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2007年12月29日(土) 中華風クリスマス会

 クリスマスパーティーと書いたけども、みんながドレス着ておほほほ、というものではなく会社も含めホームパーティーみたいなものです。その中でも一番食事に力入れてたパーティーの風景をお届けいたします。


中国人の元シェフが本場中国4千年!の料理を披露してくれました。
当初は12品とか言ってたのに、なんだかんだで20品を越え、20人近く人が集まったとはいえ完食できるわけもなく、ほとんどがお持ち帰りとなりました。



パーティーは夜からだけど、シェフとそのヘルパー達(自分も参戦)は午後1時頃からちらほらと集まり、ひたすらシェフの下で野菜を切って切って切りまくる!!!!!




水餃子用の大量のニラ。
ふふふ・・・私は千切りの女王と呼ばれた女よ・・
私の手に掛かればこんなもの5分とかからずに全て木っ端微塵よ!!!!!








具も大量になるのでたらいに入れてこねこね。










ここでシェフ自らが、餃子の皮を作る。
なんかとにかく皮をみょ〜んみょ〜ん、そいでもってのび〜ん、ぶちっまるまるってかんじ。(携帯小説もびっくりの表現ですね。)







みんなをおにぎりにしてすいません。






ここで餃子戦隊が餃子の丸い生地を作り、具を入れる。









姉さん、ボクは転職します。
これから餃子の皮作り職人になります。






姉さん、ボクは転職します。
これから餃子の具入れ職人になります。







姉さん、ボクはくるみの実剥くのだけは向いていないようでした。









よく包丁が似合う女って言われるんですぅ〜家庭的だねって











はーい
できあがり(とても気持ちのいい経過省略ですね)









ケーキ。もちろん別腹。
だが、真ん中の赤いケーキは赤い部分が明太子に見えて食べられなかった・・。アメリカのケーキですし・・。









この期に及んで今月5回目のお誕生日おめでとうケーキです・・。
本当に面目ない・・。








赤いケーキの中はやはり赤かった・・。









おなかがすいた中華が好きな人はここから写真を見てください。
料理の名前は忘れました。とても適当です。
あと、実はほとんどの料理にえびちゃんが入っていたので私は食べられませんでした。とても贅沢です。













































なり〜くりすます〜(もう終わったけど)


2007年12月23日(日) 空気が読めない女、タイミングをいつも逃す女

なんかー
とってもにっきの間隔が空いてしまったなあ。

きっと仕事で忙しいんだろうなあ。


まあそんなはずがあるわけがないんだがな。


クリスマス1週間前から会社やら友達やら友達の友達やら友達の友達の友達の・・・でくりすますぱーちーが毎週毎晩のようにあって、お祭り好きな私は全然知らない人のパーティーまで調子に乗って参加していた結果、この2週間で通算8つのパーティーと、今月5回のカラオケに便乗、そして得たもの、体重5キロ。

出されたものは素直に全部食べてしまう純粋ですてきな性格ゆえに、もりもり食べてしまったんだな・・。

しかし食事の量自体は通常の人間の食事と変わらないのになぜ5キロも太ってしまったのか・・。



ここ最近、というかここ数年、チョコレート中毒で1日1食生活さらに主食はチョコレートの体になっていたため、通常の食事を取るとなぜか太る。
しかしチョコレートを食べる分では太らない。
なんと!ステキなジャパネスク!
みんなもしよう!チョコレートダイエット! 




ところで忘れもしない、ハロウィンで何もコスプレできなかった悔しさをバネに立ち上がった、目指すはクリスマス。日本に比べてかわいいコスチュームに乏しいアメリカで、数週間前から血眼になってサンタ衣装を探した結果、先日ついにこの手に到着ー!!


うれしげに会社に着て行って仕事してパーティー出て帰ってきた(←家から着て行った)

そしてここからが地獄。
アメリカ人のノリで大盛況だったので、次の日の日本人のパーティーにまたサンタを着て行ったんだ・・。
サンタの上に普通のコートを着て行ったんだけど、入った瞬間、普通にみんな私服・・あれっ・・・?


私・・なに一人コスプレしてんの・・・?




こ・・・この状況ではさすがに脱げねー・・・・・
く・・空気読みまちがえたー!!!!!!!



室内でコートはさすがに熱く、冷や汗と脂汗で一人サウナ状態。
しかもコート真っ白。食事のときにコート真っ白って!!
汚れる伏線!!



しかもそんなときにまたきゃるきゃるした女の子が私に気付き、
「あー〜サンタさんだ〜!サンタさん脱いでよぉ〜!」と大声で私のコートを無理やり脱がせようとしてきてああもう ウ亜s家c;おいウェンtvlsがぎぐてご!!!!!!!

無理やり脱がされて、サンタさんと撮影会・・みたいな状態になってしまった。
コスプレをしてこんなに恥ずかしいと思った瞬間はこのときだけっす。
本当に自殺しようかと考えたけどそうすると後追い自殺を起こすファン達が出てきてしまうのでやめました。



その日以降、日本人のパーティーにサンタで行くのはやめました・・。
もう、みんな嫌いだ・・。



では、友人3人で慎ましやかに行ったクリスマス会の私の功績をごらんあそばせ。





 

ふふふ・・全部で6品(ちんけな過去最高記録)作ったのですが、中央のクリスマスツリーを見て!!
カレーポテトサラダにブロッコリー突っ込んでクリスマスツリーに見立てたのです!!!
(と、得意げだけど普通にネットからレシピぱくりました)

これは見た目はとてもかわいいのだけれど、味はそっけないです・・。
飾りだと思ってください・・。

みなさんも、来年のクリスマスに試してください。

さようなら。


2007年12月18日(火) クリスマスの願い事

 クリスマスシーズンですな。
よく日本でもアメリカの住宅街で競ってイルミネーションをきらぴかさせている様子をニュースで取り上げているけれど、実際そういう地域以外は最高にしょぼい。

日本の東京のイルミネーションに比べるとロスは本当にしょぼい。
そりゃもう悲しいくらい。


クリスマスのあのやたらキリスト教でもないのにイベントに便乗してバカ騒ぎしちゃってるきらびやかな雰囲気が大好きなのに、25日の街はとてもしーんとしてる。


クリスマス以降、仕事もお休みになるので、今週のパーティーの多さときたらそりゃもう、毎日夜はだれかんちでクリスマスの歌が聞こえてくる。


クリスマスは恋人と過ごすという法律は一体誰が何の経緯で決めたのだか知らないけれど日本だけで、みんな25日は家族と過ごすために、それまでに友人や仕事仲間でクリスマスパーティーを先にするみたい。




うちのアパートもやたらみんな家の前にささやかなデコレーションをしているので、頑張って対抗してみた。







ドアにくまさんリースと赤い靴下です。




七夕じゃないけど、かなえてくれるかなと思って靴下の中に願い事を書いておいた。





なぜ1億5千万円という半端な額かというと、ルームメイトと3人で割れるちょうど良い金額だから。
ルームメイトの分までちゃんと頭数に入れているとは、私はとても良い人だ。


サンタが日本語がわからないかもしれないので英語も書いておいた。







2007年12月04日(火) NYにオサレブーツで行ってはいけないということが今回の教訓です

ここんちのにゃんこは風呂場が大好きで水を求めてはバスタブに潜むらしい。
かといって水を飲んでいるわけでもないらしい。






仕事もあるのでゲストハウスでの滞在もこれでおしまい。
今日からマンハッタンの中心のホテルへ。






これからもしかしてアメリカへ旅行を考えている人は、間違ってもロスには来ないほうがいい・・なんて言ったらロスの人に怒られそうだけれど、本当にロスはなんにもない。


今回NYに来てあまりの次元の違いに驚愕した。
私はロスの良いところでもある少しのらりくらりした町並みや波長が自分の今見ているものを貶めると考えているのであまり好きではない。
自分の歩調でのんびりペースを維持できる人ならロス大好きかもしれないけれど、私のようにすぐ環境に左右される、誰かに尻叩いてもらわないと自分を戒められないタイプの人は、何かをしたいなあ・・と思ったときにNYに行ってみるとすごく刺激を受けると思う。


なあーんちゃって偉そげに書いた滞在5日しかしてない人。ふふ・・


間違ってもがちがちに安全面を考えて・・とたっかいタイムズスクエア周辺のホテルなんかに泊まらない方がいいわよん。
あんなにきらびやかでやかましい電飾の中、これほど孤独を感じたことはありませんでした・・。
少しマンハッタンから離れた街でゲストハウスに泊まって、人の温かみを感じた方がいいと思いますわよん。







さようならブルックリン。





一方昼間はセントラルパークで噂のベーグルを買って昼ごはん。
少ないようですが、ベーグルのカロリーはかなり高いそうで・・ぐへへ。







とりあえずここの落ち葉は掃除していないよなので、十分に落ち葉踏みを堪能。
いい音だ。







なんか使い捨てカメラだから天気悪いように見えるけどすんごくいいんだよ・・ほんとは・・。







向こう側にビル群が。












クリスマス用のもみの木を売ってます。







夜、ホテルの近くにトイザラスがあったので入ってみました。

想像ではホームアローン2に出てくるかわいい大きなおもちゃやさんでしたが、いつから企業の戦略にはまったのか子供達。
アニメのキャラクターのおもちゃばっかり売ってて、なんだかかなりたいくつなおもちゃやさんで、全くわくわくしない・・・。5分で出てきた。









夜はミュージカルやジャズバー(飲めないのに)やクラブやアポロシアターのアマチュアナイトを精を出してのぞいてはしゃいでみた26歳。
でもカメラ死亡。充電器はちゃんと持ってくるようにしましょう。


ちょうど11月はミュージカルの舞台の裏方さんやライターさんたちが大規模なストを決行していて、心配していたのだけれど私が見に行った頃はもう通常通りになっていた。

ちなみに見たのは12月から始まったばかりのディズニーのリトルマーメイド。
挿入歌がいいですよね〜
火が燃〜えるって、なんのこと〜♪

少々しょぼい舞台セットはおいといて、アリエル役の女性が、映画よりも2つくらいキーをあげて歌っていたのでやはりその歌声は鳥肌もの。感動するとやたら立つアメリカ人は、思ったとおり最後の役者紹介のときは全員立ちっぱなしでした。



そういえば日曜の朝のハーレムの協会にゴスペルを聞きにいったんだけどさすが、みんな恰幅のいい黒人のおっちゃんおばちゃんで、腹から声が出るわ出るわ、マイクなんていりません状態。
彼らの生まれながらに供え持ったリズム感や声量にはただただ感嘆。

ただ、あまり宗教について歴史やら背景を勉強しない日本ではなかなかなじめない。上に、日本の宗教は全くいいイメージがないために「宗教」と聞いただけで顔をしかめる人も多い。


私も例に漏れず無知なままで軽い気持ちで行ったものの、ゴスペルが終わって牧師さんの説教になると、まんま「ザ・宗教!」みたいなやたら「ハレルヤ!」と「ゴッド!」を絶叫してはトランス状態に陥ってる人たちを見て、いささか引き気味・・・。
ここまでなにかに依存しないと人間って生きられないの?と少し疑問を持ってしまったけれど、これもまたクラブでトランス状態に陶酔している人間や、カラオケで自己満足に陥ってる人間(自分)とさほど変わらんのか。






もう写真がないと文章ばっかりじゃつまんないので終わります。



帰りの飛行機もまた蚤の心臓の私は生死をさまよいながらも帰宅。
本当にスチュワーデスはすごいと思う。彼らの心臓に乾杯。








2007年12月03日(月) 小悪魔コートにヒップホップだYO あ、誕生日か・・

 記念すべき26の誕生日はオフなので朝からマンハッタンの南から歩けるところまで歩いてみよう、とまず最南端の海沿いの公園の駅に。



治安もだいぶ良くなったようで、地下鉄に乗っていても問題なし。
なにが問題かって、ミニスカートのためにお尻を直接座席に乗せるので冷える。
座席が日本の電車と違って布張りではなくプラスチックなので冷える。
冷える。







昨日の雪は・・?
ロスはなかなか季節感がないため、こういう枯葉が舞っている光景もぞくぞくです。
勢い余って公園の端に山積みしてある落ち葉を踏んでざくざく言わせながら歩いていたら、「それは掃除して端っこに片付けているんだ!」と掃除のおっさんに怒られました。
風が強いので端によけてもあんまり意味がないのになあと思いました。












ここから普通に自由の女神が見れるのかと思いきや、リバティ島とかいうところに船でまわらないと近くで見れないらしい。
みんな風がかなり強くて寒いのに根性で並んでいる。








めんどくさいから並ばずにここから写真を撮る人。
ごらんの通り小さい。
写真を撮ってくれたおばちゃん、小さいと文句言いながらも撮ってくれてありがとう。









NYでやたら路上で売られているプレッチェル。
埼玉ディズニーランドでしか食べたことなかったので、とりあえず観光客だし食べてみるか、と購入。
なんと、

ま☆ず☆い☆


基本、食べ物は大切にする子ですが、このときばかりは半分捨てました・・。








地下鉄へ。







オサレブーツ、足痛いけど歩くか・・・。






巨大なインターナショナル様式のビル群の中に急に20世紀初頭の様式の建物が混在していたり、はちゃめちゃな並びが続く。見てるだけでも楽しい。







ワールドトレードセンター跡地です。






グラウンドゼロ。
追悼の意を込めて。









ひゃっほい。(消火栓)
M奈子へ愛を込めて。






リトルイタリー。
イタリーという割に、韓国語や中国語が目立つ。
店に入っても、中国語で話しかけられる。英語が通じない。







SOHOにて。SOHOにて。SOHOにて。

ところでよく日本でもSOHOとかいう職業?の名前でも耳にするんだけど、結局のところSOHOは世界中に点在するものなの?なんなの?と思ったら、South of Houston(街の名前)の略でした。
なんだ、ただ「SOHO」って言葉がかっこいいからやたら使ってるのかと思ってたよ、さすが日本。







このあたりでデジカメの電池が死亡。
使い捨てカメラで撮ったためなんか曇っている・・。が、なんとなくかっこいい・・と思いたいです。











そうそう、ユニクロができたんだよね。アメリカ第一号店はなんとオサレな若者の街SOHOにて。

カメラがしょぼいので見えにくいですが赤い旗がユニクロです。






日本じゃユニクロのオサレ度位置づけは悲しいかな、その安さと誰でも失敗のないコーディネイトのしやすいシンプルさで「えぇ〜ユニクロ〜?」なんて言われがちだけんども、SOHOのブロードウェイ沿いにどかーんとそびえたつ奴の堂々たる構えは日本のユニクロもびっくり。

内装は、GAPみたい。(おいおい)


アメリカ版のウェブサイトがかなりかっこよくて、品物を選択するたびに画面が変わります。
音もかわゆい。

アメリカ版ユニクロ


どっかで見たことあるようなロゴだなあと思ったら、やっぱり柏さんでした。





ひらがなとか漢字・カタカナってこうやってロゴにしてみるとかわいいよね。
外国からはクールでキュートだ!とタトゥーにまでする人がいるというのに、日本人は逆で、どうもなんでも英語で書けばかっこいいと思いがちなのはなんでだろう。
日本人だけどわかりません。








SOHOでお店やギャラリーに興奮して長時間滞在したのに、興奮が過ぎて写真を撮るのを忘れました。

あと、このへんから一度店に入ると、出てきたときに東西南北の感覚がなくなるといういつもの発作が出てきて、泣きながら通行人に道を尋ねていました。



道を尋ねる前に、いつも自分の中で「こっちが北だ」という“信じる心”があって、
半信半疑で自分の力を試すべく、
それでも自分をI believe!、
しかし答えはopposite!Yeah!

↑(HIP HOPに挑戦してみたんだけど韻が踏めなくてだめだった。)タイトル「それでも私は信じてる」



ところでチャイナタウンあたりをうろついているとかなりの確立で中国人が私を中国人だという前提で話しかけてくる。
一体このヨーロッパの貴婦人のような美貌をもってしてなにゆえに中国人に間違えられるのか誠に遺憾であります。

そんなわけで、私は中国人でないから中国語わからんのだよ、と英語で伝えても、英語が通じないどこなんだこの国は・・状態。しかもどう考えても観光客っぽい面構えと地図持ってんのに、やたらと外国人が私に道を尋ねてくる尋ねてくる。しかも、私も、私も、と並んでるし!!


ぱぱいやさんのにっきを見るたびに、自分の絵の稚拙さを思い知ります。ごめんなさい、死にます。
まあ稚拙美ともいいますしね









SOHOに来ておいて、若いおなごが何もショッピングしないのも悲しいと思い、どのショップもロスにあるじゃんと文句を言いながらとりあえず、NYに来て速攻なぜか神のいたずらか12個あるうちの8個のコートのボタンがぶっ壊れて取れたという奇跡に遭遇したため、地球の歩き方の「NYでは歓楽街以外に夜一人で歩くときはあまり目立たない色、黒っぽいコートを着たほうがいい」というアドバイスを十分に熟読した上で、とっても目立つぷりちーな真っ白のコートを買いました。

でもこれだけじゃ白くて目立つかな、と思って挿し色に黒の手袋を買いましたにゃん☆




しかしやはり、目立ったのか、最終日の夜ハーレムで一人で欽ちゃん走りしてたら(女の子の一人歩きは危険と言われたから走った。)、謎の中国人に話しかけられた(また中国人かよ!!もう中国に引っ越したほうがいい)



日本人の女の子の格好ってのは世界的に見てもオサレなのでロスでも目立つ目立つ。
オサレとまでは言えないが自分も一人で歩いていると、「おねえちゃんかわいいね」などという野次が飛んでくるもんで、最近では「知ってる」とジョークで返せるようになった自分の勇気に乾杯・・







2日だけ休暇で来ている分、マンハッタンから離れた街のゲストハウスに滞在していました。
奥さん旦那さん赤ちゃん猫2匹のファミリーに、同時期に滞在していた日本人の女の子と上階に住んでる男の子でにぎわっていて、この日も初対面の私に対し、なんと旦那さんがケーキまで作ってくれて誕生日を祝ってくれました。泣きそうです。(´;ω;`)←もう泣いてる



男性陣がディナーを作る。やはりここでも殿方のほうが料理がうまい。
このときも、旦那さんがアメリカ人にも関わらず蕎麦を打ち始める・・・なんだここは。








必死に「カンスイ、カンスイ」と言っている。
ラーメンの麺打つときに使用するものであってそばには使わないけれど、なぜ彼がかん水を知っているのか謎。




おおこれは、
すいすのぶろぐの人も買っていたパスタ製造機ではないか。
にょろろろろ。







上階の男の子はアーティストで、彼の作品、ランチュウ(金魚)に発情する男、を前に蕎麦。
いきり立っておられるその部分はとりあえずお客様用に違う作品で隠しているらしい笑






今まで出会ってきたアーティストというのは、本当に無駄な次元に博識で、抽象画などを見ると一見ただたんに自分の中で想像してできあがったものをキャンバスに置いていると思いきや、なかなか歴史的背景から探求して長いこと時間をかけた上でできあがるものが多い。

彼とは、海とは女性を象徴している、という話で盛り上がり、それを根拠に彼の友人は海を眺めていると寄せては返す波を相手に発情するらしい。
その様を繰り返していくうちに、潮が荒々しく自分に向かってきた瞬間に彼の友人は絶頂を迎えるらしい。

変わった性癖だ。


自分はいたってノーマルであることを思い知った。





話戻って、ケーキが完成。










木苺ケーキです。
スポンジの部分がもったりふんわりしていてひ〜おいし〜!





この後、映画大会と称して朝4時までホームアローン2(NYで迷子)をみる。
これってかなり暴力映画だよね?
まず、一発目の仕掛けで普通は死んでるよなあ・・なんて現実的なことを思いながら。


つづく・・


2007年12月02日(日) 神様ありがとう・・・・雪

 神様、私の必死の雪への思いを聞き入れてくれてどうもありがとう。

できればもう少し、あと1日遅く降って、3日の誕生日に雪が〜なんてロマンチックな計らいをしてくれるくらいの空気読め、なんてわがままなこと言うわけがありません。




神様、私はもううれしくてうれしくて子供のようにはしゃぎ、喜び庭駆け回り、猫はこたつで丸くなっていました。


神様、私は嬉しさのあまり、普段フレームに収まるのを嫌う自分ですがセルフタイマーで撮ったら貞子のように顔がぶれて、勢い余って跳躍3M。









神様、本当にありがとう。
今日は一日中、庭駆け回って雪だるま作りたい気分ですが、ウィンタースポーツはスキーを筆頭にてんでダメで、おまけに今日は仕事だ。


だから今日は冬のクリスマスムードたっぷりなNYを見てください。

そうそう、友達に「12月にNYに一人で行くなんておまえバカじゃねーの?」となじられました。
どうやら、クリスマスムードでカップルがいちゃついてるところに一人で向かうことの虚しさを強く説いているらしいのですが、あまり新宿高島屋前のイルミネーションほどカップルのいちゃつきは無く、どちらかというと私のような一人でふらついてる女子が多かったので、是非ともグローバルこみゅにけーしょんの取りたい独身の方は今こそNYに足を運ぶべきかと思います。







ロックフェラーセンター前のクリスマスツリー。
カナダからようこそ。







その下ではアイススケートリンクが。
嬉しがってスケートするのは観光客だけだ、だってさ。
ごめん、嬉しがってスケートしようとしてた・・。








それにしてもよくこんな狭いところで大人数でスケートなんかできるなあ。
私なら全員なぎ倒してるところだよ。
参加しなかっただけありがたいと思っていただきたい。







ビルの壁に直接映し出されているイルミネーション。
1時間ごとに模様が変わるらしい。






ひ〜え〜
観光客でぎゅうぎゅう詰め。








そりゃ警察も馬に乗って登場したくもなるわなあ・・。
で、なんで?








イルミネーションもきれいだけれど、とあるショップのディスプレイのセンスの良さに、観光客も記念撮影でひとだかりができていました。





思わず目を止めて、中に入ってもっと見たくなるでしょ?





1番感動したのがこれ。
雪のかまくらのように見えるこのカーブは、全て1ガロンの水の空タンクでできている。卒業制作に卵の殻うんびゃっこ集めた苦労を思い出します・・(´;ω;`)






というわけで、店の戦略にまんまとひっかかったガールたちはこうして店の中に入っていくのでありました。
店の中もディスプレイに余念がない。

しかしなかなかいい値段達ばかりだったので、見るだけで終わる・・。







つづく・・


2007年12月01日(土) @入浴

 他人の旅行記というものは当人が楽しかった思い出を「ああこんなものもあったなあ」と思い出しながら楽しむいささか自慰日記じみていて、しばしば読者側がそのテンションについていけないときもある・・・とわかっていながらも書きます。
書いて書いて書きまくります。



この度、仕事で土日も働き尽くめだったので代休とって4日前にNY行きを決めました。

家で寝ている時間がもったいないので、金曜の仕事が終わってすぐそのまま会社から夜行便で飛行場へ。


航空便の選択がわるかったせいか、シャーロットとかいうかわゆい名前の土地で一度乗り換えの、通算9時間という、このまま日本帰っちゃおうぜみたいな長時間の移動時間に今回もまた大規模な揺れの中、「ああ今回もまた私は墜落で死んでしまうんだろうな・・」と80%死を覚悟しながら遺書を書く準備を。

でもいつも準備をするだけで20%の望みを抱えているのできっと本当に墜落しても遺書を書く暇はないのでしょう。


朝のどんな細かい物音でも目覚まし時計いらずで飛び起きる人間だから、今回初めて飲んだ多めの睡眠薬も全く効かず、絶望的なまなざしで体育座りをしていた日本人、それは私です。




そんな中、そのかわゆいシャーロットというおいしそうな街から、小さな飛行機に乗り換えたときに3人席のうちのひとつ向こう側に7歳の女の子が一人で座っていました。



なにやら、「あたし一人でおばあちゃんちに行くの。飛行機に乗るの初めてでこわいの」と周囲の大人に話しかけているご様子で、いやな予感してたけどもちのろん、わたくしにも話しかけてきました・・。


よみがえるのは、6年ほど前1ヶ月アメリカにホームステイした先の7歳の女の子・・。
暴力家族の中一人育て上げられた彼女もまた加減を知らないもので、終には20歳のこの私を泣かして精神的不安に陥らせた恐怖のおませなお年頃。



お願いだから話しかけてこないで〜・・とびくびくしながらも、女の子は延々と「私、怖いの、でもクマのお人形さんがいるから安心なの!おばあちゃんちはね・・」と一方的に勝手に喋っている。

が、正直8割くらい何言ってるかわからん。
何がわからんって、英語です。すいませんアメリカ生活4年。



しかし、なにかと質問ばっかりしてくるもんだから、奥の手で

「ごめんね、お姉ちゃんは外国から来た留学生で、これから英語の勉強をしにいくからまだ英語がよくわからないの。」←プライドもなんもない


と大嘘かましたら、やっと黙りました。

が、







このような腹立つジェスチャーとともに・・・・。











大きなおねえさんの心は深く傷つきました。












傷心の私はそのままNYに到着。
着いたとたんに頬につきささるようなこの寒さ!!!!
ひー!!!!か・い・か・ん・・・・



そうそう、この寒さ!
この寒さがロスにはないんだよ〜!!!
雪大好きな私には雪乞いの儀式をしてまでなんとかして雪を降らせたい・・
この滞在中に必ず降らせてみせる・・・!!




しかし寒い。
本当に寒い。
頭が悪いので、なぜか持ってきた服は全てミニスカート
何を狙っているのだろうかミニスカート
25歳でミニスカート

さすがに街行く人で、私以外に顔以外で肌露出してる人は全くいませんでした。
生きててすみません。






最初の土日は休暇なので、さっそくNYを堪能することに。
ボスに車でドライブ。
車はあったかいね。いいね。



まずはおとなりの街から、ビルがたくさん立ち並ぶマンハッタンを眺望。




あ〜いいねえ高いビル!
ぞくぞくする!!
都会いいね!!!










橋〜!!
はし!!









道路〜!
どうろ!!








ひ〜!逆光!
ぎゃっこう!!












うっひょ〜
マンハッタンに入りました。









うひょ〜!
タクシー!タクシー超いっぱい!!

しかもみんな信号とか斜線とかガン無視!
びっくりするほど交通ルールわるっ!!
関西よりわるっ!!

リアルの世界でこんなに、やたらクラクション鳴らしてる人たち初めて見ました。
私は、ここでも車を運転するのは無理なようです。









よくニュースで見かける、ロックフェラーセンターの前の巨大なクリスマスツリーです。
今年はかなり小さいらしい。











あ、もう夜。







観光名所、マンハッタンの真ん中、ブロードウェイ。
すごく派手。
向こう側に見えるのがよく出てくるカウントダウンのタイムズスクエア。(だと思う)








電気の無駄遣いっぷりがベガス並み。






つづく。


nari |MAIL