「早くしないと〜。ほんとに息絶える前に〜」
とかいいながら書類を記入中。

1,2,3・・・
あれ?なんで3枚も書類を???

「だからあ,アンタと〜,私のおかーさんの分」

なに?

いや,ぼくはいいですよ。今ので。使い慣れてるし。こわれてないし。

「何いってんのよ。未だにメールもろくに打てないくせに」

ろくに・・・って一応意味は通じてるだろうが。

「留守電の解除もできないくせに」

う。
そ,それは・・・
実はおととい,妻から電話があったとき,
ボタンがいつのまにか押されてて留守電になっていたのだ。
しかも,その聞き方がわからなくて,
誰からの電話かもわからないから,
そのままにしておいたのだ。
ええ,帰ってから罵倒されましたけどね。

「今のは使いやすいよ〜。画面見ればわかるし。カラーだし」
「それにこれ2台とも私の名義だからいいじゃん」

いいじゃんって君ね・・・
あれよあれよという間に三台分の書類を書き上げてしまった。

明日もぼくは出勤だ。

見張りのいない妻,暴走中(涙)



2002年04月19日(金) 目撃者求む

妻の携帯がこわれた。
ぼくが電話すると,電源が切れてるとか何とか言われた。
家に電話すると,
「切ってないよ〜。あっ,なんで圏外???」

家に帰って実験すると,妻のは圏外になったりアンテナたったり忙しい。
通話してると急に切れる。

「うひひひ。こ,こわれたね。ないと困るね。うひひ。」

お前,妙にうれしそうだな。

だれかこの人が携帯を地面にたたきつけてるところ,
見ませんでしたか(涙)



2002年04月18日(木) 携帯電話

妻が新しい携帯が欲しいとうるさい。

もともとブーブーいってたのだが,
ネット友達の中に携帯をかえる人がいたり,
新しい機種が出たり,
道に迷ったりしたのが拍車をかけているらしい。

だめ。
モノは壊れるまで使う。
それが僕の信条です。
どーしてもかえたきゃ,小遣いでかえろ。

そう言ったら,
思いっきり言い返されましたとも。

「けちけちけちけち,だからけちぞうって言われるんだよっ」

なんとでも言ってくれ。
それでけちよばわりされるなら本望だ。



2002年04月17日(水) 検索

カウンターが1日に30くらい回るらしい。

妻が「自分で回してんじゃないのぉ」という。
お言葉ですけど,ぼくは一度もこの日記を見たことはありませんよ。

アナタが勝手にコソコソ書いてるんじゃないですか。

しかし,どんな人が読んでるんだろう。
不思議に思って妻に聞いてみると,

「なんかさー,「けち」で検索してくる人もいるんだよねー。」

だと。


あー,どうもすみませんねえ。
妻が勝手にけちと呼んでいるだけで,僕はけちじゃないんですよ。

こんな日記読んでもお役にはたちませんよねえ。
ホントに申し訳ないです。ごめんなさい。



2002年04月16日(火) チャット

妻が,コーヒーを入れていそいそとパソコンの前に座った。
時は午後10時。


「今からちゃっとするんだ〜。」
「お茶の用意してたら遅れちゃった。」
「わ,わるくち言われてないかな〜」
などとハイになっている。

いつもやってるチャットとは違うんですかね。
「いつもは偶然会ってるの。今日は待ちあわせ」

よくわかりませんがな。

しばらく無言でかちゃかちゃやっていたが,そのうち,
ぐふふ。だの,ぎゃはは。だの声をあげはじめた。
不気味なので風呂に入る。

ふろから上がったが,まだやっている。

あげくに,
「この人たちぜったいヘンだよ〜,ぎゃはは!」と,
ますますテンションが上がっている。

アナタもじゅうぶんヘンですけどね。
僕は寝かしてもらいますよ。

自己管理の歌を歌いながら寝に入ったが,
妻の耳にはとどいていないようだった。



2002年04月11日(木) 寝ろ

僕の帰りが遅いのをいいことに,
熱があるくせにいつまでも起きている妻。

たてまえは,僕に夕飯を出すためだが,
たしかに出してはくれるものの,
はしも,コップも,ビールも,皿も出すのは僕。
妻はおかずとごはんをよそると,なぜか当然のようにネット。

で,僕が食べ始めても,食べ終わっても,皿を洗っててもやっぱりネット。

明日出張なので,電車の時刻を調べるのを頼んだら,
1回落としたパソコンを喜々として立ち上げる。

他の頼みごとだと,まず「え〜っ!!!」って言うくせに。

その後,風呂に入って出てきたら,まだやってました。

は・や・く・ね・ろ



2002年04月10日(水) 歌っちゃお

自〜己管理ぃ 自己管理ぃ♪
やらなきゃこわいぞ自己管理ぃ♪

いい加減にしてくださいよ。
今年何度目なんだよ。
ネットはやめろと言ってるだろうが!!!

人並みに家事をさせるとすぐこれだ・・・
不良品だな,返品するぞ。



2002年04月09日(火) 残業

う,うちに帰れなくなってしまった。
毎年4月はこうなんだけどな。
頼みの綱の異動もなし。
また1年ここでやっていくのか・・・

妻が起きて待っていて,夕飯を出してくれる。
それはうれしい。
だけど,機関銃のようにしゃべられるのはちょっと・・・
でも,ごはん出してもらってるのに聞かないと悪いよな。
新聞読みたいんだけどな。
いつもの通りネットしてればいいのに。

「そちら(ネット)に専念してくださいよ」って言ったら,
よけいに寄ってきた。

離れている時間が長くなって,妻の操縦に狂いが出ている。



2002年04月02日(火) 旅行の予約

洗濯機は未だがんばっております。
でも,タイマーより十分遅れで洗い上がるというのはいかがなものか。


昨日は,格安で行ける旅行申し込みの日だった。
10時半から電話予約で先着順だ。
もちろん僕はそんな時間に電話はできないので,
自由業と称してふらふらしている妻に電話をかけさせる。

ところが,
「え〜,よくわかんないからできない〜,
だってアンタの職場の関係じゃんよぉ」
などとぐねぐねしている。

たしかに僕の職場の関係だが,あの旅館に行きたいのはアナタでしょ。

仕方がないので,チラシのウラに
箇条書きでメモを書いてやる。
電話番号まで入っている完ぺきなメモだ。
これならさすがの妻にもできるだろう。
電話の横においておく。


昼,妻に電話を入れる。

「お忙しいとこ,すいませんね。」

「あー,はいはい,何?」

「電話できた?」

「電話ぁ?どこにぃ?」

「・・・」


「あ゛!」



メモはそのまま来月使ってください。


ちゃんととっとけよっ!



2002年04月01日(月) 結局

昨日は寝ていられず,起きて洗濯物を干しました(涙)。

でも,今朝その分妻に文句も言われずゆっくりできたからいいか。


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きゅ〜