みのるの「野球日記」
==すいません、ちょっと宣伝です==

●『中学の部活から学ぶ わが子をグングン伸ばす方法』(大空ポケット新書)

新刊が発売になりました。
しらかし台中(宮城)の猿橋善宏先生の
指導法などが掲載されています。
詳しくは、大空出版HPをご覧ください。
http://www.ozorabunko.jp/book/gungun/

●『グラブノート』(日刊スポーツ出版社)
BBA梅原伸宏さんのグラブ本。構成を担当しました。
親指かけ・小指かけの結び方、グリスの入れ方など、
グラブをよりよくするための方法が書かれています。

*ツイッター始めました
@mino8989 です。

2010年12月18日(土) しらかし台中〜秀光中

 週末から、東京→仙台→高崎→高知と、大移動。日本は狭いです。しかし、陽が落ちてからの仙台は寒かった!
 秀光中の取材が午後からだったため、早朝の新幹線でしらかし台中に遊びに行ってきました。秀光中としらかし台中は、車で15分もあれば移動できる距離にあります。
 しらかし台中・猿橋善宏先生からは、「休んでいるときこそ、人は伸びる」という名言をもらいました。しらかし台中は冬になると、基本的に土日は完全オフになります。それでも、猿橋先生にあせっている様子はまったくなし。

 たしかに毎日、毎日、野球をやっていると、精神的にも体力的にもきつい。それが休みがあると、自分を振り返る時間ができるし、「次の練習をこうしてみよう」という考えも生まれてくるはず。
 でも、多くの先生が、休むのを怖がっているのも事実。いま取材しているソフトテニス部の先生は、関東大会常連のチームを作り上げますが、年間の休みは数えるほど。「休むのが怖いんですよね…」と、正直に語っていました。

 秀光中は選手たちの対応力に感心!
 取材をしても、よくしゃべる選手が多いですが、今日は取材開始前にひとりの選手が寄ってきて、「今日はよろしくお願いします!」と。終わったあとも、「ありがとうございました。またよろしくお願いします」。その言葉がとても自然に出ていたことにびっくり。
 大人の社会では当たり前のことですが、中学生はなかなかできないもの。
 キャプテンに取材したときも、「来年、全国出るので、またお願いします」と。こんなこと、なかなか言えません。たいしたものです。

 取材では「松葉」と呼ばれるトレーニングを見せてもらいました。
 体幹、股関節を中心にしたメニューですが、名前の由来は「松葉づえをつくほど大変なトレーニング」という意味。
 須江航監督の出身校でもある仙台育英高校で作られたトレーニングだそうです。

 須江監督からは、「高校(育英)の陸上の監督が面白いですよ!」と、推薦いただきました。表現方法が面白いと。
「熱い鉄板のうえを走るようにイメージする。『アチチチチチッ!』と走ると、足裏が地面と接地する時間が短くなる」
 これが、速く走るためのひとつのコツだそうです。なるほど〜、面白い表現!

 秀光中は今年も強く、秋の県大会で優勝しています。
 ちなみに春の全日本は、夏の全中に出ている間に地区予選が終了。予選に出られずに終わってしまいました。仙台だけでなく、こういう地区がいくつかあります。全国に出たがために、全国予選に出られず。高校野球では、あり得ないことですよね…。

 来年3月下旬には、1週間近い、近畿〜東海〜関東遠征を慣行。
 全中の舞台が和歌山ということで、決勝会場の紀三井寺球場で練習試合を行います。本気で頂点を狙っています!




2010年12月16日(木) BEAM! in慶応義塾

 本日は慶応へ。
 チームの取材ではなく、東海大相模・一二三慎太の取材です。最近とてもよく当たる慶応vs相模、一二三入学後は1年秋、2年秋、3年夏と、3度の対戦があります。慶応・上田誠監督は、一二三をどう見ていたか。考えていた攻略法などを、語ってもらいました。

 三塁側ベンチに座りながら話をすることが多いのですが、ベンチのカベには、
「BEAM」
という張り紙がありました。てっきり、「レーザービーム」の「ビーム」と思いきや、「それもあるけど、『笑顔』という意味もあるよ」と上田監督。チームの現在のテーマだそうです。
上田監督いわく、「この代は真面目すぎる。真面目な選手が多い」とのこと。力を持つ選手が多いのに、真面目ゆえに考えすぎたり、悩んだり…、試合でなかなか力を発揮できていないそう。だからこその「BEAM!」

 オフシーズンということで、ジャージでの練習。
 ポジションごとに課題練習が行われていました。外野手は、捕球→スローイングのステップ練習。クロウホップ(=カラスのように小さくジャンプ)を身につけるために、ミニハードルを飛び越えてから、スローイング姿勢を作るなど、「なるほどなぁ」と思う工夫が随所に取り入れられていました。

 中3時、横浜クラブで活躍した、浜中学校出身の田辺も頑張っていました。サードのレギュラーとか。

 現中3の推薦試験も間近に迫っています。
 今年は史上初めて(?)沖縄と岩手から、慶応を受験。さすが、全国区の慶応です。



2010年12月11日(土) 祝・全国! 奈良・田原本中

 奈良・田原本中へ。
 来春行われる第2回全日本少年への出場を決めている学校です。
 左右2枚のピッチャーと強打線は、全国でも十分戦える力を持っています。

 率いるのは、大宮豊先生。前任の橿原中時代からお世話になっている先生です。11月の近畿大会を見ましたが、「指導法が変わったのかな」と感じることがありました。橿原中のときは、細かいことにも徹底的にこだわる指導でしたが、いまは子どもたちを「任せる」「認める」部分がものすごく大きくなったように思います。
「この代になってからです。この子たちは任せても、自分たちでやれる子たちなので。次の代になれば、また橿原中のときみたいにやるかもしれません」と大宮先生。

 たしかに、いまのチームは大人の集団という感じがします。近畿大会でも淡々と冷静にプレーしていました。

 来年のチームを持ったとき、どんな指導になるかは分かりませんが…、
 じつは、結果を残している先生が共通して持っていることは、この「任せる」「認める」のような気がしています。
 いま、こっそり、演劇部の取材をしていますが、子どもたちの感覚に任せる部分がとても多い。セリフをどうしゃべるか、舞台でどう動くかを、1から10まで教えることはほとんどありません。
「子どもに任せたほうが、自由な発想が出てきます」と、顧問の先生。
(もちろん、野球と演劇は比べられませんが)

 田原本中の取材記事は、来年1月下旬or2月上旬発売のベースボールマガジン社、『強くなるドリルシリーズ 軟式野球3』で掲載されます。おかげさまで、『1』と『2』が好評だったこともあり、『3』を出すことができました!

 現在のところ、
・常葉学園橘中(静岡)
・高知中
・仙台育英秀光中(宮城)
・田原本中(奈良)
・八幡木中(埼玉)
・松陽中(兵庫)
・佐野中(群馬)
・小山三中(栃木)

 以上8チームの練習法や、チーム作りが掲載される予定です!



2010年12月10日(金) 一二三って何者?


 本日は東海大相模へ。

 テーマは「一二三慎太」。
「一二三とは何者なのか」
 難しい…。

 引退後、ものすごくよくしゃべる一二三。現役中はひとつひとつ言葉を選んでいた印象があった。そして、「阪神に行くんで」と、関西弁に戻っていた。これまでの取材は、標準語。
 今日は、2年夏前の出来事について、本音を明かしてくれた。練習中、ふてくされた態度を取り、グラウンドから出され、体操着で約2週間の掃除。掃除をしながら、思うことがあったという。

 周辺取材で、福山亮、江川恭介にも話を聞いた。2人の言葉から、いかに一二三が頼られていたか分かった。
 サイド開花の裏には、サイドスローの先輩・江川の助言もあったことを初めて知った。

 ちなみに2人は軟式出身。
 福山は千葉・船橋中のエース。相模でもチーム事情で、3回ほどピッチャーをやった期間があったが、すべてクビになっている(笑)。
 江川は神奈川・寛政中の出身。中学時代はオーバーハンド。「サイドに転向するなら…」という条件つきで、相模からの誘いを受けた裏がある。

 サイドは同じ学年に2人もいらない。ひとりいれば十分。だから、「江川がくるなら、ほかのサイドスローは誘わないから」と。
 でも、最後の夏に、一二三がサイドに…。「おいおい…」と、苦笑いの江川でした。

 福山は駒大へ、江川は国際武道大へ。
「大学でエースになって、一二三を追いかけたい」と江川。抜群の身体能力を誇るだけに、体が大きくなればまだまだ伸びる。

 グラウンドでは面白い練習が行われていた。
 右打ちが左打ちで、左打ちが右打ちで、バッティング練習。
「選手の可能性を広げたい」と狙いを教えてくれた、門馬監督。
 今日は一二三の話しになったこともあり、「いかに固定概念にとらわれないか」という話題になった。門馬監督の野球を見ていると、まさにそう感じる。コンバートも頻繁に行われる。
 秋の関東が終わってからも、ポジション変更があり、ファーストを守っていた森下は、いまショートで練習中。サードにも新戦力が加わり、外野のポジションも動かしている。
 
 ただいま、神奈川勢はセンバツで5連敗中(だったかな…)。夏は結果を残しているが、春はなぜか勝てない。
「うちと横浜が負けて、連敗を伸ばしたらまずいよな…」と、ぼそっと呟いた門馬監督。たしかに、このビックネームが連敗したら、相当まずいです…。

 12月下旬から地獄の強化練習に突入!



2010年12月09日(木) 「ひねる」と「ねじる」 in西中原中

 川崎市立西中原中へ。

 もう何度も取材に足を運んでいるが、いつもは野球部がグラウンドを使える日に行っていた。今回は、急なお願いだったこともあり、グラウンドを使えない日。ファウルグラウンドの狭いスペースで、ピッチャー指導を見せてもらった。

 いやいや、びっくりです。
 ハンドボール、サッカー、ソフトボール、陸上、バレーボールと、運動部があちこちで練習。その活気のすごいこと。ハンドボールは関東、全中常連の強豪である。
 たしか、学校は川崎市で一番のマンモス校。学年で8〜9クラスだったと記憶している。

 野球部も、2年連続で春季神奈川大会準優勝。
 全国いろいろな学校を見てきているが、確実に言えることは、「野球部だけ強い学校は稀」ということ。野球部が強い学校は、ほかの部活も強い。つまり、部活に力を入れやすい環境ができている。「あの部活が頑張っているから、おれたちも!」という思いもある。選手だけでなく、指導者にもあるはずだ。

 取材のテーマは「ピッチャー指導」。
 面白かったのは、「ひねる」と「ねじる」について。
 高山先生曰く「中学生はひねるとねじるを勘違いしている。多くのピッチャーは、ひねっているだけです」 
 人それぞれ解釈は違うかもしれないが、

・ひねる=上半身と下半身が一緒に回る
・ねじる=上半身と下半身がずれて回る
 
「野球に必要なのは、ねじる動き」と教えてくれた。
 書くときも、気をつけなければ…。

 この間も、取材中、「戦略」と「戦術」の違いが話題になった。
 難しいですね、言葉は。




2010年12月08日(水) ゆずの母校・岡村中 向井理の母校・浜中


 横浜市立岡村中へ。
 
 岡村中があるのは磯子区。わたしの実家はその隣の港南区。ほぼ地元民なわけですが、岡村中といえば、「ゆず」。北川悠仁、岩沢厚司の母校として、(地元では)知られています。
 ちなみに、磯子区には浜中という学校もあります。ここも有名人輩出校で、井上真央、向井理、EXILEのHIRO(たしか)と豪華な面々。

 でも、もっとすごいのが、京都の藤森中。
 倖田來未、misono、鈴木えみ、吉田敬(ブラックマヨネーズ)、松井大輔、赤松真人。そして、今年のドラフトで佛教大の大野雄大が中日から1位指名。私立なら驚きませんが、公立です! いったい、どんな学区なんだ…。

 で、岡村中です。
 監督を務めるのは、的場章先生。今年で34歳になります。
 的場先生のことは、5年ほど前から知っています。といっても、こちらが勝手に知っているだけの関係ですが。
 
 的場先生は日大藤沢〜日大〜日大コーチ〜埼玉栄コーチ〜日大藤沢コーチ〜岡村中という経歴で、栄と日藤で計6年間、コーチをされていました。栄にいたときに、栄に詳しい人から、的場コーチのことを教えてもらっていたのです。日藤に取材に行ったときにも、厳しい声で選手を叱咤していた姿が印象に残っています。

 岡村中でも、そのまんまのモードで指導をしていました。
「中学生の目線に下げたくないんですよね…。本来は下げないといけないんでしょうが」と的場先生。葛藤があるようです。自問自答が続く日々だとか。

 いろんな先生にお会いしていますが、大学コーチ→高校コーチ→中学監督と、ひとつずつカテゴリーが下がってきた指導者に会ったのは初めてかも。全国的にもそんなにいないのではないでしょうか。

 これだけの経歴を持っていると、早くから、「指導者を目指していたのでは?」と想像しますが、じつは、志したのは大学4年夏から。大学時代は、「野球部にも入らず、ぷらぷらしていた」とのこと。それが、夏の甲子園を見て、「野球をやりたい!」と決心したそうです。
 そのときの甲子園が、松坂世代。「松坂世代に人生を変えてもらいました」。松坂の同期だけでなく、それ以外の世代にもエネルギーを与えていた。改めて、あの世代はすごかったんだなと実感させられました。

 そこから、当時の日大・鈴木博識監督に「勉強させてください!」と頭を下げて、大学でコーチ修行。当時の五十嵐コーチ(現・青森山田部長)のもとで、野球と人生を学んだそうです。
 ちなみに、大学を辞められた鈴木監督は現在、母校でもある小山高校を指導されています。

 コーチ修行の1年目に、大学3年生だったのが小野寺信介選手。現在の修徳学園中の監督です。「信(のぶ)ちゃんも有名になっちゃったからな。気軽に、信ちゃんなんて言えないよなぁ」と笑っていました。

 とにかく、熱い指導者です。頭はもちろん(!)、丸坊主。

 就任3年目で、今春の横浜市大会ベスト8。県レベルの実績はまだありませんが、今後必ず、名が出てくる指導者だと思っています。




2010年12月07日(火) 第2回全日本少年 出場チーム出揃う!

 来春、静岡で開催される第2回全日本少年春季軟式野球大会。
 2日の日記で、現時点での出場チームを書きましたが、5日に静岡県大会が終わり、全出場チームが出揃いました。不明だった、東北・中国も判明しました。


北海道(2)
 滝川市立江陵中
 中標津町立中標津中

東北(3)
 平賀市立平賀東中(青森)
 大曲仙北クラブ(秋田) *地域選抜
 多賀城市立多賀城中(宮城)
 
関東(5)
 前橋市立第五中(群馬)
 真岡市立山前中(栃木)
 オール小田原ベースボールクラブ(神奈川) *軟式クラブ
 鐘ヶ淵イーグルス(東京)  *軟式クラブ
 北本市立北本中(埼玉)

東海(2)
 東山クラブ(愛知)
 垂井町立不破中(岐阜)
 
北信越(3)
 越前町立宮崎中(福井)
 氷見市立北部中(富山)
 高森小原ヶ丘(長野) *高森中が母体?!

近畿(3)
 彦根Jboys(滋賀) *軟式クラブ
 田原本町立田原本中(奈良)
 新温泉町立夢が丘中(兵庫)

中国(3)
 大田市立第二中(島根)
 広島スターズ(広島) *軟式クラブ
 阿東シニアクラブ(山口) *地域選抜

四国(2)
 香川大学附属坂出中(香川)
 石井町立石井中(徳島)

九州(5)
 大分市立城東中(大分)
 都城市立小松原中(宮崎)
 鹿児島育英館中(鹿児島)
 熊本市立白川中(熊本)
 知念村立知念中(沖縄)

静岡市(1)
 東海大翔洋中

静岡県(3)
 焼津市立大富中
 浜北市立北部中
 常葉学園橘中
 
 



2010年12月02日(木) 第2回全日本少年春季軟式野球大会 出場チーム速報!

 来年3月下旬、静岡県で行われる第2回全日本少年春季軟式野球大会。
 各地で代表が続々と決まっています。
 第1回大会は30チームでしたが、第2回は32チーム。が、いつの間にか、出場枠の内訳が変わっていました。第1回の時点では、「来年は前年度優勝チームを含めて31チームで開催」と聞いていましたが、先日、確認したところ、「前年度優勝チームの出場はなし。地元枠を増やして32チームで開催」とのこと…。

 現時点で判明している出場チームです。
 本来は○○クラブのチーム名ですが、部活動で活動しているチームは、わかりやすく学校名で記しています。

北海道(2)
 滝川市立江陵中
 中標津町立中標津中

東北(3)
 大曲仙北クラブ(秋田) *地域選抜
 多賀城市立多賀城中(宮城)
 ***********→あと1枠分かる方いますか?

関東(3)
 前橋市立第五中(群馬)
 真岡市立山前中(栃木)
 オール小田原ベースボールクラブ(神奈川) *軟式クラブ

東京(1)
 鐘ヶ淵イーグルス  *軟式クラブ

埼玉(1)
 北本市立北本中

東海(2)
 今週末に決定
  代表は、東山クラブ(愛知)、不破中(岐阜)、有馬中(三重)

北信越(3)
 越前町立宮崎中(福井)
 氷見市立北部中(富山)
 高森小原ヶ丘(長野) *高森中が母体?!

近畿(3)
 彦根Jboys(滋賀) *軟式クラブ
 田原本町立田原本中(奈良)
 新温泉町立夢が丘中(兵庫)

中国(3)
 **********
 **********
 **********
  分かる方教えてください!

四国(2)
 香川大学附属坂出中(香川)
 石井町立石井中(徳島)

九州(5)
 大分市立城東中(大分)
 都城市立小松原中(宮崎)
 鹿児島育英館中(鹿児島)
 熊本市立白川中(熊本)
 知念村立知念中(沖縄)

静岡市(1)
 東海大翔洋中

静岡県(3)
 焼津市立大富中
  残り2枠を
   常葉橘中vs浜北北部中vs大仁中で争う

 すべてをあわせると32チームになるはず…。
 
 気になるのが、鹿児島育英館中。調べてみると、中高一貫の私立。鹿児島城西高校の系列だそうです。
 ちなみに、九州大会の初戦で育英館中に敗れたのが、東福岡自彊館中。こちらもその名のとおり私立です。全国に出てもおかしくない力を持っているようですが、九州のカベ、またもや厚く…。

 大会は、来年から草薙球場がメイン会場になります。
 



2010年12月01日(水) お勧めです! 『中学野球小僧テクニカル バッティング編』

 自分で言うのも何ですが…、これはかなり面白い! 濃い本です。間違いなく言えることは、「バッティングって何でもありだな」ってこと(笑)。上達のためのたくさんのヒントが詰まっています。
 
 って、この日記、最近宣伝ばかりですね…。スイマセン。

 何のことかといえば、11月20日に発売された『中学野球小僧テクニカル バッティング編』(白夜書房)です。
『中学野球小僧』がこの世に生まれてから6年。数々のバッティング取材をしてきましたが、その中から42の記事をピックアップ。よだれものの内容になっています。
 特に、定期刊行する前の『中学野球小僧特別号』は、品切れになってしまった号もあり、もう読むことができません。ということもあり、遊学館・山本雅弘先生)の「コリオリ理論」の話や、当時東林中で活躍されていた佐相眞澄先生(川崎北高)の打撃理論も再掲載してあります!
 
「ピッチング編も出るんですか?」と知り合いの先生から聞かれましたが、「バッティング編が売れれば、出せます!」と答えておきました。いや、本当にそうなんです…! どうぞよろしくお願いします〜!
 以下、コンテンツです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜^ 
<打撃技術編>

中村壽博(日本文理大学監督)
いいフォーム、自分に合ったフォームって?
「自分の形」はバットを振って作り上げろ!  自分のフォームを知ること、そして感覚を磨くこと

松川良(静岡・裾野リトルシニア監督)
バッティングはパワーではなく「形」だ!
シャープなスイングで秋に打ち勝つ  投手を打ち崩すセンター中心の打撃術

清水敏行(愛知・幸田町立北部中学校監督/現・中央小学校)
振る力をつけてからトライしよう!
自分の構えで強烈なインパクトを生み出せ  君はどっちだ?「アメリカタイプ」と「日本タイプ」

永田哲也(大阪・大阪東淀川ボーイズ監督)
目指すは歌って踊れる野球選手!
バッティングは感性とリズムで楽しく♪  ストレートはポップス、カーブは演歌で打つ

中丸敬治&大石光磨(神奈川・青葉緑東リトルシニア監督&元特別打撃コーチ)
試合で打つためのスーパー打撃術
バッティングとは「打てる球を打つこと」だ  シンプルな思考と練習でバットを振りまくれ!

堀井哲也(JR東日本監督)
多くのプロ野球選手を育成するきめ細かい打撃理論
堀井流・バッティングテクニカル講座  社会人野球きっての理論派監督が熱血指

杉山千春(神奈川・横浜瀬谷ボーイズ監督)
試してみよう! 3ステップで身につけるバッティングフォーム  パワーに頼らずボールを飛ばす秘密のメソッド

栗原浩(東京・瑞穂リトルシニア監督)
小柄な選手も鋭いスイングで飛ばすチームを直撃
バッティング技術の土台となる「1万スイング」を越えろ  素振り、トス、ティーのポイントを知ってバットを振ろう

坂下幹夫(佐賀・黄城ボーイズ監督)
甲子園制覇の名将が推薦!
いいフォームを作るためのスイングドリル  バットなしで打撃が向上する驚異の練習法

長見賢司(埼玉・全日高ボーイズ監督)
連続猛打で王座をつかんだチーム
前を大きく! 小さくまとまらない「長見打法」の奥義  スイングの基本&練習法と実戦での理論

星野幸稔(神奈川・横浜市立港南中学校監督)
バッティングの基礎を作る練習法
毎日のトスバッティングで打力アップ!  「ゆるいボールをゆるく打つ」をマスターしよう

佐相眞澄(神奈川・相模原市立東林中学校監督/現・川崎北高校監督)
硬式でも打てる!  佐相バッティング理論の極意  トップの通過点は「45度」が合言葉だ

佐相眞澄(神奈川・相模原市立東林中学校監督/現・川崎北高校監督)
打ち勝つ野球で頂点を目指せ!
佐相流バッティング理論<基盤編>  ハイレベルな打撃を支えるスピードとパワーと柔軟性

中上雅文(兵庫・高砂市立松陽中学校監督)
内角・外角、変化球を打つにはどうしたらいいの?
特注ゲタが生む「ため」と「爆発力」  引きつけてためた力を爆発させるテクニック

狭間善徳(高知・明徳義塾中学校監督/現・明石商業高校監督)
中学軟式球界に君臨する王者のバッティング
明徳義塾流インサイドアウト完全体得術  時間を感じれば野球が変わる!

知名朝雄(沖縄・宜野湾ポニーズ監督)
引っ張るバッティングはいらない!
グリップ始動打法でセンターに打ち返せ  いいスイングが身につくコツと練習法

杉山祐介(静岡・島田市立島田第二中学校監督)
全中3位! 超強力打線の秘密を分析
逆方向バッティングでピッチャーを粉砕せよ  手元まで呼び込む打撃術にトライしよう!

佐相眞澄(神奈川・川崎北高監督)
帰ってきた打撃の伝道師
7つのパーツで詳細解説「打ち勝つ野球」の神髄  構えからスイング軌道まで徹底チェック

山田恵里(日立ソフトウェア女子ソフトボール部)
野球に使えるポイント満載 女イチローのバッティング術に学べ!  ムダのないバッティングの秘技を盗もう

木嶋勝彦(山口・防府市立華陽中学校監督)
打ち勝つ野球の名将が指南!
ボリューム満点の打撃プログラム  いくら振っても飽きない9種類のティーバッティング

飯田智市(千葉・松戸市立第四中学校監督/現・市立松戸高校)
全国ベスト8のチームを直撃!
外の球を力強く飛ばす80センチバットの秘密  短いバットを生かした逆転の発想とは?

飯田智市(千葉・松戸市立第四中学校監督 現・市立松戸高校)
選手の意識とバッティングを変えた驚異のツール
強打を生む 80センチバットを使いこなせ!  全中ベスト8の強打線の秘密を解き明かす

山岸昭彦(石川・珠洲市立緑丘中学校監督)
ボールを遠くへ飛ばすにはどうしたらいいの?
回転が生み出すパワーを球に伝えよう  体の回転を大きく速くして右手で打ち込め

板倉茂樹(栃木・栃木市立吹上中学校監督/現・栃木南中学校監督)
3500個のボール&月間20000スイング
しなやかに、力強く、引っ張り流せ!  小柄な選手でも飛ばす驚異の打撃術を大公開

大川和正(神奈川・桐蔭学園中学校監督)
高校でも通用する打撃スタイルを作る
骨盤を回すバッティングで外野越えを狙え!  デビュー戦でもしっかり振り抜く勇気を持とう

青木秀憲(東京・開成高校監督)
野球界の常識を破る驚異のバッティング
「正面衝突理論」で長打を飛ばせ!  弱小チームこそパワーをつけて1回10得点を狙おう

矢嶌進(群馬・富士見村立富士見中学校監督/現・前橋第五中学校監督)
転がす打撃じゃつまらない
フルスイングで90メートルを超えろ!  楽しみながら外野オーバーを狙うバッティング

坂本清治(大阪・ジュニアホークス元監督)
打ちまくって勝つチームの強さに迫る!
遠くに強い打球を飛ばす羽子板平面打法  強打者が育つチームが実践する5つのポイント

小島貴弘(長野・辰野町立辰野中学校監督/現・伊那市立東部中学校監督)
キミも長距離砲になれる!
雪国のチームに学ぶ ホームランバッター養成法  遠くに飛ばすための最重要6ポイント

湯浅景元(中京大学体育学部教授・医学博士)
可能性を引き出すためにやることは?
科学で打つ! あこがれのホームラン  ホームランを打つための3条件、教えます

藤原寛文(兵庫・高砂市立鹿島中学校監督)
理想のバット軌道で力強く打とう!
ブレーキング&押し込み打法で飛ばせ  「感覚」が身につくアイディア満載メニュー

山本泰博(兵庫・朝来市立生野中学校監督/現・朝来中学校監督)
目標は1日1000本、1カ月3万本!
最強打線を作る 生野中式バッティングメソッド  質と量を高めて打ち勝つチームになる

西尾弘幸(東京・江戸川区立上一色中学校監督)
夏のバッティング強化大作戦 
強打のチームを作るワクワク打撃練習  充実のメニューで楽しく基本をマスター

山内拓也(兵庫・神戸市立岩岡中学校監督/現・北神戸中学校監督)
強打線を率いる名将の打撃理論
「時間を作って打つ」バッティングで長打を飛ばせ  1年間を4期に分けたフォーム作り&練習メニュー

戦術&勝ち方編

山田正&大野敏明(埼玉・武蔵狭山ボーイズ元顧問&監督)
打ち勝つチームに聞いた勝利の秘策
打線のつながりで得点するバッティング術  トスバッティングのポイントからピッチャー攻略法まで

生嶋宏治(北海道・札幌新琴似リトルシニア監督)
スランプになってしまったキミに贈る
夏に勝つチームの打撃トラブルシューティング  トラブル&アクシデントを一挙解決

『中学野球小僧』からの問題提起
中学軟式の打撃は高校硬式で通用しないのか  禁断の問いに中学軟式を愛するライターが挑む!

打撃準備編

山本雅弘(石川・遊学館高校監督)
野球科学入門編 投げるも打つも「コリオリの力」  回転の軸となる体幹を鍛えよ

吉澤雅之(栃木・自然身体構造研究所所長)
「バッティングの常識」を徹底検証
神経トレーニングでバッティングが変わる!  真の力を引き出すストレッチメニュー付き

吉澤雅之(栃木・自然身体構造研究所所長)
「バッティングの常識」を徹底検証・2
「サイクロイド曲線」でバットを振れ!  自分の体を自由に動かしてパワーアップ

広瀬勇人 (東京・HATCHERY・ハッチェリー代表)
足元から見直す野球の話
インソールで「理想の足」を手に入れよう  トップアスリートもハマる奥深い足裏ワールド

仲村昌温(大阪・仲村歯科医院)
起きてから寝るまでのワンポイントレッスン集
「歯のかみ合わせ」でプレーが変わる!  意識改革でバランスのいい体を手に入れよう



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