久しぶりの会話
お約束のような諍い
彼とわたし
同じ方向を見ていても
基本的に相容れない
「幾ら話してもダメだな。 お前わかってないだろ?」
「お前馬鹿だわ」
彼女ならわかるの?
「そうだな」
過剰なまでに刺のある言葉を吐くのは
自分が傷付けられるのが怖いからでしょう?
何一つ、
思い描いたようにはならない彼の
彼女だけが賛美者
挑まれるたび、勝負を逃げるわたしが悪い?
勝ちを主張しないことが
かえって彼を卑屈にしてる?
そんなことに拘る自分の小ささを
認められない彼のプライド
思う言葉、口にしないのは良しとして
目で語ってしまうらしいのは
わたしもまだまだ...
歪に進化した魚たちは
望む水には帰れない
汚れた
グラスの中の淀んだ水
膿んだアイを貪って。
腐敗し崩れてくカラダ
白濁した双眸は
いつまでも
終わってしまった夢を見る
残骸ハ 忘レ去ラレテ 記憶ノ彼方
子供達が大きな夢を見るのと
大人になって
なんの努力もせず
ただ大きな夢を語るのは違うんだよ
夢物語に付き合えるほど
わたしはもう幼くはない
これが
彼とわたしの温度差。
わたしが彼から学んだことは
なんでも否定した者の勝ち
どんな証拠や事実が並んでも
「知らない」
そして逆ギレすればいい。
わたしが
追求しなくなったのは
無駄ということが身にしみるてるからで、
なら「貸し」にした方が得策と。
彼の尻尾、軽く踏んで逃がすのは
獲物で遊ぶ猫に似て。
それでもきっとこれもアイ
でもね
少しは隠したらどう?
これだけばら撒いて
隠さないのは何もないからだ、なんて
馬鹿にするなと言う方が無理
ま、馬鹿な子ほど可愛いとも言うけれど
隙間なく降る雪と笑顔
言葉は実体を伴って
ただ
泡沫のような夢だけを
繋いでいければシアワセと。
悪戯に貪られる時間、
犠牲にしてると思わないために
ココロ、引きちぎられても
顔を上げることが出来る
しなやかな強さを頂戴
どんな日だって
雲の上はいつも青空
依存され
望まれるままに
自分の時間を差し出して。
いつか降る雨、或いは雪が
わたしの
肌を埋めていくこと
繰り返す言葉
少しだけ上がる体温
いつか、いつか、いつか
来ないかも知れない
きっと。
わたしは
生きてるよ
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