V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2006年03月31日(金) 小さくても、鮮やかな自分の花をもう一度。

3月末に50代前半の部長職の人が相次いで会社を辞めた。別に早期退職優遇制度があったわけでもなく、趣味は豊富だが次の仕事に当てがあるわけでもないという。アグレッシブな彼らに何があったかは推察するしかないが、このまま官僚化し、クリエイティブさを失いそうな環境に納得できなかったのではないか。「大切なものは何か」に気がついたとき、人はイチからやり直せるのだろう。

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2006年03月30日(木) 花見の季節のハッピーコール

1年以上前の指導先の営業課長からメールを頂いた。「年度当初に研修で作成した未来日記を見てこの1年を振り返りましたところ、何と未来日記を上回る成果を上げることができたのです。先生から学んだ案件進捗ボードの掲出、案件進捗会議(毎週)の実施等、『継続は力なり』の想いで続けてきた成果がでました。『想いがあれば夢は叶う。想いが無ければ何も始まらない』を実感した1年でした」。嬉しいなあ、こんなメール。でも、成功の一番の秘訣は、夢は叶うと想い込んで行動した貴方の素直さです。

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2006年03月29日(水) 身に付いている実感があれば。

儲かっている某セクション。仕事は豊富で、給与も高く、上司は優しい。しかし、なぜか若い社員はこのセクションを離れたがる。理由は、優秀な先輩の手伝い仕事が多いから。徒弟制が残る組織で、「身に付いている実感があれば、続く」というが、下働きばかりでそんな実感もないのだろう。打開策は…「毎日ワクワクできるようにしてあげること」。難しいけど、そうできる手がきっとあるはずだ。

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2006年03月28日(火) 高学歴者=逸材とは限らない

民主党幹部が総辞職に追いこまれたメール事件。彼らは「松下政経塾」の出身だったのに…。「頭が良い」とか「使命感」だけでは仕事ができないことを証明する結果となった。人は理屈ではなく感情で動く生き物。ところが1等賞で東大を出ても感情を掴み、動かす術は教えてもらえないのだろう。その術は「苦労」という選べない体験の中でしか学べない。学歴より苦歴を持っている人が強いのだ。

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2006年03月27日(月) コーチングの基本中の基本

朝から晩まで某大企業常務のコーチングを行った。肥大化した事業部の束ね役として、また次の一手が見出せない事業の推進役としてモチベーションを上げてもらうためである。コーチングの基本は「どんな状態になれば満足しますか?」という満足状態の想起と、「そのためにできる最初の一歩として何をしますか?」のふたつ。このふたつに至るまで生い立ちから家族のことまで聞くことが大切だ。

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2006年03月26日(日) 転職することが当たり前の時代

雑誌社の編集部員と話す。彼の経歴を聞くと「恥ずかしいことに、私、転職の経験がないのです」というから驚いた。「転職経験がないと恥ずかしいの?」と問いかけると、テレながら「この業界では」。情報産業において転職は当たり前。私も2回経験しているが、転職者にしかわからないダイナミズムがあることは確かだ。恥ずかしがることはないが、自分を変えたいなら職場も変わるべきだろう。

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2006年03月25日(土) 野村監督は「巨人ファン」だった

知人から楽天・野村監督の本は話半分だから買わない方がいいよとアドバイスを受けた。そうか…と思ったが、本屋で目に留まったのが、野村監督が書いた『巨人軍論』。帯には「私は誰にも負けない『巨人ファン』である」とある。確かに野村野球の解説本よりも野村が見た『巨人』は知りたい。「その手があったか」と、目をつけた編集者の手腕に思わず唸り、すかさず買ってしまった。

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2006年03月24日(金) 屈辱的な敗北から何かを学ぶ

某社のT常務は、前職ではトップクラスの営業マンだった。あるとき、どうしても社内キャンペーンでNo.1になりたくて、意識が朦朧とするまで頑張ったという。ところが最後の最後に、コネを使って大企業から大量受注した同僚にトップの座を奪われてしまったという。悔しい思い出だが今は負けてよかったと振り返る。「あの負けで、戦略の大切さが見にしみて分かった」。敗北から学べる人は強い。

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2006年03月23日(木) 社長の想いを伝える仕組み

1000人超の大企業に急成長したA社長は、今でも毎朝、必ず9:00から全社員を前に朝礼を行う。出張中も全国の出先から、インターネット会議システムを使って肉声で語りかける。話す内容は、前日イントラネット上の社長ブログに書いたこと。想いを一度文章に整理しておくからスムーズに話すことができる。決まった時間に必ずそこにいる安心。見える場所にいることは親分の重要な仕事だ。

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2006年03月22日(水) 目標達成したいのは上司ではなく私です

「私たちが目標達成したいのです。目標を達成したいのは課長じゃなくて、私たちなんです」。某社の女性チームリーダーにインタビューした時の言葉。前年割れが続く会社で、管理職はいつしか「前年割れやむなし」の心境になっている。するとその管理者が率いる組織全体が諦めているようにみえるが、実はそうではない。コンサルタントは社員のなんとかしたい気持ちを大切にせねばならない。

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2006年03月21日(火) 見たことがなかった2人の笑顔(WBC)

WBCの祝勝シーンを見ていて、驚いたことがある。いつもムスッとしている小笠原選手と大塚選手が笑ったことである。なんせこの2人の笑顔を見たことがなかったからだ。より難しい目標だが納得できる目標を掲げ、それに挑み、腕を振るえる職場を与えてそれを達成し、感謝できれば、気難しい職人もあんなふうに笑うのだ、と改めて思った。出ていない谷繁選手や久保田選手の笑顔も印象的だった。

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2006年03月20日(月) 気持ちいいねニッポン・世界一!

感激したなあ…日本の世界一。選手は「実感が沸かない…」と言っていたけど見ていた私もまったく実感がわかない。野球で世界一になることがどれだけ凄いことか見当もつかない。ただ言えるのは、じいちゃんも子供も家族全員がTVの前に座って、ひとつのプレーに一喜一憂して、子供の頃から皆が好きだった王さんの笑顔が見られて…こういう経験が嬉しかったということ。選手の皆さん、本当にありがとう。

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2006年03月19日(日) スタジオで興奮しないで欲しい

日曜のTBSのWBC放送で感心したことがある。それは国際的スポーツ中継なのに芸人がいないことだ。五輪や国際陸上、国際柔道などのたびに登場するおよびでない芸人。この前もトリノで松○修造とか、中○正広らの拙芸を見せられたばかり。彼らのわざとらしい興奮が、どれだけ観る者をシラケさせたことか。他局に対し独自性を出したいのだろうが、ならばアナウンサーの技量と取材力で勝負して欲しい。

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2006年03月18日(土) WBC運営から学べること

WBCで日本は決勝進出!素直に喜びたいところだが、WBCって…審判は誤審OKの「2流」だし、報道もメジャーのオープン戦と同等だという。米国選手は「ここは俺の職場じゃない」と言うほどまとまりに欠き、決勝まで同じ国と3度も対戦する不思議なシステム。事前に関係者間で十分なコンセンサスを得ていないと何事も成就しないものだが、サッカーW杯に比べ、その未熟さが浮き彫りになった大会だった。

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2006年03月17日(金) 免許証の更新手続きも随分改善されたね

自動車免許証の更新に行った。ゴールドなので60分で済んだ。写真持参とか印紙を買うとかの面倒くさい手続きがなくなった。30分の講習も、いつもの事故写真を見せられて安全運転の教訓が主かと思ったら、飲酒運転取り締まり強化や携帯電話を使いながらの違法化など、この5年間の法改正が中心だった。パワーポイントを駆使した講義能力にも感心した。行政もよくカイゼンされているものだ。

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2006年03月16日(木) 札幌の東急インの3点セット

広島のホテルで「靴下無料洗濯」のサービスがあり、それを日記に書いた(2/12)が、札幌東急インではそれを上回るサービスをしていた。洗濯してくれるのはYシャツ。そして「シャツ・パンツ・靴下」の肌着が3点セットでもらえた。それもLかLLのどちらかを選べる。すすき野で遊び過ぎた人だけでなく、豪雪等で止むに止まれず帰れなくなった人向けのサービスだろう。優しい心配りだ。

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2006年03月15日(水) リゾートホテルで接待する方法

某社でリゾートホテルに取引先の社長を多数ご招待した謝恩会を行った。円卓でフランス料理を食べ、部屋はツインの一人ユース。豪勢この上ないが、評判がいまいちだ。社長同士は、ライバル会社同士でもある。それなのにカチカチと音のする「フランス料理」じゃ身構えてしまうというのだ。社長たちのニーズは浴衣・お座敷の裸の付き合い。ライバルを並べたときは、砕けた雰囲気作りが必要なのだ。

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2006年03月14日(火) よい幼稚園・素敵な先生の見分け方

幼稚園の参観日。参観終了後、園内の各教室の2S(整理・整頓)状況を、こっそり見学させてもらった。幼稚園は図工や音楽の各種グッズを多用する上、外套に帽子など備品も、先生が整理する立場にある。さらにお当番は誰か、今日は何をするか等を幼児に伝える『見える化』も必要だ。よって先生の2Sのセンスはとても重要なのだが…できる先生とそうでない先生の個人差は歴然といていた。

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2006年03月13日(月) JR車掌の魔法のハンディターミナル

仙台から東京まで新幹線で移動する。グリーン切符を取っていたにもかかわらず、つい乗りそびれてしまった。そこで車掌に相談すると、ハンディターミナルを取り出して「4のAB席か5のCD席なら空いています」との回答。これには感動した。気が小さい私には適当に座って「誰か来たら変わってください」は不安でしょうがなく、眠ることすらできない。が、これで終点まで安心していけるのだ。

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2006年03月12日(日) 血が沸き肉が踊らない、貧血気味な方へ

仙台駅の構内に「伊達菜ジュース」という野菜ジュースの店がある。一杯300〜400円で豆乳と野菜のミックスジュースをジューサーで出してくれる店だ。そこのPOPは『血が沸き肉が踊らない、貧血気味な方へ−豆乳&小松菜 特別栽培 94cal ¥400』『メロンにロマンを感じる貴方に−豆乳&メロン メキシコ 95kcal ¥400』。表現が上手くてそそられる。店も明るく珈琲店以上の人気だった。

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2006年03月11日(土) 勉強会の緊張感を演出する方法

業績好調部門の部内勉強会に参加した。当部とは天と地ほども違う緊張感に驚いた。この緊張感をかもし出したのは、司会役のサブリーダー。会が始まる前の挨拶で、当日の講師紹介をした後に、「そこで、後30秒の確認」と続け、「この勉強会は□□を目的に行っています」と、会の開催趣旨・目的を話したのだ。活動を形骸化させないために、「何のために」を常に忘れない心がけが重要なのだ。

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2006年03月10日(金) オタッキーはある日突然飛躍する

ひなまつりにシュートケーキを買った。賑やかさを出すため砂糖でできた人形をケーキの上に載せることにした。オプション販売されているその人形は、動物がデザインされたものが130円。そしてマイメロディというサンリオのキャラクターを描いたものが同じ大きさであるにもかかわらず2倍の260円。これは本体のシュートケーキと同じ価格である。商売の付加価値は「情報の提供」に移っている。

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2006年03月09日(木) 銀座百景−22時の出張花屋さん

銀座6丁目の夜10時。街角に軽トラックの荷台を店にした花屋があった。こんな時間に花を買う人は…そう、これからスナックに行く旦那たちだ。店に行くのに手ぶらではいけないというのだ。名古屋でしか遊んだことのない私はその感覚が理解できない。どっかの土産とか渡す社長さんはいるが、花は見たことない。おそらく生花の22時の出張販売は、日本中でも銀座でしか成立しないだろう。

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2006年03月08日(水) 右手にピストル、左手に花束

「右手と左手を使い分けよ」とは、某社副社長の口癖だ。右手は戦術、左手は戦略という意味。戦術は短期目標達成のため、右手は長期目標達成のために使えというのだ。単年度計画の積み上げでも経営は成立し、利益を出し続けることはできる。が、長期的な戦略目標を持たないと人材育成やIT、商品開発などの課題はなかなか解決されない。長期計画の本質は投資計画。その重要性が今更ながらわかってきた。

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2006年03月07日(火) 人間の3大欲求と人脈作り

人に好かれるには、人間の3大欲求である性欲・食欲・睡眠欲のどれでもいい、共通体験することだという。この欲求は本能であるがゆえに、人間の一番汚い面が出る。SEXはお互いの汚さ・恥ずかしさを認める行為だし、食べることも意地汚いことだし、寝ているときはいびきをかいたり寝相が悪くて人に迷惑をかける。だからこそ、これを共有することができれば親しみを感じるようになるのだ。

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2006年03月06日(月) 辣腕営業マンの人たらし術

東京の辣腕営業マンと語らう。彼の流儀は「私という人間を知って欲しいので、今日はとことん私の趣味に付き合ってください」と客を誘うこと。彼が誘う先は、東京・上野にある温泉。ここでお客と風呂に入り、浴衣に着替えて一緒に食事をする。「胸襟を分かつ」状況を作らないと親しくなれないというのだ。泥臭いが、人は好きな人からしかモノを買わない。これは永遠の真実だ。

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2006年03月05日(日) 引き出しが開かなくなる前に

大学時代の友人と飲んだ後にスナックでカラオケを楽しんだ。歌った曲は当時の思い出のサザンオールスターズ。懐かしいメロディに乗せて、忘れていた思い出があれやこれやフラッシュバックする。それを楽しんでいると隣に座っていた女の子が一言。「引き出しもたまには開けないと開かなくなってしまいますもんね」。けだし名言。自分を取り戻すためには懐かしい友と語らうことが一番だ。

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2006年03月04日(土) WBC日本VS韓国

イチローが「試合前に久しぶりに野球をやっているんだ」という気分になったというWBCの日韓戦。日韓の戦いは、大学の早慶戦、プロ野球の巨神戦のように、野球でも選手をいつも以上に奮い立たせる何かがあるのだろう。そんなライバル国と、ハラハラする試合が見られることはをありがたいと思う。難をいえば殿下よりもサッカーのように若い人を巻き込んだイベントにできたらいいのに。

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2006年03月03日(金) ジンギスカンをたらふく食べて。

気持ちが相当滅入っていた夜。札幌の雑誌社の人に誘われて、すすきのにジンギスカンを食べに行った。しんしんと雪の降る夜に、無心に食べて気を取り直す。私が学生時代に雑誌社で編集のアルバイトをしていたこと、人生最初の原稿がサントリーのオリジナルジッポの広告だったことなどを思い出して話した。焼肉の匂いだらけになって私は精神的どん底の窮地を脱した。ありがとう、夕張出身の暖かい友よ。

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2006年03月02日(木) プレゼン大会前のパワフル挨拶

新商品開発の企画案出しの指導をして半年。今日がその発表日だった。特に奇抜性のある案ではなかったから役員に受け入れてもらえるか心配だったが、お祭りのような盛り上がりを見せた。立役者は会の最初に挨拶した専務。「発表者のハート次第で同じことを言っても伝わり方が違う」という旨のことを伝えたので、プレゼンテータが一気に熱くなったのだ。その、場を飲み込む力量に圧倒された。

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2006年03月01日(水) なぜ頼れるリーダーは少ないのか

最近読んだ本に「リーダーの法則はわかっているのに、なぜリーダーたる人がいないのか」という問いの回答があった。曰く「優れたリーダーシップは、ほとんどの人が払いたがらない代償の上にはじめて実現するものだ」。読んで唸った。私もいろいろ人のせいにして「もうやめた!」と叫びたくなることがある。そのとき理想のためにこらえきれる「心」の強さがあるかどうか。それがリーダーシップの本質だ。

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