V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2009年04月30日(木) 親戚との事を大事に出来るありがたさ

祖母の葬儀には通夜・本葬とも参加できた。1月に祖父が他界したときははずせないセミナー講師があり、通夜しか参加できなかった。このときほど自分の職業を恨んだことはなかった。30日には東京のJ−WAVEでの100分間の生出演の予定があり、もし通夜が一日ずれていたら出られないところだった。今回は葬儀時間など義父に配慮してもらった面もあり、両方に出られるのは本当にありがたい。

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2009年04月29日(水) 身内だけの静かな葬儀のありがたさ

祖母の葬儀を行なった。享年90歳ということもあり、身内だけの静かなお葬式だった。静かな葬儀は故人の人柄とマッチして理想的だと感じた。参列していただいた方同士が故人のことを偲んで話をしているのを見るとホッとする。派手な大きな葬式になると慌しいばかりでこうした肝心なことが抜けてしまう。人は家族の中で生まれて家族に帰る。その真理と「身内だけの密葬」にこだわる人の気持ちがわかった。

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2009年04月28日(火) 「虫の知らせ」が正しい方向へと導く

数日前から危ないと聞いていた祖母が他界した。夕方の5時半ごろ連絡が入った。この日の夜、東京での会合に出席する予定だった。しかし、何か嫌な予感がして午後4時頃、会合には参加しない決意をした。そして、早目に帰ろうと家路に着いたときに連絡が入った。そのため家族に適切な対応を取ることができた。新幹線に乗っていたらすべてが後手に回っていた。これからも「虫の知らせ」を大事にしよう。

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2009年04月27日(月) 土井英司先生の「人生は気合だ」の気合の定義

『最強の自分マーケティングセミナー』の打ち上げ時に主催の土井英司先生が、人生で最も大切なのは「気合」だと言った。先生は続ける。「気合の定義は『人がやらないことをやり続けること』」。最初は真似から入り、徐々に独自色を出し、それを延々と続ける。周囲から「意味なし」「やめたら」と言われてもやり続ける。単なるオタクとの違いはビジネスでも成功すること。確かに気合がないと難しい。

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2009年04月26日(日) 『ワンランク上の問題解決の技術』の著者と話す

昨日の『最強の自分マーケティングセミナー』の打ち上げ宴会で隣の席になったのは、『ワンランク上の問題解決の技術』の横田尚哉さん。彼の凄さは公共工事のコスト削減技術にあるが、ベースにあるのは「誰の何のためにそれをするのか」との思い。その視点から無駄を削っていくのだが、彼自身は「日本の未来のために」この仕事をうやっていると言う。公共工事が安くならないと地方のインフラが維持されないからだ。

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2009年04月25日(土) 若いうちにハイレベルな実績を出す方法

出版でお世話になったエリエスブックコンサルティング主催の「最強の自分マーケティングセミナー」のパネルディスカッションのパネラーに招かれた。テーマは『キャリアと資産形成』。私の担当はャリアのつくり方。印象に残った質問「若いうちからキャリアを作るにはどうしたらいいか」。私の答え「社内で『面白そうなやつ』として有名になること」。リスクの大きなプロジェクトに声がかかるからだ。

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2009年04月24日(金) ダントツ5Sを目指す会社の「お気遣いバケツ」

某社の工場を見学する。通路の真ん中に椅子が置いてあり、その椅子の上にはバケツ。そのバケツには名前がついていた。ズバリ「お気遣いバケツ」。よく見ると「床に落ちているものがあったら何でもいいからこの中に入れてください。分別はこちらでします」と添え書きがしてあった。「ダントツ5S」をスローガンに整理整頓を心がける会社の心憎い演出。確かに床にパーツもゴミも落ちてはいなかった。

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2009年04月23日(木) 暗い世の中に明るい話を広げる一冊

世の中に暗いニュースではなく明るい話を伝えよう…と一生懸命になっている友人が『一筆入魂』!と題して本を出した。タイトルは『みんなで探したちょっといい話』。著者は志賀内泰弘さん。彼はサラリーマン時代から新聞のコラムニストを務めていたが、退職するときに何を自分のドメインとするか悩んでいた。そこで「あなたの最大の強みは『いい話』です。それを集めて伝えください」と私が伝えたところ、自分で「プチ紳士・プチ淑女を探せ!」運動を起こし、日本中からいい話が集まる仕組みを築いてしまったのだ。学ぶべき人は市井の中にいる。すぐ隣にいると気付かせてくれる本。お勧めです。

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2009年04月22日(水) プロとしてとことん応援したくなる人々

岐阜市の高井会計事務所で、同所の取引先を集めて終日営業セミナーの講師を務める。今回、参加者の皆さんに成果を上げてもらいたくて、6月と7月にフォローアップ面談をする日を設けた。実際に営業ツールや企画書を持って訪問してもらい、その結果を見ながらさらに改善してもらうためだ。不況の中、なんとか活路を見出そうと必死になっている中小企業の皆さんには、こちらもプロとしてそこまで応援したい。

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2009年04月21日(火) 日本の自給率向上に貢献する人々

愛媛県宇和島市でマリンフーズが経営するマグロの養殖場を視察。時化て船内が大変だったが、マグロは中国などとの獲得競争が激しく漁獲量の規制も厳しい。一方、蓄養はできても完全養殖は難しいリスクの大きな魚だ。トライして4年。今は上手く行っていても今後はわからないという。昼には育てたマグロのトロやカマトロを頂戴した。養殖だけあって脂分が多く、競争力は十分にありそうだった。

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2009年04月20日(月) すぐに現場に帰る格好で勉強する人々

静岡県磐田市で銀行が主催する勉強会の講師を勤める。製造業の町であり、参加者の半分近い人が作業服だった。皆、何かあったらすぐに現場に行ける、あるいはつい先ほどまで現場で働いていて、勉強のためにそこから駆けつけた風だった。こんなエリアは日本中で磐田だけである。同じ製造業の多い名古屋なら、銀行に行くとなるとやはりスーツに着替えるもの。この見栄を張らない質実剛健さが浜松地区の強さだ。

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2009年04月19日(日) ベストセラー間違いなし!会計士夫婦の本

友人で会計士の野瀬大樹・裕子夫妻が本を出した。タイトルは『20代、お金と仕事について今こそ真剣に考えないとヤバイですよ!』。Wiiはビトンよりぜいたく品だとか、レンタルCDよりネットで買う方が安いなど、不動産投資をしろとか20代でこんな金銭的な工夫を考えないと本当にヤバイと痛感した。自分の志や諦観を持たないと消費を煽る多くの誘惑に流されてしまう。そんな時代だと教えてくれます。ベストセラー間違いなし!

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2009年04月18日(土) 改善した場所に以前の写真を掲げる効果

トヨタ系車体工場の中に、何枚もの改善前の写真が貼ってあった。特に整理整頓がなされた場所では、以前の状態とは天と地ほど違っていた。改善前の姿を残すことで変化させることの大切さを教えたり、少し怠けると元の悲惨な状況に戻ってしまう…それを警告しているようでもあった。改善箇所に改善シールを貼る例を見たことはあるが、旧の状態を示す写真を見るのははじめて。これは効果的だ。

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2009年04月17日(金) 検査は検査をなくすために行なうものだ

車体工場の社長の話を聞く。驚いたのは社長の検査に対する考え方。検査には結果を検査する「結果検査」と、不良の発生原因を調べそれを撲滅する「プロセス検査」がある。プロセス検査は不良があれば発生原因を調べ、設計や作業方法を変えることを言う。同社が重視しているのは結果検査よりプロセス検査。プロセス検査が機能すればやがて検査はいらなくなる。「検査は検査を無くすためのもの」が同社の考え方だ。

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2009年04月16日(木) 心臓に錐で穴を開けるくらいの真剣さ

車体工場の見学中、主催の高井先生が講義で「人を連れて行く時も、お迎えするときも何事も心臓に錐で穴を空けるくらい真剣にやらねばならぬ」とおっしゃったのには驚いた。真剣さを「心臓に錐で穴を空ける」と喩えるとは…先生は以前も「相手の口に手を突っ込んで心臓をゆさぶるくらいの衝撃を与えないと…」と言われたことがある。これだけで普段からすさまじい生き方をしている人だとわかる。

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2009年04月15日(水) 制約条件が強いときほど知恵が出る

WBCの勝因は投手の制球力にあったが、ホームランを打たれない投球術が身についているのだという。工場も同じ。面積が狭いなど制約条件が多いほど、人は創意工夫を重ねて何とかしようとするもの。車体工場の中の何箇所かで、スキー場のゴンドラのようにクルマのボディの下をくぐった。横に大きく動かすよりも上にヒョイと上げて横に動かす。こっちの方がトータルコストダウンにつながるだろう。

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2009年04月14日(火) なぜ接骨院の先生はトヨタ系工場を見学したのか?

昨日のトヨタ系車体工場視察に、畑違いの接骨院の先生が参加していたので驚いた。それも遠方からの参加である。わけを聞くと、自分の院にはトヨタ系の社員の方が多い。その人たちは肩や腰の痛みに苛まれている。そのため、どんな仕事をしているのかを見たくて参加したと言う。治療のため、痛みが発生した根本原因を確認する。現地現物を大事にするこの先生、いずれ名医になるだあろう。

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2009年04月13日(月) トヨタ系工場を視察「百見は一触に如かず」

お世話になっている高井法博会計事務所の企画で某トヨタ系車体工場を見学する。世間で元気がないといわれているトヨタだが、本当にそうなのか今の「ナマ」トヨタが見たくて参加した。結果は…予想に反して、皆粛々と、しっかり仕事をしていた。1台あたりを生産するタクトタイムを2.7秒から4.2秒へと伸ばしたと言っていたが、かえってゆっくりジャストインタイムを見ることができた。不況でも、トヨタはしっかりしたいい会社だ。

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2009年04月12日(日) 病は気から。敗北・連敗も気から。

指導をお手伝いしている少年野球。昨年末にエースピッチャーが辞めたことで、2月の練習試合から今日まで1分挟んで10連敗。今日の練習試合も最初に4点先制したものの、途中で6点を奪われ、最終回の時点では4点のビハインド。また「負けるか…」と思ったが、選手は諦めてなかった。そして、最後は11対10で逆転サヨナラ勝ち。皆が繋いで塁を埋めた結果だ。久しぶりに大人も子供も喜んで家路に着いた。

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2009年04月11日(土) 会長の身体脳、社長の頭脳。どっちが凄い?

某社の会長と社長と面談。二人は不仲だが、その原因は二人の出身にある。会長はたたき上げだが社長は銀行出身。今回の不況に対しても、会長は「秋には昨年対比70%にもどるからそれまでに手を打たねば」といい、社長は「経常利益率4%以上確保できる会社にしたい」という。それを聞きながら、社長は計算はできても予測が出来ない人だと思った。会長はそのような力を持たない社長が歯がゆいのだ。

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2009年04月10日(金) 精神的に不安な時期に一番伝えたいこと

某社の経営方針発表会で基調講演する。バブル後の苦境を自分自身がどう乗り切ったかを勇気を持って話した。その内容が投資の失敗であり、その借金苦のどん底から脱出する物語だからだ。経済的な落ち込みからは、誰かの立て替え払いで脱出できる。しかし、精神的な落ち込みからの開放には「自分にしかできないことで、他人を喜ばすことが出来ることを徹底的にやる」しかない。それが伝えたかったのだ。

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2009年04月09日(木) 不況期の入社組は後々大黒柱になる

某クライアントに、高卒新人が4人(男女2人づつ)採用された。同社にとって新人4人は歴史的なこと。総勢70人の会社は、それだけで随分フレッシュな雰囲気になった。彼ら彼女らに大事に育ってもらいたい周囲の心配りや緊張感も伝わってきた。中小企業トップにはオイルショック時の入社組みが多く、中核には就職氷河期の入社組が多い。こんな時期の入社の彼らには人一倍頑張って欲しい。

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2009年04月08日(水) わざわざのお手紙、本当にありがとうございます

最近、よく手紙を貰う。最近いろんなことの簡単なお礼はメールが中心だった。ところが、手紙が多い。新刊をお世話になった方に献本させていただいたが、そのお礼は手紙が多かった。また、季節挨拶のようなものも手紙で頂いた。手紙の方が心がこもる…それだけが理由だろうか?ITへの反動なのか、それとも社会の動きが逆流している証か。増えた手紙の入れ場から作らなければいけないなあ。

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2009年04月07日(火) サッカーマネジメントと野球マネジメント

レギュラー出演していたラジオのDJとディレクターと飲み会。話題は「サッカー脳と野球脳」。「監督の描いた通りになるのは野球よりサッカーだ」という主張に「???」。なぜなら野球は常に監督のサインどおりに動くが、サッカーは試合開始後は選手にお任せだからだ。ところが、そこまでのプロセスが違うという。サッカーでは練習段階でバッティングコーチやピッチングコーチのようなコーチがいない。監督1人が選手全員に「この位置につけ」「こう動け」と指示をする。だから監督の思い描くサッカーになる。それを聞いて、なるほどなあ、と感心。その点、指示して理解させて、あとは権限委譲するビジネスは野球よりサッカーに似ている。

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2009年04月06日(月) 開幕投手に見るスタートダッシュの大切さ

プロ野球が開幕した。WBCで活躍した選手が開幕投手を務めている。最初の試合にエースで臨むのは、どの球団も「先手必勝」を意識しているからである。そのくらい『先手』が大事なのだ。対してビジネスはどうか。季節要因もあるが4月の売上げに関心が薄いマネージャが多すぎる。4月1日までに目標の●%以上見えるように準備し、四月は好成績で終える。出来るマネージャほどスタートダッシュに意欲的だ。

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2009年04月05日(日) バイキングで御礼を伝えたらもらえたもの

勝浦で泊まったホテルの夜のバイキングではメバチマグロが解体され、百人以上に刺身が振舞われた。とても美味しかったので、人影まばらになった頃にさばいてくれた料理人さんにお礼を言いに行った。すると、「一番美味しいところを上げよう。誰かがいたら取り合いになるからやらないけど後ろに誰も並んでいないからいいよ」といって、冑の内側を切り取ってくれた。カマトロである。これには家族揃って大感激。お礼は言ってみるものだ。

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2009年04月04日(土) 南紀勝浦のマグロの競り場で貰ったお土産

近海のマグロの水揚げ日本一の南紀勝浦の魚市場でマグロのセリを見学した。この日は500t。大きな黒マグロが3尾上がっていた。その品質を確かめるためその尻尾を切り落とすシーンや、その断面をジッと見る仲買人のプロの目が迫力満点だった。競り落とされたマグロは木の箱に入れて出荷される。『木の箱は戻る。発泡は戻らない』からだそうだ。日本人は何を大切にするべきか潜在的に知っているのだ。

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2009年04月03日(金) アドベンチャーワールドで聞いた猛獣達の心の闇

アドベンチャーワールドでジープに乗り、飼育係の人から直接話が聞けるオプショナルツアーに参加した。飼育員によると動物の世界にも引きこもりはあるようで、他のオスに戦いを挑んで負けたオスはそれが契機で群れの中に入って行けなくなり、酷い場合は自分の力でエサをもらうこと(飼育員が外で投げたエサに反応しない=檻の中にずっと入る)状態になるという。余程トレーニングしないと外に出せないという。人間も同じだ。

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2009年04月02日(木) 動物に急接近で人気のアドベンチャーワールド

春休みを取って子供を連れて白浜のアドベンチャー・ワールドに出かけた。ここはサファリパーク・海獣館・遊園地が併設されているのだが、人々のお目当ては生き物。それも見るだけでなく、触れ合うこと、間近で見ることに高い付加価値がある。入園料を安くし、イルカにタッチしていくら…など接近するほどオプショナルツアー料金が加算されるシステム。経営者はどこで金が取れるかをよく知っている。

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2009年04月01日(水) ケン・マスイさんがくれた色紙の言葉

毎週出演していたラジオ番組のナビゲータのケン・マスイさんからサインを貰ってくるよう子供からせがまれた。ただもらうだけじゃだめだと、と言ったら子供たちはケンさんに手紙を書いた。そこで色紙に書いてもらった言葉が、「Your daddy’s great!」 。あなたの父親は偉大だ、という意味。お世辞でも子供たちにこう書いてもらえるのは嬉しい。ケンさんは人をHEEROにする方法を知っている。

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