SEO対策 のんべんだらり。


関係ない


朝出社したら、Dさんの車が駐車場に停めてあるのが見えた。
7時出社ってスケジュールには出ていたから、予想はしていたけど。
キッチンの脇を通ってオフィスに行く時、Dさんの姿が無くてほっとした。

・・・なんとなく、会いたくないような気がした。

オフィスにいる間も、出来るだけDさんの声がする間は
外に出ないようにしていた。

会って、普通通りに何も無かったように接するのは嫌だし
かといって、あからさまに無視したり態度に出すのも嫌だし、
自分でもどうして良いのかわかんなかった。
こんな時は会わないのが一番と思ったのに、同僚と廊下で朝の挨拶をしている間に
Dさんが来てしまった。。何てタイミングの悪い。

「Shiho!おはよう♪」
いつも通り、明るい調子でDさんが近づいてきたから
『おはよう』と、返事をして、そのままハグをした。
でも、周りにみんな居たからすぐに離れて、そのまま私はオフィスに戻った。
・・・やっぱり、何だかDさんの目を見て喋れない。
私だけなのかな、こんなに意識しているのは。

Dさんと彼女が休日に何をしていようが、私には全然関係ないことなのに。

Dさんがお昼過ぎに帰宅したので、今日は思う存分残業することにした。
やる事も溜まっていたし、イベントのせいでGMも夜まで残っていたから
丁度良かった。

それにしても今日は何故かGMと話す機会が多かった。
朝オフィスに顔を出したかと思ったら、
「ネクタイ曲がってたら直して。あと名札つけてくれ」って。
こういうのは何だけど、GMのスーツ姿は本当に惚れ惚れする。
本人は嫌がっているけど、毎日でもスーツ着て欲しいくらい。

「お前ね、この職場だぞ?」ってGMが嫌そうに言うから
『いいじゃないですか・・・私の個人的な楽しみなんですからw』って答えたら
「でも着物ほどじゃないだろ?」だって。
・・・フォーマル度で言えばどっちも同じくらい好きなんだけどね。

8時半に仕事を終えて帰るところで駐車場に居たGMに「送ってくんない?」
と声をかけられて、GMのオフィスまで荷物を取りに行くことになった。

「Dは何やってんだ?」とふいに聞かれて
『さぁ・・・彼女と会ってるんでしょうから』と私が言うと
「あ、そうだ。馬鹿な質問したな、俺も。
・・・つかあの女何しにきたんだ?」と、思いっきり嫌そうな顔をするGM。
本当に彼女のことが嫌いなんだなぁ。。
『さぁ・・・別に私には関係ないことなんで』と答えると、
「だな。俺にも関係ねえや」と、GM。

・・・そう。私には関係ないこと。
Dさんが彼女と居ることを選んだのだから、誰にも何も言えないよね。


2007年04月30日(月)


さよなら、前の部屋。


今日は前の部屋の掃除。
昼間少しだけ出社して新人R君に新しい仕事を与えてから
前のアパートに行くと、アンヘル氏はもう掃除をしていた。

冷蔵庫の掃除を手伝って、簡単に掃除機をかけておしまい。
残っていた荷物を車に詰めて、アンヘル氏の家まで届けるついでに
電子レンジと間違って持っていかれてしまった私のスーツケースを運んできた。

帰ってからは早速電子レンジを取り付けて、
食料品の入ったダンボール2箱を棚にしまうことから始めてみた。
当分食べるものには困らないだろうなって量で自分でもビックリした。
案外食料って溜まるものだね・・・。

夜は焼きそばを作って食べた。新居での料理第一弾は「やきそば」でした。

Dさんに「新しい部屋で最初に何作る?」って聞かれて
『んー、ご飯かなぁ。日本人だし。あ、パスタかも』なんて答えてたのに
全然違ったな・・・w

明日は職場でDさんに会う。
・・・ちゃんと普通に話せるかな。
どんな風に接したら良いのか、少し戸惑う。


2007年04月29日(日)


引越し


朝からダンボール箱に荷物を詰めて、アンヘル氏の職場の人のトラックで
一緒に運んでもらった。

新しい部屋に荷物を運ぶのも手伝ってもらって、私の引越しは終了。
元々そんなに物持ちな訳じゃなかったし、こんなもんでしょ。。
家具つきの部屋を選んで正解だったな。

荷解きを少しだけしてから、食料を買いに行くことにした。

何だか、この新しい部屋に私が住むことがまだ実感出来なくて
借りてきた猫のように大人しくしてる。
でも本当に住み心地の良い部屋で、日当たりも良いし大満足。
やっと慣れた頃にまた引越しだったりするんだろうなぁ。。


2007年04月28日(土)


八方塞がり


朝、出社してすぐにiTunesでとあるバンドのアルバム2枚をダウンロード。
1日中ヘビロテして聞いていた。

・・・というのも、今夜そのバンドのライブに行くから。
全部覚えるのはそりゃ不可能だけど、
それでも聞いたことある曲が出てきた時に
「わぁー!」って一緒に盛り上がりたくて。

昼にHRの部長さんが私の誕生日に、とランチをご馳走してくれた。
二人で色んな話をした。普通に話す分にはいい人なんだ、とても。

オフィスに戻ってから、仕事を頑張ったけど
何だか色々やる事が重なって、全然上がれそうになかった。

Dさんもやる事が沢山あるらしくて、コーヒー買いに行くのに誘ったけど
それすら出来ないくらいだったので諦めて私も仕事をした。

GMとPMは先に家に帰って後で迎えに行くことになっていたんだけど
結局私が仕事終わったのが8時半・・・。
本当は一緒にライブの前にご飯食べに行くつもりだったのに
結局コーヒーだけで終わってしまった。ごめんなさい。

ライブはとっても良かった!
Dさんと一緒に盛り上がれたし、知ってる曲が沢山流れて嬉しかった。
頑張って予習した甲斐があったかな。

ライブの後でご飯を食べに行った。
明日からDさんと会えなくなると思うと寂しくて、複雑な気持ちだった。
私は何なんだろう。浮気相手?ただの友達?同僚?
怒る権利もないのに、無性に腹立たしくてイライラした。
物分りの良い振りをし続けるのも、限界があるのかもしれない。

「君の新しい部屋、見に行きたいな」
Dさんは無邪気にそんな風に言うけど、複雑すぎるんだよ。。
部屋に呼ぶことは、私が後戻り出来なくなるってことだから。

平気な振りして、
『明日早起きするの?何時の飛行機?』って聞いてみた。
「8時半にこっち着くんだ」と、Dさん。
『そうなんだ?じゃ彼女相当早起きするんだね』
って、普通に答えてみたけど・・・痛い。痛すぎる。。

ずっとこのまんまなんて、絶対に無理だ。

「それじゃ、月曜にね」と、別れ際にDさんが言ったけど
『多分ね』と返事してしまった。
・・・Aさんは5月1日までこっちに居るんだよ。
Dさんは月曜日は2時で上がりらしい。Aさんと一緒に過ごすために。

あーもう。私はどうしたいんだろう。
このままじゃダメだって分かってるのに、何も出来ない自分がもどかしい。


2007年04月27日(金)


普通にできない


『お腹空いたんだけど・・・』
「今から飯行く?」

そう言ってDさんと二人でオフィスを抜け出したのは2時前だった。

「何食べたい?」
『パスタなんてどうかなぁ?』
「いいねえ」

私のお気に入りのパスタ屋さんで大好きなイカのパスタを注文。

「今日はまだ普通のランチ時間だね」と、Dさん。
ホント、こんな時間にランチを食べられるなんて私達にしては珍しい。

『昨日はホント・・・ごめんなさい。ありがとうね、あれで大分立ち直れた』
私が再度謝ると、
「両親のところに行こうと思って車に乗りかけたところでさ・・・
ああ、コーヒー飲みたいなって思って、で、君のオフィスに行こうとしたら
周りのみんなに「ダメだ、今は行くな!」って止められてww」
『・・・そっかw』
「で、じゃあ聞かないで買うか、ってことになったんだ」
『あれですごい救われたよ。本当にありがとう。すごい嬉しかった』
「役に立てて良かったよw」

ランチを食べ終わって、車に戻った後、何故かトランクをごそごそと
かき回しているDさん。
私はその間ずっと助手席で待っていたんだけど、
やがてDさんが私の側のドアを開けて「ちょっと」と呼ぶので
出て行ってみたら、
トランクの中に入っていたのは、日曜日に家具屋さんで一緒に見た
食器たちだった。

『・・・わ、どうして?』
「お誕生日おめでとう」
『本当に?』
「うん。君に、全部w」

私が『これ可愛いよね。このスプーンと一緒にしたらお洒落』って言った
受け皿とスプーンと、可愛い四角い小皿と、
あと『こんなの良いなぁと思うんだよね』って、火曜日に行ったお店でも
私が言い続けていたフロアランプ。。

「ランプもだからね」ってDさんが言った時には本当に感激して
思わずDさんの首にしがみついてた。
これが彼氏だったら迷わずキスしてたんだろうけど、
そこはかろうじて理性が止めてくれた。・・・感謝。

『本当に本当に嬉しい!どうもありがとう!』
「どういたしましてw」
『でも・・・トランクからプレゼント貰うのなんて初めてかもw』
「俺も、トランクにプレゼントを置いて渡すのなんて初めてだw
しかもラッピングする時間なかったし。。
・・・俺、普通にプレゼント渡せない男なんだよw」
そんなDさんのコメントで思わずふき出してしまった。

でも、十分嬉しいよ。どうもありがとう。


2007年04月26日(木)


イライラ


自己嫌悪。

悪いのは自分なのに、人に八つ当たりしてみんなを困らせた。
・・・どうしてこう、批判を素直に受け止められないんだろう。
子供というか自分に甘すぎるというか。

それでGMにもプリプリ当たって、自分の評価を下げてどーすんの。
辛いときこそ笑顔で頑張れなきゃ、社会人でしょうが。。


・・・と、頭では分かってはいるのに、出来ない自分にイライラする。


独りでイライラしてオフィスにいたら、
Dさんがソイラテ持って来てくれた。
何にも聞かないでコーヒーくれることなんて滅多になくて驚いた。

「ゆきがすごいことになってるってきいてさ」
『・・・Gから?』
「いや、色んな人からw」
『・・・そっか・・・ごめんね、ありがとう』

嬉しくて情けなくて、Dさんにハグしてもらいながらどこかに消えたかった。

そんな時PMがオフィスに来たので、
『お誕生日おめでとう!』とハグをした。
昨日一緒にパーティーしたけど、やっぱりおめでとうとプレゼントは
当日渡さないとね。
Dさんと一緒にO市で選んだパスタボウルとビアグラスはとっても喜んで貰えてよかった。
二人でPMは何が好きかな?どんな料理作るかな?って
想像しながら買ったから、「こんなの欲しかったの!」って言われると本当に嬉しい。

「ごめん俺、今日は実家に帰らないといけないんだ」
そう言ってDさんはプレゼントを渡した後そそくさと帰ってしまった。
週の真ん中に実家に行くなんて珍しいけど、何かあるのかな。

幸い、PMがGMを待ってオフィスに居たので、彼女とお喋りをしていた。

GMに呼ばれて、レストランでミーティング。
・・・またイライラ。もう、やだ・・・。


2007年04月25日(水)


Happy Birthday!


28歳の誕生日。

Dさんがオフィスに来て、
「誕生日おめでとう」ってハグしてくれた。
それから、二人でオフィスの入り口で話をしていたら、
今日は休みのはずのカフェのJ君が何故かコーヒーポットを持って出現。
コーヒーを作りながらJ君も交えて3人でトーク。

『今日ね、誕生日だからハグちょーだい♪』とおねだりして
J君にもハグを貰ってしまったw

昨日、『28歳って響きがセクシーだよね』って話をDさんにしたからか、
私をまじまじと見て
「うーん、大人っぽくなったね。セクシーだよ」なんていうDさん。
わかったから。1日じゃそりゃ何も変わらないって言いたいんでしょ。。
「ハイハイ」と適当な返事をしたら、頭をぐしゃぐしゃ撫でられた。
頭撫でられるの好きだって教えた訳じゃないのに、
最近こういうスキンシップが多くて嬉しい。

夕方、PMがオフィスに来て誕生日プレゼントに指輪をくれた。
彼女がよくしていそうな貝がらの指輪。
すごくキレイで嬉しかった。つけていたらPMをいつも思い出す気がする。

ディナーの予約は6時45分からだったので、6時半にPMとGMを迎えに行った。
その車の中でGMがプレゼントとカードをくれた。
箱を開けると、可愛い陶器のブレスレット。
つける時にPMの指輪が当たってカチカチ音がした。

手紙の文面を読んで嬉しくなっていたら、
Dさんがポケットから手紙を出してくれた。
私はDさんの誕生日にもGMの誕生日にもカード書いてないのに
こんな風にしてもらうと嬉しい反面申し訳なく思うよ。。

ディナーには、A君も来てくれて、総勢5名。
Cは仕事が忙しくて来られないんだって。
残念だけど、こればかりは仕方ない。

頼んだ料理はどれも美味しくて、お酒も美味しかったけれど
良いお店を選んだだけあって値段がすごかった・・・。
私も払おうと思っていたのに、払わせてもらえなくて余計に恐縮。
みんなが来てくれるだけで嬉しかったから、
別に奢ってもらわなくたって十分だったのに。

PMの誕生日は明日だけれど、一緒にお祝いすることにして
二人で沢山写真を撮った。
Dさんとツーショットの写真も撮ってもらったけれど、
何だか変な顔をしていたような気がする。
写真に二人で収まることにまだ慣れてない。
彼氏と彼女な訳じゃないから、ってのに、私だけ拘っているのかな。

日に日に、Dさんの彼女が来る日が近づいて来てて、
Dさんの週末のスケジュール見るたびに悲しくなる。

どうやって切り抜けよう。



2007年04月24日(火)


変化


意識しているわけではないのかもしれないけれど、
最近職場で顔を合わせる機会がめっきり減った。

そりゃそうか。

Dさん、やっと念願のオフィスを手に入れたんだもんね。

「俺としてはあんまり嬉しくはないんだけど」って言うから
『ホントだよ・・・日中私一人なんだもん、寂しいよ』と、私。
「よしよし」と、頭をなでなでしてもらったから良いか。

スキンシップに飢えてる狼みたいな私。

夕方、余りにも喋ってないのが寂しくなってDさんのオフィスへ。

「飯食った?」
『食べてない』
「もしかしてそれ(夕食どうするか)聞きに来たの?」
『・・・・・・うんw』

本当はそんなこと全然考えてなかったんだけど。
最近ずっと一緒にご飯食べてるから、
今日くらいは独りにしてあげた方が良いのかな?って思っていたので。

でも、Dさんから言ったんだから、行かない訳にはいかないよね。なんて。

「俺、仕事に戻らないといけないんだ」
『じゃ近場にしないとだね。・・・ハンバーガーは?』
「良いねえ」

近くのバーでハンバーガーとビールで乾杯。

「年取ってからの方が女性にモテてる気がする」
『そうなの?』
「っていうか多分・・・そんな気にしなくなったのが良いのかなぁ」
『でも年上の魅力ってそうだよ。自分のこと分かってるから
変な無理したりしないし経験があって経済力が多少はあって、落ち着いてて』
ここまでは良かった。

「年取ると服に気を遣わなくなるけどね」
『Dさんは・・・気遣ってる?』
「え・・・気遣ってないように見える?」
『じゃ、遣ってるんだ?』
「いや、君に聞いてんの。どう思う?」
『私の意見じゃなくて、気遣ってるか遣ってないか聞いてんの』

・・・Dさんはそれなりに服装に気を遣っているらしい。
うん、もちろん気付かなかったからそんな質問したんだけど、
Dさんとしては、普通に問題ない服装だと思っていたんだろうな・・・。

後でフォローするのが大変だった。

職場まで戻って、建物の消灯してアラームをかけてから解散。

『今日が27歳の私の最後だよ』
「お、そうか」
『明日は生まれ変わった私になるからw』
「楽しみにしてるww」

・・・そんなすぐには変われないのが人間だけどねww


2007年04月23日(月)


お買い物 in O市


朝8時に目が覚めてネットをした後に台所で朝食を摂っていたら
Dさんが電話をくれた。

「おはよう」
『・・・おはようw』

毎日職場で会ってるのに、どうして電話が嬉しいんだろう。
今日も会えることが嬉しいんだろう。

10時に待ち合わせをして、Dさんの家の近所に着いたのは20分過ぎだった。

『もしもし?着いたよ』
「鍵開けるから、上がっておいで」

用事も無いのに、Dさんの家にお邪魔した。
5分と居なかったけどw

Dさんの車でO市へ。

「ネットで近所のカフェを調べたんだ」と、Dさんがメモを出して見せた。
『お!偉い!すごい用意周到♪』
でも結局、メモに書かなかったお店でDさんが気になったところに行くことに。
そこが素材に拘った料理を出すカフェで、店内も明るくて素敵だった。

Dさんはチョリソとスクランブルエッグを、私はそば粉のパンケーキを注文。
美味しい朝食で一気に幸せになった。

食事の後は、二人でIKEAでお買い物。
ソファに座ったりデスクを見たり、二人で話しながらゆっくり回るのが楽しかった。
結局、Dさんが欲しがった椅子とTVラックは在庫が見つからず断念。
PMのプレゼントも違う店で選ぶことにして、IKEAツアーは終了。

場所を変えて、食器屋さんめぐり。
PMが私とDさんと同じ食いしん坊なので、プレゼントは食器に決まった。
『PMはビールも好きだから、ビールグラスも買おうよ』
と、グラスも4つセットにしてお買い物終了。

違う家具屋さんを見つけてそこでもまた色んな話をして、
休日を二人で楽しめてるな、と思ったら嬉しかった。

6時過ぎにSFまで戻ってきて、車まで送ってもらって別れた。
さすがにこうも毎日一緒に居たら、夜ご飯くらいは独りで食べても良いかも。

明日になったらまた、すぐに話したくなるんだろうけどね。


2007年04月22日(日)


反比例


12時に職場に着けるように見計らってお風呂に入って支度を・・・
と、思っていたら、高校時代の友人が6年ぶりに電話をくれた。

「電話するね」と、私も言い続けていてしなかっただけに
向こうからの電話が嬉しかったし、少し申し訳なかった。

最初は「こんな声だったっけ?こんな喋り方だったっけ?」と思っていたけど
徐々に「ああ、そうだったなぁ・・・」と、感覚を取り戻した気がする。

彼女も今では立派に1児の母で、立派に主婦で、偉いなぁと思う。

私はどうなのかなぁ。
離婚をしたら、また振り出しに戻るような気がする。
ドラクエの装備を全て外すような感じ。

・・・全てではないか。「かぶと」と「よろい」はつけたままで
「ぶき」がない・・・みたいな感じかww

でも、新しく装備を探そうとしているのかというと
そうでもない・・・。

Dさんとの関係も、私が悪いのか彼が悪いのか、進展する様子もないし。

PMに言わせると、
「Shihoが離婚したらすぐにDは彼女を捨てるよ!」って言うけど
それってずるい。
・・・いや、私はDの如何に依らずとも離婚するんだから良いのか。

今日、GMとPM、GMとDさんの親友でLAから遊びに来たOさん、Dさん、私で
昼食を食べている時に、
「アレがお前の相手だろ?」ってGMがDさんを指して言うから
『違います』と即答。
「・・・違うの?w」とGMが少し驚いたように聞くから
『違いますよ』と、もう一度言う羽目になったんだけど。
・・・この程度のやり取りなら、今までもGMと何度も繰り返してるけど
Dさん本人の目の前でっていうのは初めてだったかも。
良いんだ、別に。本当のことだし。
Dさんには彼女が居て、来週にはSFに来て、3日間滞在するんだよ。
・・・考えても仕方ない事実なので、なるべく考えないようにするだけ。

GM、PM、Oさんを最初にアパートまで送った後、
Dさんが私を会社の駐車場まで送ってくれる途中に
「明日・・・朝食でもどうかなぁ、と思うんだけど」と言った。
『良いねえ?』
「GM達が来るかどうかはわかんないけど」
『場所は?』
「これから家帰って調べるから、また連絡する」
『了解』

・・・なんなんだろう。考えないようにすればするほど、会う予定が増えていくのは。


2007年04月21日(土)


避けている


・・・避けられてるんじゃなくて。私から避けてんの。意識的に。


疲れたような表情のDさんが私のオフィスに来たのは夜7時半過ぎだった。

『おつかれさま』と私が声をかけたら
「あのさ・・・。昨日も飲みに行ったけど、今日一杯くらいなら
飲みに行くのもいいな、と思ってるんだけど」と、Dさん。
・・・誘われたら断りませんよ、Shihoさんは!(・∀・)

ってことで、二つ返事で了承。

お店どうしようか?という話になって、
「○○(近くの店)は?手ごろだし、歩いて行けるし」とDさんが言うから
『いいねえ。誰か同僚に会うかもしれないしね』と私。
そしたら後で駐車場に向かう途中で
「・・・やっぱ今日はいつもと違う店を開拓するのもいいな」だって。
・・・要するに、誰にも会いたくないってことで、いいのかな?w

結局、私が以前働いてたホテルの近くのピアノバーに行くことにした。
噂はよく聞いてたけど私も行ったことなくて、Dさんも知らない様子だったから。
お店に入ってみて、Dさんはすぐに気に入ったみたいだった。
二人でカウンターに座って、他愛もないおしゃべり。
でもいつもと決定的に違うのは、Dさんが私の身体をずっと触ってたこと。
カウンターで隣同士なのに、身体が向かいあうように椅子を反転させて
私の膝を両膝で挟んだり、太ももを触ったり二の腕を触ったり。

・・・全然良いんだけどさ。でもムラムラするよね、そういう触り方ってw

10時を過ぎて、Dさんが欠伸を連発するようになったので
『疲れてるんだね、帰ろうか?』とお会計することに。
でもDさんはお会計が済んだ後でもずっと席に座ったまま
私に色々話しかけてきて、何だか帰りたくないような雰囲気。

意を決して車まで戻って、会社まで送って貰ったんだけど
駐車場に着いたあと、いつもなら外に出て私の車のところまで送ってくれて
そこでハグをくれる・・・はずのDさんが車外に出ようとしなくて。

『じゃ、またね?』と車の中でハグをしようとしたら、
Dさんの顔が何か違う方向に動いてる・・・のが分かって、咄嗟に避けちゃった(;o_o)

分かってたんだけどね。
バーでの感じからして、そういうつもりなんだろうってのは。
私も別に、分かってて触らせてたんだし、それはOKのはずだったんだけど
やっぱりAさんとまだ続いてるってのが頭の中でひっかかってて
彼女持ちの人とキスしてどーすんの?って自問し始めたらもうダメだった。

キスしたら絶対好きになっちゃうもん。
好きになって辛いなら、このままの方が良いじゃないかと思う。
ま、今の状態もかなり宙ぶらりんではあるけれど、
今ならまだ引き返せる状態かな、って思ってさ。。


2007年04月20日(金)


競争激化?


最近毎日のように一緒に出かけているから、
さすがにDさんも飽きてきている?と思って
私からは何も言わないようにしてみよう・・・と思っていた矢先に
同僚Bが
「今日、魚の日なんだけど(・∀・)」と言った。

魚の日とは、水族館で月一で行われているイベントで
お酒を飲みながら水槽を見たり展示を見たり出来るらしい。

話には聞いていたんだけど、ずっとタイミングが合わなくて
行けなかったんだった。

Dさんがその後でオフィスに来た時に、
『ね、ね。今日のこと、何か聞いてる?』と聞いてみた。
・・・あくまでも、さりげなくねw
「魚のこと?w」と、ニヤリとするDさん。
『あれ、どうして知ってるの?』と聞いたら
「俺だってたまには人の話を聞いてるんだよ」だって。
そこ、そんな得意げに言うとこだっけ?ww

ま。私から言い出したんじゃなくて、同僚が言い出したんだから良いでしょ。
ってことで、一緒に行くことにした。
PMが仕事帰りに顔を出したので、
一緒に連れて行くことにして3人で水族館に行ったら
カフェで働いてるJ君とバッタリ。

「Bさんから今日のこと聞いて来たんだけど、あれ、Bさんは?」と、J君。
・・・結局、Bと彼女は予定が合わなくてキャンセル。今日のメインなのにw
Bを待つ必要がなくなった4人は水族館からお寿司屋さんに場所を移すことに。

J君もPMもお寿司大好きみたいで、みんなで沢山頼んでシェアすることにした。
お酒も熱燗と冷やと頼んで、J君とPMは特に熱燗をぐいぐい行ってたな・・。
私は水族館でビール2本飲んでたから、冷やはDさんと半分こ。
それでも良い感じに酔っ払って幸せだった。

水族館でウニ(の仲間)を見て寿司ネタの話になった時
Dさんが「前に食べたウニは正直・・・でも、もう一度試しても良いと思う」
って言ってくれたのは嬉しかった。
『別にウニを好きになってくれなくてもいいけど、Dさんの食に対して
好奇心旺盛なところはすごく好き』と言ったら「そう?w」だって。

お寿司屋さんで私がウニを頼んだら、「試してもいい?」とDさん。
一貫食べるのには抵抗があったみたいなので、
お箸でちょっとだけつまんで食べさせてあげたら
「あ!え、・・・全然いけるw」と、驚いたような表情のDさん。
『え、ホントに!?』と、今度は私がびっくりする番だった。
・・・これでウニ好き人口を一人増やしてしまったわけか・・・うーん。。


2007年04月19日(木)


感動


GMが居ない朝。
てっきりDさんがGMのオフィスを使うものだと思って
出社してくるのを楽しみに待っていたんだけど、
待てど暮らせどDさんはやってこず。

・・・Dさんは、新しいオフィスをあてがってもらえたみたいで
今はそっちをメインにしているんだとか。


ちょっと失望したけれど、でも最近私達ずっと一緒にいる気がするから
この辺で少し離れてみるのも良いのかも。


Dさんが私のオフィスに顔を出した時に、
『わくわくしてる?』と聞いてみた。

そう、今夜はDさんの好きなバンドのライブに行く日。

先々週『そろそろチケット取らないとねー』って話をしていたら、
「あ、ごめん。言うの忘れたけど、もう取ったんだ、君と俺と、2枚分」
って、Dさんがサプライズでプレゼントをくれたんだった。

このバンド、元々Dさんが大好きなバンドで、
以前二人で買い物に出かけた時の出先で
「きっと君はこのバンドを気に入ると思う」って紹介されたんだった。

ライブに間に合うように会社を出て、小腹が空いていたので
駐車場の近くのモールでご飯を半分こして、
「デザートも欲しいよね?」と、しめはジェラートとシュークリームとコーヒー。
『これって、私にとって完璧なデートかも!
美味しいご飯とデザートとライブ♪』と私が言ったら
Dさんが目を細めて「良かったねw」って。

・・・すいませんね、いつまでも子供っぽくて。
でも、何事にも感動出来る心があるって素晴らしいことだと思わない?w

ライブはすごく良くて、行って良かった!って思った。
CDも好きなんだけど、ライブで聴くと全然違う。
ますますこのバンドが好きになった。
彼らとめぐりあわせてくれたDさんに感謝。
Dさんと一緒にライブに行けて嬉しかったな。


2007年04月18日(水)


一段階すすむ


明日が給料計算の締めで、11時までにデータ送信するのに
大体10時くらいにGMの承認を貰う手はずなんだけど、
『明日そんな訳で給料計算締めなんで』とGMに言ったら
「え、俺今夜LAに発つんだけど」だって(;´Д`)

結局、今日中に給料計算を終わらせて書類をGMがLAに行く前に渡す羽目に。

「どうだ、出来たか?」と4時半にオフィスに来たGMに
『あと30分・・・てか私、5時に帰りたいんですけど』と言うと
「何か用事か?」
『A'sの試合・・・』
「あーあー、そうだった!」

今日の試合は、Cafeの従業員J君に誘われてJ君家族とDさんと私で行く予定なんだけど
GMとDさんは20年来の親友だけあって、事情はDさんから聞いているらしい。

頑張って5時半に終わらせて、急いでGMに連絡。
GMが社に戻ってくるのを待って書類を渡してから、
レストランを閉めていざOaklandへ。

今日の試合はAngelsが相手で、座席の位置はほぼ前と同じだった。

違いがあるとするなら、上の階のショップが全て閉まってて
中2階まで行かなければいけなかったこと。
でも、このお陰で前回で見つけられなかった売店も沢山見つけたし
A'sの帽子も買うことが出来た。

特に食べ物屋さんは種類が豊富でどれにしようか迷う程だったんだけど
Dさんが「ここのフランクフルト屋は本格的だね」と興味を示したので
ホットドッグを二つ買って、ギネスビールとチーズプレッツェルも一緒に購入。

今までもDさんとはよくご飯食べに行ったりしてて、
何故か最初の頃から何でも「半分こ」することが多かった私達。
例えばスープを頼んでも二人で一つのスプーンを交代で使いながら
半分ずつ食べたりする位に「間接キス」への概念はゼロなはずだったんだけど、
ホットドッグ2つをいつもの様に半分こをしようとした時に
最初に何口か食べて、「そろそろ交代する?」と、
お互いに持ってたものを交換する方式を採用。
・・・でもなんかこれって、スプーン使いまわしやスープ半分こよりも
もっと感覚的に家族や恋人同士の行動に近い気がしない?

食べかけの口のついた部分をそのまま相手が食べるのって
何かヤラシイなぁ・・・と思いながらホットドッグを食べたんだけど、
Dさんがそんな事気にもしてないみたいに私の食べかけホットドッグを
頬張っている姿を見て、何だか私達一皮むけたなぁ・・・と思ったりw

その後でしばらくしてからチーズプレッツェルを試すことに。
Dさんが少しちぎったプレッツェルを私の口元に持ってくるから、
そのままパクっとかじりついてみた。

・・・これってやっぱり、恋人同士がやる行動じゃんね?( ̄Д ̄;)


2007年04月17日(火)


作用


昨日の今日で、少しだけ複雑な気持ちで出社した。

Aさんとまだ続いてるDさんに、どんな顔をして会えばいい?

うだうだと考えながら仕事をしていたら、
向かいのGMのオフィスでDさんの声がした。

ドアを開けたら、
「あ、Shihoこんな所に隠れてたのか」と、Dさん。
・・・隠れるもなにも、自分のオフィスに居ただけですから。

Dさんは大工のTさんとお喋りの途中だったので
あまり話せないなぁ、と思って通り過ぎようとしたら、
私の足元を見て「新しい靴?」と、Dさん。
『そ♪新しいやつ』私が嬉しそうにそう答えたら、
「なんだ、目ざといね」と、Tさんが驚いたように言った。
靴が新しいかどうかなんて、普通は気付かないもんねw
「ま、うん。実は買い物の時に一緒に居たからね・・・」
と、少し嬉しそうに答えてるDさんの声が聞こえた。

その後で、Dさんはオフィスに改めて顔を出して、
「どう?調子は?」と聞きながら私にハグをくれた。
・・・この様子からすると、昨日の話は後半の
「Shihoとのことは大切で、もう一段階進んだ関係になりたい」の部分だけ
クローズアップされている気がする。
でも私も、昨日ちゃんとDさんの気持ちを聞けたせいか、
ハグする時でも話す時でも、少しだけ不安が消えて気持ちにゆとりが出来たかも。

・・・お互いに、昨日の会話が良い方向に作用しているのかな。。


2007年04月16日(月)


宙ぶらりん


映画を見たいね、と昨日話してはいたけれど、
結局電話がかかってこなかったから、どうしたものかと考えた。

今日、私から電話をかけるのは変かな?
もしDさんが私と出かけることを重荷に思っていたとしたら
私の電話を鬱陶しく感じるかもしれない。

・・・結局、いてもたってもいられず電話してしまったんだけど。

結果は留守電。でもメッセージは残さなかった。

折り返しは20分後に来た。
「昨日はごめんね。電話できなくて」
『ううん。別に・・・きっと忙しいんだと思ったし』と、努めて平然を装う私。
本当は、こっちから電話すべきか悩んで悩んで、
枕元にまで電話を持っていったというのに。
「映画、どうしようか?俺まだあと3時間は仕事すると思うんだ」
そう言われて、もしかしてDさん乗り気じゃないのかな?と思った。
だから何だか私はとてもしょげてしまって、
『じゃ、後で話そうね』って電話を切った。
・・・もう、電話がかかってくることは無いだろうって思った。

5時に、家の用事を済ませた後でふと、
このままどこにも出かけないなら、お酒飲んじゃおうかな、と考えた。
普段家飲みなんて全然しないのに、今日は何だか飲みたくて。

そんな時、携帯が鳴った。Dさんからだった。

「やあ。そろそろこっちは仕事終わりそうなんだ。
映画なんだけど、候補がいくつかあるけどどれを見たい?」
事前に劇場公開中の映画をリサーチしておいてくれるなんて思ってもみなくて
一緒に映画見る気あったんだなって思えて嬉しかった。

ユーザーレビューで一番評価が高い映画を見に行くことにして、
「映画は6時40分からだけど、その前にコーヒーでもどう?何時に着ける?」
『うーん・・・20分後には着けるよ』
「じゃ、6時頃だね」
『うん。じゃ、6時に』

急いでバッグを取って、鍵の所在を確かめてから玄関に向かった。
・・・お酒を飲まなくて良かった。

待ち合わせ場所に現れたDさんは、昨日よりも髪の毛が短くなっていた。
『切ったの!?』
「うん。似合うかな?」
『似合うよ!いいよ、全然良い♪』
短髪好きな私がはしゃぐと、
「ハンサムになったかな?」と、Dさんが照れたように聞いた。
『なったよ』と答えたら、はにかんでいたけど。

映画の前にスタバでコーヒーを買って、映画館までの歩道の端のベンチに
腰かけて二人で他愛も無い話。

こんな風に、休日に二人で待ち合わせをして映画を見るのって初めて。
普段は雑然としているオフィス街も、今日は静まり返っていた。

Dさんの横顔をふと見ると、耳の横に切り残した髪の毛があった。
『どこに髪の毛切りにいったの?』ふと気になって聞いたら
「・・・自分で切ったんだ。もう慣れたもんだよ。鏡無くても切れる」と、Dさん。
その出来栄えに驚きつつも、それ以上に
私と過去にデートした男性で自分で髪を切っているのはDさんが3人目だな、と
思ったら無性におかしかった。
・・・なんだろう、偶然なんだろうけど、変なの。

映画の時間になったので映画館へ。
ネットでの評判通り、とってもいい映画だった。

映画の後で、
『どうする?駐車場に戻る?』と聞くと
「どこかで飲まない?」と、Dさん。
二人ですぐ側のホテルのラウンジに行くことにした。

小腹が空いていたのでアペタイザーとお酒を頼んで、二人でさっきの映画の話。
本当に良い映画を観たら、自分の意識がその映画の中に取り残されて
それ以外のことが考えられなくなることってある気がする。

ご飯を食べ終わって、『今日はありがとうね』と言うと
「こちらこそありがとうだよ。・・・怒らないでいてくれたし」と、Dさん。
『怒る?何で?私、怒るべきなの?』と不思議そうに聞いたら
「いや・・・怒らない方が良いな」と、苦笑するDさん。

『きっと、それは過去の経験からかな?』と私。
過去の経験・・・それはもちろんAさんの意味。
前にPMからAさんの話を聞いて、きっと怒る人ってAさんだろうなって思ったから。
私のメッセージを感じ取ったのか、途端にDさんが私の顔をじっと見て、
「うーん・・・」と、言葉を探すような素振りをした。
そんなDさんを、私はただ待つしかなかった。
彼が私に何かを伝えようとしているのが分かったから、
むやみな質問で彼のペースを乱したくなかった。

「あのさ・・・俺は今、Aと関係を持っているわけだけど・・・」

Dさんのこの言葉を聞いて、最初に思ったことは
(ああ、今この人「現在形」使ったな・・・)だった。
現在形で、関係が続いてるんだ・・・そう考えたら、少し動揺した。
Aさんとはもう終わったんだと思ってたから。

「Aとは、楽しい時間を沢山共有したし、この関係に誓約を感じてる。
・・・でも、だからと言って君とこうしている時間を
便利だからとか、単に二人の人間がご飯食べてるだけ、とは思ってないよ。
君と過ごす時間もとても重要で、正直、今の状態よりも、
もう一段階進んだ関係になりたいって思ったこともある・・・」

進んだ関係、と聞いてどきっとした。
何となく気付いてはいたけれど、Dさんの言葉で聞くと現実味が増した。

「・・・でも、なんていうか複雑なんだよな」
『それは、私がまだ結婚してるから?』
「うーん・・・それもあると思う。でもそれだけが原因じゃないよ」
『でも、Aさんとの関係に誓約があるんでしょう?』
「ああ」
『そっかぁ。あのね、正直不思議に思ってたの。
この前LAに行く予定はあるの?って聞いた時、「無い」って言ってたから』
「・・・ああ、それはね。Aが今度こっちに来るんだ」
そう言いながら少し笑うDさんを見て、心が痛かった。
現在形だけじゃなくて、Aさんと先の予定まであるなんて。
私と出かけたり会ったりしている他で、Aさんと連絡を取り合っていたのか・・・
そう思ったら、胸が締め付けられる思いがした。
別にDさんに恋愛感情は無いはずなのに、すごく嫉妬しているのが分かって辛かった。
『・・・そっか。彼女いつ来るの?』
「2週間後。4月28日かな」
『・・・じゃ、私の引越し手伝えないね』
嫉妬している自分を知られたくなくて、普通に振舞いたかったのに
結局そんな下らない事しか言えなかった。
「ああ・・・ごめん。でも他の日に手伝うよ」と、Dさん。
『良いよ。貴方は貴方のことをして。私も私のことをするから』
・・・なんだか、他人行儀な言い方になってしまったけど、
本当のところ、どんな態度で居たら良いのか分からずに混乱していた。

「・・・でも、君のことをすごく好きだってことは確かだよ」
そんな風にDさんは言った。
I really like you.. その言葉を言う時、真っ赤になったDさんを見たら
この人が嘘をついてないってことだけは確かだと思った。
きっと、Aさんに対する気持ちも本物で、私への好意も本物なんだ。
・・・嘘がつけない人なんだろうけど・・・正直すぎるのもずるいよ。

『ありがとう』
本当は、それだけ言って返事を終わらせようかと思った。
Aさんとの関係を続けてるDさんに、これ以上何を言う必要がある?
でも結局『私もDさんが好きだよ』と、付け加えてしまった。
・・・馬鹿。こんな時にまで気を遣わなくても良いはずなのに。

『・・・うーん・・・』
今度は私が、言葉を探して黙ってしまう番だった。
「ごめん。別に変に緊張させるつもりは無かったんだけど」そう恐縮するDさん。
『・・・うん、大丈夫』と、私。
「俺、喋りすぎたかな・・・?」
『そんなことないよ』
「じゃ、喋らなさ過ぎた?w」
『ううん。丁度いいと思う』
「そうかw」

結局、DさんはこれからもAさんとの関係を続けるんだよね。
・・・私とはどうしたいんだろう?
告白されたけどやっぱり宙ぶらりんのままなんだな、と思った。


2007年04月15日(日)


ひとこと


本当なら、アシスタントのR君に任せて
今日はお休みを取れる・・・筈だったけれど
やっぱり心配性の虫が顔を出して、
朝だけ職場に行くことにした。

ブースが8時きっかりに開けられるように
レジの現金を用意することだけはしっかりやらないといけなかったし
R君がしっかりやってくれるであろうことは分かってたけど
今日だけ、もう一度基本を教えなおせば
明日こそ休みが取れるんだから、良いじゃないかと自分に言い聞かせた。

昨日、Dさんと野球の後で別れる間際に
「明日どうしようか?10時くらい?」
『分かった、じゃ10時くらいに電話するね』
というやりとりがあったので、
仕事は早々と切り上げて、10時すぎに車の中からDさんに電話。

「おはよう」
『おはよう♪』
「もう10時か」
『そうだよ。どうしましょうね?』
「車、一台で行った方が良くない?俺の家の近くまで来る?」
『分かった。ガソリン入れてから行くから、20分後に』
「了解」

そうしてDさんの家の近くで車を停めて、Dさんに電話。
「もう着いたの?じゃ今から外に出るよ」
雨脚が少し強まってきたので、二人で私の傘に入りつつDさんの車まで歩いた。

こうしてDさんの家の近くに来るのも久々だし、
何よりこうやって朝方に一緒に行動出来るのも久しぶりで嬉しい。

朝食に点心を食べたいね、と前に話していたので
今日はその中華料理屋さんに行くことにした。
雨の中を二人で歩いて、ようやく目的の点心屋さんに到着。

お店は開けたばかりで人も少なく、ウェイターさんが
「今はまだ点心を作っている最中なので、しばらくお待ちください」って教えてくれた。

そのお陰で、運ばれてきた点心はどれも出来立ての熱々。
シュウマイや餃子、海鮮餃子に揚げ物に小龍包・・・
どれも美味しくてついつい食べ過ぎてしまった。

食後、腹ごなしに街を歩きながら他愛もない話。
途中でPUMAのお店のディスプレイに飾られたフェラーリのロゴ入りスニーカー
で盛り上がって、そのまま違う靴屋でお互いに靴を買うことに。

Dさんは黒の革靴を買うつもりで、茶色の革靴を、
私は黒のパンプスを買うつもりで、茶色のパンプスを、
それぞれお買い上げww

でも良い買い物が出来たからそれだけで満足。

その後にコンピューターのお店に行って、Dさんはマウスを、
私はUSBメモリーを買った。

お買い物の後でお気に入りのカフェでお茶して、
そこでDさんが
「折角の君の休みの日だし、一緒に付き合ってお祝いしたいのはヤマヤマだけど
やらなきゃいけないことが溜まってるんだよね」と言うので
一旦お別れすることにした。

「用事が済んだら後で電話するよ。映画でも見に行こう」と、Dさんが言ったから
長く待てるように一旦家に帰ってパソコンを取ってスタバへ。

午後5時から8時過ぎまで居たけど、結局電話はかかってこなかった。
・・・がっかりしたまま帰宅。ま。ある程度は予想していたことだけれど、
無理なら無理で、電話くれればいいのにね・・・。


2007年04月14日(土)


幸せな週末のはじまり


朝からテンション高めの私。
・・・理由はひとつ。「Dさんと野球」!!

とはいえ、会社のみんなと行く野球だからそんなことは言えず
単に「野球好き」な人として振舞うことにした。

昼過ぎに、印刷した書類を取りにオフィスに来たDさんが

「もしかして・・・Shihoの休日も近い?」と聞くので
『トゥモロー〜 トゥモロ〜♪』とミュージカル・アニーの歌を真似て言ったら
「本当に!?おめでとう!!」と、Dさんがハグをくれた。
『うふふ。もしかしたらもしかするかもね♪』と言ったら
「そしたら・・・記念に君の事、朝食に招待しないといけないな」と、Dさん。

いつか私が休みを取れたら、一緒に朝食を食べに行こうって言ってたから
そのことを覚えててくれて嬉しかった。

「俺が奢るよ」とDさんが言うので
『お店、私が選んでもいい?』と聞いたら
「おー、もちろん♪」って。

やった♪

野球に加えて朝食なんて、良い週末になりそうだなぁ♪(*´▽`*)


野球はヤンキースとA'sの大接戦の末A'sが延長11回でサヨナラ勝ち。
一進一退の攻防戦だったから見てて楽しかったし、
職場のみんなと一緒に観戦出来たってのも嬉しかった。

帰りは電車の中でDさんの腕を借りて少し寝てしまったけど・・・。

明日も良い1日になりますように♪


2007年04月13日(金)


気配


Dさんがやっと本社からノートパソコンを借りてきた!

・・・って、本来なら1年前に支給されていたらしいのに、
今まで延ばし延ばしになっていたんだって。

早速GMの机にノートパソコンを置いて、
あれやこれやと試しているDさん。

そんな様子を廊下の反対側のオフィスから見ていてふと気付いた。

『ね、パソコンがあるってことは、もう別棟のオフィスに行かなくて良いってこと?』

すると私の質問を聞いて改めてDさんも考えたらしく
「言われてみるとそうだな。ずっとこのオフィスにいても良いんだよな」って。

実際、今日はほぼDさんはGMのオフィスでパソコンを触ったり書き物をしたりしていた。

私の部屋のプリンターから文書を印刷したりして、
「ちょっと失礼」なんてオフィスに入ってきたりもして。

・・・Dさんの気配があるってだけで、何だかそわそわする。
ずっと周りに居てくれるって思うだけでも全然違うんだなぁ・・・。


2007年04月12日(木)


おあずけ・・・


昨日出かけなかったから、もしかして今日はあるかも!?と期待してたのに
「洗濯したいんだよね」と、アッサリ振られた(ノД`。)

・・・いいけどさ。洗濯も大事だもの。
私だって明日着る服無かったら洗濯したいと思うもの。


でも、私のこの「どっか出かけたい!!」病は
どうしたらいいのかなー・・・?


Dさんが6時にオフィスに来て「そろそろ帰れそうなの?」と聞かれたから
『まだ・・・』ってそっけなく答えちゃった。
分かってるんだけどさ、私がふてくされてるのは筋違いだって。

でも、なんとなく相手して欲しかったんだもん。。

昼間に「金曜日に野球見に行きたいね!」って話をしてたのを思い出して、
パソコンでウェブサイトの情報を見つつDさんに電話。

『洗濯はかどってる?』
「うん。結構楽しんでるよ」
『野球なんだけどさ。ちょこっと話したっきり話が途切れちゃったでしょ』
「ああ、行こうよ。今日にでも俺チケット取ろうと思ってたんだ」
『今ウェブサイト見てるんだけど・・・私取ろうか?』
「あ?本当に?ありがとう。8枚頼むよ」
『分かった、8枚ね』

一番安い9ドルのチケットを8枚確保した。

これで金曜日には出かける予定が出来たわけだ。。よしよし。


2007年04月11日(水)


いいんですけどね


別にね。
Dさんが忙しいのは見てたら分かるから何も言わないけどさ。

面接が長引いて結局7時半まで会社に居ることになって
待ってた私の方が逆に「置いていかれたかも!?」って不安になって
何度も面接会場の方を覗きに行っちゃったりするくらい長々とした面接
(っていうか説明会?)だったし、
一人ひとりの質問に対して真摯に答えて説明するのだって大変だろうから
くたびれて早く家に帰りたいって気持ちになるのは十分理解出来るんだよ。


でも。

昨日別れ際に、Dさんと
「明日バンドの演奏があるんだ、○×ってバーで」
『そうなの?』
「この前観たようなカントリーっぽい曲なんだけど、行かない?」
『いいね。この前のバンドの演奏は私の好みだったし、楽しみだな』
・・・って会話をしてたのよ。

だから今夜、もしかしたらバンド聴きに行くのかなって思って、
自分の仕事は4時半に終わってたのにそれからずっとDさんを待ってたの。

面接を終えて戻ってきたDさんの顔を見たら、
さすがにそんな事聞くことも出来ずに
『今夜はゆっくり休んでね』と言うのが精一杯だったんだけどさ。。

でも、やっぱどっか行きたい気持ちが収まらなくてモヤモヤが残ったまま。
明日もまた夜のツアーが無い日だし、どこか遊びに行けるといいな。


2007年04月10日(火)


改めて思う。


朝からずっと待ってるのに、Dさんが一向に出社して来ない。
・・・もしかして、今日もお休み?

別にだったらどうなの、と言われるとどうでもないので
努めて気にしないように仕事に励んでいたんだけど。

そしたらやっと来た。3時近くになって。

丁度他の従業員がお給料の計算のことで質問しに来てたから
いつもみたいにお帰りのハグは出来なかったんだけど、
「驚いた?」
『今日はもう来ないのかと思ったよ』
「いやいや、ずっと出先だったんだ」
と、ちょっと会話出来たからいいか。

その後でDさんがオフィスに戻ってきた時に改めてお帰りって言ったけど。

「今夜友達がSFに来るんで食事しようと思うんだ。Shihoもどう?」
『んー何時くらい?』
「7時あたりかなぁ」
『あのね、昨日アパートの大家さんと会う約束だったんだけど延期になったのね』
「へえ。で、いつ?って今日?w」
『うんw』
「何時?」
『・・・7時w』
「ww」
『延期したほうがいいかな?私もディナー行きたいもん』
「いや、もしかしたら両方出来るかもよ」

そんな訳で、私が独りで先にアパートの大家さんと話をして、
終わったらDさんに電話をするという算段に。

『終わったよ?』時計を見たら、7時半前。
「もう?今車で向かってるところ。どの辺に居る?」
『えとね、V通りと15番街のあたり』
「分かった、じゃその辺に居て。拾うから」

それから5分と経たないうちにDさんの車が見えて、
中から女性が出てきた。

「初めまして、Dです!」
『初めまして、Shihoです♪』

女性は後ろを追ってきた別の車に乗り換えて、
私はDさんの車にそのまま乗り込んで発車。

「この前に行ったお店に行こうか?22番街だっけ?」
『23じゃなかった?』
「んー、どうしてこう俺らってこの店の場所覚えられないんだろうな」
『私のことひっくるめて言うの止めてよー。私はちゃんと覚えてたもん』
「あ、そ・・・w」

お店は月曜の夜ということもあって比較的空いてて、すぐに座れた。
もう一人の友達はDさんの彼氏でJさん。
とってもお喋りなミュージシャンで、ユーモアのセンスがある素敵な人。

二人と楽しいディナーを終えて、車の前で別れた。
Dさんに私の車を止めておいた道まで送ってもらって、
別れ際にDさんが車から出てきてくれたので、ハグ。

「2日ぶりに君に会えて嬉しかった」と、Dさん。
『貴方が戻ってきてくれてよかった』と、私。

そのまま、また明日ね、と言って車に乗り込んだ。
このそっけなさが私達なんだなぁ・・・と、思いながら。。


2007年04月09日(月)


全然仕事してないけど・・・いいか


イースター。
でもGMも私もA君も出勤だったから、
「コーヒーでも飲みに行くか」と、GM。

朝10時過ぎに電話がかかってきて、
「車洗車しに行きたいんだけど、帰り送ってくんない?」とGM。
結局A君も洗車に加わることになって、往きは3台で行って
洗車場から帰り道は私の車に二人が合流。

途中でカフェに寄ってコーヒー休憩。
A君に奢って貰った。
「Aが出すのは全然気にしないけど、お前が金出すのは嫌だ」と、GM。
・・・その差は何?(;・∀・)

カフェを出て、社に戻ってR君の様子をチェックしてから、
今度は近くのイタリア料理屋でイースターブランチを摂ることに。

『12時からTAXの予約入れてるんですよね』と私が言うと
「今11時か・・・早めに食うぞ」と、GM。
A君とGMがオムレツを頼んで、私はスクランブルエッグ&スモークサーモン。
特別メニューだったせいか早めに料理が運ばれてきたので、
何とかTAXには間に合った。

TAXを終えてまた会社に戻って、R君の質問に答えてから帰り支度。
GMに電話して
『もう車取りに行きました?』と聞いたら
「まだ。送ってくれんの?」と、質問されたので
『ハイ』
「あっち方面行くの?」
『ハイ』
「今もう終わってすぐ出れんの?」
『ハイ』
「・・・一回くらい「That's right, Jeff!」って言えよwwハイ3回かよ」
『www そういう風に脳みそ回んないんですよw』
「すぐ下行くわ」

GMの「下」をアパートの下だと思ってGMのアパートの前で待っていたら
「お前今どこいんの?」とGMから電話が。
『貴方のアパートの前かな?』
「www ごめん、俺会社来ちゃったw」
『!!・・・・じゃ、今から戻ります』

とんだ行き違い。ま、2分の距離だからイイけどさ。
A君を待って、また3人で洗車場へ。
二人を下ろしてから久々にお気に入りのブリトー屋でご飯を買って帰宅。


2007年04月08日(日)


間に合う


新人R君研修2日目。
私が誰かに付きっきりでDさんの相手をしないってのも珍しい構図かな、と。

銀行に行くついでに郵便局に行きたかったので、
11時過ぎに『ちょっと独りにしちゃうけど、いい?』とR君に確認してから
倉庫で仕分けをしているDさんのところへ。

「やぁ」
『やほ。今日は何時に発つの?』
「12時かな」
『そっか。今から銀行行ってくるけど、1時間あれば帰ってこれるよね』
「そうだね」
『じゃ、行ってくる』

1時間で帰ってこれると信じて、お別れの挨拶はしないでおいた。

しかし郵便局が土曜日のせいでめちゃ混雑・・・。
おまけに銀行でも予想以上に換金に手間取って、
1時前にようやくダウンタウンに戻ってこれた。
もうDさんはとっくに出発しちゃったろうな・・・。

そしたら、あと5分で会社に着くというところでDさんから着電。
『もしもし?』
「そろそろ出ようと思うんだけど・・・まだ戻ってこれなさそう?」
『今S通りを走ってるところ』
「そうか、じゃあもしかしたら会うかもね」
『うん。もし会わなかったら、いい週末を過ごしてね』
「ありがとう。君もね」

電話をくれた直後にDさんが車を走らせない限り、
確実に駐車場で会うだろうって思ってアクセルを踏んだ。

案の定、駐車場に車を滑り込ませると、
Dさんの車の前で立ち話をしているGMとDさんの姿が見えた。

「どこ行ってたんだよ?」とGMに聞かれて
『郵便局♪やっと荷物取ってこれた』と答えたら
「日本から?中身は何だ?」とまた質問。
『料理の材料ですよ・・・』と言うと
「だから何だよ?」とまたまた質問。。
『お菓子作りの材料』って言ったら納得してもらえた。

P部長が輪に加わってGMと話を始めたので、
『ちゃんと間に合ったよ』とDさんに話しかけたら
「郵便物に?それとも、今日の仕事に?」と、Dさん。
『Dさんが出発する前までに』と言ったら
「・・・そうだね」ってハグをくれた。
GMとP部長の見てる前でそんなことされたら恥ずかしいんですけど。

でも、とりあえず1日半会えなくなる前に最後に会えて良かったな。

そのままDさんの車を見送って、オフィスに戻ったら新人R君が
「Dさんが何度もShihoさんを尋ねて来ましたよ。
一緒にお昼に行きたかったんじゃないかな・・・」って教えてくれた。

・・・Dさん、可愛いとこあるなぁw


2007年04月07日(土)


現場


明日と明後日と、復活祭で家族の元に行ってしまうDさんな訳で。

いや、元々家族と親密な関係を保ってる方だから
2日間行ってくると聞いた時にもやっぱりね、と思うだけだったんだけど。

だから『そっかあ、土日居ないのかぁ・・・』と言った時の自分の声が
思った以上にがっかりを含んで聴こえたのには自分が一番びっくりした。
Dさんはそんな私のつぶやきを聞いて案の定
「あぁ・・・ごめんな。二日間も寂しい思いさせちゃうね」って
私の頬っぺたを両手のひらで包んでくれるし。

・・・いや、本当にそんなロマンチックな時にこう思うのは申し訳ないんだけど、
全然そんなにがっかりしてないんだってば。
ってか私とDさんの間でロマンチックなひと時なんてあること自体妙だもん。
今まで通り友達&同僚として、普通に接して行こうって決めたのに。

夕方Dさんが「眠いー」と言ってオフィスに来たので
一緒にスタバまでコーヒーを買いに行くことにしたんだけど、
その帰り道でDさんが歩きながら私の腰に手を回しているところを
会社に向かって車を運転していたA君とCにばっちり見られた(;´Д`)

「お前ら、腕組んでなかった?」とニヤニヤ顔のA君に聞かれて
『全然?』と答えたら
「こぉんなことしてたよね?w」と、私の肩を抱いて言うし。

・・・まぁ、言い訳は出来ないけどね。現場をおさえられてるわけだから。
でもしつこいようだけどそんな関係じゃないんだってば。。

好きのすの字もなければ、彼女のかの字も無いわけで。

Cに見られていたのは痛かったなぁ・・・。あー、まったくもう。


2007年04月06日(金)


特別な機会?


『ねー、いつになったら着物姿見せてくれんの?』
PMのオフィスでぐだぐだと話をしている時に
ふいに思いついてそう聞いてみた。

「ん・・・いや、やっぱ特別なものだから
ちゃんとした時じゃないと。機会をふいにしたくなくてさ」と、Dさん。

『別にそんな特別な機会にこだわらなくてもよくない!?』
ただ見たいだけなのー、と私。
『買ったからには見る権利があると思うんだけどな・・・』と、冗談で言ったら
「この前GMの着物姿見た時の君のリアクションをみたら、
やっぱちゃんと機会を選ばないとって思うんだよ」と、Dさん。

・・・私、GMの着物姿見てそんな興奮してたかな?
うん。してたかもしれないww

Dさんの着物姿見て私がムラムラしても良いように
時と場所を選ぶってことですか?www

『で、その特別な時と場所っていつどこで起きるの?
職場?GMの家?それともDさんの家??』そう聞いたら、
何を想像したのか絶句して赤面してるDさん。。

・・・本当にただ着物を着ている姿が見たいだけなんだけどな・・・。
Dさん的には、その「後」の方が重要なんだろうけどさ。


2007年04月05日(木)


スイッチ


もう、気のせいじゃない気がしてきた。

昨日のショーに行った時に、立ち見席で私がDさんの前に立ってたら
ショーの間中ずーっと、頬っぺた同士くっついてるでしょ!?って近さで接近してて、
こんなことしてたら「友達同士です」なんて言えないよ、普通。

・・・それで良いのかなぁ?
Dさんはそういうつもりなんだろうか?LAの彼女はもう良いの??

何となく気がかりだったけど、そのものズバリは聞けないから
『近々LAに行く予定はあるの?』って聞いてみた。
「なんで?行きたい?w」と、Dさん。
『んー、そりゃあ。PMがLAの話聞かせてくれた時すごい羨ましかったし』と言ったら、
「いつか機会があるでしょ」って言ってくれたけど、
結局、彼女とどうなったのかは分からずじまい。
でも行く予定があれば教えてくれるだろうから、
やっぱり行かないってことは終わったってこと・・・なのかも?


一日中ずっと忙しくてご飯を食べる機会をなくしたまま仕事していたら、
5時過ぎにDさんはオフィスに来て
「飯まだ食ってないの?」と聞いた。
『んーそういえばまだ食べてないね』と答えたら
「俺まだ腹いっぱいなんだけど・・・」って。
Dさんは接待ランチで美味しいご飯をご馳走してもらったらしい。良いなぁ。
『・・・じゃ、デザートは?』と聞いたら
「良いアイデアだね」と、Dさん。
そこで近くのイタリア料理屋に行くことにしたんだけど
何だか私が無理やり連れて行ったような気がしないでもない・・・。
Dさんの態度が余りにも普通だったから、私の思い違い?と思えてしまって。

ってか、まぁ、普通で全然良いんですけどね。職場だし仕事中だし。

デザートを食べながら、他愛も無い会話。
『何かね、自分ではどうにも出来ないってわかってることでも、
人から期待されてそれに応えられないと思うと落ち込むよ』と言ったら
「・・・君って・・・そういうとこ可愛いよね」と、Dさんが言った。

その会話がきっかけで、昨日のDさんに豹変。
スイッチが入れ替わるのってこういうことなのかな。。


2007年04月04日(水)


Hip Hop Show


午後、給料計算を終えて溜まりに溜まった通常業務をしようかな・・・
と、思い始めていた頃にDさんが来て「飯食った?」『まだ』と、いつもの会話に。
結局二人で遅いランチを食べて、戻ってきたらもう5時。

すると、本社から戻ってきたGMが「で、お前らどーすんの?」とDさんに聞いてて
「お前ら」の中に私が含まれているのは文脈から分かったんだけど
一向に話が見えず。

『・・・・?』
「あ、ごめん。俺この話したっけ?てかしてないよね?」
『???』
「ショーがあるんだ、Hip Hopの」
『いつ?』
「今夜」
『・・・ハァ!?(゚Д゚;)』

ま、どんなにギリギリのお誘いでも行くけどさw

8時開演まで暇だったので、イタリア人街のカフェで
GM、PM、Dさん、私でコーヒーを飲んで暇つぶし。

GMが喫煙者だから外のテーブルに座ったんだけど
日が暮れてきたら寒いのなんの・・・。仕方なくGMのアパートに行って
そこで時間を潰すことにした。

私とDさんがリビングで寛いでいる間にGMとPMが着替え。
GMは土曜日に私とPMが行った着物ショーで買った着物に着替えて
お披露目してくれた。
やっぱりGMには茶色が似合うし、着物を着たら5割増しで良い男。
ホント良い買い物したなぁ・・・(*´ー`*)

Dさんに『いつDさんの着物姿見せてもらえんの?』と聞いたら
「特別な時に。例えばメモリアルデーとか」だって。

メモリアルデーって、5月ですけど!?!?!?(;´Д`)

『そんなに待たせるの?』と文句言ったら
「じゃあ君の誕生日にする?」だって。

思わず、『頭にリボンでも乗せるつもり?w』って言っちゃった。

Dさんに似合うと思って水色の着物と紺色の帯を合わせて買ったのに、
着てるところ見られないならつまらないじゃないの。

ショーは、メインが登場したのが11時15分過ぎだった。平日なのに信じられない。

Dさんはメインが出てくる頃にはウトウトしてたしねw
私もちょっと眠気がピークだったから、二人で2階に移動して
風通しの良い場所で見ることにした。
小さいけど、インテリアの装飾が素敵な良い会場だったなぁ・・・。


2007年04月03日(火)


有り得ませんから


・・・決めた。
Dさんが何か言うまで、私からは何も言わないことにした。

ま、別に私が何か言える立場じゃないってのもあるし、
Dさんが彼女のことを打ち明けてくれない以上
私が知らないふりをし続けるしかないわけだし。
Dさんがどういう行動に出るのか、じっくり見極めるのも良いかなと。。


朝からずっと忙しくてなかなかDさんとゆっくり話す機会もないままに
オフィスに篭って仕事をしていたら、
Dさんが私のオフィスに入ってきて「うーん・・・何か要るんだったんだよ」
と、ブツブツ独り言。

私はそんなDさんの方に体を反転させて彼の次の言葉を待っていたんだけど、
出てきたのは「今日は夕方のランチじゃなくて、早い時間に食べたいね」だった。
『良いねえ』と相槌を打つと、
「今って何時?」
『うん、1時半w』
「・・・もうお昼時か・・・ってか、今行けば良いのか。Shiho、今出れる?」

駐車場まで強引に連れて行かれたのは良いけれど、途中で携帯に入電。
話の内容を横で聞いていたら、すぐにでも本社に行かなきゃいけない様子。

『・・・ランチはまた今度?』と電話を切ったDさんに聞いたら、
「いや、行こう」
『あれ、本社行くんじゃないの?』
「うん、そのついでにあっち方面でランチ食べれば良いでしょ」
『なるほど』

本社に行くついでに、PMにも電話してランチに誘ってみたら
「行くー!」とのことなので、Dさんが用事を済ませてる間に迎えに行った。
3人でランチするなんて初めてかも!
お惣菜屋さんでお弁当やカレーを買って、みんなで分けて食べた。
こういうのも楽しくて良いな。

社に戻ったら丁度駐車場の反対側からGMが歩いてきた。
『どうも、どうもw』
「俺さ、今日着物来てこようと思ったけど、俺のセクシーさに
お前が悩殺されて仕事にならんと困るから止めといたw」
『・・・貴方のその想像力にはホント脱帽しますね(;・∀・)』
「真実を述べたまでだ。そんな事になったら大変だぞ、お前。
そしたらお前、絶対俺と会社でヤるだろ、でもDも居るわけだしな、うん」
『・・・つか絶対有り得ないですから・・・(;´Д`)』

どこをどう考えたらそんな結論にたどり着くのかは知らないけど
「俺とお前がヤる」云々って普通にセクハラですけど!?!?w

GMが出て行った後廊下を見たらDさんが居たから
『・・・ってなことをGMに言われたんだけど・・・ほんっと有り得ないw』と報告したら
「本当に?」だって。
・・・何を本気で心配してるんだかww


2007年04月02日(月)


複雑


待ちに待ったアシスタントR君の初出社日。

早速仕事の手順を教えてみたりして、かなり厳しい初日になってしまった。
『・・・ごめんね。普通だったら人事の書類済ませるだけで楽な1日のはずなのに』
と言ったら、
「良いですよ。仕事ですから。それにShihoさんがどれだけ大変かも分かるんで
出来るだけ手伝いたいです」って。可愛いこと言うなー、もう(*´ー`*)


彼に仕事を任せている間に、駐車場に出るとCとDさんとP部長がいた。
よく見るとCがサンドイッチを頬張っているので
『なんか美味しそうなもの食べてるねえ・・・Cだけ特別なの?』と聞いたら
Cが食べていたサンドイッチを私の前にすっと差し出した。

・・・思わず、そのままちょこっとかじりついてしまったんだけどww

『ありがとw』と言ったら「うんw」だって。
こういう何気ないやりとりにすごく幸せを感じる。

2時半にR君を退社させて、Dさんと一緒にご飯を食べに行った。
Dさんは子供の頃に行った以来SFで有名な観光名所Cに行ったことが無いというので
『じゃ、今日はそこのレストランでお昼食べようか?』と言ったら
すぐに賛成してくれた。

レストランの入っている建物自体は一昨日リニューアルされてしまったけど
場所自体がとても歴史のある場所なので、建物の周りを歩くだけでも楽しかった。

「Shihoと一緒に居るの好きだよ。無邪気な良い意味で間違った言葉遣いをするから
聞いていて楽しいんだ」と、Dさん。
『・・・それって褒め言葉?(;・∀・)』と聞いたら、笑ってたけど。

こうして二人で一緒に新しい発見が出来るのが嬉しい。
Dさんとだと小さなことでもすごく楽しく思える。
でも昨日のPMの言葉を思い出したら、ちょっと複雑な気持ちだった。

本当にDさんは私に気があるのかな・・・?


2007年04月01日(日)


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