DiaryINDEX|past|will
帰国してから毎日のように人と会っていたので年末年始は家族サービスに徹しました。 はぁまあ、紅白を見ていない人でも連日のネットやテレビでの彼に対する批判ニュースは知ってるでしょう。 現在までにすでに1700件ほどまだまだ苦情は続くらしい。 で、ロサンゼルスは日本より17時間遅れて紅白が再放送されます。 日本のこのニュースをネットで知っていたロスにいる友人達はどんなものかとわくわくしてテレビの前で待ち構えていたのですが、ちょうど女性のダンサー達がヌードに見えるボディスーツを脱ぐ瞬間からいきなり画面が綺麗な海の波がざざ〜んと寄せる映像に切り替わり、「不適切な場面のため、しばらくおまちください」というようなテロップが流れたそうです・・・。 まあそんなことよりも年は明けまして早々にドンキの18禁本ビデオコーナーに入ったら中ですれ違った男に「チッ」と舌打ちされましした。 女は入ってはいけないといつ誰が決めたんじゃごるぁ! 今年のお願い事は早く日本に帰りたい、です。 5円で神はかなえてくれるのでしょうか。 では日にちずれてるけど、今年もさぼりながら吉田兼好なみに徒然でズレズレな日記を書いていきます。
一気に思い出しながら書いてるので、多分すごく楽しかった思いでもスルーしちゃっているかもしれません。 ごめん、みんなが「張りがある」という賛美賞賛の中、私はどうしても空気が読めない女なので、想像していたのと違ったことにショックを受け終始無言でした・・・。 やはり、無い所にシリコンをいれるということは、硬くそして離れる・・・。 そして私の師匠ほしの○きも離れているわけで。 せめて「色白でちくびがぴんくですね!!」とお下品なことが平気で言える勇気を持ちたかった。 ごめん・・・私基本お笑い汚れ担当なのに全然役に立てなかった・・・ それどころか「あんた喋り方とか小倉優子みたいで絶対腹黒い!!」とののしられました。 私はオカマには嫌われるようです・・・。 喋り方は生まれつきのものを直せないにせよ、腹黒いのをどう表黒いものにしようかねヒヒヒ・・・。 だがあのニューハーフは許さん。 まんじゅうめ。 でも当日お誕生日だったふさえはめでたくニューハーフのみなさんと集合写真を撮ることが出来てとても楽しそうでした。 幹事の私は目下みんなの期待を背負って時期2次会はホストクラブの初回荒らしもしくはオナベバー(これなら確実に私がののしられることはないであろう!!)を考案しています。
秘湯マニアのわたくし、日本に帰ったら疲れを癒すために絶対に温泉しかも秘湯と呼ばれるところに行く、と約半年前から受付開始で予約が困難といわれる今や秘湯を越えて有名温泉になっちゃった、 1発目の写真で気が動転してぶれる。 着いたのは夕方頃だったのでちょうど明かりが点き始めて、雪明りも手伝ってとっても綺麗。 ちなみにここまでは秋田新幹線こまちで約3時間さらに田沢湖駅からバスで40分そして送迎車で山奥まで入っていくので携帯の電波は入らない上に備え付けの公衆電話を使用しても宇宙と交信してるかのように声が遠くて会話にならない。 無論テレビついてません。 カメラの電池充電しようと思っても部屋の中にコンセントありません。 で、受付がこちら。 木の扉を開くとあります。 ストーブ。 やかんが置いてある。 さすが秋田。 水道は水が止まると水道管凍ってしまうので常時出しっぱなしにしてくださいの注意書き んでこれが本陣のお部屋。 露天風呂がとってもいいんだけど(ちなみに混浴でしたが果敢に入りましたともさ) さすがにたくさん人が入ってる中カメラ撮れないのでHPのをどうぞ。 内湯はこんなかんじ。 全体的に乳白色でぬるっとしててお肌すべすべ。 なによりも温度が熱すぎずぬるすぎずのちょうどいい温度なので、かなり長時間ねばって入ってました。 でちなみにシャンプー類はないから、私のように前に書いた無添加石鹸を持っていくのがよいのである。 湯上り美人の図 そして夕食は囲炉裏を使用。 魚をここに挿して焼くんだ〜おいしそ〜!!! で、この日の記憶と写真はここで途切れる・・・。 ご存知の方いますが、わたくしこの時期流行っていたノロウイルスもどきにかかってしまい、 せっかく半年前から楽しみにしていた、特にこの食事を・・・!!! 3分の1も食べることができぬまま腹痛に倒れる。 すんごいおいしいんです。 が、その味覚さえも失うままに腹痛の次に気持ち悪さが襲い掛かる。 宿の人が心配して持ってきてくれた正露丸が臭う・・・くさい。 全然食べられないままに8時を迎える前に早々と心配した宿の人に布団を敷かれ、 とりあえず横にはなるものの最高に気持ち悪いのと吐き気、さらには下痢が・・!!!! (ああ、乙女にこの2文字を使わせるとは憎いノロウイルスもどき・・) 実はこの本陣めちゃんこ壁が薄くって咳をしただけで聞こえるというなかなかの仲を深めようとするカップルにはお薦めできない宿です。 なもんで誰かに聞かれるのではないかという乙女の恥じらいも手伝って、気持ちよくリバースできず(ごめん・・)夜中何度も床を離れてはトイレにかけこんで、胃液だけ吐きました。 (吐くのに食べたものが出ないときの辛さったら無いね) ちなみにこの間彼氏は気持ち良さそうにすやすやとお眠りでした、、。 で、ようやく深夜胃液以外のものを全てリバースすることができ、それまで真っ青だった私の唇がりんごを吐き出した白雪姫のように真っ赤に!!! (表現を綺麗にしてみたんだけどだめ?) だが、その夜は宿の人にもらった正露丸の残り香で苦しみました。 翌朝、全て吐いたとはいえどもまだ頭痛だったり微熱だったりと調子が悪いのでとりあえず朝ごはんの写真だけかろうじて撮りました・・・ 見て・・・・ あと部屋に鍵がついてなくって、部屋にいるときはつっかえ棒をこのように。 つまり、温泉入りに部屋の外に出るときは手段がないので貴重品だけ持って出ます。 翌朝は吹雪。 体調悪いけどこれだけはやって帰らねば・・と転倒ごっこ。 貞子ではない 苦しみながらも一番よく撮れた画像 せっかく憧れの温泉に来れたのにノロもどきのせいで2つしか温泉に入れないまま帰る。 帰りのバスが、あまりの吹雪にチャリよりも遅い速度で走行。 前が見えません。 調子は悪いけれど、もうしばらく来れないのに秋田といえばきりたんぽ!を食べないわけにはいかない。 秋田市内の比内鶏ときりたんぽ鍋でおいしくて有名な店へ根性でむかう。 有名だけどなぜか怪しい風俗店街の中にあって、一瞬ちょっとスカウトされないかな、とよからぬどきどきを抱きながら、結局声かけられないんだけど到着。 有名なはずなのに店すんごい誰もいない・・・ 土曜の夜って秋田の人は外に遊びに行かないってこと・・? でこれがきりたんぽ鍋。 味ですか? もし時間が戻るのであれば注文する前に私を叱りつけたい、とだけ申す。 もし私が雪の中で遭難して明日生きれるかわからない、そんなときだけ食べたい。 それがきりたんぽ鍋。 あ、比内鶏の親子丼はびっくりするほどおいしかったです。 新宿にも飲み屋で秋田の地鶏出すお店がたくさんあるみたいなので是非みなさん行って親子丼を頼んでください。 きりたんぽ鍋はだめです。 帰りの苦しみの新幹線からの景色。 盛岡ヘアメイク専門学校を通過。 ダム近くを通過。 秋田の人はみんな色白かと思ったけどそうでもなかった。 だがやはり白い人は白かった。 あと、方言めちゃ強いかと思ったけど標準語喋ってました。 結局ノロじゃなくて冬の風邪で苦しみました。
前の日に書いたけど、友人にサプライズの映像を用意してたんです。 あのオルガンの音と神父さんのつたない日本語はなぜかみんなの涙をさそうよね。 私はふっさんが扉を開けて出てきたときにうるうるしたよ。 でも二人はふさえとぞえもんで総称してふさえもんでいいよね?(なにが) 結婚式の内容は彼女がブログで詳しく書いてるからいっかと思ったけど全然書いてなかった・・。 まあいいや。 とにかくいい式だった。 二人ともいい友達に恵まれてるんだなあとつくづく思いました。 あとケーキバイキングは大変おいしゅうございました。 欲張って全種類あらゆるケーキをかっさらってきたはいいが、案外自分が食べられる好みのが無くて、ほとんど友人の皿に勝手に置きました。 えびも置きました。 顔の化粧がそろそろやばい頃に夕方から今度は恵比寿にて2次会を。 会場は小さいものの天井が高くて階段があるので、ものすごい広いかんじ。 そこに100人以上もの人が入ったもんで、なんだかどこぞのセレブパーティを彷彿させるような中、私は非常におなかがすいていたので新たな料理が出されるたびに、正月セールでも見せたことの無いおばちゃん根性で料理テーブルに飛びつきました。 2次会では式では上映してない今度は友人達のコメント集映像、そして旦那の大学の研究室の自作映像や部活の出し物、スイスの写真やクイズなど、なんだか二人の交友関係の絆の強さをひしひしと感じ、 と同時に私たちバド部の面々は「うちらってもし式してもこんな友達いないよね・・」と寂しい気持ちにもなりました。 いやー式した本人よりも日記詳しく書いてないかい? とりあえず無理して履いた靴のヒールが7cmくらいで死ぬかと思いました。 帰宅した時既に顔面が割れてました。 風呂入ろうとセットしたばりばりの髪の毛から出てきたピンがものすごいので記念に写真を撮りました。
すんごいさぼってた。
アメリカではThanks giving dayというのだけれど、幾度となくこの日を迎えたはずなのにいまだに何に感謝するのかわからない。 元はノンフィクションドキュメンタリーの単行本として全米ベストセラーとなり、「ファストフードが世界を食いつくす」という邦題で既に日本でも販売されている。 ファーストフード産業の裏側、アメリカの精肉加工現場の衛生観念とずさんな労働管理の実態を暴露しちゃって、つまるところはみんなファーストフードを食べるのはもうやめよう!マッ○つぶれちゃえ!という問題になりそうな本なのになんとも装丁が安っぽいよ・・(´;ω;`) 結構会話が重要なポイントになってくるため、映画の前に誘ってくれた友人からわか〜りやすい英語でおおまかな内容を説明してもらった。 生産されるひき肉の47パーセントがサルモネラ菌を含んでいることが判明した工場。 ファーストフードが異様に安いのは、労働者のほとんどが違法で入国し低賃金で1日中働かされているため。 不法労働なので保険に入れない、就業中の怪我に関しては会社側は一切責任を持たないため、 労働時の注意事項には巨大な切断機には「注意してね」ではなく「切られないでね」という、はなから責任逃避な対応。 現実に大勢の労働者が危険な切断機によって怪我を負ったり命を落としているのだが、所詮は不法労働者、社会の目に触れることもなく会社はまた何事も無かったかのように不法労働者の補充を行う。 映画では結構有名な人がちょい役で数人出てるらしいが、芸能関係に疎い私が発見できたのはアブリルラビーンとブルースウィリスだけでした。 あんまりこの私が真面目に社会問題を語るとボロが出るので、ちょっとくだけて書きますと、今まで見たどんなホラー映画よりも、見終わった後の不快感はものすごいです。 不法労働で入った一人の女性の共に働く夫が、上記のように切断機での事故で働けなくなり、更に保険が無いため巨額の治療費を背負い、それを返済するために上司に体を売り、一番人間がやりたくない精肉の過程、牛を殺してさばいて部位を仕分けする部署で働くことになった・・・ で、本物の牛が大量に一気に殺されてさばかれるシーンが出てきてそのむごいこと・・・ その女性があまりのむごさに涙するところで終わるのよ・・・。 もう見てる客席からもビーガンが多いので「オーマイゴッド!!」の嵐。 会社の経営側として上層部にいるアメリカ人男性役も最後には大きな会社を相手取って戦うことは、家族をもつ自分にはとてもリスクがあるとして諦めて、再びこの恐ろしい事実をひた隠す会社の一部へとおさまる・・。 と、不甲斐ない気持ちで席を立ちましたよ。 前に一度、動物を殺したり苦しめたくない人たちをビーガン、と日記で書いたけれど アメリカに来てビーガンの友達が結構周囲にいるため、かなり影響を受けまくっている。 とはいえ20数年間過ごしてきた食生活を変えることはなかなかできないものである。 肉や魚、殺して食べるだけではなく、卵や牛乳などとにかく動物を苦しめて動物を使って食べることもビーガンの中では禁止である。 気付かないうちに食べ物にはそういうのが入ってるんだよね。 たとえばビーガンに影響を受けてなるべく和食で粗食をとっていたんだけど、味噌汁はかつおだし使ってるしマヨネーズは卵だし化学調味料にも意外と一般の人は知らないけれど何かと恐ろしいことになっている・・(らしい) あんまりやると、ワールドカップの時だけ「○○選手かっこいー!!」と騒ぐにわかファンの女子大生みたいになってしまうので、自分の考えるままに生活を送っていますが、 さすがにこの映画観た2日くらいは肉食べれませんでした・・・。 しかし自分の誕生日にはしっかり「スペアリブ作って〜!」と友人にリクエストしていた私がここに・・。 同じビーガンでもなんでもないアメリカ人に「アメリカって結構ビーガンいるけどどうなの?」と聞いてみたら、 「あいつらバカだよなー肉とか食べないわけがない。こんなうまいのに」 と言って片付けられました。 いやー宗教並みに難しいっす。
今日は12月3日私の誕生日なんだよ。 多分美術の教科書で何かしら見たことあると思う。 部屋の中ぎちぎちに岩がどっこいしょしてる絵がなんと「The birthday」とかいう驚愕のタイトル。 まそんなシュールレアリズムの時代(といっても100年くらい前だな)の絵描きさんですよ。 すっごい驚いたのは、抽象画って普通みても難しくてわけわからないでしょ? だが、ものすごいふつーーーーーのたとえば車の修理工の人が仕事途中にちょっとやってきました、みたいなのとか、水族館にでも来たつもりなのかみたいな家族連れがすんごい多い、多い。 いや、わからない、 修理工を装っているが実は小さい頃から抽象画が好きで画家を目指したかったけれど家が貧しくてしかたなく街のしがない修理工に・・・ 何もわからない無邪気な子供を装っているが実は頭の中では「ピカソ大好き!」と毎日不可解な絵を描く才能の持ち主かもしれない・・・。 そんなわけで、どんなに興味がある画家だろうがなかろうがいつも怒涛の速さで美術館を見る私は、いつものように入って5分くらいで見終わって飽きた。 が、一緒に入った友人が、というよりも中にいる客全体がものすごい興味深そうに単一的な絵をひとつひとつ丁寧に5分くらい見入ってる。 わ・・わからん・・・。 自称アーティストのつもりだけど、なぜそんなに見入るのか・・・。 一度絵を見る人たちがいったい何を考えながら見ているのか頭の中を見てみたい。 私はというと、すごいめまぐるしく妄想してます。 まずタイトルを見る前に画材と画法を当てる。 「これはきっと油onキャンバスだ!!」てなかんじにだいたい間違ってる。 でそのあとに、だいたい抽象画のほとんどはみなさんが「なんでこんな私でも描けるような絵が・・」と 思うだろう・・ふふ・・じゃあもしあなたが実際にキャンバスを前にしたときに 何も考えずに自分のアイデアでこの絵を生むことができるのかね?と問いただす。(誰かに。) うーん そういわれると描けないなあこんな突拍子もない絵・・ なんて思うだろうが、私は絶対描ける!! 私は抽象派、否、中傷派!!! とかわけわかんないこと考えてたらいつのまにかだいたい自分の作品のアイデアにつながってるわけだから 結果的には美術館はいいところだ。 ということです。 で、マグリットのことは全然書いてないんだけど、これからも書かないよ。 あるひとつの絵のななめ下の所に、なんだか昭和の香りを漂わせる、雑巾絞り機みたいな除湿機のぶっこわれたようなものが置いてあった。 ぶっこわれてるのは上の蓋の部分で、中身の雑巾絞り機みたいなのが見えてて 水の中からスポンジが数ミリ単位で出てきていたんだ。 (ごめん表現が乏しくて。よく言われます。) で、その動きがなんとも私には魅力的でマグリットよりも奴に釘付け。 しばらく、見ていたらいつのまにか周りの人が、その雑巾絞り機をマグリットの作品のひとつかと勘違いして 興味深そうに見ているのだよ。 みんな・・・やっぱり絵わかってないじゃん・・・・。 夜は自作のケーキを持参いたしまして友人の家に行きました。 アメリカに残っている同業かつ同級の友人が男しか残っていないため(女性はやはり冒険しないのがデフォルトのようです)、 結果的に野郎ドモ8人のむさ苦しい会でしたが、「お前はこんな男ばっかりに囲まれて俺が女だったらうはうはだよ!」といかにも男の意見だな・・的なホストクラブを初体験させていただき、非常に嬉しく、そしておいしくいただきました(食事を) そして失礼ながらやはり同い年の男の子との違いをまざまざと・・・(悪い意味で) 下は26から上は35まで と悪く書いてしまったけれど 一度社会を経験した年上の異性が周りにいてしかも同年代並みにタメ語で深い話までできるのはきっと あのまま日本で就職してしまっていたらなかっただろう、と日々良いお説教を聞かされてます。 最近は女よりも料理ができる男が多いようで、少々焦りを感じましたが、明日からまたがんばろう。 ところで人生の少し先輩である酸いも甘いも経験してきた年上になにか悩みや聞きたいことはないかい?と 聞かれた時なんかある? 私はない。 悩みがない。 さらに聞きたいこともない。 つまらない女だってさ・・・。(´;ω;`)
nari
|MAIL
|