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2005年10月22日(土) リッキーのやろうが

 3ヶ月日本に居る間に車のリッキーがグレた。
最悪。
ひどすぎる。

まず帰って即効スターターモーターっていうものがぶっ壊れて、放置してたぶんエンジンがかかんなくなった。
アメリカは修理工場が客をだましてぼったくって多く見積もるというもっぱらの悪い噂が絶えないため、比較的良心的で信用できる(と信じている)行きつけの修理屋さんに持って行ったら放置していたせいであらゆるところに問題が発生。
あれとあれとあれとあれと・・・って直してたら10万近くとられた・・・。

こいつめ売り飛ばしてやろうかと思ったけど、大金かけて全て悪いとこ直したら情がわいた?せいか、とりあえずリッキーを可愛がってやろうとご主人様がせっかく思ってやった矢先、家の駐車場で頭から停めようとしてたら、前方の縁石に気付かず車体の底をがりがりがりー!!とこすった。
そしたらなんか底が取れた・・。

車はど素人だからどうしよどうしよと焦っていろんな人に電話しながら、とりあえず応急処置で底の部分をビニールテープで縛って支えて、修理した2日後にまた同じ修理屋さんに「すみません・・・」とリッキーを連行。

修理屋さんは笑いながらも、今日はタダです。と言ってくれてすごい助かった〜・・


しかし、ほっとしたのもつかの間次の日の夜、道路で右に曲がろうとした瞬間、なんかどん!っていう音がして、一瞬人でも轢いたのかとすごくどきどきして周りをきょろきょろしながらひき逃げ気分で帰宅。

夜で真っ暗だったから車を見ても何も変化が無かったのでとりあえず人は轢いてない!!
セーフ!!!!


しかし、朝になると全貌が明らかに・・。

明らかに!!後ろの右のタイヤがしょんぼりしとるー!!!!!


タイヤの空気がなんか元気がない・・。


のにも関わらず私はそ知らぬふりで30分ばかし時速90キロ近くでフリーウェイを走行。
なんだか後ろのタイヤがドコドコうるさいな・・。
まいいや。


しかもそのまま一晩放置。



結果。
次の日

タイヤがタイヤの役割をしていない・・・!!!!



よく見たら、タイヤに大きな釘がささっとる・・!!!



だれだー!!!
こんなところに五寸釘を打った奴はー!!!!
恨み?
ひどいや!!


これはやばいととりあえず一番近くの信用ならない車屋さんに持って行くとタイヤを交換約1万円とられました・・。






・・・・リッキーのせいでここ1週間で驚くほど金が吸い取られてゆく・・




さらに、今日リッキーをヤルしかないと決断したこの瞬間。


なんかどこの町に行っても排気ガス臭くて、やっぱりロスは車ばっかりだからやだな〜なんて思っていたら、排気ガス臭かったのは自分の車の冷却水のとこが漏れてたのか知らないけど全く無くなってて予備タンクの中身も既にあと少しの水が恐ろしいほど沸騰中!!!

やばい!!
あともうちょっとでオーバーヒートしてボンネットから火ふくとこだった・・・

ふーあぶないあぶない。


そんなわけで応急処置で水をじょーって入れて、危機を感じたので行きつけの車屋さんは遠いからまたタイヤ交換した信用できない近くの車屋さんに行きました。

そしたらなんと2時間でやるっていったくせに結局1泊二日かかって見積もった請求書を見て目が出ました。




1700ドル!!!
20万近く見積もられとるー!!!!!





えー!!!
いくらなんでも冷却水がないだけで取り過ぎだー!!!
なにやらヘッドなんちゃらというやつがいかれてるらしくそれごと変えてたらそんな値段になったと主張。
怖いのであらゆる友達に電話するとそれはおかしいとのことで、やはり行きつけのところに行くしかない、とびびりながら応急処置の水を入れてまた車屋さんまで走行。

しかし、今日はまだ治りませんでした・・。

明日、結果がきます。

だが決めた。


私はリッキーを手放す。


いや、リッキーのしつけてあげます。


あげませんお金はもらいます。


とりあえず愛情は失せました。
というかこんないやな気分続きでもうリッキーには乗りたくない・・
だってこんなおじいちゃん車、買ったときの値段の倍の修理代払ってます今まで・・。


これならこの値段でもっといい車買っとけば全く修理なんてしなくても壊れなかったのに・・。


今更ケチった当時の私を恨みます・・。




とりあえず、



リッキーは



ポイッ!!!!!だ。


nari |MAIL