みのるの「野球日記」
==すいません、ちょっと宣伝です==

●『中学の部活から学ぶ わが子をグングン伸ばす方法』(大空ポケット新書)

新刊が発売になりました。
しらかし台中(宮城)の猿橋善宏先生の
指導法などが掲載されています。
詳しくは、大空出版HPをご覧ください。
http://www.ozorabunko.jp/book/gungun/

●『グラブノート』(日刊スポーツ出版社)
BBA梅原伸宏さんのグラブ本。構成を担当しました。
親指かけ・小指かけの結び方、グリスの入れ方など、
グラブをよりよくするための方法が書かれています。

*ツイッター始めました
@mino8989 です。

2007年03月31日(土) インコース→けん制(センバツ)

 今日から甲子園に来ています。取材等でお世話になった学校は全て負けてしまったけど…。日藤も都留もあと一歩でした。

 さて、今回のセンバツ。テレビ観戦で「お!」と思ったプレーが2つありました。

.ぅ鵐魁璽垢亡鵑襤けん制?

 宇部商vs日藤を見ていて感じたことですが、宇部商のエース高橋がけん制をするときは、かなり高い確率でキャッチャーがインコースに寄っていました。実況が、「インコースに構えていますね」というと、ほぼけん制。で、次は外のスライダーを投げる、といった配球が見られました。
 これって、絶対、意識的にやっているのでは…、と思ったのですが。

 実際に投球されなくても、バッターはインコースに寄ったキャッチャーの動きを感じているはず。「インコースくるのかな」と思いますよね、絶対に。そこで、けん制を放られて、次の球で仕切りなおし。インコースに寄られていたことは頭の片隅にあると思うので、外の変化球に踏み込めない…、なんてことがあるのかなと。
 
 このあたり、意識的にやっているとすれば、宇部商のバッテリーはかなり頭脳的です。

 じつは、この話、2〜3年ほど前に、データスタジアムの方から聞きました。「プロはけん制を投げるとき、キャッチャーがインコースに寄っているよ」と。バッターが嫌がるそうです。
 宇部商は意識的にやっていたのか、聞いてみたいです。

△海譴勝中学軟式のけん制球!

 関西vs高知では、こんなけん制がありました。
 高知の4回裏の守り、1アウト二三塁、前進守備。エース國尾が三塁偽投→二塁ベースに入ったセカンドへけん制。
 一三塁のケースで、三塁偽投、一塁けん制はよく見られますが、三塁偽投→二塁けん制は珍しい。このとき、二塁ランナーはしっかり戻っていましたが、前進守備だからと、大きくリードを取っていると、偽投の餌食になります。

 このけん制は、中学軟式ではよく見られるもの。前進守備で、二塁ベースをがら空きにさせておくと、二塁ランナーは大きく出てしまいます。そのスキをついて、三塁偽投→二塁けん制でアウトにする。
 また、ポジション名で記すと、1→5→4、1→5→8という三塁けん制→二塁けん制のプレーもあります。

 で、高知高校のけん制を見た瞬間、「さすが、島田監督!」と思いました。島田達二監督は、高知中を5年ほど指導していた経験があるのです。だから、こういった中学軟式的なサインプレーを取り入れているんだろうなぁ…、と勝手に想像してしまいました。




2007年03月29日(木) 映画『バッテリー』

映画『バッテリー』を見てきました。
 
数日前、親しい先生から「バッテリー泣けるよ!」と電話をいただき、ほかの方からも「面白かった」と聞いていたので、期待していました。
 いやぁ、予想以上に面白かったです(小説には負けますが…)。

 巧役の林遣都くん。かなりすごいピッチング見せてましたね。CGが多かったと思いますが(笑)。
 じつは、今回、映画を製作した角川ヘラルドさんから、「技術指導をお願いできる方を紹介していただけませんか」と依頼されました。昨年の4月のことでした。
パッと思いついたのが、三重・南勢中学校の山口永介先生。前任の玉城中で全中準優勝に輝き、『中学野球小僧』にも何度も登場してもらっています。理論も深いし、練習法の引き出しも豊富。お願いすると、「いいよ」とのことで、厳しくも温かい(?)技術指導が始まったのです。

 第1回の技術指導は5月のゴールデンウィーク。林くんや、プロデューサーさんらと、南勢中に行ってきました。林くんの第一印象は、「目力が強い!」。映画を観た人なら共感してもらえると思いますが、とってもいい目をしています。
 技術的には…、「大丈夫かな?」というのが率直な感想(笑)。中学時代はセカンドをやっていたようですが、う〜む…。
 山口先生は竹の棒を使ったり、さまざまな練習で林くんのフォームを直していました。軸足一本で立つことから始まり、テイクバックが背中の後ろのほうまで入らないように矯正したり、夏場の撮影に耐えられるための体力作りをしたり…、まぁ、やることはたくさんありました。

 このあと、林くんは定期的に南勢中を訪れ、南勢中の選手たちと一緒に練習をしたりしたそうです。また、林くんが滋賀在住だったため、滋賀・八幡中の野田喜紀先生のもとで指導を受けたり、撮影のための準備を重ねました。

 山口先生のもとには林くんだけでなく、ほかのキャストも技術指導を受けに行っていました。「あの子うまいよ!」と言っていたのが、豪役の山田健太くん。キャッチャーには厳しい山口先生が認めた子ですから、なかなかのレベルです。

 で、個人レッスンが一段落ついたところで、「『バッテリー』チームで試合をしたいんですが、相手してくれる学校はありませんか?」と再びの依頼。
 これは、こういったイベントごとが大好きな(?)、神奈川・生麦中の新庄先生にお願いしました。見に行けませんでしたが、結構な真剣勝負だったとか。新庄先生からは「青波役の子がめちゃくちゃかわいい」という情報をもらいました(笑)。

 と、こんな経緯があったため、実際の仕上がりはどんなものなのか、非常に楽しみでした。林くん、めちゃくちゃ成長してました! 最初に見たときから、かなりの成長ぶりです。信じられない! 山口先生も「うまくなったよ!」と言っていましたが、納得です。
 豪役の山田くんもうまいですね。じつは神奈川の子なんですが、高校野球やらないのかな…。タレントの道?!
 青波はほんとに、めちゃくちゃかわいかったです。あんな子どもが欲しい(笑)。
 
 というわけで…、『バッテリー』の人気を受けて、中学野球がさらに盛り上がることを期待しています! 



2007年03月20日(火) ジャイロボールとホームラン

 「科学」をたっぷりと浴びてきました。
 『魔球の正体』でお馴染みの(?)姫野龍太郎さんにジャイロボールの原理、投げ方、そして『ホームランはなぜ打てるのか』の著者・湯浅景元さんにホームランの原理、打ち方を聞いてきました。

 いやいや、めちゃくちゃ面白かったです!
 典型的な文系の自分が、話についていけるかが一番心配でしたが、必至に食らいつきました。とくにジャイロボールは…。でも、思っていたよりも難しい話にならず、よ〜く理解できました(と思います)。

 取材の模様は、4月10日発売の『中学野球小僧』に掲載されます。どちらも「へぇ〜」と唸ってしまう内容が盛りだくさん。特に湯浅さんの話は、中学生に限らず、現役選手(草野球も含め)すべてに読んでいただきたいです! 話を聞きながら、「自分もホームラン打てるかも!」と思ってしまいましたから…(笑)。

 そんなわけで、『中学野球小僧』の取材・執筆が佳境です。週末は甲子園まで日藤戦を見に行きたいんですが、どうなることやら…。週末の天気もやや心配。
 



2007年03月10日(土) 初めての星稜中

 昨晩から石川へ。高校野球部某コーチのご自宅で、奥さんの手料理をいただいてきました。どうもありがとうございました!
 そこで、富山第一高校のコーチを務める黒田学くんと、2年ぶり(?)の再開。黒田くんは魚津高校から横浜国大に進み、大学卒業後に富山第一のコーチに就任しました。横浜国大時代に取材で知り合い、それからちょくちょくと野球の話をしています。いまは故郷に戻り、高校生を厳しく鍛え上げる日々。いつも、あと少しのところで甲子園を逃している富山第一。甲子園で待ってますよ!

 で、本日は朝から星稜中へ。
 3日前に降った大雪の影響でグラウンドコンディション不良。そのため、星稜高校の室内練習場を借りての練習となりました。いやいや、びっくりの施設でした。全面人工芝で、東京ドームと同じ芝だとか。2階にはウエイトルームまでありました。
 取材途中には、山下智茂総監督も登場。さすがのオーラが…。現在は星稜中、星稜高、星稜大学の総監督だそうです…。すごいですねぇ。

 星稜中監督の田中辰治先生はぼくと同じ歳の29歳。4、5年ほど前に初めて知り合ってから、同じ歳ということでずっと応援してきました。山本雅弘監督(現遊学館)のあとを継ぎ、星稜中の監督になってからはや7年。日本一を目指し続けるも、昨夏は北信越大会決勝で惜敗するなど、あと少しのところで苦しんでいます…。

 田中先生、現役時代は星稜中で夏の甲子園準優勝を遂げています。エース山本省吾(オリックス)が奮闘するも、白木や坂本擁する帝京に敗れた年です。田中先生はマネージャー兼サードコーチャーとしてベンチ入り。『甲子園の星』に取り上げられるなど、注目されていました。といっても、ぼくは覚えていません(笑)。

 練習はさすがの雰囲気でした。声が非常によく出ていて、あいさつや礼儀もしっかりとしている。個々の能力の高さにも驚かされました。昨秋は県大会ベスト8で敗戦しましたが、春夏の戦いぶりが楽しみです。
 
 取材のもようは、3月27日発売の『ヒットエンドラン』に掲載されます。ティーバッティング中に、ガムテープで口をふさぐなど、面白い練習をしていました! 女子マネージャー手作りのおにぎりもあり!(女子マネがいることが、何だか羨ましいですけど)






2007年03月08日(木) 来年の全中も16枠

 3月3日の日記に「全中の出場枠は24になる可能性が」と書きましたが、2007年の秋田全中も例年どおり16枠で行われることが正式に決まりました。残念!
 関係者からは「今年こそは24枠になる」と聞くことが多いんですが…。
 08年の長野、09年の沖縄では、24枠に増えるのかどうか。明らかに、16枠というのは狭き門ですよね…。

 



2007年03月06日(火) 印象に残る言葉

 今日は多賀城市立高崎中学校(宮城)へ。スコアブックの書き方・生かし方を、顧問の相原先生に取材してきました。
 取材中、「野球に対する心構えとして、子どもにこんな資料を渡しています」と、A4、4枚の資料をもらいました。これが、野球だけでなく、人生にも通じる言葉がたくさんつまっていて、ドキリの連続。「しっかりと生きなければ…」と、思ったほどでした。
 
 印象に残った言葉を挙げると、

●「ほんのちょっとでいいから」が命取り
「ほんのちょっとだけ休みたい」「ほんのちょっとだけ遊びたい」「ほんのちょっとだけ眠りたい」 その“ほんのちょっと”でダメになった者は数えきれない。その“ほんのちょっと”で負けていったチームも数えきれない。

●「できない」のと「やろうとしない」のはまったく違う
「できない」と思った瞬間に進歩は止まる。つまり「やろうとしない」から「できない」のである。

●理屈より体験
「試合」とは「試し合い」なのである。「試し合い」に「何を試すのか」がなければ体験とならない。

●「やめたい」と思っているときが本当に成長しているとき
部活が楽しいときはまだまだ遊んでいる時期。本気で取り組んでいるときは、必ず壁に突き当たり、挫折するはず。

●努力することは大切だ。しかし、努力した自分の姿に感動しているだけではむなしさが残る
「一生懸命やったからいいさ」と負けた試合のあとに言われれば、その瞬間は気が楽になる。しかし、負けた試合はもう戻ってこない。


 などなど、ほかにも印象に残る言葉がたくさんありました。中学生のうちから、こんな素晴らしい言葉と出会えるなんて羨ましいです!



2007年03月03日(土) コスモスカップ

 今日は千葉の印西市で行われた、「第3回コスモスカップ」に行ってきました。木刈中(千葉)の佐々木康弘先生、船穂中(千葉)の佐野真人先生が立ち上げた大会です。毎年11月に開催されている御殿場交歓会に触発されたとか。

 コスモスカップは年々規模が大きくなっています。第1回大会(雪で中心)は18チーム、昨年の第2回大会は24チーム、そして今年は一気に38チーム! 大会関係者によれば、「宿泊やグラウンドの関係等考えて、50チームくらいまでは大丈夫です」とのこと。まだまだ増えていきそうです!

 大会初日、結縁寺球場に強豪が集結していました。秋の関東大会優勝・木刈中、秋の東京大会優勝・足立九中、秋の茨城大会優勝・結城南中、昨夏栃木大会3位の本郷中という豪華な顔ぶれ。
 この中で初めて見たのが結城南中でしたが、さすがに能力が高い。試合で投げた二人のピッチャーが、ともに斎藤佑樹(早大)のそっくりさんのような投げ方だったのが気になりましたが…。二人とも、いい腕の振りをしていました。
 結城南中は7月に行われる全日本少年軟式野球大会の関東予選に出場予定です。ここを勝ち抜けば、8月の横浜スタジアムへ!

 なお、今年の中学全国大会日程は、
◆全日本少年 8月13日〜16日(横浜スタジアム)
◆全中    8月19日〜22日(秋田県)
 いやぁ、今年も重ならなくてよかったです。今年から単独チームによる、ダブル出場は禁止になったもようであります。全中の出場枠は「24」にほぼ決まったとの情報が数日前に入ってきましたが、どうなんでしょうか。おそらく、3月27日発売の『ヒットエンドラン』に詳細が掲載されると思います。



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